JP5382525B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等に搭載される電気接続箱に係り、特にリレー装着部と該リレー装着部への通電用バスバーを備えた電気接続箱に関するものである。
従来から、自動車等において、電気配線の効率化やメンテナンス性の向上を目的としてリレーボックス、ヒューズボックス等の電気接続箱が用いられている。電気接続箱には、リレーやヒューズ等の電気部品や、バスバー等の通電部材が適宜装着されており、バッテリー等からの電力を車載電装品等へ供給するようになっている。
ところで、バッテリー近傍に設置されるリレーブロック等、比較的大きな電流が供給される電気接続箱においては、通電部材としてのバスバーも比較的幅広となる。そこで、電気接続箱の大型化を回避しつつ幅広のバスバーを装着するために、従来から、リレーやヒューズ等の電気部品装着部が設けられた面に対して垂直な状態で収容される縦バスバーが採用されている。例えば、特開2005−253158号公報(特許文献1)に記載の如くである。
ところが、このような縦バスバーを採用すると、電気部品装着部の裏面側で縦バスバーの収容部が大きく外方に突出することが避けられず、作業スペースを確保し難いという問題があった。即ち、電気部品装着部の裏面側には、一端側で電気部品の端子が挿入された端子接続用孔の他端側が開口していることから、その近傍に縦バスバーの収容部が突設されると、それら端子接続用孔に対して外部電線の接続端子を挿入する際に縦バスバーの収容部が邪魔になり、接続端子の挿入作業が困難になる。
これに対して、二つのヒューズを隣接配置する場合には、特許文献1の図3に示されるとおり、二つのヒューズ装着部において、両外側に縦バスバーの収容部を配することにより、両内側の端子への外部端子の接続用作業スペースを確保することが提案されている。
しかしながら、このような構成は二つの端子を有するヒューズを隣接配置する場合には有効だが、多数の端子を備えたリレーへの適用は難しかった。特に、多数の端子を備えたリレーでは、大電流の入力が必要とされる端子がリレーの端子突設面の中央部分に位置することがある。それ故、この中央部分の端子に給電するために縦バスバー収容部をリレーの端子突出面の中央部分に配設してしまうと、その周りに位置する端子への接続作業スペースが大きく制限されてしまうという問題があった。
特開2005−253158号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、リレー装着部において特定の接続端子を縦バスバーで構成しつつ、他の接続端子の装着用作業スペースを大きく確保することが出来る、新規な構造の電気接続箱を提供することにある。
本発明の第一の態様は、リレー装着部を備えた電気接続箱において、前記リレー装着部は、一方の開口部からリレー端子が挿入されると共に、他方の開口部から接続端子が挿入されて前記リレー端子に接続される端子接続用孔を複数備えており、前記リレー装着部の側方に縦バスバーを配すると共に、該縦バスバーの端縁部から前記端子接続用孔の他方の開口部に延び出す平バスバー部を一体形成し、該平バスバー部に対してスイッチ用の接続端子を含む複数の接続端子を一体形成しており、更に、前記端子接続用孔が、前記リレー装着部の中央に設けられたスイッチ用入力端子接続用孔と、該スイッチ用入力端子接続用孔よりも前記縦バスバー側で該縦バスバーの長さ方向で相互に離隔して設けられたコイル用入出力端子接続用孔を含んで構成されている一方、前記平バスバー部が、前記コイル用入出力端子接続用孔の前記他方の開口部間を通って前記スイッチ用入力端子接続用孔の前記他方の開口部まで延び出しており、その延出端縁部に前記スイッチ用の接続端子が設けられていると共に、その側方端縁部に前記コイル用の前記接続端子が設けられていることを、特徴とする。
本発明によれば、リレー装着部の中央部分ではなく側方に縦バスバーを配設したことから、リレー装着部における端子接続用孔の他方の開口部側で、広い作業スペースを確保することが出来る。それと共に、側方に配設した縦バスバーから平バスバー部を延び出させることで、リレー端子に対する縦バスバーによる給電を、端子接続用孔の他方の開口部側からバスバーを大きく突出させること無く可能とした。その結果、広い作業スペースを確保出来ると共に、その近傍でのバスバーの突出を抑えて、端子接続用孔への外部電線の接続端子の挿入を容易に行なうことが出来る。
さらに、縦バスバーの端縁部から延び出すように平バスバー部を形成したことから、平バスバー部の成形に起因して縦バスバーの通電断面積を減少するおそれも回避され得て、要求される通電断面積を有利に確保することが出来る。
すなわち、本発明においては、縦バスバーと平バスバーの複合構造を実現した。これにより、縦バスバーによる電気接続箱のコンパクト化とバスバーの通電断面積確保の両立を達成しつつ、作業スペースが必要とされるリレー装着部における端子接続用孔の他方の開口部側では部分的に平バスバーを採用することによって、作業スペースの確保をも併せて達成し得たのである。
また、本態様においては、平バスバー部にスイッチ用の接続端子に加えて、例えばコイル側の接続端子を形成することも可能である。このようにすれば、バスバーを用いずに構成する接続端子およびこれに接続する電線の数を減らすことが出来て、端子接続作業の更なる簡略化を図ることが出来る。
また、本発明によれば、スイッチ用の接続端子に加えて、コイル用の接続端子も平バスバー部で構成することが出来る。これにより、リレーのコイル側端子に接続する圧着端子や該圧着端子から延びる電線を不要とすることが出来て、部品点数の減少と端子接続作業の簡略化を図ることが出来る。
さらに、コイル用入出力端子接続用孔の他方の開口部間のスペースを巧く利用して、平バスバー部をスイッチ用入力端子接続用孔までストレートに延び出させることが出来る。これにより、バスバーの形成材料の削減や構成の簡素化を図ることが出来る。また、コイル側入出力端子接続用孔の他方の開口部間を平バスバー部で構成したことによって、外部電線の圧着端子が挿入されるコイル側出力端子接続用孔の他方の開口部の近傍で突出する縦バスバーを無くすことが出来て、端子接続作業の更なる簡略化を図ることが出来る。
本発明の第の態様は、第の態様に記載のものにおいて、前記コイル用入出力端子接続用孔の前記他方の開口部周壁が、前記平バスバー部よりも外方に突出されているものである。
このようにすれば、雨水等により電気接続箱内に水が侵入した場合でも、水滴を他方の開口部周壁で平バスバー部よりも電気接続箱の外方にまで伝わらせることによって、平バスバー部と水滴との接触をより有効に防止することが出来る。更に、この開口部周壁を用いて、平バスバー部を位置決めすることも出来る。
本発明によれば、リレー装着部の側方に縦バスバーを配設すると共に、縦バスバーから平バスバー部を延び出させて該平バスバー部に複数の接続端子を一体形成した。これにより、リレー装着部における端子接続用孔の他方の開口部側に、他の接続端子装着用の広い作業スペースを、縦バスバーの突出部分を有することなく確保することが出来る。
本発明の一実施形態としての電気接続箱の表面図。 図1に示した電気接続箱の裏面図。 図1に示した電気接続箱の裏面の要部拡大斜視図。 図1に示した電気接続箱のリレー装着部の表面図。 図4に示したリレー装着部の裏面図。 図5のVI−VI断面図。 図5のVII−VII断面図。 図1に示した電気接続箱に装着される縦バスバーの斜視図。 図8に示した縦バスバーの側面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1に、本発明の一実施形態としての電気接続箱10の表面を示し、図2に、電気接続箱10の裏面を示す。本実施形態における電気接続箱10は自動二輪車に取り付けられるものであり、長手形状を有している。電気接続箱10には、多数のヒューズ取付部12が電気接続箱10の長手方向に延びる直線上に配列して設けられていると共に、長手方向一方の端部には、ヒュージブルリンク取付部14が設けられている。
図3にも示すように、電気接続箱10の長手方向中央部分には、3つのリレー装着部16a〜16cが電気接続箱10の長手方向に並んで形成されている。これらリレー装着部16a〜16cは互いに略同様の構造とされていることから、以下、リレー装着部16aを例に説明する。
図4〜図7に、リレー装着部16aを示す。リレー装着部16aには、スイッチ用入力端子接続用孔18およびスイッチ用出力端子接続用孔20と、一対のコイル用入出力端子接続用孔22a,22bが設けられている。これら端子接続用孔18、20、22a,22bはそれぞれ、長手矩形状をもって電気接続箱10を厚さ方向に貫通する貫通孔形状とされており、電気接続箱10の表面に開口する一方の開口部としての表面側開口部24a〜24dと、裏面に開口する他方の開口部としての裏面側開口部26a〜26dとをそれぞれ有している。
スイッチ用入力端子接続用孔18はリレー装着部16aの略中央部分に形成されており、スイッチ用入力端子接続用孔18の外側に、スイッチ用出力端子接続用孔20が形成されている。これらスイッチ用入出力端子接続用孔18、20は、その長手方向を電気接続箱10の長手方向と等しくして、電気接続箱10の長手方向に直交する方向に並んで隣接して形成されている。
一方、コイル用入出力端子接続用孔22a,22bは、スイッチ用入力端子接続用孔18を挟んでスイッチ用出力端子接続用孔20と反対側に形成されており、本実施形態においては、コイル用入出力端子接続用孔22a,22bが、スイッチ用入出力端子接続用孔18,20に対して電気接続箱10の外側に配設されている。これらコイル用入出力端子接続用孔22a,22bは、その長手方向をスイッチ用入出力端子接続用孔18、20の長手方向に直交させて、電気接続箱10の長手方向に並んで適当な間隔を隔てて形成されている。
そして、これらリレー装着部16a〜16cの側方には、電気接続箱10の裏側から縦バスバー28aが挿入されるようになっている。図8および図9に、縦バスバー28aを示す。縦バスバー28aは、板形状を有するバスバー本体30を備えている。バスバー本体30の中央部分には、電気接続箱10への収容状態で電気接続箱10の表側に位置される一方の端縁部32に、リレー装着部16a〜16cに対応した3つの平バスバー部34が一体形成されている。平バスバー部34は、バスバー本体30の端縁部32から突設された突片が直角に曲げられることによって、端縁部32からバスバー本体30に対して略直角に延び出されている。
さらに、平バスバー部34の延出端縁部36には、延出端縁部36から突出する突片がリレーの取付方向(図9中、上方から下方)と反対方向に折り曲げられることによって、平バスバー部34に対して略直角に突出するスイッチ用の接続端子38が一体形成されている。また、平バスバー部34における一方の側端縁部40には、側端縁部40から突出する突片がスイッチ用の接続端子38と同方向に折り曲げられることによって、コイル用の接続端子42が一体形成されている。
更にまた、バスバー本体30の中央部分には、電気接続箱10への収容状態で電気接続箱10の裏面側に位置される端縁部44からL字状断面をもって突出する嵌合片部46が一体形成されている。嵌合片部46は、端縁部44から平バスバー部34と反対方向に突出すると共に、その突出端縁部がリレーの取付方向と反対方向に折り曲げられて形成されている。これにより、バスバー本体30の中央部分は、バスバー本体30と嵌合片部46によって略コ字状断面とされている。
また、バスバー本体30の一方の端部にはコの字状に折り曲げられたコ字状部48が形成されており、コ字状部48において互いに対向位置された一対の端縁部32には、音叉形状を有する複数のヒューズ接続端子50がヒューズの取付方向(図9中、上方から下方)と反対方向に突出して一体形成されている。更に、コ字状部48には、複数の係止孔52が貫設されている。更にまた、バスバー本体30のコ字状部48と反対側の端部には、平バスバー部34と同方向に折り曲げられたプレート取付部54が一体形成されており、プレート取付部54には、ボルト挿通孔55が貫設されている。
このような構造とされた縦バスバー28aは、電気接続箱10の裏側においてリレー取付部16a〜16cの外側に形成されたスリット状のバスバー取付部56aに電気接続箱10の裏側から挿入される。そして、係止孔52がバスバー取付部56aの内部に突出された係止爪(図示省略)と係合することによって電気接続箱10への収容状態で取り付けられる。また、プレート取付部54が電気接続箱10に配設されたプレート58に重ね合わされて、ボルト挿通孔55を用いてボルト固定される。
縦バスバー28aは、電気接続箱10への取付状態において、リレー取付部16a〜16cのコイル用入出力端子接続用孔22a,22bを挟んでスイッチ用入力端子接続用孔18と反対側の側方で、電気接続箱10の長手方向に延びるように配設されている。従って、コイル用入出力端子接続用孔22a,22bは、縦バスバー28aの長さ方向で相互に離隔して設けられている。そして、図5にリレー取付部16aを例に示したように、各リレー取付部16a〜16cにおいて、平バスバー部34がコイル用入出力端子接続用孔22a,22bの裏面側開口部26c、26d間を通ってスイッチ用入力端子接続用孔18の裏面側開口部26aにまで延び出される。それと共に、平バスバー部34に形成されたスイッチ用の接続端子38がスイッチ用入力端子接続用孔18に裏面側開口部26aから挿入されて、スイッチ用入力端子接続用孔18内に配設された中継端子59aに接続される。一方、コイル用の接続端子42が入力側のコイル用入出力端子接続用孔22aに裏面側開口部26cから挿入されて、入力側のコイル用入出力端子接続用孔22a内に配設された中継端子59cに接続される。また、詳細な図示は省略するが、縦バスバー28aのコ字状部48に形成された複数のヒューズ接続端子50は、それぞれヒューズ取付部12に挿入される。
なお、図3にも示したように、縦バスバー28aの電気接続箱10への取付状態において、平バスバー部34は電気接続箱10の裏面側への露出状態で配設される。それと共に、出力側のコイル用入出力端子接続用孔22bの裏面側開口部26dの開口周壁60は、平バスバー部34よりも電気接続箱10の鉛直下方(図3中、上方)に突出されている。
また、図2および図3に示したように、電気接続箱10の裏側において、リレー装着部16a〜16cを挟んでバスバー取付部56aと反対側には、バスバー取付部56b〜56dが形成されており、これらバスバー取付部56b〜56dのそれぞれに縦バスバー28b〜28dが縦バスバー28aと同様に電気接続箱10の裏側から挿入されて固定されている。そして、これら縦バスバー28b〜28dに設けられたスイッチ用の接続端子62(図5参照)が各リレー装着部16a〜16cのスイッチ用出力端子接続用孔20に裏面側開口部26bから挿入されて、スイッチ用出力端子接続用孔20内に配設された中継端子59bと接続される。特に、縦バスバー28b、28cには、縦バスバー28aと略同様の平バスバー部34が形成されており、この平バスバー部34の延出先端部が折曲されて形成されたスイッチ用の接続端子62が、リレー装着部16a,16bのスイッチ用出力端子接続用孔20に挿入されるようになっている。また、縦バスバー28b〜28dには音叉形状を有する複数のヒューズ接続端子(図示省略)が一体形成されており、これらヒューズ接続端子が電気接続箱10の裏側からヒューズ取付部12内にそれぞれ挿入されるようになっている。
このような構造とされた電気接続箱10は、リレー装着部16a〜16cに表側から図示しないリレーが装着される。これにより、リレーのスイッチ用入力端子が、スイッチ用入力端子接続用孔18の表面側開口部24aから挿入されて、中継端子59aを介して縦バスバー28aのスイッチ用の接続端子38と接続される。一方、リレーのコイル用入力端子が入力側のコイル用入出力端子接続用孔22aの表面側開口部24cから挿入されて、中継端子59cを介して縦バスバー28aのコイル用の接続端子42と接続される。
さらに、リレーのスイッチ用出力端子が、スイッチ用出力端子接続用孔20に表面側開口部24bから挿入されて、中継端子59bを介して縦バスバー28b〜28dのスイッチ用の接続端子62と接続される。また、リレーのコイル用出力端子が出力側のコイル用入出力端子接続用孔22bに表面側開口部24dから挿入される。そして、コイル用入出力端子接続用孔22bの裏面側開口部26dから、図示しない外部電線の末端に設けられた接続端子が挿入されて、リレーのコイル用出力端子と接続される。
本実施形態においては、縦バスバー28aが各リレー装着部16a〜16cの側方に配設されていると共に、コイル用入出力端子接続用孔22a,22bの間にはバスバー本体30から延び出された平バスバー部34が配設されている。これにより、各リレー装着部16a〜16cの中央部分に縦バスバー28aを突出させることなく広い作業スペースが確保されている。その結果、出力側のコイル用入出力端子接続用孔22bへの外部電線の接続端子の挿入作業を容易に行なうことが出来る。特に、リレー装着部16a,16bにおいては、スイッチ用出力端子接続用孔20内に挿入されるスイッチ用の接続端子62も縦バスバー28b、28cの平バスバー部34に形成されていることから、リレー装着部16a,16bにおける縦バスバー28b、28cの突出も抑えられて、より広い作業スペースが確保されている。
また、バスバー本体30からの突出片を折曲することで、バスバー本体30の断面積を減少することなく平バスバー部34を形成したことから、バスバー本体30において要求される通電断面積を有利に確保することが出来る。そして、バスバー本体30は電気接続箱10に縦方向に挿入されることから、バスバー本体30によるコンパクト化と平バスバー部34による作業スペースの確保を高度に両立することが出来る。更に、平バスバー部34にスイッチ用の接続端子38に加えてコイル用の接続端子42を形成したことから、電気接続箱10に接続する電線を削減することが出来て、電線の接続作業をより簡略化することが出来る。
更にまた、平バスバー部34が電気接続箱10の裏側に露出されていることから、放熱効果も向上される。そして、出力側のコイル用入出力端子接続用孔22bにおける裏面側開口部26dの開口周壁60が平バスバー部34よりも鉛直下方に突出されていることから、雨水等により電気接続箱10内に水が侵入した場合でも、水滴を開口周壁60の開口端縁部から落下させることが出来て、露出された平バスバー部34の水濡れのおそれを軽減することが出来る。また、開口周壁60で平バスバー部34を容易に位置決めすることも出来る。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、リレー装着部および縦バスバーの具体的な個数や電気接続箱上での配設位置は特に限定されるものではないのであって、複数のリレー装着部を複数列に配列形成して、それら各列毎に縦バスバーを設けるなどしても良い。
また、前記実施形態においては、平バスバー部が縦バスバーからストレートに突出されていたが、例えば平バスバー部を縦バスバーからの突出平面上で屈曲して形成する等しても良い。
10:電気接続箱、16a〜c:リレー装着部、18:スイッチ用入力端子接続用孔、20:スイッチ用出力端子接続用孔、22a、b:コイル用入出力端子接続用孔、24a〜d:表面側開口部(一方の開口部)、26a〜d:裏面側開口部(他方の開口部)、28a〜d:縦バスバー、32:端縁部、34:平バスバー部、36:延出端縁部、38:スイッチ用の接続端子、40:側端縁部、42:コイル用の接続端子、56a〜c:バスバー取付部、60:開口周壁

Claims (2)

  1. リレー装着部を備えた電気接続箱において、
    前記リレー装着部は、一方の開口部からリレー端子が挿入されると共に、他方の開口部から接続端子が挿入されて前記リレー端子に接続される端子接続用孔を複数備えており、前記リレー装着部の側方に縦バスバーを配すると共に、該縦バスバーの端縁部から前記端子接続用孔の他方の開口部に延び出す平バスバー部を一体形成し、該平バスバー部に対してスイッチ用の接続端子を含む複数の接続端子を一体形成しており、更に、
    前記端子接続用孔が、前記リレー装着部の中央に設けられたスイッチ用入力端子接続用孔と、該スイッチ用入力端子接続用孔よりも前記縦バスバー側で該縦バスバーの長さ方向で相互に離隔して設けられたコイル用入出力端子接続用孔を含んで構成されている一方、前記平バスバー部が、前記コイル用入出力端子接続用孔の前記他方の開口部間を通って前記スイッチ用入力端子接続用孔の前記他方の開口部まで延び出しており、その延出端縁部に前記スイッチ用の接続端子が設けられていると共に、その側方端縁部に前記コイル用の前記接続端子が設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記コイル用入出力端子接続用孔の前記他方の開口部周壁が、前記平バスバー部よりも外方に突出されている請求項に記載の電気接続箱。
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