JP5409867B1 - 原稿搬送装置、異常判定方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

原稿搬送装置、異常判定方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】装置から発生する音によって、音によるジャムの発生の判定を誤ることを抑制することが可能な原稿搬送装置を提供する。
【解決手段】原稿搬送装置100は、集音部113が原稿搬送路の近傍に設けられ、音信号を出力する音信号出力部141と、原稿搬送動作中に出力された音信号に基づいて、ジャムが発生したか否かを判定する音ジャム判定部153と、音ジャム判定部においてジャムが発生したと判定された場合に、異常処理を実行する制御部151と、原稿搬送動作前に出力された音信号に基づいて、異常音が発生しているか否かを判定する異常音判定部157と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、原稿搬送装置、異常判定方法及びコンピュータプログラムに関し、特に、原稿が搬送中に発生する音に基づいてジャムが発生したか否かを判定する原稿搬送装置、異常判定方法及びコンピュータプログラムに関する。
画像読取装置、画像複写装置等の原稿搬送装置では、原稿が搬送路を移動する際にジャム(紙詰まり)が発生する場合がある。一般に、原稿搬送装置は、原稿の搬送を開始してから所定時間内に搬送路内の所定位置まで原稿が搬送されたか否かによりジャムが発生したか否かを判定し、ジャムが発生したときには装置の動作を停止する機能を備える。
一方、ジャムが発生すると搬送路で大きな音が発生するため、原稿搬送装置は、搬送路で発生する音に基づいてジャムが発生したか否かを判定することにより、所定時間の経過を待たずにジャムの発生を検知できる可能性がある。
搬送路で発生する音を電気信号に変換し、基準レベルを超えている時間が基準値を超えた場合にジャムが発生したと判定する複写機のジャム検出装置が開示されている(特許文献1を参照)。
特開昭57−169767号公報
原稿搬送装置の部品等から音が発生すると、ジャムが発生したと誤って判定される場合がある。
本発明の目的は、装置から発生する音によって、音によるジャムの発生の判定を誤ることを抑制することが可能な原稿搬送装置、異常判定方法及びそのような異常判定方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の一側面に係る原稿搬送装置は、集音部が原稿搬送路の近傍に設けられ、音信号を出力する音信号出力部と、原稿搬送動作中に出力された音信号に基づいて、ジャムが発生したか否かを判定する音ジャム判定部と、音ジャム判定部においてジャムが発生したと判定された場合に、異常処理を実行する制御部と、原稿搬送動作前に出力された音信号に基づいて、異常音が発生しているか否かを判定する異常音判定部と、を有する。
また、本発明の一側面に係る異常判定方法は、集音部が原稿搬送路の近傍に設けられ、音信号を出力する音信号出力部から音信号を取得する音信号取得ステップと、原稿搬送動作中に出力された音信号に基づいて、ジャムが発生したか否かを判定する音ジャム判定ステップと、音ジャム判定ステップにおいてジャムが発生したと判定された場合に、異常処理を実行する制御ステップと、原稿搬送動作前に出力された音信号に基づいて、異常音が発生しているか否かを判定する異常音判定ステップと、を含む。
また、本発明の一側面に係るコンピュータプログラムは、集音部が原稿搬送路の近傍に設けられ、音信号を出力する音信号出力部から音信号を取得する音信号取得ステップと、原稿搬送動作中に出力された音信号に基づいて、ジャムが発生したか否かを判定する音ジャム判定ステップと、音ジャム判定ステップにおいてジャムが発生したと判定された場合に、異常処理を実行する制御ステップと、原稿搬送動作前に出力された音信号に基づいて、異常音が発生しているか否かを判定する異常音判定ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、原稿搬送動作前に出力された音信号に基づいて異常音が発生しているか否かを判定するので、異常音が発生している場合は、原稿搬送動作時の音によるジャムの発生の判定を無効にすることが可能となった。したがって、音によるジャムの発生の判定を誤ることを抑制することが可能となった。
原稿搬送装置100及び情報処理装置10を示す斜視図である。 原稿搬送装置100内部の搬送経路を説明するための図である。 原稿搬送装置100の概略構成を示すブロック図である。 原稿搬送装置100の全体処理の動作の例を示すフローチャートである。 起動処理の動作の例を示すフローチャートである。 警告表示画面の例を示す図である。 異常判定処理の動作の例を示すフローチャートである。 音ジャム判定処理の動作の例を示すフローチャートである。 ジャム発生時の絶対値信号と、外形信号の例を表すグラフである。 ジャム発生時のカウンタ値の例を示すグラフである。 シワ紙搬送時の絶対値信号と、外形信号の例を表すグラフである。 シワ紙搬送時のカウンタ値の例を示すグラフである。 異常音判定処理の動作の例を示すフローチャートである。 異常音発生時の絶対値信号と、外形信号の例を表すグラフである。 異常音発生時のカウンタ値の例を示すグラフである。 位置ジャム判定処理の動作の例を示すフローチャートである。 重送判定処理の動作の例を示すフローチャートである。 超音波信号の特性について説明するための図である。 起動処理の動作の他の例を示すフローチャートである。 他の警告表示画面の例を示す図である。
以下、本発明の一側面に係る原稿搬送装置、異常判定方法及びコンピュータプログラムについて図を参照しつつ説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
図1は、イメージスキャナとして構成された原稿搬送装置100及び情報処理装置10を示す斜視図である。
原稿搬送装置100は、下側筐体101、上側筐体102、原稿台103、排出台105及び操作ボタン106等を備え、情報処理装置10(例えば、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末等)と接続される。
上側筐体102は、原稿搬送装置100の上面を覆う位置に配置され、原稿つまり時、原稿搬送装置100内部の清掃時等に開閉可能なようにヒンジにより下側筐体101に係合している。
原稿台103は、原稿を載置可能に下側筐体101に係合している。原稿台103には、原稿の搬送方向と直行する方向、すなわち原稿の搬送方向に対して左右方向に移動可能なサイドガイド104a及び104bが設けられている。サイドガイド104a及び104bを原稿の幅に合わせて位置決めすることにより原稿の幅方向を規制することができる。
排出台105は、矢印A1で示す方向に回転可能なように、ヒンジにより下側筐体101に係合しており、図1のように開いている状態では、排出された原稿を保持することが可能となる。
操作ボタン106は、上側筐体102の表面に配置され、押下されると、操作検出信号を生成して出力する。
図2は、原稿搬送装置100内部の搬送経路を説明するための図である。
原稿搬送装置100内部の搬送経路は、第1原稿検出部110、給紙ローラ111、リタードローラ112、マイクロフォン113、第2原稿検出部114、超音波送信器115a、超音波受信器115b、第1搬送ローラ116、第1従動ローラ117、第3原稿検出部118、第1撮像部119a、第2撮像部119b、第2搬送ローラ120及び第2従動ローラ121等を有している。
下側筐体101の上面は原稿の搬送路の下側ガイド107aを形成し、上側筐体102の下面は原稿の搬送路の上側ガイド107bを形成する。図2において矢印A2は原稿の搬送方向を示す。以下では、上流とは原稿の搬送方向A2の上流のことをいい、下流とは原稿の搬送方向A2の下流のことをいう。
第1原稿検出部110は、給紙ローラ111及びリタードローラ112の上流側に配置される接触検出センサを有し、原稿台103に原稿が載置されているか否かを検出する。第1原稿検出部110は、原稿台103に原稿が載置されている状態と載置されていない状態とで信号値が変化する第1原稿検出信号を生成して出力する。
マイクロフォン113は、原稿搬送路の近傍に設けられ、原稿が搬送中に発生する音を集音し、集音した音に応じたアナログの信号を出力する。マイクロフォン113は、給紙ローラ111及びリタードローラ112の下流側に、上側筐体102内部のフレーム108に固定されて配置される。原稿が搬送中に発生する音をより的確にマイクロフォン113が集音できるように、上側ガイド107bのマイクロフォン113に対向する位置には穴109が設けられている。
第2原稿検出部114は、給紙ローラ111及びリタードローラ112の下流側、かつ第1搬送ローラ116及び第1従動ローラ117の上流側に配置される接触検出センサを有し、その位置に原稿が存在するか否かを検出する。第2原稿検出部114は、その位置に原稿が存在する状態と存在しない状態とで信号値が変化する第2原稿検出信号を生成して出力する。
超音波送信器115a及び超音波受信器115bは、超音波信号出力部の例であり、原稿の搬送路の近傍に、搬送路を挟んで対向するように配置される。超音波送信器115aは超音波を送信する。一方、超音波受信器115bは、超音波送信器115aにより送信され、原稿を通過した超音波を検出し、検出した超音波に応じた電気信号である超音波信号を生成して出力する。以下では、超音波送信器115a及び超音波受信器115bを総じて超音波センサ115と称する場合がある。
第3原稿検出部118は、第1搬送ローラ116及び第1従動ローラ117の下流側、かつ第1撮像部119a及び第2撮像部119bの上流側に配置される接触検出センサを有し、その位置に原稿が存在するか否かを検出する。第3原稿検出部118は、その位置に原稿が存在する状態と存在しない状態とで信号値が変化する第3原稿検出信号を生成して出力する。
第1撮像部119aは、主走査方向に直線状に配列されたCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)による撮像素子を備える等倍光学系タイプのCIS(Contact Image Sensor)を有する。このCISは、原稿の裏面を読み取ってアナログの画像信号を生成して出力する。同様に、第2撮像部119bは、主走査方向に直線状に配列されたCMOSによる撮像素子を備える等倍光学系タイプのCISを有する。このCISは、原稿の表面を読み取ってアナログの画像信号を生成して出力する。なお、第1撮像部119a及び第2撮像部119bを一方だけ配置し、原稿の片面だけを読み取るようにしてもよい。また、CISの代わりにCCD(Charge Coupled Device)による撮像素子を備える縮小光学系タイプの撮像センサを利用することもできる。以下では、第1撮像部119a及び第2撮像部119bを総じて撮像部119と称する場合がある。
原稿台103に載置された原稿は、給紙ローラ111が図2の矢印A3の方向に回転することによって、下側ガイド107aと上側ガイド107bの間を原稿搬送方向A2に向かって搬送される。リタードローラ112は、原稿搬送時、図2の矢印A4の方向に回転する。給紙ローラ111及びリタードローラ112の働きにより、原稿台103に複数の原稿が載置されている場合、原稿台103に載置されている原稿のうち給紙ローラ111と接触している原稿のみが分離されて、分離された原稿以外の原稿の搬送が制限される(重送の防止)ように動作する。給紙ローラ111及びリタードローラ112は、原稿の分離部として機能する。
原稿は、下側ガイド107aと上側ガイド107bによりガイドされながら、第1搬送ローラ116と第1従動ローラ117の間に送り込まれる。原稿は、第1搬送ローラ116が図2の矢印A5の方向に回転することによって、第1撮像部119aと第2撮像部119bの間に送り込まれる。撮像部119により読み取られた原稿は、第2搬送ローラ120が図2の矢印A6の方向に回転することによって排出台105上に排出される。
図3は、原稿搬送装置100の概略構成を示すブロック図である。
原稿搬送装置100は、前述した構成に加えて、第1画像A/D変換部140a、第2画像A/D変換部140b、音信号出力部141、駆動部145、インターフェース部146、表示部147、記憶部148及び中央処理部150等をさらに有する。
第1画像A/D変換部140aは、第1撮像部119aから出力されたアナログの画像信号をアナログデジタル変換してデジタルの画像データを生成し、中央処理部150に出力する。同様に、第2画像A/D変換部140bは、第2撮像部119bから出力されたアナログの画像信号をアナログデジタル変換してデジタルの画像データを生成し、中央処理部150に出力する。以下、これらのデジタルの画像データを読取画像と称する。
音信号出力部141は、マイクロフォン113、フィルタ部142、増幅部143及び音A/D変換部144等を含んでいる。フィルタ部142は、マイクロフォン113から出力されたアナログの信号に対して、予め定められた周波数帯域の信号を通過させるバンドパスフィルタを適用し、増幅部143に出力する。増幅部143は、フィルタ部142から出力された音信号を増幅させて音A/D変換部144に出力する。音A/D変換部144は、増幅部143から出力されたアナログ信号を所定のサンプリングレートでサンプリングしてデジタル信号に変換し、中央処理部150に出力する。以下、音信号出力部141が出力する信号を音信号と称する。
なお、音信号出力部141は、これに限定されない。音信号出力部141は、マイクロフォン113のみを含み、フィルタ部142、増幅部143及び音A/D変換部144は、音信号出力部141の外部に備えられてもよい。また、音信号出力部141は、マイクロフォン113及びフィルタ部142のみ、あるいはマイクロフォン113、フィルタ部142及び増幅部143のみを含んでもよい。
駆動部145は、1つ又は複数のモータを含み、中央処理部150からの制御信号によって、給紙ローラ111、リタードローラ112、第1搬送ローラ116及び第2搬送ローラ120を回転させて原稿の搬送動作を行う。例えば、駆動部145には、給紙ローラを回転させるモータと、リタードローラ112、第1搬送ローラ116及び第2搬送ローラ120を回転させるモータとが別個に含まれる。
インターフェース部146は、例えばUSB等のシリアルバスに準じるインターフェース回路を有し、情報処理装置10と電気的に接続して読取画像及び各種の情報を送受信する。また、インターフェース部146にフラッシュメモリ等を接続して読取画像を保存するようにしてもよい。
表示部147は、タッチパネル式のディスプレイと、タッチパネルになされた利用者の操作に応じた信号を入力し、ディスプレイに画像を出力するインターフェース回路とを有する。表示部147は、利用者の操作に応じた信号を中央処理部150に出力し、中央処理部150からの制御に従って画像をディスプレイに表示する。
記憶部148は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、又はフレキシブルディスク、光ディスク等の可搬用の記憶装置等を有する。また、記憶部148には、原稿搬送装置100の各種処理に用いられるコンピュータプログラム、データベース、テーブル等が格納される。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM(compact disk read only memory)、DVD−ROM(digital versatile disk read only memory)等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部148にインストールされてもよい。さらに、記憶部148には、読取画像と、原稿を読取るための解像度の情報を含むユーザ設定情報とが格納される。
中央処理部150は、CPU(Central Processing Unit)を備え、予め記憶部148に記憶されているプログラムに基づいて動作する。なお、中央処理部150は、DSP(digital signal processor)、LSI(large scale integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programming Gate Array)等で構成されてもよい。
中央処理部150は、操作ボタン106、第1原稿検出部110、第2原稿検出部114、超音波センサ115、第3原稿検出部118、第1撮像部119a、第2撮像部119b、第1画像A/D変換部140a、第2画像A/D変換部140b、音信号出力部141、駆動部145、インターフェース部146及び記憶部148と接続され、これらの各部を制御する。
中央処理部150は、駆動部145の駆動制御、撮像部119の原稿読取制御等を行い、読取画像を取得する。また、中央処理部150は、制御部151、画像生成部152、音ジャム判定部153、位置ジャム判定部154、重送判定部155、起動処理部156及び異常音判定部157等を有する。これらの各部は、プロセッサ上で動作するソフトウェアにより実装される機能モジュールである。なお、これらの各部は、それぞれ独立した集積回路、マイクロプロセッサ、ファームウェア等で構成されてもよい。
図4は、原稿搬送装置100の全体処理の動作の例を示すフローチャートである。
以下、図4に示したフローチャートを参照しつつ、原稿搬送装置100の全体処理の動作の例を説明する。なお、以下に説明する動作のフローは、予め記憶部148に記憶されているプログラムに基づき主に中央処理部150により原稿搬送装置100の各要素と協働して実行される。
最初に、中央処理部150は、原稿搬送装置100が起動されると、原稿搬送装置100の起動処理を実行する(ステップS101)。起動処理の詳細については後述する。
次に、中央処理部150は、故障発生フラグがONであるか否かを判定する(ステップS102)。この故障発生フラグは、後述するように、ステップS101の起動処理で装置の故障が発生したと判定されるとONに設定される(図5参照)。
次に、中央処理部150は、故障発生フラグがONである場合、不図示のスピーカ、LED(Light Emitting Diode)等により、異常が発生したことを利用者に通知し(ステップS103)、一連のステップを終了する。この場合、以後の処理は実行されず、原稿の搬送動作及び読取動作は禁止される。
一方、中央処理部150は、故障発生フラグがOFFである場合、利用者により操作ボタン106が押下されて、操作ボタン106から操作検出信号を受信するまで待機する(ステップS104)。
次に、中央処理部150は、第1原稿検出部110から受信する第1原稿検出信号に基づいて原稿台103に原稿が載置されているか否かを判定する(ステップS105)。
原稿台103に原稿が載置されていない場合、中央処理部150は、ステップS104へ処理を戻し、操作ボタン106から新たに操作検出信号を受信するまで待機する。
一方、原稿台103に原稿が載置されている場合、中央処理部150は、駆動部145を駆動して給紙ローラ111、リタードローラ112、第1搬送ローラ116及び第2搬送ローラ120を回転させて、原稿を搬送させる(ステップS106)。
次に、制御部151は、異常発生フラグがONであるか否かを判定する(ステップS107)。この異常発生フラグは、後述するように、異常判定処理で異常が発生したと判定されるとONに設定される(図8参照)。
異常発生フラグがONである場合、制御部151は、異常処理として、駆動部145を停止して、原稿の搬送を停止させるとともに、不図示のスピーカ、LED等により、異常が発生したことを利用者に通知し、異常発生フラグをOFFに設定する(ステップS108)。この場合、制御部151は、ステップS104へ処理を戻し、操作ボタン106から新たに操作検出信号を受信するまで待機する。
一方、異常発生フラグがONでない場合、画像生成部152は、搬送された原稿を第1撮像部119a及び第2撮像部119bに読み取らせ、第1画像A/D変換部140a及び第2画像A/D変換部140bを介して読取画像を取得する(ステップS109)。
次に、中央処理部150は、取得した読取画像をインターフェース部146を介して情報処理装置10へ送信する(ステップS110)。なお、情報処理装置10と接続されていない場合、中央処理部150は、取得した読取画像を記憶部148に記憶しておく。
次に、中央処理部150は、第1原稿検出部110から受信する第1原稿検出信号に基づいて原稿台103に原稿が残っているか否かを判定する(ステップS111)。
原稿台103に原稿が残っている場合、中央処理部150は、ステップS106へ処理を戻し、ステップS106〜S111の処理を繰り返す。一方、原稿台103に原稿が残っていない場合、中央処理部150は、ステップS104へ処理を戻し、操作ボタン106から新たに操作検出信号を受信するまで待機する。
図5は、起動処理の動作の例を示すフローチャートである。
図5に示す動作のフローは、図4に示すフローチャートのステップS101において実行される。
最初に、起動処理部156は、故障発生フラグ及び異常発生フラグをOFFに設定する(ステップS201)。
次に、起動処理部156は、装置の自己診断処理を実行する(ステップS202)。起動処理部156は、記憶部148に正常に読み書きできること、超音波センサ115、撮像部119、インターフェース部146、表示部147等の各部が正常に動作すること、及び駆動部145が有する各モータが正常に駆動すること等を確認する。
次に、起動処理部156は、自己診断処理において異常が検出されたか否かを判定する(ステップS203)。
自己診断処理において異常が検出された場合、起動処理部156は、故障発生フラグをONに設定し(ステップS204)、一連のステップを終了する。
一方、自己診断処理において異常が検出されなかった場合、異常音判定部157は、異常音判定処理を実施する(ステップS205)。異常音判定部157は、異常音判定処理において、原稿搬送動作前の音信号に基づいて異常音が発生したか否かを判定する。異常音とは、原稿を搬送していない時に装置内部で発生し、音によるジャムの判定に影響を与える音のことをいう。異常音には、部品の磨耗、グリスの枯渇等により発生する、プーリの摺動音及びギアの振動音等が含まれる。異常音判定処理の詳細については後述する。
次に、異常音判定部157は、異常音判定処理において、異常音が発生していると判定したか否かを判定する(ステップS206)。
異常音判定部157は、異常音が発生していないと判定した場合、特に処理を行わず、一連のステップを終了する。一方、異常音判定部157は、異常音が発生していると判定した場合、音信号に基づくジャム判定が不安定になることを表示部147に警告表示させる(ステップS207)。音信号に基づいてジャム判定が不安定になる点については後述する。
図6は、警告表示画面600の例を示す図である。
図6に示す警告表示画面600は、音信号に基づくジャム判定が不安定になることを警告表示する画面の例を示す。
なお、異常音判定部157は、表示部147に警告表示させる代わりに、音信号に基づくジャム判定が不安定になることをインターフェース部146を介して情報処理装置10に警告通知してもよい。その場合、情報処理装置10が図6に示した警告表示画面600を表示する。
次に、異常音判定部157は、音信号の最大値が第1の閾値Th1以上であるか否かを判定する(ステップS208)。
異常音判定部157は、音信号の最大値が第1の閾値Th1未満である場合、特に処理を行わず、一連のステップを終了する。一方、異常音判定部157は、音信号の最大値が第1の閾値Th1以上である場合、故障発生フラグをONに設定し(ステップS204)、一連のステップを終了する。第1の閾値Th1は、装置に故障が発生していると想定される音量、又は利用者が不快に感じると想定される音量に相当する値に設定される。故障発生フラグをONに設定することにより、以後の原稿の搬送動作が禁止される。
原稿搬送装置100は、異常音が発生していても、駆動部145を駆動させて原稿を搬送し、撮像部119に原稿を読み取らせるという基本機能を実行できる。しかし、異常音が発生している場合、音によりジャムが発生したか否かを正しく判定できない可能性が高い。原稿搬送装置100は異常音が発生していることを利用者に通知して、音によるジャムの発生の判定を行うか否かを利用者が判断できるようにしている。
一方、原稿搬送装置100は、装置に故障が発生していると想定されるレベルの音、又は利用者が不快に感じるレベルの音が発生している場合は、状況が悪化しないように、原稿の搬送動作を禁止している。
図7は、異常判定処理の動作の例を示すフローチャートである。
以下に説明する動作のフローは、予め記憶部148に記憶されているプログラムに基づき主に中央処理部150により原稿搬送装置100の各要素と協働して実行される。
最初に、音ジャム判定部153は、音ジャム判定処理を実施する(ステップS301)。音ジャム判定部153は、音ジャム判定処理において、原稿搬送動作中の音信号に基づいてジャムが発生したか否かを判定する。以下、音ジャム判定部153が音信号に基づいて発生の有無を判定するジャムのことを音ジャムと称する場合がある。音ジャム判定処理の詳細については後述する。
次に、位置ジャム判定部154は、位置ジャム判定処理を実施する(ステップS302)。位置ジャム判定部154は、位置ジャム判定処理において、第2原稿検出部114から取得した第2原稿検出信号と、第3原稿検出部118から取得した第3原稿検出信号とに基づいてジャムが発生したか否かを判定する。以下、位置ジャム判定部154が第2原稿検出信号及び第3原稿検出信号に基づいて発生の有無を判定するジャムのことを位置ジャムと称する場合がある。位置ジャム判定処理の詳細については後述する。
次に、重送判定部155は、重送判定処理を実施する(ステップS303)。重送判定部155は、重送判定処理において、超音波センサ115から取得した超音波信号に基づいて原稿の重送が発生したか否かを判定する。重送判定処理の詳細については後述する。
次に、制御部151は、原稿搬送処理に異常が発生したか否かを判定する(ステップS304)。制御部151は、音ジャム、位置ジャム及び原稿の重送のうちの少なくとも一つが発生した場合、異常が発生したと判定する。すなわち、音ジャム、位置ジャム及び原稿の重送の何れも発生していない場合にのみ、異常が発生していないと判定する。
制御部151は、原稿搬送処理に異常が発生した場合、異常発生フラグをONに設定し(ステップS305)、一連のステップを終了する。一方、原稿搬送処理に異常が発生していない場合、特に処理を行わず、一連のステップを終了する。なお、図7に示すフローチャートは、所定の時間間隔ごとに実行される。
図8は、音ジャム判定処理の動作の例を示すフローチャートである。
図8に示す動作のフローは、図7に示すフローチャートのステップS401において実行される。
最初に、音ジャム判定部153は、音信号出力部141から音信号を取得する(ステップS401)。
次に、音ジャム判定部153は、音信号について絶対値を取った絶対値信号を生成する(ステップS402)。
次に、音ジャム判定部153は、絶対値信号の外形を抽出した外形信号を生成する(ステップS403)。音ジャム判定部153は、外形信号として、絶対値信号についてピークホールドを取った信号を生成する。音ジャム判定部153は、絶対値信号の極大値を一定のホールド期間だけホールドし、その後一定の減衰率で減衰させることにより外形信号を生成する。
次に、音ジャム判定部153は、外形信号の信号値について、第2の閾値Th2以上である場合に増大させ、第2の閾値Th2未満である場合に減少させるカウンタ値を算出する(ステップS404)。音ジャム判定部153は、所定の時間間隔(例えば音信号のサンプリング間隔)ごとに、外形信号の信号値が第2の閾値Th2以上であるか否かを判定し、外形信号の信号値が第2の閾値Th2以上である場合、カウンタ値をインクリメントし、第2の閾値Th2未満である場合、カウンタ値をデクリメントする。
次に、音ジャム判定部153は、カウンタ値が第3の閾値Th3以上であるか否かを判定する(ステップS405)。音ジャム判定部153は、カウンタ値が第3の閾値Th3以上であれば音ジャムが発生したと判定し(ステップS406)、カウンタ値が第3の閾値Th3未満であれば音ジャムは発生していないと判定し(ステップS407)、一連のステップを終了する。なお、第3の閾値Th3には、ジャムを発生させる実験を複数回行って、ジャム発生時に算出されたカウンタ値の最小値を設定した。
図9は、ジャムが発生した場合の音ジャム判定についての各信号の例を示すグラフである。
図9A及び図9Bの横軸は時間を示し、図9Aの縦軸は信号値を示し、図9Bの縦軸はカウンタ値を示す。図9Aのグラフは、ジャムが発生した場合の絶対値信号901と、絶対値信号901から生成された外形信号902の例を表す(図8のステップS402、S403参照)。図9Bのグラフは、外形信号902について算出されたカウンタ値911の例を表す(図8のステップS404参照)。
図9Aにおいて、外形信号902は、時刻T1で第2の閾値Th2以上となり、その後、頻繁に第2の閾値Th2以上となる。図9Bに示すように、カウンタ値911は時刻T1から増大し、その後、増減を繰り返しながら時刻T2で第3の閾値Th3以上となり、音ジャムが発生したと判定される。
図10は、シワを有する原稿(以下、シワ紙と称する)が搬送された場合の音ジャム判定についての各信号の例を示すグラフである。
図10A及び図10Bの横軸は時間を示し、図10Aの縦軸は信号値を示し、図10Bの縦軸はカウンタ値を示す。図10Aのグラフは、シワ紙が搬送された場合の絶対値信号1001と、絶対値信号1001から生成された外形信号1002の例を表す(図8のステップS402、S403参照)。図10Bのグラフは、外形信号1002について算出されたカウンタ値1011の例を表す(図8のステップS404参照)。
シワ紙が搬送された場合、図10Aに示すように、絶対値信号1001及び外形信号1002は、第2の閾値Th2以上の値となる場合がある。しかし、図10Bに示すように、カウンタ値1011は、ある程度の大きさまで増大するが、第3の閾値Th3以上の値とはならず、音ジャムは発生していないと判定される。
図11は、異常音判定処理の動作の例を示すフローチャートである。
図11に示す動作のフローは、図5に示すフローチャートのステップS205において実行される。
最初に、異常音判定部157は、音信号出力部141から音信号を取得する(ステップS501)。
次に、異常音判定部157は、音信号について絶対値を取った絶対値信号を生成する(ステップS502)。
次に、異常音判定部157は、絶対値信号の外形を抽出した外形信号を生成する(ステップS503)。異常音判定部157は、外形信号として、絶対値信号についてピークホールドを取った信号を生成する。異常音判定部157は、絶対値信号の極大値を一定のホールド期間だけホールドし、その後一定の減衰率で減衰させることにより外形信号を生成する。
次に、異常音判定部157は、外形信号の信号値について、第4の閾値Th4以上である場合に増大させ、第4の閾値Th4未満である場合に減少させるカウンタ値を算出する(ステップS504)。異常音判定部157は、所定の時間間隔(例えば音信号のサンプリング間隔)ごとに、外形信号の信号値が第4の閾値Th4以上であるか否かを判定し、外形信号の信号値が第4の閾値Th4以上である場合、カウンタ値をインクリメントし、第4の閾値Th4未満である場合、カウンタ値をデクリメントする。第4の閾値Th4は、第2の閾値Th2と同じ値であり、且つ第1の閾値Th1より小さい値に設定した。
次に、異常音判定部157は、カウンタ値が第5の閾値Th5以上であるか否かを判定する(ステップS505)。異常音判定部157は、カウンタ値が第5の閾値Th5以上であれば異常音が発生したと判定し(ステップS506)、カウンタ値が第5の閾値Th5未満であれば異常音は発生していないと判定し(ステップS507)、一連のステップを終了する。第5の閾値Th5は、第3の閾値Th3の1/2の値に設定した。なお、第5の閾値Th5の設定については後述する。
なお、図11に示す異常音判定処理は、電源起動直後だけでなく、駆動部145を駆動して給紙ローラ111、リタードローラ112、第1搬送ローラ116及び第2搬送ローラ120を回転させてから実際に原稿が搬送されるまでの間に実行されてもよい。
図12は、異常音が発生した場合の異常音判定についての各信号の例を示すグラフである。
図12A及び図12Bの横軸は時間を示し、図12Aの縦軸は信号値を示し、図12Bの縦軸はカウンタ値を示す。図12Aのグラフは、異常音が発生した場合の絶対値信号1201と、絶対値信号1201から生成された外形信号1202の例を表す(図11のステップS502、S503参照)。図12Bのグラフは、外形信号1202について算出されたカウンタ値1211の例を表す(図11のステップS504参照)。
図12Aにおいて、外形信号1202は、時刻T3で第2の閾値Th2以上となり、その後、時刻T4まで第4の閾値Th4未満となっていない。図12Bに示すように、カウンタ値1211は時刻T3から増大していき、時刻T5で第5の閾値Th5以上となり、異常音判定部157は、異常音が発生したと判定する。
以下に、「異常音が発生している場合に音ジャム判定が不安定になる」とはどのような状態かについて説明する(図5のステップS207参照)。
プーリの擦動音及びギアの振動音等が発生している場合、原稿が搬送されると、マイクロフォン113は、プーリの擦動音及びギアの振動音等に加えて、原稿の搬送音を集音し、音信号出力部141は、2つの種類の音が重畳された音信号を出力する。音ジャム判定部153は、2つの種類の音が重畳された音信号に基づいてカウンタ値を算出し、カウンタ値が第3の閾値Th3以上となると、音ジャムが発生したと判定する。即ち、プーリの擦動音及びギアの振動音等によるカウンタ値のアップ分に、シワ紙搬送によるカウンタ値のアップ分が追加され、第3の閾値Th3を超えると、ジャムが発生していないのに、ジャムと判定されてしまう。
前述したように、第3の閾値Th3には、ジャムを発生させる実験を複数回行って、ジャム発生時に、音ジャム判定部153が算出したカウンタ値の最小値を設定した。また、様々な種類のシワ紙を搬送し、音ジャム判定部153が算出したカウンタ値を調べたところ、第3の閾値Th3の25%〜75%の範囲となった。
上記より、どのようなシワ紙が搬送されるかが定かでない状況において、プーリの擦動音及びギアの振動音等のみによって、音ジャム判定部153が算出するカウンタ値が、第3の閾値Th3の25%以上となると、ジャムが発生していないにも係らず、ジャムと判定してしまう可能性がある。一方、プーリの擦動音及びギアの振動音等のみによって、音ジャム判定部153が算出するカウンタ値が、第3の閾値Th3以上となる場合には、それだけで、ジャムと判定されてしまうので望ましくない。
そこで、プーリの擦動音及びギアの振動音等のみによって、音ジャム判定部153が算出するカウンタ値が、第3の閾値Th3の25%以上となる場合に、異常音が発生していると判定することとした。即ち、このような場合には、シワ紙の種類によってはジャムが発生する可能性があるので、音ジャム判定が不安定となる異常音が発生しているものと判断することとした。この場合、第5の閾値Th5は、第3の閾値Th3の1/4となる。
しかしながら、あまり、基準値を低く設定すると、頻繁に警告が発生されて好ましくない。そこで、プーリの擦動音及びギアの振動音等のみによって、音ジャム判定部153が算出するカウンタ値が、第3の閾値Th3の50%以上となる場合に、異常音が発生していると判定するようにしても良い。即ち、このような場合には、シワ紙の種類によってはジャムが発生する可能性があるので、音ジャム判定が不安定となる異常音が発生しているものと判断することとした。この場合、第5の閾値Th5は、第3の閾値Th3の1/2となる。なお、上記に基づいて、ステップS505の第5の閾値Th5を定めている。
なお、第3の閾値Th3及び第5の閾値Th5等の値については、上述した値に限定されず、適宜変更可能である。
図13は、位置ジャム判定処理の動作の例を示すフローチャートである。
図13に示す動作のフローは、図7に示すフローチャートのステップS302において実行される。
最初に、位置ジャム判定部154は、第2原稿検出部114で原稿の先端が検出されるまで待機する(ステップS601)。位置ジャム判定部154は、第2原稿検出部114からの第2原稿検出信号の値が、原稿が存在しない状態を表す値から存在する状態を表す値に変化すると、第2原稿検出部114の位置、すなわち給紙ローラ111及びリタードローラ112の下流、かつ第1搬送ローラ116及び第1従動ローラ117の上流において原稿の先端が検出されたと判定する。
次に、第2原稿検出部114で原稿の先端が検出されると、位置ジャム判定部154は、計時を開始する(ステップS602)。
次に、位置ジャム判定部154は、第3原稿検出部118で原稿の先端が検出されたか否かを判定する(ステップS603)。位置ジャム判定部154は、第3原稿検出部118からの第3原稿検出信号の値が、原稿が存在しない状態を表す値から存在する状態を表す値に変化すると、第3原稿検出部118の位置、すなわち第1搬送ローラ116及び第1従動ローラ117の下流、かつ撮像部119の上流において原稿の先端が検出されたと判定する。
第3原稿検出部118で原稿の先端が検出されると、位置ジャム判定部154は、位置ジャムは発生していないと判定し(ステップS604)、一連のステップを終了する。
一方、第3原稿検出部118で原稿の先端が検出されていないと、位置ジャム判定部154は、計時を開始してから所定時間(例えば1秒間)が経過したか否かを判定する(ステップS605)。所定時間が経過していなければ、位置ジャム判定部154は、ステップS603へ処理を戻し、再度、第3原稿検出部118で原稿の先端が検出されたか否かを判定する。一方、所定時間が経過した場合、位置ジャム判定部154は、位置ジャムが発生したと判定し(ステップS606)、一連のステップを終了する。なお、原稿搬送装置100において位置ジャム判定処理が必要でない場合には、省略してもよい。
なお、中央処理部150は、第3原稿検出部118からの第3原稿検出信号により、第1搬送ローラ116と第1従動ローラ117の下流において原稿の先端を検出すると、次の原稿が送り込まれないように、一端駆動部145を制御して給紙ローラ111及びリタードローラ112の回転を停止させる。その後、中央処理部150は、第2原稿検出部114からの第2原稿検出信号により、給紙ローラ111とリタードローラ112の下流において原稿の後端を検出すると、再度駆動部145を制御して給紙ローラ111及びリタードローラ112を回転させて、次の原稿を搬送させる。これにより、中央処理部150は、複数の原稿が搬送路内で重なることを防止している。そのため、位置ジャム判定部154は、中央処理部150が給紙ローラ111及びリタードローラ112を回転させるように駆動部145を制御した時点で計時を開始し、所定時間以内に第3原稿検出部118で原稿の先端が検出されなかった場合に位置ジャムが発生したと判定してもよい。
図14は、重送判定処理の動作の例を示すフローチャートである。
図14に示す動作のフローは、図7に示すフローチャートのステップS303において実行される。
最初に、重送判定部155は、超音波センサ115から超音波信号を取得する(ステップS701)。
次に、重送判定部155は、取得した超音波信号の信号値が、重送判定閾値未満であるか否かを判定する(ステップS702)。
図15は、超音波信号の特性について説明するための図である。
図15のグラフ1500において、実線1501は単数の原稿が搬送されている場合の超音波信号の特性を示し、点線1502は原稿の重送が発生している場合の超音波信号の特性を示す。グラフ1500の横軸は時間を示し、縦軸は超音波信号の信号値を示す。重送が発生していることにより、区間1503において点線1502の超音波信号の信号値が低下している。そのため、超音波信号の信号値が重送判定閾値ThA未満であるか否かにより原稿の重送が発生したか否かを判定することができる。
重送判定部155は、超音波信号の信号値が重送判定閾値未満である場合、原稿の重送が発生したと判定し(ステップS703)、一方、超音波信号の信号値が重送判定閾値以上である場合、原稿の重送は発生していないと判定し(ステップS704)、一連のステップを終了する。
以上詳述したように、原稿搬送装置100は、図4、図5及び図11に示したフローチャートに従って動作することによって、原稿搬送動作前に出力された音信号に基づいて異常音が発生しているか否かを判定する。原稿搬送装置100は異常音が発生している場合は警告表示を行うので、利用者は原稿搬送動作時の音によるジャムの発生の判定を無効にすることが可能となり、原稿搬送装置100は音によるジャムの発生の判定誤りを抑制することが可能となった。
また、原稿搬送装置100では、異常音判定処理を音ジャム判定処理と同一の処理としている。したがって、異常音判定処理に用いる第4の閾値Th4及び第5の閾値Th5を、音ジャム判定処理に用いる第2の閾値Th2及び第3の閾値Th3にあわせて容易に調整することが可能となった。
図16は、起動処理の動作の他の例を示すフローチャートである。
このフローチャートは、原稿搬送装置100において、前述した図5に示すフローチャートの代りに実行することが可能である。図16に示すフローチャートでは、図5に示すフローチャートと異なり、異常音判定部157は、異常音が発生していると判定した場合、音ジャム判定機能を無効に設定する。図16に示すステップS801〜S806、S809の処理は、図5に示すステップS201〜S206、S208の処理と同じであるため、説明を省略し、以下では、ステップS807〜S808の処理についてのみ説明する。
ステップS806において異常音が発生していると判定した場合、異常音判定部157は、音ジャム判定機能を無効に設定することを表示部147に警告表示させる(ステップS807)。
図17は、警告表示画面1700の例を示す図である。
図17に示す警告表示画面1700は、音ジャム判定機能を無効に設定することを警告表示する画面の例を示す。
次に、異常音判定部157は、音ジャム判定フラグをオフに設定する(ステップS808)。音ジャム判定フラグは、装置起動時にオンに設定され、異常音判定部157が異常音が発生していると判定した場合にオフに設定される。
一方、図7のステップS304において、制御部151は、音ジャム判定フラグがオンに設定されているかオフに設定されているかを判定する。制御部151は、音ジャム判定フラグがオフに設定されているときは、音ジャム判定部153により音ジャムが発生したと判定された場合でも、異常が発生していないと判定する。
以上詳述したように、原稿搬送装置100は、図4、図5、図7及び図16に示したフローチャートに従って動作することによって、異常音が発生している場合、音によるジャムの発生の判定を自動的に無効にすることが可能となった。したがって、原稿搬送装置100は音によるジャムの発生の判定誤りを抑制することが可能となった。
100 原稿搬送装置
110 第1原稿検出部
111 給紙ローラ
112 リタードローラ
113 マイクロフォン
114 第2原稿検出部
115 超音波センサ
118 第3原稿検出部
119 撮像部
141 音信号出力部
144 駆動部
145 インターフェース部
146 表示部
147 記憶部
150 中央処理部
151 制御部
152 画像生成部
153 音ジャム判定部
154 位置ジャム判定部
155 重送判定部
156 起動処理部
157 異常音判定部

Claims (7)

  1. 集音部が原稿搬送路の近傍に設けられ、音信号を出力する音信号出力部と、
    原稿搬送動作中に出力された前記音信号に基づいて、ジャムが発生したか否かを判定する音ジャム判定部と、
    前記音ジャム判定部においてジャムが発生したと判定された場合に、異常処理を実行する制御部と、
    原稿搬送動作前に出力された前記音信号に基づいて、異常音が発生しているか否かを判定する異常音判定部と、を有し、
    前記制御部は、前記異常音判定部において異常が発生したと判定された場合に、前記音信号に基づくジャム判定が不安定になるか否かの判断を行う、
    ことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 前記異常音判定部において異常音が発生したと判定された場合に、前記音信号に基づくジャム判定が不安定になることを警告する警告表示部を更に有する、請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 前記異常音判定部において異常音が発生したと判定された場合に、前記音信号に基づくジャム判定が不安定になることを外部に警告する警告通知部を更に有する、請求項1に記載の原稿搬送装置。
  4. 前記異常音判定部は、異常音が発生したと判定した場合、前記音ジャム判定部においてジャムが発生したと判定された場合でも前記制御部が前記異常処理を実行しないように制御する、請求項1に記載の原稿搬送装置。
  5. 前記異常音判定部は、所定の閾値以上の異常音が発生したと判定した場合、原稿搬送動作を禁止する、請求項1〜4の何れか一項に記載の原稿搬送装置。
  6. 集音部が原稿搬送路の近傍に設けられ、音信号を出力する音信号出力部から前記音信号を取得する音信号取得ステップと、
    原稿搬送動作中に出力された前記音信号に基づいて、ジャムが発生したか否かを判定する音ジャム判定ステップと、
    前記音ジャム判定ステップにおいてジャムが発生したと判定された場合に、異常処理を実行する制御ステップと、
    原稿搬送動作前に出力された前記音信号に基づいて、異常音が発生しているか否かを判定する異常音判定ステップと、を含み、
    前記制御ステップにおいて、前記異常音判定ステップにおいて異常が発生したと判定された場合に、前記音信号に基づくジャム判定が不安定になるか否かの判断を行う、
    ことを特徴とする異常判定方法。
  7. 集音部が原稿搬送路の近傍に設けられ、音信号を出力する音信号出力部から前記音信号を取得する音信号取得ステップと、
    原稿搬送動作中に出力された前記音信号に基づいて、ジャムが発生したか否かを判定する音ジャム判定ステップと、
    前記音ジャム判定ステップにおいてジャムが発生したと判定された場合に、異常処理を実行する制御ステップと、
    原稿搬送動作前に出力された前記音信号に基づいて、異常音が発生しているか否かを判定する異常音判定ステップと、をコンピュータに実行させ、
    前記制御ステップにおいて、前記異常音判定ステップにおいて異常が発生したと判定された場合に、前記音信号に基づくジャム判定が不安定になるか否かの判断を行う、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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