JP5397566B2 - 鉄道車両の車体傾斜制御方法 - Google Patents
鉄道車両の車体傾斜制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5397566B2 JP5397566B2 JP2013507115A JP2013507115A JP5397566B2 JP 5397566 B2 JP5397566 B2 JP 5397566B2 JP 2013507115 A JP2013507115 A JP 2013507115A JP 2013507115 A JP2013507115 A JP 2013507115A JP 5397566 B2 JP5397566 B2 JP 5397566B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- compressed air
- air reservoir
- vehicle body
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 29
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61F—RAIL VEHICLE SUSPENSIONS, e.g. UNDERFRAMES, BOGIES OR ARRANGEMENTS OF WHEEL AXLES; RAIL VEHICLES FOR USE ON TRACKS OF DIFFERENT WIDTH; PREVENTING DERAILING OF RAIL VEHICLES; WHEEL GUARDS, OBSTRUCTION REMOVERS OR THE LIKE FOR RAIL VEHICLES
- B61F5/00—Constructional details of bogies; Connections between bogies and vehicle underframes; Arrangements or devices for adjusting or allowing self-adjustment of wheel axles or bogies when rounding curves
- B61F5/02—Arrangements permitting limited transverse relative movements between vehicle underframe or bolster and bogie; Connections between underframes and bogies
- B61F5/22—Guiding of the vehicle underframes with respect to the bogies
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/66—Electrical control in fluid-pressure brake systems
- B60T13/68—Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves
- B60T13/683—Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves in pneumatic systems or parts thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T17/00—Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
- B60T17/02—Arrangements of pumps or compressors, or control devices therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T17/00—Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
- B60T17/18—Safety devices; Monitoring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61F—RAIL VEHICLE SUSPENSIONS, e.g. UNDERFRAMES, BOGIES OR ARRANGEMENTS OF WHEEL AXLES; RAIL VEHICLES FOR USE ON TRACKS OF DIFFERENT WIDTH; PREVENTING DERAILING OF RAIL VEHICLES; WHEEL GUARDS, OBSTRUCTION REMOVERS OR THE LIKE FOR RAIL VEHICLES
- B61F5/00—Constructional details of bogies; Connections between bogies and vehicle underframes; Arrangements or devices for adjusting or allowing self-adjustment of wheel axles or bogies when rounding curves
- B61F5/02—Arrangements permitting limited transverse relative movements between vehicle underframe or bolster and bogie; Connections between underframes and bogies
- B61F5/04—Bolster supports or mountings
- B61F5/10—Bolster supports or mountings incorporating fluid springs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
本発明は、鉄道車両が曲線路を走行する際に、台車上で空気バネによって支持された車体を傾斜させる鉄道車両の車体傾斜制御方法に関する。
鉄道車両は車体と台車から構成され、車体は台車上に左右に一対の空気バネを介して支持される。通常、新幹線などのように高速で走行する鉄道車両は、曲線路を走行する際、遠心力が作用し乗客に不快感を与える。そこで、乗り心地を向上させるために、外軌側の空気バネに圧縮空気を導入して、台車に対し車体を内軌側に傾倒させる車体傾斜制御が行われる(例えば、特許文献1、2参照)。車体傾斜は、空気溜め(エアタンク)に蓄えられた圧縮空気を動力源とし、その圧縮空気は、コンプレッサにより作り出され空気溜めに補給される。
一般に、空気溜め内の圧縮空気は、鉄道車両に装備される種々の空気圧機器の動力源であり、特にブレーキ装置の動力源としても用いられる。したがって、安全上の観点から、空気溜め内の圧縮空気の圧力(以下、「空気溜め圧」ともいう)が低下し過ぎることは避けなければならない。
しかし、曲線路の連続する区間で車体傾斜が実行されると、空気溜め内の圧縮空気が著しく消費されることから、空気溜め圧が過剰に低下し、ブレーキの作動に支障が生じるおそれがある。このため、従来の車体傾斜制御方法では、曲線路の走行時であっても、空気溜め圧が規定の圧力以下となった場合は、車体傾斜を強制的に中止するようにしている。
上述の通り、空気溜め圧が規定の圧力以下となった場合に車体傾斜を中止すれば、空気溜め内の圧縮空気がそれ以上消費されないため、ブレーキの作動に支障が生じる事態は起こらない。しかし、曲線路の走行時にもかかわらず、車体傾斜の中止に伴い、台車に対して車体が傾斜しない状態、すなわち傾斜角度が0(ゼロ)の状態になることから、乗り心地が顕著に悪化するという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ブレーキの作動に支障が生じる事態に陥ることなく、曲線路を走行する際に乗り心地の悪化を抑制することができる鉄道車両の車体傾斜制御方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、下記の知見を得た。曲線路の走行時に空気溜め圧が規定の圧力以下となった場合、コンプレッサを駆動させることにより、圧力が低下した空気溜めに圧縮空気が補給される。これと同時に、車体傾斜を中止しなくても、空気溜めから空気バネへの圧縮空気の導入量をコンプレッサによる圧縮空気の補給量以下に制限して、車体の傾斜角度を低下させることにより、車体傾斜に伴う圧縮空気の消費量が低減される。
これらのことから、車体の傾斜角度が低下するものの、車体傾斜が実行されるので、乗り心地の悪化を抑制することができる。しかも、車体傾斜に伴う圧縮空気の消費量が低減されるとともに、消費される以上の圧縮空気がコンプレッサから空気溜めに補給されるので、空気溜め圧をブレーキの作動に最低限必要とする圧力以上に確保することができ、ブレーキの作動に支障が生じる事態は起こらない。
本発明は上記の知見に基づいて完成させたものであり、その要旨は、下記に示す鉄道車両の車体傾斜制御方法にある。すなわち、鉄道車両が曲線路を走行する際に、台車上で車体を支持する左右に一対の空気バネに空気溜めから圧縮空気を導入して車体を傾斜させる鉄道車両の車体傾斜制御方法であって、空気溜め内の圧縮空気の圧力を検知し、この空気溜め圧が空気バネへの圧縮空気の導入に伴って第1の閾値以下となった場合を検知したとき、空気溜めに圧縮空気を補給するコンプレッサを駆動させるとともに、空気溜めから空気バネへの圧縮空気の導入を継続しつつその導入量をコンプレッサから空気溜めへの圧縮空気の補給量以下に制限し、空気溜め圧を鉄道車両のブレーキの作動に最低限必要とする圧力以上に確保することを特徴とする鉄道車両の車体傾斜制御方法である。
上記の車体傾斜制御方法は、空気バネへの圧縮空気の導入量を制限している状態で、空気溜め圧がコンプレッサによる圧縮空気の補給に伴って前記第1の閾値を超える第2の閾値以上となった場合を検知したとき、コンプレッサの駆動を停止させるとともに、空気バネへの圧縮空気の導入量の制限を解除する構成とすることが好ましい。
上記の車体傾斜制御方法において、絶対圧で、前記第1の閾値P1は、下記の(1)式により設定することができ、前記第2の閾値P2は、下記の(2)式により設定することができる。
P1=P0+γ×Pm×k×A/V×T …(1)
P2=P0+γ×Pm×k×A/V×T+γ×Pm×A/V×T …(2)
ただし、上記の(1)式、(2)式中、
P0:ブレーキの作動に最低限必要とする空気溜め圧[kPa]、
γ:ポリトープ指数、
Pm:空気溜め圧の平均値[kPa]、
k:補正係数;<B/A、
B:コンプレッサから空気溜めへの圧縮空気の補給量[m3/s]、
A:空気溜めから空気バネへの圧縮空気の制限しない状態での導入量[m3/s]、
V:空気溜めの容積[m3]、および
T:コンプレッサにおける駆動開始から圧縮空気の吐出開始までのタイムラグ[s]。
P1=P0+γ×Pm×k×A/V×T …(1)
P2=P0+γ×Pm×k×A/V×T+γ×Pm×A/V×T …(2)
ただし、上記の(1)式、(2)式中、
P0:ブレーキの作動に最低限必要とする空気溜め圧[kPa]、
γ:ポリトープ指数、
Pm:空気溜め圧の平均値[kPa]、
k:補正係数;<B/A、
B:コンプレッサから空気溜めへの圧縮空気の補給量[m3/s]、
A:空気溜めから空気バネへの圧縮空気の制限しない状態での導入量[m3/s]、
V:空気溜めの容積[m3]、および
T:コンプレッサにおける駆動開始から圧縮空気の吐出開始までのタイムラグ[s]。
本発明の鉄道車両の車体傾斜制御方法によれば、曲線路の走行時に空気溜め圧が規定の圧力以下となった場合、コンプレッサを駆動させるとともに、空気バネへの圧縮空気の導入量をコンプレッサによる圧縮空気の補給量以下に制限することにより、車体の傾斜角度が低下するものの、車体傾斜が実行されるので、乗り心地の悪化を抑制することができ、しかも、消費される以上の圧縮空気がコンプレッサから空気溜めに補給されるので、空気溜め圧をブレーキの作動に最低限必要とする圧力以上に確保することができ、ブレーキの作動に支障が生じる事態に陥ることもない。
以下に、本発明の鉄道車両の車体傾斜制御方法について、その実施形態を詳述する。
1.鉄道車両の構成
図1は、本発明の車体傾斜制御方法を適用できる車体傾斜装置を搭載した鉄道車両の構成例を示す模式図である。同図では、曲線路の走行時に車体傾斜を実行している状態を示している。
図1は、本発明の車体傾斜制御方法を適用できる車体傾斜装置を搭載した鉄道車両の構成例を示す模式図である。同図では、曲線路の走行時に車体傾斜を実行している状態を示している。
鉄道車両1は、車体2と、この車体2を前後で支持する台車3とから構成され、レール4上を走行する。車体2は、台車3との間に介装された左右に一対の空気バネ5によって弾性支持される。鉄道車両1は、曲線路を走行する際に車体2を内軌側に傾倒させるため、台車3に対し車体2を傾斜させる車体傾斜装置を備える。
車体傾斜装置としては、空気溜め(エアタンク)6から各空気バネ5に到る空気配管11が配設され、この空気配管11の経路に傾斜制御弁12が介設される。傾斜制御弁12は制御部7に接続されており、制御部7からの指令により作動する。
空気溜め6には、圧縮空気を作り出し空気溜め6に補給するコンプレッサ8が連結される。コンプレッサ8は、制御部7からの指令により作動する。また、空気溜め6には、圧力計9が設置される。圧力計9は、空気溜め6に蓄えられた圧縮空気の圧力、すなわち空気溜め圧を検出し、その検出信号を制御部7に送出する。なお、ここでいう空気溜め6は、コンプレッサ8に直接連結され圧縮空気を主体的に蓄える主タンクのほかに、車体傾斜のみに用いられる補助タンクも含む。
また、車体2と台車3の間には、左右の両側に各空気バネ5の高さを検出するための空気バネ高さ検知センサ13が設けられる。空気バネ高さ検知センサ13からの出力信号に基づいて、制御部7により、空気バネ5の高さ、さらにはこの空気バネ高さから車体2の傾斜角度を逐次把握し、傾斜制御弁12を適切に作動させるためである。空気バネ高さ検知センサ13としては、レゾルバまたはエンコーダといった回転角度センサを採用することができる。
このような鉄道車両1において、高速での曲線路走行時のように車体傾斜を実行する際の基本的な制御動作は、以下の通りである。制御部7は、曲線路の軌道情報に基づいて、自身のメモリに予め登録されているデータベースから車体2の適正な傾斜角度θを選定し、車体2がその適正な所定の傾斜角度θで傾斜するように傾斜制御弁12を作動させる。
具体的には、左右の空気バネ5のうちの外軌側(図1では右側)の空気バネ5の高さを内軌側(図1では左側)の空気バネ5の高さよりも高くして、車体2を内軌側に所定の傾斜角度θで傾倒させるため、外軌側の傾斜制御弁12の作動により、空気溜め6から空気配管11を通じて外軌側の空気バネ5に圧縮空気を導入する(図1中の実線矢印参照)。場合によっては、それと同時に内軌側の傾斜制御弁12の作動により、内軌側の空気バネ5内の空気を空気配管11を通じて外部に排出する(図1中の破線矢印参照)。
その際、制御部7は、空気バネ高さ検知センサ13からの出力信号を逐次取得して、空気バネ5の高さを検知し、さらにこの空気バネ高さから車体2の傾斜角度を逐次把握している。そして、制御部7は、逐次検知する車体2の傾斜角度が適正な所定の傾斜角度θとなるように、傾斜制御弁12を継続して作動させ、空気バネ5に対して圧縮空気の給排気を行う。こうして、鉄道車両1は、曲線路を走行する際、台車3に対して車体2を適正な所定の傾斜角度θに傾斜させることができる。
2.車体傾斜制御方法
上述した車体傾斜の基本的な制御では、曲線路の走行時に車体2が適正な所定の傾斜角度θに傾斜するため、乗り心地を向上させることができる。ただし、このような車体傾斜が曲線路の連続する区間で実行されると、空気溜め6内の圧縮空気が著しく消費されることから、空気溜め圧が過剰に低下し、鉄道車両1のブレーキの作動に支障が生じるおそれがある。そこで、本発明の車体傾斜制御方法では、上記の基本的な制御に加え、以下に示す制御を行う。
上述した車体傾斜の基本的な制御では、曲線路の走行時に車体2が適正な所定の傾斜角度θに傾斜するため、乗り心地を向上させることができる。ただし、このような車体傾斜が曲線路の連続する区間で実行されると、空気溜め6内の圧縮空気が著しく消費されることから、空気溜め圧が過剰に低下し、鉄道車両1のブレーキの作動に支障が生じるおそれがある。そこで、本発明の車体傾斜制御方法では、上記の基本的な制御に加え、以下に示す制御を行う。
図2は、本発明の車体傾斜制御方法による制御動作を説明するフローチャートである。車体2が適正な所定の傾斜角度θに傾斜した状態で鉄道車両1が曲線路を走行している際に、ステップ#5にて、制御部7は、空気溜め6に設置された圧力計9から検出信号を逐次取得し、空気溜め圧を検知する。続くステップ#10にて、制御部7は、空気溜め圧が第1の閾値P1以下であるか否かを逐次判定する。このとき、適正な所定の傾斜角度θでの車体傾斜に伴って、空気溜め6から空気バネ5に圧縮空気が導入され、空気溜め6内の圧縮空気が消費されることから、空気溜め圧は次第に低下する。ここで、第1の閾値P1としては、少なくとも、ブレーキの作動に最低限必要とする圧力以上の値が設定される。この第1の閾値P1は、制御部7のメモリに予め登録されている。
ステップ#10の判定にて、空気溜め圧が第1の閾値P1を上回る場合、ステップ#15に進み、空気バネ5への圧縮空気の導入量を制限することなく、車体2を適正な所定の傾斜角度θに維持する。この場合、空気溜め圧が第1の閾値P1を上回っていることから、空気溜め圧がブレーキの作動に最低限必要とする圧力以上に確保されており、ブレーキの作動に支障は生じない。
一方、ステップ#10の判定にて、空気溜め圧が第1の閾値P1以下となった場合は、ステップ#20および#25に進み、圧縮空気の消費を抑えると同時に空気溜め圧を回復させる圧力回復モードに移行する。すなわち、ステップ#20では、制御部7はコンプレッサ8を駆動させる。これにより、圧力が低下した空気溜め6に圧縮空気が補給される。
また、ステップ#25では、制御部7は、空気溜め6から空気バネ5への圧縮空気の導入を継続しつつ、その導入量をコンプレッサ8による圧縮空気の補給量以下に制限し、車体2の傾斜角度を適正な所定の傾斜角度θから低下させる。車体2の傾斜角度は、空気バネ5への圧縮空気の導入量の低下に伴って、ほぼ比例して低下するからである。具体的には、制御部7は、自身のメモリに予め登録されているデータベースから、圧力回復モードに対応して適正な所定の傾斜角度θよりも小さい傾斜角度θLを選定し、車体2がその圧力回復モードの傾斜角度θLで傾斜するように傾斜制御弁12を作動させる。これにより、車体傾斜に伴う圧縮空気の消費量が低減される。
このようなステップ#20および#25の圧力回復モードに移行することにより、車体2の傾斜角度が適正な所定の傾斜角度θより小さい傾斜角度θLに抑えられるものの、車体傾斜が実行されるので、乗り心地の悪化を抑制することができる。しかも、車体傾斜に伴う圧縮空気の消費量が低減されるとともに、消費される以上の圧縮空気がコンプレッサ8から空気溜め6に補給されるので、空気溜め圧をブレーキの作動に最低限必要とする圧力以上に確保することができ、ブレーキの作動に支障が生じる事態は起こらない。
引き続き、圧力回復モードで空気バネ5への圧縮空気の導入量を制限している状態において、制御部7は、ステップ#30にて、圧力計9から検出信号を逐次取得して空気溜め圧を検知し、続くステップ#35にて、空気溜め圧が第2の閾値P2以上であるか否かを逐次判定する。このとき、空気溜め6には、コンプレッサ8による圧縮空気の補給に伴って、消費される以上の圧縮空気が空気溜め6に補給されることから、空気溜め圧は次第に上昇する。ここで、第2の閾値P2としては、第1の閾値P1を超える値が設定される。この第2の閾値P2も、制御部7のメモリに予め登録されている。
ステップ#35の判定にて、空気溜め圧が第2の閾値P2を下回る場合、そのまま圧力回復モードを維持する。
一方、ステップ#35の判定にて、空気溜め圧が第2の閾値P2以上となった場合は、ステップ#40および#45に進み、圧力回復モードを解除する。すなわち、制御部7は、ステップ#40にて、コンプレッサ8の駆動を停止させ、これと同時に、ステップ#45にて、空気バネ5への圧縮空気の導入量の制限を解除し、車体2の傾斜角度を適正な所定の傾斜角度θに復帰させる。これにより、再び乗り心地を向上させることができる。
そして、ステップ#5に戻り、上記の制御動作を繰り返す。上記の制御動作の最中に鉄道車両1が曲線路を抜けた場合は、上記の制御動作を強制終了する。
3.第1の閾値P1および第2の閾値P2
以下に、上述した本発明の車体傾斜制御方法で採用できる第1の閾値P1および第2の閾値P2の一例を示す。第1の閾値P1[kPa]は、絶対圧で、下記の(1)式により設定し、第2の閾値P2[kPa]は、絶対圧で、下記の(2)式により設定することができる。また、通常は、第1の閾値P1は(1)式により設定される値より高く、第2の閾値P2は、(2)式により設定される値より高く設定される。
以下に、上述した本発明の車体傾斜制御方法で採用できる第1の閾値P1および第2の閾値P2の一例を示す。第1の閾値P1[kPa]は、絶対圧で、下記の(1)式により設定し、第2の閾値P2[kPa]は、絶対圧で、下記の(2)式により設定することができる。また、通常は、第1の閾値P1は(1)式により設定される値より高く、第2の閾値P2は、(2)式により設定される値より高く設定される。
P1=P0+γ×Pm×k×A/V×T …(1)
P2=P0+γ×Pm×k×A/V×T+γ×Pm×A/V×T …(2)
ただし、上記の(1)式、(2)式中、
P0:ブレーキの作動に最低限必要とする空気溜め圧[kPa]、
γ:ポリトープ指数、
Pm:空気溜め圧の平均値[kPa]、
k:補正係数;<B/A、
B:コンプレッサから空気溜めへの圧縮空気の補給量[m3/s]、
A:空気溜めから空気バネへの圧縮空気の制限しない状態での導入量[m3/s]、
V:空気溜めの容積[m3]、および
T:コンプレッサにおける駆動開始から圧縮空気の吐出開始までのタイムラグ[s]。
P2=P0+γ×Pm×k×A/V×T+γ×Pm×A/V×T …(2)
ただし、上記の(1)式、(2)式中、
P0:ブレーキの作動に最低限必要とする空気溜め圧[kPa]、
γ:ポリトープ指数、
Pm:空気溜め圧の平均値[kPa]、
k:補正係数;<B/A、
B:コンプレッサから空気溜めへの圧縮空気の補給量[m3/s]、
A:空気溜めから空気バネへの圧縮空気の制限しない状態での導入量[m3/s]、
V:空気溜めの容積[m3]、および
T:コンプレッサにおける駆動開始から圧縮空気の吐出開始までのタイムラグ[s]。
上記(1)式で表される第1の閾値P1、および上記(2)式で表される第2の閾値P2は、実際のコンプレッサ8の動作特性を考慮したものである。すなわち、コンプレッサ8の動作においては、駆動が開始してから安定して圧縮空気の補給が開始するまでに、ある程度のタイムラグTが発生する。このタイムラグTの間は、空気溜め6に圧縮空気が補給されないため、車体傾斜に伴って空気溜め6内の圧縮空気が消費されるのみとなる。
したがって、第1の閾値P1を定めるにあたり、この閾値P1を起点にして圧力回復モードに移行し、圧縮空気の導入量が制限されて消費量が低減したとしても、タイムラグTの間に、空気溜め圧がブレーキの作動に最低限必要とする圧力を下回らないようにする必要がある。このため、上記(1)式は、第2項(γ×Pm×k×A/V×T)により、制限された圧縮空気の導入によるタイムラグTでの圧縮空気の消費量を加味している。空気溜め圧の平均値Pmは、空気溜め圧の通常の使用状態を考慮し、適宜設定される。
また、第2の閾値P2を定めるにあたり、この閾値P2を起点にして圧力回復モードが解除され、コンプレッサ8が停止するとともに、圧縮空気の導入量が制限されずに消費量が増加することから、圧力回復モード解除後に直ちに圧力回復モードに再移行するのを回避する必要がある。このため、上記(2)式は、第3項(γ×Pm×A/V×T)により、制限されていない圧縮空気の導入によるタイムラグTでの圧縮空気の消費量を加味している。
なお、上記(2)式で表される第2の閾値P2は、上記(1)式を代入して、下記の(3)式で表すこともできる。
P2=P1+γ×Pm×A/V×T …(3)
P2=P1+γ×Pm×A/V×T …(3)
ここで、上記(1)式、上記(2)式中のポリトープ指数γは、最大で1.4を採用する。また、補正係数kは、B/A以下(≦B/A)の条件を満足すれば、任意に定めることができる。
上記(1)式による第1の閾値P1、および上記(2)式((3)式)による第2の閾値P2の具体例を以下に示す。
2車両につき1台のコンプレッサが搭載された鉄道車両について、コンプレッサの吐出量が1600[NL/min]であり、空気溜め圧の平均値がゲージ圧で800[kPa]であるとすると、コンプレッサから空気溜めへの圧縮空気の補給量Bは、以下の通りとなる。
B=1600/2/60×101.3/(800+101.3)≒1.5[L/s]=1.5×10−3[m3/s]
B=1600/2/60×101.3/(800+101.3)≒1.5[L/s]=1.5×10−3[m3/s]
車体傾斜装置による空気バネへの給気能力が1500[NL/min]であるとすると、空気溜めから空気バネへの圧縮空気の制限しない状態での導入量Aは、以下の通りとなる。
A=1500/60×101.3/(800+101.3)≒2.8[L/s]=2.8×10−3[m3/s]
A=1500/60×101.3/(800+101.3)≒2.8[L/s]=2.8×10−3[m3/s]
したがって、B/Aは0.54となる。このことから、補正係数kは、0.54以下の値、例えば0.5とする。
そして、空気溜めの容積Vが300[L]で、コンプレッサ動作のタイムラグTが10[s]で、ブレーキの作動に最低限必要とする空気溜め圧P0が590[kPa]であり、ポリトープ指数γとして1.4を採用すると、上記(1)式より、第1の閾値P1は以下の通りとなる。
P1=590+1.4×(800+101.3)×0.5×2.8/300×10=590+59=649[kPa]
P1=590+1.4×(800+101.3)×0.5×2.8/300×10=590+59=649[kPa]
また、上記(3)式((2)式)式より、第2の閾値P2は以下の通りとなる。
P2=649+1.4×(800+101.3)×2.8/300×10=649+118=767[kPa]
P2=649+1.4×(800+101.3)×2.8/300×10=649+118=767[kPa]
以上の通り、本発明の鉄道車両の車体傾斜制御方法によれば、曲線路の走行時に空気溜め圧が規定の圧力以下となった場合であっても、乗り心地の悪化を抑制することができ、しかも、空気溜め圧をブレーキの作動に最低限必要とする圧力以上に確保することができ、ブレーキの作動に支障が生じる事態は起こらない。
1:鉄道車両、 2:車体、 3:台車、 4:レール、
5:空気バネ、 6:空気溜め、 7:制御部、
8:コンプレッサ、 9:圧力計、 11:空気配管、
12:傾斜制御弁、 13:空気バネ高さ検知センサ、
P1:第1の閾値、 P2:第2の閾値
5:空気バネ、 6:空気溜め、 7:制御部、
8:コンプレッサ、 9:圧力計、 11:空気配管、
12:傾斜制御弁、 13:空気バネ高さ検知センサ、
P1:第1の閾値、 P2:第2の閾値
Claims (4)
- 鉄道車両が曲線路を走行する際に、台車上で車体を支持する左右に一対の空気バネに空気溜めから圧縮空気を導入して車体を傾斜させる鉄道車両の車体傾斜制御方法であって、
空気溜め内の圧縮空気の圧力を検知し、この空気溜め圧が空気バネへの圧縮空気の導入に伴って第1の閾値以下となった場合を検知したとき、空気溜めに圧縮空気を補給するコンプレッサを駆動させるとともに、空気溜めから空気バネへの圧縮空気の導入を継続しつつその導入量をコンプレッサから空気溜めへの圧縮空気の補給量以下に制限し、空気溜め圧を鉄道車両のブレーキの作動に最低限必要とする圧力以上に確保する
ことを特徴とする鉄道車両の車体傾斜制御方法。 - 前記第1の閾値P1は、絶対圧で、下記の(1)式により設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両の車体傾斜制御方法。
P1=P0+γ×Pm×k×A/V×T …(1)
ただし、上記の(1)式中、
P0:ブレーキの作動に最低限必要とする空気溜め圧[kPa]、
γ:ポリトープ指数、
Pm:空気溜め圧の平均値[kPa]、
k:補正係数;<B/A、
B:コンプレッサから空気溜めへの圧縮空気の補給量[m3/s]、
A:空気溜めから空気バネへの圧縮空気の制限しない状態での導入量[m3/s]、
V:空気溜めの容積[m3]、および
T:コンプレッサにおける駆動開始から圧縮空気の吐出開始までのタイムラグ[s]。 - 空気バネへの圧縮空気の導入量を制限している状態で、空気溜め圧がコンプレッサによる圧縮空気の補給に伴って前記第1の閾値を超える第2の閾値以上となった場合を検知したとき、コンプレッサの駆動を停止させるとともに、空気バネへの圧縮空気の導入量の制限を解除する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の鉄道車両の車体傾斜制御方法。 - 前記第2の閾値P2は、絶対圧で、下記の(2)式により設定する
ことを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両の車体傾斜制御方法。
P2=P0+γ×Pm×k×A/V×T+γ×Pm×A/V×T …(2)
ただし、上記の(2)式中、
P0:ブレーキの作動に最低限必要とする空気溜め圧[kPa]、
γ:ポリトープ指数、
Pm:空気溜め圧の平均値[kPa]、
k:補正係数;<B/A、
B:コンプレッサから空気溜めへの圧縮空気の補給量[m3/s]、
A:空気溜めから空気バネへの圧縮空気の制限しない状態での導入量[m3/s]、
V:空気溜めの容積[m3]、および
T:コンプレッサにおける駆動開始から圧縮空気の吐出開始までのタイムラグ[s]。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013507115A JP5397566B2 (ja) | 2011-03-31 | 2012-03-06 | 鉄道車両の車体傾斜制御方法 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011079326 | 2011-03-31 | ||
JP2011079326 | 2011-03-31 | ||
PCT/JP2012/001514 WO2012132240A1 (ja) | 2011-03-31 | 2012-03-06 | 鉄道車両の車体傾斜制御方法 |
JP2013507115A JP5397566B2 (ja) | 2011-03-31 | 2012-03-06 | 鉄道車両の車体傾斜制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5397566B2 true JP5397566B2 (ja) | 2014-01-22 |
JPWO2012132240A1 JPWO2012132240A1 (ja) | 2014-07-24 |
Family
ID=46930035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013507115A Active JP5397566B2 (ja) | 2011-03-31 | 2012-03-06 | 鉄道車両の車体傾斜制御方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9238471B2 (ja) |
EP (1) | EP2692608B1 (ja) |
JP (1) | JP5397566B2 (ja) |
CN (1) | CN103459233B (ja) |
CA (1) | CA2830884C (ja) |
TW (1) | TWI438109B (ja) |
WO (1) | WO2012132240A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4850978B1 (ja) * | 2011-05-09 | 2012-01-11 | ピー・エス・シー株式会社 | 車体傾斜装置及び車体傾斜装置に用いられる二層三方弁 |
JP5912898B2 (ja) * | 2012-06-18 | 2016-04-27 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両用台車 |
ITMI20130609A1 (it) * | 2013-04-12 | 2014-10-13 | Rolic Internat S A R L | Carrello per impianti di trasporto a fune e impianto di trasporto a fune comprendente tale carrello |
CN104454479B (zh) * | 2014-12-09 | 2016-08-17 | 南车株洲电力机车有限公司 | 一种轨道车辆压缩机的控制方法 |
DE102015112015B3 (de) | 2015-07-23 | 2016-09-29 | Bombardier Transportation Gmbh | Luftfederanordnung für schienenfahrzeug und schienenfahrzeug mit luftfederanordnung |
US10632820B2 (en) * | 2016-10-20 | 2020-04-28 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | AC cut cycles for vehicle air conditioning control based on high vehicle pitch conditions |
CN109094597B (zh) * | 2018-07-16 | 2019-09-27 | 中车株洲电力机车有限公司 | 地铁车辆空气弹簧供风系统、控制方法和地铁车辆 |
JP7220561B2 (ja) * | 2018-12-26 | 2023-02-10 | ナブテスコ株式会社 | 鉄道車両用空気圧縮システム |
CN112441030B (zh) * | 2019-08-30 | 2022-07-15 | 比亚迪股份有限公司 | 用于轨道车辆的风源系统、轨道车辆和风源系统的控制方法 |
FR3108300B1 (fr) * | 2020-03-23 | 2022-04-01 | Alstom Transp Tech | Véhicule ferroviaire et procédé associé |
CN111976781B (zh) * | 2020-08-25 | 2021-08-10 | 中车山东机车车辆有限公司 | 一种铁路货车用独立供风制动系统及使用方法 |
CN112046532B (zh) * | 2020-09-18 | 2021-11-12 | 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 主动倾摆装置及控制方法、转向架悬挂系统、轨道车辆 |
CN112896215B (zh) * | 2021-02-04 | 2022-04-08 | 中车青岛四方车辆研究所有限公司 | 一种轨道交通用主动倾摆系统 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH530892A (de) * | 1970-11-02 | 1972-11-30 | Schweizerische Lokomotiv | Schienenfahrzeug mit regulierbaren Federn |
JPH0684151B2 (ja) * | 1989-06-22 | 1994-10-26 | 株式会社ナブコ | 車両用圧力空気源装置 |
JP2653317B2 (ja) | 1992-02-27 | 1997-09-17 | 住友金属工業株式会社 | 空気ばね付き鉄道車両の車体傾斜制御方法 |
JPH0624325A (ja) * | 1992-07-03 | 1994-02-01 | Central Japan Railway Co | 鉄道車両の圧縮空気供給方法 |
JP2975235B2 (ja) * | 1993-04-30 | 1999-11-10 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄道車両の車体傾斜制御装置 |
JPH06344907A (ja) * | 1993-06-11 | 1994-12-20 | Mitsubishi Electric Corp | 列車への乗車人数予測方法並びに車両用空気圧縮機の制御方法及び制御装置 |
JPH08216872A (ja) * | 1995-02-16 | 1996-08-27 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 車両用圧縮機制御装置 |
JP3758925B2 (ja) * | 2000-01-31 | 2006-03-22 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 車両のエアリザーバ装置 |
JP2002089456A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-03-27 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 鉄道車両における電動空気圧縮機の制御装置 |
JP4158150B2 (ja) * | 2003-06-04 | 2008-10-01 | いすゞ自動車株式会社 | 車高調整装置 |
JP4135147B2 (ja) * | 2003-06-05 | 2008-08-20 | いすゞ自動車株式会社 | 車高調整装置 |
JP4135146B2 (ja) * | 2003-06-05 | 2008-08-20 | いすゞ自動車株式会社 | 車高調整装置 |
JP4242719B2 (ja) * | 2003-07-15 | 2009-03-25 | 日本車輌製造株式会社 | 鉄道車両の車体傾斜装置 |
JP2005075055A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用空気圧縮装置の制御方法 |
JP2006192942A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Toshiba Corp | 流体圧バネを利用した車体傾斜システム |
JP2008254577A (ja) | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 車体傾斜制御方法及び装置 |
US20090155106A1 (en) * | 2007-12-12 | 2009-06-18 | Caterpillar Inc. | Extended compressor operation for auxiliary air supply |
JP5182239B2 (ja) * | 2009-07-08 | 2013-04-17 | 新日鐵住金株式会社 | 鉄道車両の車体傾斜制御装置 |
JP5513175B2 (ja) * | 2010-03-05 | 2014-06-04 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両の車体傾斜装置 |
-
2012
- 2012-03-06 JP JP2013507115A patent/JP5397566B2/ja active Active
- 2012-03-06 CA CA2830884A patent/CA2830884C/en not_active Expired - Fee Related
- 2012-03-06 CN CN201280016610.XA patent/CN103459233B/zh active Active
- 2012-03-06 EP EP12764173.6A patent/EP2692608B1/en active Active
- 2012-03-06 US US14/008,198 patent/US9238471B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2012-03-06 WO PCT/JP2012/001514 patent/WO2012132240A1/ja active Application Filing
- 2012-03-22 TW TW101109853A patent/TWI438109B/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103459233B (zh) | 2016-01-20 |
TW201304990A (zh) | 2013-02-01 |
WO2012132240A1 (ja) | 2012-10-04 |
CA2830884A1 (en) | 2012-10-04 |
TWI438109B (zh) | 2014-05-21 |
US20140020595A1 (en) | 2014-01-23 |
JPWO2012132240A1 (ja) | 2014-07-24 |
EP2692608A4 (en) | 2015-05-06 |
EP2692608A1 (en) | 2014-02-05 |
CA2830884C (en) | 2015-05-05 |
EP2692608B1 (en) | 2016-06-01 |
US9238471B2 (en) | 2016-01-19 |
CN103459233A (zh) | 2013-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5397566B2 (ja) | 鉄道車両の車体傾斜制御方法 | |
JP6833477B2 (ja) | 鉄道車両の高さ調整装置 | |
JP2009067246A (ja) | 車高調整装置 | |
JP2011183861A (ja) | 鉄道車両の車体傾斜装置 | |
JP6564292B2 (ja) | 車体傾斜装置を備えた鉄道車両および列車編成 | |
JP5254748B2 (ja) | レール運搬車両および連結運搬車両 | |
JP4292973B2 (ja) | 鉄道車両の車体傾斜制御方法及び装置 | |
KR101669737B1 (ko) | 철도차량용 주공기압축기 제어 장치 및 그 제어 방법 | |
JP6864490B2 (ja) | 鉄道車両の振動制御装置 | |
JP4271605B2 (ja) | 鉄道車両制御方法 | |
JP2008239043A (ja) | 車体傾斜制御方法及び装置 | |
JP4300122B2 (ja) | 鉄道車両 | |
JP2018095146A (ja) | 鉄道車両 | |
JP2004306865A (ja) | 鉄道車両用滑走制御装置 | |
JP7570979B2 (ja) | 乗り心地向上支援装置 | |
JP5717469B2 (ja) | ブレーキ制御装置およびブレーキ制御方法 | |
JP2007253842A (ja) | 振動抑制機能付き車両 | |
KR102614161B1 (ko) | 차량의 댐퍼속도 도출 시스템 | |
JP2013193666A (ja) | 鉄道車両 | |
JP2022072076A (ja) | 鉄道車両の車体傾斜装置 | |
JPH0737231B2 (ja) | 鉄道車両用空気ばねの電子制御方法 | |
JP2006327392A (ja) | 鉄道車両の車体傾斜制御システム | |
JP2024131009A (ja) | 鉄道車両の車体傾斜装置及び車体傾斜方法 | |
JP5151252B2 (ja) | 車体の姿勢制御方法及び鉄道車両 | |
JP2015020445A (ja) | 鉄道車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131007 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5397566 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |