JP5428143B2 - 石抜き精米機 - Google Patents

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Description

本発明は精米工程を一回通すことで簡便に乾式無洗米を製造することができる石抜き精米機に関する。
従来、水や糠吸着材を使用せず簡便に無洗米を製造することができる無洗米製造装置がある(例えば、特許文献1参照)。このものは、研米ロールを軸装し、該研米ロールに形成する送りラセンを送穀部とし、また、送りラセンと逆リードに形成した研米ロールの研米突条を除糠部とし、該除糠部の研米ロール外周を除糠筒で覆って除糠筒の外側を吸気カバーで囲み、前記送穀部の終端部に戻し通路の入り口を、また精米を送穀部へ供給する精米供給通路にこの戻し通路の出口をそれぞれ設け、さらに吸気カバーの一端には吸引ダクトを接続することを特徴とするものである。
この構成により、精白された米粒が、精米供給通路より送穀部を経て除糠部に至り、該除糠部において研米ロールと除糠筒の間を通過し、研米ロールの終端部分から機外に出る。米粒が送りラセンにより送穀部を移動させられるに従い、米粒の受ける圧力が高まり、送りラセンの終端部、すなわち戻し通路の入り口付近でこの圧力は最高となるため、この圧力に押されて米粒の一部が戻し通路に進入し、通路出口から精米供給通路に戻され、ここで新規の米粒と合流して再度研米ロールに供給され、糠と一緒に送穀部に戻すことで、米粒表面の溝部に詰まった糠を剥ぎ取り、無洗米として取り出すものである。
しかしながら、上記従来技術にあっては、米粒が除糠部の研米ロールと除糠筒の間を何度も循環して通過することになり、一回通し式の精米機に比べると米粒に砕粒が発生する問題があった。また、スーパーや百貨店などの店頭精米と称される米の販売店舗においては、設置スペースが可能な限り小さい機械が望まれる。
特開2004−216293号公報
本発明は上記問題点にかんがみ、精米工程を一回通すことで砕粒がほとんど発生することなく、簡便に無洗米を製造することができ、しかも、設置スペースが可能な限り小さい石抜き精米機を提供することを技術的課題とする。
上記課題を解決するため本発明は、玄米投入ホッパー(3)と、前記玄米投入ホッパー(3)の前方に配置される袋載置台(2)と、前記玄米投入ホッパー(3)の後方に配置され、前記玄米投入ホッパー(3)に投入された玄米を揚穀する揚穀機(4)と、前記玄米投入ホッパー(3)及び揚穀機(4)の側方に配置され、前記揚穀機(4)によって供給された玄米を搗精する精米機(6)と、前記精米機(6)の前記玄米投入ホッパー(3)及び揚穀機(4)が配置される側方と反対の側方に配置され、前記精米機(6)で発生した糠を回収する除糠装置(8)と、前記玄米投入ホッパー(3)の側方であって前記精米機(6)及び除糠装置(8)の前方に配置され、搗精処理された米粒中に混入する石屑などの異物を選別・除去する石抜き機(7)とを一体的に連結配置し、前記除糠装置(8)の下方には該除糠装置(8)から糠を排出する糠排出樋(8g)を設けるとともに、前記糠排出樋(8g)の前方であって前記石抜き機(7)の側方には該石抜き機(7)により選別される精品を排出する精品排出樋(7d)を設けてなり、
前記精米機(6)には、玄米の供給を受ける玄米供給路(17)と、該玄米供給路(17)を開閉する穀粒供給シャッター(10)と、前記玄米供給路(17)と連通する送穀室(18)及び多孔壁除糠筒(26)により構成される精白室(20)と、該精白室(20)の排出口(33)を押圧する抵抗蓋(35)とを備え、前記精白室(20)の排出口(33)から取り出される米粒が、該米粒を水とともに攪拌して得た洗米水の濁度が40ppm以下の無洗米に仕上がるよう、前記送穀室(18)内に前記精白室(20)へ玄米を移送する送穀ロール(19)、前記精白室(20)内に前記送穀ロール(19)による移送と逆方向に前記玄米を移送するリード角が22.5°〜30°の精米突条(22)を形成した精白ロール(21)、をそれぞれ同一軸上で毎分1800回転以上の回転数で回転させるように軸装し、さらに、前記除糠装置(8)に、前記精白室(20)での吸引静圧が500Paとなる吸引排風機(8d)を設置する、という技術的手段を講じた。
請求項1記載の発明によれば、送穀室(18)へ供給された玄米が、送穀ロール(19)の回転作用によって精白室(20)に送り込まれ、この精白室(20)の排出口(28)を押圧する抵抗蓋(37)、及び精白室(20)内で回転する精白ロール(21)によって玄米を攪拌しながら搗精圧力をかけて糠層を除去し、精米が行われる。この際、精白室(20)内で回転する精白ロール(21)は、毎分1800回以上の回転数で回転され、かつ、精白ロール(21)には、穀粒の移送方向とは逆方向に移送する精米突条(22)が形成され、しかも、精白室(20)での吸引静圧が500Paに維持されているから、精白ロール(21)の高速回転により搗精の高効率化を実現するとともに、逆方向に移送する精米突条(22)により米粒を精米室(20)の中間部に押し戻そうとする作用が生じ、これにより、高速回転のみしたときの米粒どうしが高速で擦れ合って滑るという発熱ロスを防止し得て、さらに、精白室(20)での吸引静圧が高いことにより、米粒表面の糠切れ促進及び米粒の温度上昇の抑制が可能となる。以上の作用により、玄米は多孔壁除糠筒にこすりつけられたり、精米突条(22)により米粒を押し戻して搗精されたりすることで糠層が除去され、米粒表面の溝部に詰まった微細な糠粉等も同時に吸引除去される。そして、排出口(33)から取り出された米粒は、該米粒を水とともに攪拌して得た洗米水の濁度が40ppm以下という無洗米に仕上がっている。この無洗米は、精米工程を一回通すことで仕上げることができ、砕粒が発生することはほとんどなく、簡便に無洗米を製造することができる。一方、玄米投入ホッパー(3)と、揚穀機(4)と、精米機(6)と、石抜き機(7)と、除糠装置(8)とが連結配置されてコンパクトに一体化しており、スーパーや百貨店などの米の販売店舗であっても小さいスペースで設置することが可能になった。
なお、前記精米突条(22)は、そのリード角を22.5°〜30°の角度に形成するのが好ましく、この範囲を下回ると米粒を精米室(20)の中間部に押し戻そうとする作用が弱くなり、この範囲を上回ると米粒を精米室(20)の中間部に押し戻そうとする作用が強すぎて、精米室(20)内での米粒の詰まり現象が頻繁に起こってしまう。
図1は本発明の実施形態に係る石抜き精米機を示す斜視図であり、図2は同石抜き精米機を別の方向から見たときの斜視図であり、図3は同石抜き精米機からカバーを取り去ったときの玄米投入ホッパー、精米機及び石抜き機等の配管を示す概略図であり、図4は同石抜き精米機の内部構造を示す縦断面図である。
図1乃至図4において、石抜き精米機本体1は、台部2bをヒンジ部2aによって回動させて折り畳み可能に形成した玄米袋の載置台2と、玄米を受け入れるための角錐状の玄米投入ホッパー3と、玄米投入ホッパー3底部に設けられた投入口(図示せず)を開口させるシャッター3aと、該シャッター3aの開放により玄米投入ホッパー3内の玄米を揚穀する揚穀機4と、揚穀された玄米を一時待機させる貯留タンク5と、貯留タンク5から供給される玄米を、精白米又は無洗米に精白する精米機6と、精白された精白米中又は無洗米中に混在する石、ガラス等の異物を選別・除去する石抜き機7と、前記精米機6で発生する糠粉をサイクロンコレクターに吸引させ、該サイクロンコレクターの下部に設けたロータリーバルブから糠を排出する構成の除糠装置8とを備えている。また、本実施形態の石抜き精米機1は、コインタイマー等(図示せず)を電気的に接続してコインの投入により揚穀機4、精米機6、石抜き機7、及び除糠装置8の各モータが所定時間駆動されるように構成し、利用者が玄米を持ち込んで各自で精米を行う無人精米施設に適用することもできる。
図3に示すように、精米機6には、その上方に揚穀機4により揚穀された玄米を一時待機させる貯留タンク5が載置される一方、精米機6の前面には精白室内の調圧ダイヤル9、穀粒供給シャッター10用のノブ10a、操作パネル11及び精品排出樋12が設けられている。該精品排出樋12は二方向切換弁13を介して石抜き機投入樋14と玄米戻し樋15とに分岐されており、玄米戻し樋15によって精米初期及び精米終期に生じるムラ搗き米を再搗精することができる。
石抜き機7は、内部に送風ファンが内装された箱形の機枠7と、該機枠7に対して揺動可能に支持された多孔選別板からなる選別ケース7bとから主要部が構成され、前記機枠7の揺り上げ側には石屑を排出する石抜き樋7cが、揺り下げ側には精品を排出する精品排出樋7dがそれぞれ設けられている。符号7eは石抜き樋7cからの石屑や選別ケース5b上に溜まった残留米を回収するための石・残留米回収箱であり、符号7fは選別ケース7bの多孔選別板を通過した砕米を回収するための砕米回収箱である。なお、符号Sは精品を袋詰めするための紙袋であり、符号Nは除糠サイクロン8aからの糠を袋詰めするための紙袋である。
図4は石抜き精米機の内部構造を示すため、図3のA−A’を破断した縦断面図である。精米機6は、図4に示すように、貯留タンク5と連通するホッパー16と、前記穀粒供給シャッター10下方に設けられた供給路17と、送穀室18と、送穀ロール19と、精白室20と、精白ロール21とを備えており、ホッパー16に供給された玄米が送穀室18へ供給され、この送穀室18内の玄米を送穀室18内の送穀ロール19によって精白室20へと移送し、この精白室20の排出口33をバネ34の付勢力によって押圧する抵抗蓋35、及び精白室20内で回転する精白ロール21によって玄米を攪拌しながら搗精圧力をかけて糠層を除去する構成である。精白ロール21の表面には、精白筒20内の長手方向において、前記送穀ロール19による穀粒の移送とは逆方向に移送する精米突条22が形成される(図4に示す精白ロール21の例では、送穀ロール19のリード角とは逆方向であり、リード角を約22.5°〜30°に形成した突条としている。)。
前記供給路17内には、該供給路17内の流路幅を調整する流量調整シャッター23が設けられており、ホッパー16に供給された玄米を一定流量で安定的に送穀室18へ供給することができる。前記送穀室18は、横軸24と同軸上の円筒25によって構成されている。
前記精白室20は、多孔板又は網体によって形成される多孔壁除糠筒26によって構成され、該多孔壁除糠筒26の一端を円筒25のフランジ25aにより固定し、他端を排出口を形成するフランジ33aにより固定する。そして、前記精白ロール21及び送穀ロール19は、主軸24に軸装されており、その軸端部に軸着した回転プーリ27と、回転用モータ28に軸着したモータプーリ29との間に巻回されたベルト30によって、主軸24が毎分1800回以上の回転数で回転するように構成されている。符号31はテンションプーリである。なお、前記主軸24を中空状するとともに、精白ロール21の突条22に沿って穿孔した噴風溝32を設け、主軸24から噴風溝32を介して精白室20内に除糠用の噴風を送給する構成としてもよい。
前記精白室20の排出口33は、バネ34の付勢力によって押圧する抵抗蓋35を設ける。該抵抗蓋35には、機壁の外方に延びる連結棒36が連結され、該連結棒36の中間部には前記バネ34が嵌装され、前記調圧ダイヤル9の回転に伴って連結棒36が左右に摺動してバネ34の付勢力の強弱が調整できる構成となっている。
符号37は除糠室38を形成する集糠樋であり、集糠管39を介して図3に示す除糠サイクロン8aの糠吸入口8bに連絡している。また、図3に示す除糠サイクロン8aは、該サイクロン8a下流の排気管8c側に吸引排風機8dを設け、サイクロン8a下部にロータリーバルブ8eを設けた構成である。吸引排風機8dとしては、精白室20での吸引静圧が約500Pa(5×10−3気圧)程度となる大型の吸引ファンを採用するのが好ましい。これにより、精白室20においては、米粒表面の糠切れの向上及び米粒の温度上昇抑制の効果があり、除糠装置8においては、排風機8d内への糠の付着防止や、ロータリーバルブ8eによる間欠的な糠排出による糠の飛散防止の効果がある。符号8fはバルブモータであり、符号8gは糠排出樋である。また、除糠サイクロン8aは、図2及び図3に示すように、カバーから突出した回動レバー8hが設けられおり、該レバー8hを摺動することにより、除糠サイクロン8aが支点8iを中心に回動され、ロータリーバルブ8e下方の糠排出樋8gを第一糠受袋N1直上又は第二糠受袋N2直上に移動可能な構成となっている。
以下、上記構成における作用を説明する。石抜き精米機の利用者が原料となる玄米を玄米投入ホッパー3内に投入するとともに、あらかじめ玄米戻し樋15側に二方向切換弁13を切換え、調圧ダイヤル9を「0」にセットしておく。次いで、精米に必要な所定金額を図示しないコインタイマーに投入すると、操作パネル11が操作可能となり、この状態で運転スイッチをオンすると石抜き精米機1の各駆動部が所定時間駆動することになる。これにより、玄米投入ホッパー3内の玄米は揚穀機4により揚穀され、貯留タンク5を介して下方の精米機6に供給される。精米機6では、穀粒供給シャッター10のノブ10aを引いてシャッター10を開き、前記調圧ダイヤル9を所望の位置にセットし直す。玄米は、供給路17であらかじめ調整した流量調整シャッター22よって一定流量で安定的に送穀室18へ供給されることになる。
送穀室18へ供給された玄米は、送穀ロール19の回転作用によって精白室20に送り込まれ、この精白室20の排出口28を押圧する抵抗蓋37、及び精白室20内で回転する精白ロール21によって玄米を攪拌しながら搗精圧力をかけて糠層を除去し、精米が行われる。この際、精白室20内で回転する精白ロール21は、毎分1800回以上の回転数で回転され、かつ、精白ロールの表面は、穀粒の移送方向とは逆方向に移送する精米突条22が形成され、しかも、精白室20での吸引静圧が約500Pa程度に維持されているから、精白ロール21の高速回転により精米の高効率化を実現するとともに、逆方向にねじった精米突条22により米粒を精米室20の中間部に押し戻そうとする作用が生じ、これにより、高速回転による米粒どうしが高速で擦れ合って滑るという発熱ロスを防止し得て、さらには、精白室20での吸引静圧が高いことにより、米粒表面の糠切れ促進及び米粒の温度上昇の抑制が可能となる。
以上の作用により、玄米は多孔壁除糠筒26にこすりつけられたり、精米突条22により米粒を押し戻して搗精されたりすることで糠層が除去されるとともに、米粒表面の溝部に詰まった微細な糠粉等も同時に吸引除去される。そして、排出口33及び精品排出樋12から取り出された米粒は、該米粒を水とともに攪拌して得られる洗米水の濁度が40ppm以下という基準の無洗米に仕上がっている。一方、精米室20で除去された糠は、除糠室38から集糠管37を介して除糠サイクロン8aに集糠された後、除糠サイクロン8a下部のロータリーバルブ8eを介して紙袋Nに回収されることになる。
洗米水の濁度とは、水と共に試料米を攪拌して得られる洗米水の濁度の測定値であり、一例をあげると、精米試料20gを三角フラスコに入れ、200mlの水を注ぎ、ゴム栓をして振とう器(ヤマト科学(株)製 形式SA−31A等)により10分間振とう(144〜150サイクル/分)する。得た洗米水50mlを10倍に希釈して濁度計(野田通信社製 型式M−204等)で3回測定する。その平均値が濁度である。
精米機6における搗精初期は精白室20内の圧力が低いためムラ搗きになりやすく、二方向切換弁13、玄米戻し樋15、玄米投入ホッパー3、揚穀機4、貯留タンク5を介して精米機6に返還され、再搗精されることになる。そして、利用者が目視により所望の白度(又は濁度)に達したと判断すれば、二方向切換弁13を石抜き機投入樋14側に切換えて石抜き作業が開始される。
精米機6から排出された白米又は無洗米とこれらに混入する石屑との混合粒は、石抜き機7の選別ケース7b上に供給され、白米は精品排出樋7dから排出されて紙袋Sに袋詰めされるとともに、石屑は揺り上げ側に寄せられて石抜き樋7cから排出されることになる。また、選別ケース7b上に溜まった残留米は石・残留米回収箱7eに、選別ケース7bの多孔選別板を通過した砕米は砕米回収箱7fにそれぞれ回収されることになる。
以上のように精米処理および無洗米加工処理が行われるのであるが、本発明の石抜き精米機1では、精米工程を一回通すことで砕粒が発生するおそれはほとんどなく、簡便に無洗米を製造することができる。しかも、載置台2と、玄米投入ホッパー3と、揚穀機4と、貯留タンク5と、精米機6と、石抜き機7と、除糠装置8とがコンパクトに一体化しており、スーパーや百貨店などの米の販売店舗であっても小さいスペースで設置することができる。
符号41は貯留タンク5に設けたオーバーフロー樋であり、タンク5が玄米で満杯になった場合に玄米投入ホッパー3へ還元することができる。また、精米の終了時は、二方向切換弁13を再度玄米戻し樋15側に切換え、精米終期に生じるムラ搗き米を再搗精するように作業するとよい。
本発明の実施形態に係る石抜き精米機を示す斜視図である 同石抜き精米機を別の方向から見たときの斜視図である。 同石抜き精米機からカバーを取り去ったときの玄米投入ホッパー、精米機及び石抜き機等の配管を示す概略図である。 同石抜き精米機の内部構造を示す縦断面図である。
符号の説明
1 石抜き精米機本体
2 載置台
3 玄米投入ホッパー
4 揚穀機
5 貯留タンク
6 精米機
7 石抜き機
8 除糠装置
9 調圧ダイヤル
10 穀粒供給シャッター
11 操作パネル
12 精品排出樋
13 二方向切換弁
14 石抜き機投入樋
15 玄米戻し樋
16 ホッパー
17 供給路
18 送穀室
19 送穀ロール
20 精白室
21 精白ロール
22 精米突条
23 流量調整シャッター
24 主軸
25 円筒
26 多孔壁除糠筒
27 回転プーリ
28 回転用モータ
29 モータプーリ
30 ベルト
31 テンションプーリ
32 噴風溝
33 排出口
34 バネ
35 抵抗蓋
36 連結棒
37 集糠樋
38 除糠室
39 集糠管
40 開口部
41 オーバーフロー樋

Claims (1)

  1. 玄米投入ホッパー(3)と、前記玄米投入ホッパー(3)の前方に配置される袋載置台(2)と、前記玄米投入ホッパー(3)の後方に配置され、前記玄米投入ホッパー(3)に投入された玄米を揚穀する揚穀機(4)と、前記玄米投入ホッパー(3)及び揚穀機(4)の側方に配置され、前記揚穀機(4)によって供給された玄米を搗精する精米機(6)と、前記精米機(6)の前記玄米投入ホッパー(3)及び揚穀機(4)が配置される側方と反対の側方に配置され、前記精米機(6)で発生した糠を回収する除糠装置(8)と、前記玄米投入ホッパー(3)の側方であって前記精米機(6)及び除糠装置(8)の前方に配置され、搗精処理された米粒中に混入する石屑などの異物を選別・除去する石抜き機(7)とを一体的に連結配置し、前記除糠装置(8)の下方には該除糠装置(8)から糠を排出する糠排出樋(8g)を設けるとともに、前記糠排出樋(8g)の前方であって前記石抜き機(7)の側方には該石抜き機(7)により選別される精品を排出する精品排出樋(7d)を設けてなり、
    前記精米機(6)には、玄米の供給を受ける玄米供給路(17)と、該玄米供給路(17)を開閉する穀粒供給シャッター(10)と、前記玄米供給路(17)と連通する送穀室(18)及び多孔壁除糠筒(26)により構成される精白室(20)と、該精白室(20)の排出口(33)を押圧する抵抗蓋(35)とを備え、前記精白室(20)の排出口(33)から取り出される米粒が、該米粒を水とともに攪拌して得た洗米水の濁度が40ppm以下の無洗米に仕上がるよう、前記送穀室(18)内に前記精白室(20)へ玄米を移送する送穀ロール(19)、前記精白室(20)内に前記送穀ロール(19)による移送と逆方向に前記玄米を移送するリード角が22.5°〜30°からなる精米突条(22)を形成した精白ロール(21)、をそれぞれ同一軸上で毎分1800回転以上の回転数で回転させるように軸装し、さらに、前記除糠装置(8)に、前記精白室(20)での吸引静圧が500Paとなる吸引排風機(8d)を設置したことを特徴とする石抜き精米機。
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