JP2002253034A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2002253034A
JP2002253034A JP2001057799A JP2001057799A JP2002253034A JP 2002253034 A JP2002253034 A JP 2002253034A JP 2001057799 A JP2001057799 A JP 2001057799A JP 2001057799 A JP2001057799 A JP 2001057799A JP 2002253034 A JP2002253034 A JP 2002253034A
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Japan
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frame
frames
threshing
feed chain
handling
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Pending
Application number
JP2001057799A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Samuragi
仁 佐村木
Akira Miyamoto
彰 宮本
Atsuya Sakata
淳哉 坂田
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機枠フレーム43、44とこの取付け
部の強度向上並びに簡略化及び軽量化を行う。 【解決手段】 扱室113に扱胴2を内設させ、扱胴
2と略平行に扱室113の外側にフィードチェン3を設
けるコンバインにおいて、前記フィードチェン3によっ
て穀稈を挾持搬送する稈通路Aを機枠フレーム31、3
2、43、44、47によって囲むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穀稈を連続的に刈取
って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、扱室に扱胴を内
設させ、扱胴と略平行に扱室の外側にフィードチェンを
設ける場合、フィードチェンによって搬送する穀稈の通
路を片持ち構造の機枠フレームによって形成することに
より、機枠フレーム及びこの取付け部の強度確保によ
り、機枠フレーム及び取付け部の簡略化及び軽量化を容
易に行い得ず、左右方向に軸支させる横置き型で上扱ぎ
構造の扱胴取付け構造の簡略化、または扱胴上側の上面
カバー取付け構造の簡略化、またはフィードチェン及び
藁押え挾扼杆取付け構造の簡略化及び藁押え強度向上、
または扱胴駆動ベルトの緊張に必要な脱穀側板の強度確
保、または扱胴の周辺部メンテナンス及び脱着作業の簡
略化などを容易に図り得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、扱室
に扱胴を内設させ、扱胴と略平行に扱室の外側にフィー
ドチェンを設けるコンバインにおいて、前記フィードチ
ェンによって穀稈を挾持搬送する稈通路を機枠フレーム
によって囲むもので、前記機枠フレームを箱形に構成し
て機枠フレームとこの取付け部の強度向上並びに簡略化
及び軽量化を容易に行い得、フィードチェンの藁押え反
力と扱胴の駆動ベルトの引張り反力に対して上側の機枠
フレームと下側の機枠フレームで必要な強度を容易に確
保し得るものである。
【0004】まてた、フィードチェンを設けるチェン台
によって左右の機枠フレームを連結させたもので、前記
機枠フレームの強度メンバーとしてチェン台を兼用して
簡略化及び軽量化を容易に行い得、例えば穀稈のガイド
を兼ねる強度メンバーを稈通路に設ける必要がなく、稈
通路での穀稈搬送抵抗または穀稈搬送姿勢の乱れなどを
容易に低減し得るものである。
【0005】また、機枠フレームの縦横の連結交叉部の
近くに扱胴駆動ケースを配置させて扱胴を設けたもの
で、前記機枠フレームと扱胴駆動ケースの相互補強によ
り、機枠フレームに固定させる扱胴駆動ケース配置部の
脱穀側板の強度を容易に向上させ得、扱胴駆動ベルトの
引張力が作用する扱胴駆動ケース取付け部強度を容易に
確保し得るものである。
【0006】また、フィードチェンの稈通路を囲む上方
側の機枠フレームを両持ち支持させたもので、前記機枠
フレーム及びこの取付け部の簡略化及び軽量化により製
造コスト低減並びに組立作業性向上などを容易に図り得
るものである。
【0007】また、フィードチェンの稈通路を囲む上方
側の機枠フレームを開放可能に設けたもので、扱胴を内
設させる扱室内部のメンテナンス並びに扱胴またはフィ
ードチェンの組立分解作業の簡略化などを容易に行い
得、かつ扱胴上方の上面カバー並びにフィードチェン上
側の藁押え挾扼杆などの取付け構造の簡略化並びに取扱
い作業性の向上などを容易に図り得るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面図、
図3は同正面図であり、図中1は扱胴2及びフィードチ
ェン3及び揺動選別盤4を備えて連続的に穀粒を脱穀選
別して収集する脱穀部、5は2条用引起ケース6及び掻
込機構7及び刈刃8を備えて圃場の植立穀稈を連続的に
刈取る刈取部、9は株元搬送チェン10及び穂先搬送タ
イン11を備えて刈取部5から脱穀部1に穀稈を送給す
る搬送機構、12は運転席13及び操向ハンドル14を
備えて左側に走行変速レバー15を設置させる運転台、
16は脱穀部1からの排藁を切断して放出する排藁カッ
タ、17はエンジン、18はミッションケース、19は
左右一対の走行クローラ、20は脱穀部1の穀粒を揚穀
筒21によって投入する籾タンク、22は籾受棒23に
支持させる籾袋24を載置して籾タンク20の穀粒を取
出す籾受台であり、連続的に穀稈を刈取って脱穀し、籾
袋24に穀粒を取出す。
【0009】さらに、図4乃至図11に示す如く、複数
のトラックローラ25とテンションローラ26を設けて
走行クローラ19を装設させる左右一対の下フレーム2
7を設け、前後一対の水平フレーム28両側を左右の下
フレーム27の前後部上面に溶接固定させ、4本の各フ
レーム27、28を平面視四角枠形に連結させる。ま
た、脱穀部1の左右脱穀側板29、30の上側及び前側
を溶接固定する左右の四角パイプ製メインフレーム3
1、32と、左右軸受板33、34を介してメインフレ
ーム31、32前端に固定させる左右の前フレーム3
5、36と、脱穀側板29、30の後側とメインフレー
ム31、32後側に溶接固定する左右一対の四角パイプ
製中フレーム37と、下側を前方に折曲げて斜設する中
フレーム37中間の折曲コーナ部に溶接固定する左右の
分岐フレーム38、39と、メインフレーム31、32
中間の結合板40、41に前側を着脱自在にボルト42
連結させてメインフレーム31、32上方に略平行に設
ける左右の四角パイプ製上フレーム43、44により、
左右の脱穀機枠45、46を構成する。
【0010】また、メインフレーム31、32後端に着
脱自在に固定させる左右一対の四角パイプ製延長フレー
ム47と、延長フレーム47後端の連結板48に着脱自
在にボルト49連結させる上下の角パイプ製背面フレー
ム50、51と、下の背面フレーム51下端を固定させ
る左右一対の後フレーム52を設けるもので、前記フレ
ーム27、28連結部に前記フレーム35、36及び3
8、39及び52を固定させ、中フレーム37下端を下
フレーム27中間上面に固定させ、左側の各フレーム3
7、52間に燃料タンクフレーム53両端を固定させ、
右側のフレーム37、39間及びフレーム47、52間
に筋違フレーム54、55を固定させ、左右の中フレー
ム37間及び後フレーム52間及び上フレーム43、4
4間に横フレーム56、57、58を固定させ、籾タン
ク20を支持させる受フレーム59を設ける左右の上フ
レーム43、44後端を上の背面フレーム50上端の連
結板60に固定させ、左右の走行クローラ19間で下フ
レーム27上方に左右の脱穀機枠45、46を立設させ
る。
【0011】また、前記軸受板33、34に左右軸受6
1、62を介して刈取支軸63を着脱自在に固定させ、
刈取部5の刈取フレーム64基部を支軸63に回転自在
に軸支させ、刈取昇降シリンダ65によって支軸63回
りに刈取部5を昇降自在に取付ける。また、前記刈取支
軸63中間に縦フレーム66を立設固定させ、左右のメ
インフレーム31、32に固定させる受フレーム67と
縦フレーム66上部にシートフレーム68を固定させ、
シートフレーム68上に運転席を取付けると共に、メイ
ンフレーム31、32及び縦フレーム66の前側に運転
台12を固定させる。
【0012】さらに、図5、図7に示す如く、前記ミッ
ションケース18両側に左右車軸ケース69を設け、走
行クローラ19を駆動するクローラスプロケット70を
車軸ケース69側端に設けると共に、後フレーム52に
アクスル受板71を介して車軸ケース69を着脱自在に
固定させ、前記横フレーム56にブラケット72を介し
てミッションケース18上部を着脱自在に固定させ、左
右の後フレーム52の間で前後に渡ってミッションケー
ス18を配設させる。
【0013】さらに、図4、図12乃至図15に示す如
く、左のメインフレーム31と中フレーム37に連結さ
せて側面視四角枠を形成する支持フレーム73、74を
左の脱穀側板29に固定させ、各フレーム31、37、
73、74で囲む側板29外側面に扱胴入力ケース75
を固定させ、前記入力ケース75に搬送駆動ケース76
を回転自在に軸支させ、前記搬送チェン10送り終端側
のチェンレール77を搬送駆動ケース76に固定させ、
前記搬送タイン11及び搬送チェン10を前後2本のガ
イドフレーム78を介して上下に取付け、扱胴2駆動力
によって前記チェン10及びタイン11を駆動させると
共に、搬送駆動ケース76を支点にして前記チェン10
及びタイン11の送り始端側を昇降させ、長短稈(扱深
さ)調節動作を行わせる。また、前記ガイドフレーム7
8に挾扼杆79及び長短稈センサ80を設けると共に、
前記搬送駆動ケース76と縦フレーム37中間にバネ8
1を張設させ、搬送チェン10及びタイン11前端側の
支持荷重をバネ81力により低減させ、長短稈調節機構
82でチェン10及びタイン11を上下調節する操作力
を軽減させ、電動の扱深モータ83の小型軽量化を図
る。
【0014】さらに、図13乃至図15に示す如く、前
記左メインフレーム31にユニット板84を着脱自在に
ボルト85止め固定させて長短稈調節機構82の台板8
6を取付けるもので、前記ユニット板84にレール板8
7と補助レール88を固定させ、複数のベヤリング製ガ
イドローラ89を介してレール板87に台板86を昇降
自在に取付け、ユニット板84に回転自在に軸支させる
ピニオンギヤ89と、台板86に固定させるラックギヤ
90を噛合させる。そして、刈取部5の刈取フレーム6
4にアーム91を介してパイプ形連杆92の一端側を連
結させ、前記ピニオンギヤ89にアーム93を介して連
杆92の他端を連結させ、刈取部5が昇降したときに連
動して台板86を昇降させ、長短稈調節機構82全体を
昇降させ、前記搬送チェン10及び搬送タイン11の送
り始端側を刈取部5と連動して同一方向に昇降させ、相
互の干渉を防ぐ。
【0015】また、刈取2軸ケース94及び縦パイプフ
レーム95及び刈取3軸ケース96を前記刈取フレーム
64に備え、刈取1軸ケースである刈取支軸63に平面
視平行な前記2軸ケース94とパイプフレーム95の一
端側を回転自在に連結させ、前記ケース94及びフレー
ム95他端側に前記3軸ケース96を回転自在に連結さ
せると共に、引起ケース6を設ける引起駆動パイプフレ
ーム97、並びに刈刃8を設ける分草フレーム98を、
前記3軸ケース96に固定させ、前記2軸ケース94と
側面視平行な角パイプ製リンクフレーム99を介して前
記運転台12に分草フレーム98を連結させる。
【0016】また、電動昇降モータ100を備える電動
昇降シリンダ65を前の水平フレーム28に設け、刈取
2軸ケース94と縦パイプフレーム95を連結する水平
パイプフレーム101に昇降シリンダ65のピストンを
連結させ、昇降モータ100の正逆転駆動によって刈取
部5を昇降させるもので、平面視略平行に設ける前記2
軸ケース94とパイプフレーム95の平面平行リンク機
構により刈取部5の左右方向の横振れを阻止すると共
に、側面視略平行に設ける前記2軸ケース94とリンク
フレーム99の側面視平行リンク機構により前記3軸ケ
ース96及び分草フレーム98などを略水平姿勢を維持
し乍ら前方上方乃至後方下方に上昇及び下降させ、圃場
枕地での旋回などのときに刈取部5を脱穀部1から離れ
る前方上方に上昇による部材の干渉を防ぐ一方、収穫作
業またはトラック荷台搭載運搬などのときに刈取部5を
脱穀部1に近づく後方下方に下降させ、刈取部5と脱穀
部1の前後幅を縮少させる。
【0017】また、前記台板86に固定させる前記電動
扱深モータ83と、台板86にローラ軸102を介して
回転自在に軸支させる扇形ギヤ103と、扇形ギヤ10
3に基端を一体固定させる調節アーム104を、前記長
短稈調節機構82に備えるもので、扱深モータ83の出
力ギヤ105を扇形ギヤ103に噛合させると共に、前
記搬送チェン10を取付けるガイドフレーム77に調節
アーム104先端を連結させ、前記長短稈センサ80ま
たは手動スイッチによって扱深モータ83を正逆転さ
せ、調節アーム104を揺動させて前記搬送チェン10
の送り始端側を昇降させ、搬送チェン10送り始端側の
刈取り穀稈挾持高さを変更して穀稈の扱深さを略一定に
保つ長短稈(扱深さ)調節動作を行わせる。また、扇形
ギヤ103の回転を検出する長短稈調節リミットスイッ
チ106、107を設ける。
【0018】さらに、図16に示す如く、前後の横フレ
ーム56、57にエンジン台108を設けてエンジン1
7を着脱自在に載置させ、エンジン17の上面及び後面
を着脱自在なエンジンカバー109で覆い、脱穀部1後
側でミッションケース18上方にエンジン17を搭載さ
せると共に、左右のメインフレーム31、32間に脱穀
機筐110を固定させ、支軸111回りに開閉自在に上
面カバー112を設ける扱室113に扱胴2を内設さ
せ、左右のメインフレーム31、32の間に扱胴軸11
4を介して扱胴2を設け、扱胴2下方側に受網115を
設け、受網115下方に揺動選別盤4を取付けると共
に、選別風供給唐箕116と、穀粒取出し一番コンベア
117と、二番還元コンベア118及びスロワ119
を、揺動選別盤4下方側に配設させ、揺動選別盤4の選
別終端上方右側に吸排塵ファン120を設け、扱胴2か
らの脱粒物(穀粒と藁屑)を受網115を介して揺動選
別盤4の後側上面に落下させ、選別盤4上を後方から前
方に送る藁屑を吸排塵ファン120により機体右側に排
出させる一方、前記選別盤4下方に漏下する穀粒を一番
コンベア117により取出す。
【0019】また、扱室113前方の機筐110前壁に
調節軸を介して回動自在に送塵弁121を取付け、運転
席13側に突出させる調節操作レバー122に送塵弁9
1を連結させると共に、左右メインフレーム31、32
に固定させるチェンレール123を介してフィードチェ
ン3を張設させ、図16で扱胴2を反時計方向に回転さ
せ乍ら、上面カバー112に設ける挾扼杆124と、フ
ィードチェン3によって挾持搬送する穀稈の穂先を扱室
113に挿入させ、上扱ぎ動作によって脱粒して穀粒を
籾タンク20に収集する脱穀作業を行わせる。
【0020】さらに、図21に示す如く、機体右側にエ
ンジン17の出力軸125を突設させ、プーリ126、
127及びベルト128を介してミッションケース18
の油圧無段変速入力軸129に出力軸125を連結さ
せ、左右車軸130を介してミッションケース18から
左右走行クローラ19に走行変速駆動力を伝える。ま
た、プーリ131、132及びベルト133を介して唐
箕116の軸134右側に出力軸125を連結させ、揺
動選別盤4の前後方向揺動用軸135に唐箕軸134左
側をギヤ136連結させる。また、扱胴2の入力軸13
7のプーリ138と、一番コンベア117の軸139左
側のプーリ140と、二番コンベア118の軸141左
側のプーリ142を、唐箕軸134左側のプーリ143
にベルト144連結させると共に、扱胴軸114左側と
搬送軸145に入力軸137をギヤ146連結させ、搬
送駆動ケース76の軸147にチェン148及びベベル
ギヤ149を介して入力軸137を連結させ、扱胴2及
び搬送チェン10及びタイン11に入力軸137から駆
動力を伝える。また、扱胴軸114右側にウォームギヤ
150を介してフィードチェン3の入力軸151を連結
させると共に、一番コンベア軸139右側にベベルギヤ
152を介して揚穀筒21の揚穀コンベア153下側を
連結させる。また、二番コンベア軸141右側に、プー
リ154、155、156及びベルト157を介し、吸
排塵ファン120の軸158とカッタ入力軸159を連
結させると共に、係脱自在な連結クラッチ160を介し
てカッタ16の軸161に入力軸159を連結させ、カ
ッタ16下方に設ける排藁放出用オーガ162にチェン
163を介してカッタ軸161を連結させ、脱穀部1各
部にエンジン17駆動力を伝える。
【0021】さらに、前記刈取支軸63に設ける刈取1
軸164に、プーリ165、166及びベルト167を
介し、二番コンベア軸141右側を連結させると共に、
刈取2軸ケース94の2軸168にベベルギヤ169を
介して1軸164を連結させ、刈取3軸ケース96の3
軸170にベベルギヤ171を介して2軸168を連結
させ、左右引起ケース6及び掻込機構7及び刈刃8に3
軸170からベベルギヤ172、173、174を介し
て駆動力を伝え、刈取部5各部を駆動する。また、前記
籾タンク20底部に合成樹脂成形品製穀粒排出オーガ1
75を内設させ、電動排出モータ176によってオーガ
175を駆動してタンク20の穀粒を排出させる。
【0022】さらに、図18に示す如く、刈取部7を昇
降させる電動昇降モータ65と、株元搬送チェン10を
揺動させて長短稈(扱深)調節を行う電動扱深モータ8
3と、排出モータ176を、キースイッチ177を介し
て本機のバッテリ178に電気接続させるもので、手動
昇降スイッチ179によって昇降モータ65を正逆転操
作して刈取部5を昇降させ、また長短稈センサ80の長
短稈スイッチ180、181または手動扱深スイッチ1
82によって扱深モータ83を正逆転させて搬送チェン
10を扱深調節動作させ、また籾タンク20出口のシャ
ッタ183開による排出スイッチ184によって排出モ
ータ176を回転操作して排出オーガ175を駆動す
る。
【0023】さらに、図8、図19乃至図21に示す如
く、前記運転台12右側後部を支えるステップフレーム
185を右のメインフレーム32に固定させ、前記揚穀
筒21を立設させる揚穀ケース186を右の脱穀側板3
0とステップフレーム185に連結させ、脱穀部1右側
で運転台12後側に揚穀筒21を略垂直に固定させる。
また、前記揚穀筒21の下側に上下の支点台187を固
定させ、前記排藁カッタ16の前側を支点台187に上
下支軸188を介して水平方向に回転自在に連結させ、
揚穀筒21回りに横方向に前記カッタ16を回動させ、
前記カッタ16後側を脱穀部1から離反させ、右脱穀側
板30外面を開放させて該部のメンテナンス作業などを
行う。なお、前記カッタ16の側方回動オープンによっ
て連結クラッチ160が離脱し、カッタ16の作業位置
固定によって連結クラッチ160が係合する。
【0024】また、前記揚穀筒21上端に籾投出口18
9を縦軸回りに回転自在に設け、籾投出口189を籾タ
ンク20の右側前方に固定させて穀粒を投入させると共
に、籾投出口189下側の揚穀筒21に軸受190を介
してタンクフレーム191を水平方向に回動自在に設
け、籾投出口189とタンクフレーム191とによって
籾タンク20を揚穀筒21に横方向回転自在に取付け、
脱穀部1及びエンジン17の両側上方に設ける左右メイ
ンフレーム31、32上側の左右の上フレーム43、4
4に籾タンク20を着脱自在に載置させ、脱穀部1から
の穀粒を籾タンク20に投入させる一方、揚穀筒21回
りに機体右側外方に籾タンク20を略水平に横移動さ
せ、脱穀部1の上面カバー112を開放して扱胴2の出
入またはフィードチェン3のメンテナンスまたはエンジ
ン17の脱着などの作業を行う。なお、前記タンクフレ
ーム191に排出モータ176を固定させ、排出モータ
176を排出コンベア175にギヤ192連結させる。
【0025】さらに、図4、図6、図22に示す如く、
前記扱胴2上方を閉塞する上面カバー112の挾扼杆1
24取付端部にフックレバー193を設け、上フレーム
43のピン194にフックレバー193を係脱自在に係
止させ、支軸111とフックレバー193及びピン19
4により上面カバー112を開閉自在に左右の上フレー
ム43、44間に固定させ、前記レバー193の離脱及
び持上げ操作により上面カバー112及び挾扼杆124
を支軸111回りに上方に回動させ、扱胴2及びフィー
ドチェン3上面側を開放させる。また、左脱穀側板29
に固定させる扱胴入力ケース75と、右メインフレーム
32及び右脱穀側板30に固定させる軸受板195に扱
胴軸114両側部を回転自在に軸支させ、左右メインフ
レーム31、32間に扱胴軸114を介して扱胴2を回
転自在に軸支させる。
【0026】さらに、前記揺動選別盤4を出入させる脱
着用開口196を左脱穀側板29に開設させ、略長方形
状の矩形蓋板197と前記ユニット板84によって前記
開口196を開閉自在に閉塞すると共に、図16のよう
に前後レール198、199によって左右方向に移動自
在な前記受網115を出入させる円弧形状の開口200
を右脱穀側板30に開設させ、前記開口200より大き
く相似形の円弧形蓋板201によって開口200を開閉
自在に閉塞する。また、前記吸排塵ファン120を内設
させるファンケース202を右脱穀側板30の前部上方
の角隅部の外側面に溶接固定させ、ファンケース202
の外面開口203からファン120を内挿させ、開口2
03を閉塞する蓋板(図示省略)にファン120を軸支
させた状態でファンケース202に出入させ、ファン1
20を組立分解する。
【0027】上記から明らかなように、扱室113に扱
胴2を内設させ、扱胴2と略平行に扱室113の外側に
フィードチェン3を設けるコンバインにおいて、前記フ
ィードチェン3によって穀稈を挾持搬送する稈通路Aを
機枠フレームであるメインフレーム31、32及び上フ
レーム43、44及び延長フレーム47によって囲むも
ので、前記各フレーム31、32、43、44、47を
側面視四角箱形に構成して上フレーム43、44とこの
取付け部の強度向上並びに簡略化及び軽量化を行い、フ
ィードチェン3の藁押え反力と扱胴2の駆動ベルト14
4の引張り反力に対して上側の上フレーム43、44と
下側のメインフレーム31、32で必要な強度を確保す
る。
【0028】まてた、フィードチェン3を設けるチェン
台であるチェンレール123によって左右の機枠フレー
ムであるメインフレーム31、32を連結させ、前記メ
インフレーム31、32の強度メンバーとしてチェンレ
ール123を兼用して簡略化及び軽量化を行い、例えば
穀稈のガイドを兼ねる強度メンバーを稈通路Aに設ける
必要がなく、稈通路Aでの穀稈B搬送抵抗または穀稈B
搬送姿勢の乱れなどを低減させると共に、機枠フレーム
であるメインフレーム31、32及び中フレーム37の
縦横の連結交叉部の近くに扱胴駆動ケースである扱胴入
力ケース75を配置させて扱胴2を設け、前記メインフ
レーム31、32及び中フレーム37と扱胴入力ケース
75の相互補強により、メインフレーム31、32及び
中フレーム37に固定させる扱胴入力ケース75配置部
の脱穀側板29の強度を向上させ、メインフレーム31
と中フレーム37と支持フレーム73、74により囲む
四角枠内の脱穀側板29に扱胴入力ケース79を固定さ
せ、脱穀側板29による扱胴入力ケース79取付け強度
を容易に得られ、扱胴2を駆動するベルト144の張力
などによるケース79または側板29の変形損傷などを
なくし、前記支持フレーム73、74などの補強部材の
軽量化及びコンパクト化を図り乍ら前記ケース79取付
け強度向上させ、扱胴2の駆動ベルト144の引張力が
作用する扱胴入力ケース75取付け部強度を確保する。
【0029】さらに、図22、図23に示す如く、ボル
ト42脱着操作によってメインフレーム31、32の結
合板40、41に上フレーム43、44前側を脱着させ
ると共に、ボルト49脱着操作によって連結板48に上
背面フレーム50下端を脱着させ、側面視門形に固定さ
せた上フレーム43、44及び上背面フレーム50の中
間に上面カバー112及び挾扼杆124を一体連結させ
た状態で脱着させ、扱胴2またはフィードチェン3の脱
着または該部周辺のメンテナンスなどの作業を行う。ま
た、上フレーム43後側と連結板60をボルト204の
脱着によって脱着させ上フレーム43、44及び上面カ
バー112及び挾扼杆124を一体連結状態で脱着させ
てもよく、上下背面フレーム50、51を単一の角パイ
プで形成できると共に、延長フレーム47後側と背面フ
レーム50、51の横向きT形接合部の左右に後水平フ
レーム205両側を固定させ、左右の各フレーム47、
51を後水平フレーム205によって連結してもよい。
また、背面フレーム51にボルト49固定させる連結板
48を延長フレーム47後側に溶接固定させ、ボルト4
9の脱着とピン206の脱着によって延長フレーム47
を背面フレーム51とメインフレーム31、32後側か
ら脱着させ、エンジンカバー109を脱着させ、エンジ
ン17の脱着またはメンテナンスなどの作業を行う。
【0030】上記から明らかなように、フィードチェン
3の稈通路Aを囲む上方側の機枠フレームである上フレ
ーム43、44を側面視両持ち支持させ、前記上フレー
ム43、44及びこの取付け部の簡略化及び軽量化によ
り製造コスト低減並びに組立作業性向上などを図ると共
に、フィードチェン3の稈通路Aを囲む上方側の上フレ
ーム43、44を脱着によって開放可能に設け、扱胴2
を内設させる扱室113内部のメンテナンス並びに扱胴
2またはフィードチェン3の組立分解作業の簡略化など
を行い、かつ扱胴2上方の上面カバー112並びにフィ
ードチェン3上側の藁押え板である挾扼杆124などの
取付け構造の簡略化並びに脱着操作等の取扱い作業性の
向上などを図る。
【0031】さらに、図24は図23の変形例を示すも
ので、背面フレーム50上側の連結板60に支点軸20
7を介して上フレーム43後側を回転自在に軸支させ、
上面カバー112及び挾扼杆124を設ける上フレーム
43前側を支点軸207回りの回動によって昇降させ、
扱胴2及びフィードチェン3上面側に上面カバー112
及び挾扼杆124を回動によって開放可能に設け、扱胴
2またはフィードチェン3などの作業を行う。なお、支
点軸207回りの上フレーム43回動角度は90度以上
に形成して背面フレーム50後方側に移動可能に形成す
るとよい。
【0032】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、扱室113に扱胴2を内設させ、扱胴2と略平行に
扱室113の外側にフィードチェン3を設けるコンバイ
ンにおいて、前記フィードチェン3によって穀稈を挾持
搬送する稈通路Aを機枠フレーム31、32、43、4
4、47によって囲むもので、前記機枠フレーム31、
32、43、44、47を箱形に構成して機枠フレーム
43、44とこの取付け部の強度向上並びに簡略化及び
軽量化を容易に行うことができ、フィードチェン3の藁
押え反力と扱胴2の駆動ベルト144の引張り反力に対
して上側の機枠フレーム43、44と下側の機枠フレー
ム31、32で必要な強度を容易に確保できるものであ
る。
【0033】まてた、フィードチェン3を設けるチェン
台123によって左右の機枠フレーム31、32を連結
させたもので、前記機枠フレーム31、32の強度メン
バーとしてチェン台123を兼用して簡略化及び軽量化
を容易に行うことができ、例えば穀稈のガイドを兼ねる
強度メンバーを稈通路Aに設ける必要がなく、稈通路A
での穀稈B搬送抵抗または穀稈B搬送姿勢の乱れなどを
容易に低減できるものである。
【0034】また、機枠フレーム31、32、37の縦
横の連結交叉部の近くに扱胴駆動ケース75を配置させ
て扱胴2を設けたもので、前記機枠フレーム31、3
2、37と扱胴駆動ケース75の相互補強により、機枠
フレーム31、32、37に固定させる扱胴駆動ケース
75配置部の脱穀側板29の強度を容易に向上させるこ
とができ、扱胴駆動ベルト144の引張力が作用する扱
胴駆動ケース75取付け部強度を容易に確保できるもの
である。
【0035】また、フィードチェン3の稈通路Aを囲む
上方側の機枠フレーム43、44を両持ち支持させたも
ので、前記機枠フレーム43、44及びこの取付け部の
簡略化及び軽量化により製造コスト低減並びに組立作業
性向上などを容易に図ることができるものである。
【0036】また、フィードチェン3の稈通路Aを囲む
上方側の機枠フレーム43、44を開放可能に設けたも
ので、扱胴2を内設させる扱室113内部のメンテナン
ス並びに扱胴2またはフィードチェン3の組立分解作業
の簡略化などを容易に行うことができ、かつ扱胴2上方
の上面カバー112並びにフィードチェン3上側の藁押
え挾扼杆124などの取付け構造の簡略化並びに取扱い
作業性の向上などを容易に図ることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体の左側面図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】脱穀機枠の左側面図。
【図5】図4の拡大図。
【図6】脱穀機枠の右側面図。
【図7】図6の拡大図。
【図8】脱穀機枠の正面図。
【図9】図8の拡大図。
【図10】脱穀機枠の平面図。
【図11】脱穀機枠の斜視説明図。
【図12】穀稈搬送チェン及びタインの側面図。
【図13】刈取フレームと扱深さ調節機構の左側面図。
【図14】扱深さ調節機構の拡大右側面図。
【図15】同部分説明図。
【図16】脱穀部の断面左側面図。
【図17】エンジンの動力伝動説明図。
【図18】電気回路図。
【図19】籾タンク部の側面図。
【図20】同正面図。
【図21】同平面図。
【図22】扱胴取付部の左側面図。
【図23】図22の分解説明図。
【図24】図23の変形例を示す説明図。
【符号の説明】
2 扱胴 3 フィードチェン 31、32 メインフレーム(機枠フレーム) 37 中フレーム(機枠フレーム) 43、44 上フレーム(機枠フレーム) 47 延長フレーム(機枠フレーム) 75 脱穀入力ケース(脱穀駆動ケース) 113 扱室 123 チェンレール(チェン台) A 稈通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01F 12/18 A01F 12/18 Z (72)発明者 坂田 淳哉 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 Fターム(参考) 2B074 AA03 AB01 AC02 AD03 AE01 AF02 AG03 BA04 BA08 BA12 BA15 CA01 CE01 DA01 DA02 DA03 DA05 DB01 DB03 DC01 DC02 DC04 DE03 2B076 AA03 BA03 BB01 CB01 2B094 AA08 AA11 AJ01 EC07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱室に扱胴を内設させ、扱胴と略平行に
    扱室の外側にフィードチェンを設けるコンバインにおい
    て、前記フィードチェンによって穀稈を挾持搬送する稈
    通路を機枠フレームによって囲むことを特徴とするコン
    バイン。
  2. 【請求項2】 フィードチェンを設けるチェン台によっ
    て左右の機枠フレームを連結させたことを特徴とする請
    求項1に記載のコンバイン。
  3. 【請求項3】 機枠フレームの縦横の連結交叉部の近く
    に扱胴駆動ケースを配置させて扱胴を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載のコンバイン。
  4. 【請求項4】 フィードチェンの稈通路を囲む上方側の
    機枠フレームを両持ち支持させたことを特徴とする請求
    項1に記載のコンバイン。
  5. 【請求項5】 フィードチェンの稈通路を囲む上方側の
    機枠フレームを開放可能に設けたことを特徴とする請求
    項1に記載のコンバイン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017082281A1 (ja) * 2015-11-09 2017-05-18 ヤンマー株式会社 コンバイン

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