JP5385850B2 - シャシーダイナモメータの車両固定装置 - Google Patents
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Description
そして、このような車両の固定の技術としては、立設した左右一対のポールに各々一端を連結した二つの索条体(チェーンやベルト等)で、車両を索引して固定する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
そこで、本発明は、任意位置に設けることができる、車両の移動を妨げることのないシャシーダイナモメータの車両固定装置を提供することを課題とする。
ここで、このような車両固定装置において、当該索引ユニットの形状は、前記索引ユニットの上端が前記床板の上面と同じ高さとされたときに、当該索引ユニットの上端面によって前記床板の孔の前記床板上面側の入口が閉塞される形状とすることが好ましい。このようにすることにより、床板に設けた孔によって、安全が損なわれること等を抑止することができる。また、当該孔を大きく設定した場合にも、索引ユニットの上端面を床板の上面と一体化させて、当該孔によって自動車の移動が妨げられないようにすることができる。
ここで、このような車両固定装置において、案内部材の形状は、前記案内部材の上端が前記床板の上面と同じ高さとされたときに、当該案内部材の上端面によって前記床板の孔の前記床板上面側の入口が閉塞される形状とすることが好ましい。このようにすることにより、床板に設けた孔によって、安全が損なわれること等を抑止することができる。また、当該孔を大きく設定した場合にも、案内部材の上端面を床板の上面と一体化させて、当該孔によって自動車の移動が妨げられないようにすることができる。
図1に、本実施形態に係るシャシーダイナモメータの構成を模式的に示す。
ここで、図1aはシャシーダイナモメータの上面模式図を、図1bはシャシーダイナモメータの側面模式図を示している。
図示するように、このシャシーダイナモメータは、4輪駆動の自動車用のシャシーダイナモメータであり、フレーム1の上面を形成する床板の上に自動車を進行させ、自動車の前後左右のつの車輪の各々を、フレーム1の床板に設けた開口11内に略床板上面と同じ高さで天頂部が位置するように配置されたローラ2上に位置決めした上で、自動車の前後に一対づつ配置した、計4つの車両固定装置3を用いて索引ベルト34で固定し、固定した自動車を走行させながら各ローラ2に連結した動力計で自動車の各種特性を測定するものである。
図示するように、車両固定装置3は、フレーム1の床板の下面にアングル部材301によって上端が固定されるベース30、ベース30に固定されたパワージャッキ31を備えている。ここで、このパワージャッキ31は、図中のボールネジ311と、ボールナット312と、ウォームギヤとモータとよりなるボールナット312を回転する駆動モータ313と、ボールナット312の回転角を検出するロータリエンコーダ314とより構成される。また、車両固定装置3は、パワージャッキ31により上下動されるベルト巻取ユニット32、ベルト巻取ユニット32の上部に固定された中空ポール33、ベルト巻取ユニット32により巻き取りされる索引ベルト34、索引ベルト34の端に固定された、索引ベルト34を自動車に連結するための連結具35とを有する。
一方、ボールネジ311の上端は、ベルト巻取ユニット32の内部でスラスト軸受によって、ベルト巻取ユニット32がボールネジ311に対して、鉛直方向を回転軸として水平方向に回動可能なように軸受けされており、ボールネジ311の移動に伴って、ベルト巻取ユニット32と、ベルト巻き取りユニットの上部に固定された中空ポール33は上下に移動する。
まず、図3a1に示すように車両固定装置3のパワージャッキ31を駆動し、ベルト巻取ユニット32と中空ポール33とを最も下端位置まで移動させ、中空ポール33の上面高さをフレーム1の床板の上面高さに一致させる。
そして、この状態において、自動車をフレーム1の床板上に進行させ、各車輪をローラ2上に位置決めする。
そして、車両固定装置3のパワージャッキ31を駆動し、ロータリエンコーダ314で検出されるボールナット312の回転角を参照しながら、ベルト巻取ユニット32と中空ポール33とを、中空ポール33のベルト孔332の高さが、自動車の連結具取付高さと一致するように上昇させる。
そして、巻取駆動部322を制御して巻取シャフト321で索引ベルト34を、索引ベルト34に所定張力が加わるように巻き取って、巻取駆動部322を制御して巻取シャフト321を固定し自動車の固定を完了する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
なお、以上の実施形態では、車両固定装置3において、パワージャッキ31によって、ベルト巻取ユニット32と中空ポール33とを最も下端位置まで移動させた位置を、中空ポール33の上面高さがフレーム1の床板の上面高さに一致する位置としたが、中空ポール33の上面高さがフレーム1の床板の上面高さに一致する位置よりも下方の位置まで、パワージャッキ31によって、ベルト巻取ユニット32と中空ポール33とを移動させることができるようにしてもよい。
すなわち、この場合には、図4a1、a2に示すように、ベース30にターンテーブル401を介してベルト巻取ユニット32を搭載し、ベルト巻取ユニット32で、中空ポール33を上下に移動可能に支持し、パワージャッキ402で、中空ポール33をベルト巻取ユニット32に対して上下移動するようにする。ただし、中空ポール33は、ベルト巻取ユニット32に対して水平方向に回動しないように、回り止めを設ける。
Claims (3)
- 床板に設けられた開口に露出したローラ上に車輪が載せ置かれた車両を固定する、シャシーダイナモメータの車両固定装置であって、
自動車に連結される索条体を巻き取る、前記床板下方に固定設置された巻取装置と、上部に索条体出入口を備え、当該索条体出入口と前記巻取装置との間で索条体を案内する、鉛直方向に長いポール状の案内部材とを備えた索引ユニットと、
前記案内部材を、当該案内部材の上端が前記床板の上面の高さとなる収納位置と、当該案内部材の前記索条体出入口が前記床板の上面の上方に配置される使用位置との間で、当該案内部材を上下に昇降させる移動機構とを備え、
前記案内部材は、前記床板に設けられた孔を通って前記収容位置と前記使用位置との間を移動し、
前記案内部材の上端が前記床板の上面と同じ高さとされたときに、当該案内部材の上端面によって前記床板の孔の前記床板上面側の入口が閉塞される形状を、当該案内部材は有していることを特徴とするシャシーダイナモメータの車両固定装置。 - 請求項1記載のシャシーダイナモメータの車両固定装置であって、
前記使用位置の前記床板の上面よりの高さは可変であることを特徴とするシャシーダイナモメータの車両固定装置。 - 請求項1または2記載のシャシーダイナモメータの車両固定装置であって、
前記索引ユニットは、鉛直方向を回転軸として回動可能に設けられていることを特徴とすることを特徴とする車両固定装置。
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