JP5421758B2 - 車両用隔壁 - Google Patents
車両用隔壁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5421758B2 JP5421758B2 JP2009282924A JP2009282924A JP5421758B2 JP 5421758 B2 JP5421758 B2 JP 5421758B2 JP 2009282924 A JP2009282924 A JP 2009282924A JP 2009282924 A JP2009282924 A JP 2009282924A JP 5421758 B2 JP5421758 B2 JP 5421758B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- vehicle
- hole
- wall portion
- disposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
また、ビードが壁部に一体的に形成されることにより、壁部自体の剛性を高めることができる。したがって、車両用隔壁を前方に傾倒させたとき、壁部の後面に荷物を載置することが可能になる。
つまり、本発明によれば、好適な剛性を確保しつつ、吸音性能を向上させることができる。
以下の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、本実施形態では、前後上下左右は、車両Vを基準とし、また、車幅方向と左右方向とは同義である。
図1に示すように、本実施形態の車両用隔壁1は、荷物を載置可能な台座部Pに対して前後方向に傾倒自在に取り付けられており、室内Rを仕切る役割を果たす。本実施形態では、荷室CRと荷室LRとを仕切る車両用隔壁1を例にして説明する。
なお、車両用隔壁1は、その前面が台座部Pの上面に重なるように傾倒されることで(図1中の二点鎖線参照)、荷室CRと荷室LRとを連通して荷室スペースを拡大するとともに、荷物を載置する役割も果たす。また、図2に示すように、台座部Pの上部には、収納部P1が下方に窪んで形成されている。
車両用隔壁1は、図2乃至図4に示すように、その外観(外装)を構成するカバー2と、前記カバー2の後面に接合される表皮材3と、前記カバー2の内部に配置される吸音材4(図4参照)と、を主に備えている。
なお、ロック装置9は、フロントカバー21に取着され、図示しないワイヤ部材(連結部材)を介して、カバー2の上端中央部に設けられた持ち手10に連結されている。すなわち、本実施形態では、車両用隔壁1が荷室CRと荷室LRとを仕切っている状態で、ロック装置9がストライカーに係合されることにより、車両用隔壁1が台座部Pに対して傾倒しないように固定され、この状態から持ち手10を引くことで、ロック装置9とストライカーとの係合状態が解除され、車両用隔壁1を前方に傾倒できるように構成されている。
また、ビード23が縦横に配設され、リアカバー22に一体的に形成されることにより、リアカバー22自体の剛性を高めることができる。特に、本実施形態では、ビード23が透孔25を囲むように形成されているため、透孔25の周囲の剛性を好適に確保することができる。したがって、車両用隔壁1を台座部Pの上面に傾倒させたとき、リアカバー22の後面に荷物を載置することが可能になる。
つまり、本実施形態に係る車両用隔壁1によれば、好適な剛性を確保しつつ、吸音性能を向上させることができる。
本実施形態では、荷室CRと荷室LRとを仕切る車両用隔壁1に本発明を適用しているが、これに限定されることなく、例えば、車室(居室)と荷室とを仕切る車両用隔壁に本発明を適用してもよいし、車室内を仕切る車両用隔壁に本発明を適用しても構わない。
2 カバー
21 フロントカバー
21a 下縁部
22 リアカバー(壁部)
22a 下縁部
23 ビード
23a 縦ビード
23b 横ビード
24 ブロック部
25 透孔
26 孔部
27 排出部
3 表皮材
4 吸音材
5 フレーム
51 上部パイプフレーム
52 下部パイプフレーム
6 ワイヤ
7 ベルト
8 補助ワイヤ
9 ロック装置
10 持ち手
11 第1邪魔部材
12 第2邪魔部材
V 車両
R 室内
CR 荷室
LR 荷室
P 台座部
P1 収納部
Claims (5)
- 車両の室内を仕切る車両用隔壁であって、
外観を構成するカバーと、
前記カバーの内部に配置された吸音材と、
前記カバーの内部に配置されたワイヤと、を備え、
前記カバーは、壁部と、前記壁部に一体的に形成されたビードと、前記壁部に前後方向に貫通して形成された複数の透孔と、を有し、
前記ワイヤは、前記壁部に対し前方に離間して配置され、
前記吸音材は、前記各透孔の前側開口端を覆うように前記壁部の前側に配置されるとともに、前記壁部と前記ワイヤとの間に配置されていることを特徴とする車両用隔壁。 - 前記ビードは、前記各透孔を囲むように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用隔壁。
- 前記壁部の後方には、騒音を発生する装置が配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用隔壁。
- 前記車両用隔壁は、前後方向に傾倒自在であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両用隔壁。
- 前記カバーの底部には、前記カバーの外部と内部とを連通する排出部が形成され、
前記カバーのうち前記排出部より上方に位置する部分には、前記カバーの外部と内部とを連通し且つロック装置が臨む孔部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の車両用隔壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009282924A JP5421758B2 (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 車両用隔壁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009282924A JP5421758B2 (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 車両用隔壁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011121549A JP2011121549A (ja) | 2011-06-23 |
JP5421758B2 true JP5421758B2 (ja) | 2014-02-19 |
Family
ID=44285877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009282924A Expired - Fee Related JP5421758B2 (ja) | 2009-12-14 | 2009-12-14 | 車両用隔壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5421758B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013144483A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Toyota Motor Corp | パネル部品 |
KR20210035889A (ko) * | 2018-09-07 | 2021-04-01 | 엠티-텍 고도카이샤 | 차량용 흡음재 |
WO2020049798A1 (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-12 | MT-Tec合同会社 | 車両用吸音材 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3828988B2 (ja) * | 1997-06-12 | 2006-10-04 | 株式会社豊田自動織機 | 産業車両用シートの付属ポケット |
JP4406871B2 (ja) * | 2004-03-08 | 2010-02-03 | マツダ株式会社 | 自動車の吸音構造 |
JP4533823B2 (ja) * | 2005-08-25 | 2010-09-01 | 株式会社林技術研究所 | 自動車用吸音構造体 |
JP2007283945A (ja) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Delta Kogyo Co Ltd | 車両用シートバックのロック構造 |
JP5151224B2 (ja) * | 2007-04-13 | 2013-02-27 | トヨタ紡織株式会社 | シートバックの背面構造 |
JP2009096354A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用シートフレーム及びその製造方法 |
-
2009
- 2009-12-14 JP JP2009282924A patent/JP5421758B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011121549A (ja) | 2011-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6394718B2 (ja) | 車両の側部車体構造 | |
JP6460135B2 (ja) | 車両の側部車体構造 | |
JP6689911B2 (ja) | 車体下部構造体 | |
JP6040644B2 (ja) | 車両の側部車体構造 | |
JP7006756B2 (ja) | 車室構造 | |
JP5562009B2 (ja) | カーテンエアバッグ展開補助部材の車両への取付け構造 | |
JP5421758B2 (ja) | 車両用隔壁 | |
JP6187495B2 (ja) | 車両用アッパバックパネル構造 | |
JP5880352B2 (ja) | 自動車の後部遮音構造 | |
JP6597670B2 (ja) | 車両の側部車体構造 | |
JP2008162549A (ja) | 防音構造 | |
JP6645455B2 (ja) | 車両の側部車体構造 | |
KR20110000431A (ko) | 자동차의 대쉬패널 | |
JP2009132302A (ja) | 自動車のリヤドア構造 | |
JP2008110634A (ja) | 車両の下部車体構造 | |
JP4914483B2 (ja) | 隔壁構造 | |
JP2004237766A (ja) | 車両のガス燃料タンク取付構造 | |
JP4848857B2 (ja) | 自動車の車室フロア | |
JP6094529B2 (ja) | 自動車の後部下側の構造 | |
JP5904059B2 (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JPH0550952A (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JP2014084015A (ja) | 自動車の車室後部遮音構造 | |
JP7338231B2 (ja) | 電動車両の下部車体構造 | |
JP2996038B2 (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JP5251368B2 (ja) | 車体の上部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130326 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130328 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131122 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5421758 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |