JP5435777B2 - 原稿圧着板の開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、スキャナ、プリンタ或いはそれらの複合機などの電子画像処理装置における原稿圧着板の開閉装置に関するものである。
従来の原稿圧着板の開閉装置としては、複写機等の機器本体に取り付けられると共に上部が開口したヒンジケースと、該ヒンジケースの上部に設けた取付ブラケットに挿設される回転軸と、該回転軸に回動自在に取り付けられると共に原稿圧着板を一体的に取り付ける回動アームと、該回動アームの下側に一体的に設けられるカム部材と、上記ヒンジケース内にスライド自在に収められるスライダーと、上記ヒンジケース内に収められると共に前記スライダーの上面を上記カム部材に弾性的に当接せしめる圧縮スプリングから構成されるものがある。
上記原稿圧着板の開閉装置は、原稿圧着板、すなわち回動アームを開の状態から閉じる方向に回動させると、特に低角度(0°〜約15°)では、下降モーメントが急に増大して加速がかかり、器材の衝撃による損傷の恐れがあった。
そこで、従来、上記回動アームの急激な降下を緩和する手段として、特に軽量の開閉装置では、緩衝バネを設けたり、或いはヒンジケースにスライダーを圧入させるものが主流であり、また、原稿圧着板が自由落下する範囲で、一時的に摩擦抵抗を増加させて衝撃の緩和を図るものがあった。
しかしながら、上記従来の対策では、衝撃緩和を図っていないか、ヒンジケースにスライダーを圧入させるものはクリープによる変形が生じて耐久性に問題があり、また、外形変更により汎用できない等の問題点があり、それらの問題点を解決した原稿圧着板の開閉装置が要請されていた。
本発明が解決しようとする課題は、長期間安定した機能を発揮できるだけでなく、外形変更がないために各種の機器に汎用できる原稿圧着板の開閉装置を提供することにある。
本発明の原稿圧着板の開閉装置は、複写機等の機器本体に取り付けられると共に上部が開口したヒンジケースと、該ヒンジケースの上部に設けた取付ブラケットに挿設される枢着軸と、該枢着軸に回動自在に取り付けられると共に原稿圧着板を一体的に取り付ける回動アームと、該回動アームの下側に一体的に設けられるカム部材と、上記ヒンジケース内にスライド自在に収められるスライダーと、上記ヒンジケース内に収められると共に前記スライダーの上面を上記カム部材に弾性的に当接せしめる圧縮スプリングから成る原稿圧着板の開閉装置において、回転しないように固定された上記枢着軸に第1作動バネを取り付け、該第1作動バネの他端部を該枢着軸の軸方向に平行に延設した作動ピンに、低角度にまで回転下降した上記カム部材の下面を当接せしめて、該カム部材の自由落下速度を緩衝せしめるように構成したことを特徴とする。また、上記第1作動バネの作動ピンを、第2作動バネの作動ピンに当接せしめて、該第1作動バネが空転方向に作用する力を発揮せしめるように構成したことを特徴とする。
本発明の原稿圧着板の開閉装置は、長期間安定した機能を発揮できるだけでなく、外形変更がないために各種の機器に汎用できる利点がある。
本発明の原稿圧着板の開閉装置の一実施例を示す斜視図である。 図1の装置の側断面図である。 図1の装置の回動アームを取り除いた状態の斜視図である。 図1の装置の要部の拡大断面図である。 図1の装置の分解斜視図である。 図1の取付ブラケットの一方向から見た斜視図である。 図1の取付ブラケットの他方向から見た斜視図である。 図1の装置の要部を拡大した説明図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1および図2において、1は、複写機等の機器本体(図示せず)に取り付けられるヒンジケース、2は回動アーム、3はカム部材、4は枢着軸、5はスライダー、6は圧縮スプリングである。
上記ヒンジケース1は、上部が開口している。該ヒンジケース1の1組の相向かい合う2つの側面の上部には、取付ブラケット1aが設けられている。
上記回動アーム2は、その上面に原稿圧着板(図示せず)を一体的に取り付けるようになっており、その回動基部には、枢着軸用挿通孔2aが穿設されている。該回動アーム2の下側には、上記カム部材3が一体的に設けられている。
上記枢着軸4は、上記ヒンジケース1の上記取付ブラケット1aの枢着軸用挿通孔1bおよび上記回動アーム2の枢着軸用挿通孔2aに挿通されている。該回動アーム2は、上記枢着軸4を介して、上記ヒンジケース1に回動自在に組み付けられている。
上記スライダー5は、上記ヒンジケース1の内面に上下にスライドするように収められている。該スライダー5の上面は、上記カム部材3のカム面に当接する。
上記圧縮スプリング6は、上記ヒンジケース1の底壁と上記スライダー5との間に収められていて、該スライダー5を上記カム部材3のカム面に弾性的に当接せしめる。
従って、上記回動アーム2に取り付けられた原稿圧着板は、上記圧縮スプリング6の弾発力により、上記スライダー5およびカム部材3等を介して、開く方向に付勢されている。
図3は、上記回動アーム2を取り除いた状態を示すもので、上記枢着軸4の先端部は四角形4aに形成されていて、一方の取付ブラケット1aに形成された四角穴1b′(図6(A)参照)に嵌挿されており、枢着軸4が回転しないように固定している。枢着軸4の回転止め構造は、これに限定するものではない。
上記枢着軸4には、第1作動バネ7が取り付けられている。本実施例では、前記第1作動バネ7は、図示のようにトーションバネにより構成されていて、その他端部は、枢着軸4の軸方向と平行に延設され、且つ、取付ブラケット1aに形成された弧状孔1cを貫通する作動ピン7aとなっている。(図6A参照)上記第1作動バネ7は、該作動ピン7aを前記弧状孔1cの上端方向に弾性的に付勢している。(図3参照)
図4および図5から明らかなように、上記第1作動バネ7は、上記回動アーム2の枢着軸用挿通孔2aの拡大孔部分2a′内に納められているので、開閉装置の外形寸法を変更しないで済む。上記作動ピン7aは、回動アーム2の下側面に弾性的に当接する。
図6Bから明らかなように、上記弧状孔1cが形成されている取付ブラケット1aの外側面には、C形突状部1dが一体的に形成されている。該C形突状部1dは、少なくとも上記弧状孔1cの部分では、欠けている。
図7に示すように、上記C形突状部1d内には第2作動バネ8が納められているので、開閉装置の外形寸法を変更しないで済む。また、該第2作動バネ8は、枢着軸4の鍔により覆い隠されているので、外観を壊す恐れがない。上記第2作動バネ8の一端部は、上記C形突状部1dの内面の平坦部に当接していて、第2作動バネ8に空転方向に作用する力を発揮する。第2作動バネ8の他端部の作動ピン8aは、原稿圧着板、すなわち、上記回動アーム2が閉じた状態から、例えば13°程度まで開いた角度(低角度)の間、上記第1作動バネ7の作動ピン7aを上方(上記回動アーム2を開く方向、図7で反時計方向)に弾性的に当接する。
本実施例の原稿圧着板の開閉装置は、以上のように構成されているので、図2の仮想線で示すように、回動アーム2が13°程度にまで閉じる方向に回動した時に、該回動アーム2の下面が第1作動バネ7の作動ピン7aに当接し、該回動アーム2の更なる閉回動に伴って、該作動ピン7aを押し下げる。
上記作動ピン7aは、第2作動バネ8の作動ピン8aに当接しているので、作動ピン7aの下降移動に伴って上記作動ピン8aを押し下げる。これら作動ピン7a、8aは、それらの押し下げに伴って第1および第2作動バネ7,8により、弾性的に抵抗するので、上記回動アーム2の回転下降の自由落下速度を緩衝する。
1 ヒンジケース
1a 取付ブラケット
1b 枢着軸用挿通孔
1b′四角穴
1c 弧状孔
1d C形突状部
2 回動アーム
2a 枢着軸用挿通孔
2a′拡大孔部分
3 カム部材
4 枢着軸
4a 四角形
5 スライダー
6 圧縮スプリング
7 第1作動バネ
7a 作動ピン
8 第2作動バネ
8a 作動ピン

Claims (2)

  1. 複写機等の機器本体に取り付けられると共に上部が開口したヒンジケースと、該ヒンジケースの上部に設けた取付ブラケットに挿設される枢着軸と、該枢着軸に回動自在に取り付けられると共に原稿圧着板を一体的に取り付ける回動アームと、該回動アームの下側に一体的に設けられるカム部材と、上記ヒンジケース内にスライド自在に収められるスライダーと、上記ヒンジケース内に収められると共に前記スライダーの上面を上記カム部材に弾性的に当接せしめる圧縮スプリングから成る原稿圧着板の開閉装置において、回転しないように固定された上記枢着軸に第1作動バネを取り付け、該第1作動バネの他端部を該枢着軸の軸方向に平行に延設した作動ピンに、低角度にまで回転下降した上記カム部材の下面を当接せしめて、該カム部材の自由落下速度を緩衝せしめるように構成したことを特徴とする原稿圧着板の開閉装置。
  2. 上記第1作動バネの作動ピンを、第2作動バネの作動ピンに当接せしめて、該第1作動バネが空転方向に作用する力を発揮せしめるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の原稿圧着板の開閉装置。
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