JP5419456B2 - モノシランの連続的製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、高純度のシリコンエピタキシーや太陽電池のアモルファスシリコンなどの原料として近年需要が増大しているモノシランの連続的製造方法に関する。
モノシランの製造方法としては、第3級アミンの塩酸塩を触媒として、トリクロロシランなどの水素化塩化珪素を不均化反応させてモノシランガスを製造する方法が知られている(特許文献1、特許文献2)。
また、反応塔に固体触媒を充填し、ジクロロシランを不均化反応させてモノシランガスを製造する方法が知られている(特許文献3)。しかしながら、モノシランへの転換反応は平衡反応のために、平衡転換率は、従来10〜18%と必ずしも高くなく、所望の生産量を得るためには、大型の装置を必要とされていた。
特公昭64−3804号公報 特公昭63−33422号公報 特許第2648615号公報
本発明者らは、簡便かつ効率良く、また、原料である、トリクロロシラン及びジクロロシランからのモノシランへの生成量(同じ反応能力を有する装置を用いた場合の時間あたりの生成量)が大きいモノシランの連続的製造方法を提供するものである。
本発明は、以下を要旨とするものである。
1.反応塔と、該反応塔の頂部に直列に連結された還流液供給導管付の複数の上段凝縮器と、該反応塔の底部リボイラーと、該反応塔の底部に連結された蒸発槽と、を有するモノシラン製造装置を用い、
前記反応塔の中段部にトリクロロシラン及びジクロロシランの少なくとも一方を供給し、前記反応塔の上段部に触媒として第3級脂肪族炭化水素置換アミン及び第3級脂肪族炭化水素置換アミンの塩酸塩の少なくとも一方を供給し、前記反応塔の頂部よりモノシラン、モノクロロシラン、ジクロロシラン及びトリクロロシランを含む生成混合物を前記複数の上段凝縮器に導入し、上段凝縮器にて50〜−50℃の温度でモノクロロシラン、ジクロロシラン及びトリクロロシランを含む凝縮液からモノシランを分離し、分離した凝縮液を前記還流液供給導管により反応塔の上段部に戻し、前記反応塔内で触媒と接触せしめ、前記反応塔の底部よりテトラクロロシラン及び触媒を含む底部回収液を取得して前記蒸発槽に導入し、前記蒸発槽の底部から回収した触媒を前記反応塔に戻すことを特徴とするモノシランの連続的製造方法。
2.前記上段凝縮器の数が2〜5であり、かつ反応塔から数えてi番目(iは1以上の整数)の凝縮器の凝縮液の温度をTとし、i+1個目の上段凝縮器の凝縮液の温度をTi+1としたときに、T―Ti+1≧10℃である上記1に記載のモノシランの製造方法。
3.前記上段凝縮器の数が3又は4であり、かつT―Ti+1≧15℃である上記2に記載のモノシランの製造方法。
4.前記反応塔の底部リボイラーの温度が100〜150℃である、上記1〜3の何れか一項に記載のモノシランの製造方法。
5.前記反応塔の中段部に供給されるジクロロシランの量が、供給されるトリクロロシランとジクロロシランの合計に対して2〜100モル%である上記1〜4の何れか一項に記載のモノシランの製造方法。
6.前記反応塔の中段部にトリクロロシラン及びジクロロシランを供給し、かつ供給されるジクロロシランが、供給されるトリクロロシランと供給されるジクロロシランの合計に対して5〜50モル%である上記1〜5の何れか一項に記載のモノシランの製造方法。
7.前記底部回収液が、テトラクロロシランを前記底部回収液(ただし、前記触媒をのぞく)中に50〜100モル%含む上記1〜6の何れか一項に記載のモノシランの製造方法。
8.第3級脂肪族炭化水素置換アミンが下式(1)であり、第3級脂肪族炭化水素置換アミンの塩酸塩が下式(2)で示される上記1〜7の何れか一項に記載のモノシランの製造方法。

式(1) R
式(2) RNHCl

上記(式(1)及び式(2)中、R、R、Rは脂肪族炭化水素基、そのR、R及びRの各炭素数は2以上であり、R、R、Rはそれぞれ同種又は異種のものであってもよい。
本発明によれば、工業的に非常に有用なモノシランを簡便かつ効率良く連続的に製造することができる。
本発明の実施例1〜5並びに比較例3、4に用いる装置の一例を示す説明図である。 本発明の比較例1、2に用いる装置の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 : 反応塔
2 : 底部リボイラー
3 : 上段凝縮器
4 : 原料供給導管
5 : 上段凝縮器
6 : 上段凝縮器
7 : 調節弁
8 : 還流液供給導管
9 : 還流液供給導管
10: 還流液供給導管
11、28: ポンプ
12、29: 蒸発槽
13、20: 下段凝縮器
14、21、26: 貯槽
15、22: 補給管
原料としては、トリクロロシラン及びジクロロシランの少なくとも一方を使用する。ジクロロシランの量はトリクロロシランとジクロロシランの合計に対して2〜100モル%が好ましく、5〜50モル%がより好ましい。2モル%未満であるとモノシランの生産性が向上しないおそれがある。経済性の観点からジクロロシランが50モル%を越えない範囲がより好ましい。
触媒としては、第3級脂肪族炭化水素置換アミン及び第3級脂肪族炭化水素置換アミンの塩酸塩の少なくとも一方を用いる。それぞれ、下記式(1)及び式(2)で示される化合物を好適に用いることができる。

式(1) R
式(2) RNHCl

上式(1)及び式(2)中、R、R、Rは脂肪族炭化水素基、そのR、R及びRの各炭素数は2以上であり、また、R、R、Rはそれぞれ同種又は異種のものであってもよい。
第3級脂肪族炭化水素置換アミンとしては、例えば、トリ−n−オクチルアミン、トリ−n−ブチルアミン等が挙げられる。前記(1)及び式(2)において、脂肪族炭化水素基の各炭素数は2以上が好ましく、6〜15がより好ましい。脂肪族炭化水素基の炭素数が2未満だと触媒がトリクロロシランと接触して固形物になりやすくなるおそれがある。固形物になると、反応塔の段、充填物などを閉塞させ、円滑な連続運転ができなくなるおそれがある。
本発明において、上記の触媒を使って、トリクロロシラン、ジクロロシランと接触させると次の(1)、(2)、(3)の不均化反応式に従ってジクロロシラン、モノクロロシラン及びモノシランが生成する。

2SiHCl3 ⇔ SiCl4+SiH2Cl2 (1)
2SiH2Cl2 ⇔ SiHCl3+SiH3Cl (2)
2SiH3Cl ⇔ SiH2Cl2+SiH4 (3)
これら(1)、(2)及び(3)は平衡反応であるので、トリクロロシラン、ジクロロシランを出発物質として、反応時間を長くとっても最終生成物であるモノシランが100%生成することはできず、生成物中にモノシラン、モノクロロシラン、ジクロロシラン、トリクロロシラン及びテトラクロロシランの混在した状態となる。
生成した混合物からモノシランを分離し、残りの凝縮液を反応塔に戻すことにより、効率的にモノシランが得られる。更に、凝縮液は、触媒と接触するように反応塔上段部(反応塔の約2/3より上の領域)に戻す方が、転換率が向上し好ましい。凝縮液を反応塔中段部(反応塔の約1/3〜2/3の領域)に戻した場合、不均化反応は十分に進まずモノシランの収率の向上は低い。
第3級脂肪族炭化水素置換アミンとその塩酸塩との割合は、第3級脂肪族炭化水素置換アミン100〜0モル%、第3級脂肪族炭化水素置換アミンの塩酸塩0〜100モル%とするのが好ましい。なかでも、第3級脂肪族炭化水素置換アミンが好ましくは98〜50モル%、特に好ましくは98〜60モル%であり、また、第3級脂肪族炭化水素置換アミンの塩酸塩が好ましくは2〜50モル%、特に好ましくは2〜40モル%とするのが好適である。
後者の割合が2モル%未満では触媒作用が小さく、又40モル%を越えると反応中に塩酸が離脱し、次のような反応を生じ、モノシランを効率良く生成することはできない。

SiH4+HCl → SiH3Cl+H2 (4)
SiH3Cl+HCl → SiH2Cl2+H2 (5)
SiH2Cl2+HCl → SiHCl3+H2 (6)
SiHCl3+HCl → SiCl4+H2 (7)
反応塔は蒸留塔形式の反応塔であり、例えば、シーブトレイ又はバブルキャップトレイ等で仕切られた段塔、ラシヒリング又はボールリング等の充填物を充填した充填塔を好適に用いることができる。モノシランの生成は不均化反応を通じた液相反応であるので、液ホールドアップの大きい反応塔が好ましい。
反応塔内は反応と同時に蒸留による分離操作を行わせるので、塔頂部の温度は低く、塔底部の温度は高くなる。反応塔内に温度分布が生じるので、反応温度も一定ではないが、例えば、10〜150℃、好ましくは30〜120℃の範囲で行われる。反応温度が10℃未満であると反応温度が低く不均化反応が実質的に進行しないおそれがあり、150℃を超えると触媒の熱分解が生じやすいので好ましくない。反応は好ましくは沸騰状態で行われるので上記反応温度を保つために、ゲージ圧力は好ましくは
100〜2000kPaG程度になる。
塔底部の温度は、底部リボイラーにより制御されるが、反応塔に戻す必要のないテトラクロロシランを選択的に底部より回収することが好ましい。このため、底部リボイラーの温度は、100〜150℃が好ましく、より好ましくは90〜120℃である。底部リボイラーの温度を、100〜150℃とすることにより、前記底部回収液が、テトラクロロシランを前記底部回収液(ただし、前記触媒をのぞく)中に50〜100モル%含むこととなり好ましい。前記底部回収液が、テトラクロロシランを前記底部回収液(ただし、前記触媒をのぞく)中に60〜100モル%含むことがより好ましい。
反応により生成する混合物には、モノクロロシラン、ジクロロシラン及びトリクロロシランのクロロシラン類及びモノシラン類が含有されるが、本発明では、該混合物からモノシランを分離して取り出し、上記クロロシラン類は反応塔に戻す。混合物からモノシランの分離は、混合物を凝縮器にて凝縮させることにより行われるが、この凝縮は、凝縮液の温度が50〜−50℃の範囲で行われる。本発明において、この凝縮は、複数段に分けて実施される。
上記凝縮器における凝縮液の温度が50℃超では、ジクロロシラン、モノクロロシラン等のクロロシラン類とモノシランとの分離が不十分であり、反応塔に戻す凝縮液の量少なく、反応率が低下する。逆にかかる温度が−50℃未満では、モノシランを含む凝縮液が反応塔に戻ることになり、前記(4)の反応を生ずるため、反応率は低下する。なかでも、上記凝縮液の温度は好ましくは40〜−50℃、特に好ましくは40〜―45℃が好適である。
本発明は、反応塔の上段部に直列に連結された還流液供給導管付の複数の上段凝縮器を用い、温度50〜−50℃の凝縮液が反応塔に還流される。還流液供給導管付の上段凝縮器の数は、少なくとも2である。本発明では、凝縮器の数により、目的物のモノシランの生成量(1時間当りのモル生成量)が左右され、例えば、凝縮器の数が多過ぎてもモノシランの生成量は低下してしまう。本発明者の研究では経済性を考慮すると、凝縮器の数は2〜5が好ましく、3〜4がより好ましいことが判明した。隣り合う上段凝縮器の凝縮液の温度差は、還流液供給導管付の上段凝縮器の数により適切に設定される。
本発明では、反応塔の頂部から数えてi+1個目(iは1以上の整数)の上段凝縮器の凝縮液の温度をTとし、i+1個目の温度をTi+1としたとき、上段凝縮器の数が2〜5である場合は、T―Ti+1≧10℃であるのが好ましく、より好ましくは15〜100℃の範囲で、上段凝縮器の具体的な数によって決められる。また、上段凝縮器の数が3又は4である場合は、T―Ti+1≧15℃であるのが好ましく、より好ましくは20〜60℃の範囲で、上段凝縮器の具体的な数によって決められる。上段凝縮器における温度差が少なすぎると、モノシラン、モノクロロシラン、ジクロロシラン及びトリクロロシランを含む混合物からのモノシランの分離効率や収率が低下したり、モノクロロシラン、ジクロロシラン及びトリクロロシランの回収効率が低下する場合がある。
分離・回収したモノクロロシラン、ジクロロシラン及びトリクロロシランは、反応塔上段部に触媒と接触するように戻すのが好ましい。凝縮液を反応塔中段部に戻した場合、不均化反応は十分に進まず、モノシランの収率は向上しない。
図1は、本発明の実施例に用いる装置の一例を示す説明図である。
トリクロロシランとジクロロシランの混合物を原料供給導管4を通じて反応塔1の中段部(反応塔の約1/3〜2/3の領域)に供給する。反応塔1はステンレス製蒸留塔で、各トレイはシーブトレイである。反応塔1の頂部(上段トレイより上の領域)にはステンレス鋼製の上段凝縮器3、上段凝縮器5、上段凝縮器6を連続して設けており、ジャケットにそれぞれ冷却水、塩化カルシウム水溶液、液体窒素を通じて冷却出来るようになっている。反応塔1の下部には最大出力1KWのヒーターを内蔵する底部リボイラー2が設けられている。
反応塔1では不均化反応と蒸留による分離が同時に起こり、不均化反応で生じたモノシラン等の低沸点成分に富んだガスは上方に移動する。反応塔の頂部から取り出された生成混合物は、上段凝縮器3、上段凝縮器5、上段凝縮器6に順次供給され、順次冷却される。同伴する高沸点成分は凝縮され、凝縮液は各々還流液として還流液供給導管8、9、10を通じて反応塔の上段部(反応塔の約1/3の上の領域)に供給される。モノシランは上段凝縮器6を通過して得られる低沸点成分の多くを占める。
テトラクロロシラン等の高沸点成分は反応塔の底部(最下段トレイより下部)に移行し、触媒と共に底部リボイラー2よりその液面を調節しつつ蒸発槽12に抜き取られる。蒸発槽12は内容積3リットルの攪拌器付きステンレス鋼製容器からなり、これにジャケットが設けられている。それに加熱された熱媒油を循環させ、蒸発槽12が加温されるようになっている。この蒸発槽12は不均化反応で生じたテトラクロロシランの沸点より高く触媒の沸点より低い温度で操作され、テトラクロロシラン等は蒸発し、メタノールドライアイスで冷却された下段凝縮器13で捕集され、貯槽14に回収される。蒸発槽12に残った触媒はポンプ11により抜き取られ、再び反応塔1の上段部に戻される。この場合、触媒中の第3級脂肪族炭化水素置換アミンの塩酸塩の濃度が所定濃度になっていないときは、補給管15から塩化水素を必要に応じて補給する。
図2は、本発明の比較例に用いる装置の一例を示す説明図である。
トリクロロシランとジクロロシランの混合物を原料供給導管4を通じて反応塔1の中段部に供給する。反応塔1はステンレス製蒸留塔で、各トレイはシーブトレイである。反応塔1の頂部にはステンレス鋼製の上段凝縮器3を設けており、ジャケットにメタノールドライアイスを通じて冷却出来るようになっている。反応塔1の下部には最大出力1KWのヒーターを内蔵する底部リボイラー2が設けられている。
反応塔1では不均化反応と蒸留による分離が同時に起こり、不均化反応で生じたモノシラン等の低沸点成分に富んだガスは上方に移動し、上段凝縮器3で冷却され、同伴する高沸点成分を凝縮した後、液体窒素で冷却されたステンレス鋼製凝縮器5で凝縮させ、液体で捕集貯槽26に回収される。
テトラクロロシラン等の高沸点成分は塔底に移行し、触媒と共に底部リボイラー2よりその液面を調節しつつ蒸発槽29に抜き取られる。蒸発槽29は内容積3リットルの攪拌器付きステンレス鋼製容器からなり、これにジャケットが設けられている。それに加熱された熱媒油を循環させ、蒸発槽29が加温されるようになっている。この蒸発槽29は不均化反応で生じたテトラクロロシランの沸点より高く触媒の沸点より低い温度で操作され、テトラクロロシラン等は蒸発し、メタノールドライアイスで冷却された下段凝縮器20で捕集され、貯槽21に回収される。蒸発槽29に残った触媒はポンプ28により抜き取られ、再び反応塔1の上段部に戻される。この場合、触媒中の第3級脂肪族炭化水素置換アミンの塩酸塩の濃度が所定濃度になっていないときは、補給管22から塩化水素を必要に応じて補給する。
本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例に限定して解釈されるものではない。
実施例1〜5
図1に示されるフローの装置を用いて実験した。反応塔1は塔径100mm、塔高600mmで5の段数を有するステンレス製蒸留塔で、各トレイはシーブトレイである。蒸発槽12にトリ−n−オクチルアミンを3.6モル充填し、塩化水素ガスを0.6モル吹き込み、14モル%のトリ−n−オクチルアミン塩酸塩を含む触媒を調製し、ジャケットの熱媒油を加熱して、100℃に保った。
反応塔の頂部に接続された上段凝縮器3を15℃の冷却水で、上段凝縮器5を−15℃の塩化カルシウムで、上段凝縮器6を液体窒素でそれぞれ冷却し、図1中の凝縮液の温度を凝縮液8で35℃、9で−13℃、10で−45℃とした。反応塔の底部リボイラー2を電気ヒーターにより加熱し、反応塔1の下から3段目にトリクロロシランとジクロロシランの混合物を16モル/時間の流量で原料供給導管4から連続的に供給した。但し、混合物中のジクロロシランの量は、トリクロロシランとジクロロシランの合計に対して表1に記載するモル比とした。同時に、触媒を循環させるポンプ11を駆動して、蒸発槽12内の触媒を、トリ−n−オクチルアミン3.6モル/時間、塩化水素ガス0.6モル/時間の流量で反応塔1の下から4段目に循環した。
反応塔1の内部圧力は調節弁により調節しつつゲージ圧力で260kPaGに保った。又、底部リボイラー2の液面を一定に保つべく調節弁7により調節し、底部リボイラー2内の触媒を含んだ反応液を蒸発槽12に抜き取った。回収触媒に補給管15より塩化水素ガスを適宜補給しながら連続的に反応塔の下から4段目に戻した。
反応塔の底部リボイラー2の温度を130℃に保持して20時間の連続運転を行ったところ、塔頂から低沸点ガスが取得された。上段凝縮器6を通過して得られるガスをガスクロマトグラフィーにより分析したところ、表1に記載する生成量のモノシランが取得された。貯槽14中の凝縮液中のテトラクロロシランの含有量をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、55モル%であった。
Figure 0005419456
比較例
比較例1〜2
図2に示される装置を用いて実験した。反応塔1は塔径100mm、塔高600mmで5の段数を有するステンレス製蒸留塔で、各トレイはシーブトレイである。蒸発槽29にトリ−n−オクチルアミンを3.6モル充填し、塩化水素ガス0.6モルを吹き込み、14モル%のトリ−n−オクチルアミン塩酸塩を含む触媒を調製し、ジャケットの熱媒油を加熱して、100℃に保った。
一方、反応塔の頂部に接続された上段凝縮器3を−60℃のメタノールドライアイスで冷却した後、反応塔の底部リボイラー2を電気ヒーターにより加熱し、反応塔1の下から3段目にトリクロロシランとジクロロシランの原料混合物を16モル/時間の流量で原料供給導管4から連続的に供給した。但し、混合物中のジクロロシランの量は、トリクロロシランとジクロロシランの合計に対して表2に記載するモル比とした。同時に、触媒を循環させるポンプ28を駆動して、蒸発槽29内の触媒を、トリ−n−オクチルアミン3.6モル/時間、塩化水素ガス0.6モル/時間の流量で反応塔1の下から4段目に循環した。
反応塔1の内部圧力は調節弁により調節しつつゲージ圧力で260kPaGに保った。又、底部リボイラー2の液面を一定に保つべく調節弁7により調節し、底部リボイラー内の触媒を含んだ反応液を蒸発槽29に抜き取った。回収触媒に補給管22より塩化水素ガスを適宜補給しながら連続的に反応塔の下から4段目に戻した。
反応塔の底部リボイラー2の温度を130℃に保持して20時間の連続運転を行ったところ、塔頂から低沸点ガスが取得された。捕集貯槽26の捕集液をガスクロマトグラフィーにより分析したところ、表2に記載する生成量のモノシランが取得された。
Figure 0005419456
実施例6、7
凝縮液温度を表3の温度で行ない、供給する混合物中のジクロロシランの量を、トリクロロシランとジクロロシランの合計に対して20モル%比としたこと以外は、実施例1〜5と同様に行った。捕集液から表3に記載する生成量のモノシランが取得された。
Figure 0005419456
本発明の製造方法によれば、工業的に有用なモノシランを、トリクロロシラン及びジクロロシランの少なくとも一方を原料として、簡便かつ効率良く連続的に製造することができるので有用である。

なお、2006年9月27日に出願された日本特許出願2006−261716号の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。

Claims (8)

  1. 反応塔と、該反応塔の頂部に直列に連結された還流液供給導管付の複数の上段凝縮器と、該反応塔の底部リボイラーと、該反応塔の底部に連結された蒸発槽と、を有するモノシラン製造装置を用い、
    前記反応塔の中段部にトリクロロシラン及びジクロロシランの少なくとも一方を供給し、前記反応塔の上段部に触媒として第3級脂肪族炭化水素置換アミン及び第3級脂肪族炭化水素置換アミンの塩酸塩の少なくとも一方を供給し、前記反応塔の上段部よりモノシラン、モノクロロシラン、ジクロロシラン及びトリクロロシランを含む生成混合物を前記複数の上段凝縮器に導入し、上段凝縮器にて50〜−50℃の温度でモノクロロシラン、ジクロロシラン及びトリクロロシランを含む凝縮液からモノシランを分離し、モノシランを分離した凝縮液を前記還流液供給導管により反応塔の上段部に戻し、前記反応塔内で触媒と接触せしめ、前記反応塔の底部よりテトラクロロシラン及び触媒を含む底部回収液を取得して前記蒸発槽に導入し、前記蒸発槽の底部から回収した触媒を前記反応塔に戻すことを特徴とするモノシランの連続的製造方法。
  2. 前記上段凝縮器の数が2〜5であり、かつ頂部から数えてi+1個目(iは1より大きな整数)の上段凝縮器の凝縮液の温度をTi+1としたときに、T―Ti+1≧10℃である請求項1に記載のモノシランの製造方法。
  3. 前記上段凝縮器の数が3又は4であり、かつT―Ti+1≧15℃である請求項2に記載のモノシランの製造方法。
  4. 前記反応塔の底部リボイラーの温度が100〜150℃である、請求項1〜3の何れか一項に記載のモノシランの製造方法。
  5. 前記反応塔の中段部に供給されるジクロロシランの量が、供給されるトリクロロシランとジクロロシランの合計に対して2〜100モル%である請求項1〜4の何れか一項に記載のモノシランの製造方法。
  6. 前記反応塔の中段部にトリクロロシラン及びジクロロシランを供給し、かつ供給されるジクロロシランが、供給されるトリクロロシランと供給されるジクロロシランの合計に対して5〜50モル%である請求項1〜4の何れか一項に記載のモノシランの製造方法。
  7. 前記底部回収液が、テトラクロロシランを前記底部回収液(ただし、前記触媒をのぞく)中に50〜100モル%含む請求項1〜6の何れか一項に記載のモノシランの製造方法。
  8. 第3級脂肪族炭化水素置換アミンが下式(1)、第3級脂肪族炭化水素置換アミンの塩酸塩が下式(2)で示される請求項1〜7の何れか一項に記載のモノシランの製造方法。
    式(1) R
    式(2) RNHCl
    (式(1)及び式(2)中、R、R、Rは脂肪族炭化水素基、そのR、R及びRの各炭素数は2以上であり、しかもR、R、Rはそれぞれ同種又は異種のものである。)
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