JP6715744B2 - 収穫機 - Google Patents

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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D67/00Undercarriages or frames specially adapted for harvesters or mowers; Mechanisms for adjusting the frame; Platforms

Description

本発明は、収穫機に関する。
従来の収穫機が、例えば、特許文献1に記載されている。本文献に記載の収穫機には、作物を収穫して後方に向けて搬送する収穫搬送部が備えられ、収穫搬送部に、機体の前方に位置して機体の左右幅に亘る収穫部と、収穫部の後部に連結され、機体に上下揺動可能に支持された搬送部と、1つの収穫搬送部の昇降用のシリンダが備えられている。
特開2016−49094号公報
ところで、近年、収穫効率を向上させるために、収穫搬送部が大型化する傾向にある。
上記従来の収穫機には、収穫搬送部の昇降用のシリンダが1つしか備えられていないため、収穫搬送部を大型化した場合に、収穫搬送部の支持バランスが不安定になったり、昇降動作時の収穫搬送部にぐらつきを生じたりするおそれがあった。
上記実情に鑑み、収穫搬送部をバランス良く支持できるとともに、収穫搬送部の昇降動作を安定して行うことができる収穫機の提供が望まれていた。
本発明の収穫機は、
作物を収穫して後方に向けて搬送する収穫搬送部が備えられ、
前記収穫搬送部に、機体の前方に位置して前記機体の左右幅に亘る収穫部と、前記収穫部の後部に連結され、前記機体に上下揺動可能に支持された搬送部と、が備えられ、
前記収穫部は、左右方向において前記搬送部よりも幅広に構成され、且つ、前記搬送部に対して左右方向一方側に偏倚した状態で連結され、
前記搬送部と前記機体とに亘って設けられた昇降用の第1シリンダと、
前記搬送部と前記機体とに亘って設けられた昇降用の第2シリンダと、が備えられ
前記搬送部の底部に、左右方向に沿って延びる支持フレームが備えられ、
前記支持フレームに、前記搬送部の側方から前記左右方向一方側に向けて突出する突出部が備えられ、
前記第1シリンダと前記第2シリンダとの両方が、前記支持フレームと前記機体とに亘って設けられ、
前記第1シリンダは、前記搬送部の底部において前記支持フレームに連結され、
前記第2シリンダは、前記突出部に連結されているものである。
本発明によると、搬送部と機体とに亘って設けられた昇降用の第1シリンダと、収穫搬送部と機体とに亘って設けられた昇降用の第2シリンダと、により、収穫搬送部を機体側に安定して支持できる。また、第1シリンダ及び第2シリンダの伸縮作動により、機体に対する収穫搬送部の昇降動作を安定して行うことができる。
よって、本願発明であれば、収穫搬送部をバランス良く支持できるとともに、収穫搬送部の昇降動作を安定して行うことができる。
また、例えば、第1シリンダと第2シリンダの両方を搬送部と機体とに亘って設けるようにすると、第1シリンダと第2シリンダの両方により収穫搬送部の搬送部を機体側に安定支持するとともに、第1シリンダと第2シリンダの両方により機体に対する搬送部の昇降動作を安定して行うことができる。
また、本構成によれば、第1シリンダと第2シリンダによりバランスよく支持される支持フレームにより搬送部を含む収穫搬送部の支持や昇降動作を安定して行うことができる。
また、本構成によれば、搬送部は機体の左右中心に対して左右一方側に偏倚して設けられていることが多いので、第1シリンダを搬送部の底部に配置するとともに、例えば、第2シリンダを搬送部よりも左右他方側に突出した箇所に配置することで、第1シリンダと第2シリンダとによる支持フレームを介した搬送部の支持バランスが良好なものとなる。
本発明の収穫機は
作物を収穫して後方に向けて搬送する収穫搬送部が備えられ、
前記収穫搬送部に、機体の前方に位置して前記機体の左右幅に亘る収穫部と、前記収穫部の後部に連結され、前記機体に上下揺動可能に支持された搬送部と、が備えられ、
前記収穫部は、左右方向において前記搬送部よりも幅広に構成され、且つ、前記搬送部に対して左右方向一方側に偏倚した状態で連結され、
前記搬送部と前記機体とに亘って設けられた昇降用の第1シリンダと、
前記搬送部と前記機体とに亘って設けられた昇降用の第2シリンダと、が備えられ、
前記搬送部の側方から前記左右方向一方側に向けて突出する突出部が備えられ、
前記第1シリンダは、前記搬送部の底部に連結され、
前記第2シリンダは、前記突出部に連結されてい
本構成によれば、搬送部は機体の左右中心に対して左右一方側に偏倚して設けられていることが多いので、第1シリンダを搬送部の底部に配置するとともに、例えば、第2シリンダを搬送部よりも左右他方側に突出した箇所に配置することで、第1シリンダと第2シリンダとによる搬送部の支持バランスが良好なものとなる。
本発明において、
前記第1シリンダは、前記搬送部の底部のうち前記第2シリンダが位置する側とは反対側の部分を支持していると好適である。
本構成によれば、第1シリンダを、搬送部の底部のうち前記第2シリンダが位置する側とは反対側の部分に配置してあるので、第1シリンダと第2シリンダによる搬送部の支持バランスが良好なものとなる。
本発明において、
前記機体の前部に、左右方向に沿って延びる前フレームが備えられ、
前記第1シリンダの後端部および前記第2シリンダの後端部は、前記前フレームに支持されていると好適である。
本構成によれば、機体の前部に位置する前フレームに、第1シリンダと第2シリンダとの両方を支持してあるので、第1シリンダと第2シリンダから伝達される収穫搬送部の荷重が、前フレームを介して機体にバランス良く伝達されるものになる。
本発明において、
前記収穫部が、前記作物としてトウモロコシの房状体を収穫するように構成され、
前記搬送部が、収穫した前記房状体を後方に向けて搬送するように構成され、
前記収穫部に、収穫した前記房状体を横搬送して集めるオーガが備えられ、
前記搬送部に、前記オーガから搬送されてくる前記房状体を受け入れる入口が前面に設けられたケースと、前記ケースに収容され、前記ケースの下部側を搬送経路とする無端回動式の搬送装置と、が備えられ、
前記収穫部の底板部の後端部と前記ケースの底板部の前端部とを繋げる下案内部材が備えられていると好適である。
本構成によれば、収穫部から搬送部に房状体が受け渡される際に、下案内部材によりオーガから後方に向けて搬送される房状体が、下案内部材により搬送部のケース内の下部にスムーズに案内される。このため、オーガとケースの間に房状体が零れ落ちることを回避できる。しかも、オーガとケースの下部との間の落差を大きく確保しなくても、下案内部材により房状体をオーガからケース内にスムーズに案内できるため、搬送部の前端部の高さを高く設定できる。
本発明において、
前記下案内部材の前後方向中間部が、側面視で上方に向けて突出していると好適である。
本構成によれば、房状体は、前後方向中間部を乗り越えると、下案内部材の傾斜を自然に転がり落ちて、スムーズに搬送部のケースの入口に導かれるものとなる。
本発明において、
前記下案内部材に、前記収穫部側の第1案内部材と、前記ケース側の第2案内部材と、が備えられていると好適である。
本構成によれば、収穫部側の第1案内部材と、ケース側の第2案内部材とで、別個に着脱等が可能となるので、例えば、下案内部材を1つの部材で構成する場合に比べて、下案内部材のメンテナンスが容易となる。
本発明において、
前記搬送装置における前側の回転体が、前記搬送部の搬送方向に沿って位置変更可能であり、
前記第2案内部材が、前記回転体の位置変更に追従して位置変更されるように構成されていると好適である。
搬送装置の無端回動体と第2案内部材との間に形成される搬送経路の始端口は、広過ぎると搬送装置による房状体の掻き込み効率が低下し、狭すぎると房状体の詰まりが発生し易くなる。
本構成によれば、第2案内部材が、搬送装置における前側の回転体と一緒に位置変更されるので、前側の回転体の位置変更により搬送装置の無端回動体の張りの調整を行った場合であっても、搬送装置の無端回動体と第2案内部材との間に形成される搬送経路の始端口を予め設定された一定の大きさに保つことができる。
本発明において、
前記収穫部と前記入口との間において、前記下案内部材の上方に、前記房状体を下方側に向けて案内する上案内部材が備えられていると好適である。
本構成によれば、オーガの上方に房状体が飛び出ようとしても、その房状体は、上案内部材に案内されて、下案内部材等に落下し、搬送部へスムーズに搬送される。
本発明において、
前記上案内部材における案内面の後端に、弾性変形可能な板状体が備えられていると好適である。
本構成によれば、上案内部材に当たる房状体の勢いを板状体の弾性変形で弱めることが可能となるので、房状体が搬送経路へスムーズに案内されるものとなる。
本発明の収穫機は
作物を収穫して後方に向けて搬送する収穫搬送部が備えられ、
前記収穫搬送部に、機体の前方に位置して前記機体の左右幅に亘る収穫部と、前記収穫部の後部に連結され、前記機体に上下揺動可能に支持された搬送部と、が備えられ、
前記収穫部が、収穫した前記作物を排出する開口を後部に有し、
前記搬送部が、前部に前記開口と連結される入口を有し、収穫した前記作物を後方に向けて搬送するように構成され、
前記収穫部の後部に、左右方向において前記開口よりも幅広の第1連結フレーム体が備えられ、
前記搬送部の前部に、左右方向において前記入口よりも幅広で、前記第1連結フレーム体に連結される第2連結フレーム体が備えられてい
本構成によれば、左右方向において、収穫部の開口を含む範囲に設けられ、かつ、その開口よりも幅広な収穫部側の第1連結フレーム体と、左右方向において、搬送部の入口を含む範囲に設けられ、かつ、その入口よりも幅広な搬送部側の第2連結フレーム体と、を互いに連結するようにしている。これにより、収穫部が、第1連結フレーム体、第2連結フレーム体を介して、搬送部にしっかりと連結され、搬送部に対する収穫部の拗れ等が生じ難くなり、収穫部を搬送部にバランス良く安定支持させることができる。
本発明において、
前記第1連結フレーム体の幅内に、前記開口と前記入口とを接続する案内部が備えられていると好適である。
本構成によれば、収穫部の開口と搬送部の入口とを接続する案内部があるので、収穫した作物が、収穫部と搬送部との間から機外に向けて零れ落ちにくい。さらに、案内部が第1連結フレーム体の幅内に位置しているので、第1連結フレーム体により左右外側から接近する障害物等から案内部を好適に保護できる。
本発明において、
前記第1連結フレーム体に、前記収穫部の後部に連結された左右の側壁と、前記左右の側壁どうしを繋ぐ横フレームと、が備えられていると好適である。
本構成によれば、左右の側壁と左右の側壁どうしを繋ぐ横フレームと、を備える第1連結フレーム体とすることで、例えば、角パイプ等の単純な構造材のみで第1連結フレーム体を構成する場合に比べて、第1連結フレーム体の強度を高めることができる。
本発明において、
前記案内部と前記左右の側壁のうち一方の側壁との間の空間に、前記搬送部側の第1動力伝達装置と、前記収穫部側の第2動力伝達装置とを連結する連結部が通されていると好適である。
本構成によれば、案内部と一方の側壁との間に形成される空間を活用して、搬送部側の第1動力伝達装置と収穫部側の第2動力伝達装置とを連結する連結部をコンパクトに配置できる。
本発明において、
前記案内部と前記左右の側壁のうち一方の側壁との間の空間に、前記搬送部側の第1動力伝達装置と、前記収穫部側の第2動力伝達装置とを連結する連結部が通されていると好適である。
本構成によれば、収穫部側の第2動力伝達装置に、一方の側壁を貫通する状態でカウンタ軸を配置し、カウンタ軸で連結部と側部伝達装置とを連動連結しているので、例えば、側壁を貫通しない状態でカウンタ軸を備える場合に比べて、カウンタ軸をコンパクトに配置できる。しかも、一方の側壁をカウンタ軸の支持に兼用しているので、カウンタ軸を安定して支持でき、かつ、カウンタ軸を支持するための専用の部材を削減できる。
本発明において、
前記連結部に、前記カウンタ軸の端部に設けられたスプリング式のトルクリミッタが備えられていると好適である。
本構成によれば、第2動力伝達装置におけるスプリング式のトルクリミッタをカウンタ軸の端部に設けているので、コンパクトに配置したトルクリミッタにより、第2動力伝達装置を介して過度なトルクが伝達されることを抑止できる。
本発明において、
前記連結部に、無端回動体と、前記無端回動体にテンション力を付与する輪体と、が備えられ、
前記輪体に付勢力を付与するとともに前記付勢力を調整可能なスプリングが、前記一方の側壁に対して、前記空間とは反対側の位置に設けられていると好適である。
本構成によれば、無端回動体のテンション力の調整用のスプリングを、一方の側壁を挟んで、案内部が位置する空間とは反対側に設けているので、スプリングと案内部とが互いに干渉しない配置となる。
収穫機の全体を示す左側面図である。 収穫機の全体を示す上面図である。 収穫搬送部を示す分解斜視図である。 収穫搬送部の支持構造の要部を示す上面図である。 収穫搬送部の支持構造の要部を示す左側面図である。 収穫部、搬送部、下案内部材、上案内部材等の周辺を示す左側面視の部分断面図である。 収穫部、搬送部、第1連結フレーム体、第2連結フレーム体等を示す上面図である。 収穫部、搬送部、第1連結フレーム体、第2連結フレーム体等を示す右側面視の断面図である。 別実施形態を示す左側面視の部分断面図である。
以下、本発明の一例である実施形態を図面に基づいて説明する。なお、説明において、図1及び図2に示す矢印Fの向きを「前」、図1及び図2に示す矢印Bの向きを「後」、図2に示す矢印Lの向きを「左」、図2に示す矢印Rの向きを「右」とする。
図1、図2等に示すように、トウモロコシ収穫機(「収穫機」の一例)には、左右一対の前輪1及び左右一対の後輪2からなる走行装置3に支持されている自走可能な機体4、トウモロコシの房状体(「作物」の一例)を収穫して後方に向けて搬送する収穫搬送部5が備えられている。
図1、図2等に示すように、機体4には、収穫搬送部5から搬送されてくる包葉付きの房状体を脱穀処理(包葉の皮剥き及び穀粒の粒取り)する脱穀装置6、脱穀装置6で分離されたトウモロコシの穀粒を貯留可能な穀粒貯留部7、脱穀装置6で分離されたトウモロコシの包葉や芯部等の夾雑物を排出する排出部8、穀粒貯留部7に貯留された穀粒を外部に向けて排出可能なアンローダ9、搭乗者が運転操作を行う運転部10等が備えられている。機体4の下部には、枠状に組まれた車体フレーム11が備えられている。車体フレーム11は、走行装置3に支持されている。
図1〜図8に示すように、収穫搬送部5には、機体4の前方に位置して機体4の左右幅に亘る収穫部12と、収穫部12の後部に連結され、機体4に上下揺動可能に支持された搬送部13と、が備えられている。
〔収穫部について〕
図1〜図8に示す収穫部12は、作物としてトウモロコシの房状体を収穫するように構成されている。図1、図2等に示すように、収穫部12には、左右方向に並べて配置されるデバイダ14が備えられている。収穫部12は、左右方向に4列の導入経路が設けられている。収穫部12には、導入経路毎に、左右一対の収穫ロール15、収穫ロール15の上部に位置する左右一対の無端搬送チェーン16が備えられている。
図1、図2、図4〜図8に示すように、収穫部12には、収穫した房状体を横搬送して集めるオーガ17が備えられている。オーガ17には、第1回転軸18と、第1回転軸18と一体回転する筒部材19と、筒部材19の外周部に取り付けられ、房状体を押圧する左右一対の螺旋状の押圧体20と、が備えられている。
図4〜図8に示すように、収穫部12は、収穫した房状体を排出する開口21を後部に有している。収穫部12は、図6において矢印A1で示すように、オーガ17の下部側を房状体の搬送経路としている。オーガ17は、第1回転軸心P1周りに回動することにより、押圧体20で房状体を押圧して、房状体を後方に向けて搬送しながら、開口21に寄せ集める。オーガ17で集められた房状体は、開口21を通じて搬送部13側へ送られる。
〔搬送部について〕
図1〜図8に示す搬送部13は、収穫した房状体を後方に向けて搬送するように構成されている。図4〜図8に示すように、搬送部13は、前部に収穫部12の開口21に連結される入口22を有している。
図3〜図8等に示すように、搬送部13には、オーガ17から搬送されてくる房状体を受け入れる入口22が前面に設けられたケース23と、ケース23に収容され、ケース23の下部側を搬送経路とする無端回動式の搬送装置24と、が備えられている。搬送装置24は、図6において矢印A2で示すように、ケース23の下部側を房状体の搬送経路としている。
図1、図5、図6、図8に示すように、搬送装置24には、従動輪体としての前側の回転体25と、駆動輪体としての後側の回転体26と、前側の回転体25と後側の回転体26とに亘って巻回される無端回動チェーン27と、無端回動チェーン27の周部に所定間隔を空けて設けられた搬送体28等が備えられている。
図6に示すように、搬送装置24における前側の回転体25は、搬送部13の搬送方向に沿って位置変更可能である。図6に示す実線が回転体25を前側に位置調整した場合、図6に示す二点鎖線が回転体25を後側に位置調整した場合を示している。
図6に示すように、ケース23の側面には、搬送部13の搬送方向に沿って長い複数の長孔29が設けられている。搬送部13には、前側の回転体25を左右方向に沿った第2回転軸心P2周りに回動自在に支持する第1取付部材30と、第1取付部材30に固定される第2取付部材31と、が備えられている。前側の回転体25の第2回転軸32は、第1取付部材30に設けられたボス部33に回動自在に支持されている。第1取付部材30は、ケース23の長孔29の所定箇所にボルト等からなる締結部材34を締結することで、ケース23に固定されている。
〔第1連結フレーム体について〕
図3〜図8に示すように、収穫部12の後部には、左右方向において、開口21を含む範囲に設けられ、開口21よりも幅広の第1連結フレーム体35が備えられている。
図3、図4、図7等に示すように、第1連結フレーム体35には、収穫部12の後部に連結された左右の側壁36、左右の側壁36どうしを繋ぐ上下一対の左右方向に沿って延びる横フレーム37、上下の横フレーム37を繋ぐ左右一対の縦方向に沿って延びる縦フレーム38等が備えられている。左右の側壁36は、それぞれ、上部に折り返し部39を有している。
図6に示すように、第1連結フレーム体35の幅内には、開口21と入口22とを接続する逆U字型の案内部40が備えられている。案内部40は、左右の側壁36の間に配置されている。
〔第2連結フレーム体について〕
図3〜図8に示すように、搬送部13の前部には、第1連結フレーム体35に連結され、左右方向において、入口22を含む範囲に設けられ、かつ、入口22よりも幅広な第2連結フレーム体41が備えられている。
図3等に示すように、第2連結フレーム体41には、左右方向に沿って延びる載置フレーム42と、左右方向に沿って延びる支持フレーム43と、載置フレーム42と支持フレーム43とを繋ぐ左右一対の上下方向に沿って延びる第1後縦フレーム44と、第2後縦フレーム45と、載置フレーム42の前面に固定される左右一対の爪部49と、支持フレーム43の後部に固定される取付部材50と、が備えられている。
図4〜図8等に示すように、第1連結フレーム体35の上の横フレーム37を、第2連結フレーム体41において爪部49を乗り越えさせて載置フレーム42の上面に載置する。そして、第1連結フレーム体35の下の横フレーム37を、第2連結フレーム体41の取付部材50にボルト連結する。これにより、第1連結フレーム体35と第2連結フレーム体41とが連結され、収穫部12と搬送部13とが連結されるようになっている。
図3〜図6、図8に示すように、搬送部13の前部の底部には、左右方向に沿って延びる支持フレーム43が備えられている。支持フレーム43は、搬送部13よりも側方に突出している。支持フレーム43には、搬送部13よりも側方に突出する突出部52が設けられている。機体4の前部には、車体フレーム11の一部として、左右方向に沿って延びる前フレーム53が備えられている。
〔下案内部材について〕
図3、図6等に示すように、収穫搬送部5には、収穫部12の底板部54の後端部とケース23の底板部51の前端部とを繋げる下案内部材55が備えられている。下案内部材55の前後方向中間部56は、側面視で湾曲状に上方に向けて突出している。下案内部材55には、収穫部12側の第1案内部材57と、ケース23側の第2案内部材58と、が備えられている。
図3、図6等に示すように、第1案内部材57は、逆U字状の案内部40の下端部に連結されている。第2案内部材58は、第2取付部材31に固定されている。第1案内部材57と逆U字状の案内部40とにより、前後に開口した筒状部材が構成されている。この筒状部材は、左右の側壁36の間に突っ込まれるようにして配置されている。
図6に示すように、第2案内部材58は、回転体25の位置変更に追従して位置変更されるように構成されている。具体的には、ケース23の長孔29における締結部材34の締結位置を変更することにより、ケース23に対する第1取付部材30、前側の回転体25、第2取付部材31、第2案内部材58の位置を、搬送部13の搬送方向に沿って調整できるようになっている。
〔上案内部材について〕
図6に示すように、収穫搬送部5には、収穫部12と搬送部13の入口22との間において、下案内部材55の上方に、房状体を下方側に向けて案内する上案内部材60が備えられている。上案内部材60は、案内部40の上板体の下面に固定されている。上案内部材60は、案内部40内に連結支持されている。上案内部材60には、側面視で、略L字状に曲げられた板部材からなる剛性体61が備えられている。上案内部材60における案内面62の後端には、例えば樹脂製で弾性変形可能な板状体63が備えられている。板状体63は、剛性体61の下端部付近の箇所にボルト連結されている。
〔第1動力伝達装置、第2動力伝達装置、側部伝達装置について〕
図7に示すように、案内部40と左右の側壁36のうち一方の側壁36との間の空間64には、搬送部13側の第1動力伝達装置65と、収穫部12側の第2動力伝達装置66とを連結する連結部67が通されている。図2、図7から理解されるように、第1動力伝達装置65、第2動力伝達装置66、連結部67は、機体4の右部側に配置されている。
エンジン(図示せず)から搬送部13側の第1動力伝達装置65に伝達された動力は、連結部67、第2動力伝達装置66に伝達され、その伝達された動力により、収穫部12側の装置であるオーガ17、収穫ロール15、及び、無端搬送チェーン16が駆動される。
第2動力伝達装置66には、収穫部12の側部に設けられた側部伝達装置68と、一方の側壁36を貫通し、連結部67と側部伝達装置68とを繋ぐカウンタ軸69と、が備えられている。カウンタ軸69は、一方の側壁36と収穫部12の側壁部70とに支持されている。
図7、図8に示すように、連結部67には、カウンタ軸69の端部に設けられたスプリング式のトルクリミッタ71が備えられている。連結部67には、チェーン式の無端回動体72と、無端回動体72にテンション力を付与する輪体73と、が備えられている。
また、連結部67には、輪体73に付勢力を付与するとともに付勢力を調整可能なスプリング74が、一方の側壁36に対して、空間64とは反対側の位置に設けられている。
輪体73は、左右方向に沿った枢支軸心P3周りに揺動可能な中継部材75の遊端部に回動可能に支持されている。中継部材75における枢支軸心P3と輪体73との間にスプリング74の一端部が引っ掛け支持されている。スプリング74の他端部は、調整ボルト機構76に連結されている。調整ボルト機構76の調整により、スプリング74のばね長が変更され、これにより、スプリング74から輪体73に付与される付勢力が調整される。
〔第1シリンダと第2シリンダについて〕
図1、図3〜図6、図8に示すように、機体4に対して収穫搬送部5を昇降させるために、昇降用の油圧式の第1シリンダ77と、昇降用の油圧式の第2シリンダ78と、が備えられている。第1シリンダ77及び第2シリンダ78を伸ばすと、収穫搬送部5が、昇降軸心P4周りに機体4に対して上昇し、一方、第1シリンダ77及び第2シリンダ78を縮めると、収穫搬送部5が、昇降軸心P4周りに機体4に対して下降する。
図4、図5等に示すように、第1シリンダ77と第2シリンダ78との両方は、支持フレーム43と機体4の前フレーム53とに亘って設けられている。
第1シリンダ77は、搬送部13と機体4とに亘って設けられている。第1シリンダ77は、搬送部13の底部に連結されている。第1シリンダ77は、搬送部13の底部のうち第2シリンダ78が位置する側とは反対側の部分を支持している。具体的には、第1シリンダ77は、搬送部13の底部において支持フレーム43に連結されている。
第1シリンダ77の前端部は、一対の板部材からなる第1後ブラケット79を介して、左右方向を向く前横軸心P5周りに回動可能となる状態で、支持フレーム43に連結されている。第1シリンダ77の後端部は、前フレーム53に支持されている。説明を加えると、第1シリンダ77の後端部は、一対の板部材からなる第1前ブラケット80を介して、左右方向を向く後横軸心P6周りに回動可能となる状態で、前フレーム53に連結されている。
図4、図5等に示すように、第2シリンダ78は、収穫搬送部5と機体4とに亘って設けられている。説明を加えると、第2シリンダ78は、搬送部13と機体4とに亘って設けられている。第2シリンダ78は、支持フレーム43の突出部52に連結されている。
第2シリンダ78の前端部は、一対の板部材からなる第2後ブラケット81を介して、左右方向を向く前横軸心P5周りに回動可能となる状態で、支持フレーム43の突出部52に連結されている。
第2シリンダ78の後端部は、前フレーム53に支持されている。説明を加えると、第2シリンダ78の後端部は、一対の板部材からなる第2前ブラケット82を介して、左右方向を向く後横軸心P6周りに回動可能となる状態で、前フレーム53に支持されている。
図4に示すように、機体4の左右中心C1に対して、搬送部13の左右中心C2は、左右一方側に偏倚している。このため、第1シリンダ77を、搬送部13の左右中心C2に対して左右一方側に偏倚した箇所に配置し、一方、第2シリンダ78を、機体4の左右中心C1よりも左右他方側に偏倚した箇所に配置してある。これにより、第1シリンダ77及び第2シリンダ78により、収穫搬送部5がバランス良く支持され、搬送部13に拗れが生じ難いものとなる。
〔別実施形態〕
以下、上記実施形態の一部を変更した別実施形態について説明する。各別実施形態は、説明している事項以外は、上記実施形態と同様である。各別実施形態は、矛盾が生じない限り、複数組み合わせることができる。尚、本発明の範囲は、説明している各実施形態に限定されるものではない。
(1)上記実施形態では、第2シリンダ78は、搬送部13と機体4とに亘って設けられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、第2シリンダ78が、収穫部12と機体4とに亘って設けられていてもよい。
(2)上記別実施形態では、搬送部13の底部に、左右方向に沿って延びる支持フレーム43が備えられ、第1シリンダ77と第2シリンダ78との両方が、支持フレーム43と機体4とに亘って設けられているものを例示しているが、これに限られない。第1シリンダ77と第2シリンダ78とのうち少なくともいずれか一方が、支持フレーム43以外の部材に取り付けられていてもよい。
(3)上記実施形態では、支持フレーム43は、搬送部13よりも側方に突出しており、第1シリンダ77は、搬送部13の底部において支持フレーム43に連結され、第2シリンダ78が支持フレーム43の突出部52に連結されているものを例示しているが、これに限られない。例えば、第1シリンダ77が、支持フレーム43以外の部材に連結されていてもよい。また、例えば、第2シリンダ78が支持フレーム43における突出部52以外の箇所に連結されていてもよい。また、例えば、第1シリンダ77及び第2シリンダ78の両方が搬送部13の底部に支持されていてもよい。また、支持フレーム43に、突出部52とは反対側に突出する他の突出部を設け、第1シリンダ77をその他の突出部に連結したものであってもよい。
(4)上記実施形態では、第1シリンダ77が、搬送部13の底部のうち第2シリンダ78が位置する側とは反対側の部分を支持しているものを例示しているが、これに限られない。例えば、第1シリンダ77が搬送部13の底部のうち第2シリンダ78が位置する側と同じ側の部分が支持しているものであってもよい。
(5)上記実施形態では、機体4の前部に、左右方向に沿って延びる前フレーム53が備えられ、第1シリンダ77の後端部および第2シリンダ78の後端部は、前フレーム53に支持されているものを例示しているが、これに限られない。例えば、第1シリンダ77の後端部および第2シリンダ78の後端部のうち少なくとも一方が、前フレーム53以外の部材に支持されていてもよい。
(6)上記実施形態では、下案内部材55の前後方向中間部56が、側面視で湾曲状に上方に向けて突出しているものを例示しているが、これに限られない。例えば、前後方向中間部が、側面視で逆向きのL字型となるように角状に上方に向けて突出している下案内部材であってもよい。また、例えば、前後方向中間部が、側面視で真っ直ぐに斜め後ろ下がり傾斜となっている下案内部材であってもよい。
(7)上記実施形態では、下案内部材55に、収穫部12側の第1案内部材57と、ケース23側の第2案内部材58と、が備えられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、下案内部材55が単一の部材で構成されていてもよい。
(8)上記実施形態では、搬送装置24における前側の回転体25が、搬送部13の搬送方向に沿って位置変更可能であり、第2案内部材58が、回転体25の位置変更に追従して位置変更されるように構成されているものを例示しているが、これに限られない。例えば、図9に示すように、下案内部材55のうち第2案内部材158が、位置変更不能にケース23に支持されていてもよい。この場合、第2案内部材158は、前側の回転体25とは別個に支持されるものとなっている。また、この場合、図9に示すように、搬送装置24における前側の回転体25は、搬送部13の搬送方向に沿って位置変更不能になっていてもよい。
(9)上記実施形態では、上案内部材60における案内面62の後端に、弾性変形可能な板状体63が備えられているものを例示しているがこれに限られない。例えば、このような弾性変形可能な板状体63が備えられていなくてもよい。
(10)上記実施形態では、収穫部12と入口22との間において、下案内部材55の上方に、房状体を下方側に向けて案内する上案内部材60が備えられているものを例示しているがこれに限られない。例えば、このような上案内部材60が備えられていなくてもよい。
(11)上記実施形態では、収穫部12の底板部54の後端部とケース23の底板部51の前端部とを繋げる下案内部材55が備えられているものを例示しているがこれに限られない。例えば、このような下案内部材55が備えられていなくてもよい。
(12)上記実施形態では、第1連結フレーム体35の幅内に、開口21と入口22とを接続する案内部40が備えられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、このような案内部40が備えられていなくてもよい。
(13)上記実施形態では、第1連結フレーム体35に、収穫部12の後部に連結された左右の側壁36と、左右の側壁36どうしを繋ぐ横フレーム37と、が備えられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、このような側壁36や横フレーム37が備えられていなくてもよい。
(14)上記実施形態では、案内部40と左右の側壁36のうち一方の側壁36との間の空間64に、搬送部13側の第1動力伝達装置65と、収穫部12側の第2動力伝達装置66とを連結する連結部67が通されているものを例示しているが、これに限られない。
例えば、このような連結部67が、空間64以外の箇所に通されていてもよい。
(15)上記実施形態では、第2動力伝達装置66に、収穫部12の側部に設けられた側部伝達装置68と、一方の側壁36を貫通し、連結部67と側部伝達装置68とを繋ぐカウンタ軸69と、が備えられ、カウンタ軸69は、一方の側壁36と収穫部12の側壁部70とに支持されているものを例示しているが、これに限られない。例えば、例えば、一方の側壁36を貫通しない態様のカウンタ軸69が備えられていてもよい。
(16)上記実施形態では、連結部67に、カウンタ軸69の端部に設けられたスプリング式のトルクリミッタ71が備えられているものを例示しているがこれに限られない。例えば、このようなトルクリミッタ71がカウンタ軸69に備えられていなくてもよい。
(17)上記実施形態では、連結部67に、無端回動体72と、無端回動体72にテンション力を付与する輪体73と、が備えられ、輪体73に付勢力を付与するとともに付勢力を調整可能なスプリング74が、一方の側壁36に対して、空間64とは反対側の位置に設けられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、このようなスプリング74が、空間64に設けられていたり、全く別の箇所に設けられていたりしてもよい。
(18)上記実施形態では、第1動力伝達装置65、第2動力伝達装置66、連結部67が、機体4の右部側に配置されているものが例示されているが、これに限られない。例えば、第1動力伝達装置65、第2動力伝達装置66、連結部67が、機体4の左部側に配置されていてもよい。
(19)上記実施形態では、収穫部12の後部に、左右方向において、開口21を含む範囲に設けられ、かつ、開口21よりも幅広の第1連結フレーム体35が備えられ、搬送部13の前部に、第1連結フレーム体35に連結され、左右方向において、入口22を含む範囲に設けられ、入口22よりも幅広で、第2連結フレーム体41が備えられているものを例示しているが、これに限られない。例えば、このような第1連結フレーム体35や第2連結フレーム体41が備えられていなくてもよい。
本発明は、上記トウモロコシ収穫機以外にも、イネ、大豆、そば等の作物を収穫する種々の収穫機に利用できる。
4 :機体
5 :収穫搬送部
12 :収穫部
13 :搬送部
17 :オーガ
21 :開口
22 :入口
23 :ケース
24 :搬送装置
25 :前側の回転体
35 :第1連結フレーム体
36 :側壁
37 :横フレーム
40 :案内部
41 :第2連結フレーム体
43 :支持フレーム
51 :底板部
52 :突出部
53 :前フレーム
54 :底板部
55 :下案内部材
56 :前後方向中間部
57 :第1案内部材
58,158:第2案内部材
60 :上案内部材
62 :案内面
63 :板状体
64 :空間
65 :第1動力伝達装置
66 :第2動力伝達装置
67 :連結部
68 :側部伝達装置
69 :カウンタ軸
70 :側壁部
71 :トルクリミッタ
72 :無端回動体
73 :輪体
74 :スプリング
77 :第1シリンダ
78 :第2シリンダ

Claims (17)

  1. 作物を収穫して後方に向けて搬送する収穫搬送部が備えられ、
    前記収穫搬送部に、機体の前方に位置して前記機体の左右幅に亘る収穫部と、前記収穫部の後部に連結され、前記機体に上下揺動可能に支持された搬送部と、が備えられ、
    前記収穫部は、左右方向において前記搬送部よりも幅広に構成され、且つ、前記搬送部に対して左右方向一方側に偏倚した状態で連結され、
    前記搬送部と前記機体とに亘って設けられた昇降用の第1シリンダと、
    前記搬送部と前記機体とに亘って設けられた昇降用の第2シリンダと、が備えられ
    前記搬送部の底部に、左右方向に沿って延びる支持フレームが備えられ、
    前記支持フレームに、前記搬送部の側方から前記左右方向一方側に向けて突出する突出部が備えられ、
    前記第1シリンダと前記第2シリンダとの両方が、前記支持フレームと前記機体とに亘って設けられ、
    前記第1シリンダは、前記搬送部の底部において前記支持フレームに連結され、
    前記第2シリンダは、前記突出部に連結されている収穫機。
  2. 作物を収穫して後方に向けて搬送する収穫搬送部が備えられ、
    前記収穫搬送部に、機体の前方に位置して前記機体の左右幅に亘る収穫部と、前記収穫部の後部に連結され、前記機体に上下揺動可能に支持された搬送部と、が備えられ、
    前記収穫部は、左右方向において前記搬送部よりも幅広に構成され、且つ、前記搬送部に対して左右方向一方側に偏倚した状態で連結され、
    前記搬送部と前記機体とに亘って設けられた昇降用の第1シリンダと、
    前記搬送部と前記機体とに亘って設けられた昇降用の第2シリンダと、が備えられ
    前記搬送部の側方から前記左右方向一方側に向けて突出する突出部が備えられ、
    前記第1シリンダは、前記搬送部の底部に連結され、
    前記第2シリンダは、前記突出部に連結されている収穫機。
  3. 前記第1シリンダは、前記搬送部の底部のうち前記第2シリンダが位置する側とは反対側の部分を支持している請求項1または2に記載の収穫機。
  4. 前記機体の前部に、左右方向に沿って延びる前フレームが備えられ、
    前記第1シリンダの後端部および前記第2シリンダの後端部は、前記前フレームに支持されている請求項1からのいずれか一項に記載の収穫機。
  5. 前記収穫部が、前記作物としてトウモロコシの房状体を収穫するように構成され、
    前記搬送部が、収穫した前記房状体を後方に向けて搬送するように構成され、
    前記収穫部に、収穫した前記房状体を横搬送して集めるオーガが備えられ、
    前記搬送部に、前記オーガから搬送されてくる前記房状体を受け入れる入口が前面に設けられたケースと、前記ケースに収容され、前記ケースの下部側を搬送経路とする無端回動式の搬送装置と、が備えられ、
    前記収穫部の底板部の後端部と前記ケースの底板部の前端部とを繋げる下案内部材が備えられている請求項1からのいずれか一項に記載の収穫機。
  6. 前記下案内部材の前後方向中間部が、側面視で上方に向けて突出している請求項に記載の収穫機。
  7. 前記下案内部材に、前記収穫部側の第1案内部材と、前記ケース側の第2案内部材と、が備えられている請求項またはに記載の収穫機。
  8. 前記搬送装置における前側の回転体が、前記搬送部の搬送方向に沿って位置変更可能であり、
    前記第2案内部材が、前記回転体の位置変更に追従して位置変更されるように構成されている請求項に記載の収穫機。
  9. 前記収穫部と前記入口との間において、前記下案内部材の上方に、前記房状体を下方側に向けて案内する上案内部材が備えられている請求項からのいずれか一項に記載の
    収穫機。
  10. 前記上案内部材における案内面の後端に、弾性変形可能な板状体が備えられている請求項に記載の収穫機。
  11. 作物を収穫して後方に向けて搬送する収穫搬送部が備えられ、
    前記収穫搬送部に、機体の前方に位置して前記機体の左右幅に亘る収穫部と、前記収穫部の後部に連結され、前記機体に上下揺動可能に支持された搬送部と、が備えられ、
    前記収穫部が、収穫した前記作物を排出する開口を後部に有し、
    前記搬送部が、前部に前記開口と連結される入口を有し、収穫した前記作物を後方に向けて搬送するように構成され、
    前記収穫部の後部に、左右方向において、前記開口を含む範囲に設けられ、かつ、前記開口よりも幅広な第1連結フレーム体が備えられ、
    前記搬送部の前部に、前記第1連結フレーム体に連結され、左右方向において、前記入口を含む範囲に設けられ、かつ、前記入口よりも幅広な第2連結フレーム体が備えられている収穫機。
  12. 前記第1連結フレーム体の幅内に、前記開口と前記入口とを接続する案内部が備えられている請求項11に記載の収穫機。
  13. 前記第1連結フレーム体に、前記収穫部の後部に連結された左右の側壁と、前記左右の側壁どうしを繋ぐ横フレームと、が備えられている請求項12に記載の収穫機。
  14. 前記案内部と前記左右の側壁のうち一方の側壁との間の空間に、前記搬送部側の第1動力伝達装置と、前記収穫部側の第2動力伝達装置とを連結する連結部が通されている請求項13に記載の収穫機。
  15. 前記第2動力伝達装置に、前記収穫部の側部に設けられた側部伝達装置と、前記一方の側壁を貫通し、前記連結部と前記側部伝達装置とを繋ぐカウンタ軸と、が備えられ、
    前記カウンタ軸は、前記一方の側壁と前記収穫部の側壁とに支持されている請求項14に記載の収穫機。
  16. 前記連結部に、前記カウンタ軸の端部に設けられたスプリング式のトルクリミッタが備えられている請求項15に記載の収穫機。
  17. 前記連結部に、無端回動体と、前記無端回動体にテンション力を付与する輪体と、が備えられ、
    前記輪体に付勢力を付与するとともに前記付勢力を調整可能なスプリングが、前記一方の側壁に対して、前記空間とは反対側の位置に設けられている請求項14から16のいずれか一項に記載の収穫機。
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