JP2014148310A - 貨物用ラック - Google Patents

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Abstract

【課題】 フォークリフト等で貨物載置フレームを上昇させるときに、貨物を過度に上昇させることを防止し、また、フォークリフトのフォーク等とフレームとの間に滑りが生じにくいようにする。
【解決手段】 貨物用ラック10は、コンテナ1の床板2上で前後に移動し得るベース部材11と、その上方に支持されて貨物を載置する貨物載置フレーム12とを有し、貨物載置フレーム12が、ベース部材11に立てられた複数の支柱13・14により支持されていて、それら支柱による支持点13A・14Aの高さを変更可能とされている。支柱14に、貨物載置フレーム12の支持点14Aの高さの上限を定めるためのストッパー15が取り付けられているとともに、上向きに突出する追加支柱30が、突出高さを変更および固定し得るように取り付けられている。
【選択図】 図2

Description

請求項に係る発明は、コンテナによる貨物輸送に使用すべく、貨物を載せてコンテナ内に配置される貨物用ラックに関するものである。貨物としては、比較的重いもの、たとえば自動車等の車両や家具、家庭用電気器具、OA機器、生産機械またはそれらの構成部分などが適している。
コンテナによる貨物輸送を効率的に行う目的で、ラックと呼ばれる貨物支持手段が使用されることがある。一般にラックには、コンテナの床板上に載るベース部材とともに、貨物を上方位置等に収容できるようにする棚状の部分が設けられている。棚状の部分があるのは、それを利用してコンテナの内部にできるだけたくさんの貨物を収容し、効率的な輸送が行えるようにするためである。そのようなラックは、たとえば下記の特許文献1等に記載されている。
特許文献1に記載された貨物用ラックは図9に示す構造のものである。図9では二つのラック10・20が使用されていて、各ラック10・20は、コンテナ内で車両(自動車A)等の貨物を載せるための棚状の部分として、コンテナの床面上の位置とそれより高い上段位置とにフレーム(貨物載置フレーム)12・21をそれぞれ有している。上段のフレーム12は一方のラック10に設け、床面上のフレーム21は別の下段ラック20に設けている。高さの異なるこれらのフレーム12・21に貨物を載せることによって、コンテナ内の空間を有効利用するのである。
貨物用ラック10における上段の貨物載置フレーム12は、ベースフレーム11上に立てた合計4本の支柱13・14により、高さおよび傾斜角度の変更が可能な状態に支持されている。そのための支持構造は、特許文献1の例ではつぎのようになっている。すなわち、図9(a)・(b)に示すように、
a) 4本の支柱13・14を、Cの字状の水平横断面を有する溝形のものとしてベースフレーム11上に垂直に立てる一方、貨物載置フレーム12には、4箇所の支持点13A・14Aに移動塊(ブロック)12bを取り付け、各移動塊12bをそれぞれ支柱13・14の溝形の内側空間内に上下へのスライドが可能なように収容する。移動塊12bは、フレーム12に対し左右へ延びた軸部を介して回転可能に取り付けている。こうした構造により、貨物載置フレーム12の各支持点13A・14Aは、支柱13・14に沿って高さ変更が可能である。
b) 各支持点13A・14Aの高さは、支柱13・14に取り付ける支持ピン15・16によって定めることとしている。貨物載置フレーム12の高さや角度を変更する際は、たとえばフォークリフトを用いてフレーム12の一部を上昇させ、適当な高さになった状態で、フレーム12の上下への変位を支持ピン15・16によって拘束する。図9(b)の左方引出し図のように、移動塊12bの上下で支柱13・14に支持ピン15・16を挿し通すわけである。支柱13・14には、高さの異なる多数の箇所に貫通孔を設けておき、いずれかの貫通孔にピン15・16を通せるようになっている。
c) コンテナ内でフレーム12を上昇させすぎると、フレーム12上の貨物をコンテナの天井にぶつけてしまう恐れがあるため、上記b)のようにするとき、実際には、上側の支持ピン15をあらかじめ支柱13・14に挿入し固定しておく。この支持ピン15を、フレーム12の上限を定めるストッパーとして、フレーム12の過度の上昇を防止するのである。フレーム12を上昇させて、それが支持ピン15に当たる高さに達したとき、下降防止のための支持ピン16をフレーム12の移動塊12bの下に挿し入れ、さらにそれぞれの抜け止めを施す。そのようにすると、移動塊12bの下の支持ピン16がフレーム12の荷重を支え、上の支持ピン15がフレーム12の浮き上がりを防止する。
特開2011−16536号公報
上記c)のように上側の支持ピン15をあらかじめ支柱13・14に挿入しておいた場合にも、フォークリフト等の運転者が不慣れなときは、フレーム12上の貨物をコンテナの天井にぶつけてしまうことがある。自動車等の貨物に比べると貨物用ラック10は軽量であるため、フレーム12が上側の支持ピン15に当たったのちも、ベースフレーム11をコンテナの床面から浮かせる形でフレーム12と貨物とを上昇させ得るからである。
また、フォークリフトのフォークでフレーム12の一部を下から支えて持ち上げる際、フォークとフレーム12とが金属同士の接触となるため、両者間に滑りが生じる恐れがある。前後への移動をスムーズにするよう貨物用ラック10のベースフレーム11には車輪Wが設けてあるため、フレーム12とフォークとの間に滑りが発生すると、フレーム12が貨物用ラック10ごと前方へ移動してフォークから外れ、突然に落下してしまう可能性もある。
本発明は以上のような点を考慮したもので、フォークリフト等で貨物載置フレームを上昇させるときに、貨物を過度に上昇させることを防止し、また、フォークリフトのフォーク等とフレームとの間に滑りが生じにくいようにすることを目的としている。
発明による貨物用ラックは、コンテナの床板上で前後に移動し得るベース部材と、その上方に支持されて貨物を載置する貨物載置フレームとを有し、貨物載置フレームが、ベース部材に立てられた複数の支柱により支持されていて、それら支柱による支持点の高さを変更可能とされている貨物用ラックであって、
上記支柱(のいずれか。とくに、コンテナの入口に近い側の支柱)に、貨物載置フレームの上記支持点の高さの上限を定めるためのストッパーが取り付けられているとともに、上向きに突出する追加支柱が、突出高さを変更および固定し得るように取り付けられていることを特徴とする。
つまり、たとえば前記(図9)の例と同様に支柱13・14に対し上側の支持ピン15を上記ストッパーとしてあらかじめ挿入しておくとともに、たとえば図2のように、一部の支柱14の上部に追加支柱30を取り付けるのである。
そのような場合、追加支柱を適宜に突出させたうえでフォークリフト等により上記貨物載置フレームを上昇させると、貨物をコンテナの天井にぶつけるようなトラブルが防止される。万一ベース部材を浮かしてしまうまでに貨物載置フレームを持ち上げたとしても、上記追加支柱の上端が先にコンテナの天井に接触し、貨物載置フレームの過度の上昇を防止するからである。
上記の追加支柱は、上記支柱から突出した状態において、上端部が、コンテナの天井部分まで10mm以上・50mm以内の高さに達して固定され得るものがよい。
追加支柱をこの範囲の高さにまで突出させて固定できると、フォークリフト等の操作を誤ってベースフレーム11を浮かしてしまっても、貨物載置フレームおよびその上の貨物を上昇量はわずかである。つまり、上側の支持ピンで制限している貨物載置フレームの上限高さから10〜50mmしかさらに上昇することがないので、コンテナの天井に貨物をぶつけることを効果的に防止できる。
なお、追加支柱の最上部とコンテナの天井部分との間に10mm以上の隙間が確保されるので、貨物用ラックをコンテナ内に入れた後、そのコンテナの入口付近で追加支柱を突出させておけば、その突出状態のまま貨物用ラックをコンテナの奥の方へ移動させることも差し支えない。
上記の貨物載置フレームは、高さの変更のためフォークリフトのフォークによって下から支えられる支持部分を有し、当該支持部分に摩擦部材を取り付けられているのが好ましい。たとえば図2に示すように、当該支持部分12Xは、貨物載置フレームにおいて幅方向に適度の間隔をおいて2箇所に設け、下方へ突出させたうえ、その突出部分に摩擦部材を取り付けるとよい。摩擦部材としては、フォークリフトの鉄鋼製のフォークとの間で摩擦係数が大きいもの、たとえば木材やゴムを使用することができる。
そのような摩擦部材を取り付けた支持部分にフォークリフトのフォークを下から当てて貨物載置フレームを上昇させる場合には、フォークとフレームとの間に滑りが発生しにくい。そこに滑りが発生しないとすると、貨物用ラックが前方へ移動してフレームがフォークの先端から外れて下降・落下する、といった恐れがなくなる。すなわち、貨物載置フレーム上またはその下に載置した貨物を損傷させることが防止される。
貨物載置フレームの側部には、側方へ突出してコンテナの側壁(内側面)に接触し、かつ退避してコンテナの側壁から離れることができる側部緩衝手段が設けられているとさらに好ましい。たとえば図2のように側部緩衝手段40を設け、それを図3のように側方へ突出および待避させ得るようにするのがよい。
そのような側部緩衝手段を設けると、コンテナ内での貨物の損傷を防止することができる。貨物載置フレーム上に貨物を載せた貨物用ラックをコンテナ内に入れ、その状態で側部緩衝手段を側方へ突出させてコンテナの側壁に接触させておけば、輸送中のコンテナ内での貨物用ラックの横揺れを効果的に制限できるからである。
上記の側部緩衝手段が、保持部材の先にゴムダンパーを有し、その保持部材が操作レバーによって回転させられることにより、ゴムダンパーが側方へ突出しかつ退避するものであれば、とくに好ましい。図3(a)・(b)に例示する側部も、そのように構成したものである。
そのような側部緩衝手段なら、操作レバーを動かして保持部材を回転させるだけで、ゴムダンパーを側方へ突出させまたは待避させることを簡単に行える。ゴムダンパーを側方へ突出させてコンテナの側壁に接触させ、または待避させてコンテナの側壁から離す作業は、コンテナ内に貨物用ラックを搬入した直後か搬出の直前かに、コンテナの側壁と貨物等との間のせまい空間内で行う必要があるため、上記のように簡単に行えることには大きな意義がある。
上記の貨物載置フレームが、全長にわたり分離不能な一体の枠体で形成されていて、載置される貨物を固縛するための係止部分がその枠体に設けられていると有利である。図2に示す貨物載置フレーム12を有する貨物用ラック10はその一例である。
従来の貨物用ラックを示す図9の例では、貨物を固縛するロープ等を係止するための部分が付属フレーム12Pに設けられていて、その付属フレームは、貨物載置フレームに対して適宜の長さに引き出せるように取り付けられていた。しかし、貨物載置フレームに対して付属フレームを引き出し可能に取り付けると、構造が複雑化して貨物用ラックの製造コストが上昇するうえ、貨物を固縛するための作業も煩わしくなる。
その点、上記のように、貨物載置フレームを一体の枠体で形成し、貨物を固縛するロープ等の係止部分をその枠体に設けるなら、貨物用ラックの構造が簡素になり、貨物をフレーム上に載せて固縛する際の作業も簡単になる。
発明の貨物用ラックによれば、コンテナ内で貨物載置フレームの高さを設定する際、またはコンテナによって貨物輸送する際に、貨物を損傷させることが効果的に防止される。
また、貨物用ラックの構造を簡素なものとし、フレーム上に貨物を載せてロープ等で固縛する等の作業を簡単にすることも可能である。
発明の実施形態を示す図であって、貨物としての自動車を複数台、貨物用ラック10・20を用いてコンテナ1内に収容した状態を示す側方視断面図(コンテナ1の内部を示したもの)である。図1(a)は自動車Aを4台収容した状態を示し、同(b)は、やや大きめの自動車Bを3台収容した状態を示す。 貨物用ラック10の側面図であって、貨物載置フレーム12の高さ・角度の変更態様をも示している。また、左上の引出し図に、支持点13A・14Aの詳細を示している。 側部緩衝手段40を示す図であって、図3(a)は図2におけるIII−III断面図、図3(b)は同(a)のb−b矢視図である。 コンテナ1内の貨物用ラック10・20の配置等を示す平面図であって、図1(a)におけるIV−IV矢視図である。 下段ラック20の構造を示す図面であり、図5(a)は平面図、同(b)は側面図である。 ガイドローラ60とその操作部材64等を示す図である。図6(a)・(b)は図5におけるVIa部・VIb部の各詳細図であり、図6(c)・(d)は同(a)・(b)の各側面図である。 貨物用ラック10のベースフレーム11等を示す平面図であって、図2におけるVII−VII矢視図である。 返送のために貨物用ラック10を折り畳んで貨物用ラック20の上に積み重ねた状態を示す側面図である。 従来の貨物用ラック等を示す図で、図9(a)は平面図、同(b)は側面図である。
図1〜図8に発明の実施例を示す。
貨物用ラック10は、その下に配置される平面的な構造の貨物用ラック20とともに、形鋼等の鋼材を主な材料として構成された貨物輸送用の架台である。自動車を搭載・支持し、その状態でコンテナ1内に配置されることによって、船舶・車両等による自動車輸送に使用される。コンテナ1内に収容しようとする自動車のサイズ・型式が図1(a)・(b)のように変更される場合にも、それら自動車のサイズ等に応じた最も適切な搭載状態を実現して、コンテナ1内に複数の自動車を収容することができる。図1のように自動車輸送に使用されたのち、ラック10は、コンパクトに折り畳まれ、ラック20とともにコンテナ1内にまとめて積み込まれ、発送元等に返送される。
以下、貨物用ラック10・20の構成および使用方法について説明する。
貨物用ラック10の基本構造は図2に示すとおりである。すなわち、ベースフレーム(ベース部材)11の上に4本の支柱13・14を立て、その支柱13・14によって貨物載置フレーム12を支持するよう構成している。ベースフレーム11は、コンテナ1の床板2上に載って前後に移動し得るように複数の車輪Wを有するものである。車輪Wがあるため、自動車を載せた状態で作業員が押すなどすることにより、その自動車とともにラック10をコンテナ1の前後方向へ移動することができる。
貨物載置フレーム12は、左右に自動車のタイヤ部分を載せる通行・支持枠があり、それら左右の通行・支持枠が、幅方向に延びた中間フレームでつながれて一体にされたものである。自動車は、その通行・支持枠上を通行してフレーム12上に載り、通行・支持枠の前後各部分にタイヤを固定する形で搭載される。
貨物載置フレーム12は分離不能な一体の枠体であり、引出し式の付属フレーム等を設けていない。そのため、搭載した自動車Aの前部・後部等を固縛するロープは、貨物載置フレーム12上の係止部分に掛け留めることになる。
支柱13・14としては、短めのフロントピラー(支柱13)と長めのリヤピラー(支柱14)とを、左右に対をなすとともに互いに間隔を有するよう配置して垂直に立てている。いずれの支柱13・14も互いに独立した直線状の柱である。貨物載置フレーム12は、4箇所の支持点13A・14Aにおいて高さを変更できるよう4本の支柱13・14に支持させている。貨物載置フレーム12の高さおよび傾斜を変更すると、貨物としての自動車を、その型式やサイズに応じて最も適切な位置に支持し、コンテナ1内への収容効率を高めることが可能になる。
貨物載置フレーム12を、上記支柱13・14によって高さ等の変更が可能なように支持させるために、つぎのような支持構造を採用している。
a) 支柱13・14を、Cの字状の水平横断面を有する溝形のものとしてベースフレーム11上に垂直に立てる一方、貨物載置フレーム12には、4箇所の支持点13A・14Aに、図2の左方引出し図に示す移動塊(ブロック)12bを取り付け、各移動塊12bをそれぞれ支柱13・14の溝形の内側空間内に上下へのスライドが可能なように収容する。移動塊12bは、フレーム12に対し左右へ延びた軸部を介して回転可能に取り付けている。こうした構造により、貨物載置フレーム12の各支持点13A・14Aは、支柱13・14に沿って高さ変更が可能である。
b) 各支持点13A・14Aの高さは、支柱13・14に取り付ける支持ピン15・16によって定める。貨物載置フレーム12の高さや角度を変更する際は、図示のようにフォークリフトのフォークFを用いてフレーム12の一部を上昇させ、適当な高さになった状態で、フレーム12の上下への変位を支持ピン15・16によって拘束する。図2の左方引出し図のように、移動塊12bの上下で支柱13・14に支持ピン15・16を挿し通すわけである。支柱13・14には、高さの異なる多数の箇所に貫通孔を設けておき、いずれかの貫通孔にピン15・16を通せるようにしている。移動塊12bの下に挿入する支持ピン16によって移動塊12bに作用する貨物載置フレーム12の荷重を支え、移動塊12bの上に挿入する支持ピン15によって貨物載置フレーム12の浮き上がりを防止する。
図2の貨物用ラック10においては、支柱14の上端に、さらに上向きに突出する追加支柱30を取り付けている。追加支柱30は、筒状の基端部の内側に先端部を挿入し、前者に対する後者の挿入量をピン(インデックスプランジャー)31にて定めるよう構成したものである。追加支柱30は、最大で200mmだけ伸長させて上端をコンテナ1の天井に近づけることができ、上端部と天井部分(の下面)との間隔を20mm程度にすることができる。
貨物用ラック10の貨物載置フレーム12は、自動車のタイヤ部分を載せる左右の通行・支持枠間の中間フレームを、前記のとおりフォークリフトのフォークFで持ち上げることにより昇降させる。フォークFによって支えられる箇所には、図2のように下向きに突出した支持部分12Xを形成し、その下面に、摩擦部材としての木材を取り付けている。木材は、金属であるフォークFに対して滑りにくい性質を有している。
以上のように構成した貨物用ラック10においては、貨物載置フレーム12に自動車A等を載せてその高さを調整する作業を、つぎのように実施することができる。
1) 貨物用ラック10をコンテナ1の入口付近に置き、自動車Aを走行させてフレーム12上に載せる。このとき、貨物載置フレーム12の後方、すなわち支持点14Aの側を低くした状態にし、適宜に補助スロープ(図示省略)等を使用する。
2) 支柱14における適切な高さに支持ピン15を挿入し固定して、フレーム12の移動塊12bの上限高さを設定するためのストッパーとする。
3) ラック10をコンテナ1内に搬入し、追加支柱30を上方に伸長させて、その上端部の高さが天井部分との間に20mm程度の隙間を有するように設定する。
4) フォークリフトのフォークFをフレーム12の支持部分12Xの摩擦部材に当ててゆっくりと上昇させ、フレーム12の後部を持ち上げる。
5) 移動塊12bが上記支持ピン15に当たった時点でフォークFの上昇を止め、移動塊12bの下に支持ピン16を挿入し固定する。
以上によって、フレーム12の高さおよび角度を設定するわけである。上記4)・5)のようにフォークFを上昇させる際、万一、貨物用ラック10ごと持ち上げてしまってフレーム12および自動車Aを過剰に上昇させても、追加支柱30の上端がコンテナ1の天井部分に当たった状態からは上昇することがないので、自動車A等を傷付けることが防止される。フレーム12の高さと角度を設定すると、貨物用ラック10を押して前方(コンテナの奥の方)へ移動させる。
貨物載置フレーム12の側部には、図3に示す側部緩衝手段40を設けている。側部緩衝手段40は、自動車Aを積載してコンテナ1内に搬入した貨物用ラック10において、側方へ突出してコンテナ1の側壁に接触するゴムダンパー41を有するものである。コンテナ1内に搬入され、または搬出される際などには、側方から内側へそのゴムダンパー41を退避させることができる。
側部緩衝手段40としては、ゴムダンパー41を保持部材42に取り付け、その保持部材42を、フレーム12に沿って設けた支持軸44上に回転可能に支持させている。保持部材42には操作レバー43をも取り付け、そのレバー43を用いて保持部材42を回転させると、ゴムダンパー41を側方へ突出させたり退避させたりすることができる。ゴムダンパー41を突出または退避させると、支持軸44のブラケットと保持部材42との間に留めピン45を挿入することによって、保持部材42の回転を留める。
側部緩衝手段40のゴムダンパー41を側方へ突出させてコンテナ1の側壁に接触させておけば、輸送中のコンテナ1内での貨物用ラック10の横揺れを制限することが可能である。そうすると、コンテナ輸送の間の自動車A等の損傷を効果的に防止できることになる。
図5に、貨物用ラック20の構造を示す。ラック20は平面的な構造の貨物載置フレーム21を有し、前後(図示左右)へ移動できるよう、下部に複数の車輪Wを有している。また、車輪Wを浮かせて移動を停止できるよう、後部の左右にアウトリガー21Gを有してもいる。ラック20は図1のように、コンテナ1の床板2上で、貨物用ラック10の貨物載置フレーム12の下、すなわちベースフレーム11(図7参照)の間に入り込む位置に置かれる。
ラック20の貨物載置フレーム21も、図5のように、左右に自動車のタイヤ部分を載せる通行・支持枠を有し、それら左右の通行・支持枠が、幅方向に延びた中間フレームでつながれて一体にされている。この貨物載置フレーム21も分離不能な一体の枠体であって、引出し式の付属フレーム等を設けていない。そのため、搭載した自動車Aの前部・後部等を固縛するためのロープは、貨物載置フレーム21上の係止部分(フック等)に掛け留めることとする。
貨物用ラック20は、コンテナ1の左右側壁に沿って前後に移動し、また貨物用ラック10のベースフレーム11の間にスムーズに入り込めるよう、貨物載置フレーム21の前端部左右にガイドローラ60を有している。ガイドローラ60は、鉛直軸を中心に回転自在であり、その周面が、コンテナ1の側壁に向けて左右に突出している。コンテナ1の側壁の間と上記ベースフレーム11の間とをラック20が移動することから、各ガイドローラ60は、左右への突出量を変更できるようになっている。
ガイドローラ60は貨物用ラック20の前端部に取り付けられたものであるから、コンテナ1内にラック20が搬入されたのちは、その取付け位置まで作業員が近づくことが容易でない。そのため、各ガイドローラ60の突出量の変更は、ラック20の後部に設けた操作部材64によって行えるようにしている。
ガイドローラ60の突出量を後部の操作部材64にて変更するための構造は、図6(a)〜(d)に示すとおりである。すなわち、
i) 各ガイドローラ60を、コンテナの左右方向に移動し得るスライド部材61によって支持させる。スライド部材61は、筒体61a内に棒状体をスライド自在に挿入したもので、スプリング61bに連結することによってつねに左右内向き(貨物用ラックの中心線寄り)への力を受けるようにする。
ii) 貨物載置フレーム21の前部左右に、鉛直の支持ピン62aによって水平揺動部材62をそれぞれ取り付け、その水平揺動部材62の一端部に上記スライド部材61を連結する。水平揺動部材62としては、図示のように直角に2本のアームを有するものを使用するとよい。
iii) 水平揺動部材62の他の端部に、ワイヤロープ等の牽引部材63を連結する。
iv) 牽引部材63の後方における端部に操作部材64を連結する。操作部材64としては、図示のような操作レバーを採用するとよい。つまり、筒状の支持体64a内に牽引部材63の一部を入れ、当該支持体64aに長さ方向およびそれと直角な方向にL字状の溝64bを形成し、その溝64bから外に上記操作レバーを出しておくのである。
こうした構造によると、操作部材64の上記操作レバーを後方へ引いて溝64bの直角部分で留めれば、牽引部材63に引かれて水平揺動部材62が回転変位をするので、スライド部材61を介してガイドローラ60の側方への突出量を大きくすることができる。操作レバーを緩める(前方へ戻す)と、スプリング61bの力でスライド部材61が内向きに移動し、ガイドローラ60は元の小さめの突出量に戻る。
このように後方から前部のガイドローラ60の突出量を変更できると、貨物用ラック20を前後に移動させるための作業が容易になり、ひいては、その作業中に自動車A等を傷付ける可能性も少なくなる。
上記のような構造を有するガイドローラ60は、貨物用ラック20のみには限らず、上部に貨物載置フレーム12を有する貨物用ラック10のベースフレーム11(図7参照)の前端部に設けることも可能である。そのようなラック10の移動等に関してガイドローラの左右への突出量を変更する必要がある場合には、後方から突出量の変更ができると、ラック20における場合と同様に、作業負担がかなり軽減される。
図5の貨物用ラック20には、後方、すなわちコンテナ1内で入口寄りとなる側に、図示のような第1緩衝手段50を設けている。第1緩衝手段50は、図示のように後方向きの端部に、後方向きにゴムダンパー51を突出させたものである。ゴムダンパー51は保持部材に取り付け、その保持部材は、基部が筒体52a内に挿入され、さらにその筒体52aが他の筒体52b内に挿入された2重の支持構造52によって貨物載置フレーム21に支持させている。筒体52a・52bにはそれぞれ、留めピンとその挿入穴(複数個)とからなる挿入長さの調整手段を付設しているので、ゴムダンパー51は後方へ2段階に引き出すことができ、各段階で引き出し量を調節し固定することができる。
図2の貨物用ラック10におけるベースフレーム11等を図7に示している。このベースフレーム11においては、前方、すなわちコンテナ1の奥の方を向く側に第2緩衝手段55を設けている。第2緩衝手段55は、前方の端部に前方向きにダンパー受け部材56とゴムダンパー57とを設けたものである。ダンパー受け部材56は、上記第1緩衝手段50(図5)のゴムダンパー51の全長が嵌り得る凹部(溝)を前方向きに有するものである。またゴムダンパー57は、ダンパー受け部材56の左右外側の離れた2箇所にあって、ゴムダンパー51と同等の断面寸法を有していてダンパー受け部材56よりも前方へ突出している。
この第2緩衝手段55についても、ダンパー受け部材56とゴムダンパー57とを保持部材に取り付け、その保持部材は、基部が筒体58a内に挿入された支持構造58によってベースフレーム11に支持させている。筒体58aには、留めピンとその挿入穴(複数個)とからなる挿入長さの調整手段を付設しているので、ダンパー受け部材56とゴムダンパー57とは、前方へ引き出すことができ、引き出し量を調節して固定することができる。
上記のように第1・第2の緩衝手段50・55が取り付けられていると、それぞれの引出し量を適切に調節したうえ、図4のように貨物用ラック10・20をコンテナ1内に配置することができる。すなわち、貨物用ラック20の後部が貨物用ラック10(ベースフレーム11)の前部と隣り合う部分では、前者における第1緩衝手段50のゴムダンパー51を、後者における第2緩衝手段55のダンパー受け部材56の凹部に嵌めて突き合わせることができる(図4の中ほどの部分を参照)。また、コンテナ1内の最前部(最も奥)に搬入された貨物用ラック10(ベースフレーム11)の前端部、および最後部(入口付近)に搬入された貨物用ラック20の後端部は、それぞれ、第2緩衝手段55のゴムダンパー57および第1緩衝手段50のゴムダンパー51を、コンテナ1の端部壁に当てることができる。
図4のように配置した場合、貨物用ラック10・20同士の接触部分、または貨物用ラック10もしくは20とコンテナの端部壁との接触部分にゴムダンパー51または57が介在するので、各部に弾力的な接触が実現し、輸送中の衝撃が和らげられる。なお、第1緩衝手段50と第2緩衝手段55は、その構造に基づき、ゴムダンパーとダンパー受け部材との位置交換や付け替えをすることなく、上記のように円滑に使用することができる。
図4のように複数の貨物用ラック10・20をコンテナ1内に配置する際、前方の貨物用ラック10とそのすぐ後ろの貨物用ラック20との位置関係は、図5に示すストッパー11S・21Sにより定めている。ストッパー11Sは貨物用ラック10のベースフレーム11に設けた金具であり(図7参照)、ストッパー21Sは、貨物用ラック20の貨物載置フレーム21に設けた金具である。ストッパー21Sは、留めピンを用いて前後方向の位置を変更することができる。
第1・第2の緩衝手段50・55の各引出し量を前記のように適切に設定し、また、ストッパー21Sの前後方向位置をも適切に設定すれば、コンテナ1内の貨物用ラック10・20の位置関係を、自動車Aのサイズ等に合う好ましいものにすることができる。
図5に示す貨物用ラック20は、移動用のすべての車輪Wを固定位置に配置している。ただし、最も前方にある左右両側の車輪Waは、それらを除く他のすべての車輪Wがコンテナの床面上に接地したとき最低面がコンテナの床面から10mmだけ上に浮く位置に取り付けている。
これは、自動車輸送に使用したのちの貨物用ラック10・20を発送元に返送する際、図8のようにラック10・20を重ねることが容易になるようにしたものである。ラック10では、図7のように、ベースフレーム11の補強のために左右の鋼材間を厚さ約10mmの帯鋼11aでつないでいる。ラック10・20を重ねるためにラック20(図5)を前方に押し動かすときは、ラック20の車輪Waがこの帯鋼11aを乗り越える必要がある。その乗り越えを容易にするために、ラック10の帯鋼11aには、車輪Waの位置に合わせて傾斜板11bを取り付けているが、それでも、車輪Waが帯鋼11aを乗り越えるようにラック20を押し動かすにはかなりの労力を要する。そこで、ラック20の最前部の車輪Waを上記のとおり上方に浮かせて配置したわけである。
そのようにすると、貨物用ラック10・20の一台ずつを上下に重なる位置に移すことが楽に実現する。そのうえで、ラック10の支柱30・40を水平に倒して貨物載置フレーム12を低位にすれば、ラック10・20を図8のように重ね合わせることができる。重ねたラック10・20は、フォークリフト等を用いてコンテナ1内に複数段に積み重ねたうえ、発送元に返送するとよい。
1 コンテナ
2 床板
10 貨物用ラック
11 ベースフレーム(ベース部材)
12 貨物載置フレーム
12b 移動塊(ブロック)
13・14 支柱
13A・14A 支持点
15・16 支持ピン
20 下段ラック
21 貨物載置フレーム
30 追加支柱
40 側部緩衝手段
41 ゴムダンパー
43 操作レバー
50 第1緩衝手段
51 ゴムダンパー
55 第2緩衝手段
56 ダンパー受け部材
57 ゴムダンパー
60 ガイドローラ
64 操作部材
W・Wa 車輪
A・B 自動車(貨物)

Claims (6)

  1. コンテナの床板上で前後に移動し得るベース部材と、その上方に支持されて貨物を載置する貨物載置フレームとを有し、貨物載置フレームが、ベース部材に立てられた複数の支柱により支持されていて、それら支柱による支持点の高さを変更可能とされている貨物用ラックであって、
    上記支柱に、貨物載置フレームの上記支持点の高さの上限を定めるためのストッパーが取り付けられているとともに、上向きに突出する追加支柱が、突出高さを変更および固定し得るように取り付けられていることを特徴とする貨物用ラック。
  2. 上記の追加支柱は、上記支柱から突出した状態において、上端部が、コンテナの天井部分まで10mm以上・50mm以内の高さに達して固定され得ることを特徴とする請求項1に記載の貨物用ラック。
  3. 上記の貨物載置フレームは、高さの変更のためフォークリフトのフォークによって支えられる支持部分を有し、当該支持部分に摩擦部材を取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の貨物用ラック。
  4. 上記貨物載置フレームの側部に、側方へ突出してコンテナの側壁に接触し、かつ退避してコンテナの側壁から離れることができる側部緩衝手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の貨物用ラック。
  5. 上記の側部緩衝手段が、保持部材の先にゴムダンパーを有し、その保持部材が操作レバーによって回転させられることにより、ゴムダンパーが側方へ突出しかつ退避するものであることを特徴とする請求項4に記載の貨物用ラック。
  6. 上記貨物載置フレームが、全長にわたり分離不能な一体の枠体で形成されていて、載置される貨物を固縛するための係止部分がその枠体に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の貨物用ラック。
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