JPS60212231A - クロルシラン不均化触媒及び不均化方法 - Google Patents
クロルシラン不均化触媒及び不均化方法Info
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- JPS60212231A JPS60212231A JP6748884A JP6748884A JPS60212231A JP S60212231 A JPS60212231 A JP S60212231A JP 6748884 A JP6748884 A JP 6748884A JP 6748884 A JP6748884 A JP 6748884A JP S60212231 A JPS60212231 A JP S60212231A
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- chlorosilane
- disproportionation
- hydrochloride
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、クロルシラン不拘fヒ触媒及びその不均化方
法、さらに詳しくは特定の第3級アミンを主成分とする
クロルシラン不均化触媒及びトリクロルシラン(5iH
C25)、ジクロルシラン(5iH2(J2)、及びモ
ノクロルシラン(5iH3C1)から選ばハだ少くとも
1種のクロルシランを不均化及び/又は再分配する触媒
セして特定の第3級アミンを用いることにより81H2
(J、又はモノシラン(81)14)を取得するクロル
シランの不均化法に関する。
法、さらに詳しくは特定の第3級アミンを主成分とする
クロルシラン不均化触媒及びトリクロルシラン(5iH
C25)、ジクロルシラン(5iH2(J2)、及びモ
ノクロルシラン(5iH3C1)から選ばハだ少くとも
1種のクロルシランを不均化及び/又は再分配する触媒
セして特定の第3級アミンを用いることにより81H2
(J、又はモノシラン(81)14)を取得するクロル
シランの不均化法に関する。
(従来技術と問題点)
近年半導体工業において、5iH2C12や5i)I、
等のシラン(水素化珪素化合物)は、高軸度のシリコン
エピタキシー、また太陽を池のアモルファスシリコンの
原料等に用いられ重要な物質である。
等のシラン(水素化珪素化合物)は、高軸度のシリコン
エピタキシー、また太陽を池のアモルファスシリコンの
原料等に用いられ重要な物質である。
シランは、下記平衡反応に従って触媒の存在下に81H
Cへの不均化反応により得られることは公知である。
Cへの不均化反応により得られることは公知である。
+11 −25IHCJ、3.; 5iH2(J2 +
51cx4f21 ’2 81H2CJ、2o 5i
HCf3 + 81H3CJ+31 281H,(J
oSiH4+ 81H,、Cj!2全体で(4) ’4
5iH(J、 、: 81H,+−31:1i(J。
51cx4f21 ’2 81H2CJ、2o 5i
HCf3 + 81H3CJ+31 281H,(J
oSiH4+ 81H,、Cj!2全体で(4) ’4
5iH(J、 、: 81H,+−31:1i(J。
また、クロルシランの不均化触媒に・ついては、いろい
ろ提案さハている。例晃ば11)二)ジル類を用いる方
法(米国特許第2.732.282号)は反応基・度を
150℃以上で操作しなければならず、(2)脂肪族シ
アナミvを用いる方法(米国特許第2.732..28
0号)はルイ′ス酸による前処理が必要であり、(3)
ジメチルフォルムアミPやジメチルブチルアミげを用い
方法(米国特許 第3.222.511号)は触媒が劣化しやすく、(4
)炭素原子数1〜2のアルキル基からなる炭化水素を含
む第6級アミンなどを用いる方法(米国特許第2.′8
34.648号)は(1)の触媒と同様に温度が150
℃以上で操んする必要”がある他、その装置を耐圧容器
を用いなければならず、しかもその平衡転換率(計算値
)は温度150℃の場合は18チであるにも拘らず実際
には10%穆度と低く、所望の生産量を得るには大型の
装置を用いなければならないなどの欠点があ・つた。こ
のような欠点を解決するため本発明者は前記(4)の触
媒である第3級アミンについているいろ研究を行った。
ろ提案さハている。例晃ば11)二)ジル類を用いる方
法(米国特許第2.732.282号)は反応基・度を
150℃以上で操作しなければならず、(2)脂肪族シ
アナミvを用いる方法(米国特許第2.732..28
0号)はルイ′ス酸による前処理が必要であり、(3)
ジメチルフォルムアミPやジメチルブチルアミげを用い
方法(米国特許 第3.222.511号)は触媒が劣化しやすく、(4
)炭素原子数1〜2のアルキル基からなる炭化水素を含
む第6級アミンなどを用いる方法(米国特許第2.′8
34.648号)は(1)の触媒と同様に温度が150
℃以上で操んする必要”がある他、その装置を耐圧容器
を用いなければならず、しかもその平衡転換率(計算値
)は温度150℃の場合は18チであるにも拘らず実際
には10%穆度と低く、所望の生産量を得るには大型の
装置を用いなければならないなどの欠点があ・つた。こ
のような欠点を解決するため本発明者は前記(4)の触
媒である第3級アミンについているいろ研究を行った。
例えばトリメチルアミンはS i HCJ 、、と1:
1の付加化合物をつくることが知られて喘・ソ、 その
付加化合物(ua3u+51c4.−)は白色の固形物
であるが、これはEliHCJ、、、には溶解せず白麹
してしまうので、これを触媒とする場合、攪拌など十分
行って均一に分散させても装置内の各部で凝集を起し運
転操作上いろいろトラブルを引き起すなどの欠点がある
ことが分った。
1の付加化合物をつくることが知られて喘・ソ、 その
付加化合物(ua3u+51c4.−)は白色の固形物
であるが、これはEliHCJ、、、には溶解せず白麹
してしまうので、これを触媒とする場合、攪拌など十分
行って均一に分散させても装置内の各部で凝集を起し運
転操作上いろいろトラブルを引き起すなどの欠点がある
ことが分った。
マタ従来からクロルシランの不均化触媒として知ら)1
ていない対称第6級アミンをクロルシランの不均化触媒
として用いたところ、低温でしかも短時間で転換率の高
いすぐれた触媒であるという知見を得、さきに特願昭5
B−149996号として提案したがさらに対称第3級
アミンとその塩酸塩とを触媒とすることにより格段転換
速度が向上することを見出、し本発明に到達したもので
ある。
ていない対称第6級アミンをクロルシランの不均化触媒
として用いたところ、低温でしかも短時間で転換率の高
いすぐれた触媒であるという知見を得、さきに特願昭5
B−149996号として提案したがさらに対称第3級
アミンとその塩酸塩とを触媒とすることにより格段転換
速度が向上することを見出、し本発明に到達したもので
ある。
(発明の目的)
本発明は特定の対称第6級アミンとその塩酸塩ヒの混合
物をクロルシランの不均化触媒とすることにより、温度
150°C未満の低温において短時間で不均化反応させ
ることができ、しかもその転換率の高いクロルシラン不
均化触媒およびその不均化方法を提供することを目的と
するものである。
物をクロルシランの不均化触媒とすることにより、温度
150°C未満の低温において短時間で不均化反応させ
ることができ、しかもその転換率の高いクロルシラン不
均化触媒およびその不均化方法を提供することを目的と
するものである。
(発明の構成)
本発明の第1発明は下記一般式で表わされる対称第6級
アミンとその塩酸塩とを主成分とするクロルシラン不均
化触媒である。
アミンとその塩酸塩とを主成分とするクロルシラン不均
化触媒である。
一般式
(1)式 (21式
(但し、式中のRは炭素原子数が4〜12のアルキル基
である。) また第2発明は、s1恥ム、SiH,、Cj’、、、、
8 i Hr<CJから選ばハた少くとも1種のクロル
シランヲ不均化及びン又は再分配を行う際、に、下記一
般式で表わされる対称第、6級アミンとその塩酸塩を主
成分とする混合物を触媒とすることを特徴とするクロル
シランの不均化方法である。
である。) また第2発明は、s1恥ム、SiH,、Cj’、、、、
8 i Hr<CJから選ばハた少くとも1種のクロル
シランヲ不均化及びン又は再分配を行う際、に、下記一
般式で表わされる対称第、6級アミンとその塩酸塩を主
成分とする混合物を触媒とすることを特徴とするクロル
シランの不均化方法である。
一般式
(1)式 (2)式
(但し、式中のμは炭素原子数が4〜12のアルキル基
である。) 、 以下さらに本発明の詳細な説明する。
である。) 、 以下さらに本発明の詳細な説明する。
本発明は特定の対称第3級アミンとその塩酸塩とを主成
分とするクロルシラン不均化触媒およびその不拘「上置
法である。
分とするクロルシラン不均化触媒およびその不拘「上置
法である。
本発明においてクロルシラン)−ハ5iacJj3.5
iH2Cf2 、および5iHr3CJから選ばれた1
種以上のものをいう。
iH2Cf2 、および5iHr3CJから選ばれた1
種以上のものをいう。
本発明のクロルシラン不均化触媒は、下記一般式で表わ
さりするものである。
さりするものである。
一般式
(1)式 (2)式
(但し、式中のRは炭素原子数4〜12のアルキル基で
ある。) このような構造の第3級アミンの具体例としてはトリー
n−ブチルアミン、ト17− fi 7ペンチルアミン
、トリーn−ヘキシルアミン、トリーn −ペプチルア
ミン、トリーn−オクチルアミン、トリーn−デシルア
ミン、およびトリーn−オクチルアミン等があげられる
が、こハらの中ト17− fi−ブチルアミン及びトリ
ーn−オクチルアミンは入手が容易でしかも効果がすぐ
れているので好ましい触媒である。
ある。) このような構造の第3級アミンの具体例としてはトリー
n−ブチルアミン、ト17− fi 7ペンチルアミン
、トリーn−ヘキシルアミン、トリーn −ペプチルア
ミン、トリーn−オクチルアミン、トリーn−デシルア
ミン、およびトリーn−オクチルアミン等があげられる
が、こハらの中ト17− fi−ブチルアミン及びトリ
ーn−オクチルアミンは入手が容易でしかも効果がすぐ
れているので好ましい触媒である。
本発明において第6級アミンのアルキル基の炭素原子数
を4〜12と限定した理由は炭素原子数が4未満のもの
はクロルシランに添加すると白色の固体が生成し、均−
液相系での反応を行うことが不可能であり、また稜記す
る実施例に示すように、炭素原子数が4以上のものに比
べ不均化反応速度が劣るからである。また第6級アミン
のアルキル基の炭素原子数が13以上のものでは触媒単
価が高くなるので好ましくない。
を4〜12と限定した理由は炭素原子数が4未満のもの
はクロルシランに添加すると白色の固体が生成し、均−
液相系での反応を行うことが不可能であり、また稜記す
る実施例に示すように、炭素原子数が4以上のものに比
べ不均化反応速度が劣るからである。また第6級アミン
のアルキル基の炭素原子数が13以上のものでは触媒単
価が高くなるので好ましくない。
このような対称第3級アミンとその塩酸塩はクロルシラ
ンに比べ沸点の高い物質であり、又常温でクロルシラン
に完全に溶解し、反応液の蒸気圧を低下させるので、不
均化反応圧力を低くすることができ安全上の間断が少な
いとい゛う利点がある。
ンに比べ沸点の高い物質であり、又常温でクロルシラン
に完全に溶解し、反応液の蒸気圧を低下させるので、不
均化反応圧力を低くすることができ安全上の間断が少な
いとい゛う利点がある。
またクロルシランから本発明の触媒を用いて81H,を
生成させる場合、その分離が容易であり、また本発明の
触媒はクロルシランから81H2CJ2や81H4を生
成させる転換率が高く、さらに反応速度が高いという効
果がある。これは対称第6級アミンとその塩酸塩とを併
用すると著しくクロルシラン不均化速度を向上させるか
らである。
生成させる場合、その分離が容易であり、また本発明の
触媒はクロルシランから81H2CJ2や81H4を生
成させる転換率が高く、さらに反応速度が高いという効
果がある。これは対称第6級アミンとその塩酸塩とを併
用すると著しくクロルシラン不均化速度を向上させるか
らである。
次に本発明の第2発明のクロルシランの不均化方法に・
ついて説明する。本発明の触媒を用いて不均化反応させ
5iH2Cj!2、SiH4を製造するには公知の方法
が用いることができる。例えばクロルシランと触媒とを
混合し、不均化反応を行い生成する8iH2(J2.、
[3iH4を凝縮分離及び蒸留分離する一連の操作をす
るか、またはこハらの操作を同時に行ht1’5ように
すればよい。さらに説明すると本発明の不均化及び/又
は杓分配はクロルシランを対称第3級アミンとその塩酸
塩とを主成分とする触媒と接触させることによって行わ
れる。七の反応温度は常温から150’C,好ましくは
50〜100°Gである。
ついて説明する。本発明の触媒を用いて不均化反応させ
5iH2Cj!2、SiH4を製造するには公知の方法
が用いることができる。例えばクロルシランと触媒とを
混合し、不均化反応を行い生成する8iH2(J2.、
[3iH4を凝縮分離及び蒸留分離する一連の操作をす
るか、またはこハらの操作を同時に行ht1’5ように
すればよい。さらに説明すると本発明の不均化及び/又
は杓分配はクロルシランを対称第3級アミンとその塩酸
塩とを主成分とする触媒と接触させることによって行わ
れる。七の反応温度は常温から150’C,好ましくは
50〜100°Gである。
本発明に用いる触媒は前記した対称第3級アミンとその
塩酸塩との七4ぞ41種以上のものであるが、これらの
中、特にトリーn−ブチルアミンまたはトリーn−オク
チルアミンとこれらの塩酸塩とを用いるのが好ましい。
塩酸塩との七4ぞ41種以上のものであるが、これらの
中、特にトリーn−ブチルアミンまたはトリーn−オク
チルアミンとこれらの塩酸塩とを用いるのが好ましい。
その添加量は特に制限はないが、クロルシランに対シて
2〜5Qmolチ、好ましくは5〜d Q mobチで
ある。塩酸塩の対称第3級アミンに対する割合は2〜8
0m01%好ましく10〜30 m01%である。80
m01%をこえると触媒がゼリー状となり操作が悪く
なると同時に、HCIが離脱しやすくなり、5iHCJ
!3 +H(J→5iCf、 + H2のような不均化
の逆反応のようなことが起り好ましくない。
2〜5Qmolチ、好ましくは5〜d Q mobチで
ある。塩酸塩の対称第3級アミンに対する割合は2〜8
0m01%好ましく10〜30 m01%である。80
m01%をこえると触媒がゼリー状となり操作が悪く
なると同時に、HCIが離脱しやすくなり、5iHCJ
!3 +H(J→5iCf、 + H2のような不均化
の逆反応のようなことが起り好ましくない。
またi mo1%以下では塩酸塩の効果が認められない
。
。
本発明法はパッチ式又は連続式であ・つても何ら差支え
はなく、いずれも本発明の目的を達成することができる
。
はなく、いずれも本発明の目的を達成することができる
。
なお)禰光第3級アミンは温度100°Cを越える高温
下でH(Jの離脱を起こすことがあるが、その場合には
一連の操作の中にHCIの供給部を設けて塩酸塩の再合
成を行なえるようにすればよい。
下でH(Jの離脱を起こすことがあるが、その場合には
一連の操作の中にHCIの供給部を設けて塩酸塩の再合
成を行なえるようにすればよい。
(発明の実施例)
実施例1
内容量51] 0 、ccのSO23Q 4製オートク
レーブ(ジャケット及び攪拌機付)にトリクロルシラン
(5iH(J3)を用いて反応温度、触媒の種類、及び
添加量を第1表に示すように変えて密閉状態で不均化反
応を行ってガス相のクロルシラン量を経時的にガスクロ
マトグラフィーにて定量した。なおこの場合の塩酸塩の
量は第6級アミンの20mo1とし塩酸塩はオートク1
ノープ内に第3級アミンを入第1た後、HCJ、ガスを
吹ぎこむことにより作成した。なおガス相の81H(J
、量の変化は転換率に相当するが、ここでは5iHCJ
、、濃度が一定値になる迄の時間とその時の5iHCJ
!3及び5iCJ!、の濃度に・ついて第1表に示した
。第1表によれば時間が短い程転換速度(不均化速度)
が速く、81H(J3の濃度値が低いもの程転換率が良
いことが分る。なお第1表には計算によりめた平衡s1
acz3m度を参考に示した。
レーブ(ジャケット及び攪拌機付)にトリクロルシラン
(5iH(J3)を用いて反応温度、触媒の種類、及び
添加量を第1表に示すように変えて密閉状態で不均化反
応を行ってガス相のクロルシラン量を経時的にガスクロ
マトグラフィーにて定量した。なおこの場合の塩酸塩の
量は第6級アミンの20mo1とし塩酸塩はオートク1
ノープ内に第3級アミンを入第1た後、HCJ、ガスを
吹ぎこむことにより作成した。なおガス相の81H(J
、量の変化は転換率に相当するが、ここでは5iHCJ
、、濃度が一定値になる迄の時間とその時の5iHCJ
!3及び5iCJ!、の濃度に・ついて第1表に示した
。第1表によれば時間が短い程転換速度(不均化速度)
が速く、81H(J3の濃度値が低いもの程転換率が良
いことが分る。なお第1表には計算によりめた平衡s1
acz3m度を参考に示した。
なお比較のために実施例1と同じ条件で触媒として、ト
リメチルアミン、トリエチルアミン、トリーn−プロピ
ルアミン、トリメチルアミン塩酸塩及びトリメチルアミ
ン塩酸塩を用い、反応温度を258C150°C,10
0℃とした場合の結果を第1表に示した。(実験716
20〜30)なお、触媒が反応液中で固形物として存在
するので分散を良くするため猜拌機を作動させて行った
。
リメチルアミン、トリエチルアミン、トリーn−プロピ
ルアミン、トリメチルアミン塩酸塩及びトリメチルアミ
ン塩酸塩を用い、反応温度を258C150°C,10
0℃とした場合の結果を第1表に示した。(実験716
20〜30)なお、触媒が反応液中で固形物として存在
するので分散を良くするため猜拌機を作動させて行った
。
第1表に示した様に本発明によハば実MA68父は9の
反応温度25℃及び100℃では38分及び5分で平衡
転換率が得らハものに対し、比較例の実験7に20.2
2では240分、10分でも平衡転換率に達していない
。この差はたとえば同容積の反応器でEliHC13か
ら131H,、(J2を製造するとすると、EIiH2
CJ−2,0生成量がそれぞれ7倍、2倍となるので本
発明の効果がすぐ力でいることが明らかである。
反応温度25℃及び100℃では38分及び5分で平衡
転換率が得らハものに対し、比較例の実験7に20.2
2では240分、10分でも平衡転換率に達していない
。この差はたとえば同容積の反応器でEliHC13か
ら131H,、(J2を製造するとすると、EIiH2
CJ−2,0生成量がそれぞれ7倍、2倍となるので本
発明の効果がすぐ力でいることが明らかである。
実施例2
実施例Iにおいて原料s IHCJ、1をBIH2C1
,2K変更し、第2表に示す条件で不均化反応させその
ガス相のSiH,濃度をガスクロマトグラフィーで定量
し濃度が一定となる時間とその時の濃度を第2表に示し
た。
,2K変更し、第2表に示す条件で不均化反応させその
ガス相のSiH,濃度をガスクロマトグラフィーで定量
し濃度が一定となる時間とその時の濃度を第2表に示し
た。
参考として計算によりめられた平衡5i)I、rr)ガ
ス相濃度を第2表に示した。
ス相濃度を第2表に示した。
比較のために実施例2において触媒をトリエチルアミン
、トリーn−プロピルアミン及びトリメチルアミン塩酸
塩とし反応湯度を25℃、50°1100℃とした場合
の結果を第2表に示した。
、トリーn−プロピルアミン及びトリメチルアミン塩酸
塩とし反応湯度を25℃、50°1100℃とした場合
の結果を第2表に示した。
実施例6
実施例1の実験7g61及び実験/165において、塩
酸塩の濃度を1((Jの吹き込み量により変化させ7こ
以外は同様に行な・つた。その条件及び結果を第3表に
示す。なお第6表の実験A49、/1650、腐591
.a60及び席67は比較例である。
酸塩の濃度を1((Jの吹き込み量により変化させ7こ
以外は同様に行な・つた。その条件及び結果を第3表に
示す。なお第6表の実験A49、/1650、腐591
.a60及び席67は比較例である。
(発明の効果)
以上説明したように本発明は特定の構造からなる第6級
アミンとその塩酸塩を主成分とするクロルシラン不均化
触媒およびこれを用いたクロルシランの不均化法であり
、本発明によれば次のような効果がある。
アミンとその塩酸塩を主成分とするクロルシラン不均化
触媒およびこれを用いたクロルシランの不均化法であり
、本発明によれば次のような効果がある。
(1)本発明の触媒は従来の触媒(較べ150℃未満の
低温で平衡転換率に近い転換率が得られる。
低温で平衡転換率に近い転換率が得られる。
(2)本発明の触媒を用いると平衡転換率に達する時間
が短く、不拘fヒ速度が大きいことから装置を小型化で
きる。(3)本発明の触媒は原料であるクロルシランに
完全に溶解し、触媒の沸点が200℃以上であることか
ら、反応液の蒸気圧を下げるため安全上有利である。(
4) 5iHQCf2’5it(4などの生成物の分離
が容易となる。(5)均一液相系である為攪拌等の操作
が不要で触媒の輸送等の取扱いが簡単になり有利である
。
が短く、不拘fヒ速度が大きいことから装置を小型化で
きる。(3)本発明の触媒は原料であるクロルシランに
完全に溶解し、触媒の沸点が200℃以上であることか
ら、反応液の蒸気圧を下げるため安全上有利である。(
4) 5iHQCf2’5it(4などの生成物の分離
が容易となる。(5)均一液相系である為攪拌等の操作
が不要で触媒の輸送等の取扱いが簡単になり有利である
。
特許出願人 電気化学工業株式会社
Claims (1)
- (1)下記一般式で表わされる対称第3級アミンとその
塩酸塩とを主成分とするクロルシラン不均化触媒。 一般式 (1)式 (2)1式 (但し、式中のRは炭素原子数が4〜12のアルキル基
である。) f21 1−ジクロルシラン、ジクロルシラン、及びモ
ノクロルシランから選ばハだ少なくとも1種のクロルシ
ランを不均化および/または再分配する際に、下記一般
式で表わされる対称第3級アミンとぞの塩酸塩とを主級
分とする混合物を触媒として用いることを特徴とするク
ロルシランの不均化方法。 一般式 (1)式 (2)式 (但し、式中のRは炭素原子数が4〜12のアルキル基
である。)
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6748884A JPS60212231A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | クロルシラン不均化触媒及び不均化方法 |
US06/713,901 US4610858A (en) | 1984-04-06 | 1985-03-20 | Chlorosilane disproportionation catalyst and method for producing a silane compound by means of the catalyst |
DE19853512402 DE3512402A1 (de) | 1984-04-06 | 1985-04-04 | Chlorsilan-disproportionierungskatalysator und verfahren zur herstellung einer silanverbindung mittels des katalysators |
FR8505120A FR2563749B1 (fr) | 1984-04-06 | 1985-04-04 | Catalyseur de dismutation de chlorosilane et procede de production d'un compose de silane a l'aide d'un tel catalyseur |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6748884A JPS60212231A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | クロルシラン不均化触媒及び不均化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60212231A true JPS60212231A (ja) | 1985-10-24 |
JPS6333422B2 JPS6333422B2 (ja) | 1988-07-05 |
Family
ID=13346412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6748884A Granted JPS60212231A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | クロルシラン不均化触媒及び不均化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60212231A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101511732B (zh) | 2006-09-27 | 2011-12-07 | 电气化学工业株式会社 | 甲硅烷的连续式制造方法 |
EP2426088A1 (en) | 2010-09-03 | 2012-03-07 | L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude | Process for producing monosilane from dichlorosilane |
EP2426089A1 (en) | 2010-09-03 | 2012-03-07 | L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude | Process for separating monosilane from chlorosilanes-rich mixture |
-
1984
- 1984-04-06 JP JP6748884A patent/JPS60212231A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6333422B2 (ja) | 1988-07-05 |
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