JP5390966B2 - 貨物用ラック - Google Patents
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Description
特許文献2の貨物用ラックは、図14の構造を有するもので、やはり自動車Aを傾斜させて支持し、コンテナ1内に多数台を収容できるようにしている。ラックの強度を高めてコンテナ1の変形を防止することもできるよう、左右の支柱44間を水平部材45でつないで門型の剛節構造(ラーメン)を構成している。
特許文献2の貨物用ラックも、各自動車の傾斜角度は変更できるがその全体的な高さの変更はほとんどできないため、収容位置等の調整を十分に行うことが難しい。また、左右の支柱間を水平部材でつないでいるため、その水平部材の位置を避けて自動車を配置しなければならないという制約がある。つまり、水平部材の存在が、自動車の収容位置の自由な選択を妨げ、コンテナ内への自動車の収容効率の改善を困難にする。
コンテナの床板上に載って前後(コンテナの長手方向をいう。以下も同様)に移動し得るベース部材と、その上方に支持されて貨物を載置する貨物載置フレームとを有し、
貨物載置フレームが、前後に間隔をおいてベース部材の左右(コンテナの幅方向。以下も同様)に立てられた4本の支柱により支持されていて、それら支柱による各支持点の高さがそれぞれ変更可能であること、
および、上記の各支柱が、上部水平部材を含む門型の剛節構造(ラーメン)を構成しない直線状の独立柱であることを特徴とする。
この発明の貨物用ラックは、たとえば図3のように構成される。その図3の例でも、4本の支柱が直線状の独立柱であり、それら支柱によって貨物載置フレームが高さ変更可能に支持されている。各支柱は、そのような貨物載置フレームと連結されてはいるものの、上部に水平部材が剛結された門型のラーメンを構成するものではない。
この発明の貨物用ラックでは、自動車等の貨物を載せる貨物載置フレームが4本の支柱により支持されていて、それら支柱による各支持点の高さがそれぞれ変更可能である。そのため、貨物載置フレームの高さと傾斜角度、さらには傾斜の向きを広い範囲で自由に変更することが可能である。したがって貨物についても、傾斜角度だけでなくその高さや傾斜の向きを調整することができ、従来の貨物用ラックによるよりも貨物の収容効率を改善し、少しでも多くの貨物をコンテナ内に収容させたいという要望に対応することが可能になる。
また、上記の各支柱が、上部水平部材を含む門型ラーメン構造を構成しない直線状の独立柱であるため、水平部材等の存在が貨物の位置を制限することがない。その点によっても、発明の貨物用ラックは、コンテナの限られた空間内への効率的な貨物の収容を可能にするといえる。
各支柱と貨物載置フレームとの間が、前後に及ぶ鉛直面内で角度変更可能なように連結されていて、
上記4本の支柱とベース部材との間が、立った状態に支柱を維持する状態と、前後に及ぶ鉛直面内で支柱を回転させてベース部材上に倒せる状態との間で切り換え可能に連結されていて、
ベース部材上に上記4本の支柱を倒すことにより、貨物載置フレームを、ベース部材と平行な状態(ほぼ平行な状態を含む)でベース部材上に重ねる(ベース部材のすぐ上に被せるように位置させる)ことができる、
といった構成を採用するのが好ましい。たとえば図4のように、鉛直に立った状態の支柱(図4(a))をベース部材上に倒し(図4(b))、それによって貨物載置フレームをベース部材上に重ね得るようにするとよい。ベース部材に対して上記のように各支柱を立てたり倒したりできるようにするには、ベース部材と各支柱とをたとえば、軸心の一致しない複数のピン(左右方向へ延びたもの)により結合するか、単一のピン(やはり左右方向へ延びたもの)にて結合するかを選択できるようにするとよい。上のように構成した貨物用ラックでは、支柱を倒す前に貨物載置フレームを図4(a)のようにベース部材と平行な状態にすると、各部材が平行四辺形をなすいわゆる平行リンク機構が構成され、ラックを図4(b)の状態にすることが可能となる。
上のように構成した場合、発明の貨物用ラックは、4本の支柱を有するやや複雑な構造であるにもかかわらず、コンパクトに折り畳むことが可能になる。しかも、ベース部材と支柱と貨物載置フレームとを、分離することなく連結状態に保ったまま折り畳むことができる。貨物用ラックがそのように折り畳めると、貨物を輸送した後の当該ラックの取扱いや輸送を、容易に、かつ効率的に行えるようになる。たとえば図2のように、多数の貨物用ラックを重ねてコンテナ内に入れて返送することも可能となる。
前後に及ぶ鉛直面内とは図3(b)のような図の紙面の面内をさし、左右に及ぶ鉛直面内とは図3(a)・(c)のような紙面の面内をさす。前者の面内では各支柱と貨物載置フレームとの間を角度変更可能にし、後者の面内では、各支柱と貨物載置フレームとの間を、両者間の角度(90°)が不変に保たれるように連結するわけである。
各支柱と貨物載置フレームとの間が、前後に及ぶ鉛直面内で角度変更可能であると、貨物載置フレームの傾斜角度を前述のように任意に設定することが可能となり、コンテナ内に効率的に貨物を収容できるようになる。また、左右に及ぶ鉛直面内で各支柱と貨物載置フレームとの間が角度不変に保たれるなら、支柱が水平部材を剛結された門型構造体である場合と同様に、支柱は、左右すなわちコンテナの内側または外側へ傾くことが防止される。こうして支柱が左右に傾き難くなるということは、支柱と貨物載置フレームとによる剛性が高いために貨物がしっかり支持されるとともに、左右からの外力に抗してコンテナの強度が補われることにほかならない。
上記の各支柱がCの字状の横断面を有する溝形のものであり、
貨物載置フレームが、左右へ延びた軸部により回転可能に取り付けられた移動体部分を各支柱の溝形空間内に収容し、
左右に及ぶ鉛直面内で上記軸部と支柱との間が角度不変に保たれるように当該移動体部分が溝形空間内に拘束されているとともに、当該移動体と支柱との接触部分に、支柱の長さ方向への移動体の移動を円滑にするローラまたは低摩擦材が取り付けられている
という構成が好ましい。
各支柱と貨物載置フレームとの連結部分をたとえば図5のように構成するわけである。図5では、Cの字状の横断面を有する支柱13・14の内側の溝形空間内に貨物載置フレーム12の移動体部分12bを収容しているほか、移動体部分12bと支柱13・14との接触部分に低摩擦材12cが取り付けられている。
上のように構成すると、支柱の内側に移動体部分が収容・拘束され、もって、左右に及ぶ鉛直面内で支柱に対する貨物載置フレームの角度変化が防止される。また、移動体と支柱との接触部分にローラまたは低摩擦材が取り付けられることにより、支柱に対する移動体の上下へのスライドが円滑になる。したがってこれにより、貨物載置フレームの傾斜角度を任意に設定できるとともに左右への支柱の傾きを防止できるという前記の発明が具体化される。
上記の貨物載置フレームが車両載置用のものであって4個所にタイヤ支持部を有し、左右のタイヤ支持部の間に、当該貨物載置フレームの下に置く別の車両の屋根またはボンネットを位置させることのできる空間を有するよう構成すると、とくに有利である。
たとえば図6(a)のように、左右のタイヤ支持部の間に空間12Eを設け、図6(b)のように下に置く別の車両の屋根等を、その空間内またはその空間の近くに位置させ得るようにするのである。
貨物載置フレームにおける左右のタイヤ支持部の間にそのような空間があると、当該フレームに載せた上側の車両のタイヤ(の最下点)を、下側の車両の屋根等の高さにきわめて接近させ、あるいはその屋根等よりも低い位置に置くことも可能になる。そうなると、車両同士の位置をさらに接近させて、コンテナ内にとくに多数の車両を収容することが可能になる。
タイヤ支持部のうちいずれか2個所(前輪用、後輪用、左側2輪用もしくは右側2輪用とする2個所)または全部のものが、貨物載置フレームにおける前後または左右の位置を調整可能である、といった構成にするとさらに好ましい。
図6・図7はそのように構成したもので、図6の例では左右各2輪のためのタイヤ支持部がいずれも左右位置を調整可能であり、図7の例では、前輪2輪用のタイヤ支持部が前後に位置調整可能である。いずれの例にも、タイヤの一部を小開口に落とし込む形式のタイヤ支持部が含まれている。
タイヤ支持部がタイヤを小開口に落とし込む形式であるなら、上側に載置する車両のタイヤを、貨物載置フレームの低い部分(上面よりも下)に置くことができる。そのため、上側・下側の車両を上下方向にさらに接近させ、またはラップさせる範囲(上側の車両のタイヤの最下点を下側の車両の屋根等よりも低い位置に置くときの、両者の重なる範囲)を拡大して、コンテナ内への車両の配置をさらに効率的にすることができる。
また、タイヤ支持部のうち2個所または全部のものが位置調整可能であると、載置する車両の車種・サイズに合わせて最適の位置にタイヤ支持部を配置することができる。これによっても、コンテナ内への車両の配置が効率化される。
そのような押上げロッドを設けたうえ、その先端部をコンテナの内側上部に接触させてそれを押し上げるようにすると、貨物用ラックとコンテナとの一体性が向上する。すなわち、移動中にコンテナが強く揺れたり傾いたりしても、貨物用ラックがコンテナの床板から浮き上がることがなくなる。また、他のコンテナが上に積まれたこと等によって上方からコンテナに外力が作用したとき、その外力の一部を貨物用ラックの押上げロッドと支柱とが支えてコンテナを補強することにもなる。
そのようにする場合にも、貨物用ラックとコンテナとの一体性を向上させることができる。すなわち、支柱が索体によってコンテナとつながれるため、コンテナが揺れるとき等にも貨物用ラックが浮き上がることがなく、また、支柱に前後方向への力が作用しても、索体により支えられて支柱の倒れることが防止される。
支柱の穴に通されて貨物載置フレームの重量を受ける状態になった支持ピンがその穴から抜け出ないようにするための留め具が、当該支持ピンまたは支柱に対して分離しないように取り付けられている、といった構成にするのも好ましい。
たとえば図3や図5(a)のように支柱の穴に支持ピンを通して貨物載置フレームの重量を受けることとし、さらに、たとえば図5(d)・(e)のように、支持ピンの抜け出し防止用の留め具を当該支持ピンまたは支柱等に対して分離しないように取り付けるわけである。
支柱の穴に支持ピンを通して貨物載置フレームの重量を受けることとし、支柱における異なる高さに複数の穴を設けておくと、ピンを通す穴の変更によって貨物載置フレームの高さや角度を変更することができる。ピンを通すまでは貨物載置フレームをフォークリフト等で支えることとすれば、そうした作業も容易に行える。しかし、穴に通した支持ピンには抜け出し防止用の留め具を装着する必要があり、その装着作業が煩わしいものであった。一般に当該留め具は支持ピン等とは全く別体の部品であって、支持ピンがその挿入穴から抜き出されたとき支持ピン等から分離されて単独で部品箱等に収納されるものだからである。支持ピンを穴に通したときは、そうした部品箱等から再び探し出してその留め具を用意し、支持ピンに装着しなければならない。
その点、上記のように構成すると、支持ピンまたは支柱に対して留め具が分離しないように取り付けられているため、支持ピンを支柱の穴に通したとき、留め具を別に用意して装着する必要がない。支持ピンを支柱の穴から抜いたときも、抜け止め部品を支持ピンとは別に保管する必要がない。したがって、支持ピンによる載置フレームの角度設定がさらに容易に行えるほか、貨物用ラックを折り畳む作業も簡単になる。
そのような付属フレームがあると、貨物載置フレームに自動車等の貨物を載せるとき、付属フレームと貨物とにロープ等を結び付けて貨物の前後各端部付近を固縛できるからである。とくに、車両のボディの前後各端部付近を固縛して固定すると、移動中などにも車両が揺れにくくなり、他の車両や貨物用ラックとの接触を防止する上で有利である。上記の付属フレームが位置調整可能であると、車両の長さに合わせやすいうえ、車両を載せないとき貨物載置フレームをコンパクトにできるという利点もある。
ベース部材に上記のように連結ピンまたは連結穴を設けておくと、それを用いて上方の貨物用ラックと下方のラックとを適切な位置関係に連結することができる。そうすると、相互に相対移動しないようにラックが連結されるほか、コンテナ内に積載できる貨物(自動車等)の台数、車種、サイズをより効果的に拡大することが可能になる。
上記のような部品を有する貨物用ラックでは、当該部品の向きを適宜に変更することにより、貨物用ラック同士または貨物用ラックとコンテナの端部壁面とを弾力的に接触させることができる。すなわち、図1(a)の紙面左右各部のようにコンテナの前後の壁面と接触する部分では、ゴムダンパーを外向きにしてそれら壁面と接触するようにし、図1(a)の中ほどに示すように2台のラック同士が接続される部分では、一方のラックのゴムダンパーと他方のラックのダンパー受け部材とが接触し合うように向きを定める。そのようにすると、ラック同士も、ラックとコンテナの端部壁面との間も、弾力的に接触して損傷したり騒音を発したりすることがない。
発明の貨物用ラックは、4本の支柱を有するやや複雑な構造であるにもかかわらず、分解をしないままコンパクトに折り畳めるよう構成することも可能である。その場合、貨物を輸送し終えた後の当該ラックの返送等を、容易にかつ効率的に行うことができる。
また、各支柱を門型ラーメン構造にしないため、貨物の収容位置が制限されにくくなる利点がある。しかもその支柱は、門型ラーメン構造にしないとはいえ、左右に傾くことを防止して貨物をしっかりと支持しコンテナを補強できるようにも構成することが可能である。
そのほか、貨物載置フレームやベース部材の構成等を工夫して、車両同士の位置をさらに接近させ、コンテナ内にとくに多数の車両を収容できるようにすることもできる。
ラック10は、その下に配置される平面的な構造の下段ラック20とともに、形鋼等の鋼材を材料として構成されたもので、自動車を搭載・支持し、その状態でコンテナ1内に配置されることによって、船舶・車両等による自動車輸送に使用される。コンテナ1内に収容しようとする自動車のサイズ・型式が図1(a)・(b)のように変更される場合にも、それら自動車(たとえば図示のように自動車A・B)のサイズ等に応じた最も適切な搭載状態を実現してコンテナ1内に多数台を収容できるよう、ラック10にはいくつかの特徴的な構成を採用している。また、図1(a)・(b)のように自動車輸送に使用されたのち、ラック10は、図2のようにコンテナ1内に複数まとめて積み込まれることにより発送元等に返送されるが、図示のようにコンパクトに折り畳めるようにするための構成も、このラック10にはとり入れている。以下、ラック10の構成および使用方法について説明する。
2 床板
10 ラック
11 ベースフレーム(ベース部材)
11A (ゴムダンパー付きの)緩衝部品
11Aa ゴムダンパー
11Ab ダンパー受け部材
11x 連結ピン
12 貨物載置フレーム
12b 移動体部分
12c 低摩擦材
12E 空間
12H・12L・12M (落とし込み型の)タイヤ支持部
12P・12Q 付属フレーム
13・14 支柱
13A・14A 支持点
15 支持ピン
15a 留め板(留め具)
16 押上げロッド
17 索体
20 下段ラック
A・B 自動車(貨物)
Claims (11)
- コンテナ内に配置される貨物用ラックであって、
コンテナの床板上に載って前後に移動し得るベース部材と、その上方に支持されて貨物を載置する貨物載置フレームとを有し、
貨物載置フレームが、前後に間隔をおいてベース部材の左右に立てられた4本の支柱により支持されていて、それら支柱による各支持点の高さがそれぞれ変更可能であること、
上記の各支柱が、上部水平部材を含む門型の剛節構造を構成しない直線状の独立柱であること、
および、上記各支柱と貨物載置フレームとの間が、前後に及ぶ鉛直面内で角度変更可能なように連結されていて、上記4本の支柱とベース部材との間が、立った状態に支柱を維持する状態と、前後に及ぶ鉛直面内で支柱を回転させてベース部材上に倒せる状態との間で切り換え可能に連結されていて、ベース部材上に上記4本の支柱を倒すことにより、貨物載置フレームを、ベース部材と平行な状態でベース部材上に重ねることができること
を特徴とする貨物用ラック。 - 上記各支柱と貨物載置フレームとの間が、前後に及ぶ鉛直面内で角度変更可能であるとともに、左右に及ぶ鉛直面内では角度不変に保たれるように連結されていることを特徴とする請求項1に記載の貨物用ラック。
- 上記の各支柱がCの字状の横断面を有する溝形のものであり、
貨物載置フレームが、左右へ延びた軸部により回転可能に取り付けられた移動体部分を各支柱の溝形空間内に収容し、
左右に及ぶ鉛直面内で上記軸部と支柱との間が角度不変に保たれるように当該移動体部分が溝形空間内に拘束されているとともに、当該移動体と支柱との接触部分に、支柱の長さ方向への移動体の移動を円滑にするローラまたは低摩擦材が取り付けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の貨物用ラック。 - 上記の貨物載置フレームが車両載置用のものであって4個所にタイヤ支持部を有し、左右のタイヤ支持部の間に、当該貨物載置フレームの下に置く別の車両の屋根またはボンネットを位置させることのできる空間を有する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の貨物用ラック。 - 上記のタイヤ支持部が、前後方向の寸法がタイヤの直径よりも小さい開口にタイヤの一部を落とし込む形式のものを含み、
タイヤ支持部のうちいずれか2個所または全部のものが、貨物載置フレームにおける前後または左右の位置を調整可能である
ことを特徴とする請求項4に記載の貨物用ラック。 - 上記4本のうち少なくとも左右一対の支柱の各上端部に、長さ調節が可能であって、コンテナの内側上部のうち左右の各隅に先端部を接触させる押上げロッドを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の貨物用ラック。
- 上記4本のうち少なくとも左右一対の支柱のそれぞれが、前方および後方へ延びた索体によってコンテナの内側につながれることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の貨物用ラック。
- 貨物載置フレームの一部を上記のとおり支柱で支持するために、支柱に設けられた穴に支持ピンが通されて貨物載置フレームの重量を受けるようになっていて、
支柱の穴に通されて貨物載置フレームの重量を受ける状態になった支持ピンがその穴から抜け出ないようにするための留め具が、当該支持ピンまたは支柱に対して分離しないように取り付けられている
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の貨物用ラック。 - 貨物載置フレームの前後各部分に、貨物を結び付けることのできる付属フレームが、前後方向への位置調整が可能なように連結されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の貨物用ラック。
- 貨物載置フレームの下に配置される別のラックを、前後への相対位置調整を可能にして連結するための連結ピンまたは連結穴が、上記のベース部材に設けられていることを特徴とする請求項1〜9に記載の貨物用ラック。
- ゴムダンパーとそれが接触するダンパー受け部材とが一体にされた部品が、ゴムダンパーまたはダンパー受け部材のいずれかを選択的に前方に向けられるようにされて、ベース部材の前方または後方の端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の貨物用ラック。
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