JP5438527B2 - 極低りん鋼溶製のための脱りん方法 - Google Patents
極低りん鋼溶製のための脱りん方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5438527B2 JP5438527B2 JP2010007102A JP2010007102A JP5438527B2 JP 5438527 B2 JP5438527 B2 JP 5438527B2 JP 2010007102 A JP2010007102 A JP 2010007102A JP 2010007102 A JP2010007102 A JP 2010007102A JP 5438527 B2 JP5438527 B2 JP 5438527B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxygen
- dephosphorization
- amount
- blowing
- molten metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
特許文献1では、Siを含有する溶銑を、塩基度(CaO/SiO2 ;重量比)の値が1.5〜3.0の範囲であるスラグを用いて、上底吹き転炉で脱りん精錬するにあたり、底吹き攪拌力ΣεBottomの値を1.5〜3.4(kw/ton)の範囲とし、且つ、上吹き送酸速度QO2 gas と鉄鉱石供給による酸素分換算送酸速度QO2 ore の総和ΣQO2 (Nm3 /min/ton)の値を攪拌力の値に応じて、上吹き送酸形態によって決まる、吹錬期間中の(L/L0 )の平均値(L/L0 )の値を0.25以下にしている。
また、特許文献2及び特許文献3では、脱りん処理を行うに際して、生石灰の粒径については開示されているものの、固体酸素源の酸素比率、脱Si酸素量、底吹き攪拌力密度εは全く考慮されていない。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、固体酸素源の酸素比率、脱Si酸素量、生石灰の粒径、L/L0、底吹き攪拌動力密度及び溶銑温度を適正範囲にすることにより、極低りん鋼溶製のために、効率良く確実に溶銑りん濃度を低位にすることができる脱りん方法を提供することを目的とする。
即ち、本発明における課題解決のための技術的手段は、脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器にて気体酸素及び固体酸素源を供給して溶銑の脱りん処理を行うに際し、全酸素に対する前記固体酸素源の酸素比率を10〜60%とし、処理中に供給する酸素量であって脱珪反応に使用される酸素以外の酸素量を16Nm3/t〜22Nm3/tとし、投入する生石灰の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、底吹き攪拌動力密度εを0.5〜3.5kw/tとし、脱りん処理後の溶銑温度を1280〜1340℃として脱りん処理を行う点にある。
図1は、本発明の脱りん方法(脱りん工程)を含む製鋼工程を示したものである。なお、以下の説明では、溶銑や溶鋼のことを溶湯として説明する。
図1に示すように、一般的に、製鋼工程においては、まず、高炉1から溶湯2を出湯した後、溶湯2を鍋10等にて脱硫処理(脱硫工程)を行う。その後、溶湯2を転炉型精錬容器3に装入して溶湯2に対して脱りん処理(脱りん工程)を行い、その溶湯2を転炉4に装入して脱炭処理(脱炭工程)を行う。脱炭処理を行った溶湯2に対しては、脱ガスや成分調整を行う。
脱炭処理を行う転炉4は、上吹きランス5から気体酸素を溶湯2等に吹き込む上吹転炉であってもよいし、炉底の羽口6から気体酸素を吹き込む底吹転炉であってもいし、上吹きランス5から気体酸素、羽口6から気体酸素又は不活性ガスを吹き込む上底吹き転炉であってもよい。
本発明の脱りん処理方法は、吹錬終了後の[P]が0.010質量%以下とする極低りん鋼を溶製するためのものである。低りん鋼の目標値として[P]を0.010質量%にするということは、特開2003−3208号公報等に記載されているように一般的なことである。
脱りん処理を行うに際して、上吹きランス7から気体酸素を供給すると共に、供給装置9から固体酸素源を供給している。
さて、気体酸素の供給は、温度を低下させないために熱源を供給したり、スラグに酸素を供給するために脱りん処理においては、必要不可欠なものであるが、気体酸素を供給したときの状況を考えると、気体酸素を上吹きランス7により炉体の上側から吹き込んだ際に、一部の気体酸素は、炉内のCOガスと反応しCO2ガスとなり、脱りん反応に寄与しない場合がある。ここで、固体酸素源を供給した場合を考えると、気体酸素の供給した場合と比べて、COガスと反応することがなく、脱りん反応に寄与する酸素量も多い。
なお、火点領域を抑制する方法として、特開2004−115910号公報に記載されるような遮断吹錬法があるが、この方法は上吹きランス高さと酸素流量を厳密に制御する必要があり、1ヒート毎に装入量や炉内の付着状況で湯面高さが大きく振動する実操業で実施することは困難である。
本発明では、具体的には、溶銑2に供給する全気体酸素に対する固体酸素源の割合、即ち、全酸素に対する固体酸素源の酸素比率(固体酸素比率)を、10%以上60%以下にしている。固体酸素比率が10%未満であると、固体酸素源の供給量が少なく、十分に脱りん効率が良くならないため、固体酸素比率を10%以上としている。
なお、FeOとFe2O3との分析方法、即ち、求め方は、まず、ICP発光分析法において、全鉄濃度(%T.Fe)を求め、臭素メタノール法により、金属鉄濃度(%M.Fe)をJISM8713の方法により求める。また、臭素メタノール法の残査より、EDTA2Na溶液により、(%FeO)をJISM8712の方法により求めた。ここで、FeOとFe2O3の求め方を説明しているが、この方法は、当業者常法通りである。
本発明では、脱りん処理を行うに際して、酸素源として気体酸素や固体酸素源を供給しているが、脱珪反応で使用される分を除いた酸素量(脱Si外酸素量)を16Nm3/t以上22Nm3/t以下としている。
即ち、脱りん処理の際において、酸素を供給すると脱りん反応の前に優先的に脱珪反応が起こる。そこで、本発明では、脱りん処理において脱りん反応よりも優先して脱珪反応が起こり当該脱珪反応により酸素が使用されるため、このような脱珪反応(脱珪処理)にて使用される酸素を除いた量を考慮することにしている。即ち、本発明では、脱りん処理中に供給する酸素量であって脱珪反応に使用される酸素以外の酸素量(脱Si外酸素量)を上述したような値に規定している。
脱りん反応は、便宜上、2[P]+5(FeO)+3(CaO)→3(CaO・P2O5)+5Feと示されるように、酸素とCaOが必要である。このCaOが脱りん反応に寄与するためには、スラグ中に溶融する必要があるが、CaOの融点は文献によって異なるが、2600℃程度であり処理温度よりも非常に高い。このCaOの供給源としては生石灰が一般的であるが、生石灰は大部分CaOからなるため、溶融し難い。従来の技術では、例えば、特開平03−122209や特開2003-12912などに示されるように、蛍石やアルカリ金属酸化物等の融点降下剤を使用することにより、生石灰の融点を下げて溶融し易いようにしていた。このように蛍石等を使用した場合、脱りん処理にて生成したスラグ中には、環境上基準が制限されているフッ素が多く含まれることになり、当該スラグを精錬以外のもの(舗装材や建材等)に使用する際には、スラグの再利用先が制限されるという問題が生じる。
生石灰の粒径が5mm未満であり小さいと、生石灰を投入した際に、転炉型精錬容器からの上昇気流により飛散したり、炉体の上に設けたガス回収のための集塵機に吸い込まれることがある。即ち、生石灰の粒径が5mm未満であり小さいと、溶湯2の浴面に到達する生石灰の量が少なくなり、生石灰の歩留が低下する。
なお、生石灰を溶湯2に供給する方法として、特開昭63−199815公報や特開2005−272883公報に示されているように、インジェクションやブラスティングを用いることによって集塵機に吸い込まれることなく粒径の小さい生石灰を投入することができるが、これらの設備を用いると大掛かりなものとなり、大規模な設備投資が必要となることから、本発明では、生石灰の供給は、炉体の上方から供給装置9等によるものを対象としている。
溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比は、気体酸素の強さを示す指標であり、脱りん処理などでは吹錬状況の指標として良く用いられる。言い換えれば、Lは、吹錬時、即ち、上吹きランス4から溶銑2に向けて酸素を吹き込んだ際の溶湯の凹み深さであり、L0は、非吹錬時、即ち、上吹きランス4から溶湯に向けて酸素を吹き込んでない状態での浴深さである。溶湯の凹み深さLと、上吹きランス4から酸素を吹き込んだ際の酸素流量との関係は、式(6)で求められる。この式(6)は、「鉄冶金反応工学」[改訂新版]2版 瀬川清著 日刊工業新聞刊94頁(5.5)に記載されている一般的な式である。
そのため、本発明では、気体酸素を供給するにあたっては、脱りん効率が低下しないように、気体酸素の衝突圧が小さいソフトブローにて気体酸素を吹き込むこととしている。具体的には、L/L0が0.01以上0.20以下となる範囲にて、気体酸素を供給することにより上述したソフトブローを行っている。ここで、L/L0が0.20よりも大きくなると、もはやソフトブローとは言えず、気体酸素の衝突圧が強くなるため、上述した理由により脱りん効率は低下する。
脱りん処理においては、溶銑等を攪拌するために底吹きを行う攪拌動力密度も重要である。攪拌動力密度を計算する式としては、森ら(鉄と鋼67(1981),672頁)によって提唱された式、中西ら(鉄と鋼68(1982),A14頁)、によって提唱された式があるが、本発明では底吹き攪拌動力密度を求めるにあたって、式(7)に示すように、森の式を用いた。
底吹き攪拌動力密度が、0.5kw/t未満であり、弱すぎると、スラグ−溶銑浴面へのりんの物質移動が遅れるとともに、スラグ中でのCaOの拡散速度が遅くなるため、生石灰の滓化が遅れ、脱りん反応に支障をきたし、脱りん効率が低下する。また、攪拌によるスラグへの熱供給が少なくなると共に、スラグ中のFeO濃度が高くなり過ぎ、脱りん効率が低下する。
[溶湯(溶銑)の温度について]
脱りん反応は、同一のスラグ組成である場合には、低温である方が平衡りん濃度が低くなり、反応が進行し易いという特徴あり、脱りん処理終了後の溶銑温度が高い場合には脱りん効率の低下に繋がることから、本発明では、脱りん処理終了後における溶銑温度の上限値を1340℃としている。一方で、脱りん処理において、溶銑温度があまりにも低く低温である場合、スラグ中の石灰(CaO)の飽和溶解度が低下し、その結果、石灰の滓化が遅れることになる。このような場合も脱りん効率の低下を招くことから、本発明では、脱りん処理終了後における溶銑温度の下限値を1280℃としている。
転炉型精錬炉に装入した溶湯(溶銑)において、[C]=4.2〜4.6質量%、[Si]=0.2〜0.4質量%、[Mn]=0.2〜0.4質量%、[P]=0.100〜0.130質量%とした。HMR(溶銑比)は、当業者常法の配合計算により決定した。
一方、比較例19〜比較例29では、脱Si外酸素量が16Nm3/t未満であるため脱りん効率が低下し、脱りん処理後の[P]を規格値以下にすることができなかった(実験結果の欄、評価「×」)。
比較例59〜比較例62では、脱りん処理後の溶銑温度が1280℃未満であって当該溶銑温度が低すぎるために生石灰の滓化性が悪くなり、スラグの塩基度が低下してスラグの脱りん能が低下してしまうため、脱りん処理後の[P]を規格値以下にすることができなかった(実験結果の欄、評価「×」)。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 溶湯(溶銑、溶鋼)
3 転炉型精錬容器
4 転炉
5 上吹きランス
6 羽口
7 上吹きランス
8 羽口
9 供給装置
Claims (1)
- 脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器にて気体酸素及び固体酸素源を供給して溶銑の脱りん処理を行うに際し、
全酸素に対する前記固体酸素源の酸素比率を10〜60%とし、処理中に供給する酸素量であって脱珪反応に使用される酸素以外の酸素量を16Nm3/t〜22Nm3/tとし、投入する生石灰の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、底吹き攪拌動力密度εを0.5〜3.5kw/tとし、脱りん処理後の溶銑温度を1280〜1340℃として脱りん処理を行うことを特徴とする極低りん鋼溶製のための脱りん方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010007102A JP5438527B2 (ja) | 2010-01-15 | 2010-01-15 | 極低りん鋼溶製のための脱りん方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010007102A JP5438527B2 (ja) | 2010-01-15 | 2010-01-15 | 極低りん鋼溶製のための脱りん方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011144431A JP2011144431A (ja) | 2011-07-28 |
JP5438527B2 true JP5438527B2 (ja) | 2014-03-12 |
Family
ID=44459529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010007102A Expired - Fee Related JP5438527B2 (ja) | 2010-01-15 | 2010-01-15 | 極低りん鋼溶製のための脱りん方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5438527B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7004593B2 (ja) | 2018-03-06 | 2022-01-21 | 大阪瓦斯株式会社 | 電池駆動式の機器 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015011910A1 (ja) * | 2013-07-25 | 2015-01-29 | Jfeスチール株式会社 | 溶銑の脱燐処理方法 |
CN109593907B (zh) * | 2019-01-30 | 2021-03-09 | 北京首钢股份有限公司 | 一种冶炼低磷钢的方法 |
CN109897933B (zh) * | 2019-04-04 | 2020-07-28 | 中天钢铁集团有限公司 | 一种转炉生产低磷洁净钢的高效冶炼工艺 |
TW202344694A (zh) * | 2022-04-22 | 2023-11-16 | 日商Jfe鋼鐵股份有限公司 | 粒鐵礦之製造方法以及粒鐵礦 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237510A (en) * | 1975-09-19 | 1977-03-23 | Nippon Steel Corp | Dephosphorization method of molten cast iron |
JPS58147506A (ja) * | 1982-02-27 | 1983-09-02 | Kawasaki Steel Corp | 溶銑予備処理方法 |
JP3940280B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2007-07-04 | 新日本製鐵株式会社 | 溶銑の脱りん方法 |
JP5233378B2 (ja) * | 2008-04-10 | 2013-07-10 | 新日鐵住金株式会社 | 溶銑の脱燐方法 |
-
2010
- 2010-01-15 JP JP2010007102A patent/JP5438527B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7004593B2 (ja) | 2018-03-06 | 2022-01-21 | 大阪瓦斯株式会社 | 電池駆動式の機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011144431A (ja) | 2011-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6743915B2 (ja) | 溶鋼の脱硫処理方法及び脱硫剤 | |
JP5438527B2 (ja) | 極低りん鋼溶製のための脱りん方法 | |
JP6028755B2 (ja) | 低硫鋼の溶製方法 | |
JP5408379B2 (ja) | 溶銑の予備処理方法 | |
JP5438543B2 (ja) | 脱りん方法 | |
JP5233378B2 (ja) | 溶銑の脱燐方法 | |
JP6773135B2 (ja) | 溶銑の脱燐方法 | |
JP4894325B2 (ja) | 溶銑の脱燐処理方法 | |
JP5888194B2 (ja) | 溶鋼の脱硫方法 | |
JP5404269B2 (ja) | 脱りん方法 | |
JP5506515B2 (ja) | 脱りん方法 | |
JP6806288B2 (ja) | 鋼の製造方法 | |
JP5404268B2 (ja) | 脱りん方法 | |
JP2013127089A (ja) | 溶銑予備処理方法 | |
JP5388805B2 (ja) | 脱炭スラグを用いた脱りん方法 | |
JP2011184753A (ja) | 溶銑脱珪方法 | |
JP5460436B2 (ja) | 脱りん方法 | |
JP5289907B2 (ja) | スラグのフォーミングを抑制するための酸化鉄源の投入方法 | |
JP5341735B2 (ja) | 脱りん処理における気体酸素及び固体酸素源の供給方法 | |
TWI662133B (zh) | 鐵水之脫磷方法及精煉劑 | |
JP5341736B2 (ja) | 脱りん処理における気体酸素及び炭材を含む固体酸素源の供給方法 | |
JP6743713B2 (ja) | 溶銑の脱炭吹錬方法 | |
JP6223246B2 (ja) | 溶銑脱硫方法 | |
JP2004238698A (ja) | 高清浄度鋼の製造方法 | |
JP5854241B2 (ja) | 転炉による溶銑の予備処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5438527 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |