JP5454324B2 - 車体後部のブラケット構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体後部のブラケット構造に関し、詳しくは、車体の後部のフロアを形成するリヤフロアパネルに組付ける複数のブラケットの構造に関する。
車体後部の構造において、車室内のフロアを形成するリヤフロアパネルには、マフラを支持するためのブラケットや、シートベルトアンカ用ブラケットなどが取付けられている。従来より、このリヤフロアパネルにかかる荷重を軽減するために、様々なマフラ懸架用ブラケットやシートベルトアンカの取付構造が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
特許文献1では、車両前後方向に延びる左右のサイドメンバに、車幅方向に延びるクロスメンバの両端部を固着し、このクロスメンバにマフラ懸架用ブラケット(例えば、ブラケット30)を取付けた構造が開示されている。
特許文献2では、車体後部のバックパネルに対して前方の位置に、車幅方向に延びるクロスメンバを架設し、このクロスメンバの上に、リヤフロアパネルを配設し、このフロアパネルとクロスメンバとが重なる位置にシートベルトアンカを取付けた構造が開示されている。
特開平10−315791号公報 特開2006−88740号公報
通常、車体後部のフロアを形成するリヤフロアパネルには、スペアタイヤを収容するためのスペアタイヤハウスが設けられている。上述の従来の構造では、リヤフロアパネルにかかる荷重を軽減するためにリヤフロアパネルにクロスメンバを設け、このクロスメンバにマフラ懸架用ブラケットやシートベルトアンカを取付ける構造としている。
しかしながら、上述の従来の構成では、マフラ懸架用ブラケット及びシートベルトアンカのそれぞれの部品が、クロスメンバに対して別々の位置で取付けられるので、クロスメンバとスペアタイヤハウスとの間に十分な空間が確保されず、衝突の荷重を受けた際に燃料タンクと排気管との間で干渉が生じるなど、クロスメンバとスペアタイヤハウスとの間の空間確保に課題が生じていた。
また、上述の従来の構成では、マフラ懸架用ブラケット及びシートベルトアンカのそれぞれの部品で荷重を受けて吸収するような構成となっているので、荷重の吸収が効率的に行われていなかった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、リヤフロアパネル組付けられるクロスメンバとスペアタイヤハウスとの間に空間を確保しつつ、マフラやシートベルトアンカからリヤフロアパネルにかかる荷重を効率良く吸収することが可能な車体後部のブラケット構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明によれば、車室の後部のフロアを形成するリヤフロアパネルには、車幅方向に延びるクロスメンバが配設され、前記リヤフロアパネルには、前記クロスメンバに対して車両後方側にスペアタイヤを収納するためのスペアタイヤハウスが設けられ、前記クロスメンバには、複数のブラケットが連結されている車体後部のブラケット構造において、前記複数のブラケットは、前記リヤフロアパネルに対して上側に配置された上側ブラケットと、前記リヤフロアパネルに対して下側に配置された第1の下側ブラケットと、該第1の下側ブラケットの下方に配置された第2の下側ブラケットとから構成され、前記第1の下側ブラケット及び第2の下側ブラケットは、前記クロスメンバから前記リヤフロアパネルに沿って車両後方側に延在し、前記上側ブラケットと前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとは、前記スペアタイヤハウスの中心を通る軸線に対して車幅方向の右側又は左側にずれて配置され、前記第2の下側ブラケットは、凹状に形成されており、前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとを重ね合わせることにより、前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとの間には、閉断面が形成され、前記上側ブラケットが、前記リヤフロアパネルの上面に取付けられ、前記上側ブラケットと前記第1の下側ブラケットとが、上下方向に対応して配置されている。
また、本発明の別の実施態様によれば、前記第1の下側ブラケット及び前記第2の下側ブラケットが、前記クロスメンバと前記スペアタイヤハウスとの間に配置され、前記第1の下側ブラケット及び前記第2の下側ブラケットの後端部が、前記スペアタイヤハウスの周囲の屈曲部に隣接して配置されている。
また、本発明の別の実施態様によれば、前記第2の下側ブラケットが、マフラを支持するためのマフラ懸架用ブラケットであり、前記上側ブラケットと前記第1及び第2の下側ブラケットとは、前記スペアタイヤハウスの中心を通る軸線に対して、前記マフラが配置された側にずれて配置されている。
また、本発明の別の実施態様によれば、前記上側ブラケットが、シートベルトアンカ用ブラケットであり、前記第1の下側ブラケットが、シートベルトアンカ用レインフォースである。
また、本発明の別の実施態様によれば、前記クロスメンバが、車幅方向の中央の位置に配置された本体部と、サイドメンバに接続し且つ前記本体部を挟むように配置された2つのブレース部とから構成され、前記上側ブラケットと前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとが、前記クロスメンバの前記本体部に配置され、前記クロスメンバの前記本体部の剛性が、前記2つのブレース部の剛性に比べて小さく設定されている。
本発明に係る車体後部のブラケット構造によれば、車室の後部のフロアを形成するリヤフロアパネルには、車幅方向に延びるクロスメンバが配設され、前記リヤフロアパネルには、前記クロスメンバに対して車両後方側にスペアタイヤを収納するためのスペアタイヤハウスが設けられ、前記クロスメンバには、複数のブラケットが連結されている車体後部のブラケット構造において、前記複数のブラケットは、前記リヤフロアパネルに対して上側に配置された上側ブラケットと、前記リヤフロアパネルに対して下側に配置された第1の下側ブラケットと、該第1の下側ブラケットの下方に配置された第2の下側ブラケットとから構成され、前記第1の下側ブラケット及び第2の下側ブラケットは、前記クロスメンバから前記リヤフロアパネルに沿って車両後方側に延在し、前記上側ブラケットと前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとは、前記スペアタイヤハウスの中心を通る軸線に対して車幅方向の右側又は左側にずれて配置され、前記第2の下側ブラケットは、凹状に形成されており、前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとを重ね合わせることにより、前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとの間には、閉断面が形成され、前記上側ブラケットが、前記リヤフロアパネルの上面に取付けられ、前記上側ブラケットと前記第1の下側ブラケットとが、上下方向に対応して配置されている。したがって、従来ではクロスメンバに別々の位置で取付けられていた3つのブラケットが、クロスメンバの一箇所に重ねて配置されるので、3つのブラケットを協調させて一箇所で荷重を吸収することになり、荷重に対する剛性が向上するだけでなく、効率的に荷重を吸収することができる。しかも、第1の下側ブラケットと第2の下側ブラケットとで閉断面を形成するので、荷重がかかった場合の剛性をより高めることができる。
また、従来においてクロスメンバに別々の位置で取付けられていた3つのブラケットが、クロスメンバの一箇所に取付けられるので、スペアタイヤハウスとクロスメンバとの間で空間が確保され、車両後方側から荷重を受けた場合でも、燃料タンクと排気管との干渉を低減させることができる。
また、本発明に係る車体後部のブラケット構造によれば、前記第1の下側ブラケット及び前記第2の下側ブラケットが、前記クロスメンバと前記スペアタイヤハウスとの間に配置され、前記第1の下側ブラケット及び前記第2の下側ブラケットの後端部が、前記スペアタイヤハウスの周囲の屈曲部に隣接して配置されている。スペアタイヤハウスの屈曲部は、平面部に比べてビード効果で剛性が高くなっているので、第1及び第2の下側ブラケットの後端部は、屈曲部と隣接することによりスペアタイヤハウスの屈曲部と協調して剛性を高めることができる。
また、本発明に係る車体後部のブラケット構造によれば、前記第2の下側ブラケットが、マフラを支持するためのマフラ懸架用ブラケットであり、前記上側ブラケットと前記第1及び第2の下側ブラケットとは、前記スペアタイヤハウスの中心を通る軸線に対して、前記マフラが配置された側にずれて配置されているので、マフラ懸架用ブラケットが、マフラに近い位置に配置されることになり、従来に比べてマフラを懸架した場合の安定性が向上する。これにより、マフラから伝播する振動騒音も従来に比べて小さくすることができる。
また、本発明に係る車体後部のブラケット構造によれば、前記上側ブラケットが、シートベルトアンカ用ブラケットであり、前記第1の下側ブラケットが、シートベルトアンカ用レインフォースであるので、シートベルトアンカ用ブラケット及びシートベルトアンカ用レインフォースが、第2の下側ブラケット(マフラ懸架用ブラケット)で下方から支持されることになり、シートベルトアンカ用ブラケットの取付剛性を従来に比べて高めることができる。
また、シートベルトアンカ用ブラケットが、車体の後部シートに対して後方の位置に配置されるので、シートベルトにおける前方斜め上からの荷重に沿ってシートベルトアンカ用ブラケットが荷重を受けることができ、シートベルトの荷重をより効率的に吸収することができる。
また、本発明に係る車体後部のブラケット構造によれば、前記クロスメンバが、車幅方向の中央の位置に配置された本体部と、サイドメンバに接続し且つ前記本体部を挟むように配置された2つのブレース部とから構成され、前記上側ブラケットと前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとが、前記クロスメンバの前記本体部に配置され、前記クロスメンバの前記本体部の剛性が、前記2つのブレース部の剛性に比べて小さく設定されているので、車両後方側から衝突などで荷重を受けた場合、クロスメンバの本体部が変形し、荷重を吸収することができる。また、シートベルトからの荷重に対しても、上側ブラケットと第1及び第2の下側ブラケットの変形に加え、クロスメンバの本体部のみが変形して荷重を吸収することになる。したがって、クロスメンバの2つのブレース部へかかる荷重が低減されることになり、その結果、車両本体(特に、サイドメンバ)への荷重を低減することができる。これにより、車両本体の変形が抑えられるので、修理時の交換部品の点数を少なくすることができる。
本発明の実施形態に係る車体後部を上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る車体後部を下方から見た図である。 本発明の実施形態に係る車体後部を下方から見た部分断面図である。 図3のA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係る車体後部を下方から見た拡大斜視図であり、リヤフロアパネルが省略された図である。 本発明の実施形態に係るシートベルトアンカ用ブラケットの拡大斜視図であり、リヤフロアパネルが省略された図である。 本発明の実施形態に係る車体後部を上方から見た拡大斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る車体後部のブラケット構造を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車体後部を上方から見た斜視図であり、図2は、本発明の実施形態に係る車体後部を下方から見た図である。図3は、本発明の実施形態に係る車体後部を下方から見た部分断面図であり、図4は、図3のA−A線断面図である。図5は、本発明の実施形態に係る車体後部を下方から見た拡大斜視図であり、図6は、本発明の実施形態に係るシートベルトアンカ用ブラケットの拡大斜視図である。また、図7は、本発明の実施形態に係る車体後部を上方から見た拡大斜視図である。なお、図5及び図6においては、リヤフロアパネルが省略されている。
図1及び図2に示すように、車体1の後部には、車両前後方向に沿って延びる一対のリヤサイドメンバ2,3が配設されている。一対のリヤサイドメンバ2,3の上側には、リヤフロアパネル4が配設されており、このリヤフロアパネル4には、車幅方向の略中央の箇所において車両下方に凹んで形成されたスペアタイヤハウス5が設けられている。
図1及び図2に示すように、リヤフロアパネル4の下側には、スペアタイヤハウス5に対して車両前方側の位置においてクロスメンバ6が配設されている。クロスメンバ6は、車幅方向に沿って延在しており、クロスメンバ6の車幅方向の両端部6a,6bは、一対のリヤサイドメンバ2,3に連結されている。
また、図1及び図2に示すように、クロスメンバ6は、車幅方向の中央の位置に配置された本体部7と、リヤサイドメンバ2,3に接続し且つ本体部7を挟むように配置された2つのブレース部8,9とを備えている。なお、本実施形態においては、クロスメンバ6の本体部7の剛性が、2つのブレース部8,9の剛性に比べて小さく設定されている。
図2に示すように、リヤフロアパネル4の下側には、クロスメンバ6の本体部7の位置に燃料タンク10が配設されている。この燃料タンク10は、クロスメンバ6の本体部7とリヤフロアパネル4との間を懸架するように配置された第1及び第2の懸架用ベルト11,12によって下側から支持されている。
図2に示すように、リヤフロアパネル4の下側には、エンジン(図示せず)から排気系熱交換器(図示せず)などを経由して車両後方側まで延びる排気管13が配設されている。この排気管13には、排気音を低減するためのマフラ14が設けられている。このマフラ14は、スペアタイヤハウス5の中心を通る軸線に対して車幅方向右側に配置されている。
本実施形態において、図2に示すように、クロスメンバ6の本体部7には、マフラ懸架用ブラケット(第2の下側ブラケット)15が配設されている。マフラ懸架用ブラケット15は、クロスメンバ6の本体部7とスペアタイヤハウス5との間で、且つスペアタイヤハウス5の中心を通る軸線に対して車幅方向右側にオフセットして(ずらして)配置されている。すなわち、マフラ懸架用ブラケット15は、スペアタイヤハウス5の中心を通る軸線に対して、マフラ14が配置された側にずれて配置されている。
図4に示すように、マフラ懸架用ブラケット15は、車両前方側の端部15aがクロスメンバ6の本体部7の下面側に溶接により固定されている。また、図4に示すように、マフラ懸架用ブラケット15は、クロスメンバ6の本体部7の後端部7aからリヤフロアパネル4に沿って車両後方側に延びている。
図4ないし図6に示すように、マフラ懸架用ブラケット15は、マフラ14を支持する支持ロッド17を備えており、支持ロッド17は、車両後方側に延びてマフラ14に連結されている。また、図4に示すように、マフラ懸架用ブラケット15は、車両下方に向かって凹状に形成されている。また、マフラ懸架用ブラケット15は、図2から見た平面視で、スペアタイヤハウス5に隣接する部分15bがスペアタイヤハウス5の円弧に沿って斜めに切欠いて形成されている。
図5及び図6に示すように、クロスメンバ6の本体部7には、マフラ懸架用ブラケット15と同じ位置で且つマフラ懸架用ブラケット15の上側に、シートベルトアンカ用レインフォース(第1の下側ブラケット)18が配設されている。シートベルトアンカ用レインフォース18は、図2から見た平面視で、マフラ懸架用ブラケット15と略同じ形状をしている。
図4に示すように、シートベルトアンカ用レインフォース18は、車両前方側の端部18aがクロスメンバ6の本体部7の上面側に溶接により固定されている。そして、図5及び図6に示すように、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18とは、上下方向に重ねて配置されている。これにより、図4に示すように、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18との間には、閉断面が形成されている。
また、図2に示すように、マフラ懸架用ブラケット15の車両後方側端部15cとシートベルトアンカ用レインフォース18の車両後方側端部18bとは、スペアタイヤハウス5の周囲の屈曲部に隣接して配置されている。そして、図4に示すように、マフラ懸架用ブラケット15の車両後方側端部15cとシートベルトアンカ用レインフォース18の車両後方側端部18bとは、互いに重ね合わされてリヤフロアパネル4の下面に溶接により固定されている。
図4ないし図7に示すように、リヤフロアパネル4には、シートベルトアンカ用ブラケット(上側ブラケット)19が配設されている。図4ないし図6に示すように、このシートベルトアンカ用ブラケット19とシートベルトアンカ用レインフォース18とは、上下方向に対応するように配置されている。
図6及び図7に示すように、シートベルトアンカ用ブラケット19は、水平方向に延在するプレート部20と、プレート部20から上方に向かって立設する立設部21とを備えている。また、シートベルトアンカ用ブラケット19のプレート部20は、プレート部20から車両前方側に向かって延出する第1の延出部22と、プレート部20から車両側方に向かって延出した後に車両前方に向かって屈曲した第2の延出部23とを備えている。
図6及び図7に示すように、シートベルトアンカ用ブラケット19の立設部21には、第1のバックル25に連結された第1の連結部材24が取付けられている。第1のバックル25は、第1のシートベルトタング26と係合するように構成されている。図7に示すように、シートベルトアンカ用ブラケット19の立設部21と第1の連結部材24とは、スポット溶接27により連結されている。
また、図7に示すように、プレート部20とリヤフロアパネル4とは、スポット溶接28により連結されている。加えて、プレート部20の第2の延出部23とリヤフロアパネル4も、スポット溶接29により連結されている。
また、図7に示すように、プレート部20の第1の延出部22には、第2のバックル30に連結された第2の連結部材32が取付けられている。第2のバックル30は、第2のシートベルトタング31に係合するように構成されている。第2の連結部材32は、水平方向に延在する平坦部分33と、平坦部分33から上方に立設する立設部分34とを備えている。図7に示すように、第2の連結部材32の平坦部分33とプレート部20の第1の延出部22とリヤフロアパネル4とは、3枚重ねた状態でスポット溶接35により連結されている。
以上の構成から、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18とシートベルトアンカ用ブラケット19の3つのブラケットがリヤフロアパネル4を挟んで同じ位置に取付けられることになる。
このように本実施形態に係る車体後部のブラケット構造によれば、車体1の後部のフロアを形成するリヤフロアパネル4には、車幅方向に延びるクロスメンバ6が配設され、リヤフロアパネル4には、クロスメンバ6に対して車両後方側にスペアタイヤを収納するためのスペアタイヤハウス5が設けられ、クロスメンバ6には、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18とシートベルトアンカ用ブラケット19の3つのブラケットが連結されている車体後部のブラケット構造において、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18は、クロスメンバ6からリヤフロアパネル4に沿って車両後方側に延在し、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18とシートベルトアンカ用ブラケット19とは、スペアタイヤハウス5の中心を通る軸線に対してマフラ14が配置された側(車幅方向の右側)にずれて配置され、マフラ懸架用ブラケット15は、凹状に形成されており、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18とを重ね合わせることにより、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18との間には、閉断面が形成され、シートベルトアンカ用ブラケット19が、リヤフロアパネル4の上面に取付けられ、シートベルトアンカ用ブラケット19とシートベルトアンカ用レインフォース18とが、上下方向に対応して配置されている。
したがって、従来ではクロスメンバに別々の位置で取付けられていた3つのブラケットが、クロスメンバ6の一箇所に重ねて配置されるので、
3つのブラケットを協調させて一箇所で荷重を吸収することになり、荷重に対する剛性が向上するだけでなく、効率的に荷重を吸収することができる。しかも、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18とで閉断面を形成するので、荷重がかかった場合の剛性をより高めることができる。
また、本実施形態によれば、スペアタイヤハウス5とクロスメンバ6との間で空間が確保され、車両後方側から荷重を受けた場合でも、燃料タンク10と排気管13との干渉を低減させることができる。
また、本実施形態によれば、マフラ懸架用ブラケット15が、マフラ14に近い位置に配置されることになり、従来に比べてマフラ14を懸架した場合の安定性が向上する。これにより、マフラ14から伝播する振動騒音も従来に比べて小さくすることができる。
また、本実施形態によれば、シートベルトアンカ用ブラケット19及びシートベルトアンカ用レインフォース18が、マフラ懸架用ブラケット15で下方から支持されることになり、シートベルトアンカ用ブラケット19の取付剛性を従来に比べて高めることができる。
また、シートベルトアンカ用ブラケット19が、車体の後部シートに対して後方の位置に配置されるので、シートベルトにおける前方斜め上からの荷重に沿ってシートベルトアンカ用ブラケット19が荷重を受けることができ、シートベルトの荷重をより効率的に吸収することができる。
また、本実施形態に係る車体後部のブラケット構造によれば、マフラ懸架用ブラケット15の車両後方側端部15cとシートベルトアンカ用レインフォース18の車両後方側端部18bとは、スペアタイヤハウス5の周囲の屈曲部に隣接して配置されている。スペアタイヤハウス5の屈曲部は、平面部に比べてビード効果で剛性が高くなっているので、マフラ懸架用ブラケット15の車両後方側端部15cとシートベルトアンカ用レインフォース18の車両後方側端部18bとは、屈曲部と隣接することによりスペアタイヤハウス5の屈曲部と協調して剛性を高めることができる。
また、本実施形態に係る車体後部のブラケット構造によれば、クロスメンバ6が、車幅方向の中央の位置に配置された本体部7と、サイドメンバ6に接続し且つ本体部7を挟むように配置された2つのブレース部8,9とから構成され、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18とシートベルトアンカ用ブラケット19とが、クロスメンバ6の本体部7に配置され、クロスメンバ6の本体部7の剛性が、2つのブレース部8,9の剛性に比べて小さく設定されているので、車両後方側から衝突などで荷重を受けた場合、クロスメンバ6の本体部7が変形し、荷重を吸収することができる。また、シートベルトからの荷重に対しても、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18とシートベルトアンカ用ブラケット19の変形に加え、クロスメンバ6の本体部7のみが変形して荷重を吸収することになる。したがって、クロスメンバ6の2つのブレース部8,9へかかる荷重が低減されることになり、その結果、車両本体(特に、サイドメンバ2,3)への荷重を低減することができる。これにより、車両本体の変形が抑えられるので、修理時の交換部品の点数を少なくすることができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものでなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
上述の実施形態では、マフラ懸架用ブラケット15は、スペアタイヤハウス5の中心を通る軸線に対して車幅方向右側にずらして配置されているが、マフラ14を配置した側に対応していればよく、マフラが軸線に対して左側に配置された場合には、マフラ懸架用ブラケット15は、軸線に対して車幅方向左側に配置される。
上述の実施形態では、マフラ懸架用ブラケット15とシートベルトアンカ用レインフォース18とシートベルトアンカ用ブラケット19を取付ける際は、スポット溶接により行っているが、COやレーザーによる溶接を用いてもよい。
1 車体
2,3 リヤサイドメンバ
4 リヤフロアパネル
5 スペアタイヤハウス
6 クロスメンバ
7 クロスメンバの本体部
8,9 ブレース部
10 燃料タンク
11 第1の懸架用ベルト
12 第2の懸架用ベルト
13 排気管
14 マフラ
15 マフラ懸架用ブラケット(第2の下側ブラケット)
17 支持ロッド
18 シートベルトアンカ用レインフォース(第1の下側ブラケット)
19 シートベルトアンカ用ブラケット(上側ブラケット)
20 プレート部
21 立設部
22 プレート部の第1の延出部
23 プレート部の第2の延出部
24 第1の連結部材
25,30 バックル
26,31 シートベルトタング
27,28,29,35 スポット溶接
32 第2の連結部材
33 第2の連結部材の平坦部分
34 第2の連結部材の立設部分

Claims (5)

  1. 車室の後部のフロアを形成するリヤフロアパネルには、車幅方向に延びるクロスメンバが配設され、前記リヤフロアパネルには、前記クロスメンバに対して車両後方側にスペアタイヤを収納するためのスペアタイヤハウスが設けられ、前記クロスメンバには、複数のブラケットが連結されている車体後部のブラケット構造において、
    前記複数のブラケットは、前記リヤフロアパネルに対して上側に配置された上側ブラケットと、前記リヤフロアパネルに対して下側に配置された第1の下側ブラケットと、該第1の下側ブラケットの下方に配置された第2の下側ブラケットとから構成され、
    前記第1の下側ブラケット及び第2の下側ブラケットは、前記クロスメンバから前記リヤフロアパネルに沿って車両後方側に延在し、
    前記上側ブラケットと前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとは、前記スペアタイヤハウスの中心を通る軸線に対して車幅方向の右側又は左側にずれて配置され、
    前記第2の下側ブラケットは、凹状に形成されており、前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとを重ね合わせることにより、前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとの間には、閉断面が形成され、
    前記上側ブラケットが、前記リヤフロアパネルの上面に取付けられ、前記上側ブラケットと前記第1の下側ブラケットとが、上下方向に対応して配置されていることを特徴とする車体後部のブラケット構造。
  2. 前記第1の下側ブラケット及び前記第2の下側ブラケットが、前記クロスメンバと前記スペアタイヤハウスとの間に配置され、前記第1の下側ブラケット及び前記第2の下側ブラケットの後端部が、前記スペアタイヤハウスの周囲の屈曲部に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車体後部のブラケット構造。
  3. 前記第2の下側ブラケットが、マフラを支持するためのマフラ懸架用ブラケットであり、前記上側ブラケットと前記第1及び第2の下側ブラケットとは、前記スペアタイヤハウスの中心を通る軸線に対して、前記マフラが配置された側にずれて配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車体後部のブラケット構造。
  4. 前記上側ブラケットが、シートベルトアンカ用ブラケットであり、前記第1の下側ブラケットが、シートベルトアンカ用レインフォースであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の車体後部のブラケット構造。
  5. 前記クロスメンバが、車幅方向の中央の位置に配置された本体部と、サイドメンバに接続し且つ前記本体部を挟むように配置された2つのブレース部とから構成され、
    前記上側ブラケットと前記第1の下側ブラケットと前記第2の下側ブラケットとが、前記クロスメンバの前記本体部に配置され、
    前記クロスメンバの前記本体部の剛性が、前記2つのブレース部の剛性に比べて小さく設定されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の車体後部のブラケット構造。
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