JP2008247260A - クローラガイド - Google Patents
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Abstract
【課題】 クローラガイドのトラックフレームへの取り付けを隣り合う一対の接地転輪の間で行うものでありながら、摩滅を回避しやすいクローラガイドを提供する。
【解決手段】 外転輪形の接地転輪22M,22Rの内部に位置してクローラベルト24に係止作用するクローラベルト外れ止め部31,32の複数が、クローラ走行装置前後方向に並べてクローラガイド30に装備されている。クローラガイド30は、屈曲体によって構成してあり、複数のクローラ外れ止め部31,32と、クローラ走行装置前後方向に隣り合う一対のクローラベルト外れ止め部31,32の間に一対のクローラベルト外れ止め部31,32よりも高い配置高さで、かつトラックフレーム20の配置高さで位置した取り付け部33とを備えている。クローラガイド30がトラックフレーム20に支持されるよう取り付け部33をトラックフレーム20の支持部20bに連結可能に構成してある。
【選択図】 図3
【解決手段】 外転輪形の接地転輪22M,22Rの内部に位置してクローラベルト24に係止作用するクローラベルト外れ止め部31,32の複数が、クローラ走行装置前後方向に並べてクローラガイド30に装備されている。クローラガイド30は、屈曲体によって構成してあり、複数のクローラ外れ止め部31,32と、クローラ走行装置前後方向に隣り合う一対のクローラベルト外れ止め部31,32の間に一対のクローラベルト外れ止め部31,32よりも高い配置高さで、かつトラックフレーム20の配置高さで位置した取り付け部33とを備えている。クローラガイド30がトラックフレーム20に支持されるよう取り付け部33をトラックフレーム20の支持部20bに連結可能に構成してある。
【選択図】 図3
Description
本発明は、外転輪形の接地転輪の内部に位置してクローラベルトに係止作用するクローラベルト外れ止め部の複数が、クローラ走行装置前後方向に並べて装備されたクローラガイドに関する。
上記したクローラガイドとして、従来、たとえば特許文献1に示されたものがあった。
特許文献1には、クローラ走行装置の駆動スプロケットに最も近い第1の接地用転輪と、これの後方に位置した第2の接地用転輪との間に配備されたクローラガイドとしてのガイド部材が記載されている。
特許文献1には、クローラ走行装置の駆動スプロケットに最も近い第1の接地用転輪と、これの後方に位置した第2の接地用転輪との間に配備されたクローラガイドとしてのガイド部材が記載されている。
第1の接地用転輪と第2の接地用転輪とは、外転輪に構成されている。ガイド部材は、第1の接地用転輪の内部に位置した前端部と、第2の接地用転輪の内部に位置した後端部とを備えている。ガイド部材は、クローラベルトの左右の芯金突起の間に係合され、このカイド部材によってクローラベルトの横ずれが抑止されている。
上記した如くクローラベルト外れ止め部の複数がクローラ走行装置前後方向に並べて装備されたクローラガイドでは、クローラガイドをトラックフレームに取り付ける連結手段と接地転輪との干渉を回避するよう、その連結手段を隣り合う一対の接地転輪の間に配置する。
上記した従来のクローラガイドが備える技術を採用した場合、クローラガイドが備える取り付け部とクローラベルトとが接近し、クローラガイドのクローラベルト外れ止め部から外れた部位にクローラベルトとの強い接触が発生しやすく、クローラガイドが早期に摩滅することがあった。
本発明の目的は、クローラガイドのトラックフレームへの取り付けを隣り合う一対の接地転輪の間で行うものでありながら、上記した摩滅を回避しやすいクローラガイドを提供することにある。
本第1発明は、外転輪形の接地転輪の内部に位置してクローラベルトに係止作用するクローラベルト外れ止め部の複数が、クローラ走行装置前後方向に並べて装備されたクローラガイドにおいて、
前記クローラガイドを、前記複数のクローラ外れ止め部と、クローラ走行装置前後方向に隣り合う前記一対のクローラベルト外れ止め部の間に前記一対のクローラベルト外れ止め部よりも高い配置高さで、かつトラックフレームの配置高さで位置した取り付け部とを備えるよう屈曲成形した屈曲体によって構成し、
前記クローラガイドが前記トラックフレームに支持されるよう前記取り付け部を前記トラックフレームの支持部に連結可能に構成してある。
前記クローラガイドを、前記複数のクローラ外れ止め部と、クローラ走行装置前後方向に隣り合う前記一対のクローラベルト外れ止め部の間に前記一対のクローラベルト外れ止め部よりも高い配置高さで、かつトラックフレームの配置高さで位置した取り付け部とを備えるよう屈曲成形した屈曲体によって構成し、
前記クローラガイドが前記トラックフレームに支持されるよう前記取り付け部を前記トラックフレームの支持部に連結可能に構成してある。
本第1発明の構成によると、隣り合う一対のクローラベルト外れ止め部の間に位置した取り付け部をトラックフレームの支持部に連結するものだから、クローラガイドとトラックフレームとの連結を、隣り合う一対の接地転輪の間で行うことができる。それでありながら、取り付け部が一対のクローラベルト外れ止め部よりも高い配置高さで、かつトラックフレームの配置高さで位置したものだから、クローラガイドのクローラベルト外れ止め部から外れた部位がクローラベルトから極力離間し、その部位のクローラベルトとの強い摩擦が発生しにくくなる。
従って、クローラガイドのトラックフレームへの連結を接地転輪間に位置した構造簡単な連結手段によって行うことができながら、かつ、複数箇所でのクローラベルトの外れ止めを同一のクローラガイドによって安価に行うことができながら、クローラガイドのクローラベルト外れ止め部から外れた部位でのクローラベルトとの接触を回避しやすく、摩滅が発生しにくいよう耐久性に富んだクローラガイドを得ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、コンバインの全体側面図である。図2は、コンバインの全体平面図である。これらの図に示すように、このコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1,1によって自走し、かつ、運転座席2が装備された運転部3と、運転座席2の下方に設けたエンジン11が装備された原動部10とを有した走行機体を備え、この走行機体の機体フレーム4の前部に連結された刈取り部5を備え、前記機体フレーム4の後部側に機体横方向に並べた設けた脱穀装置6と穀粒タンク7とを備えて構成してある。
図1は、コンバインの全体側面図である。図2は、コンバインの全体平面図である。これらの図に示すように、このコンバインは、左右一対のクローラ走行装置1,1によって自走し、かつ、運転座席2が装備された運転部3と、運転座席2の下方に設けたエンジン11が装備された原動部10とを有した走行機体を備え、この走行機体の機体フレーム4の前部に連結された刈取り部5を備え、前記機体フレーム4の後部側に機体横方向に並べた設けた脱穀装置6と穀粒タンク7とを備えて構成してある。
このコンバインは、稲、麦などの穀粒を収穫するものである。
すなわち、刈取り部5は、これの刈取り部フレーム5aが昇降機構(図示せず)によって機体フレーム4に対して軸芯Xまわりに上下に揺動操作されることにより、刈取り部5の前端部に機体横方向に並んで設けてある分草具5bが地面付近に下降した下降作業状態と、前記分草具5bが地面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降する。刈取り部5を下降作業状態にして走行機体を走行させると、刈取り部5は、前記分草具5bによって刈取り対象の植立穀稈を隣り合う植立穀稈と分草し、各分草具5bからの植立穀稈を対応した引起し装置5cによって引起し処理するとともに一つのバリカン形の刈取り装置5dによって刈取り処理し、刈取り穀稈を搬送装置5eによって機体後方向きに搬送して脱穀装置6の脱穀フィードチェーン6aに供給する。脱穀装置6は、脱穀フィードチェーン6aによって刈取り穀稈の株元側を機体後方向きに挟持搬送しながら、この刈取り穀稈の穂先側を扱室(図示せず)で脱穀処理する。穀粒タンク7は、脱穀装置6から供給された脱穀粒を回収して貯留していく。
すなわち、刈取り部5は、これの刈取り部フレーム5aが昇降機構(図示せず)によって機体フレーム4に対して軸芯Xまわりに上下に揺動操作されることにより、刈取り部5の前端部に機体横方向に並んで設けてある分草具5bが地面付近に下降した下降作業状態と、前記分草具5bが地面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降する。刈取り部5を下降作業状態にして走行機体を走行させると、刈取り部5は、前記分草具5bによって刈取り対象の植立穀稈を隣り合う植立穀稈と分草し、各分草具5bからの植立穀稈を対応した引起し装置5cによって引起し処理するとともに一つのバリカン形の刈取り装置5dによって刈取り処理し、刈取り穀稈を搬送装置5eによって機体後方向きに搬送して脱穀装置6の脱穀フィードチェーン6aに供給する。脱穀装置6は、脱穀フィードチェーン6aによって刈取り穀稈の株元側を機体後方向きに挟持搬送しながら、この刈取り穀稈の穂先側を扱室(図示せず)で脱穀処理する。穀粒タンク7は、脱穀装置6から供給された脱穀粒を回収して貯留していく。
前記左右一対のクローラ走行装置1,1は、同一の構成を備えている。図3は、前記クローラ走行装置1の側面図である。この図に示すように、前記各クローラ走行装置1は、トラックフレーム20と、このトラックフレーム20の前端側に位置したクローラ駆動輪体21と、前記トラックフレーム20にクローラ走行装置前後方向に並べて回転自在に支持させた三つの接地転輪22F,22M,22Rと、前記トラックフレーム1の後端部に回転自在に支持させたクローラ緊張輪体23と、前記各輪体21,22F,22M,22R,23にわたって巻回したクローラベルト24とを備えて構成してある。
前記トラックフレーム20は、これの前端部と後端部とに連結された連結フレーム25を介して前記機体フレーム4に連結されている。前記クローラ駆動輪体21は、前記機体フレーム4の前端部に設けた走行ミッションケース26に駆動回動自在に支持されている。
図4は、前記クローラベルト24の断面構造を示している。この図に示すように、前記クローラベルト24は、無端形の帯状に成形されたゴム材によって構成されている。このクローラベルト24は、これの長手方向に並べて埋設された複数個の鉄製の芯金27を備えている。前記各芯金27は、クローラベルト24の横幅方向での中央部でクローラベルト24から外部に突出した状態となった左右一対の突起27a,27a(以下、芯金突起27aと呼称する。)を備えている。
前記三つの接地転輪22F,22M,22Rは、同一の構成を備えている。図4は、前記接地転輪22F,22M,22Rの断面構造を示している。この図に示すように、前記各接地転輪22F,22M,22Rは、左右一対の転輪本体22a,22aと、左右一対の転輪本体22a,22aを一体回転自在に連結している筒軸22bとを備えて構成されており、前記左右一対の芯金突起27a,27aを跨いでクローラベルト24に支持作用するよう外転輪形になっている。
図3に示すように、前記左右一対のクローラ走行装置1,1は、本発明の実施例に係るクローラガイド30を備え、このクローラガイド30によってクローラベルト24の外れ止めを行っている。
すなわち、図3に示すように、クローラガイド30は、これのクローラ走行装置前後方向での複数箇所にクローラガイド30がクローラ走行装置上下方向に屈曲した屈曲点を備えるよう屈曲成形した一つの屈曲帯板によって構成してあり、クローラ走行装置前後方向に並んだ二つの湾曲形のクローラベルト外れ止め部31,32と二つの取り付け部33,34と一つの除去部35とを備えている。
前記二つの取り付け部33,34は、トラックフレーム1に連結されてクローラガイド30をトラックフレーム20に取り付けている。
すなわち、二つの取り付け部33,34のうちのクローラガイド前端側に位置する取り付け部33(以下、前取り付け部33と呼称する。)は、クローラ走行装置前後方向に隣り合っている前記二つクローラベルト外れ止め部31,32の間に、前記二つの外れ止め部31,32よりも高い配置高さで、かつ、前取り付け部33の上端33aの配置高さとトラックフレーム20の下端20aの配置高さとが同一になる配置高さで位置している。図5に示すように、前取り付け部33は、トラックフレーム20の横外面側にステーを付設して設けた支持部20bに連結ボルト36によって連結されている。前記支持部20bは、前記三つの接地転輪22F,22M,22Rのうちのクローラ走行装置前後方向での中間に位置している接地転輪22M(以下、中接地転輪22Mと呼称する。)と、最もクローラ走行装置後方側に位置している接地転輪22R(以下、後接地転輪22Rと呼称する。)との間に位置している。
すなわち、二つの取り付け部33,34のうちのクローラガイド前端側に位置する取り付け部33(以下、前取り付け部33と呼称する。)は、クローラ走行装置前後方向に隣り合っている前記二つクローラベルト外れ止め部31,32の間に、前記二つの外れ止め部31,32よりも高い配置高さで、かつ、前取り付け部33の上端33aの配置高さとトラックフレーム20の下端20aの配置高さとが同一になる配置高さで位置している。図5に示すように、前取り付け部33は、トラックフレーム20の横外面側にステーを付設して設けた支持部20bに連結ボルト36によって連結されている。前記支持部20bは、前記三つの接地転輪22F,22M,22Rのうちのクローラ走行装置前後方向での中間に位置している接地転輪22M(以下、中接地転輪22Mと呼称する。)と、最もクローラ走行装置後方側に位置している接地転輪22R(以下、後接地転輪22Rと呼称する。)との間に位置している。
二つの取り付け部33,34のうちのクローラガイド後端側に位置する取り付け部34(以下、後取り付け部34と呼称する。)は、前記二つのクローラベルト外れ止め部31,32のうちのクローラ走行装置後方側に位置する外れ止め部32と前記除去部35との間に、前記後外れ止め部32よりも高い配置高さで、かつ、後取り付け部34の上端34aの配置高さとトラックフレーム20の下端20aの配置高さとが同一になる配置高さで位置している。この後取り付け部34は、トラックフレーム20の横外面側に設けた支持部20cに連結ボルト36によって連結されている。前記支持部20cは、前記三つの接地転輪22F,22M,22Rのうちの最もクローラ走行装置後方側に位置している接地転輪22R(以下、後接地転輪22Rと呼称する。)と、前記クローラ緊張輪体23との間に位置している。前記支持部20cは、クローラベルト22の張力調節を行うよう前記クローラ緊張輪体23の位置調節を行う調節ねじ軸を支持させるようトラックフレーム20に設けた支持部材37に取り付けたステーによって構成されている。
図3,4,5に示すように、前記前外れ止め部31は、前記中接地転輪22Mの前記左右一対の転輪本体22a,22aの間で前記クローラベルト24の前記左右一対の芯金突起27a,27aの間に入り込むよう中接地転輪22Mの内部に位置し、クローラベルト24の芯金27に係止作用してクローラベルト24の中接地転輪22Mからの外れ止めを行う。
図3,4に示すように、前記後外れ止め部32は、前記後接地転輪22Rの前記左右一対の転輪本体22a,22aの間で前記左右一対の芯金突起27a,27aの間に入り込むよう後接地転輪22Rの内部に位置し、クローラベルト24の芯金27に係止作用してクローラベルト24の後接地転輪22Rからの外れ止めを行う。
前記除去部35は、前記クローラ緊張輪体23の前側近くに位置し、クローラベルト24に乗り上がった泥土やワラ屑をクローラベルト24の横外側に除去するよう押し出し、泥土やワラ屑がクローラベルト24に付いてクローラ緊張輪体23に巻き込まれたりクローラベルト24の非接地側に上昇したりすることを防止する。
本発明の実施例に係るクローラガイド30は、屈曲帯板によって構成してあることから、クローラガイド30の泥土堆積が発生しにくい。
すなわち、泥土がクローラガイド30に付着したり載ったりしても、泥土に芯金突起27aが触れたり、クローラガイド30に振動が伝わったりした際、泥土がクローラガイド30から容易に落下する。
すなわち、泥土がクローラガイド30に付着したり載ったりしても、泥土に芯金突起27aが触れたり、クローラガイド30に振動が伝わったりした際、泥土がクローラガイド30から容易に落下する。
図6に示すように、前記走行機体は、前記機体フレーム4の後端部に設けた左右一対のバランスタンク41,42を有した重量バランス調整機構40を備えている。
左右一対のバランスタンク41,42は、液体流通ホース43を介して連通している。左右一対のバランスタンク41,42のうちの脱穀装置側に位置するバランスタンク41は、機体フレーム4に固定されている。左右一対のバランスタンク41,42のうちの穀粒タンク側に位置するバランスタンク42は、図6(a)に示す如く前記脱穀装置側のバランスタンク41よりも低い配置高さに位置した下降位置と、図6(b)に示す如く前記脱穀装置側のバランスタンク41よりも高い配置高さに位置した上昇位置とに昇降操作自在に支持されている。
つまり、穀粒タンク7が空又はこれに近い状態の場合、重量バランス調整機構40は、穀粒タンク側のバランスタンク42が下降位置に下降操作されることにより、穀粒タンク側のバランスタンク42に液体44を移動させて収容し、走行機体の穀粒タンク7が位置する側(脱穀装置側とは反対側)に液体44の重量を掛けて走行機体の左右重量のバランスを図る。
穀粒タンク7が満杯またはこれに近い状態の場合、重量バランス調整機構40は、穀粒タンク側のバランスタンク42が上昇位置に上昇操作されることにより、脱穀装置側のバランスタンク41に液体44を移動させて収容し、走行機体の脱穀装置側(穀粒タンク側とは反対側)に液体44の重量を掛けて走行機体の左右重量のバランスを図る。
図7は、別の実施構造を備えた重量バランス調整機構40の後面図である。この重量バランス調整機構40は、機体フレーム4の後端部に設けた一つのバランスタンク47を備えている。前記バランスタンク47は、バランスタンク47の底側に設けた連結部48と、この連結部48を支持するよう機体フレーム4に設けた支持部材49とを介して機体フレーム4に支持されている。前記連結部48は、前記支持部材49に走行機体前後向きの軸芯Yまわりに回動自在に連結しており、バランスタンク47は、前記軸芯Yまわりに機体フレーム4に対して上下揺動し、図7(a)に示す如くバランスタンク47の穀粒タンク側の端部が脱穀装置側の端部よりも高い配置高さに位置した穀粒タンク側上がり姿勢と、図7(b)に示す如くバランスタンク47の脱穀装置側の端部が穀粒タンク側の端部よりも高い配置高さに位置した脱穀装置側上がり姿勢とに姿勢変化する。
つまり、穀粒タンク7が空又はこれに近い状態の場合、重量バランス調整機構40は、バランスタンク47が脱穀装置側上がりの姿勢に揺動降操作されることにより、バランスタンク47の内部に位置する液体44をバランスタンク47の穀粒タンク側に位置する部位に移動させて収容し、走行機体の穀粒タンク側(脱穀装置側とは反対側)に液体44の重量を掛けて走行機体の左右重量のバランスを図る。
穀粒タンク7が満杯またはこれに近い状態の場合、重量バランス調整機構40は、バランスタンク47が穀粒タンク側上がりの姿勢に揺動操作されることにより、バランスタンク47の内部に位置する液体44がバランスタンク47の脱穀装置側に位置する部位に移動させて収容し、走行機体の脱穀装置側(穀粒タンク側とは反対側)に液体44の重量を掛けて走行機体の左右重量のバランスを図る。
図1,2に示すように、前記原動部10は、箱形のエンジンボンネット12を備えている。エンジンボンネット12は、前壁12aと後壁12bと横壁12cと天板12dとを備えて構成してある。前記天板12dは、前記運転座席2を支持している。
エンジンボンネット12は、機体フレーム4に設けたガイドレール13に案内されて走行機体横方向に移動するように、かつ、前記ガイドレール13に対して係脱するように支持されている。エンジンボンネット12は、これの前端側の横端部内に設けたフック材14を備えている。前記フック材14は、エンジンボンネット12が前記ガイドレール13から走行機体横外側に外れるに伴い、機体フレーム4に立設されている支柱15に係合する。
図2は、原動部の閉じ状態を示している。この図に示すように、エンジンボンネット12は、ガイドレール13に沿わせて走行機体内側に押し込んだ取り付け位置にされると、閉じ姿勢になる。すると、エンジンボンネット12は、前壁12aによってエンジン11の走行機体前方側を、後壁12bによってエンジン11の走行機体後方側を、横壁12cによってエンジン11の走行機体横外側を、天板12dによってエンジン11の上方をそれぞれ覆う。
図8(a)は、原動部10の開き操作途中での平面図である。図8(b)は、原動部10の開き状態での平面図である。これらの図に示すように、エンジンボンネット12を閉じ姿勢の取り付け位置からガイドレール13に沿わせて走行機体の横外側に向けて移動操作する。これによってエンジンボンネット12がガイドレール13から外れると、前記フック部材14が前記支柱15に係合し、エンジンボンネット12は、フック部材14を介して支柱15に回動自在に支持された状態になる。すると、エンジンボンネット12を前記支柱15を揺動支点にして走行機体前方側に向けて揺動操作すれば、エンジンボンネット12は、運転部3の乗降口の横外側に前壁12aが走行機体前後方向に沿った状態で位置するとともに支柱15によって支持された開き姿勢になる。これにより、原動部10は、エンジン11が露出した開き状態になる。
〔別実施例〕
上記実施例に示したクローラガイド30に替え、屈曲丸棒材によってクローラガイド30を作製した構成を採用しても、本発明の目的を達成することができる。従って、屈曲帯板、屈曲丸棒材を総称して屈曲体と呼称する。
上記実施例に示したクローラガイド30に替え、屈曲丸棒材によってクローラガイド30を作製した構成を採用しても、本発明の目的を達成することができる。従って、屈曲帯板、屈曲丸棒材を総称して屈曲体と呼称する。
20 トラックフレーム
20b 支持部
22M,22R 接地転輪
24 クローラベルト
31,32 クローラ外れ止め部
33 取り付け部
20b 支持部
22M,22R 接地転輪
24 クローラベルト
31,32 クローラ外れ止め部
33 取り付け部
Claims (1)
- 外転輪形の接地転輪の内部に位置してクローラベルトに係止作用するクローラベルト外れ止め部の複数が、クローラ走行装置前後方向に並べて装備されたクローラガイドであって、
前記クローラガイドを、前記複数のクローラ外れ止め部と、クローラ走行装置前後方向に隣り合う前記一対のクローラベルト外れ止め部の間に前記一対のクローラベルト外れ止め部よりも高い配置高さで、かつトラックフレームの配置高さで位置した取り付け部とを備えるよう屈曲成形した屈曲体によって構成し、
前記クローラガイドが前記トラックフレームに支持されるよう前記取り付け部を前記トラックフレームの支持部に連結可能に構成してあるクローラガイド。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10384732B2 (en) | 2011-08-31 | 2019-08-20 | Prinoth Ltd. | Tracked vehicle |
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