JP3938517B2 - 走行車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば圃場の穀稈を連続的に刈取って脱穀するコンバインまたはトラクタなどの走行車に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、特開平1−28079号公報に示す如く、駆動スプロケット及びアイドルローラに支持させる左右走行クローラを左右トラックフレームにトラックローラを介して装設させると共に、本機にクローラ昇降アームを介して左右トラックフレームを昇降制御動作自在に設け、本機の左右傾斜を修正して昇降に支持させる技術がある。しかし乍ら、前記従来技術は、トラックフレームが大重量の為、組立分解または輸送などが面倒である等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、走行クローラを装設するトラックフレームを、機台に昇降自在に取付けた走行車において、前記トラックフレームを、前部の前フレームと中央部の中央フレームと後部の後フレームとに分離自在に形成すると共に、前記中央フレームは端面門形に形成して、前記前後フレームを前記中央フレームの門形内部に挾み込み、側方と上方の2方向から複数のボルトを締付け、前記中央フレームの前側に前記前フレームの後側を着脱自在に固定させる一方、前記中央フレームの後側に前記後フレームの前側を着脱自在に固定させことを特徴とする走行車を提供するものである。
【0004】
また、請求項2の如く、前記走行クローラを水平制御自在に支持させる前本機昇降支軸を前記前フレームに設け、後本機昇降支軸を前記後フレームに設けるもので、走行クローラの水平制御用の部品を前側と後側に分けて各別に組立及び分解し得、製造及びメンテナンス等の作業性の向上を図り得るものである。
【0005】
また、請求項3の如く、前記トラックフレーム後部に前後アイドラリンクを介してテンションフレームを前後方向移動自在に連結させ、前記トラックフレーム後端側上面に形成する後下り斜面の上方にアイドラフレームを設け、前記トラックフレームの後部両側に貫通させる前記後本機昇降支軸及びリンク軸に前記前後アイドラリンクを介して前記テンションフレーム両側の枢支軸を連結させているものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はコンバインの全体の斜視図、図2は同右側面図、図3は平面説明図であり、図中1は左右一対の走行クローラ2を装設する左右一対のトラックフレーム、3は前記の左右トラックフレーム1に架設する機台、4はフィードチェン5を左側に張架し扱胴6及び処理胴を内蔵している脱穀機である脱穀部、7は引起機構8及び刈刃9及び穀稈搬送機構10などを備える刈取部、11は刈取フレーム12を介して刈取部7を昇降させる油圧昇降シリンダ、13は排藁チェン14終端を臨ませる排藁処理部、15は脱穀部4からの穀粒を揚穀筒を介して搬入する穀物タンク、16・17は前記タンク15の穀粒を機外に搬出する排出オーガ、18は運転操作ハンドル19及び運転席20を備える運転キャビン、21は運転キャビン18下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成している。
【0009】
さらに、図4、図5に示す如く、機台3前側で左右の走行クローラ2の間にミッションケース22を配設させ、ミッションケース22とエンジン21を略直列に前後に設け、ミッションケース22を介して走行クローラ2にエンジン21の駆動力を伝えると共に、脱穀部4前側の機台3上面に左右の支持台23・24を立設させ、支持台23・24に刈取フレーム12を介して刈取部7を昇降自在及び横移動可能に設ける。また、支持台23・24後側の機台3上面にカウンタケース25を設け、脱穀部4及び刈取部7にカウンタケース25を介してエンジン21の駆動力を伝える。
【0010】
さらに、ミッションケース22側方の機台3にキャビン前フレーム26を立設させ、キャビン18のステップフレーム27前部を前フレーム26上部に回動支点軸28を介して設け、支点軸28回りにキャビン18を前方に回動自在に支持させると共に、右の支持台24に左のキャビン後フレーム29を立設させ、機台3に立設させる右のキャビン後フレーム30との間の機台3上面にエンジン21を設け、エンジン21をエンジンルームカバー31で覆う。また、前記カバー31の上方で左右の後フレーム29・30上部をキャビン横フレーム32によって連結させ、キャビン横フレーム32にフックレバー33を設け、キャビン18のステップフレーム27後部を横フレーム32に上載させてフックレバー33により係脱自在に固定させると共に、右の支持台24と前フレーム26の間に水平連結フレーム34を固定させ、水平連結フレーム34中間と横フレーム32中間に傾斜連結フレーム35を固定させ、連結フレーム34・35によってフレーム剛性を確保する。また、左の後フレーム29にオーガ支柱36を連結させてオーガレスト37を設け、昇降及び旋回自在に設ける排出オーガ17をオーガレスト37の本機収納位置に支持させる。
【0011】
さらに、図6乃至図15に示す如く、前記機台3前側のミッションケース22に車軸ケース38を介して取付ける駆動スプロケット39と、前記トラックフレーム1に取付ける複数の転輪40及び可動ローラ41及びアイドルローラ42と、本機シャーシ45に取付けるキャリヤローラ43とを備え、トラックフレーム1に走行クローラ2の接地側を張設させると共に、トラックフレーム1後部に取付けるテンションフレーム44にアイドラフレーム46を介してアイドルローラ42を設け、トラックフレーム1に走行クローラ2を装設させる。
【0012】
また、図17、図18及び図38にも示すように、前記機台3下面に一対の左右本機シャーシ45・45を前後クロスメンバ47・47と横フレーム48によってを固定させ、左右本機シャーシ45・45前後方向延設両端部に前後本機昇降支点ボス49・49を固定させ、前後本機昇降支軸50・50前記ボス49・49に回転自在に軸支させ、左右一対で前後略同一形状の側面視L形になるように上下スイングアーム51・51・52・52を前記支軸50・50両端部に固定させ、前記トラックフレーム1に回転自在に軸支させる受軸53・53に下スイングアーム52・52の後端側を連結させ、前後方向に延設させる連結部材54両端に前後の上スイングアーム51・51の上端側を連結させ、連結部材54の中間に機昇降シリンダ55を設け、本機昇降シリンダ55の油圧力によって連結部材54を前後に押引動作させ、前後一対の上下スイングアーム51・51・52・52を介して左右一対の各トラックフレーム1を機台3に対して各別に昇降自在に取付ける。
【0013】
さらに、図16乃至図26に示す如く、前記テンションフレーム44後方にテンションボルト56操作によりアイドラフレーム46を出入させる半固定テンション調節によって走行クローラ2のテンションを設定するもので、本機昇降シリンダ55によって前後スイングアーム51・52を支軸50回りに揺動させ、各ローラ40・41・42とトラックフレーム1を昇降させ、走行クローラ2の接地側を昇降させるもので、運転キャビン18に設ける昇降調節スイッチの手動操作、並びに機台5の左右傾動を検出する傾斜センサの検出結果に基づく自動制御などにより、左右一対の本機昇降シリンダ55・55を各別に作動させ、左右走行クローラ2・2の接地高さを変更して機台3の左右傾斜を修正して略水平に支持させるように構成している。
【0014】
また、前記トラックフレーム1後部に前後アイドラリンク57・58を介しテンションフレーム44を前後方向移動自在に連結させ、トラックフレーム1後端側上面に形成する後下り斜面の上方にアイドラフレーム46を設けるもので、トラックフレーム1の後部両側に貫通させる受軸53及びリンク軸59に前後アイドラリンク57・58を介しテンションフレーム44両側の枢支軸60・61を連結させている。
【0015】
そして、前記昇降シリンダ55を駆動してスイングアーム52を下方に回転させ、トラックフレーム1を下方前方に移動させ、走行クローラ2接地側を下方前方に移動させ、機台3の地上高を高くすると共に、前アイドラリンク57によって、テンションフレーム44前側をトラックフレーム1から持上げ、後アイドラリンク58を後方に傾倒させ、テンションフレーム44とアイドラフレーム46をトラックフレーム1の後下り斜面方向に傾けて下降させ、テンションフレーム44後部のアイドルローラ42を下降させてトラックフレーム1に対して後方下方に移動させ、トラックローラ1後方に走行クローラ2の前後方向接地幅を拡大させ、走行クローラ2の接地長を後方に延長させることによって、走行クローラ2接地側の前後方向の機体重心移動を少なくし、走行クローラ2後部の土中沈下を防ぎ、しかも走行クローラ2接地面の拡大により単位面積当りの接地圧を低下させ、走行クローラ2の土中沈下を少なくする。
【0016】
さらに、トラックフレーム1を介して走行クローラ2を装設させる走行車において、トラックフレーム1を、前部と中央部と後部とに、分離自在に分割し、トラックフレーム1を部分的に分離して交換し、修理費用などを低減させると共に、トラックフレーム1を分割して運搬作業を行えて輸送コスト低減及び取扱い性向上などを行う。また、トラックフレーム1を形成する中央フレーム62に、前フレーム63と後フレーム64を着脱自在に締結させ、前後フレーム63・64を中央フレーム62にボルト65だけで固定させ、トラックフレーム1の構成部品数を低減させて軽量化及びコスト低下を図る。
【0017】
また、図23乃至図28の如く、中央フレーム62を端面門形に形成し、前後フレーム63・64を中央フレーム62の門形内部に挾み込み、側方と上方の2方向から複数のボルト65を締付け、中央フレーム62前側に前フレーム63後側を着脱自在に固定させ、中央フレーム62後側に後フレーム64前側を着脱自在に固定させ、例えば締付用ステー等を不要にして構成部品数を少なくし、軽量化及びコスト低下を行えると共に、側方からのボルト65締付けによる摩擦力と上方からのボルト65締付けによる引張り力とにより、少ないボルト65本数で中央フレーム62に前後フレーム63・64を固定できる。
【0018】
また、走行クローラ2を水平制御自在に支持させる前本機昇降支軸53を前フレーム63に設け、後本機昇降支軸53を後フレーム64に設け、走行クローラ2の水平制御用の部品を前側と後側に分けて各別に組立及び分解させ、製造及びメンテナンス等の作業性の向上を図ると共に、前本機昇降支軸53回りに前及び中央フレーム62・63を回動可能に設け、前フレーム63に中央フレーム62を固定させた状態で、後フレーム64の組付けまたは取外しを行い、例えば中央フレーム62に後フレーム64を挾込む取付け構造の採用並びに後フレーム64の脱着作業性の向上などを図るもので、後フレーム64を中央フレーム62に挾込む構成であるから、後フレーム64を組付けるとき、または後フレーム64を取外すとき、前本機昇降支軸53回りに中央フレーム62を回動させることにより、後フレーム64の組付けまたは取外し作業性が良い。また、中央フレーム62と後フレーム64のボルト65締付部を長穴または遊嵌(バカ)穴にすることにより、前後本機昇降支軸53間の距離が本機側シャーシ45の製作精度によって変化しても、前記各支軸53の軸間距離の誤差を長穴(バカ穴)によって調整できる。
【0019】
また、図27乃至図29に示す如く、トラックフレーム1に走行クローラ2を支持させる転輪40に複数の油穴66を設け、一方の油穴66を用いて給油または排油させるときに他方の油穴66を空気抜き用などに使用し、給油または排油作業をスムーズに行い、例えば転輪40の軸芯を中心とする円周上に各油穴66を角度をもたせて配置させることにより、給油量を確認する給油口として油穴66を利用するもので、前後フレーム63・64にボス67を溶接固定させ、ボス67にベアリング68及びオイルシール69を介してローラ軸70を回転自在に軸支させ、ローラ軸70に転輪40を固定させると共に、前記油穴66をプラグ71によって開閉自在に塞ぐ。そして、図29の如く、2つの油穴66を約90度乃至180度の間隔で角度をもたせて配置させ、2つの油穴66をローラ軸70よりも高く位置させ、一方の油穴66から注油し、もう一方の油穴66を検油口として利用して給油作業を行う一方、一方の油穴66をローラ軸70の略直下に位置させ、もう一方の油穴66をローラ軸70よりも高く位置させ、ローラ軸70下方の油穴66から内部の油を排出させ、ローラ軸70上方の油穴66を通気口として利用してオイル抜き作業を行う。なお図37のように、ベアリング68を一対に増設させて転輪40の軸70をダブルベアリング構造とし、前側から1番目(最前)と4番目(中央)と7番目(最後)の転輪40をダブルベアリング68によって支持させ、市場での交換性を改善している。
【0020】
また、図15、図27に示す如く、走行クローラ2上方の機台3に合成ゴム板製のクローラガード72を設け、長方形のガード72の一方の長辺を機台3のステー73にボルト固定させ、前記ガード72のもう一方の長辺側を走行クローラ2の非接地側の外周に突設させると共に、前記ガード72の前後の短辺側に斜隅部74を形成し、斜隅部74の前後方向の切り落し寸法を左右方向の切り落し寸法よりも大きく形成し、泥よけ用のクローラガード72に泥などが載って下方に垂れ下がっても、斜隅部74が走行クローラ2の外周縁に斜めに接触し、走行クローラ2との接触によってクローラガード72が引張れて損傷するのを防ぐ。
【0021】
さらに、図17、図21、図30に示す如く、前本機昇降支点のボス49をファイナル受ステー79に溶接75固定させ、その後、ブッシュ用挿入溝76及びシール用挿入溝77を汎用の工作機械で加工してボス49の内孔に形成し、その後、前記ステー79を本機側シャーシ45に溶接78固定させ、ボス49の溶接75によって溝76・77が歪む不具合をなくせるもので、トラックフレーム1を介して走行クローラ2を装設させる走行車において、水平制御可能な走行クローラ2の本機昇降支点ボス49を取付け部材であるステー79に固定させた状態でシャーシ45に設け、例えばプッシュまたはシールを挿入するように本機昇降支点ボス49を溶接固定後に加工する必要があるが、小形状のステー79に本機昇降支点ボス49を固定させて加工を行い、大形状のシャーシ45に取付ける前の加工によって加工コストの低減並びに作業性の向上などを行う。なお、前記ステー79の前側にファイナル受80を設け、ファイナル受80に車軸ケース38を固定させる。
【0022】
さらに、図23乃至図25、図31に示す如く、ターンバックル81付きの伸縮調節ロッド82後端にシリンダ受板83を固定させて前記連結部材54を構成し、前記ロッド82及びシリンダ受板83を前後一対の上スイングアーム51・51上端にそれぞれ軸84・85を介して連結させると共に、前記機台3に固定させるブラケット86に軸87を介して本機昇降シリンダ55を取付け、本機昇降シリンダ55のピストンロッド88先端をシリンダ受板83に軸89を介して連結させ、本機昇降シリンダ55のピストンロッド88の軸芯延長線上に各軸85・87・89を設け、ピストンロッド88の伸張力がシリンダ受板83に圧縮力として作用して変形させるのを防ぎ、かつシリンダ受板83の小型軽量化などを行えるように構成している。
【0023】
また、前記ピストンロッド88に固定するボルト90と、シリンダ受板83に軸89を介して連結させるナット体91と、緩み止めナット92とを、アジャスト機構93に備え、ナット92を介してナット体91に螺出入自在に螺着させるもので、トラックフレーム1を介して走行クローラ2を装設させる走行車において、本機昇降シリンダ55のピストンロッド88先端に、取付け位置を調節するアジャスト機構93を設け、水平制御用のスイングアーム51と前記ピストンロッド88の連結位置がスイングアーム51と機体側のストッパ94・95によって決定される構造では、ストッパ94・95によって略全荷重を支える必要があるが、アジャスト機構93の調整によってシリンダ55とストッパ94・95とに荷重を分割して負担させ、組立作業性及び組立精度などを向上させる。
【0024】
さらに、前側のスイングアーム51・52のストッパ94は、前側の下スイングアーム52に当接させるようにシャーシ45に設けると共に、後側のスイングアーム51・52のストッパ95は、トラックフレーム1の後フレーム64に設けて、テンションフレーム44に当接させるもので、トラックフレーム1を介して走行クローラ2を装設させる走行車において、走行クローラ2のアイドルローラ42を支えるアイドラフレーム46のストッパ95をトラックフレーム1に設け、アイドラフレーム46などの組立て時にストッパ95の位置決めにより、本機昇降シリンダ55等との連結組立を高精度で行い、例えば本機側から支える構造に比べてトラックフレーム1に設けるストッパ95をコンパクトで簡単に構成し、水平制御用の前後のストッパ94・95に荷重を分担させることにより、前後の水平制御用スイングアーム51・52及び連結ロッド82に過大な力が作用するのを防止する。
【0025】
さらに、図25、図32に示す如く、トラックフレーム1を介して走行クローラ2を装設させる走行車において、走行クローラ2のアイドルローラ42を支えるアイドラフレーム46のアイドラリンク57と、本機昇降シリンダ55に連結させるスイングアーム52とを、テーパ形状の軸53一側部に設け、例えばスイングアーム52の作動トルクがスプライン96によりアイドラリンク57に伝わる構造では、アイドラリンク57を組付ける2本の軸53・60の軸芯を一致させる必要があるが、スプライン96連結は加工精度が低いと組付けが困難になるも、テーパ形状の軸53を用いてくさび効果によりトルクを適正に伝え乍ら、取付け角度を問題にすることなく、アイドラリンク57を組付け、組立て作業性を向上させる。
【0026】
また、図31に示す如く、トラックフレーム1を介して走行クローラ2を装設させる走行車において、本機昇降シリンダ55に連結させるスイングアーム51の前記ボス49と、スイングアーム51を支える本機昇降支軸50とを、切欠97を有するスプライン96を介して設け、単なるスプラインでは誤組し易く位置の確認が面倒で組み立て作業性が悪くなるが、切欠97を合せることによってスプライン96の組付け位置を確認し、組立作業性を向上させ、しかもポンチマーク98を併用することによって組立性をさらに向上させる。
【0027】
また、図26に示す如く、トラックフレーム1を介して走行クローラ2を装設させる走行車において、走行クローラ2を支える転輪40のボス67を設ける前後フレーム63・64をトラックフレーム1の中央フレーム62に着脱自在に締結させ、仮りにボス67が損傷してもボス67を設ける前後フレーム63・64だけの交換により修理を行え、トラックフレーム1部の交換に比べて修理費用を軽減し、しかも転輪40単体で組立を行えて油漏れ等の組立時のチェック等がやり易く、組立て途中に不具合が生じても少ない工数で適正に修復できる。
【0028】
さらに、図25、図33に示す如く、トラックフレーム1を介して走行クローラ2を装設させ、走行クローラ2を支えるアイドルローラ42をトラックフレーム1にアイドラフレーム46を介して設け、走行クローラ2の水平制御動作によってアイドラフレーム46を揺動させる走行車において、機体最下げ状態でトラックフレーム1とアイドラフレーム46の間に隙間99を設け、トラックフレーム1とアイドラフレーム46間の泥抜けが良好に行われ、小石などが挾っても押しつぶされることなく、泥土の付着による不具合または小石の噛込みによる損傷などを防止し、アイドラフレーム46を適正に支持して水平制御動作をスムーズに行わせる。
【0029】
また、トラックフレーム1とアイドラフレーム46間の隙間99にスクレーパ100を設け、トラックフレーム1とアイドラフレーム46の間に泥土または石などが侵入するのをスクレーパ100によって阻止し、アイドラフレーム46などの水平制御動作を適正に維持すると共に、前記テンションフレーム44下方のトラックフレーム1の上面に一定長さの開口101を形成して、昇降制御によってトラックフレーム1とテンションフレーム44との間が開放されて泥や石などが入り込んでも、これら泥や石などを開口101から下方に落下させて昇降制御不良となるなどの不都合を防止するように構成している。また、前記スクレーパ100は四角形の鉄板で形成し、テンションフレーム44の軸102にスクレーパ100の一側端部を回転自在に支持させ、スクレーパ100の他側端部をトラックフレーム1の前方に向けて延設させて自重でフレーム1上面に摺接させる。なお、スクレーパ100をフレーム1上面にバネによって弾圧させてもよい。
【0030】
また、図17、図18、図30及び図38に示す如く、トラックフレーム1を介して走行クローラ2を装設させる走行車において、トラックフレーム1を支えるシャーシ45の前後本機昇降支点ボス49・49配置部にそれぞれ前後クロスメンバ47・47を設け、機体重量を支えるシャーシ45の剛性を向上させる補強を簡単な構造で行い、例えば前本機昇降支点ボス49周りに補強板であるファイナル受ステー79を固定して前クロスメンバ47とシャーシ45の連結部などの機体強度を向上させるもので、ファイナル受80を設けるファイナル受ステー79を、前本機昇降支点ボス49の取付具、並びに前クロスメンバ47の補強材として兼用し、軽量化及びコスト低減を図る。さらに、後クロスメンバ47と横フレーム48を連結させる補強板である後ステー179に後本機昇降支点ボス49を溶接固定させた後、ボス49を加工して溝76・77を形成し、その後、クロスメンバ47とフレーム48にステー179を溶接固定させるもので、機台3後部並びに左右の本機シャーシ45後部を取付部材Aを介してクロスメンバ47と横フレーム48の2本の連結材によって連結させ、アイドルローラ42等を設けるトラックフレーム1後部の支持に必要な本機シャーシ45後側のボス49取付け強度を確保する。
【0031】
さらに、図27、図34に示す如く、トラックフレーム1を介して走行クローラ2を装設させる走行車において、走行クローラ2を支えるキャリアローラ43の機外側輪体103をボス部104と別体に形成して着脱自在に設け、キャリアローラ43の機外側輪体103を取外して走行クローラ2を着脱させ、キャリアローラ43の上方に走行クローラ2を持上げて着脱させる作業を不要にし、走行クローラ2の取外し取付け作業性を向上させるもので、本機側シャーシ45に軸体105の一側部を固定させ、軸体105の他側部にボス部104をベアリング106軸支させ、ボス部104と機内側輪体107を一体形成すると共に、ボス部104に機外側輪体103をインローで嵌込んで着脱自在にボルト108止め固定させる。そして、走行クローラ2を取外すとき、機外側輪体103を外すことにより、走行クローラ2の芯金109がキャリアローラ43に当接することがないから、芯金109がローラ外径部を乗り越えるように持上げる必要がなく、走行クローラ2を機外側にスライドさせるだけで脱着できる。また、輪体103とボス部104のインロー嵌合により、組立誤差を低減でき、かつボルト108の緩みを防止できる。
【0032】
さらに、図33に示す如く、前記テンションフレーム44前端外側にテンションボルト受け110を取外し自在に固定させ、前記アイドラフレーム46の前部内側に固設するナット受板111とボルト受け110間の略中央にテンションボルト56を配置させるもので、テンションボルト56の六角頭部112をボルト受け110の外側に突出させ、テンションボルト56に結合するナット113をナット受板111外面に当接させ、テンションフレーム44の内側面に外形を沿わせる4角板形の回り止め部材114をナット113に固設させ、ボルト受け110外側からのテンションボルト56の回転操作によってテンションフレーム44からアイドラフレーム46を伸縮させて、アイドルローラ42による走行クローラ2のテンションを調節するもので、前後対称の2つのナット113を回り止め部材114の両面に設け、組立時またはメンテナンス時、ナット113と回り止め部材114を前後いずれの向きに組付けてもよく、1つのナット113を部材114に設ける構造のように、向きを間違えて組付ける不具合がない。
【0033】
さらに、図35、図36はトラックフレーム1の変形例を示すもので、中央フレーム62と、前後フレーム63・64を、骨フレーム115により、溶接して一体に連結させるもので、トラックフレーム1全体を1部品として取扱う。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、走行クローラ2を装設するトラックフレーム1を、機台3に昇降自在に取付けた走行車において、トラックフレーム1を、前部の前フレーム63と中央部の中央フレーム62と後部の後フレーム64とに分離自在に形成すると共に、中央フレーム62は端面門形に形成して、前後フレーム63・64を中央フレーム62の門形内部に挾み込み、側方と上方の2方向から複数のボルト65を締付け、中央フレーム62の前側に前フレーム63の後側を着脱自在に固定させる一方、中央フレーム62の後側に後フレーム64の前側を着脱自在に固定させものである。
このようにして、トラックフレーム1を部分的に分離して交換することができるため、修理費用などを低減させると共に、トラックフレーム1を分割して運搬作業を行えて輸送コスト低減及び取扱い性向上などを行うことができる。
そして、トラックフレーム1を形成する中央フレーム62に、前フレーム63と後フレーム64を着脱自在に締結させ、前後フレーム63・64を中央フレーム62にボルト65だけで固定させることができるため、トラックフレーム1の構成部品数を低減させて軽量化及びコスト低下を図ることができる。
また、端面門形に形成した中央フレーム62の門形内部に、前後フレーム63・64を挾み込み、側方と上方の2方向から複数のボルト65を締付け、中央フレーム62の前側に前フレーム63の後側を着脱自在に固定させ、中央フレーム62の後側に後フレーム64の前側を着脱自在に固定させることができるため、例えば締付用ステー等を不要にして構成部品数を少なくし、軽量化及びコスト低下を行えると共に、側方からのボルト65締付けによる摩擦力と上方からのボルト65締付けによる引張り力とにより、少ないボルト65本数で中央フレーム62に前後フレーム63・64を固定することができる。
【0035】
また、請求項2に係る発明は、走行クローラ2を水平制御自在に支持させる前本機昇降支軸53を前フレーム63に設け、後本機昇降支軸53を後フレーム64に設けるもので、走行クローラ2の水平制御用の部品を前側と後側に分けて各別に組立及び分解でき、製造及びメンテナンス等の作業性の向上を図ることができるものである。
【0036】
また、請求項3に係る発明は、前記トラックフレーム後部に前後アイドラリンクを介してテンションフレームを前後方向移動自在に連結させ、前記トラックフレーム後端側上面に形成する後下り斜面の上方にアイドラフレームを設け、前記トラックフレームの後部両側に貫通させる前記後本機昇降支軸及びリンク軸に前記前後アイドラリンクを介して前記テンションフレーム両側の枢支軸を連結させているもので、走行クローラ2の水平制御用の部品を前側と後側に分けて各別に組立及び分解でき、製造及びメンテナンス等の作業性の向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体斜視図。
【図2】同側面図。
【図3】同平面説明図。
【図4】機体前部の側面説明図。
【図5】同正面説明図。
【図6】機台の側面図。
【図7】同平面図。
【図8】同要部側面図。
【図9】同要部正面図。
【図10】同斜視図。
【図11】トラックフレーム部の平面図。
【図12】同底面斜視図。
【図13】本機シャーシの側面図。
【図14】同上面斜視図。
【図15】同平面図。
【図16】同側面説明図。
【図17】同要部側面図。
【図18】同要部平面図。
【図19】トラックフレームの分解図。
【図20】同上面斜視図。
【図21】同平面図。
【図22】同側面図。
【図23】本機昇降シリンダ部の側面図。
【図24】同前部拡大図。
【図25】同後部拡大図。
【図26】トラックフレームの分解説明図。
【図27】トラックフレーム部の断面正面図。
【図28】同下部拡大図。
【図29】転輪の説明図。
【図30】本機シャーシ前部の平面図。
【図31】本機昇降シリンダの取付け説明図。
【図32】スイングアームの取付け説明図。
【図33】テンションフレーム部の側面図。
【図34】キャリアローラ部の断面図。
【図35】変形例を示すトラックフレームの斜視図。
【図36】同分解図。
【図37】図28の変形例を示す説明図。
【図38】クロスメンバ部の平面図。
【符号の説明】
1 トラックフレーム
2 走行クローラ
40 転輪
53 本機昇降支軸
62 中央フレーム
63 前フレーム
64 後フレーム
66 油穴

Claims (3)

  1. 走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム(1)を、機台(3)に昇降自在に取付けた走行車において、
    前記トラックフレーム(1)を、前部の前フレーム(63)と中央部の中央フレーム(62)と後部の後フレーム(64)とに分離自在に形成すると共に、
    前記中央フレーム(62)は端面門形に形成して、前記前後フレーム(63,64)を前記中央フレーム(62)の門形内部に挾み込み、側方と上方の2方向から複数のボルト(65)を締付け、前記中央フレーム(62)の前側に前記前フレーム(63)の後側を着脱自在に固定させる一方、前記中央フレーム(62)の後側に前記後フレーム(64)の前側を着脱自在に固定させたことを特徴とする走行車。
  2. 前記走行クローラ(2)を水平制御自在に支持させる前本機昇降支軸(53)を前記前フレーム(63)に設け、後本機昇降支軸(53)を前記後フレーム(64)に設けることを特徴とする請求項1に記載の走行車。
  3. 前記トラックフレーム(1)後部に前後アイドラリンク(57,58)を介してテンションフレーム(44)を前後方向移動自在に連結させ、前記トラックフレーム(1)後端側上面に形成する後下り斜面の上方にアイドラフレーム(46)を設け、前記トラックフレーム(1)の後部両側に貫通させる前記後本機昇降支軸(53)及びリンク軸(59)に前記前後アイドラリンク(57,58)を介して前記テンションフレーム(44)両側の枢支軸(60,61)を連結させていることを特徴とする請求項2に記載の走行車。
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