JP4581351B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

この発明は、コンバインに関するものである。
脱穀装置で脱穀され、脱穀した後の排藁は、フィードチェンにより受継ぎして、排藁処理装置へ搬送する排藁移送装置は、特に、特開2002−354936号公報の如く脱穀機上方を覆う扱胴カバーと、排藁搬送装置の上方を覆う排藁搬送カバーとを一体的に形成して、上部カバーとし、この上部カバーの回動支点をフィードチェンと反対側へ設けると共に、排藁搬送装置を構成する排藁搬送チェンの排藁搬送フレームより、回動支持フレームを突出し、この回動支持フレームを本機より、延設した排藁チェン支持フレームに回動自在に枢支し、該枢支部にロック機構を設けて、排藁搬送装置をロックしている。
前記ロック機構のロックを解除し、扱胴カバーと、排藁搬送カバーとを一体にした上部カバーを上方へ回動操作すると、この上部カバーと、排藁搬送装置とは、同時に上へ回動移動する。
特開2002−354936号公報
刈取り作業の途中でコンバインの脱穀機に不具合が発生すると、コンバインを停止操作して、扱胴カバーと、排藁搬送カバーとを一体にした上部カバーを上方へ回動操作すると、排藁搬送装置も同時に上方へ回動することにより、排藁の移送姿勢が乱れて、元へ復元操作したときに、この排藁搬送装置での移送が悪くなったり、又、排藁の詰まりが発生することがあったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
このために、請求項1に記載の発明においては、走行車台(2)の下側に左右一対の走行クローラ(10a)を張設した走行装置(10)を設け、走行車台(2)の前方に刈取機(11)を設け、走行車台(2)の上側には脱穀機(3)を載置し、前記刈取機(11)で刈り取った穀稈を脱穀機(3)のフィードチェン(4a)と挟持杆(4b)とに引継いで脱穀機(3)内を挟持移送しながら脱穀する構成とし、該フィードチェン(4a)と挟持杆(4b)から脱穀後の排藁を引継いで移送する排藁移送装置(6)を機体進行方向からみて脱穀機(3)の左側の前部から右側の後部へ向けて設け、該排藁移送装置(6)を移送終端部側の回動支点(ロ)を中心に昇降回動自在な構成とし、前記脱穀機(3)の脱穀室(3b)の上側に開閉自在の扱胴カバー(3a)を設けると共に該扱胴カバー(3a)を開放させるガスダンパー(5a)を設け、扱胴カバー(3a)を開放操作するとガスダンパー(5a)によって扱胴カバー(3a)のみが所定位置まで開き、この所定位置からの手動による扱胴カバー(3a)の全開位置までの持ち上げ操作に連動して排藁移送装置(6)の移送始端部が、扱胴カバー(3a)と排藁移送装置(6)の移送始端部とを連結する折り畳み式の連結部材(21b)によって、該排藁移送装置(6)の移送終端部側の回動支点(ロ)を軸として所定距離上方へ引き上げられる構成としたことを特徴とするコンバインとしたものである。
請求項2に記載の発明においては、前記排藁移送装置(6)を、排藁の穂先側を移送する穂先側移送装置(8)と排藁の株元側を移送する株元側移送装置(7)を設けた構成とし、該株元側移送装置(7)の株元移送チェン(23)を、排藁ギヤーケース(22)の後部に軸支した駆動スプロケット(23a)と移送中間部に軸支した中スプロケット(23b)と移送終端部に軸支した後スプロケット(23c)とに掛け渡した構成とし、前記排藁ギヤーケース(22)の前側に軸支したプーリ(22b)と脱穀室(3b)に軸支された扱胴軸(3c)の後端に軸支した扱胴プーリ(3d)とにベルト(3e)を掛け渡して扱胴軸(3c)の回転動力を排藁ギヤーケース(22)の伝動機構(22a)へ入力する構成とし、前記連結部材(21b)で扱胴カバー(3a)と排藁ギヤーケース(22)に装着した支持板(34)とを接続し、該支持板(34)の左外端部にコ字形状の位置決め板(34a)を固着し、脱穀室(3b)の後側板(4c)側に設けたロック板(29b)に装着される取付板(33a)に支持軸(33)を取り付け、該支持軸(33)に前後方向に所定間隔をおいて前案内板(35a)と後案内板(35b)を固着すると共に該前案内板(35a)を排藁移送装置(6)の昇降回動ストロークの全長よりも長く形成し、該前案内板(35a)と後案内板(35b)とで位置決め板(34a)を案内して支持軸(33)の外部へ挿入して排藁移送装置(6)を所定の下降位置へセットする構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバインとしたものである。
請求項1に記載の発明においては、扱胴カバー(3a)を開放操作すると、ガスダンパー(5a)によって扱胴カバー(3a)のみが所定位置まで開き、この後の手動による扱胴カバー(3a)の全開位置までの持ち上げ操作に連動して排藁移送装置(6)の移送始端部が、扱胴カバー(3a)と排藁移送装置(6)の移送始端部とを連結する連結部材(21b)によって、該排藁移送装置(6)の移送終端部側の回動支点(ロ)を軸として所定距離上方へ引き上げられてメンテナンスを容易に行え、又、排藁移送装置(6)を下降させた脱穀作業時には、フィードチェン(4a)から、排藁移送装置(6)への排藁の引継ぎ部のズレを防止できて、スムーズな引継ぎ、及び移送ができる。
請求項2に記載の発明においては、上記請求項1記載の発明の効果に加え、フィードチェン(4a)と挟持杆(4b)とから排藁移送装置(6)へ引継がれる排藁の引継ぎ部でのズレを防止でき、スムーズな引継ぎ及び移送ができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行車台2前方部には、立毛穀稈を刈取り移送する刈取機11を設けた構成である。又、走行車台2の上側には、刈取機11から刈取り穀稈を引継ぎ移送中に脱穀する脱穀機3と、この脱穀機3内へ穀稈を挟持移送するフィードチェン4aと、挟持杆4bとを設けると共に、脱穀機3の上部には、扱胴カバー3aと、この扱胴カバー3aを開閉操作する昇降手段5とを設けた構成である。又、脱穀機3の後側には、脱穀済みで脱穀後の排藁を移送する株元側・穂先側移送装置7,8等よりなる排藁移送装置6を設けた構成である。この排藁移送装置6は、回動装置9等により、昇降回動移動する構成である。これら脱穀機3と、排藁移送装置6等とを主に図示して説明する。
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図16で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ10aを張設した走行装置10を配設し、走行車台2の上側には、穀稈を脱穀する脱穀機3を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機11で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機11で後方上部へ移送され、脱穀機3のフィードチェン4aと、挟持杆4bとで引継ぎされて、脱穀機3内を挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機3の右横側の上側に配設した穀粒貯留タンク12内へ一時貯留される。
前記走行車台2の前方部には、図16で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド13a、及び各分草体13bと、立毛穀稈を引起す各引起装置13cと、引起された穀稈を掻込みする穀稈供給移送装置14の各掻込装置14aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置13dと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機3のフィードチェン4aと、挟持杆4bとへ受渡しする穀稈供給移送装置14の根元・穂先移送装置15a,15b等からなる刈取機11を設けている。該刈取機11は、油圧駆動による伸縮シリンダ16により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
前記刈取機11の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆17aの上端部には、左右方向に支持パイプ杆17bを設け、この支持パイプ杆17bを走行車台2の上側面に設けた支持装置17cで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ16の作動により、刈取機11は支持パイプ杆17bを回動中心として、上下に回動する構成である。
前記穀粒貯留タンク12側の前部には、図16で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置18aと、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席18bとを設け、この操縦席18bの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン19を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク12を配設する。これら走行装置10と、刈取機11と、脱穀機3と、エンジン19等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
前記刈取機11の穀稈供給移送装置14によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機3へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ11aを設けた構成である。
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース20内の伝動機構20aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ20bを設けた構成である。
前記脱穀機3のフィードチェン4aと、挟持杆4bとにより、刈取機11の根元・穂先移送装置15a,15bで移送される刈取り穀稈を引継ぎして移送する構成である。これらフィードチェン4aと、挟持杆4bとで引継ぎされる穀稈は、脱穀機3の脱穀室3b内を挟持移送中に脱穀される。脱穀済み穀粒、及び脱穀中に発生した藁屑と、稈切とは、この脱穀機3内で穀粒と、藁屑、及び稈切とに選別され、選別済み穀粒は、この脱穀機3から穀粒貯留タンク12内へ揚送供給されて一時貯留される。又、選別済みの藁屑、及び稈切等は、脱穀機3から機外へ排出される構成である。
前記脱穀機3で脱穀された脱穀済みの排藁は、図1〜図7で示す如くこの脱穀機3のフィードチェン4aと、挟持杆4bとから、排藁を引継ぎ移送する排藁移送装置6を脱穀機3の後側で、平面視は、左側前部から右後部へ向けて傾斜させると共に、側面視は、上下方向に略平行状態に設けた構成である。
前記排藁移送装置6の作動は、脱穀機3の脱穀室3bの上側には、図1、及び図4〜図7で示す如く扱胴カバー3aを、複数個の回動具21aにより、左側部が回動自在(開閉自在)に設けた構成である。この扱胴カバー3aと、ミッションケース20を装着する支持板34とは、折り畳み式の連結部材21bを設けて接続すると共に、扱胴カバー3aを開閉操作する昇降手段5のガスダンパー5aを設けた構成である。
前記扱胴カバー3aを開操作すると、この開操作により、ON−OFFスイッチ方式の扱胴カバースイッチ(図示せず)がONされ、このONに連動して、昇降手段5のガスダンパー5aが作動され、扱胴カバー3aは、所定位置へ開状態に操作され、所定位置でこの扱胴カバー3aの開作動が停止制御される構成である。その後に、この扱胴カバー3aを上方の所定位置(全開位置)へ持ち上げる手動操作により、この手動操作に連動して、扱胴カバー3aの回動具21aの回動支点(イ)に対して、排藁移送装置6の移送終端部側には、この排藁移送装置6を回動させる回動装置9の回動支点(ロ)により、移送始端部側は、連結部材21bにより、所定高さ上方へ回動移動されて、排藁移送装置6の移送始端部の左側部を上部にした傾斜状態に回動移動して、開状態になる構成である。又、この排藁移送装置6の移送始端部で、フィードチェン4aの近傍部には、ロック装置29を設けた構成である。
前記脱穀機3で脱穀した後の排藁は、排藁移送装置6へ引継ぎされて移送されるが、この排藁移送装置6を上方へ回動移動させるときには、まず、扱胴カバー3aを開操作すると、昇降手段5のガスダンパー5aが作動され、このガスダンパー5aで扱胴カバー3aのみが、所定の開状態位置へ操作され、その後に、この扱胴カバー3aを上方へ所定位置(全開位置)へ持ち上げる手動操作により、この手動操作に連動して、排藁移送装置6は、連結部材21より、移送終端部側へ設けた回動装置9の回動支点(ロ)により、移送始端部は、所定距離上方へ連結部材21bで引き上げられて、回動移動する構成であることにより、排藁移送装置6で移送中の排藁の移送姿勢の乱れを防止することができる構成である。
前記扱胴カバー3aの所定の開状態位置により、更に、手動操作により、上方へ持ち上げ操作により、この扱胴カバー3aの持ち上げ操作に連動して、排藁移送装置6は、移送終端部側の回動装置9の回動支点(ロ)を回動中心として、移送始端部側のミッションケース20を装着する支持板34に設けた連結部材21bにより、排藁移送装置6の移送始端部が、所定高さ位置へ開作動されることにより、又、ロック装置29は、排藁移送装置6の移送始端部で、フィードチェン4aの近傍には、このロック装置29を設けたことにより、排藁移送装置6の強度アップの向上を図ることができる。又、フィードチェン4aと、挟持杆4bとから、排藁移送装置6への排藁を引継ぎ部でのズレを防止できて、スムーズな引継ぎ、及び移送ができる。
前記排藁移送装置6は、図1〜図6で示す如く左外側には、伝動機構22aを内装した排藁ギヤーケース22を支持板34へ装着して設け、この排藁ギヤーケース22の伝動機構22aの前外側へ軸支したプーリ22bと、脱穀機3の脱穀室3bへ軸支した扱胴軸3cの後端外側へ軸支した扱胴プーリ3dとには、ベルト3eを掛け渡して、扱胴軸3cの回転動力を排藁ギヤーケース22の伝動機構22aへ入力する構成である。
前記排藁移送装置6は、図1〜図6で示す如く前側に排藁の穂先側を引継ぎ移送する穂先側移送装置8を設けると共に、後側に排藁の株元側を引継ぎ移送する株元側移送装置7を設けた構成である。
前記株元側移送装置7は、図1〜図6で示す如く排藁ギヤーケース22の伝動機構22aの外側後部へ軸支して設けた駆動スプロケット23aと、略中間部の中軸23eへ軸支した中スプロケット23bと、移送終端部側へ軸支した後スプロケット23cとには、株元移送チェン23を掛け渡して、この株元移送チェン23は、チェン受23dで支持した構成であると共に、駆動スプロケット23aで回転駆動される構成である。株元移送チェン23で排藁の株元側を移送する構成である。
前記穂先側移送装置8は、図1〜図5で示す如く移送始端部には、前・後側板24a,24b間へ軸支した前スプロケット25aと、移送終端部で、中スプロケット23bを軸支した中軸23eの前端部の近傍へ軸支した後スプロケット25bとには、穂先ラグ25cを所定間隔に装着した穂先移送チェン25を掛け渡した構成である。又、後スプロケット25bで穂先移送ラグ25cと、穂先移送チェン25とが回転駆動される構成である。これら穂先移送チェン25の穂先移送ラグ25cにより、排藁の穂先側が移送される構成である。
前記排藁移送装置6を回動させる回動装置9の回動支点(ロ)より、移送上手側の所定距離(L)には、図1、及び図2で示す如く穂先側移送装置8へ接続させて、回動装置9を設けた構成である。又、株元側移送装置7の移送終端部より、所定距離(L2)後方部には、回動装置9の回動支点(ロ)を設けた構成である。
排藁を移送する前記排藁移送装置6を回動させる回動装置9の回動支点(ロ)より、移送上手側の所定距離(L)には、穂先側移送装置8へ接続させて、回動装置9を設けたことにより、コンパクトで軽量化ができると共に、スムーズな昇降回動移動ができる。
前記回動装置9は、図1、及び図2で示す如く後側板26aと、連結杆26bとにより、支持板26cを支持した構成である。支持メタル27aへ支持軸27bを装着して設け、この支持メタル27aをボルト、及びナット等により、支持板26cへ装着した構成である。
前記支持軸27bには、回動アーム9aへ固着した回動パイプ9bを挿入して、回動自在に軸支した構成である。この回動アーム9aの先端部には、支持パイプ9cを装着して設け、この支持パイプ9cは、中軸23eで軸支した構成である。又、回動支点(ロ)である支持軸27bは、機体1aの前後方向に略水平に配設した構成であり、排藁移送装置6に対して、斜めに持ち上げるため、作動量は必要とするが、この排藁移送装置6の傾きを防止した構成である。
前記回動装置9の回動パイプ9b、及び回動アーム9aは、扱胴カバー3aのみが昇降手段5のガスダンパー5aにより、所定位置へ開状態になり、その後に扱胴カバー3aを手動操作により、持ち上げ操作すると、この操作に連動して、回動装置9の回動パイプ9b、及び回動アーム9aは、支持軸27bの回動支点(ロ)を回動位置として、排藁移送装置6の株元側移送装置7と、穂先側移送装置8との両者を、所定高さ位置へ回動移動させる構成である。
前記排藁移送装置6の移送終端部より、所定距離(L1)後方部に回動装置9の回動アーム9aの回動パイプ9bを支持メタル27aの支持軸27bへ挿入し、この支持軸27bに回動支点(ロ)を位置させて設けたことにより、排藁は排藁移送装置6で圧縮されることを防止できる。又、排藁が詰まったときには、詰まった排藁の除去が容易である。更に、この排藁移送装置6を上昇させることにより、メンテナンスが容易になる構成である。
前記排藁移送装置6は、図1〜図6で示す如く株元側移送装置7と、穂先側移送装置8とにより、形成した構成である。又、回動装置9の回動アーム9aの前後方向の中心位置(ハ)は、これら株元側移送装置7と、穂先側移送装置8との前後方向の略中間位置(ニ)へ位置させて設けた構成である。
前記排藁移送装置6は、株元側移送装置7と、穂先側移送装置8とよって形成した構成であると共に、回動装置9の回動アーム9aの前後方向の中心位置(ハ)は、株元側・穂先側移送装置7,8の前後方向の略中間位置(ニ)へ位置させて設けたことにより、回動移動操作時のバランスが向上する。又、回動移動をスムーズに行うことができる構成である。
前記扱胴カバー3aの内側部と、排藁移送装置6の排藁ギヤーケース22を装着する支持板34とを接続して、所定位置まで開状態になった扱胴カバー3aを、手動操作により、持ち上げると、この操作に連動して、排藁移送装置6を開状態にする構成である。扱胴カバー3aと、支持板34とを接続する折り畳み方式の連結部材21b下端部の装着支点(ホ)位置は、図1、及び図3で示す如く排藁移送装置6の株元側移送装置7と、穂先側移送装置8との前後方向の略中間位置(ニ)の近傍で、支持板34のフランジ部へピン34b等により、装着して設けた構成である。このピン34bは、抜け止めを施した構成である。
前記扱胴カバー3aと、排藁移送装置6とを接続する連結部材21bの下端部の装着支点(ホ)は、株元側・穂先側移送装置7,8の前後方向の略中間位置(ニ)の近傍へ位置させて設けたことにより、排藁移送装置6の傾き防止できると共に、スムーズな昇降回動移動ができる。
前記右側の固定式の扱胴カバー3aは、図1で示す如く排藁移送装置6の穂先側移送装置8の移送終端部の近傍部まで、カバーすべく設けた構成である。又、左側の扱胴カバー3aの後側部には、排藁移送装置6をカバーする排藁カバー28を扱胴カバー3aと一体的に回動自在に設けた構成である。又、連結部材21bの外側には、図4、及び図5で示す如くロック装置29を設け、このロック装置29は、ロック板29bと、ロックストッパー29aと、トルクスプリング29cとよりなる構成である。扱胴カバー3aの開動操作により、ロック装置29のロックストッパー29aは、トルクスプリング29cにより、脱穀機3に設けた、ロック板29bの挿入孔29dの任意位置へ挿入され、任意位置でロックされる構成である。扱胴カバー3aは、片手で簡単に閉じることができる構成である。
前記脱穀機3の後側板4cと、後側板26aとの間に設けて接続する連結杆26bは、図1、及び図3〜図5で示す如く排藁移送装置6の株元側・穂先側移送装置7,8と、平面視略平行状態に配設した構成である。又、この連結杆26bは、扱胴プーリ3dと、プーリ22bとの間をまたいで、その中間近傍へ位置させて設けた構成である。更に、連結杆26bがベルト3eの押さえとなる構成である。
前記排藁移送装置6の株元側・穂先側移送装置7,8と略平行状態に連結杆26bを設けたことにより、排藁の移送の邪魔になることがない。又、軸間の強度を確保することができる。更に、特別な部材を使用することなく、ベルト3eの外れを防止できる構成である。
前記扱胴カバー3aのロック装置29は、図7〜図9で示す如く前側の扱胴カバー3aへ設けると共に、脱穀機3用のカウンタ装置30の支持板30aを設け、この支持板30aは、クランク形状に形成して、ロックストッパー29aが収納できる構成である。この支持板30aには、カウンタ軸30cを設け、このカウンタ軸30cには、カウンタプーリ30bを軸支して設けた構成である。
前記ロック装置29と、カウンタ装置30との強度向上と、コストダウンとを図った構成である。
前記排藁移送装置6の回動支点中心(ロ)である支持軸27bは、図1〜図4で示す如く前側で左右に延設した連結杆26bの右端部近傍へ位置させて設けると共に、後側で左右に延設した作業機フレーム31の右側端と、連結杆26bの右側端部との交差位置の近傍で、支持板26cからのこれら連結杆26bと、作業機フレーム31の交差位置近傍部へ設けた構成である。
高荷重のかかる回動支点(ロ)を、X,Y,Z方向を前記連結杆26bと、支持板26cと、作業機フレーム31とでつなぐことにより、強度を確保した構成である。
前記ロック装置29のロックストッパー29aは、図4、図5、及び図7で示す如く脱穀機3の後側板4cと、扱胴軸3cの扱胴プーリ3dと、排藁ギヤーケース22のプーリ22bとへ掛け渡したベルト3eとの間に設けると共に、回動支点は扱胴カバー3cに設けた構成である。又、ロックストッパー29aの下端部は、脱穀機3のロック板29bの挿入孔29dへ挿入する構成である。
前記ロックストッパー29aにより、ロック時、及び収納時に邪魔にならない構成であり、又、強度向上を図った構成である。
前記排藁移送装置6の回動移動側の株元移送チェン23を支持するチェン受23dの前端部には、図1〜図6、図10、及び図11で示す如く排藁ギヤーケース22を装着する支持板34を設け、この支持板34の左外端部には、コ字形状の位置決板(位置決め板)34aを固着して設けた構成である。この位置決板34aは、後述する支持軸33の外径部へ挿入される構成であり、排藁移送装置6全体を所定位置へ装着できる構成である。
前記支持軸33は、図1〜図6、図10、及び図11で示す如く脱穀機3の後側板4cに設けたロック板29bへ装着した取付板33aへ装着した構成である。この支持軸33の外径部には、前後方向に所定間隔を設けて、前・後案内板35a,35bを固着して設けた構成である。又、前案内板35aは、排藁移送装置6が昇降回動するストロークの全長より、長くして設けた構成である。更に、これら前・後案内板35a,35bにより、排藁移送装置6の位置決板34aが案内されて、この排藁移送装置6は、所定位置へセットされる構成である。
前記排藁移送装置6の後方の回動支点(ロ)が、扱胴カバー3aの開閉方向と異なる方向へ配設されているために、前後方向に排藁移送装置6が傾こうとするが、これを防止することができる構成である。
前記扱胴プーリ3dと、プーリ22bと、カウンタプーリ30bとには、図7、及び図12〜図14で示す如くベルト3eを掛け渡した構成である。このベルト3eには、テンション装置36を設けた構成である。
前記テンション装置36のテンションアーム36aの一方側の基部は、図14で示す如く扱胴軸3cを軸支する後側の扱胴軸受メタル37の外径部へ回動自在に軸支した構成である。このテンションアーム36aの他方側の端部の近傍部には、テンション軸36bを設け、このテンション軸36bには、テンションプーリ36cを軸支した構成である。
前記脱穀機3の後側には、補強板39を設け、この補強板39には、箱形状の受具39aを設けた構成である。この受具39aには、調節用ボルト39bを調節自在に設けた構成である。この調節ボルト39の先端部と、テンションアーム36aの先端部との間には、スプリング40を設けて、接続させた構成である。このテンション装置36により、ベルト3eを調節する構成である。
前記扱胴プーリ3dの近傍部には、図12〜図14で示す如くベルト3eが伸長時に外れを防止する、コ字形状のベルトストッパ38を設けた構成である。このベルト3eは、ベルトストッパ38の、上下のフランジ部間に設けた構成である。
前記排藁移送装置6を開状態へ操作したときに、スプリング40の外れを防止することができる構成である。又、ベルト3eの外れを防止することができる構成である。
前記排藁ギヤーケース22のプーリ22bより、所定距離(L3)後方部には、図1、及び図3で示す如く扱胴カバー3aと、排藁ギヤーケース22の装着する支持板34とを接続する連結部材21bを設けた構成である。
これにより、前記扱胴カバー3aに対して、回動支点が斜めに構成されているが、入力部を前方へ配設したことにより、ベルト3eの外れを防止できる。又、連結部材21b、及び回動装置9へ掛かる荷重を減少させることができる。
前記扱胴カバー3aの持ち上げに連動して、排藁移送装置6を昇降回動移動させる連結部材21bの近傍には、図4で示す如く扱胴カバー3b、及び排藁移送装置6が所定以上の開状態になることを規制すると共に、支点越えを防止するストッパ21cは、排藁ギヤーケース22を装着する支持板24の上部へ固着して設けた構成である。又、扱胴カバー3aの内側面に設けた補強部材32へ連結部材21bの上端部を装着した構成である。
更に、前記補強部材32を扱胴カバー3aへボルト等により、装着する取付板32aで押圧する。チェン受23dと、支持杆42とに設けた受板41aには、支持軸41bを固着して設け、この支持軸41bの上端部には、ゴム材、又は樹脂材等の弾性材よりなる支持具41cを軸支して設け、この支持具41cを補強部材32に設けた取付板32aで押圧して、排藁移送装置6の浮き上がりを防止した構成である。
これにより、前記扱胴カバー3aと、排藁移送装置6とは必要以上に開状態になることを防止と、支点越えの防止とができる。又、強度の必要な部分を集中的に配置したことにより、少ない部材で強度の確保ができる。更に、過負荷時の排藁移送装置6の浮き上がりを防止することができる。
前記連結部材21bの下側には、図15で示す如くこの連結部材21bが所定位置以下への下降を防止する下ストッパ21dを支持板34へ装着して設けた構成である。
これにより、前記連結部材21bの脱落の防止を図った構成である。
前記穀粒貯留タンク12内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク12の後側には、縦移送螺旋43aを内装した排出支持筒43を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒41の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋44aを伸縮自在に内装した排出オーガ44を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
脱穀機45は、図17〜図19で示す如く上部の脱穀室46内には、揺動方式の揺動脱穀装置47を揺動装置48で揺動駆動させて、穀稈を脱穀する構成である。
前記揺動脱穀装置47は、図17〜図19で示す如く左右方向で、前後方向に所定巾の揺動板47aへ複数個の扱歯47bを複数列に植設した構成である。この揺動脱穀装置47は、揺動装置48の左右両側に設けた揺動アーム48a,48aで吊り下げ状態に支持させた構成である。この一方側(右側)の揺動アーム48aには、揺動カム48bと、揺動プーリ48cとを揺動軸48dへ軸支した構成である。この揺動プーリ48cと、脱穀機45の脱穀プーリ45aとには、ベルト45bを掛け渡して、揺動脱穀装置47を回転駆動する構成である。
前記揺動脱穀装置47の下側には、脱穀室網49と、揺動選別装置50と、送風機51と、一番選別室52の一番移送螺旋52aと、二番選別室53の二番移送螺旋53a等とを設けた構成である。
前記脱穀機45の上側部と、右側部とには、脱穀済みで、選別済み穀粒を貯留する正面視逆L字形状の穀粒貯留タンク54を配設した構成である。
前記一番移送螺旋52aの右外側部には、図17〜図19で示す如く揚送装置55を配設し、この揚送装置55の、揚送筒56には、着脱自在に上揚送螺旋56aと、下揚送螺旋56bとを、脱穀機45の上側面へ位置する、穀粒貯留タンク54の底面部で分割した構成である。この穀粒貯留タンク54は、右側下部を回動支点(A)として、上下に回動自在に設けた構成である。この穀粒貯留タンク54の脱穀機45の上部側へ貯留した穀粒が、排出時に流れ落ちなくなると、回動させて流下させる構成である。
これにより、前記扱歯47bの作用巾が少なくて脱粒することにより、藁屑の発生が少なく、三番、及び四番のロスを少なくすることができる。又、脱穀室網49の詰まりを防止できる。更に、穀粒貯留タンク54の容量の増加、及び確実に排出することができる。脱穀機45の全高を大幅に低くすることができる。
前記脱穀室網49は、図17で示す如く揺動回動する構成である。この脱穀室網49の右端部には、ローラ49aを設け、このローラ49aは、脱穀機45に設けたローラ受59で揺動移動自在に軸支した構成である。
又、前記脱穀機45の左側板45cには、図17で示す如く取付板57を設け、この取付板57には、回動アーム57aの基部を回動自在に軸支すると共に、先端部には、脱穀室網49の左端部の支持杆49bを軸支して設けた構成である。回動プーリ58には、アーム58aの一方側端部を装着すると共に、他方側端部は、回動アーム57aへ回動自在に装着した構成である。回動プーリ58の回動駆動により、アーム58a、及び回動アーム57aを介して、脱穀室網49が揺動回動され、脱穀処理物を下方部へ漏下させる構成である。
これにより、前記脱穀室網49から、脱穀処理物の漏下の向上を図っている。
揺動式の前記揺動脱穀装置47の扱歯47bの揺動回動の軌跡に合わせて、脱穀室網49は、図20で示す如く円弧状に形成した構成である。又、揺動脱穀装置47の右側には、排塵処理胴60を回動自在に軸支した構成である。
これにより、前記脱穀室網49を、扱歯47bの揺動回動軌跡に合わせて、円弧状に形成したことにより、脱穀性能の向上を図ることができる。
前記コンバイン1の揺動脱穀方式の脱穀機45の上側には、図21、及び図22で示す如く穀粒貯留タンク61を載置した構成である。
これにより、前記脱穀機45の全高を低くすることができたことにより、穀粒貯留タンク61を脱穀機45の上側へ載置でき、穀粒貯留タンク61の穀粒貯留量を確保することができる。
前記コンバイン1の走行車台2の上側には、図23、及び図24で示す如く穀粒貯留タンク61を載置すると共に、この穀粒貯留タンク61の上側には、揺動脱穀方式の脱穀機45を載置した構成である。
これにより、前記脱穀機45の全高を低くすることができたことにより、穀粒貯留タンク61の上側へ脱穀機45を載置することができ、更に、穀粒貯留タンク61の穀粒貯留量を確保することができる。
前記コンバイン1の走行車台2の上側左部には、穀粒貯留タンク61を載置すると共に、穀粒貯留タンク61の上側には、揺動脱穀方式の脱穀機45を載置した構成である。又、穀粒貯留タンク61内の穀粒を機外へ排出する縦移送螺旋43aを内装した排出支持筒43と、排出螺旋44aを内装した排出オーガ44とは、図25で示す如く脱穀機44、及び穀粒貯留タンク61の右横側で、操縦席18bの後側へ載置して設けた構成である。
これにより、前記コンバイン1の前後方向の全長を短くすることができ、コンパクトな構成になる。
扱胴カバー部と、排藁移送装置部との拡大平面図 回動装置部の拡大平面図 連結部材部の拡大平面図 扱胴カバー部と、排藁移送装置部との背面斜視図 脱穀機部と、排藁移送装置部との拡大平面図 排藁移送装置の株元側移送装置の拡大正面図 扱胴カバー部と、カウンタ装置部と、テンション装置部との正面図 カウンタ装置部の拡大正面図 カウンタ装置部の拡大側面図 排藁ギヤーケースの支持板部の拡大平面図 排藁ギヤーケースの位置決板部の拡大背面図 扱胴カバー閉時のテンション装置部の正面図 扱胴カバー開時のテンション装置部の正面図 ベルトストッパ部と、テンション装置部との拡大平面図 連結部材部と、下ストッパ部の拡大正面図 コンバインの左側全体側面図 他の実施例を示す図で、脱穀機の拡大正断面図 他の実施例を示す図で、脱穀機と、穀粒貯留タンク部との正断面 他の実施例を示す図で、脱穀機と、穀粒貯留タンク部との一部断面した側 面図 他の実施例を示す図で、脱穀機の拡大正断面図 他の実施例を示す図で、コンバインの一部断面した全体側面図 他の実施例を示す図で、コンバインの一部断面した全体正面図 他の実施例を示す図で、コンバインの一部断面した全体側面図 他の実施例を示す図で、コンバインの一部断面した全体正面図 他の実施例を示す図で、コンバインの全体平面図
2 走行車台
3 脱穀機
3a 扱胴カバー
3b 脱穀室
3c 扱胴軸
3d 扱胴プーリ
3e ベルト
4a フィードチェン
4b 挟持杆
4c 後側板
5a ガスダンパー
6 排藁移送装置
7 株元側移送装置
8 穂先側移送装置
10 走行装置
10a 走行クローラ
11 刈取機
21b 接続部材
22 排藁ギヤーケース
22a 伝動機構
22b プーリ
23 株元移送チェン
23a 駆動スプロケット
23b 中スプロケット
23c 後スプロケット
29 ロック装置
29b ロック板
33 支持軸
33a 取付板
34 支持板
34a 位置決板(位置決め板)
35a 前案内板
35b 後案内板
ロ 回動支点

Claims (2)

  1. 走行車台(2)の下側に左右一対の走行クローラ(10a)を張設した走行装置(10)を設け、走行車台(2)の前方に刈取機(11)を設け、走行車台(2)の上側には脱穀機(3)を載置し、前記刈取機(11)で刈り取った穀稈を脱穀機(3)のフィードチェン(4a)と挟持杆(4b)とに引継いで脱穀機(3)内を挟持移送しながら脱穀する構成とし、該フィードチェン(4a)と挟持杆(4b)から脱穀後の排藁を引継いで移送する排藁移送装置(6)を機体進行方向からみて脱穀機(3)の左側の前部から右側の後部へ向けて設け、該排藁移送装置(6)を移送終端部側の回動支点(ロ)を中心に昇降回動自在な構成とし、前記脱穀機(3)の脱穀室(3b)の上側に開閉自在の扱胴カバー(3a)を設けると共に該扱胴カバー(3a)を開放させるガスダンパー(5a)を設け、扱胴カバー(3a)を開放操作するとガスダンパー(5a)によって扱胴カバー(3a)のみが所定位置まで開き、この所定位置からの手動による扱胴カバー(3a)の全開位置までの持ち上げ操作に連動して排藁移送装置(6)の移送始端部が、扱胴カバー(3a)と排藁移送装置(6)の移送始端部とを連結する折り畳み式の連結部材(21b)によって、該排藁移送装置(6)の移送終端部側の回動支点(ロ)を軸として所定距離上方へ引き上げられる構成としたことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記排藁移送装置(6)を、排藁の穂先側を移送する穂先側移送装置(8)と排藁の株元側を移送する株元側移送装置(7)を設けた構成とし、該株元側移送装置(7)の株元移送チェン(23)を、排藁ギヤーケース(22)の後部に軸支した駆動スプロケット(23a)と移送中間部に軸支した中スプロケット(23b)と移送終端部に軸支した後スプロケット(23c)とに掛け渡した構成とし、前記排藁ギヤーケース(22)の前側に軸支したプーリ(22b)と脱穀室(3b)に軸支された扱胴軸(3c)の後端に軸支した扱胴プーリ(3d)とにベルト(3e)を掛け渡して扱胴軸(3c)の回転動力を排藁ギヤーケース(22)の伝動機構(22a)へ入力する構成とし、前記連結部材(21b)で扱胴カバー(3a)と排藁ギヤーケース(22)に装着した支持板(34)とを接続し、該支持板(34)の左外端部にコ字形状の位置決め板(34a)を固着し、脱穀室(3b)の後側板(4c)側に設けたロック板(29b)に装着される取付板(33a)に支持軸(33)を取り付け、該支持軸(33)に前後方向に所定間隔をおいて前案内板(35a)と後案内板(35b)を固着すると共に該前案内板(35a)を排藁移送装置(6)の昇降回動ストロークの全長よりも長く形成し、該前案内板(35a)と後案内板(35b)とで位置決め板(34a)を案内して支持軸(33)の外部へ挿入して排藁移送装置(6)を所定の下降位置へセットする構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
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