JP5458603B2 - 電子部品 - Google Patents
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本発明のその他の形態に係る電子部品は、複数の絶縁体層が積層されてなる直方体状の積層体と、前記積層体の第1の側面に設けられている第1の外部電極と、前記第1の側面に対向する前記積層体の第2の側面に設けられている第2の外部電極と、前記積層体に内蔵され、かつ、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との間を延在するコイル軸を有する螺旋状のコイルであって、該コイル軸上において、該第1の外部電極と該第2の外部電極との中点から該第1の外部電極及び該第2の外部電極に近づいていくにしたがって、コイル径が小さくなる形状を有しているコイルと、を備えており、前記コイルは、前記コイル軸よりも積層方向の上側に設けられている複数の第1の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第1の端部及び第2の端部を有する複数の第1の帯状導体と、前記コイル軸よりも積層方向の下側に設けられている複数の第2の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第3の端部及び第4の端部を有する複数の第2の帯状導体と、積層方向に延在している第1のビアホール導体及び第2のビアホール導体と、を含み、前記複数の第1の帯状導体は、隣り合っている2つの前記第2の帯状導体の内の一方の前記第2の帯状導体の前記第3の端部と前記第1の端部において重なっていると共に、他方の前記第2の帯状導体の前記第4の端部と前記第2の端部において重なっており、前記第1のビアホール導体は、前記第1の端部と前記第3の端部とを接続し、前記第2のビアホール導体は、前記第2の端部と前記第4の端部とを接続しており、前記第1の側面及び前記第2の側面は、前記積層体において積層方向の両端に位置する上面及び下面以外の表面であり、前記第1の帯状導体は、積層方向から平面視したときに、前記第1の端部と前記第2の端部とを結ぶ辺に沿って前記第2の帯状導体と重なっていること、を特徴とする。
以下に、本発明の一実施形態に係る電子部品の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子部品10の外観斜視図である。図2(a)は、図1の電子部品10をx軸方向から透視した図である。図2(b)は、図1の電子部品10をy軸方向から透視した図である。図2(c)は、図1の電子部品10をz軸方向から透視した図である。図3は、電子部品10の積層体12の分解図である。図1ないし図3において、z軸方向は、積層方向を示す。また、x軸方向は、積層体12の長辺方向であり、y軸方向は、積層方向の短辺方向である。x軸方向、y軸方向及びz軸方向は互いに直交している。また、x軸方向、y軸方向及びz軸方向の正方向及び負方向は、積層体12の中心を基準とする。
以下に、電子部品10の製造方法について図1及び図3を参照しながら説明する。
電子部品10によれば、以下に説明するように、コイルLと外部電極14a,14bとの間に発生する浮遊容量を低減することができる。より詳細には、図5に示した従来の電子部品110では、コイルLは、コイルLの中央部から両端部に向かって徐々にコイル径が小さくなっていく形状を有している。これにより、例えば、コイル径が一定であるコイルに比べて、折り返し部215a,215bとコイルLと距離が大きくなる。その結果、折り返し部215a,215bとコイルLとの間に発生する浮遊容量が低減される。
L コイル
b1〜b12 ビアホール導体
t1〜t4 端部
10 電子部品
12 積層体
13a〜13s 磁性体層
14a,14b 外部電極
16a〜16m 内部導体
54a,54b 電極本体
55a,55b 折り返し部
Claims (4)
- 複数の絶縁体層が積層されてなる直方体状の積層体と、
前記積層体の第1の側面に設けられている第1の外部電極と、
前記第1の側面に対向する前記積層体の第2の側面に設けられている第2の外部電極と、
前記積層体に内蔵され、かつ、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との間を延在するコイル軸を有する螺旋状のコイルであって、該コイル軸上において、該第1の外部電極と該第2の外部電極との中点から該第1の外部電極及び該第2の外部電極に近づいていくにしたがって、コイル径が小さくなる形状を有しているコイルと、
を備えており、
前記コイルは、
前記コイル軸よりも積層方向の上側に設けられている複数の第1の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第1の端部及び第2の端部を有する複数の第1の帯状導体と、
前記コイル軸よりも積層方向の下側に設けられている複数の第2の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第3の端部及び第4の端部を有する複数の第2の帯状導体と、
積層方向に延在している第1のビアホール導体及び第2のビアホール導体と、
を含み、
前記複数の第1の帯状導体は、隣り合っている2つの前記第2の帯状導体の内の一方の前記第2の帯状導体の前記第3の端部と前記第1の端部において重なっていると共に、他方の前記第2の帯状導体の前記第4の端部と前記第2の端部において重なっており、
前記第1のビアホール導体は、前記第1の端部と前記第3の端部とを接続し、
前記第2のビアホール導体は、前記第2の端部と前記第4の端部とを接続しており、
前記第1の側面及び前記第2の側面は、前記積層体において積層方向の両端に位置する上面及び下面以外の表面であり、
前記複数の第1の帯状導体のコイル軸が延在している方向の幅及び前記複数の第2の帯状導体のコイル軸が延在している方向の幅は、コイル軸が延在している方向の両端に行くにしたがって細くなっていること、
を特徴とする電子部品。 - 複数の絶縁体層が積層されてなる直方体状の積層体と、
前記積層体の第1の側面に設けられている第1の外部電極と、
前記第1の側面に対向する前記積層体の第2の側面に設けられている第2の外部電極と、
前記積層体に内蔵され、かつ、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との間を延在するコイル軸を有する螺旋状のコイルであって、該コイル軸上において、該第1の外部電極と該第2の外部電極との中点から該第1の外部電極及び該第2の外部電極に近づいていくにしたがって、コイル径が小さくなる形状を有しているコイルと、
を備えており、
前記コイルは、
前記コイル軸よりも積層方向の上側に設けられている複数の第1の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第1の端部及び第2の端部を有する複数の第1の帯状導体と、
前記コイル軸よりも積層方向の下側に設けられている複数の第2の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第3の端部及び第4の端部を有する複数の第2の帯状導体と、
積層方向に延在している第1のビアホール導体及び第2のビアホール導体と、
を含み、
前記複数の第1の帯状導体は、隣り合っている2つの前記第2の帯状導体の内の一方の前記第2の帯状導体の前記第3の端部と前記第1の端部において重なっていると共に、他方の前記第2の帯状導体の前記第4の端部と前記第2の端部において重なっており、
前記第1のビアホール導体は、前記第1の端部と前記第3の端部とを接続し、
前記第2のビアホール導体は、前記第2の端部と前記第4の端部とを接続しており、
前記第1の側面及び前記第2の側面は、前記積層体において積層方向の両端に位置する上面及び下面以外の表面であり、
前記第1の帯状導体は、積層方向から平面視したときに、前記第1の端部と前記第2の端部とを結ぶ辺に沿って前記第2の帯状導体と重なっていること、
を特徴とする電子部品。 - 前記第1の外部電極は、
前記第1の側面を覆っている第1の電極本体部と、
前記第1の側面に隣接している前記積層体の側面、前記上面及び前記下面の一部を覆うように設けられている第1の折り返し部と、
を含み、
前記第2の外部電極は、
前記第2の側面を覆っている第2の電極本体部と、
前記第2の側面に隣接している前記積層体の側面、前記上面及び前記下面の一部を覆うように設けられている第2の折り返し部と、
を含んでいること、
を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電子部品。 - 前記第1の帯状導体の前記第1の端部と前記第2の端部との間の長さは、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との中点から該第1の外部電極及び該第2の外部電極に近づいていくにしたがって、短くなっており、
前記第2の帯状導体の前記第3の端部と前記第4の端部との間の長さは、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との中点から該第1の外部電極及び該第2の外部電極に近づいていくにしたがって、短くなっていること、
を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子部品。
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JP2009046181A JP5458603B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 電子部品 |
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JP2009046181A JP5458603B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | 電子部品 |
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