JP5458603B2 - 電子部品 - Google Patents

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本発明は、電子部品に関し、より特定的には、コイルを含む電子部品に関する。
従来の電子部品として、例えば、特許文献1に記載の電子部品が知られている。以下に、該電子部品について図面を参照しながら説明する。図5(a)は、特許文献1に記載の電子部品110を積層方向に垂直な方向から透視した図であり、図5(b)は、電子部品110を積層方向から透視した図である。図5において、積層方向をz軸方向と定義し、z軸方向に直交する方向をそれぞれx軸方向及びy軸方向と定義する。x軸方向及びy軸方向は、互いに直交しており、電子部品110の辺に沿った方向である。
電子部品110は、図5に示すように、積層体112、外部電極114(114a,114b)及びコイルLを備えている。積層体112は、直方体状をなしており、複数の磁性体層がz軸方向に積層されることにより構成されている。外部電極114a,114bは、積層体112のz軸方向の両端に位置する上面及び下面を覆うように設けられている。また、外部電極114a、114bは、図5(a)に示すように、上面及び下面から側面へと一部折り返されている。以下では、外部電極114a,114bにおいて、上面及び下面を覆う部分を電極本体214a,214bと呼び、側面に折り返された部分を折り返し部215a,215bと呼ぶ。
コイルLは、積層体112に内蔵されており、z軸方向と平行なコイル軸C110を有している。コイルLは、図5(a)に示すように、螺旋状をなしており、コイル導体118(118a〜118j)及びビアホール導体B1〜B11により構成されている。コイル導体118は、積層体112を構成している磁性体層上に設けられている線状導体である。ビアホール導体B2〜B10は、z軸方向に隣り合うコイル導体118同士を接続している。また、ビアホール導体B1,B11はそれぞれ、コイルLの両端に設けられ、外部電極114a,114bに接続されている。
以上のように構成された電子部品110では、外部電極114とコイルLとの間の浮遊容量を低減するために、以下に説明する構造を有している。より詳細には、コイルLは、コイルLの中央部から両端部に向かって徐々にコイル径が小さくなっていく形状を有している。すなわち、図5(a)において、コイル導体118eからコイル導体118aへといくにしたがって、コイル導体118のx軸方向の寸法が小さくなっている。同様に、コイル導体118fからコイル導体118jへといくにしたがって、コイル導体118のx軸方向の寸法が小さくなっている。
コイルLが上記のような構造を有することにより、例えば、コイル径が一定であるコイルに比べて、折り返し部215a,215bとコイルLと距離が大きくなる。その結果、折り返し部215a,215bとコイルLとの間に発生する浮遊容量が低減される。
しかしながら、電子部品110は、以下に説明するように、電極本体214a,214bとコイルLとの間の浮遊容量が大きくなってしまうという問題を有する。より詳細には、コイルLは、コイル径が変化しているので、図5(b)に示すように、コイル導体118は、z軸方向から平面視したときに、互いに重なることなく渦巻状をなしている。そのため、コイルLは、コイル径が一定であるコイルに比べて、電極本体214a,214bに対して大きな面積で対向する。更には、電子部品110では、コイル軸C110と平行なz軸方向に積層されている磁性体層上にコイル導体118が設けられている。そのため、コイル導体118が主面において電極本体214a,214bと対向するので、コイル導体118が電極本体214a,214bと対向する面積は、より大きくなってしまう。以上のように、電子部品110では、折り返し部215a,215bとコイルLとの間に発生する浮遊容量を低減できる代わりに、電極本体214a,214bとコイルLとの間に発生する浮遊容量が増大してしまうという問題があった。
特開2006−339617号公報
そこで、本発明の目的は、コイルと外部電極との間に発生する浮遊容量を低減できる電子部品を提供することである。
本発明の一形態に係る電子部品は、複数の絶縁体層が積層されてなる直方体状の積層体と、前記積層体の第1の側面に設けられている第1の外部電極と、前記第1の側面に対向する前記積層体の第2の側面に設けられている第2の外部電極と、前記積層体に内蔵され、かつ、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との間を延在するコイル軸を有する螺旋状のコイルであって、該コイル軸上において、該第1の外部電極と該第2の外部電極との中点から該第1の外部電極及び該第2の外部電極に近づいていくにしたがって、コイル径が小さくなる形状を有しているコイルと、を備えており、前記コイルは、前記コイル軸よりも積層方向の上側に設けられている複数の第1の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第1の端部及び第2の端部を有する複数の第1の帯状導体と、前記コイル軸よりも積層方向の下側に設けられている複数の第2の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第3の端部及び第4の端部を有する複数の第2の帯状導体と、積層方向に延在している第1のビアホール導体及び第2のビアホール導体と、を含み、前記複数の第1の帯状導体は、隣り合っている2つの前記第2の帯状導体の内の一方の前記第2の帯状導体の前記第3の端部と前記第1の端部において重なっていると共に、他方の前記第2の帯状導体の前記第4の端部と前記第2の端部において重なっており、前記第1のビアホール導体は、前記第1の端部と前記第3の端部とを接続し、前記第2のビアホール導体は、前記第2の端部と前記第4の端部とを接続しており、前記第1の側面及び前記第2の側面は、前記積層体において積層方向の両端に位置する上面及び下面以外の表面であり、前記複数の第1の帯状導体のコイル軸が延在している方向の幅及び前記複数の第2の帯状導体のコイル軸が延在している方向の幅は、コイル軸が延在している方向の両端に行くにしたがって細くなっていること、を特徴とする。
本発明のその他の形態に係る電子部品は、複数の絶縁体層が積層されてなる直方体状の積層体と、前記積層体の第1の側面に設けられている第1の外部電極と、前記第1の側面に対向する前記積層体の第2の側面に設けられている第2の外部電極と、前記積層体に内蔵され、かつ、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との間を延在するコイル軸を有する螺旋状のコイルであって、該コイル軸上において、該第1の外部電極と該第2の外部電極との中点から該第1の外部電極及び該第2の外部電極に近づいていくにしたがって、コイル径が小さくなる形状を有しているコイルと、を備えており、前記コイルは、前記コイル軸よりも積層方向の上側に設けられている複数の第1の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第1の端部及び第2の端部を有する複数の第1の帯状導体と、前記コイル軸よりも積層方向の下側に設けられている複数の第2の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第3の端部及び第4の端部を有する複数の第2の帯状導体と、積層方向に延在している第1のビアホール導体及び第2のビアホール導体と、を含み、前記複数の第1の帯状導体は、隣り合っている2つの前記第2の帯状導体の内の一方の前記第2の帯状導体の前記第3の端部と前記第1の端部において重なっていると共に、他方の前記第2の帯状導体の前記第4の端部と前記第2の端部において重なっており、前記第1のビアホール導体は、前記第1の端部と前記第3の端部とを接続し、前記第2のビアホール導体は、前記第2の端部と前記第4の端部とを接続しており、前記第1の側面及び前記第2の側面は、前記積層体において積層方向の両端に位置する上面及び下面以外の表面であり、前記第1の帯状導体は、積層方向から平面視したときに、前記第1の端部と前記第2の端部とを結ぶ辺に沿って前記第2の帯状導体と重なっていること、を特徴とする。
本発明によれば、コイルと外部電極との間に発生する浮遊容量を低減することができる。
本発明の一形態に係る電子部品の外観斜視図である。 図2(a)は、図1の電子部品をx軸方向から透視した図である。図2(b)は、図1の電子部品をy軸方向から透視した図である。図2(c)は、図1の電子部品をz軸方向から透視した図である。 図1の電子部品の積層体の分解図である。 シミュレーション結果を示したグラフである。 図5(a)は、特許文献1に記載の電子部品を積層方向に垂直な方向から透視した図であり、図5(b)は、該電子部品を積層方向から透視した図である。
以下に本発明の一実施形態に係る電子部品について説明する。
(電子部品の構成)
以下に、本発明の一実施形態に係る電子部品の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子部品10の外観斜視図である。図2(a)は、図1の電子部品10をx軸方向から透視した図である。図2(b)は、図1の電子部品10をy軸方向から透視した図である。図2(c)は、図1の電子部品10をz軸方向から透視した図である。図3は、電子部品10の積層体12の分解図である。図1ないし図3において、z軸方向は、積層方向を示す。また、x軸方向は、積層体12の長辺方向であり、y軸方向は、積層方向の短辺方向である。x軸方向、y軸方向及びz軸方向は互いに直交している。また、x軸方向、y軸方向及びz軸方向の正方向及び負方向は、積層体12の中心を基準とする。
電子部品10は、図1に示すように、積層体12、外部電極14(14a,14b)及びコイルLを備えている。積層体12は、直方体状をなしており、コイルLを内蔵している。積層体12において、z軸方向の正方向側に位置する表面を上面、z軸方向の負方向側に位置する表面を下面と定義する。また、積層体12において、上面及び下面以外の表面を側面と定義する。
外部電極14aは、図1及び図2に示すように、積層体12のx軸方向の負方向側の側面に設けられており、電極本体54a及び折り返し部55aからなっている。電極本体54aは、外部電極14aにおいて、積層体12のx軸方向の負方向側の側面を覆っている部分である。折り返し部55aは、外部電極14aにおいて、電極本体54aから折り返されている部分である。より具体的には、折り返し部55aは、積層体12のx軸方向の負方向側の側面に隣接している側面(y軸方向の両端の側面)、並びに、上面及び下面の一部を覆っている部分である。
外部電極14bは、外部電極14aが設けられている側面に対向する側面に設けられている。より詳細には、外部電極14bは、図1及び図2に示すように、積層体12のx軸方向の正方向側の側面に設けられており、電極本体54b(図1には図示せず)及び折り返し部55bからなっている。電極本体54bは、外部電極14bにおいて、積層体12のx軸方向の正方向側の側面を覆っている部分である。折り返し部55bは、外部電極14bにおいて、電極本体54bから折り返されている部分である。より具体的には、折り返し部55bは、積層体12のx軸方向の正方向側の側面に隣接している側面(y軸方向の両端の側面)、並びに、上面及び下面の一部を覆っている部分である。
積層体12は、図3に示すように、磁性体層13(13a〜13s)がz軸方向の正方向側からこの順に積層されることにより構成されている。磁性体層13は、図3に示すように、長方形状をなしており、磁性体材料(例えば、Ni−Cu−Znフェライト)により作製されている。
コイルLは、図2及び図3に示すように、内部導体16(16a〜16m)及びビアホール導体b(b1〜b12)により構成されており、コイル軸C10を有している。コイル軸C10は、図2(a)及び図2(c)に示すように、外部電極14a,14b間を延在しており、より詳細には、コイル軸C10は、積層体12の中心を通過し、x軸方向に延在している。そして、コイルLは、図2に示すように、コイル軸C10において、外部電極14aと外部電極14bとの中点(以下、外部電極14a,14bの中点と称す)から外部電極14a及び外部電極14bに近づいていくにしたがって、コイル径が小さくなる形状を有している。すなわち、コイルLは、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点からx軸方向の正方向側及び負方向側にいくにしたがって、z軸方向及びy軸方向の寸法が小さくなる形状を有している。
内部導体16c,16e,16g,16i,16kはそれぞれ、図2(b)に示すように、コイル軸C10よりもz軸方向の正方向側に設けられている帯状導体であり、この順にx軸方向に沿って並んでいると共に、コイル軸C10を挟むように位置する端部t1,t2を有している(図3参照)。より詳細には、内部導体16c,16e,16g,16i,16kは、z軸方向から平面視したときに、図2(c)に示すように、コイル軸C10を跨ぐようにy軸方向に延在している互いに平行な線状導体であり、長方形状をなしている。そして、端部t1,t2はそれぞれ、コイル軸C10よりもy軸方向の正方向側及び負方向側に位置している。なお、図3では、図面が煩雑になることを防止するために、端部t1,t2は、内部導体16gについてのみ記載した。
また、内部導体16c,16e,16g,16i,16kは、図2(c)及び図3に示すように、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点から外部電極14a,14bに近づいていくにしたがって、y軸方向の長さが短くなっている。具体的には、内部導体16gの長さが最も長く、次に、内部導体16e,16iの長さが長く、内部導体16c,16kの長さが最も短い。
更に、内部導体16c,16e,16g,16i,16kは、図2(b)及び図3に示すように、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点から外部電極14a,14bに近づいていくにしたがって、z軸方向においてコイル軸C10に近づくように配置されている。具体的には、コイル軸C10は、磁性体層13j上を通過している。そして、内部導体16gは、磁性体層13d上に設けられている。内部導体16e,16iは、磁性体層13f上に設けられている。内部導体16c,16kは、磁性体層13h上に設けられている。
内部導体16b,16d,16f,16h,16j,16lはそれぞれ、図2(b)及び図3に示すように、コイル軸C10よりもz軸方向の負方向側に設けられている帯状導体であり、この順にx軸方向に沿って並んでいると共に、コイル軸C10を挟むように位置する端部t3,t4を有している(図3参照)。より詳細には、内部導体16b,16d,16f,16h,16j,16lは、z軸方向から平面視したときに、図2(c)に示すように、コイル軸C10を跨ぐようにy軸方向に延在している互いに平行な線状導体であり、長方形状をなしている。そして、端部t3,t4はそれぞれ、コイル軸C10よりもy軸方向の正方向側及び負方向側に位置している。なお、図3では、図面が煩雑になることを防止するために、端部t3,t4は、内部導体16f,16hについてのみ記載した。
また、内部導体16b,16d,16f,16h,16j,16lは、図2(c)及び図3に示すように、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点から外部電極14a,14bに近づいていくにしたがって、y軸方向の長さが短くなっている。具体的には、内部導体16f,16hの長さが最も長く、次に、内部導体16d,16jの長さが長く、内部導体16b,16lの長さが最も短い。
更に、内部導体16b,16d,16f,16h,16j,16lは、図2(b)及び図3に示すように、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点から外部電極14a,14bに近づいていくにしたがって、z軸方向においてコイル軸C10に近づくように配置されている。具体的には、内部導体16f,16hは、磁性体層13p上に設けられている。内部導体16d,16jは、磁性体層13n上に設けられている。内部導体16b,16lは、磁性体層13l上に設けられている。
ここで、内部導体16c,16e,16g,16i,16kは、図2及び図3に示すように、x軸方向に隣り合っている2つの内部導体16b,16d,16f,16h,16j,16lの内の一方の内部導体16b,16d,16f,16h,16j,16lの端部t3と端部t1において重なっていると共に、他方の内部導体16b,16d,16f,16h,16j,16lの端部t4と端部t2において重なっている。以下に、内部導体16g,16f,16hを例にとって説明する。内部導体16f,16hは、図3に示すように、x軸方向に並んでいる。そして、内部導体16gは、内部導体16f,16h間に設けられている。内部導体16gの端部t1は、内部導体16fの端部t3と重なっている。また、内部導体16gの端部t2は、内部導体16hの端部t4と重なっている。なお、図2(c)に示すように、電子部品10では、内部導体16gは、端部t1〜t4のみならず、2つの長辺に沿って、内部導体16f,16hと重なっている。
ビアホール導体b2〜b11は、図2(b)に示すように、z軸方向に延在しており、内部導体16同士を接続している。具体的には、図3に示すように、ビアホール導体b2は、磁性体層13h〜13kをz軸方向に貫通しており、内部導体16cの端部t1と内部導体16bの端部t3とを接続している。ビアホール導体b3は、磁性体層13h〜13mをz軸方向に貫通しており、内部導体16cの端部t2と内部導体16dの端部t4とを接続している。ビアホール導体b4は、磁性体層13f〜13mをz軸方向に貫通しており、内部導体16eの端部t1と内部導体16dの端部t3とを接続している。ビアホール導体b5は、磁性体層13f〜13oをz軸方向に貫通しており、内部導体16eの端部t2と内部導体16fの端部t4とを接続している。ビアホール導体b6は、磁性体層13d〜13oをz軸方向に貫通しており、内部導体16gの端部t1と内部導体16fの端部t3とを接続している。ビアホール導体b7は、磁性体層13d〜13oをz軸方向に貫通しており、内部導体16gの端部t2と内部導体16hの端部t4とを接続している。ビアホール導体b8は、磁性体層13f〜13oをz軸方向に貫通しており、内部導体16iの端部t1と内部導体16hの端部t3とを接続している。ビアホール導体b9は、磁性体層13f〜13mをz軸方向に貫通しており、内部導体16iの端部t2と内部導体16jの端部t4とを接続している。ビアホール導体b10は、磁性体層13h〜13mをz軸方向に貫通しており、内部導体16kの端部t1と内部導体16jの端部t3とを接続している。ビアホール導体b11は、磁性体層13h〜13kをz軸方向に貫通しており、内部導体16kの端部t2と内部導体16lの端部t4とを接続している。
また、ビアホール導体b2〜b11は、図2(b)に示すように、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点から外部電極14a,14bに近づいていくにしたがって、z軸方向の長さが短くなっている。これは、内部導体16b〜16lが、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点から外部電極14a,14bに近づいていくにしたがって、z軸方向においてコイル軸C10に近づくように配置されているためである。
更に、ビアホール導体b2〜b11は、図2(c)に示すように、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点から外部電極14a,14bに近づいていくにしたがって、y軸方向においてコイル軸C10に近づくように配置されている。これは、内部導体16b〜16lが、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点から外部電極14a,14bに近づいていくにしたがって、y軸方向の長さが短くなっているためである。
内部導体16aは、磁性体層13j上に設けられ、積層体12のx軸方向の負方向側の側面に引き出されることにより、外部電極14aと接続されている。また、内部導体16mは、磁性体層13j上に設けられ、積層体12のx軸方向の正方向側の側面に引き出されることにより、外部電極14bと接続されている。
ビアホール導体b1は、磁性体層13j,13kをz軸方向に貫通しており、内部導体16aと内部導体16bとを接続している。また、ビアホール導体b12は、磁性体層13j,13kをz軸方向に貫通しており、内部導体16lと内部導体16mとを接続している。
以上のように、電子部品10では、図2(b)に示すように、z軸方向から平面視したときに、コイル軸C10よりもz軸方向の負方向側に設けられている内部導体16(16b、16d,16f,16h,16j,16l)と、コイル軸C10よりもz軸方向の正方向側に設けられている内部導体16(16c,16e,16g,16i,16k)とが、x軸方向に交互に並んでいる。そして、コイル軸C10よりもz軸方向の正方向側に設けられている内部導体16の端部t1は、x軸方向の負方向側に隣り合っている内部導体16であって、コイル軸C10よりもz軸方向の負方向側に設けられている内部導体16の端部t3とビアホール導体b(b3,b5,b7,b9)により接続されている。また、コイル軸C10よりもz軸方向の正方向側に設けられている内部導体16の端部t2は、x軸方向の正方向側に隣り合っている内部導体16であって、コイル軸C10よりもz軸方向の負方向側に設けられている内部導体16の端部t4とビアホール導体b(b2,b4,b6,b8,b10)により接続されている。これにより、コイルLは、z軸方向に直交する方向のコイル軸C10を有するようになり、所謂横巻きコイルを構成するようになる。
更に、内部導体16は、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点から外部電極14a,14bに近づいていくにしたがって、y軸方向の長さが短くなっている。また、ビアホール導体bは、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点から外部電極14a,14bに近づいていくにしたがって、z軸方向の長さが短くなっている。これにより、コイルLは、図2に示すように、コイル軸C10において、外部電極14a,14bの中点から外部電極14a及び外部電極14bに近づいていくにしたがって、コイル径が小さくなる形状を有するようになる。
(電子部品の製造方法)
以下に、電子部品10の製造方法について図1及び図3を参照しながら説明する。
まず、磁性体層13となるべきセラミックグリーンシートを準備する。具体的には、酸化第二鉄(Fe23)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ニッケル(NiO)及び酸化銅(CuO)を所定の比率で秤量したそれぞれの材料を原材料としてボールミルに投入し、湿式調合を行う。得られた混合物を乾燥してから粉砕し、得られた粉末を800℃で1時間仮焼する。得られた仮焼粉末をボールミルにて湿式粉砕した後、乾燥してから解砕して、フェライトセラミック粉末を得る。
このフェライトセラミック粉末に対して結合剤(酢酸ビニル、水溶性アクリル等)と可塑剤、湿潤材、分散剤を加えてボールミルで混合を行い、その後、減圧により脱泡を行う。得られたセラミックスラリーをドクターブレード法により、キャリアシート上にシート状に形成して乾燥させ、磁性体層13となるべきセラミックグリーンシートを作製する。該セラミックグリーンシートは、例えば、350程度の透磁率を有している。
次に、磁性体層13d〜13oとなるべきセラミックグリーンシートのそれぞれに、ビアホール導体bを形成する。具体的には、磁性体層13d〜13oとなるべきセラミックグリーンシートにレーザビームを照射してビアホールを形成する。次に、このビアホールに対して、Ag,Pd,Cu,Auやこれらの合金などの導電性ペーストを印刷塗布などの方法により充填する。ビアホール導体bは、例えば、直径が30μmとなるように作製される。
次に、磁性体層13d、13f,13h,13j,13l,13n,13pとなるべきセラミックグリーンシート上に、Ag,Pd,Cu,Auやこれらの合金などを主成分とする導電性ペーストをスクリーン印刷法やフォトリソグラフィ法などの方法で塗布することにより、内部導体16a〜16mを形成する。内部導体16は、例えば、焼成後において、厚みが15μmとなり、線幅が80μmとなるように形成される。なお、内部導体16a〜16mを形成する工程とビアホールに対して導電性ペーストを充填する工程とは、同じ工程において行われてもよい。
次に、各セラミックグリーンシートを積層する。具体的には、磁性体層13sとなるべきセラミックグリーンシートを配置する。次に、磁性体層13sとなるべきセラミックグリーンシート上に磁性体層13rなるべきセラミックグリーンシートを配置する。この後、磁性体層13rとなるべきセラミックグリーンシートを磁性体層13sに対して圧着する。圧着条件は、100トン〜120トンの圧力及び3秒間から30秒間程度の時間である。この後、磁性体層13q,13p,13o,13n,13m,13l,13k,13j,13i,13h,13g,13f,13e,13d,13c,13b,13aとなるべきセラミックグリーンシートについても同様にこの順番に積層及び圧着する。以上の工程により、マザー積層体が形成される。このマザー積層体には、静水圧プレスなどにより本圧着が施される。
次に、マザー積層体をカット刃により所定寸法(1.0mm×0.5mm×0.5mm)の積層体12にカットする。これにより未焼成の積層体12が得られる。この未焼成の積層体12には、脱バインダー処理及び焼成がなされる。脱バインダー処理は、例えば、低酸素雰囲気中において500℃で2時間の条件で行う。焼成は、例えば、800℃〜900℃で2.5時間の条件で行う。
以上の工程により、焼成された積層体12が得られる。積層体12には、バレル加工が施されて、面取りが行われる。その後、積層体12の表面には、例えば、浸漬法等の方法により主成分が銀である電極ペーストが塗布及び焼き付けされることにより、外部電極14a,14bとなるべき銀電極が形成される。銀電極の焼き付けは、800℃で60分間行われる。
最後に、銀電極の表面に、Niめっき/Snめっきを施すことにより、外部電極14a,14bを形成する。以上の工程を経て、図1に示すような電子部品10が完成する。
(効果)
電子部品10によれば、以下に説明するように、コイルLと外部電極14a,14bとの間に発生する浮遊容量を低減することができる。より詳細には、図5に示した従来の電子部品110では、コイルLは、コイルLの中央部から両端部に向かって徐々にコイル径が小さくなっていく形状を有している。これにより、例えば、コイル径が一定であるコイルに比べて、折り返し部215a,215bとコイルLと距離が大きくなる。その結果、折り返し部215a,215bとコイルLとの間に発生する浮遊容量が低減される。
しかしながら、電子部品110は、以下に説明するように、電極本体214a,214bとコイルLとの間の浮遊容量が大きくなってしまうという問題を有する。より詳細には、図5(b)に示すように、コイル導体118は、z軸方向から平面視したときに、互いに重なることなく渦巻状をなしている。そのため、コイルLは、コイル径が一定であるコイルに比べて、電極本体214a,214bに対して大きな面積で対向する。更には、電子部品110では、xy平面内に広がる磁性体層上にコイル導体118が設けられている。そのため、電極本体214a,214bは、コイル導体118の主面と対向してしまう。その結果、電子部品110は、電極本体214a,214bとコイルLとの間に発生する浮遊容量が増大してしまうという問題を有していた。
そこで、電子部品10では、積層体12が、所謂横巻き構造のコイルLを内蔵し、かつ、コイルLのコイル軸と交差するように外部電極14a,14bが設けられている。具体的には、コイルLのコイル軸C10は、z軸方向(積層方向)に対して直交し、x軸方向と平行である。そして、外部電極14a,14bは、x軸方向の両端に位置する積層体12の側面に設けられている。そのため、図2(a)及び図2(b)に示すように、電極本体54a,54bは、内部導体16の側面及びビアホール導体bと対向するようになる。内部導体16の側面の幅(すなわち、内部導体16の厚み)は、図2及び図5に示すように、コイル導体118の主面の幅(すなわち、コイル導体118の線幅)に比べて狭い。更に、ビアホール導体bの幅は、図2及び図5に示すように、コイル導体118の主面の幅に比べて狭い。よって、図2及び図5からも明らかなように、電子部品10においてコイルLと電極本体54a,54bとが対向する部分の面積は、電子部品110においてコイルLと電極本体214a,214bとが対向する部分の面積よりも小さくなる。その結果、コイルLと電極本体54a,54bとの間に発生する浮遊容量が低減される。
なお、電子部品10では、コイルLが横巻き構造を有することにより、図2(b)及び図2(c)に示すように、折り返し部55a,55bは、内部導体16a,16b,16l,16mの主面と対向するようになる。一方、電子部品110では、折り返し部215a,215bは、ビアホール導体B1,B10と対向している。内部導体16の主面の幅は、ビアホール導体Bの幅よりも大きい。そのため、電子部品10においてコイルLと折り返し部55a,55bとが対向する部分の面積は、電子部品110においてコイルLと折り返し部215a,215bとが対向する部分の面積よりも大きくなる。その結果、コイルLと折り返し部55a,55bとの間に発生する浮遊容量が増加してしまう。
しかしながら、電子部品10では、以下に説明するように、コイルLと電極本体54a,54bとの間に発生する浮遊容量の減少量が、コイルLと折り返し部55a,55bとの間に発生する浮遊容量の増加量よりも大きい。より詳細には、電極本体54a,54bは、図2に示すように、z軸方向から平面視したときに、螺旋状をなした状態のコイルLと対向している。一方、折り返し部55a,55bは、内部導体16a,16m及び内部導体16b,16lの一部とだけ重なっている。よって、コイルLが電極本体54a,54bと対向している部分の長さは、コイルLが折り返し部55a,55bと対向している部分の長さよりも長い。そのため、コイルLが電極本体54a,54bと対向している部分の幅が狭くなることによって減少する面積は、コイルLが折り返し部55a,55bと対向している部分の幅が広くなることによって増加する面積よりも大きい。その結果、コイルLと電極本体54a,54bとの間に発生する浮遊容量の減少量が、コイルLと折り返し部55a,55bとの間に発生する浮遊容量の増加量よりも大きい。したがって、電子部品10は、コイルLと外部電極14a,14bとの間に発生する浮遊容量を低減することができる。
また、電子部品10では、図2に示すように、z軸方向から平面視したときに、内部導体16a〜16mの内、外部電極14a,14bと重なる領域に位置しているのは、内部導体16a,16b,16l,16mのみである。このように、外部電極14a,14bと重なる内部導体16を少なくすることにより、より効果的に、コイルLと外部電極14a,14bとの間に発生する浮遊容量を低減することができる。
ところで、本願発明者は、電子部品10が奏する作用効果をより明確なものとするために、以下に説明するコンピュータシミュレーションを行った。より詳細には、本願発明者は、図2に示す電子部品10のモデルM1を作製すると共に、図5に示す電子部品110のモデルM2を作製した。この際、内部導体16及びコイル導体118の線幅を80μmとし、厚みを15μmとした。また、ビアホール導体b,Bの直径を30μmとした。
以上のようなモデルM1,M2を用いて、周波数とインピーダンスとの関係を計算した。図4は、シミュレーション結果を示したグラフである。縦軸はインピーダンスを示し、横軸は周波数を示している。
図4に示すグラフによれば、モデルM2の共振周波数は、800MHz程度であるのに対して、モデルM1の共振周波数は、1GHz程度であることが分かる。共振周波数は、浮遊容量に反比例する。そのため、モデルM1の浮遊容量は、モデルM2の浮遊容量よりも小さいことが分かる。すなわち、電子部品10は、コイルLと外部電極14a,14bとの間に発生する浮遊容量を低減できていることが分かる。
本発明は、電子部品に有用であり、特に、コイルと外部電極との間に発生する浮遊容量を低減できる点において優れている。
C10 コイル軸
L コイル
b1〜b12 ビアホール導体
t1〜t4 端部
10 電子部品
12 積層体
13a〜13s 磁性体層
14a,14b 外部電極
16a〜16m 内部導体
54a,54b 電極本体
55a,55b 折り返し部

Claims (4)

  1. 複数の絶縁体層が積層されてなる直方体状の積層体と、
    前記積層体の第1の側面に設けられている第1の外部電極と、
    前記第1の側面に対向する前記積層体の第2の側面に設けられている第2の外部電極と、
    前記積層体に内蔵され、かつ、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との間を延在するコイル軸を有する螺旋状のコイルであって、該コイル軸上において、該第1の外部電極と該第2の外部電極との中点から該第1の外部電極及び該第2の外部電極に近づいていくにしたがって、コイル径が小さくなる形状を有しているコイルと、
    を備えており、
    前記コイルは、
    前記コイル軸よりも積層方向の上側に設けられている複数の第1の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第1の端部及び第2の端部を有する複数の第1の帯状導体と、
    前記コイル軸よりも積層方向の下側に設けられている複数の第2の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第3の端部及び第4の端部を有する複数の第2の帯状導体と、
    積層方向に延在している第1のビアホール導体及び第2のビアホール導体と、
    を含み、
    前記複数の第1の帯状導体は、隣り合っている2つの前記第2の帯状導体の内の一方の前記第2の帯状導体の前記第3の端部と前記第1の端部において重なっていると共に、他方の前記第2の帯状導体の前記第4の端部と前記第2の端部において重なっており、
    前記第1のビアホール導体は、前記第1の端部と前記第3の端部とを接続し、
    前記第2のビアホール導体は、前記第2の端部と前記第4の端部とを接続しており、
    前記第1の側面及び前記第2の側面は、前記積層体において積層方向の両端に位置する上面及び下面以外の表面であり、
    前記複数の第1の帯状導体のコイル軸が延在している方向の幅及び前記複数の第2の帯状導体のコイル軸が延在している方向の幅は、コイル軸が延在している方向の両端に行くにしたがって細くなっていること、
    を特徴とする電子部品。
  2. 複数の絶縁体層が積層されてなる直方体状の積層体と、
    前記積層体の第1の側面に設けられている第1の外部電極と、
    前記第1の側面に対向する前記積層体の第2の側面に設けられている第2の外部電極と、
    前記積層体に内蔵され、かつ、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との間を延在するコイル軸を有する螺旋状のコイルであって、該コイル軸上において、該第1の外部電極と該第2の外部電極との中点から該第1の外部電極及び該第2の外部電極に近づいていくにしたがって、コイル径が小さくなる形状を有しているコイルと、
    を備えており、
    前記コイルは、
    前記コイル軸よりも積層方向の上側に設けられている複数の第1の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第1の端部及び第2の端部を有する複数の第1の帯状導体と、
    前記コイル軸よりも積層方向の下側に設けられている複数の第2の帯状導体であって、積層方向から平面視したときに、該コイル軸に沿って並んでいると共に、該コイル軸を挟むように位置する第3の端部及び第4の端部を有する複数の第2の帯状導体と、
    積層方向に延在している第1のビアホール導体及び第2のビアホール導体と、
    を含み、
    前記複数の第1の帯状導体は、隣り合っている2つの前記第2の帯状導体の内の一方の前記第2の帯状導体の前記第3の端部と前記第1の端部において重なっていると共に、他方の前記第2の帯状導体の前記第4の端部と前記第2の端部において重なっており、
    前記第1のビアホール導体は、前記第1の端部と前記第3の端部とを接続し、
    前記第2のビアホール導体は、前記第2の端部と前記第4の端部とを接続しており、
    前記第1の側面及び前記第2の側面は、前記積層体において積層方向の両端に位置する上面及び下面以外の表面であり、
    前記第1の帯状導体は、積層方向から平面視したときに、前記第1の端部と前記第2の端部とを結ぶ辺に沿って前記第2の帯状導体と重なっていること、
    を特徴とする電子部品。
  3. 前記第1の外部電極は、
    前記第1の側面を覆っている第1の電極本体部と、
    前記第1の側面に隣接している前記積層体の側面、前記上面及び前記下面の一部を覆うように設けられている第1の折り返し部と、
    を含み、
    前記第2の外部電極は、
    前記第2の側面を覆っている第2の電極本体部と、
    前記第2の側面に隣接している前記積層体の側面、前記上面及び前記下面の一部を覆うように設けられている第2の折り返し部と、
    を含んでいること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電子部品。
  4. 前記第1の帯状導体の前記第1の端部と前記第2の端部との間の長さは、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との中点から該第1の外部電極及び該第2の外部電極に近づいていくにしたがって、短くなっており、
    前記第2の帯状導体の前記第3の端部と前記第4の端部との間の長さは、前記第1の外部電極と前記第2の外部電極との中点から該第1の外部電極及び該第2の外部電極に近づいていくにしたがって、短くなっていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電子部品。
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