JP2002253028A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2002253028A
JP2002253028A JP2001057798A JP2001057798A JP2002253028A JP 2002253028 A JP2002253028 A JP 2002253028A JP 2001057798 A JP2001057798 A JP 2001057798A JP 2001057798 A JP2001057798 A JP 2001057798A JP 2002253028 A JP2002253028 A JP 2002253028A
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JP
Japan
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frame
threshing
unit
frames
fixed
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Application number
JP2001057798A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Shinpo
喜崇 新保
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連結部品の削減並びに機体重量の軽減
並びに機体バランスの向上などを図る。 【解決手段】 刈取部5及び脱穀部1を備え、走行ク
ローラ19を装設させるコンバインにおいて、扱胴2を
装設させる機枠フレーム35、36、52下部に、走行
クローラ19を取付けるトラックフレーム27を一体固
定させ、前記機枠フレーム35、36、52をトラック
フレーム27の前後に突出させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穀稈を連続的に刈取
って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、脱穀部を搭載し
た機台の下側に、走行クローラをトラックフレームに装
設した走行部を合体させると共に、前記機台前側の架台
に刈取部を着脱自在に取付けるから、脱穀部と走行部を
各別に組立てることによって前記機台が必要になり、機
体構成部材及び連結部品の削減並びに機体重量の軽減な
どを容易に図り得ない等の問題がある。また、刈取部か
ら脱穀部に穀稈を送給させる搬送機構に扱深さ調節機構
を設け、脱穀部の穀稈扱深さを調節する技術があるが、
扱深さ調節機構を刈取部に設ける構造では、刈取部構造
の簡略化及び軽量化を行い得ないと共に、扱深さ調節機
構を脱穀部に設ける構造では、取付部材または補強部材
を特別に増設させる必要があり、組立分解作業などが面
倒になる等の不具合がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、刈取
部及び脱穀部を備え、走行クローラを装設させるコンバ
インにおいて、扱胴を装設させる機枠フレーム下部に、
走行クローラを取付けるトラックフレームを一体固定さ
せ、前記機枠フレームをトラックフレームの前後に突出
させたもので、従来の機台を不要にして機体構成部材及
び連結部品の削減並びに機体重量の軽減などを容易に図
り得、しかも機枠フレームを介して支える脱穀部及びエ
ンジンなどをバランス良く設置し得、機体バランスの向
上などを容易に図り得るものである。
【0004】また、刈取部から脱穀部に送給する穀稈の
扱深さを調節する扱深さ調節機構を設ける取付板を、脱
穀部側面に固定させたもので、前記扱深さ調節機構を取
付板に組付けた状態で組立または分解の各作業を行い
得、製造及びメンテナンス等の作業性の向上を容易に図
り得るものである。
【0005】また、刈取部から脱穀部に送給する穀稈の
扱深さを調節する扱深さ調節機構を設ける取付板を、脱
穀側板に着脱自在に固定させ、前記脱穀側板のメンテナ
ンス用開口を前記取付板によって閉塞するもので、前記
取付板を開口の蓋として兼用して構成部品数の削減並び
に組立作業の簡略化を容易に行い得、製造コストの低減
並びに軽量化などを容易に図り得るものである。
【0006】また、刈取部から脱穀部に送給する穀稈の
扱深さを調節する扱深さ調節機構を設ける取付板を、機
枠フレームに着脱自在に締結して固定させたもので、前
記機枠フレームと取付板を相互に容易に補強し得、補強
部材の削減または機枠フレームの強度低減などにより機
枠フレームの軽量化及び低コスト化などを容易に図り得
るものである。
【0007】また、刈取部及び脱穀部を備え、走行クロ
ーラを装設させると共に、扱胴を装設させる機枠フレー
ム下部に、走行クローラを取付けるトラックフレームを
一体固定させるコンバインにおいて、トラックフレーム
の前後幅に対してこの前後に略同長だけ機枠フレームを
前後に延設させたもので、従来の機台を不要にして機体
構成部材及び連結部品の削減並びに機体重量の軽減など
を容易に図り得、しかも機枠フレームを介して支える脱
穀部及びエンジンなどをバランス良く設置し得、機体バ
ランスの向上などを容易に図り得るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面図、
図3は同正面図であり、図中1は扱胴2及びフィードチ
ェン3及び揺動選別盤4を備えて連続的に穀粒を脱穀選
別して収集する脱穀部、5は2条用引起ケース6及び掻
込機構7及び刈刃8を備えて圃場の植立穀稈を連続的に
刈取る刈取部、9は株元搬送チェン10及び穂先搬送タ
イン11を備えて刈取部5から脱穀部1に穀稈を送給す
る搬送機構、12は運転席13及び操向ハンドル14を
備えて左側に走行変速レバー15を設置させる運転台、
16は脱穀部1からの排藁を切断して放出する排藁カッ
タ、17はエンジン、18はミッションケース、19は
左右一対の走行クローラ、20は脱穀部1の穀粒を揚穀
筒21によって投入する籾タンク、22は籾受棒23に
支持させる籾袋24を載置して籾タンク20の穀粒を取
出す籾受台であり、連続的に穀稈を刈取って脱穀し、籾
袋24に穀粒を取出す。
【0009】さらに、図4乃至図11に示す如く、複数
のトラックローラ25とテンションローラ26を設けて
走行クローラ19を装設させる左右一対の下フレーム2
7を設け、前後一対の水平フレーム28両側を左右の下
フレーム27の前後部上面に溶接固定させ、4本の各フ
レーム27、28を平面視四角枠形に連結させる。ま
た、脱穀部1の左右脱穀側板29、30の上側及び前側
を溶接固定する左右の四角パイプ製メインフレーム3
1、32と、左右軸受板33、34を介してメインフレ
ーム31、32前端に固定させる左右の前フレーム3
5、36と、脱穀側板29、30の後側とメインフレー
ム31、32後側に溶接固定する左右一対の四角パイプ
製中フレーム37と、下側を前方に折曲げて斜設する中
フレーム37中間の折曲コーナ部に溶接固定する左右の
分岐フレーム38、39と、メインフレーム31、32
中間の結合板40、41に前側を着脱自在にボルト42
連結させてメインフレーム31、32上方に略平行に設
ける左右の四角パイプ製上フレーム43、44により、
左右の脱穀機枠45、46を構成する。
【0010】また、メインフレーム31、32後端に着
脱自在に固定させる左右一対の四角パイプ製延長フレー
ム47と、延長フレーム47後端の連結板48に着脱自
在にボルト49連結させる上下の角パイプ製背面フレー
ム50、51と、下の背面フレーム51下端を固定させ
る左右一対の後フレーム52を設けるもので、前記フレ
ーム27、28連結部に前記フレーム35、36及び3
8、39及び52を固定させ、中フレーム37下端を下
フレーム27中間上面に固定させ、左側の各フレーム3
7、52間に燃料タンクフレーム53両端を固定させ、
右側のフレーム37、39間及びフレーム47、52間
に筋違フレーム54、55を固定させ、左右の中フレー
ム37間及び後フレーム52間及び上フレーム43、4
4間に横フレーム56、57、58を固定させ、籾タン
ク20を支持させる受フレーム59を設ける左右の上フ
レーム43、44後端を上の背面フレーム50上端の連
結板60に固定させ、左右の走行クローラ19間で下フ
レーム27上方に左右の脱穀機枠45、46を立設させ
る。
【0011】また、前記軸受板33、34に左右軸受6
1、62を介して刈取支軸63を着脱自在に固定させ、
刈取部5の刈取フレーム64基部を支軸63に回転自在
に軸支させ、刈取昇降シリンダ65によって支軸63回
りに刈取部5を昇降自在に取付ける。また、前記刈取支
軸63中間に縦フレーム66を立設固定させ、左右のメ
インフレーム31、32に固定させる受フレーム67と
縦フレーム66上部にシートフレーム68を固定させ、
シートフレーム68上に運転席を取付けると共に、メイ
ンフレーム31、32及び縦フレーム66の前側に運転
台12を固定させる。
【0012】さらに、図5、図7に示す如く、前記ミッ
ションケース18両側に左右車軸ケース69を設け、走
行クローラ19を駆動するクローラスプロケット70を
車軸ケース69側端に設けると共に、後フレーム52に
アクスル受板71を介して車軸ケース69を着脱自在に
固定させ、前記横フレーム56にブラケット72を介し
てミッションケース18上部を着脱自在に固定させ、左
右の後フレーム52の間で前後に渡ってミッションケー
ス18を配設させる。
【0013】さらに、図4、図12乃至図15に示す如
く、左のメインフレーム31と中フレーム37に連結さ
せて側面視四角枠を形成する支持フレーム73、74を
左の脱穀側板29に固定させ、各フレーム31、37、
73、74で囲む側板29外側面に扱胴入力ケース75
を固定させ、前記入力ケース75に搬送駆動ケース76
を回転自在に軸支させ、前記搬送チェン10送り終端側
のチェンレール77を搬送駆動ケース76に固定させ、
前記搬送タイン11及び搬送チェン10を前後2本のガ
イドフレーム78を介して上下に取付け、扱胴2駆動力
によって前記チェン10及びタイン11を駆動させると
共に、搬送駆動ケース76を支点にして前記チェン10
及びタイン11の送り始端側を昇降させ、長短稈(扱深
さ)調節動作を行わせる。また、前記ガイドフレーム7
8に挾扼杆79及び長短稈センサ80を設けると共に、
前記搬送駆動ケース76と縦フレーム37中間にバネ8
1を張設させ、搬送チェン10及びタイン11前端側の
支持荷重をバネ81力により低減させ、長短稈調節機構
82でチェン10及びタイン11を上下調節する操作力
を軽減させ、電動の扱深モータ83の小型軽量化を図
る。
【0014】さらに、図13乃至図15に示す如く、前
記左メインフレーム31にユニット板84を着脱自在に
ボルト85止め固定させて長短稈調節機構82の台板8
6を取付けるもので、前記ユニット板84にレール板8
7と補助レール88を固定させ、複数のベヤリング製ガ
イドローラ89を介してレール板87に台板86を昇降
自在に取付け、ユニット板84に回転自在に軸支させる
ピニオンギヤ89と、台板86に固定させるラックギヤ
90を噛合させる。そして、刈取部5の刈取フレーム6
4にアーム91を介してパイプ形連杆92の一端側を連
結させ、前記ピニオンギヤ89にアーム93を介して連
杆92の他端を連結させ、刈取部5が昇降したときに連
動して台板86を昇降させ、長短稈調節機構82全体を
昇降させ、前記搬送チェン10及び搬送タイン11の送
り始端側を刈取部5と連動して同一方向に昇降させ、相
互の干渉を防ぐ。
【0015】また、刈取2軸ケース94及び縦パイプフ
レーム95及び刈取3軸ケース96を前記刈取フレーム
64に備え、刈取1軸ケースである刈取支軸63に平面
視平行な前記2軸ケース94とパイプフレーム95の一
端側を回転自在に連結させ、前記ケース94及びフレー
ム95他端側に前記3軸ケース96を回転自在に連結さ
せると共に、引起ケース6を設ける引起駆動パイプフレ
ーム97、並びに刈刃8を設ける分草フレーム98を、
前記3軸ケース96に固定させ、前記2軸ケース94と
側面視平行な角パイプ製リンクフレーム99を介して前
記運転台12に分草フレーム98を連結させる。
【0016】また、電動昇降モータ100を備える電動
昇降シリンダ65を前の水平フレーム28に設け、刈取
2軸ケース94と縦パイプフレーム95を連結する水平
パイプフレーム101に昇降シリンダ65のピストンを
連結させ、昇降モータ100の正逆転駆動によって刈取
部5を昇降させるもので、平面視略平行に設ける前記2
軸ケース94とパイプフレーム95の平面平行リンク機
構により刈取部5の左右方向の横振れを阻止すると共
に、側面視略平行に設ける前記2軸ケース94とリンク
フレーム99の側面視平行リンク機構により前記3軸ケ
ース96及び分草フレーム98などを略水平姿勢を維持
し乍ら前方上方乃至後方下方に上昇及び下降させ、圃場
枕地での旋回などのときに刈取部5を脱穀部1から離れ
る前方上方に上昇による部材の干渉を防ぐ一方、収穫作
業またはトラック荷台搭載運搬などのときに刈取部5を
脱穀部1に近づく後方下方に下降させ、刈取部5と脱穀
部1の前後幅を縮少させる。
【0017】また、前記台板86に固定させる前記電動
扱深モータ83と、台板86にローラ軸102を介して
回転自在に軸支させる扇形ギヤ103と、扇形ギヤ10
3に基端を一体固定させる調節アーム104を、前記長
短稈調節機構82に備えるもので、扱深モータ83の出
力ギヤ105を扇形ギヤ103に噛合させると共に、前
記搬送チェン10を取付けるガイドフレーム77に調節
アーム104先端を連結させ、前記長短稈センサ80ま
たは手動スイッチによって扱深モータ83を正逆転さ
せ、調節アーム104を揺動させて前記搬送チェン10
の送り始端側を昇降させ、搬送チェン10送り始端側の
刈取り穀稈挾持高さを変更して穀稈の扱深さを略一定に
保つ長短稈(扱深さ)調節動作を行わせる。また、扇形
ギヤ103の回転を検出する長短稈調節リミットスイッ
チ106、107を設ける。
【0018】さらに、図16に示す如く、前後の横フレ
ーム56、57にエンジン台108を設けてエンジン1
7を着脱自在に載置させ、エンジン17の上面及び後面
を着脱自在なエンジンカバー109で覆い、脱穀部1後
側でミッションケース18上方にエンジン17を搭載さ
せると共に、左右のメインフレーム31、32間に脱穀
機筐110を固定させ、支軸111回りに開閉自在に上
面カバー112を設ける扱室113に扱胴2を内設さ
せ、左右のメインフレーム31、32の間に扱胴軸11
4を介して扱胴2を設け、扱胴2下方側に受網115を
設け、受網115下方に揺動選別盤4を取付けると共
に、選別風供給唐箕116と、穀粒取出し一番コンベア
117と、二番還元コンベア118及びスロワ119
を、揺動選別盤4下方側に配設させ、揺動選別盤4の選
別終端上方右側に吸排塵ファン120を設け、扱胴2か
らの脱粒物(穀粒と藁屑)を受網115を介して揺動選
別盤4の後側上面に落下させ、選別盤4上を後方から前
方に送る藁屑を吸排塵ファン120により機体右側に排
出させる一方、前記選別盤4下方に漏下する穀粒を一番
コンベア117により取出す。
【0019】上記から明らかなように、刈取部5及び脱
穀部1を備え、走行クローラ19を装設させるコンバイ
ンにおいて、扱胴2を装設させる機枠フレームである前
フレーム35、36及び後フレーム52下部に、走行ク
ローラ19を取付けるトラックフレームである下フレー
ム27を一体固定させ、図4に示す如く、前記前フレー
ム35、36及び後フレーム52を下フレーム27の前
後に略同じ長さ(L)だけ突出させるもので、刈取部5
及び脱穀部1を備え、走行クローラ19を装設させると
共に、扱胴2を装設させる機枠フレーム35、36、5
2下部に、走行クローラ19を取付けるトラックフレー
ム27を一体固定させるコンバインにおいて、トラック
フレーム27の前後幅に対してこの前後に略同長だけ機
枠フレーム35、36、52前後を延設させ、従来の機
台を不要にして機体構成部材及び連結部品の削減並びに
機体重量の軽減などを図り、しかも前フレーム35、3
6及び後フレーム52を介して支える脱穀部1及びエン
ジン17などをバランス良く設置させ、機体バランスの
向上などを図る。
【0020】また、扱室113前方の機筐110前壁に
調節軸を介して回動自在に送塵弁121を取付け、運転
席13側に突出させる調節操作レバー122に送塵弁9
1を連結させると共に、左右メインフレーム31、32
に固定させるチェンレール123を介してフィードチェ
ン3を張設させ、図16で扱胴2を反時計方向に回転さ
せ乍ら、上面カバー112に設ける挾扼杆124と、フ
ィードチェン3によって挾持搬送する穀稈の穂先を扱室
113に挿入させ、上扱ぎ動作によって脱粒して穀粒を
籾タンク20に収集する脱穀作業を行わせる。
【0021】さらに、図21に示す如く、機体右側にエ
ンジン17の出力軸125を突設させ、プーリ126、
127及びベルト128を介してミッションケース18
の油圧無段変速入力軸129に出力軸125を連結さ
せ、左右車軸130を介してミッションケース18から
左右走行クローラ19に走行変速駆動力を伝える。ま
た、プーリ131、132及びベルト133を介して唐
箕116の軸134右側に出力軸125を連結させ、揺
動選別盤4の前後方向揺動用軸135に唐箕軸134左
側をギヤ136連結させる。また、扱胴2の入力軸13
7のプーリ138と、一番コンベア117の軸139左
側のプーリ140と、二番コンベア118の軸141左
側のプーリ142を、唐箕軸134左側のプーリ143
にベルト144連結させると共に、扱胴軸114左側と
搬送軸145に入力軸137をギヤ146連結させ、搬
送駆動ケース76の軸147にチェン148及びベベル
ギヤ149を介して入力軸137を連結させ、扱胴2及
び搬送チェン10及びタイン11に入力軸137から駆
動力を伝える。また、扱胴軸114右側にウォームギヤ
150を介してフィードチェン3の入力軸151を連結
させると共に、一番コンベア軸139右側にベベルギヤ
152を介して揚穀筒21の揚穀コンベア153下側を
連結させる。また、二番コンベア軸141右側に、プー
リ154、155、156及びベルト157を介し、吸
排塵ファン120の軸158とカッタ入力軸159を連
結させると共に、係脱自在な連結クラッチ160を介し
てカッタ16の軸161に入力軸159を連結させ、カ
ッタ16下方に設ける排藁放出用オーガ162にチェン
163を介してカッタ軸161を連結させ、脱穀部1各
部にエンジン17駆動力を伝える。
【0022】さらに、前記刈取支軸63に設ける刈取1
軸164に、プーリ165、166及びベルト167を
介し、二番コンベア軸141右側を連結させると共に、
刈取2軸ケース94の2軸168にベベルギヤ169を
介して1軸164を連結させ、刈取3軸ケース96の3
軸170にベベルギヤ171を介して2軸168を連結
させ、左右引起ケース6及び掻込機構7及び刈刃8に3
軸170からベベルギヤ172、173、174を介し
て駆動力を伝え、刈取部5各部を駆動する。また、前記
籾タンク20底部に合成樹脂成形品製穀粒排出オーガ1
75を内設させ、電動排出モータ176によってオーガ
175を駆動してタンク20の穀粒を排出させる。
【0023】さらに、図18に示す如く、刈取部7を昇
降させる電動昇降モータ65と、株元搬送チェン10を
揺動させて長短稈(扱深)調節を行う電動扱深モータ8
3と、排出モータ176を、キースイッチ177を介し
て本機のバッテリ178に電気接続させるもので、手動
昇降スイッチ179によって昇降モータ65を正逆転操
作して刈取部5を昇降させ、また長短稈センサ80の長
短稈スイッチ180、181または手動扱深スイッチ1
82によって扱深モータ83を正逆転させて搬送チェン
10を扱深調節動作させ、また籾タンク20出口のシャ
ッタ183開による排出スイッチ184によって排出モ
ータ176を回転操作して排出オーガ175を駆動す
る。
【0024】さらに、図8、図19乃至図21に示す如
く、前記運転台12右側後部を支えるステップフレーム
185を右のメインフレーム32に固定させ、前記揚穀
筒21を立設させる揚穀ケース186を右の脱穀側板3
0とステップフレーム185に連結させ、脱穀部1右側
で運転台12後側に揚穀筒21を略垂直に固定させる。
また、前記揚穀筒21の下側に上下の支点台187を固
定させ、前記排藁カッタ16の前側を支点台187に上
下支軸188を介して水平方向に回転自在に連結させ、
揚穀筒21回りに横方向に前記カッタ16を回動させ、
前記カッタ16後側を脱穀部1から離反させ、右脱穀側
板30外面を開放させて該部のメンテナンス作業などを
行う。なお、前記カッタ16の側方回動オープンによっ
て連結クラッチ160が離脱し、カッタ16の作業位置
固定によって連結クラッチ160が係合する。
【0025】また、前記揚穀筒21上端に籾投出口18
9を縦軸回りに回転自在に設け、籾投出口189を籾タ
ンク20の右側前方に固定させて穀粒を投入させると共
に、籾投出口189下側の揚穀筒21に軸受190を介
してタンクフレーム191を水平方向に回動自在に設
け、籾投出口189とタンクフレーム191とによって
籾タンク20を揚穀筒21に横方向回転自在に取付け、
脱穀部1及びエンジン17の両側上方に設ける左右メイ
ンフレーム31、32上側の左右の上フレーム43、4
4に籾タンク20を着脱自在に載置させ、脱穀部1から
の穀粒を籾タンク20に投入させる一方、揚穀筒21回
りに機体右側外方に籾タンク20を略水平に横移動さ
せ、脱穀部1の上面カバー112を開放して扱胴2の出
入またはフィードチェン3のメンテナンスまたはエンジ
ン17の脱着などの作業を行う。なお、前記タンクフレ
ーム191に排出モータ176を固定させ、排出モータ
176を排出コンベア175にギヤ192連結させる。
【0026】さらに、図4、図6、図22に示す如く、
前記扱胴2上方を閉塞する上面カバー112の挾扼杆1
24取付端部にフックレバー193を設け、上フレーム
43のピン194にフックレバー193を係脱自在に係
止させ、支軸111とフックレバー193及びピン19
4により上面カバー112を開閉自在に左右の上フレー
ム43、44間に固定させ、前記レバー193の離脱及
び持上げ操作により上面カバー112及び挾扼杆124
を支軸111回りに上方に回動させ、扱胴2及びフィー
ドチェン3上面側を開放させる。また、左脱穀側板29
に固定させる扱胴入力ケース75と、右メインフレーム
32及び右脱穀側板30に固定させる軸受板195に扱
胴軸114両側部を回転自在に軸支させ、左右メインフ
レーム31、32間に扱胴軸114を介して扱胴2を回
転自在に軸支させる。
【0027】さらに、前記揺動選別盤4を出入させる脱
着用開口196を左脱穀側板29に開設させ、略長方形
状の矩形蓋板197と前記ユニット板84によって前記
開口196を開閉自在に閉塞すると共に、図16のよう
に前後レール198、199によって左右方向に移動自
在な前記受網115を出入させる円弧形状の開口200
を右脱穀側板30に開設させ、前記開口200より大き
く相似形の円弧形蓋板201によって開口200を開閉
自在に閉塞する。また、前記吸排塵ファン120を内設
させるファンケース202を右脱穀側板30の前部上方
の角隅部の外側面に溶接固定させ、ファンケース202
の外面開口203からファン120を内挿させ、開口2
03を閉塞する蓋板(図示省略)にファン120を軸支
させた状態でファンケース202に出入させ、ファン1
20を組立分解する。
【0028】また、刈取部5から脱穀部1に送給する穀
稈の扱深さを調節する扱深さ調節機構である長短稈調節
機構82を設ける取付板であるユニット板84を、脱穀
部1側面に固定させ、前記長短稈調節機構82をユニッ
ト板84に組付けた状態で組立または分解の各作業を行
い、製造及びメンテナンス等の作業性の向上を図ると共
に、刈取部5から脱穀部1に送給する穀稈の扱深さを調
節する長短稈調節機構82を設けるユニット板84を、
脱穀側板29に着脱自在に固定させ、前記脱穀側板29
のメンテナンス用開口196を前記ユニット板84によ
って閉塞させ、前記ユニット板84を開口196の蓋と
して兼用して構成部品数の削減並びに組立作業の簡略化
を行い、製造コストの低減並びに軽量化などを図るもの
で、刈取部5から脱穀部1に送給する穀稈の扱深さを調
節する長短稈調節機構82を設けるユニット板84を、
機枠フレームである左メインフレーム31と支持フレー
ム73に着脱自在に締結して固定させ、前記左メインフ
レーム31及び支持フレーム73とユニット板84を相
互に補強し、補強部材の削減またはメインフレーム31
及び支持フレーム73の強度低減などによりメインフレ
ーム31及び支持フレーム73の軽量化及び低コスト化
などを図る。
【0029】さらに、図23に示す如く、前記メインフ
レーム31を形成する角パイプに孔204を開設させ、
前記孔204にローレットナット205をかしめ206
固定させると共に、ユニット板84の取付け孔207を
ローレットナット205のかしめ部208よりも大きく
形成し、メインフレーム31にユニット板84をボルト
85及びナット205の締結により圧着させるもので、
従来のようにユニット板84締結用のステーをメインフ
レーム31に溶接する必要がなく、溶接作業を省けると
共に、かしめ部208を取付け孔207に内挿させるか
ら、ユニット板84をメインフレーム31に容易に密着
させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、刈取部5及び脱穀部1を備え、走行クローラ19を
装設させるコンバインにおいて、扱胴2を装設させる機
枠フレーム35、36、52下部に、走行クローラ19
を取付けるトラックフレーム27を一体固定させ、前記
機枠フレーム35、36、52をトラックフレーム27
の前後に突出させたもので、従来の機台を不要にして機
体構成部材及び連結部品の削減並びに機体重量の軽減な
どを容易に図ることができ、しかも機枠フレーム35、
36、52を介して支える脱穀部1及びエンジン17な
どをバランス良く設置でき、機体バランスの向上などを
容易に図ることができるものである。
【0031】また、刈取部5から脱穀部1に送給する穀
稈の扱深さを調節する扱深さ調節機構82を設ける取付
板84を、脱穀部1側面に固定させたもので、前記扱深
さ調節機構82を取付板84に組付けた状態で組立また
は分解の各作業を行うことができ、製造及びメンテナン
ス等の作業性の向上を容易に図ることができるものであ
る。
【0032】また、刈取部5から脱穀部1に送給する穀
稈の扱深さを調節する扱深さ調節機構82を設ける取付
板84を、脱穀側板29に着脱自在に固定させ、前記脱
穀側板29のメンテナンス用開口196を前記取付板8
4によって閉塞するもので、前記取付板84を開口19
6の蓋として兼用して構成部品数の削減並びに組立作業
の簡略化を容易に行うことができ、製造コストの低減並
びに軽量化などを容易に図ることができるものである。
【0033】また、刈取部5から脱穀部1に送給する穀
稈の扱深さを調節する扱深さ調節機構82を設ける取付
板84を、機枠フレーム31、73に着脱自在に締結し
て固定させたもので、前記機枠フレーム31、73と取
付板84を相互に容易に補強でき、補強部材の削減また
は機枠フレーム31、73の強度低減などにより機枠フ
レーム31、73の軽量化及び低コスト化などを容易に
図ることができるものである。
【0034】また、刈取部5及び脱穀部1を備え、走行
クローラ19を装設させると共に、扱胴2を装設させる
機枠フレーム35、36、52下部に、走行クローラ1
9を取付けるトラックフレーム27を一体固定させるコ
ンバインにおいて、トラックフレーム27の前後幅に対
してこの前後に略同長だけ機枠フレーム35、36、5
2を前後に延設させたもので、従来の機台を不要にして
機体構成部材及び連結部品の削減並びに機体重量の軽減
などを容易に図ることができ、しかも機枠フレーム3
5、36、52を介して支える脱穀部1及びエンジン1
7などをバランス良く設置でき、機体バランスの向上な
どを容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体の左側面図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】脱穀機枠の左側面図。
【図5】図4の拡大図。
【図6】脱穀機枠の右側面図。
【図7】図6の拡大図。
【図8】脱穀機枠の正面図。
【図9】図8の拡大図。
【図10】脱穀機枠の平面図。
【図11】脱穀機枠の斜視説明図。
【図12】穀稈搬送チェン及びタインの側面図。
【図13】刈取フレームと扱深さ調節機構の左側面図。
【図14】扱深さ調節機構の拡大右側面図。
【図15】同部分説明図。
【図16】脱穀部の断面左側面図。
【図17】エンジンの動力伝動説明図。
【図18】電気回路図。
【図19】籾タンク部の側面図。
【図20】同正面図。
【図21】同平面図。
【図22】扱胴取付部の左側面図。
【図23】ユニット板締結部の拡大図。
【符号の説明】
1 脱穀部 2 扱胴 5 刈取部 19 走行クローラ 27 下フレーム(トラックフレーム) 29 左脱穀側板 31 左メインフレーム(機枠フレーム) 35、36 前フレーム(機枠フレーム) 52 後フレーム(機枠フレーム) 73 支持フレーム(機枠フレーム) 82 長短稈調節機構(扱深さ調節機構) 84 ユニット板(取付板) 196 開口
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01F 12/00 A01F 12/00 F Fターム(参考) 2B074 AA03 AB01 AC02 AD03 AD06 AG03 BA01 BA08 CB02 CC03 CG01 CH01 DA01 DA02 DA03 DC01 DC02 DC05 DE03 GH05 2B076 AA03 BA03 BA04 BB01 BB03 CA02 CA17 CA18 CC02 2B092 AA01 AB04 BA21 2B382 GA03 GA09 GC02 GC03 GC04 GD02 HA01 HB02 HF01 HF16 HF17 HF37 HG03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取部及び脱穀部を備え、走行クローラ
    を装設させるコンバインにおいて、扱胴を装設させる機
    枠フレーム下部に、走行クローラを取付けるトラックフ
    レームを一体固定させ、前記機枠フレームをトラックフ
    レームの前後に突出させたことを特徴とするコンバイ
    ン。
  2. 【請求項2】 刈取部から脱穀部に送給する穀稈の扱深
    さを調節する扱深さ調節機構を設ける取付板を、脱穀部
    側面に固定させたことを特徴とする請求項1に記載のコ
    ンバイン。
  3. 【請求項3】 刈取部から脱穀部に送給する穀稈の扱深
    さを調節する扱深さ調節機構を設ける取付板を、脱穀側
    板に着脱自在に固定させ、前記脱穀側板のメンテナンス
    用開口を前記取付板によって閉塞することを特徴とする
    請求項1に記載のコンバイン。
  4. 【請求項4】 刈取部から脱穀部に送給する穀稈の扱深
    さを調節する扱深さ調節機構を設ける取付板を、機枠フ
    レームに着脱自在に締結して固定させたことを特徴とす
    る請求項1に記載のコンバイン。
  5. 【請求項5】 刈取部及び脱穀部を備え、走行クローラ
    を装設させると共に、扱胴を装設させる機枠フレーム下
    部に、走行クローラを取付けるトラックフレームを一体
    固定させるコンバインにおいて、トラックフレームの前
    後幅に対してこの前後に略同長だけ機枠フレームを前後
    に延設させたことを特徴とするコンバイン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101861786A (zh) * 2010-06-21 2010-10-20 李文华 小型联合收割机清选装置的布局方式

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