JP2003017327A - 積層インダクタ - Google Patents

積層インダクタ

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JP2003017327A
JP2003017327A JP2001198200A JP2001198200A JP2003017327A JP 2003017327 A JP2003017327 A JP 2003017327A JP 2001198200 A JP2001198200 A JP 2001198200A JP 2001198200 A JP2001198200 A JP 2001198200A JP 2003017327 A JP2003017327 A JP 2003017327A
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winding
winding turn
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Hiroshi Masuno
宏 増野
Yasuo Suzuki
靖生 鈴木
Mikio Kitaoka
幹雄 北岡
Tatsuhiko Nawa
達彦 名和
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浮遊容量を低減でき、高い自己共振周波数が
得られる積層インダクタを提供すること 【解決手段】 セラミック材料の絶縁膜1と導体パター
ン2を適宜な順に積層し、当該内部に導体パターン2が
螺旋状に繋がったコイル20を内蔵するチップ本体3を
形成する。チップ本体3にはコイル軸に沿う対向2面
に、コイル20両端とそれぞれ接続する外部電極4,4
を設け、各外部電極4は隣接4面にも覆う形態に形成す
る。コイル20の巻きターン21〜25のうち、上面側
や底面側などの外側層で少なくとも最外巻きターン2
1,25の外形を小サイズにする。小サイズ外形なの
で、相対する外部電極との重畳を減らせる。巻きターン
21〜25全体の上下位置を底面側にズラすことによ
り、チップ本体3の上面側において、外部電極と最外巻
きターン21との間隔fを大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層インダクタに
関するもので、より具体的には、チップ本体内に導体パ
ターンが螺旋状に繋がったコイルを内蔵する積層インダ
クタの導体パターンの改良に関する。
【0002】
【発明の背景】周知のように、チップ部品と呼ばれる電
子部品は、面実装に使用するためリード端子を廃して小
片形状に小型化している。そして、その一つにインダク
タンス素子である積層インダクタがある。
【0003】積層インダクタは、例えば特開2000−
353620号公報等に示されており、図1に示すよう
に、絶縁膜1と導体パターン2を適宜な順に積層するこ
とで当該内部に導体パターン2が螺旋状に繋がったコイ
ル20を内蔵する矩形状のチップ本体3を形成し、さら
にそのチップ本体3の対向する二面に、内蔵コイル20
の両端とそれぞれ接続する外部電極4,4を設けた構成
になっている。
【0004】絶縁膜1としては、例えばセラミック材料
を用い、チップ本体3は積層を完了した後に所定温度で
焼成して形成する。外部電極4,4は、ディッピング又
は印刷等により形成している。例えばディッピングを例
に上げると、銀等の導体ペーストの中にチップ本体3の
該当部分を浸けることで形成し、これにより電極面に隣
接する4面にも導電膜(4)が覆い被さる状態に成膜
し、外部電極4,4としては隣接する4面を包む状態に
回り込む形態となる。
【0005】ところが、そうした構成の積層インダクタ
では、チップ本体3内の導体パターン2と外部電極4,
4との間に浮遊容量が発生する。つまり、図1(b)に
示すように、内蔵コイル3をなす各巻きターン(コイル
要素)21〜24において、外部電極4,4に相対する
導体パターンとの間には、何れの場所でも浮遊容量が発
生する。そして、距離が接近し、重畳する面積が大きい
ほど浮遊容量も大きくなる。
【0006】近年、チップ部品についても小型化の要求
が高く、また高いインダクタを得るため巻きターンを増
すことから、最外巻きターン21,24が相対的に外部
電極4,4に接近する傾向にあり、外部電極4,4との
重畳も相対的に増大化している。その結果、浮遊容量が
増し、自己共振周波数が低下してしまう問題があった。
【0007】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、浮遊容量を低減でき、高い自己共振周波数が得られ
る積層インダクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る積層インダクタでは、絶縁膜と導
体パターンを適宜な順に積層することで当該内部に前記
導体パターンが螺旋状に繋がったコイルを内蔵する矩形
状のチップ本体を備えて、前記チップ本体には前記コイ
ルのコイル軸に沿う対向2面に、前記コイルの両端とそ
れぞれ接続する外部電極を設け、それら各外部電極は隣
接4面にも覆う形態に形成した積層インダクタにおい
て、前記コイルの巻きターンのうち、始端側や終端側な
どの外側層で少なくとも最外側層にあたる巻きターン外
形を他の巻きターン外形に比べて小サイズにした。
【0009】また、前記小サイズの巻きターン外形が、
前記コイル軸と対立する面にある外部電極に対して重な
り部分を持たない設定にしたり、前記小サイズの巻きタ
ーン外形が、前記コイル軸と対立する面にある外部電極
に対して外周縁部に重なり部分を持つ設定にしたり、前
記小サイズの巻きターンが、前記コイルの内側層にあた
る巻きターンに対して前記導体パターンの帯幅を狭めた
設定にするとよい。
【0010】本発明では、内蔵コイルの巻きターンのう
ち、外部電極に最も接近する最外巻きターンの外形が小
サイズになるので、外部電極と重畳する面積が減り、両
者間に発生する浮遊容量を減らすことができ、その結
果、自己共振周波数を高く得られる。
【0011】また、小サイズの巻きターン外形が、相対
する外部電極に対して重なり部分を持たない設定にする
ことでは、外部電極との重畳を無くすことができ、浮遊
容量を格段に低減し得る。
【0012】また、小サイズの巻きターン外形が、相対
する外部電極に対して外周縁部に重なり部分を持つ設定
にすることでは、重なりを持つ分は浮遊容量を減らすこ
とができないものの、巻きターン外形を幾分は大きくで
き、高いインダクタンスを得るには好ましい。
【0013】また、小サイズの巻きターンが、コイルの
内側層にあたる巻きターンに対して導体パターンの帯幅
を狭めた設定にすることでは、この場合も小サイズ化す
るものの、巻きターン外形は幾分は大きくでき、高いイ
ンダクタンスを得るには好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の第1の実施の形
態を示している。本実施の形態において、積層インダク
タ10の基本構成は、前述した従来のものと同様であ
る。すなわち、略矩形状に形成したチップ本体3にコイ
ル20を内蔵するとともに、そのチップ本体3の対向す
る二面に、内蔵コイル20の両端とそれぞれ接続する外
部電極4,4を設けた構成となっている。
【0015】チップ本体3は、セラミック材料からなる
絶縁膜1と導体パターン2を適宜な順に積層してあり、
これにより当該内部に導体パターン2が螺旋状に繋がっ
たコイル20を形成し、積層を完了した後に焼成する。
また、外部電極4,4も従来と同様に、銀等の導体ペー
ストの中にチップ本体3の該当部分を浸けるディッピン
グを行い、電極面に隣接する4面にも導電膜が覆い被さ
る状態に成膜する。これにより、外部電極4,4は、上
記対向する二面とともに、それに隣接する4面を包む状
態に回り込む形態となる。
【0016】そして本発明においては、図2(b)に示
すように、コイル20の巻きターン21〜25を、始端
側や終端側などの外側層で小サイズの外形としてある。
つまり、上面,底面の外部電極に位置が近い最外巻きタ
ーン21,25については、その外形を、対向面にある
外部電極と重畳しない小サイズに形成する。更に本形態
では、巻きターン21〜25全体の上下位置を底面側に
ズラした設定としてある。つまり、チップ本体3の上面
側において、外部電極と小サイズ外形の最外巻きターン
21との間隔fを大きくしてある。
【0017】このように、内蔵コイル20の巻きターン
21〜25のうち、外部電極4に最も接近する最外巻き
ターン21,25の外形が小サイズになるので、相対す
る外部電極4と重畳する面積が減り、両者間に発生する
浮遊容量を減らすことができ、その結果、自己共振周波
数を高く得られる。
【0018】また、小サイズの巻きターン21,25の
外形が、相対する外部電極4に対して重なり部分を持た
ない設定なので、外部電極4との重畳を無くすことがで
き、浮遊容量を格段に低減し得る。さらに、小サイズの
巻きターン21,25としたことから、側方の外部電極
4との距離も離れるので、さらに浮遊容量が低減する。
【0019】図3〜図5は、本発明の第2の実施の形態
を示している。この第2の実施の形態では、コイル20
の巻きターンについて、外形サイズ及び位置の設定を適
宜に変更している。つまり、上面,底面の外部電極4に
位置が近い巻きターンについて、その外形を外部電極4
と重畳しない小サイズに形成することは第1の実施の形
態と同様であるが、それを上面,底面の何れの側に適用
するかを変更している。
【0020】図3に示す設定では、底面側の最外巻きタ
ーン24とその直上の巻きターン23を小サイズの外形
としてある。そして、巻きターン21〜24全体の上下
位置を底面側にズラした設定としてあって、チップ本体
3の上面側において、外部電極4と通常サイズ外形の最
外巻きターン21との間隔fを大きくしてある。
【0021】図4に示す設定では、上記とは逆に、上面
側の最外巻きターン21とその直下の巻きターン22を
小サイズの外形としてある。そして、巻きターン21〜
24全体の上下位置を上面側にズラした設定としてあっ
て、チップ本体3の底面側において、外部電極4と通常
サイズ外形の最外巻きターン24との間隔eを大きくし
てある。
【0022】図5に示す設定では、上面側の最外巻きタ
ーン21及び底面側の最外巻きターン24を小サイズの
外形としてある。そして、巻きターン21〜24全体の
上下位置を中央に合わせた設定としてあって、チップ本
体3の上面側,底面側何れでも、外部電極4と小サイズ
外形の最外巻きターン21,24との間隔f,eを同一
にしてある。
【0023】この場合も、内蔵コイル20の巻きターン
21〜24のうち、外部電極4に最も接近する最外巻き
ターンの外形が小サイズになるので、外部電極4と重畳
する面積が減り、両者間に発生する浮遊容量を減らすこ
とができ、その結果、自己共振周波数を高く得られる。
【0024】図6から図8は、本発明の第3の実施の形
態を示している。この第3の実施の形態では、コイル2
0の各巻きターンについて外形サイズの設定を適宜に変
更している。つまり、上面,底面の外部電極4に位置が
近い巻きターンについて、その外形を小サイズに形成す
ることは第1の実施の形態と同様であるが、やや大きめ
な中サイズに設定して、対向面にある外部電極4と一部
が重畳することは許容する。
【0025】図6に示す設定では、底面側の最外巻きタ
ーン25とその直上の巻きターン24を中サイズの外形
としてある。そして、巻きターン21〜25全体の上下
位置を中央に合わせた設定としてあって、チップ本体3
の上面側,底面側何れでも、外部電極4と最外巻きター
ン21,25との間隔を同一にしてある。
【0026】図7に示す設定では、上面側の最外巻きタ
ーン21とその直下の巻きターン22を中サイズの外形
としてある。そして、巻きターン21〜25全体の上下
位置を中央に合わせた設定としてあって、チップ本体3
の上面側,底面側何れでも、外部電極4と最外巻きター
ン21,25との間隔を同一にしてある。
【0027】図8に示す設定では、上面側の最外巻きタ
ーン21及び底面側の最外巻きターン25を中サイズの
外形としてある。そして、巻きターン21〜25全体の
上下位置を中央に合わせた設定としてあって、チップ本
体3の上面側,底面側何れでも、外部電極4と最外巻き
ターン21,25との間隔を同一にしてある。
【0028】この場合も、内蔵コイル20の巻きターン
21〜25のうち、外部電極4に最も接近する最外巻き
ターンの外形が中サイズになるので、外部電極4と重畳
する面積が減り、両者間に発生する浮遊容量を減らすこ
とができ、その結果、自己共振周波数を高く得られる。
【0029】また、中サイズの巻きターン外形が、対向
面にある外部電極4と一部が重畳することは許容する設
定なので、重なりを持つ分だけ第1,第2の実施の形態
に比較すると浮遊容量を減らすことができないものの、
巻きターン外形を幾分は大きくでき、高いインダクタン
スを得るには好ましい。
【0030】図9から図11は、本発明の第4の実施の
形態を示している。この第4の実施の形態では、コイル
20の巻きターンについて外形サイズ及び位置の設定を
適宜に変更している。つまり、上面,底面の外部電極4
に位置が近い巻きターンについて、その外形を小サイズ
に形成することは第1の実施の形態と同様であるが、や
や大きめな第2中サイズに設定して、対向面にある外部
電極と一部が重畳することは許容し、その第2中サイズ
外形は導体パターン2の導体幅を狭めることで得る。
【0031】図9に示す設定では、底面側の最外巻きタ
ーン24を第2中サイズの外形としてある。そして、巻
きターン21〜24全体の上下位置を上面側にズラした
設定としてあって、チップ本体3の底面側において、外
部電極4と第2中サイズ外形の最外巻きターン24との
間隔eを大きくしてある。
【0032】図10に示す設定では、上面側の最外巻き
ターン21を第2中サイズの外形としてある。そして、
巻きターン21〜24全体の上下位置を中央に合わせた
設定としてあって、チップ本体3の上面側,底面側の何
れでも、外部電極4と最外巻きターン21,24との間
隔を同一にしてある。
【0033】図11に示す設定では、上面側の最外巻き
ターン21及び底面側の最外巻きターン24を第2中サ
イズの外形としてある。そして、巻きターン21〜24
全体の上下位置を中央に合わせた設定としてある。つま
り、チップ本体3の上面側,底面側において、外部電極
4と最外巻きターン21,24との間隔を同一にしてあ
る。
【0034】この場合も、内蔵コイル20の巻きターン
21〜24のうち、外部電極4に最も接近する最外巻き
ターンの外形が第2中サイズになるので、外部電極4と
重畳する面積が減り、両者間に発生する浮遊容量を減ら
すことができ、その結果、自己共振周波数を高く得られ
る。
【0035】また、第2中サイズの巻きターン外形が、
対向面にある外部電極4と一部が重畳することは許容
し、導体パターン2の導体幅を狭めることで得るので、
この場合も小サイズ化するものの、巻きターン外形は幾
分は大きくできるので、高いインダクタンスを得るには
好ましい。
【0036】次に、本発明の効果を実証するために、以
下に示すシミュレーンョンを行った。図12(a)は、
シミュレーションにおける素子形状を示す断面図、図1
2(b)は側面図、図12(c)は平面図である。そし
て、図13は、シミュレーションにおけるパラメータ値
を示す図である。
【0037】すなわち、各図に示すように、シミュレー
ションする積層インダクタ10としては、チップ本体3
の幅X,奥行きY,高さZと、内蔵するコイル20の導
体幅w,導体厚さtとをパラメータとした。チップサイ
ズは、具体的には、従来構造及び本発明構造の何れで
も、幅Xは1000μm,奥行きYは500μm,高さ
Zは500μmとし、導体幅wは40μm,導体厚さt
は10μmとした。
【0038】さらに、コイル20については、長手の内
寸法a及び外寸法b,短手の内寸法c及び外寸法d,巻
きターンの上下間隔s,底面から巻きターンまでの距離
eをパラメータとしてあって、それぞれaは通常サイズ
550μmと小サイズ320μm,bは通常サイズ10
0μmと小サイズ300μm,cは200μm,dは1
10μm,sは10μm,eは100μmとした。
【0039】さらに、全ターン数は従来構造が4ターン
としたのに対して、本発明構造が底面側で小サイズ巻き
ターンを2ターンとし、それの上は通常サイズ巻きター
ンを3ターンとした。このようにターン数を相違させた
のは、インダクタンスを15nHに一致させるためであ
る。
【0040】上記したパラメータ設定により周波数特性
を検証した。その結果、図14に示すように、自己共振
周波数(SRF)は従来構造が2.85GHzであるの
に対して、本発明構造のものは3.03GHzとなり、
改善されることを確認した。
【0041】ところで、内蔵コイル20の各巻きターン
の厚さ、つまり導体パターン2の厚さは、インダクタン
スの設計要求等から適宜に決定すればよい。すなわち、
前述した実施の形態では各巻きターンの厚さを同一にし
てあるが、例えば小サイズの巻きターンでは通常サイズ
の巻きターンよりも厚く設定するなど、その厚さを適宜
に設定できる。
【0042】また、外部電極4としては、上面に回り込
む部分を少なくして上面側が小面積になる設定にしても
よい。その場合、上面中央部分の領域が広くなり、最外
巻きターンの小外形化を緩和できて高いインダクタンス
を得るには好ましく、浮遊容量も低減できる。一方、底
面側に回り込ませる電極部分については、ある程度の大
きさが必要であり、回路基板上の電極パッドにはんだ付
けするため、むやみには面積を減らせない。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る積層インダ
クタでは、内蔵コイルの巻きターンのうち、外部電極に
最も接近する最外巻きターンの外形が小サイズになるの
で、外部電極と重畳する面積が減り、両者間に発生する
浮遊容量を減らすことができ、その結果、自己共振周波
数を高く得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、積層インダクタの従来例を示す斜視
図である。(b)は、その断面図である。
【図2】(a)は、本発明に係る積層インダクタの第1
の実施の形態を示す斜視図である。(b)は、その断面
図である。
【図3】本発明に係る積層インダクタの第2実施の形態
を示す断面図である。
【図4】本発明に係る積層インダクタの第2実施の形態
の変形例を示す断面図である。
【図5】本発明に係る積層インダクタの第2実施の形態
の変形例を示す断面図である。
【図6】本発明に係る積層インダクタの第3実施の形態
を示す断面図である。
【図7】本発明に係る積層インダクタの第3実施の形態
の変形例を示す断面図である。
【図8】本発明に係る積層インダクタの第3実施の形態
の変形例を示す断面図である。
【図9】本発明に係る積層インダクタの第4実施の形態
を示す断面図である。
【図10】本発明に係る積層インダクタの第4実施の形
態の変形例を示す断面図である。
【図11】本発明に係る積層インダクタの第4実施の形
態の変形例を示す断面図である。
【図12】(a)は、シミュレーションにおける素子形
状を示す断面図である。(b)は、その側面図である。
(c)は、その平面図である。
【図13】シミュレーションにおけるパラメータ値を示
す図である。
【図14】シミュレーションの結果を示す図である。
【符号の説明】
1 絶縁膜 2 導体パターン 3 チップ本体 4 外部電極 10 積層インダクタ 20 コイル 21,22,23,24,25 巻きターン
フロントページの続き (72)発明者 北岡 幹雄 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 (72)発明者 名和 達彦 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 Fターム(参考) 5E070 AA01 AB07 CB13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁膜と導体パターンを適宜な順に積層
    することで当該内部に前記導体パターンが螺旋状に繋が
    ったコイルを内蔵する矩形状のチップ本体を備えて、前
    記チップ本体には前記コイルのコイル軸に沿う対向する
    二面に、前記コイルの両端とそれぞれ接続する外部電極
    を設け、それら各外部電極は前記二面に隣接する4面に
    も覆う形態に形成した積層インダクタにおいて、 前記コイルの巻きターンのうち、始端側や終端側などの
    外側層で少なくとも最外側層にあたる巻きターン外形
    を、他の巻きターン外形に比べて小サイズにしたことを
    特徴とする積層インダクタ。
  2. 【請求項2】 前記小サイズの巻きターン外形が、前記
    コイル軸と対立する面にある外部電極に対して重なり部
    分を持たない設定であることを特徴とする請求項1に記
    載の積層インダクタ。
  3. 【請求項3】 前記小サイズの巻きターン外形が、前記
    コイル軸と対立する面にある外部電極に対して外周縁部
    に重なり部分を持つ設定であることを特徴とする請求項
    1に記載の積層インダクタ。
  4. 【請求項4】 前記小サイズの巻きターンが、前記コイ
    ルの内側層にあたる巻きターンに対して前記導体パター
    ンの帯幅を狭めた設定であることを特徴とする請求項1
    に記載の積層インダクタ。
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