JP2011156975A - クローラ走行装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】機体フレーム5に左右それぞれ横軸心Xa,Xb回りに揺動自在に支持された前側の揺動アーム28aの揺動端部と後側の揺動アーム28bの揺動端部とをトラックフレーム22に連結して、機体フレーム5に対して揺動アーム28a,28bを介してトラックフレーム22を昇降自在に支持してあるクローラ走行装置において、前側の揺動アーム28a及び後側の揺動アーム28bのうち、一方の揺動アーム28bの揺動端部を前後方向に摺動自在な案内部84を介してトラックフレーム22に連結してある。
【選択図】図9
Description
第1発明は、機体フレームに左右それぞれ横軸心回りに揺動自在に支持された前側の揺動アームの揺動端部と後側の揺動アームの揺動端部とをトラックフレームに連結して、前記機体フレームに対して前記揺動アームを介して前記トラックフレームを昇降自在に支持してあるクローラ走行装置において、前記前側の揺動アーム及び前記後側の揺動アームのうち、一方の揺動アームの揺動端部を前後方向に摺動自在な案内部を介して前記トラックフレームに連結してあることを特徴とする。
第1発明によれば、トラックフレームを昇降させる揺動アームの揺動端部を、前後方向に摺動可能な案内部を介してトラックフレームに連結してあるので、揺動アームの昇降による前後の揺動アームの揺動端部間の寸法変化を、前後方向に摺動自在な案内部により揺動アームの揺動端部及びトラックフレームの一方を他方に対して前後摺動させることで吸収することができ、従来のトラックフレームと揺動アームとの間に補助リンクを採用した場合のように、機体を急旋回したときにクローラ横方向に大きな外力を受け、それにより補助リンクが大きな曲げ力を受けるという状態は生じない。
従って、第1発明によれば、部品点数を削減でき、組み付けも精度も要求されないので生産性が向上できる。又、急旋回のときに、補助リンクを設けていた場合のように大きな曲げ力が作用せず、耐久性及び信頼性が向上する。
第2発明は、第1発明の構成において、前記一方の揺動アームの揺動端部に連結ピンを備え、前記トラックフレームに前記案内部を備えるとともに、前記案内部を前記連結ピンと嵌合する前後に長い長孔で形成してある。
第2発明によれば、前記案内部を連結ピンと嵌合する前後に長い長孔で形成してあるので、簡素な構成で、生産性の向上並びに耐久性の向上が期待できる。
第3発明は、第2発明の構成において、前記一方の揺動アームの揺動端部に二股状のボス部を備え、前記二股状のボス部に前記連結ピンを取り付けることにより、前記連結ピンを前記案内部に支持させてある。
第3発明によれば、案内部を構成する長孔に挿通して連結する連結ピンが二股状に両持ち支持されているので、揺動アームの揺動端部の連結ピンが長孔の摺動端部に衝突して衝撃荷重が加わったとしても連結ピンを強固に支持することができ、案内部と連結ピンによる連結部の構造が構造簡単でしかも破損し難いものとすることができた。
第4発明は、第2発明または第3発明の構成において、前記連結ピンにローラを外嵌し、前記ローラを挟んで前記トラックフレームの上方に前記ローラの上部に接当する受け部を形成して、前記トラックフレームの上面と前記受け部とで案内部を形成し、前記ローラを前記トラックフレームの上面と前記受け部との間で転動可能に構成してある。
第4発明によれば、揺動アームの昇降による前後の揺動アームの揺動端部間の寸法変化が、トラックフレームの上面と受け部とで前後に案内されるローラの移動で吸収されるので、案内部の磨耗が少なく耐久性を向上させることができる。
図1、図2に示すように、左右一対のクローラ走行装置1,1によって自走し、運転座席2が装備された搭乗型の運転部3、運転座席2の下方にエンジン95(図3参照)を有した自走機体4の機体フレーム5の前部に、刈取り前処理部6の前処理部フレーム7の基端側を機体横向きの軸心回りで回動自在に連結するとともに、前記機体フレーム5に脱穀装置8および穀粒タンク9を搭載して、コンバインを構成してある。
図4に示すように、入力プーリ98は、回転軸99の突出端に固着された第1回転体100に4本のボルト101で連結されている。
図17〜図21は、クローラ走行装置1の第2の実施の形態を示す。
図17、図18に示すように、固定フレーム125に上下揺動可能に後向きに前後一対の揺動アーム123,124を枢支連結し、揺動アーム123,124の揺動端部に二股状のボス部123a,124aが形成されていて、揺動アーム123,124の機体内方側に位置して、前後の揺動アーム123,124に亘ってトラックフレーム126がボス部123a,124aに挿通支持した連結ピンとしての支軸127,128を介して連結されている。
(1)図22に示すように、脱穀装置8の後部の排塵口151を塞ぐ着脱自在は閉塞板152を設けるとともに、脱穀装置8の側板153に開閉自在な採風口154を形成する。脱穀装置8の外回りやクローラ走行装置1を掃除するときに、排塵口151を別に用意した閉塞板152で閉じるとともに、採風口154を開いて先端にエアーガン155を取り付けたホース156を繋ぐ。脱穀装置8を駆動させて、唐箕158で発生する風を利用して、エアーガン155より放出される風で、脱穀装置8の外回りやクローラ走行装置1を掃除する。これにより、コンバインをエアーガン155で掃除するための電源が不要となり、又、用意しなければいけない道具を削減することができる。
22,126 トラックフレーム
28a,123 前側の揺動アーム
28b,124 後側の揺動アーム
31a,31b ボス部
123a,124a ボス部
75 受け部
76 トラックフレームの上面(受け台)
77,142 長孔
84 案内部
85 ローラ
86,128 連結ピン(支軸)
142 案内部(長孔)
Xa,Xb 横軸心
Claims (4)
- 機体フレームに左右それぞれ横軸心回りに揺動自在に支持された前側の揺動アームの揺動端部と後側の揺動アームの揺動端部とをトラックフレームに連結して、前記機体フレームに対して前記揺動アームを介して前記トラックフレームを昇降自在に支持してあるクローラ走行装置において、
前記前側の揺動アーム及び前記後側の揺動アームのうち、一方の揺動アームの揺動端部を前後方向に摺動自在な案内部を介して前記トラックフレームに連結してあることを特徴とするクローラ走行装置。 - 前記一方の揺動アームの揺動端部に連結ピンを備え、前記トラックフレームに前記案内部を備えるとともに、前記案内部を前記連結ピンと嵌合する前後に長い長孔で形成してある請求項1記載のクローラ走行装置。
- 前記一方の揺動アームの揺動端部に二股状のボス部を備え、前記二股状のボス部に前記連結ピンを取り付けることにより、前記連結ピンを前記案内部に支持させてある請求項2記載のクローラ走行装置。
- 前記連結ピンにローラを外嵌し、前記ローラを挟んで前記トラックフレームの上方に前記ローラの上部に接当する受け部を形成して、前記トラックフレームの上面と前記受け部とで案内部を形成し、前記ローラを前記トラックフレームの上面と前記受け部との間で転動可能に構成してある請求項2または3記載のクローラ走行装置。
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