JP5451431B2 - クローラ走行装置 - Google Patents
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機体フレームに左右それぞれ横軸心回りに揺動自在に支持された前側の揺動アームの揺動端部と後側の揺動アームの揺動端部とがトラックフレームに連結され、前記トラックフレームが、前記揺動アームを介して前記機体フレームに昇降自在に支持されているクローラ走行装置において、
前記前側の揺動アーム及び前記後側の揺動アームのうち、一方の揺動アームの揺動端部に設けられた連結ピンと、前記連結ピンに外嵌されたローラと、前記トラックフレームに設けられ、前記ローラを前後方向に移動自在に案内すると共に、前記一方の揺動アームの揺動端部を前記トラックフレームに連結する案内部と、が備えられ、
前記案内部に、前記トラックフレームに立設された縦壁状の左右一対のブラケットと、前記左右一対のブラケットに亘る受け部と、が備えられ、
前記左右一対のブラケットの夫々に、前後に長く、前記ローラが挿通される長孔が形成され、
前記受け部が、左右の前記長孔に亘って挿通された前記ローラの上部に接当するように設けられ、前記ローラは、前記トラックフレームの上面と前記受け部との間を移動可能である点にある。
また、前記案内部を連結ピンと嵌合する前後に長い長孔で形成してあるので、簡素な構成で、生産性の向上並びに耐久性の向上が期待できる。
さらに、揺動アームの昇降による前後の揺動アームの揺動端部間の寸法変化が、トラックフレームの上面と受け部とで前後に案内されるローラの移動で吸収されるので、案内部の磨耗が少なく耐久性を向上させることができる。
前記受け部の上端部下面の位置が、前記長孔の上端の位置に揃えられていると好適である。
前記一方の揺動アームの揺動端部に二股状のボス部が備えられ、前記二股状のボス部に前記連結ピンが取り付けられていると好適である。
前記トラックフレームの上面に、平板状の受け板が取り付けられると共に、前記受け部は、上下方向に間隔を空けた状態で前記受け板に支持され、
前記ローラは、前記受け板と前記受け部との間を移動可能であると好適である。
図1、図2に示すように、左右一対のクローラ走行装置1,1によって自走し、運転座席2が装備された搭乗型の運転部3、運転座席2の下方にエンジン95(図3参照)を有した自走機体4の機体フレーム5の前部に、刈取り前処理部6の前処理部フレーム7の基端側を機体横向きの軸心回りで回動自在に連結するとともに、前記機体フレーム5に脱穀装置8および穀粒タンク9を搭載して、コンバインを構成してある。
図4に示すように、入力プーリ98は、回転軸99の突出端に固着された第1回転体100に4本のボルト101で連結されている。
図17〜図21は、クローラ走行装置1の第2の実施の形態を示す。
図17、図18に示すように、固定フレーム125に上下揺動可能に後向きに前後一対の揺動アーム123,124を枢支連結し、揺動アーム123,124の揺動端部に二股状のボス部123a,124aが形成されていて、揺動アーム123,124の機体内方側に位置して、前後の揺動アーム123,124に亘ってトラックフレーム126がボス部123a,124aに挿通支持した連結ピンとしての支軸127,128を介して連結されている。
(1)図22に示すように、脱穀装置8の後部の排塵口151を塞ぐ着脱自在な閉塞板152を設けるとともに、脱穀装置8の側板153に開閉自在な採風口154を形成する。脱穀装置8の外回りやクローラ走行装置1を掃除するときに、排塵口151を別に用意した閉塞板152で閉じるとともに、採風口154を開いて先端にエアーガン155を取り付けたホース156を繋ぐ。脱穀装置8を駆動させて、唐箕158で発生する風を利用して、エアーガン155より放出される風で、脱穀装置8の外回りやクローラ走行装置1を掃除する。これにより、コンバインをエアーガン155で掃除するための電源が不要となり、又、用意しなければいけない道具を削減することができる。
22 トラックフレーム
28a 前側の揺動アーム
28b 後側の揺動アーム
31a,31b ボス部
75 受け部
76 トラックフレームの上面(受け板)
77 長孔
84 案内部
84a ブラケット
85 ローラ
86 連結ピン
Xa,Xb 横軸心
Claims (4)
- 機体フレームに左右それぞれ横軸心回りに揺動自在に支持された前側の揺動アームの揺動端部と後側の揺動アームの揺動端部とがトラックフレームに連結され、前記トラックフレームが、前記揺動アームを介して前記機体フレームに昇降自在に支持されているクローラ走行装置において、
前記前側の揺動アーム及び前記後側の揺動アームのうち、一方の揺動アームの揺動端部に設けられた連結ピンと、前記連結ピンに外嵌されたローラと、前記トラックフレームに設けられ、前記ローラを前後方向に移動自在に案内すると共に、前記一方の揺動アームの揺動端部を前記トラックフレームに連結する案内部と、が備えられ、
前記案内部に、前記トラックフレームに立設された縦壁状の左右一対のブラケットと、前記左右一対のブラケットに亘る受け部と、が備えられ、
前記左右一対のブラケットの夫々に、前後に長く、前記ローラが挿通される長孔が形成され、
前記受け部が、左右の前記長孔に亘って挿通された前記ローラの上部に接当するように設けられ、前記ローラは、前記トラックフレームの上面と前記受け部との間を移動可能であるクローラ走行装置。 - 前記受け部の上端部下面の位置が、前記長孔の上端の位置に揃えられている請求項1に記載のクローラ走行装置。
- 前記一方の揺動アームの揺動端部に二股状のボス部が備えられ、前記二股状のボス部に前記連結ピンが取り付けられている請求項1または2に記載のクローラ走行装置。
- 前記トラックフレームの上面に、平板状の受け板が取り付けられると共に、前記受け部は、上下方向に間隔を空けた状態で前記受け板に支持され、
前記ローラは、前記受け板と前記受け部との間を移動可能である請求項1から3の何れか一項に記載のクローラ走行装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010020608A JP5451431B2 (ja) | 2010-02-01 | 2010-02-01 | クローラ走行装置 |
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