JP6999509B2 - コンバイン - Google Patents

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本発明は、植立穀稈を刈り取る刈取り部と、刈取り部の後方に設けられ、刈取穀稈の全稈を脱穀処理する脱穀装置と、刈取り部と脱穀装置とに亘って設けられ、刈取穀稈の全稈を脱穀装置に向けて搬送する搬送装置と、が備えられているコンバインに関する。
上記のようなコンバインとして、例えば、特許文献1に記載のコンバインが既に知られている。特許文献1には、植立穀稈を刈り取る刈取り部(文献では「収穫部〔7〕」)と、刈取り部の後方に設けられ、刈取穀稈の全稈を脱穀処理する脱穀装置(文献では「脱穀装置〔4〕」)と、刈取り部と脱穀装置とに亘って設けられ、刈取穀稈の全稈を脱穀装置に向けて搬送する搬送装置(文献では「フィーダ〔6〕」)と、が備えられているコンバインが開示されている。搬送装置には、ケース(文献では「フィードケース〔20〕」)と、ケースの前端部に設けられた前側回転体(文献では「始端側回転輪体〔23〕」)と、ケースの後端部に設けられた後側回転体(文献では「終端側回転輪体〔24〕」)と、前側回転体及び後側回転体に巻き付けられた複数の無端回動体(文献では「無端回動搬送体〔21〕」)と、複数の無端回動体に亘って左右方向に架設される複数の搬送部材(文献では「搬送スラット〔29〕」)と、が備えられている。
特開2016-49090号公報
特許文献1に記載のコンバインでは、刈取穀稈がケースの穀稈出口から排出されずに、後側回転体に連れ回りして後側回転体に巻き付くことが懸念される。
上記状況に鑑み、コンバインにおいて、刈取穀稈が後側回転体に巻き付き難い搬送装置が要望されている。
本発明の特徴は、植立穀稈を刈り取る刈取り部と、前記刈取り部の後方に設けられ、刈取穀稈の全稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記刈取り部と前記脱穀装置とに亘って設けられ、刈取穀稈の全稈を前記脱穀装置に向けて搬送する搬送装置と、が備えられているコンバインであって、前記搬送装置に、ケースと、前記ケースの前端部に設けられた前側回転体と、前記ケースの後端部に設けられた後側回転体と、前記前側回転体及び前記後側回転体に巻き付けられた複数の無端回動体と、前記複数の無端回動体に亘って左右方向に架設される複数の搬送部材と、が備えられ、前記ケース内において、前記前側回転体と前記後側回転体との間の前記後側回転体寄りの位置で、かつ、前記無端回動体に対して内周側に、前記ケース内の空間を上下に仕切る仕切り部材が設けられ、前記仕切り部材に、前記仕切り部材の左側部分を構成する左側板体と、前記仕切り部材の右側部分を構成する右側板体と、が備えられ、前記左側板体と前記右側板体とは、前記仕切り部材の左右長さを調節可能なように、長さ調節機構を介して連結され、前記長さ調節機構に、前記左側板体又は前記右側板体に形成され、かつ、左右方向に長い長孔と、前記長孔に挿通され、かつ、前記左側板体と前記右側板体とを連結するボルトと、が備えられていることにある。
ここで、刈取穀稈が後側回転体に連れ回ると、刈取穀稈が後側回転体に対して前側から巻き付こうとする。しかし、本特徴構成によれば、刈取穀稈が後側回転体に対して前側から巻き付こうとすると、仕切り部材に遮られることになる。これにより、刈取穀稈が後側回転体に巻き付き難い。
さらに、本発明において、前記複数の無端回動体に張力を付与するテンション機構が備えられ、前記テンション機構に、前記無端回動体のうち上側経路に対応する部分に下方から接触するテンションローラが備えられ、前記テンションローラは、前記前側回転体と前記後側回転体との間において、側面視で前記前側回転体の回転軸心と前記後側回転体の回転軸心とを結ぶ直線の中心より前側に配置され、前記仕切り部材の前端は、前記テンションローラに対して後側に離間する状態で前記中心よりも後側に位置していると好適である。
さらに、本発明において、前記仕切り部材は、搬送方向及び左右方向に延びる板状部材によって構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、稈長が長い刈取穀稈(長稈)であっても、刈取穀稈が後側回転体に巻き付かないように、刈取穀稈を遮ることができる。また、左右方向の広い範囲に亘って、刈取穀稈が後側回転体に巻き付かないように、刈取穀稈を遮ることができる。
さらに、本発明において、前記仕切り部材は、前記ケースの左右両側板に亘って左右方向に延びており、前記仕切り部材の左右両端部は、夫々、前記ケースの左右両側板に固定されていると好適である。
本特徴構成によれば、左右方向の一層広い範囲に亘って、刈取穀稈が後側回転体に巻き付かないように、刈取穀稈を遮ることができる。また、剛性の高い部材であるケースの左右両側板を利用して、仕切り部材をしっかりと支持することができる。
さらに、本発明において、前記前側回転体と前記後側回転体との間の前記後側回転体寄りの位置において、前記ケースの左右両側板に亘って左右方向に延びる横フレームが設けられ、前記仕切り部材は、前記横フレームから前記前側回転体に向かって延び出ていると好適である。
本特徴構成によれば、ケースの左右両側板が横フレームによって補強され、かつ、仕切り部材が横フレームを介してケースの左右両側板に支持されることになる。これにより、剛性の高い部材であるケースの左右両側板を利用して、仕切り部材をしっかりと支持することができる。
さらに、本発明において、前記横フレームから前記前側回転体に向かって突出するステーが設けられ、前記仕切り部材は、前記ステーに載置支持されていると好適である。
本特徴構成によれば、仕切り部材がステーに下方から支持されることになる。これにより、仕切り部材に対して上側から刈取穀稈が作用しても、仕切り部材がステーから外れないように、仕切り部材をステーによってしっかりと支持することができる。
さらに、本発明において、前記ステーは、前記ケースの左右両側板に亘って設けられていると好適である。
本特徴構成によれば、左右方向の広い範囲に亘って、仕切り部材をステーによってしっかりと支持することができる。
コンバインを示す左側面図である。 コンバインを示す平面図である。 フィーダを示す左側面断面図である。 フィーダを示す平面断面図である。 刈取り駆動チェーン用のテンション構造を示す右側面図である。 別実施形態に係るフィーダを示す左側面断面図である。 別実施形態に係るフィーダを示す平面断面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、矢印Fの方向を「機体前側」(図1及び図2参照)、矢印Bの方向を「機体後側」(図1及び図2参照)、矢印Lの方向を「機体左側」(図2参照)、矢印Rの方向を「機体右側」(図2参照)とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1及び図2には、全稈投入型コンバインを示している。本コンバインには、機体フレーム1と、クローラ走行装置2と、が備えられている。走行機体の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取り部3が設けられている。刈取り部3には、植立穀稈を掻き込む掻込みリール4と、植立穀稈を切断する刈刃5と、刈取穀稈を掻き込む掻込みオーガ6と、が備えられている。走行機体の前部における右側箇所には、運転者が搭乗する運転部7が設けられている。刈取り部3の後方には、刈取穀稈の全稈を脱穀処理する脱穀装置8が設けられている。刈取り部3と脱穀装置8とに亘って、刈取り部3からの刈取穀稈の全稈を脱穀装置8に向けて搬送するフィーダ9(本発明に係る「搬送装置」に相当)が設けられている。フィーダ9内の塵埃を外部に排出する排塵装置10が設けられている。脱穀処理後の穀粒を貯留する穀粒貯留ホッパー11が脱穀装置8と横並びに設けられている。
〔フィーダ〕
図3及び図4に示すように、フィーダ9には、フィーダケース12(本発明に係る「ケース」に相当)と、前側回転体13と、後側回転体14と、左右一対の無端回動チェーン15(本発明に係る「無端回動体」に相当)と、複数の搬送スラット16(本発明に係る「搬送部材」に相当)と、が備えられている。なお、図4は、フィーダ9を示す平面断面図であるが、図4には、無端回動チェーン15のうち上側経路に対応する部分が示されている。
フィーダケース12には、底板17と、左右一対の側板18と、天板19と、が備えられている。フィーダケース12の前端部には、掻込みオーガ6からの刈取穀稈が導入される穀稈入口12aが形成されている。フィーダケース12の後端部には、刈取穀稈が脱穀装置8に向けて送り出される穀稈出口12bが形成されている。
天板19の後部には、点検口19aが形成されている。点検口19aを開閉可能に覆う蓋20が設けられている。前側回転体13と後側回転体14との間の後側回転体14寄りの位置において、左右両側の側板18に亘って左右方向に延びる補強用の横フレーム21が設けられている。
前側回転体13は、フィーダケース12の前端部に設けられている。前側回転体13は、前側支軸22を介して左右両側の側板18に回転可能に支持されている。後側回転体14は、フィーダケース12の後端部に設けられている。後側回転体14は、後側支軸23を介して左右両側の側板18に回転可能に支持されている。
後側回転体14には、後側支軸23と、左右一対のスプロケット24と、が備えられている。各スプロケット24は、後側支軸23に相対回転不能に支持されている。各スプロケット24のうち後側支軸23に外嵌する部分(ボス部)を覆うボスカバー25が設けられている。各ボスカバー25は、各スプロケット24及び後側支軸23に相対回転可能に支持されている。
刈取穀稈が後側支軸23に巻き付くのを防止するべく、後側支軸23のうち左右両側のボスカバー25に亘る部分を覆う軸カバー26が設けられている。軸カバー26は、後側支軸23に相対回転可能に支持され、かつ、各ボスカバー25にボルト固定されている。軸カバー26がスプロケット24(後側支軸23)に連れ回らないように、軸カバー26と横フレーム21とに亘ってこれらを連結する連結体27が設けられている。これにより、軸カバー26がスプロケット24(後側支軸23)に連れ回りして刈取穀稈が軸カバー26に巻き付くことがないようにすることができる。また、各ボスカバー25が軸カバー26にボルト固定されている結果、各ボスカバー25がスプロケット24(後側支軸23)に連れ回ることもない。
各側板18には、後側支軸23が挿通され、かつ、後側支軸23を回転可能に支持するボス部31が設けられている。後側支軸23のうち左側のボス部31から左方に向かって突出する部分には、プーリ28が設けられている。プーリ28には、脱穀装置8からの動力がベルト(図示省略)を介して伝達される。後側支軸23のうち右側のボス部31から右方に向かって突出する部分には、スプロケット29が設けられている。スプロケット29からは、後側支軸23からの動力がチェーン30(図5参照)を介して刈取り部3に伝達される。各ボス部31と横フレーム21とに亘ってこれらを連結する連結体32が設けられている。各側板18の横外側部において、各側板18のうち横フレーム21に対応する部分と各ボス部31に対応する部分とに亘って、補強用のフレーム33が設けられている。
左側の無端回動チェーン15は、左側のスプロケット24及び後側回転体14の左側部分に巻き付けられている。右側の無端回動チェーン15は、右側のスプロケット24及び後側回転体14の右側部分に巻き付けられている。各搬送スラット16は、左右両側の無端回動チェーン15に亘って左右方向に架設されている。左右両側の無端回動チェーン15に張力を付与するテンション機構34が設けられている。テンション機構34には、左側の無端回動チェーン15のうち上側経路に対応する部分に下方から接触するテンションローラ35と、右側の無端回動チェーン15のうち上側経路に対応する部分に下方から接触するテンションローラ35と、が備えられている。
脱穀装置8からの動力がプーリ28を介して後側支軸23に伝達されると、左右両側の無端回動チェーン15が矢印A(図3参照)の方向に回動される。穀稈入口12aに導入された刈取穀稈は、前側回転体13の外周部に沿って下降する搬送スラット16の掻込み作用により、無端回動チェーン15のうち下側経路に対応する部分と底板17との間に掻き込まれる。掻き込まれた刈取穀稈は、搬送スラット16の搬送作用により、底板17に沿って後方に搬送される。穀稈出口12bに搬送された刈取穀稈は、スプロケット24の外周部に沿って上昇する搬送スラット16の送出し作用により、穀稈出口12bから脱穀装置8に向けて送り出されて脱穀装置8に投入される。
〔仕切り板〕
図3及び図4に示すように、フィーダケース12内において、前側回転体13と後側回転体14との間の後側回転体14寄りの位置で、かつ、無端回動チェーン15に対して内周側に、フィーダケース12内の空間を上下に仕切る仕切り板36(本発明に係る「仕切り部材」に相当)が設けられている。仕切り板36は、前側回転体13(前側支軸22)の回転軸心と後側回転体14(後側支軸23)の回転軸心とを結ぶ直線Lsの中心Cよりも後側回転体14側に位置している。仕切り板36は、底板17に対して平行に搬送方向及び左右方向に延びる板状部材によって構成されている。仕切り板36は、横フレーム21から前側回転体13に向かって延び出ている。仕切り板36は、左右両側の側板18に亘って左右方向に延びている。仕切り板36は、横フレーム21及び左右両側の側板18に支持されている。
仕切り板36には、左側部分を構成する左側板体37と、右側部分を構成する右側板体38と、が備えられている。右側板体38の左右長さは、左側板体37の左右長さよりも長い。左側板体37の左縁部には、上方に折れ曲がるフランジ部37aが形成されている。フランジ部37aは、左側の側板18にボルト39によって取外し可能に固定(本実施形態では、四箇所)されている。右側板体38の右端部には、上方に折れ曲がるフランジ部38aが形成されている。フランジ部38aは、右側の側板18にボルト39によって取外し可能に固定(本実施形態では、四箇所)されている。
左側板体37と右側板体38とは、左側板体37が右側板体38に対して上側から重ね合わされた状態で連結されている。左側板体37と右側板体38とは、仕切り板36の左右長さを調節可能なように、長さ調節機構40を介して連結されている。長さ調節機構40には、左側板体37に形成され、かつ、左右方向に長い長孔37bと、長孔37bに挿通され、かつ、左側板体37と右側板体38とを連結するボルト41と、が備えられている。
仕切り板36の左右長さを長さ調節機構40によって縮めることにより、仕切り板36を点検口19aからフィーダケース12内に容易に入れることができる。そして、仕切り板36をフィーダケース12内に入れた状態で、仕切り板36の左右長さを長さ調節機構40によって伸ばすことにより、仕切り板36の左右長さを左右両側の側板18の間隔に容易に合わすことができる。
仕切り板36は、横フレーム21から前側回転体13に向かって突出するステー42に載置支持されている。ステー42は、断面形状が略L字形状であり、かつ、左右方向に長い部材によって構成されている。ステー42は、左右両側の側板18の間隔と同程度の左右長さ(具体的には、左右両側の側板18の間隔よりも若干短い左右長さ)を有している。仕切り板36の後端部は、ステー42に載置支持され、かつ、ステー42にボルト43によって取外し可能に固定(本実施形態では、三箇所)されている。
ここで、刈取穀稈がスプロケット24に連れ回ると、刈取穀稈がスプロケット24等に対して前側から巻き付こうとする。しかし、刈取穀稈がスプロケット24や軸カバー26、ボスカバー25に対して前側から巻き付こうとすると、仕切り板36や横フレーム21に遮られることになる。これにより、刈取穀稈がスプロケット24や軸カバー26、ボスカバー25に巻き付き難い。
〔刈取り駆動チェーン用のテンション構造〕
図5に示すように、刈取り駆動用のチェーン30に張力を付与するテンション機構44が設けられている。テンション機構44には、揺動可能なテンションアーム45と、テンションアーム45の先端部に支持され、かつ、チェーン30のうち上側経路に対応する部分に下方から接触するテンションローラ46と、一端部がテンションアーム45に連結されたロッド47と、ロッド47に外嵌され、かつ、テンションアーム45を張力付与側に揺動付勢するスプリング48と、が備えられている。テンションアーム45は、左右方向に延びる軸心X1周りで揺動可能なように、右側の側板18に支軸49を介して支持されている。
右側の側板18の横外側部には、ロッド47を支持する受け具50が設けられている。受け具50には、ロッド47が挿通される長孔(図示省略)が形成されている。ロッド47には、スプリング48の長さ(付勢力)を調整するナット51が取り付けられている。
ここで、チェーン30に規定の張力を付与するためには、スプリング48の長さを一定に調整する必要がある。本実施形態では、テンションアーム45が受け具50と干渉することなく、テンションアーム45の揺動範囲Rsができるだけ大きくなるように、支軸49の位置を設定している。これにより、チェーン30の伸びが大きくなっても、チェーン30に規定の張力を付与するべく、スプリング48の長さを一定に調整してテンションアーム45の揺動位置を変更することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態に係る軸カバー26に代えて、軸カバー126が採用されていてもよい。図6及び図7に示すように、軸カバー126は、後側支軸23のうち左右両側のスプロケット24に亘る部分を覆っている。軸カバー126は、略円筒状部材(本実施形態では、樹脂製)によって構成されている。軸カバー126は、後側支軸23の軸心直交方向に二分割され、かつ、二つの分割体のうち一方の分割体が後側支軸23の軸心方向に三分割されて構成されている。軸カバー126は、後側支軸23及び各スプロケット24に相対回転可能に支持されている。軸カバー126がスプロケット24(後側支軸23)に連れ回らないように、軸カバー126と横フレーム21とに亘ってこれらを連結する連結体27が設けられている。連結体27のうち軸カバー126側の部分は、軸カバー126(具体的には、後側支軸23の軸心方向における三つの分割体のうち真ん中の分割体)に形成された平坦面部にボルト固定されている。
(2)上記実施形態では、本発明に係る「仕切り部材」は、板状部材によって構成されている。しかし、本発明に係る「仕切り部材」は、フィーダケース12内の空間を上下に仕切ることが可能なものであれば、板状部材に限定されるものではない。
(3)上記実施形態では、仕切り板36は、左右両側の側板18に亘って左右方向に延びている。しかし、仕切り板36は、左右両側の側板18に亘っていなくてもよい。すなわち、仕切り板36の左右長さは、右両側の側板18の間隔よりも短くてもよい。
(4)上記実施形態では、仕切り板36の左右両端部は、夫々、左右両側の側板18にボルト固定されている。しかし、例えば、仕切り板36の左右両端部のうち少なくとも一方の端部は、ステー(図示省略)に固定され、かつ、当該ステーを介して側板18に支持されていてもよい。
(5)上記実施形態では、ステー42は、左右両側の側板18の間隔と同程度の左右長さ(具体的には、左右両側の側板18の間隔よりも若干短い左右長さ)を有している。しかし、ステー42は、左右両側の側板18に亘る左右長さを有していてもよい。すなわち、ステー42は、左右両側の側板18に亘って設けられていてもよい。
(6)上記実施形態では、仕切り板36は、横フレーム21から前側回転体13に向かって突出するステー42に載置支持されている。しかし、仕切り板36は、ステー42を介さずに横フレーム21に支持(横フレーム21に直接支持)されていてもよい。あるいは、仕切り板36は、横フレーム21に支持されていなくてもよい。
(7)上記実施形態では、仕切り板36は、左右長さを調節可能に構成されている。しかし、仕切り板36は、左右長さを調節可能に構成されていなくてもよい。例えば、仕切り板36は、一枚の板状部材によって構成されていてもよい。
(8)上記実施形態では、本発明に係る「無端回動体」として、左右一対の無端回動チェーン15が備えられている。しかし、本発明に係る「無端回動体」として、三つ以上の無端回動チェーン15が備えられていてもよい。
本発明は、全稈投入型コンバインに利用可能である。
3 刈取り部
8 脱穀装置
9 フィーダ(搬送装置)
12 フィードケース(ケース)
13 前側回転体
14 後側回転体
15 無端回動チェーン(無端回動体)
16 搬送スラット(搬送部材)
21 横フレーム
36 仕切り板(仕切り部材)
37 左側板体
37b 長孔
38 右側板体
40 長さ調節機構
41 ボルト
42 ステー

Claims (7)

  1. 植立穀稈を刈り取る刈取り部と、
    前記刈取り部の後方に設けられ、刈取穀稈の全稈を脱穀処理する脱穀装置と、
    前記刈取り部と前記脱穀装置とに亘って設けられ、刈取穀稈の全稈を前記脱穀装置に向けて搬送する搬送装置と、が備えられているコンバインであって、
    前記搬送装置に、ケースと、前記ケースの前端部に設けられた前側回転体と、前記ケースの後端部に設けられた後側回転体と、前記前側回転体及び前記後側回転体に巻き付けられた複数の無端回動体と、前記複数の無端回動体に亘って左右方向に架設される複数の搬送部材と、が備えられ、
    前記ケース内において、前記前側回転体と前記後側回転体との間の前記後側回転体寄りの位置で、かつ、前記無端回動体に対して内周側に、前記ケース内の空間を上下に仕切る仕切り部材が設けられ
    前記仕切り部材に、前記仕切り部材の左側部分を構成する左側板体と、前記仕切り部材の右側部分を構成する右側板体と、が備えられ、
    前記左側板体と前記右側板体とは、前記仕切り部材の左右長さを調節可能なように、長さ調節機構を介して連結され、
    前記長さ調節機構に、前記左側板体又は前記右側板体に形成され、かつ、左右方向に長い長孔と、前記長孔に挿通され、かつ、前記左側板体と前記右側板体とを連結するボルトと、が備えられているコンバイン。
  2. 前記複数の無端回動体に張力を付与するテンション機構が備えられ、
    前記テンション機構に、前記無端回動体のうち上側経路に対応する部分に下方から接触するテンションローラが備えられ、
    前記テンションローラは、前記前側回転体と前記後側回転体との間において、側面視で前記前側回転体の回転軸心と前記後側回転体の回転軸心とを結ぶ直線の中心より前側に配置され、
    前記仕切り部材の前端は、前記テンションローラに対して後側に離間する状態で前記中心よりも後側に位置している請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記仕切り部材は、搬送方向及び左右方向に延びる板状部材によって構成されている請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記仕切り部材は、前記ケースの左右両側板に亘って左右方向に延びており、
    前記仕切り部材の左右両端部は、夫々、前記ケースの左右両側板に固定されている請求項に記載のコンバイン。
  5. 前記前側回転体と前記後側回転体との間の前記後側回転体寄りの位置において、前記ケースの左右両側板に亘って左右方向に延びる横フレームが設けられ、
    前記仕切り部材は、前記横フレームから前記前側回転体に向かって延び出ている請求項又はに記載のコンバイン。
  6. 前記横フレームから前記前側回転体に向かって突出するステーが設けられ、
    前記仕切り部材は、前記ステーに載置支持されている請求項に記載のコンバイン。
  7. 前記ステーは、前記ケースの左右両側板に亘って設けられている請求項に記載のコンバイン。
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