JP6532400B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
また、縦搬送部を一端側で支持する支持部材の他端側を穀粒タンクに連結するので、穀粒タンクに十分な補強を施す必要が生じがちである。
刈取部によって刈取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置によって得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記穀粒タンクに貯留された穀粒を機外へ排出する穀粒排出装置と、を備え、
前記穀粒タンクの下端部に接続されたL字形状の接続ケースが備えられ、
前記穀粒排出装置に、前記接続ケースに接続されて上方向に延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続されて横方向に延び、先端部に排出口を有する横搬送部と、を備え、
前記穀粒排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心として、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記穀粒タンクの上方に位置する格納姿勢とに亘り旋回可能であり、
前記縦搬送部に寄り添う状態で機体上下方向に沿って延び、前記縦搬送部を支持する縦フレームが備えられ、
前記縦フレームの下部が前記接続ケースに支持され、かつ、前記縦フレームの上部に前記縦搬送部が支持されており、
前記縦フレームは、第一縦フレーム及び第二縦フレームを備え、
前記第一縦フレームは、前記縦搬送部に対して、前記穀粒排出装置が前記格納姿勢となったときの前記排出口とは反対側の位置に設けられており、
前記第二縦フレームは、前記縦搬送部に対して、前記穀粒排出装置が前記排出姿勢となったときの前記排出口とは反対側の位置に設けられており、
前記穀粒排出装置が前記格納姿勢に旋回したときの前記横搬送部を下方から位置保持する保持部を備え、
前記第二縦フレームは、前記第一縦フレームが前記縦搬送部を支持する位置よりも上方において、前記縦搬送部を支持している。
従って、縦搬送部の上端部から横方向に延びる横搬送部の荷重に抗して縦搬送部を縦フレームによってしっかり支持させることができ、穀粒排出装置をスムーズに旋回させることができる。また、供給先の上方に排出口を安定的に位置させることができて、穀粒を供給し易い。縦フレームによる縦搬送部の支持を縦搬送部に近い箇所から行わせられるので、縦フレームと縦搬送部とに亘る支持部材を小型にすることが可能になる。
穀粒排出装置が格納姿勢に旋回されると、横搬送部が機体内側に位置する延出状態で縦搬送部から延出し、この延出状態の横搬送部の荷重が縦搬送部に掛かる。このとき、第一縦フレームは、縦搬送部に対して排出口が位置する側と反対側、すなわち、横搬送部の延長線上に位置するので、第一縦フレームは横搬送部の荷重を効率良く受け止め、穀粒排出装置が横搬送部の荷重によって傾くことを効果的に防止できる。
穀粒排出装置が排出姿勢に旋回されると、横搬送部が機体外側に向かって延出状態で縦搬送部から延出し、この延出状態の横搬送部の荷重が縦搬送部に掛かる。このとき、第二縦フレームは、縦搬送部に対して排出口が位置する側と反対側に位置するので、第二縦フレームは横搬送部の荷重を効率良く受け止め、穀粒排出装置が横搬送部の荷重によって傾くことを効果的に防止できる。
刈取部によって刈取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置によって得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記穀粒タンクに貯留された穀粒を機外へ排出する穀粒排出装置と、を備え、
前記穀粒タンクの下端部に接続されたL字形状の接続ケースが備えられ、
前記穀粒排出装置に、前記接続ケースに接続されて上方向に延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続されて横方向に延び、先端部に排出口を有する横搬送部と、を備え、
前記穀粒排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心として、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記穀粒タンクの上方に位置する格納姿勢とに亘り旋回可能であり、
前記縦搬送部に寄り添う状態で機体上下方向に沿って延び、前記縦搬送部を支持する縦フレームが備えられ、
前記縦フレームの下部が前記接続ケースに支持され、かつ、前記縦フレームの上部に前記縦搬送部が支持されており、
前記縦フレームは、前記縦搬送部に対して、前記穀粒排出装置が前記排出姿勢となったときの前記排出口とは反対側の位置に設けられており、
前記穀粒タンクは、前記脱穀装置の上方に配置されており、
前記縦搬送部は、前記穀粒タンクの前方に配置されており、
前記脱穀装置の前面に固定され、エンジンからの駆動力を前記脱穀装置に伝達するギヤ機構を収容する入力ケースと、
前記縦フレームに連結される支持フレームを備え、
前記支持フレームの延出端は、前記入力ケースに連結されている。
従って、縦搬送部の上端部から横方向に延びる横搬送部の荷重に抗して縦搬送部を縦フレームによってしっかり支持させることができ、穀粒排出装置をスムーズに旋回させることができる。また、供給先の上方に排出口を安定的に位置させることができて、穀粒を供給し易い。縦フレームによる縦搬送部の支持を縦搬送部に近い箇所から行わせられるので、縦フレームと縦搬送部とに亘る支持部材を小型にすることが可能になる。
刈取部によって刈取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置によって得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記穀粒タンクに貯留された穀粒を機外へ排出する穀粒排出装置と、を備え、
前記穀粒タンクの下端部に接続されたL字形状の接続ケースが備えられ、
前記穀粒排出装置に、前記接続ケースに接続されて上方向に延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続されて横方向に延び、先端部に排出口を有する横搬送部と、を備え、
前記穀粒排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心として、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記穀粒タンクの上方に位置する格納姿勢とに亘り旋回可能であり、
前記縦搬送部に寄り添う状態で機体上下方向に沿って延び、前記縦搬送部を支持する縦フレームが備えられ、
前記穀粒タンクの上面に、前記穀粒排出装置が前記格納姿勢に旋回したときの前記横搬送部を下方から位置保持する保持部が設けられ、
前記保持部は、前記横搬送部を両横側から挟む一対の上向き折曲げ突部を備え、上方向きの付勢力を発揮する板バネによって構成され、
前記保持部は、一方の前記上向き折曲げ突部が遊端側となる状態で、前記保持部のうち他方の前記上向き折曲げ突部が位置する側の部分で前記穀粒タンクに支持され、
前記穀粒排出装置が前記格納姿勢から前記排出姿勢側へ旋回するとき及び前記格納姿勢へ旋回するとき、前記横搬送部が前記一方の上向き折曲げ突部を下方へ押圧して、前記保持部の遊端側が下げ揺動操作される。
穀粒排出装置を格納姿勢にしたとき、横搬送部が一対の上向き折曲げ突部によって挟まれるので、横搬送部のずれ動きを防止したり、抑制したりできる。穀粒排出装置を格納姿勢及び排出姿勢に姿勢変更する際、横搬送部が保持部を弾性変形させて一対の上向き折曲げ突部の間に入ったり、一対の上向き折曲げ突部の間から出て行ったりするので、保持部を作用させたり、解除したりする特別な操作手間を掛ける必要がなくて楽である。
刈取部によって刈取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置によって得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記穀粒タンクに貯留された穀粒を機外へ排出する穀粒排出装置と、を備え、
前記穀粒タンクの下端部に接続されたL字形状の接続ケースが備えられ、
前記穀粒排出装置に、前記接続ケースに接続されて上方向に延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続されて横方向に延び、先端部に排出口を有する横搬送部と、を備え、
前記穀粒排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心として、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記穀粒タンクの上方に位置する格納姿勢とに亘り旋回可能であり、
前記縦搬送部に寄り添う状態で機体上下方向に沿って延び、前記縦搬送部を支持する縦フレームが備えられ、
前記縦フレームの下部が前記接続ケースに支持され、かつ、前記縦フレームの上部に前記縦搬送部が支持されており、
前記縦フレームは、前記縦搬送部に対して、前記穀粒排出装置が前記排出姿勢となったときの前記排出口とは反対側の位置に設けられており、
前記縦フレームに連結される支持フレームを備え、
前記支持フレームは、前記縦フレームから、前記穀粒排出装置が前記排出姿勢となったときの前記排出口とは反対側に向けて延び、機体に支持された固定部に連結されており、
前記穀粒タンクを支持するタンクフレーム体と前記脱穀装置とが機体横方向に並ぶ状態で機体フレームに設けられ、
前記穀粒タンクは、前記タンクフレーム体の上方と前記脱穀装置の上方とに亘って配置されており、
前記タンクフレーム体から支柱フレームが立設され、
前記支持フレームの延出端は前記脱穀装置に連結され、かつ、前記支持フレームの中途部は前記支柱フレームに支持されている。
従って、縦搬送部の上端部から横方向に延びる横搬送部の荷重に抗して縦搬送部を縦フレームによってしっかり支持させることができ、穀粒排出装置をスムーズに旋回させることができる。また、供給先の上方に排出口を安定的に位置させることができて、穀粒を供給し易い。縦フレームによる縦搬送部の支持を縦搬送部に近い箇所から行わせられるので、縦フレームと縦搬送部とに亘る支持部材を小型にすることが可能になる。
穀粒排出装置が排出姿勢に旋回されると、横搬送部が機体外側に向かって延出状態で縦搬送部から延出し、この延出状態の横搬送部の荷重が縦搬送部に掛かる。このとき、縦フレームは、縦搬送部に対して排出口が位置する側と反対側に位置するので、縦フレームは横搬送部の荷重を効率良く受け止め、穀粒排出装置が横搬送部の荷重によって傾くことを効果的に防止できる。
また、縦搬送部を支持する縦フレームを支持フレームによって支持させるのに、縦フレームに掛かる支持反力に効果的に対抗する状態で支持させることができる。すなわち、縦フレームを支持フレームによってしっかり補強でき、縦フレームによって縦搬送部をよりしっかり支持させることができる。
加えて、支持フレームは、丈夫な構造のタンクフレーム体によって安定的に支持される支柱フレームと、丈夫な構造の脱穀装置とに支持されるので、支持フレームを安定的に支持させられる。安定的に支持される支持フレームによって縦フレームを支持できるので、縦フレームを支持フレームよってしっかり補強でき、縦搬送部を横搬送部による荷重に抗して縦フレームによって支持させるのに、しっかり支持させることができる。
穀粒排出装置を格納姿勢にしたとき、横搬送部が一対の上向き折曲げ突部によって挟まれるので、横搬送部のずれ動きを防止したり、抑制したりできる。穀粒排出装置を格納姿勢及び排出姿勢に姿勢変更する際、横搬送部が保持部を弾性変形させて一対の上向き折曲げ突部の間に入ったり、一対の上向き折曲げ突部の間から出て行ったりするので、保持部を作用させたり、解除したりする特別な操作手間を掛ける必要がなくて楽である。
本発明の実施例に係るコンバインについて説明する。図1は、コンバインの全体を示す右側面図である。図2は、コンバインの全体を示す平面図である。図1及び図2に示す[F]の方向が走行機体の前側、[B]の方向が走行機体の後側、[L]の方向が走行機体の左側、[R]の方向が走行機体の右側と定義する。
走行機体4の後部に脱穀装置11及び穀粒タンク12が設けられている。脱穀装置11の前部と刈取部9の後部とに亘ってフィーダ13が設けられている。
接続ケース23の内部において、縦搬送部41の搬送軸としての縦スクリュー軸43aが底スクリュー19の底スクリュー軸60に連動連結されている。
油圧シリンダ78の端部79aが操作部76に連結ピン81を介して回転可能に連結されている。油圧シリンダ78の端部80aが支持部86bに連結ピン82を介して回転可能に連結されている。穀粒排出装置40を旋回操作するとき、操作部76と端部79aとの間のこじれ、及び支持部86bと端部80aとの間のこじれを発生させずに、油圧シリンダ78の操作力を操作部76に作用させられる。
縦フレーム95は、第一縦フレーム96及び第二縦フレーム97を備えている。第一縦フレーム96は、図16に示すように、縦搬送部41に対して、穀粒排出装置40が格納姿勢となったときの排出口48とは反対側の位置に設けられている。第一縦フレーム96の下部96dに板状の連結部98が設けられている。連結部98は、複数本の連結ボルトによって接続ケース23に連結され、第一縦フレーム96の下部96dを接続ケース23に支持させている。第一縦フレーム96の上部96uにバンド状の支持部99が設けられている。支持部99は、縦搬送部41の上部における外周部に嵌合され、縦搬送部41の上部を第一縦フレーム96の上部96uに回転可能に支持させている。
このとき、横搬送部45の荷重を連結フレーム102によって第一縦フレーム96と第二縦フレーム97とに分散させることができる。
走行機体4の右横側部にカバー107(図1参照)が設けられている。カバー107は、上下揺動可能なリンク機構(図示せず)を介して走行機体4に支持されている。カバー107は、下降閉じ姿勢と上昇開き姿勢とに亘って昇降操作できる。カバー107を下降閉じ姿勢にすることで、カバー107によってエンジン5を機体横外方側から覆い、エンジン5に土埃などが入ることをカバー107によって防止したり、抑制したりできる。カバー107を上昇開き姿勢にすることで、エンジン5の機体横外側を開放できる。
風ガイド部材109は、ファン108の外周を覆っている。
エンジンガード113は、図17,18に示すように、走行機体4の上下方向に延びる前縦ガード114と、走行機体4の上下方向に延びる後縦ガード115と、走行機体の前後方向に延びる横ガード116とを備えている。
具体的には、前縦ガード114の上端側と、後縦ガード115の上端側とが横ガード116によって連結されている。前縦ガード114の下端部から下前連結アーム119が延出されている。下前連結アーム119は、前縦ガード114に一体的に形成されている。後縦ガード115の下端部から下後連結アーム120が延出されている。下後連結アーム120は、後縦ガード115に一体的に形成されている。
(1)上記した実施例では、縦搬送部41をオーガ式に構成した例を示したが、バケットコンベヤ式に構成して実施してもよい。
9 刈取部
11 脱穀装置
12 穀粒タンク
12a 下端部
12t 上面
23 接続ケース
40 穀粒排出装置
41 縦搬送部
45 横搬送部
48 排出口
50 シャッタ
52 付勢機構(スプリング)
78 油圧シリンダ
85 支持フレーム
86 中途部
87a 延出端
88 固定部(入力ケース)
89 支柱フレーム
90 保持部
91 上向き折曲げ突部
92 上向き折曲げ突部
95 縦フレーム
96 第一縦フレーム
97 第二縦フレーム
102 連結フレーム
H 排出姿勢
N 格納姿勢
P 軸芯
Y 軸芯
Claims (12)
- 刈取部によって刈取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置によって得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記穀粒タンクに貯留された穀粒を機外へ排出する穀粒排出装置と、を備え、
前記穀粒タンクの下端部に接続されたL字形状の接続ケースが備えられ、
前記穀粒排出装置に、前記接続ケースに接続されて上方向に延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続されて横方向に延び、先端部に排出口を有する横搬送部と、を備え、
前記穀粒排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心として、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記穀粒タンクの上方に位置する格納姿勢とに亘り旋回可能であり、
前記縦搬送部に寄り添う状態で機体上下方向に沿って延び、前記縦搬送部を支持する縦フレームが備えられ、
前記縦フレームの下部が前記接続ケースに支持され、かつ、前記縦フレームの上部に前記縦搬送部が支持されており、
前記縦フレームは、第一縦フレーム及び第二縦フレームを備え、
前記第一縦フレームは、前記縦搬送部に対して、前記穀粒排出装置が前記格納姿勢となったときの前記排出口とは反対側の位置に設けられており、
前記第二縦フレームは、前記縦搬送部に対して、前記穀粒排出装置が前記排出姿勢となったときの前記排出口とは反対側の位置に設けられており、
前記穀粒排出装置が前記格納姿勢に旋回したときの前記横搬送部を下方から位置保持する保持部を備え、
前記第二縦フレームは、前記第一縦フレームが前記縦搬送部を支持する位置よりも上方において、前記縦搬送部を支持しているコンバイン。 - 前記第一縦フレームと前記第二縦フレームとを連結する連結フレームを備え、
前記連結フレームは、前記縦搬送部に対して前記排出口の軌跡とは反対側の位置に設けられている請求項1に記載のコンバイン。 - 前記第二縦フレームに連結される支持フレームを備え、
前記支持フレームは、前記第二縦フレームから、前記穀粒排出装置が前記排出姿勢となったときの前記排出口とは反対側に向けて延び、機体に支持された固定部に連結されている請求項1又は2に記載のコンバイン。 - 前記穀粒タンクを支持するタンクフレーム体と前記脱穀装置とが機体横方向に並ぶ状態で機体フレームに設けられ、
前記穀粒タンクは、前記タンクフレーム体の上方と前記脱穀装置の上方とに亘って配置されており、
前記タンクフレーム体から支柱フレームが立設され、
前記支持フレームの延出端は前記脱穀装置に連結され、かつ、前記支持フレームの中途部は前記支柱フレームに支持されている請求項3に記載のコンバイン。 - 刈取部によって刈取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置によって得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記穀粒タンクに貯留された穀粒を機外へ排出する穀粒排出装置と、を備え、
前記穀粒タンクの下端部に接続されたL字形状の接続ケースが備えられ、
前記穀粒排出装置に、前記接続ケースに接続されて上方向に延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続されて横方向に延び、先端部に排出口を有する横搬送部と、を備え、
前記穀粒排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心として、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記穀粒タンクの上方に位置する格納姿勢とに亘り旋回可能であり、
前記縦搬送部に寄り添う状態で機体上下方向に沿って延び、前記縦搬送部を支持する縦フレームが備えられ、
前記縦フレームの下部が前記接続ケースに支持され、かつ、前記縦フレームの上部に前記縦搬送部が支持されており、
前記縦フレームは、前記縦搬送部に対して、前記穀粒排出装置が前記排出姿勢となったときの前記排出口とは反対側の位置に設けられており、
前記穀粒タンクは、前記脱穀装置の上方に配置されており、
前記縦搬送部は、前記穀粒タンクの前方に配置されており、
前記脱穀装置の前面に固定され、エンジンからの駆動力を前記脱穀装置に伝達するギヤ機構を収容する入力ケースと、
前記縦フレームに連結される支持フレームを備え、
前記支持フレームの延出端は、前記入力ケースに連結されているコンバイン。 - 刈取部によって刈取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置によって得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記穀粒タンクに貯留された穀粒を機外へ排出する穀粒排出装置と、を備え、
前記穀粒タンクの下端部に接続されたL字形状の接続ケースが備えられ、
前記穀粒排出装置に、前記接続ケースに接続されて上方向に延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続されて横方向に延び、先端部に排出口を有する横搬送部と、を備え、
前記穀粒排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心として、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記穀粒タンクの上方に位置する格納姿勢とに亘り旋回可能であり、
前記縦搬送部に寄り添う状態で機体上下方向に沿って延び、前記縦搬送部を支持する縦フレームが備えられ、
前記穀粒タンクの上面に、前記穀粒排出装置が前記格納姿勢に旋回したときの前記横搬送部を下方から位置保持する保持部が設けられ、
前記保持部は、前記横搬送部を両横側から挟む一対の上向き折曲げ突部を備え、上方向きの付勢力を発揮する板バネによって構成され、
前記保持部は、一方の前記上向き折曲げ突部が遊端側となる状態で、前記保持部のうち他方の前記上向き折曲げ突部が位置する側の部分で前記穀粒タンクに支持され、
前記穀粒排出装置が前記格納姿勢から前記排出姿勢側へ旋回するとき及び前記格納姿勢へ旋回するとき、前記横搬送部が前記一方の上向き折曲げ突部を下方へ押圧して、前記保持部の遊端側が下げ揺動操作されるコンバイン。 - 前記穀粒排出装置は、水平旋回のみを行なうように構成され、
前記排出口を開閉可能なシャッタと、前記シャッタを閉じ姿勢に付勢する付勢機構と、が備えられ、
前記シャッタは、穀粒が排出されるとき、穀粒の搬送圧によって開き姿勢に切り換え操作される請求項6に記載のコンバイン。 - 刈取部によって刈取られた刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置によって得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記穀粒タンクに貯留された穀粒を機外へ排出する穀粒排出装置と、を備え、
前記穀粒タンクの下端部に接続されたL字形状の接続ケースが備えられ、
前記穀粒排出装置に、前記接続ケースに接続されて上方向に延びる縦搬送部と、前記縦搬送部の上端部に接続されて横方向に延び、先端部に排出口を有する横搬送部と、を備え、
前記穀粒排出装置は、前記縦搬送部の軸芯を旋回中心として、前記横搬送部が機体外側へ張り出す排出姿勢と、前記横搬送部が機体内側に格納されて前記穀粒タンクの上方に位置する格納姿勢とに亘り旋回可能であり、
前記縦搬送部に寄り添う状態で機体上下方向に沿って延び、前記縦搬送部を支持する縦フレームが備えられ、
前記縦フレームの下部が前記接続ケースに支持され、かつ、前記縦フレームの上部に前記縦搬送部が支持されており、
前記縦フレームは、前記縦搬送部に対して、前記穀粒排出装置が前記排出姿勢となったときの前記排出口とは反対側の位置に設けられており、
前記縦フレームに連結される支持フレームを備え、
前記支持フレームは、前記縦フレームから、前記穀粒排出装置が前記排出姿勢となったときの前記排出口とは反対側に向けて延び、機体に支持された固定部に連結されており、
前記穀粒タンクを支持するタンクフレーム体と前記脱穀装置とが機体横方向に並ぶ状態で機体フレームに設けられ、
前記穀粒タンクは、前記タンクフレーム体の上方と前記脱穀装置の上方とに亘って配置されており、
前記タンクフレーム体から支柱フレームが立設され、
前記支持フレームの延出端は前記脱穀装置に連結され、かつ、前記支持フレームの中途部は前記支柱フレームに支持されているコンバイン。 - 前記縦フレームは、第一縦フレームを備え、
前記第一縦フレームは、前記縦搬送部に対して、前記穀粒排出装置が前記格納姿勢となったときの前記排出口とは反対側の位置に設けられている請求項8に記載のコンバイン。 - 前記縦搬送部と機体側とに亘って水平姿勢で連結され、伸縮によって前記穀粒排出装置を旋回操作する油圧シリンダが備えられ、
前記油圧シリンダの一端側は、前記縦搬送部の外周部に連結され、
前記油圧シリンダの他端側が前記支持フレームに支持されている請求項8又は9に記載のコンバイン。 - 前記穀粒タンクの上面に、前記穀粒排出装置が前記格納姿勢に旋回したときの前記横搬送部を下方から位置保持する保持部が設けられ、
前記保持部は、前記横搬送部を両横側から挟む一対の上向き折曲げ突部を備え、上方向きの付勢力を発揮する板バネによって構成され、
前記保持部は、一方の前記上向き折曲げ突部が遊端側となる状態で、前記保持部のうち他方の前記上向き折曲げ突部が位置する側の部分で前記穀粒タンクに支持され、
前記穀粒排出装置が前記格納姿勢から前記排出姿勢側へ旋回するとき及び前記格納姿勢へ旋回するとき、前記横搬送部が前記一方の上向き折曲げ突部を下方へ押圧して、前記保持部の遊端側が下げ揺動操作される請求項8〜10のいずれか一項に記載のコンバイン。 - 前記穀粒タンクの内部の下端部に、前記穀粒タンクから穀粒を排出する底スクリューが設けられ、
前記穀粒タンクは、前記底スクリューのスクリュー軸芯を揺動中心として下降貯留姿勢と上昇排出姿勢とに亘って揺動昇降可能に支持されている請求項1〜11のいずれか一項に記載のコンバイン。
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