JP3378937B2 - 石抜機の自動停止装置 - Google Patents

石抜機の自動停止装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、精米機に連結さ
れる石抜機の自動停止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】精米機により精白された穀粒中には石や
金属などの異物が混入していることがある。そこで、こ
の異物を除去するため石抜機が用いられる。
【0003】従来の精米機は、自動停止手段を有し、例
えば、ホッパから玄米が精白室に落下しなくなると、光
センサがオンし、自動的に精米機モータのスイッチが切
れ、運転が停止する。石抜機は、自動停止装置が備えら
れていないので、作業員が作業の開始時にスイッチをオ
ンし、又、作業終了時にスイッチをオフにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の石抜機は、自動
停止装置が備えられていないので、作業者が石抜作業を
監視し、その終了を確認した時にスイッチをオフにしな
ければならない。そのため、精米作業から石抜作業まで
の一連の作業を完全に自動化し、無人化することはでき
ない。
【0005】この発明は上記事情に鑑み、石抜機の自動
停止装置を提供することを目的とする。
【0006】
【問題を解決するための手段】この発明は、精米機モー
タと自動停止手段とを有する精米機に、外付けで連結さ
れ、かつ石抜機モータと選別多孔板とを具備している石
抜機であって;前記選別多孔板を精米機白米出口の下方
に傾斜させて支持するファンケースと;前記選別多孔板
の上面に長手方向に伸び、石抜部と揚穀部とに分離する
中仕切と;前記選別多孔板の下端側に設けられ、前記石
抜部と揚穀部とを連通させる連通路と;該揚穀部の上端
に設けられた白米出口と;該石抜部の上端に設けられた
石出口と; 該精米機モータに供給される電流値を検出
する電流検出器と;該電流検出器のエッジを検出するエ
ッジ検出器と;該エッジ検出器の検出エッジにより該石
抜機モータを制御するモータ制御器と;を備えているこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明者は、精米機と連動して石
抜機を停止させるため、種々実験し研究を重ねた。その
結果、精米機の運転監視手段より精米機の運転を監視
し、該運転監視手段が精米機の運転停止を検出した時、
モータ制御器により石抜機モータの運転を停止せしめる
ようにした。また、電流検出器により精米機モータに供
給される電流値を検出し、該電流検出器の出力をエッジ
検出器に入力して立ち下がりエッジを検出するととも
に、該立ち下がりエッジを検出したときにモータ制御器
が石抜機モータを停止させるようにした。
【0008】このエッジ検出器として、例えば、R−S
フリップフロップ回路やロジックIC、等が用いられ、
又、モータ制御器として機械式リレーや半導体スイッチ
等が用いられる。
【0009】なお、エッジ検出器を備えている場合には
石抜機電源スイッチをオンするだけで、石抜機のみを単
独に運転できるが、該エッジ検出器を備えていない場合
には、自動停止運転と手動運転とを切り替える切替スイ
ッチを設け、この切替スイッチを手動運転に入れると、
精米機と無関係に運転できる。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を図1〜図5により説明す
る。精米機1には、図示しない精白ロールと、該精白ロ
ールを駆動せしめる精米機モータと、が内蔵されてい
る。該精米機1の上部のホッパは上蓋4により覆われて
いる。
【0011】該精米機1の側壁には、糠取用サイクロン
3が設けられ、又、その正面には精米機電源スイッチ
5、精米度調整ダイヤル6、精米機白米出口7、が設け
られている。
【0012】精米機白米出口7は、石抜機8の選別多孔
板21上に臨んでいる。この選別多孔板21は、ファン
を内蔵するファンケースの上部に傾斜して設けられてい
る。
【0013】該多孔板21には、図3に示すように、傾
斜突起25が千鳥状に配設されている。この多孔板21
の上面は長手方向に伸びる中仕切24により石抜部26
と揚穀部27に分離されている。
【0014】該多孔板21の下端側には、前記両部2
6、27を連通せしめる連通路28が設けられている。
該揚穀部27の上端には白米出口29が設けられ、又、
石抜部26の上端には石出口30が設けられている。前
記多孔板21の周縁は、白米出口29、石出口30を除
いて落下防止板31に囲まれている。なお、多孔板21
は図示しないクランク等の揺動装置に連結されている。
【0015】なお、2は精米機用コンセント12に着脱
される精米機電源プラグ、9は石抜機電源スイッチ、1
1は商用電源10に着脱される石抜機電源プラグ、をそ
れぞれ示す。
【0016】図1に示すように、石抜機8の自動停止装
置では、商用電源10から図示しない精米機モータに供
給される電流値を電流検出器13により検出している。
電流検出器13は、エッジ検出器14を介してモータ制
御器15に接続されている。このモータ制御器15は石
抜機モータ16及び石抜機電源プラグ11を介して商用
電源10に接続されている。
【0017】エッジ検出器14は、電流検出器13のエ
ッジを検出するもので、レベル変化が無い限り常に一定
のレベルを維持する。この検出器14として、例えば、
図3に示すナンドゲートを用いたR−Sフロップフリッ
プ回路が用いられる。
【0018】図3において、17はバッファ、18、1
9はコンデンサ、20,22は抵抗、32、33はナン
ドゲート、を示す。なお、コンデンサ18と抵抗20と
は微分回路を構成し、又、コンデンサ19と抵抗22と
は積分回路を構成する。
【0019】このエッジ検出器14について簡単に説明
する。電源が投入されるとナンド32の1番ピンP
1は、抵抗20により即座にV+電位になる。
【0020】ナンドゲート33の5番ピンP5は抵抗2
2及びコンデンサ19による積分器が挿入されているた
め、V+になるまでに時間的に遅れが生じる。そのた
め、3番ピンP3はLに、又、6番ピンP6はHにリセッ
トされる。この時、INがHであってもLであってもバ
ッファ17の出力はコンデンサ18にカットされている
ため影響を受けることはない。
【0021】また、バッファ17の立ち上がり動作時、
コンデンサ18、抵抗20による微分器が挿入されてい
るため、一番ピンP1はV+よりも一瞬上昇するが、フリ
ップフロップの動作には影響がない。
【0022】バッファ17が立ち下がり動作時、コンデ
ンサ18、抵抗20による微分器出力は一瞬0V付近ま
で下降する。ナンドゲート32の三番ピンP3はHとな
り、OUTはLとなる。フリップフロップは一瞬でも状
態が反転するとその状態を維持するのでOUTはLレベ
ルに固定される。
【0023】次に、本実施例の作動について説明する。
精米機電源プラグ2をコンセント12に差し込み、石抜
機電源プラグ11を商用電源10に差し込む。そして、
精米機1の上蓋4を開け穀粒、例えば、玄米をホッパに
投入する。
【0024】精米機電源スイッチ5をオンするととも
に、石抜機電源スイッチ9をオンにする。そうすると、
精米機モータに電源が供給され精白ローラが回転して精
白作業が開始されるとともに、精米機白米出口7から白
米が石抜機8上に落下する。
【0025】この時、石抜機8の多孔板21は傾斜方向
1に揺動し、近接する傾斜突起25間のスリット状の
穴から選択風が吹き上げ、白米を浮上させる。
【0026】そして、白米より比重が大きい石、金属な
どの異物は、傾斜突起25により上方に移動させられ、
石抜部26の上端の石出口30から排出される。
【0027】白米は、下方に流下し石抜部の下端部26
aに到達した後、矢印A8方向に流れを変え、連通路2
8を通って揚穀部27の下端部27aに移動する。
【0028】揚穀部27の下端部27aに移動した白米
は、傾斜突起25及びスリット状の穴から選別風により
押し上げられながら効率良く上昇し、白米出口29に到
達する。
【0029】白米出口29に到達した白米は、白米受箱
に落下する。この白米出口29の位置は精米機1の白米
出口7と略同じなので規定容量の白米受箱を使用でき
る。
【0030】この時、電流検出器13は、精米機モータ
に供給される電流値を検出し、その検出値をエッジ検出
器14に送出している。
【0031】ホッパ内の玄米が無くなると、精米機1は
自動停止手段が働いて運転が停止する。そうすると、電
流検出器13の電流値は零となるので、エッジ検出器1
4は立ち下がりエッジを検出し、モータ制御器15に送
出する。モータ制御器15は前記立ち下がりエッジが入
力されると、石抜機モータ16の運転を停止させる。
【0032】次に、石抜機8を起動し、その後精米機1
を起動する場合について説明する。石抜機8の電源スイ
ッチ9をオンにし、リセットすると、エッジ検出器の出
力はHとなるので、精米機1の状態には無関係に石抜機
8の運転は開始する。
【0033】石抜機8の運転中に精米機1の電源スイッ
チ5をオンして精米機1の運転を開始する。
【0034】精米作業が終了し、精米機1が自動停止す
ると、前述の要領でエッジ検出器14が立ち下がりエッ
ジを検出し、モータ制御器15は石抜機モータ16の運
転を停止させる。
【0035】更に、精米機1を運転せずに、石抜機8の
みを起動し停止する場合について説明する。エッジ検出
器を備えている場合には、石抜機電源スイッチ9をオン
にするだけで良い。該エッジ検出器が設けられていない
場合には、図示しない切替スイッチを操作して、自動停
止運転を手動運転に切り替える。そして石抜機電源スイ
ッチ9をオンにすると、石抜機モータ16が起動し石抜
機8が運転を開始し、また、該スイッチ9を切ると石抜
機モータ16が停止し石抜機8の運転が停止する。
【0036】この発明の実施例は上記に限定されるもの
ではなく、例えば、石抜機を精米機と連動する様に構成
し、該精米機の運転監視手段により精米機の運転を監視
し、該運転監視手段が精米機の運転停止を検出したと
き、モータ制御器により自動的に石抜機モータの運転を
停止させても良い。この精米機の運転監視手段として、
例えば、精米機の自動停止装置が用いられる。この装置
は、ホッパと精白室とを連結する落下樋に貫通型光セン
サを設け、該光センサにより該ホッパから落下する穀粒
を監視し、該穀粒が落下しなくなったことを検出した時
に、精米機モータを停止させるものである。前記モータ
制御器は前記精米機の運転監視手段が精米機の運転停止
を検出し、運転停止の信号を送出したときに石抜機モー
タの運転を自動的に停止させる。
【0037】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したの
で、精米機の運転が停止すると、石抜機は自動的に停止
する。そのため、作業者は石抜作業が終わるまで監視し
ている必要がないので、手放し運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図3】エッジ検出器を示す図である。
【図4】石抜機の要部を示す平面図である。
【符号の説明】 1 精米機 2 精米機電源プラグ 5 精米機電源スイッチ 8 石抜機 9 石抜機電源スイッチ 11 石抜機電源プラグ 13 電流検出器 14 エッジ検出器 15 モータ制御器 16 石抜機モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−124486(JP,A) 特開 平4−29755(JP,A) 特開 昭54−130349(JP,A) 特開 平3−138706(JP,A) 特開 平8−117624(JP,A) 特開 平8−71435(JP,A) 特開 平5−237405(JP,A) 特開 平11−114434(JP,A) 特開 平4−97402(JP,A) 特開 平9−9483(JP,A) 特開 平3−26105(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02B 1/00 - 7/02 G05B 19/417

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精米機モータと自動停止手段とを有する精
    米機に、外付けで連結され、かつ石抜機モータと選別多
    孔板とを具備している石抜機であって;前記選別多孔板を精米機白米出口の下方に傾斜させて支
    持するファンケースと; 前記選別多孔板の上面に長手方向に伸び、石抜部と揚穀
    部とに分離する中仕切と; 前記選別多孔板の下端側に設けられ、前記石抜部と揚穀
    部とを連通させる連通路と; 該揚穀部の上端に設けられた白米出口と; 該石抜部の上端に設けられた石出口と; 該精米機モータに供給される電流値を検出する電流検出
    器と; 該電流検出器のエッジを検出するエッジ検出器と; 該エッジ検出器の検出エッジにより該石抜機モータを制
    御するモータ制御器と; を備えていることを特徴とする石抜機の自動停止装置。
  2. 【請求項2】精米機が、精米機電源スイッチを備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の石抜機の自動停止装
    置。
  3. 【請求項3】石抜機が、石抜機電源スイッチを備えてい
    ことを特徴とする請求項1記載の石抜機の自動停止装
    置。
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