JP5381118B2 - プローブ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プローブカードのプローブに半導体ウエハ(以下ウエハという)等の基板の被検査部の電極パッドを接触させて被検査チップの電気的測定を行うプローブ装置に関する。
従来、プローブ装置では、プローブカードのプローブ針等のプローブをICチップの電極パッドに接触させて電気的特性を調べるプローブテストを行っている。このプローブ装置は、ロードポートと、プローブカード及び載置台を有する検査部と、ロードポート及び検査部間でウエハを搬送するウエハ搬送機構が設けられた搬送室とを備えている。そしてロードポート内に搬入された搬送容器であるウエハキャリアからウエハ搬送機構がウエハを取り出し、搬送室内のプリアライメント機構、あるいはウエハ搬送機構に設けられたプリアライメント機構により、プリアライメントを行った後、当該ウエハを検査部内の載置台に搬送している。
ウエハ搬送機構としては、例えば2枚の基板支持部材であるアーム体を備えたものが用いられ、検査部でウエハのプローブテストが行われている間に、一方のアーム体で次に検査を行うウエハを取り出してプリアライメントを行い、検査部内のウエハの検査が終了するまで、ウエハを載置したまま搬送室内で待機する。そして検査部内のウエハの検査が終了すると、他方のアーム体で検査済みのウエハを受け取り、一方のアーム体に支持されている未検査のウエハを載置台に受け渡す。
ところでプローブとしてプローブ針を使用した場合には、プローブテストを続けていると、プローブ針の先端に電極パッドの削り滓等の異物が付着するため、プローブ針を研磨してこの異物を取り除く、所謂針研処理を行う必要がある。針研処理を行うタイミングは、主に枚数管理の場合とプローブテストの結果が連続フェールになった場合との2通りがあり、制御部は連続フェールが検出された場合、割込み命令を出して針研処理を行っている。
この針研処理は、プローブ針を研磨するセラミクス等からなる専用のウエハ(所謂針研ウエハ)を載置台に乗せて、プローブ針と針研ウエハとを接触させることによって行われる。このときウエハ搬送機構は、搬送室内のロードポートの下部奥側にある基板収納部に置かれている針研ウエハを、一方のアーム体により取り出して検査部へ搬送し、他方のアーム体で検査部内の検査済みのウエハを受け取り、一方のアーム体の針研ウエハを載置台に受け渡すようにしている。
そのため、割込み要求が発せられたときには、未検査のウエハが一方のアーム体に支持されている場合がある。この場合、他方のアーム体は検査部内の検査済みのウエハを受け取るために用いられるので、ウエハ搬送機構により針研ウエハを取り出すことができない。このためウエハ搬送アームに支持されている未検査のウエハを一度キャリアまで戻し、針研ウエハの取出し、針研ウエハによるプローブ針の研磨、基板収納部への針研ウエハの受け渡しを含む一連の割込み処理の終了後に再度キャリアから未検査のウエハを取り出していた。
また検査部が複数例えば2台あり、ウエハ搬送機構が3枚のアーム体を有していた場合、3枚のアーム体のうち、常に2枚のアーム体は未検査のウエハ、若しくは検査済みのウエハを支持し、1枚のアーム体のみが空きの状態になる。そのため、アーム体の数が増えても既述の2枚のアーム体を有するウエハ搬送機構の場合と同様に、ウエハを一度キャリアまで戻す必要があった。
しかしながらキャリア内のスロットは狭いため、この中に未検査のウエハを戻すと、ウエハの外縁とキャリアの内部とが接触してウエハがアーム体上で動いたり、ウエハをキャリアの棚に置いたときにキャリアとウエハとが衝突したりしてウエハの向きや中心がずれることがある。このため既にプリアライメントが行われたウエハをキャリアに戻すと、当該プリアライメントが無効になる虞があり、結果として割込み処理が終了した後に、このウエハに再度プリアライメントを行わなければならなかった。従ってこのプリアライメントを行っている時間の分だけ検査部の待機時間が長くなってしまい、プローブテストのスループットが低下するという問題が生じていた。
これに対し特許文献1には、プローブ装置の検査部内に、プローブテスト用の載置台とは別に針研ウエハを載置するための専用の載置台を検査部内に設け、この専用の載置台に常に針研ウエハを載置しているプローブ装置が記載されている。このプローブ装置では、プローブカードの針研時に、プローブテスト用の載置台を退避させて専用の載置台をプローブカードの下方領域に移動させ、針研ウエハとプローブカードのプローブ針とを接触させてプローブカードの針研を行う。そのため割込み処理が発生しても、ウエハ搬送アームは次に検査を行うウエハを支持したままプローブカードの針研を行うことができる。しかしながら、このようなプローブ装置では、別途針研ウエハ専用の載置台を検査部内に設ける必要があり、プローブ装置が大型化するという問題がある。近年ではプローブ装置の小型化が望まれているため、装置の大型化は好ましくない。
[特許文献1]特開2006−128451号公報(段落番号0022、0035)
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、保守用の基板を用いて検査部の保守作業を行う場合において、スループットの低下を抑えることができるプローブ装置を提供することにある。
本発明のプローブ装置は、
検査部の載置台に配置された被検査対象の基板の電極パッドとプローブカードのプローブとを接触させて前記基板の被検査部の電気的特性を測定するプローブ装置において、
複数の基板を収納した搬送容器を載置するためのロードポートと、
このロードポートに載置された前記搬送容器と前記検査部の載置台との間で前記基板の受け渡しを行い、互いに独立して進退自在な複数の基板支持部材を有すると共に、未検査の前記基板を支持して待機しているときに空になる前記基板支持部材が1個になる基板搬送機構と、
前記ロードポートと前記検査部とを接続し、その内部を前記基板搬送機構が移動する搬送室と、
前記搬送容器から取り出した基板の向きと中心の位置合わせとを行うために、基板を保持して回転する回転ステージとこの回転ステージ上の基板の周縁を検出する周縁検出部とを有する、前記搬送室内に設けられたプリアライメント機構と、
前記搬送室内に設けられた、前記検査部の保守作業を行うための保守用基板が収納された基板収納部と、
前記搬送室内に設けられ、前記基板搬送機構から前記基板を受け取って吸着して保持する吸着機構を有する基板保持装置と、
前記検査部の載置台に基板が載置されているときに、当該検査部の保守作業の割込み処理が発せられたときに、前記基板支持部材に支持されている前記基板を前記基板保持装置に保持させると共に、前記基板支持部材により基板収納部から前記保守用基板を取り出して前記載置台の基板と交換するように、前記基板搬送機構を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする。
また本発明のプローブ装置では、例えば前記保守用基板は、前記プローブカードのプローブ針を研磨する専用の基板である。また本発明のプローブ装置では、例えば前記基板保持装置は、前記基板収納部の上下左右に隣接して設けられていてもよい。
また本発明のプローブ装置では、例えば前記検査部は、複数台設けられており、前記制御部は、第1の検査部から検査済みの前記基板を前記基板支持部材で搬出したときに、第2の検査部で前記保守作業の割り込み処理が発せられた場合、前記基板支持部材で支持している検査済みの前記基板を前記基板保持装置に保持させて、前記保守作業を行ってもよい。また本発明のプローブ装置では、例えば前記プリアライメント機構に加えて、前記基板保持装置に更にプリアライメント機構が設けられ、当該基板保持装置はプリアライメントのための回転ステージとして機能し、保持している前記基板のプリアライメントを行ってもよい。
本発明は、ロードポートと検査部との間で基板を搬送する基板搬送機構が、複数の基板支持部材を有すると共に、未検査の基板を支持している状態で待機しているときに空き状態になる基板支持部材が1個となるプローブ装置において、検査部内に検査済みの基板が置かれている状態で、保守用基板を用いて当該検査部の保守作業を行う割込み要求が発せられたときに、基板支持部材に支持されているプリアライメント済みの未検査の基板を、吸着機構を備えた基板保持装置に一旦受け渡すようにしている。このため未検査の当該基板は、基板搬送機構に受け渡されたその姿勢(基板中心位置及び向き)を維持した状態で保持されるので、再プリアライメントを行うことなく、そのまま検査部へと搬入することができる。このため検査部の待機時間を短縮することができ、スループットの低下を抑えられる。
本実施形態のプローブ装置の概略を示す斜視図である。 本実施形態のプローブ装置の概略を示す平面図である。 本実施形態のプローブ装置の概略を示す側面図である。 本実施形態のウエハ搬送アームの概略を示す斜視図である。 本実施形態の基板保持装置の概略を示す斜視図である。 本実施形態の基板保持装置の概略を示す側面図である。 本実施形態の基板保持装置の機能について説明するための説明図である。 本実施形態の針研処理の第1のケースについて説明するための第1の説明図である。 本実施形態の針研処理の第1のケースについて説明するための第2の説明図である。 本実施形態の針研処理の第2のケースについて説明するための第1の説明図である。 本実施形態の針研処理の第2のケースについて説明するための第2の説明図である。 本実施形態の針研処理の第2のケースについて説明するための第3の説明図である。 本発明の他の実施形態の基板保持装置の概略を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態の基板保持装置の概略を示す側面図である。 他の実施形態の針研処理について説明するための第1の説明図である。 他の実施形態の針研処理について説明するための第2の説明図である。
本発明の第1の実施形態であるプローブ装置について図1ないし図12を参照して説明する。図1ないし図3に示すように、プローブ装置は、多数の被検査チップ(被検査部)が配列された基板であるウエハW(図6参照)の受け渡しを行うためのローダ部1と、ウエハWに対してプロービングを行うプローブ装置本体2と、を備えている。先ず、ローダ部1及びプローブ装置本体2の全体のレイアウトについて簡単に説明しておく。
ローダ部1は、複数枚のウエハWが収納された密閉型搬送容器(キャリア)であるFOUP100が搬入され、互いにY方向(図示左右方向)に離間して対向配置される、第1のロードポート11及び第2のロードポート12と、これらロードポート11、12の間に配置された搬送室10とを備えている。ロードポート11(12)は、各々ケーシング13(14)を備え、ロードポート11(12)の図示X方向に設けられた搬入口15(16)からFOUP100は、ケーシング13(14)内に搬入される。搬入されたFOUP100は、ロードポート11(12)に備えられている図示しない蓋体開閉手段により、蓋体が外されてロードポート11(12)内の側壁に蓋体が保持されるようになっており、蓋体を外されたFOUP100は回転させられ、開口部が搬送室10側に向けられる。
ローダ部1には、図2に示すようにプローブ装置を制御する制御部5が設けられている。制御部5は、例えばコンピュータからなり、メモリ、CPUからなるデータ処理部の他に、プローブテストプログラム50や、割込み制御プログラム51等のプログラムを備えている。プローブテストプログラム50には、FOUP100がロードポート11(12)に搬入され、FOUP100からウエハWがプローブ装置本体2に搬入されてプローブテストが行われ、その後ウエハWがFOUP100に戻されてFOUP100が搬出されるまでのウエハWの搬送スケジュールや一連の各部の動作を制御するようにステップ群が組まれている。また割込み制御プログラム51には、後述するプローブテスト中に発生する割込み処理時のプローブ装置の動作を制御するようにステップ群が組まれている。これらのプログラム(処理パラメータの入力操作や表示に関するプログラムも含む)は、例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、MO(光磁気ディスク)、ハードディスクなどの記憶媒体に格納されて制御部5にインストールされる。
プローブ装置本体2は、ローダ部1と図示X軸方向に並ぶように当該ローダ部1に隣接して配置されており、Y軸方向に複数台例えば4台並ぶ検査部21を有している。なお図2では、後述するヘッドプレート25が外れた状態の検査部21を示している。
検査部21は、図2、図3に示すように筐体22を備えており、筐体22の内部にステージユニット24と上側撮像部9とが設けられている。ステージユニット24は、X、Y、Z(上下)軸方向に移動自在、即ち水平面上で縦横に移動自在かつ高さ方向に移動自在であって、更に上部が鉛直軸回りに回転する。このテーブルユニット24の上部にはウエハWを載置するための載置台であり、真空吸着機能を有するウエハチャック4が積載されている。そしてテーブルユニット24の側部には、後述するプローブカード6を撮像するためのマイクロカメラ等を備えた下側撮像部8が設けられている。
ウエハチャック4は、ウエハWの受け渡しを行うための受け渡し位置と、ウエハ表面の撮像位置と、プローブカード6のプローブ針7にウエハWをコンタクトさせるコンタクト位置(検査位置)との間で自在に移動できるようになっている。また図3(b)に示すように、筐体22の側面のうち搬送室10と密着する側面には、搬送室10の内部と筐体22の内部とを接続する搬入出口23が形成されている。そしてこの搬入出口23を介して、ウエハWは筐体22内のウエハチャック4に搬送される。そして上側撮像部9は、このウエハチャック4に載置されているウエハWを撮像するためのマイクロカメラ等を備えている。
ウエハチャック4及び上側撮像部9の移動領域の上方には、図3(a)に示すように筐体22の天井部をなすヘッドプレート25が設けられており、プローブカード6は、このヘッドプレート25に装着保持される。プローブカード6の上面側には図示しないテストヘッドが取り付けられ、プローブカード6とテストヘッドは、図示しないポゴピンユニットを介して電気的に接続されている。またプローブカード6の下面側には、上面側の電極群に夫々電気的に接続されたプローブであるプローブ針7が、ウエハWの電極パッドの配列に対応して、例えばプローブカード6の全面に設けられている。
搬送室10には、図2、図3に示すように基板搬送機構であるウエハ搬送アーム3が設けられている。ウエハ搬送アーム3は、鉛直軸回りに回転自在、昇降自在及び図示Y方向に移動自在な搬送基台30に進退可能な基板支持部材である第1のアーム体35と第2のアーム体36との2枚のアーム体が設けられて構成されている。ここで33は図示Y方向に伸びるレールに沿って移動する基台移動部、32は基台移動部33に対して昇降する基台昇降部、31は基台昇降部32に設けられた回転部である。
図4に示すように第1のアーム体35と第2のアーム体36には、先端側にU字状の切り欠き部55、56が形成されている。そして搬送基台30の上面におけるアーム体35(36)の左右両端には夫々2本のガイドレール37が平行に設けられており、第1のアーム体35と第2のアーム体36とは、夫々アームガイド38、39を介してこれらガイドレール37、37によって前後にガイドされるようになっている。
また搬送基台30には、第1のアーム体35、若しくは第2のアーム体36に載置されているウエハWに対してプリアライメントを行い、ウエハWの向きを調整すると共に中心位置を検出するプリアライメント機構40(図4参照)が設けられている。このプリアライメント機構40は、図4に示すようにチャック部41、センサブリッジ42、受光センサ43、光通過部44を備えており、アーム体35、36の下方には図示しない発光部が設けられている。
チャック部41は、ウエハWを回転させる回転ステージであり、チャック部41の回転中心は、搬送基台30上を後退したアーム体35(36)上のウエハWの中心に対応する位置に設定されている。このチャック部41は、図示Z軸方向に昇降する昇降部を備えており、プリアライメントを行わない待機状態にあるときは、下降してアーム体35、36の進退に干渉しない位置で停止する。そしてプリアライメントを行うときは、上昇してアーム体35、36上からウエハWを僅かに持ち上げて回転できるように構成されている。
搬送基台30の上面には、アーム体35、36に支持されているウエハWと干渉しないセンサブリッジ42が設けられており、このセンサブリッジ42には、図示しない発光部から照射されてウエハWを透過した光を受け取る受光センサ43が搭載されている。そしてアーム体35、36には、図示X軸方向に伸びる光透過部44が形成されており、発光部は、光透過部44の下方に設けられている。そして発光部の光は、光透過部44を通過して、チャック部41によりアーム体35、36から持ち上げられているウエハWの周縁部(端部)を含む領域に下方から照射される。
このプリアライメント機構40によるプリアライメントは以下のように行われる。まず、チャック部41により第1のアーム体35、若しくは第2のアーム体36上のウエハWを僅かに持ち上げて、ウエハWを回転させる。そして発光部からウエハWの周縁部(端部)を含む領域に光を照射し、受光センサ43でウエハWを透過した光を受光して、検出信号を制御部5に送信する。制御部5は、この検出信号に基づいて、ウエハWが偏心している場合には、ウエハWの偏心が修正されるように第1のアーム体35、若しくは第2のアーム体36の位置を調整してチャック部41から第1のアーム体35、若しくは第2のアーム体36へとウエハWを受け渡し、偏心によるずれ分を補正してチャック部41にウエハWを戻す。その後、ノッチ等が第1のアーム体35、若しくは第2のアーム体36上において所定の向きとなるようにチャック部41を回転させてウエハWの向きを調整する。これによりウエハWの向き及び中心の位置合わせが行われる。
また搬送室10には、図2、図3に示すように、プローブカード6のプローブ針7を研磨するための、例えばセラミクスからなる針研ウエハWb(図6参照)を複数枚棚状に載置しておく基板収納部60が設けられている。基板収納部60は、ロードポート11(図等参照)の下方側における、ウエハ搬送アーム3のアーム体35、36がアクセス可能な位置に配置されている。
この基板収納部60は、図5、図6に示すように基台61と、この基台61の上面に取り付けられた3つのカセット部材62、63、64とを備えている。カセット部材62、63、64は、夫々、複数例えば6個の爪部65を有しており、この爪部65はZ軸方向に一定の間隔を空けて積層されている。そしてカセット部材62、63、64の縦方向(Z軸方向)の断面形状は、爪部65の間に隙間があるので、櫛の歯状になっている。また爪部65は、Z軸方向の形成位置が各カセット部材62、63、64間で略均一になるように形成されている。
このカセット部材62、63、64は、アーム体35(36)の進退方向を前後とすると、基台61の上面において、右側の前後にカセット部材62、64が分かれてひとつずつ取り付けられており、左側の中間部にカセット部材63がひとつ取り付けられている。そして既述の針研ウエハWbは、このカセット部材62、63、64の爪部65によって、周縁部の3点を支持された状態で載置されることになる。つまり基板収納部60では、各カセット部材62、63、64の爪部65によって針研ウエハWb等を収納する棚を形成している。なお図6では、説明の便宜上基板収納部60の棚に針研ウエハWbが1枚収納されているが、本実施形態では、他の棚に複数の針研ウエハWbが収納されている。
また基板収納部60の上方には、アーム体35、36によって支持されている搬送中のウエハWを一時的に保持しておくための基板保持装置70が設けられている。この基板保持装置70は、基台61の後方側の一側部に、カセット部材62、63、64の高さレベルよりも高い位置まで鉛直方向に伸びる支持部71が取り付けられている。そして支持部71からは、基板収納部60の上方の略中央部に向けて腕部72が水平に伸びている。この腕部72の先端には、略円盤状のウエハWを真空吸着する吸着部(バキュームチャック)73が、腕部72と一体となるように設けられており、吸着部73の上面には、真空吸着孔74が多数形成されている。また腕部72と吸着部73との間には、アーム体35、36が基板保持装置70にウエハWを受け渡すためにアクセスしたときに、アーム体35、36と腕部72とが干渉しないように凹部75が形成されている。なおウエハ搬送アーム3のアーム体35(36)は、常に同じ位置から同じ角度で基板保持装置70に向けて進退するように、アクセス位置と進退する際のウエハ搬送アーム3の角度とが設定されているため、アーム体35(36)と基板保持装置70とは、何度進退を繰り返しても接触して干渉しないようになっている。
この基板保持装置70は、吸着部73によりウエハWを吸着保持することで、ウエハ搬送アーム3との間でウエハの受け渡しが行われるときに、ウエハWが固定された状態で保持される。そのためウエハWの中心位置及び向きがずれることなく保持される。従って基板保持装置70は、ウエハWの姿勢保持装置ということができる。
次にこの基板保持装置70にウエハ搬送アーム3からウエハWを受け渡すときのアーム体35(36)の動きについて図7を参照して説明する。まずウエハ搬送アーム3のアーム体35(36)が、基板収納部60にアクセス可能となる位置までウエハ搬送アーム3を移動させる。次いで、図7(a)に示すようにウエハWを支持しているアーム体35(36)を、吸着部73の上方位置に向けて進入させる。このときアーム体35(36)は、既述のように基板保持装置70に対して常に同じ方向からアクセスするようになっている。そして図5に示すようにアーム体35(36)の切り欠き部55(56)内に吸着部73が相対的に進入し、凹部75にアーム体35(36)の突出部分が進入して、ウエハWの略中央部分が吸着部73の中央部と一致する位置で、アーム体35(36)を停止させる。このときウエハWは、吸着部73から僅かに離間している状態になる。
次に図7(b)に示すように、真空吸着孔74(図5参照)から腕部72内の図示しない吸引路を介して吸引しながら、アーム体35(36)を下降させ、ウエハWを吸着部73に吸着(真空吸着)させる。そのためウエハWは、基板保持装置70上に動かない状態で(姿勢を保持された状態で)保持されることになる。その後図7(c)に示すように、下降したアーム体35(36)は、吸着部73とカセット部材62、63、64との間の領域で停止し、搬送基台30上へと後退する。これにより基板保持装置70では、アーム体35(36)に支持されていたウエハWを、その姿勢を維持したまま保持しておくことができる。なお基板保持装置70に保持されているウエハWをアーム体35(36)で受け取る場合には、既述の説明と逆の手順で、アーム体35(36)と基板保持装置70とを協働させてウエハWを受け取る。
次にこのプローブ装置で行われるプローブテストの一連の流れについて簡単に説明する。ここで説明の便宜上図2に示す検査部21を、ロードポート11側の検査部21から順に第1〜第4の検査部21とする。またこのプローブテストでは、説明の便宜上第1のアーム体35でウエハWのプリアライメントを行うように設定されている。
まず図2に示すように、ウエハ搬送アーム3により、ウエハWをロードポート11に載置されているFOUP100から搬出して、既に詳述したようにウエハ搬送アーム3に組み合わせて設けられたプリアライメント機構40によりプリアライメントを行った後、第1の検査部21のウエハチャック4にウエハWを搬送する。その後第1の検査部21と同様に第2〜第4の検査部21に順次ウエハWを搬送する。全検査部21にウエハWを搬送し、全検査部21でプローブテストが行われている間、ウエハ搬送アーム3は、第1のアーム体35で次に検査を行うウエハWを搬出してプリアライメントを行い、搬送室10内で待機する。
ウエハWが搬入された第1の検査部21では、下側撮像部8でプローブカード6を撮像すると共に、上側撮像部9でウエハチャック4上のウエハWを撮像して、プローブ針7の先端位置とウエハWの表面の図示しない電極パッドの位置の撮像データを所得し、その撮像データを基にプローブ針7と電極パッドとを接触させるコンタクト座標を求めてそのコンタクト座標にウエハWを移動させる。そして、プローブ針7と電極パッドとをコンタクト(接触)させてプローブテストを行う。
プローブテストが終了すると、ウエハチャック4が搬入出口23の近傍に移動する。このときウエハ搬送アーム3の第2のアーム体36には、ウエハWが載っていないので、第2のアーム体36で検査済みのウエハWを受け取ると共に、第1のアーム体35に支持されている未検査のウエハWをウエハチャック4に受け渡す。その後ウエハ搬送アーム3は検査済みのウエハWをFOUP100に戻すと共に、FOUP100にまだ未検査のウエハWが収納されている場合には、次に検査対象となるウエハWを搬出する。この一連の工程は、他の第2〜第4の検査部21でも同様に行われる。以上の工程を経て本実施形態のプローブ装置では、4台の検査部21に一つのウエハ搬送アーム3で順次ウエハWを搬送してプローブテストを行う。
上述したプローブテストは、プローブテストプログラム50に基づいて制御部5が各ユニットを制御することにより行われている。そして制御部5は、プローブテストの結果からプローブ針7を研磨するための割込み処理を行うかどうかを判定して、必要に応じてプローブ針7を研磨するための割込み制御プログラム51に基づいて割込み処理を行う。次にこの割込み処理であるプローブ針7の研磨処理(針研処理)の方法について図8ないし図12を参照して説明する。
プローブ針7の針研処理を行う場合、主に2通りのケースが考えられる。第1のケースは、ウエハ搬送アーム3が搬送室10内で未検査のウエハWを支持した状態で待機しているときに針研処理を行う場合であり、第2のケースは、第1の検査部21で未検査のウエハWと検査済みのウエハWを交換した直後に、第2の検査部21で針研処理を行う場合である。まず第1のケースについて図8、図9を参照して説明する。なお第1のケースの説明では、ウエハ搬送アーム3に載置されている未検査のウエハをW1、検査部21のウエハチャック4に載置されている検査済みのウエハをW2、基板収納部60に載置されている針研ウエハをWbとして説明する。
まず図8(a)に示すように、ウエハ搬送アーム3がプリアライメント済みの未検査のウエハW1を支持して搬送室10内で待機しているときに針研処理を行う場合、ウエハ搬送アーム3を基板収納部60にアクセスする位置に移動させる(矢印1)。次いで、図8(b)に示すように、第1のアーム体35に支持されている未検査のウエハW1を基板保持装置70に保持させ、続いて基板収納部60に載置されている針研ウエハWbを第1のアーム体35で取り出す(矢印2)。そして通常のウエハWと同様に針研ウエハWbに対して、ウエハ搬送アーム3のプリアライメント機構40によりプリアライメントを行い、針研処理を行う検査部21に合わせて針研ウエハWbの向きの調整と中心の位置合わせとを行う。その後針研処理を行う検査部21の搬入出口23(図3参照)の前にウエハ搬送アーム3を移動させる(矢印3)。
次に図8(c)に示すように針研処理を行う必要のある検査部21のウエハチャック4から、ウエハ搬送アーム3の第2のアーム体36に、検査済みのウエハW2を搬出させると共に、第1のアーム体35に支持している針研ウエハWbをウエハチャック4に搬入させる(矢印4)。その後検査部21では、ウエハチャック4を移動させてウエハチャック4に載置されている針研ウエハWbとプローブ針7とを接触させてプローブ針7の針研処理を行う。一方プローブ針7の針研処理が行われている間に、ウエハ搬送アーム3をFOUP100にアクセスする位置に移動させ、検査済みのウエハW2をFOUP100に搬入させる(矢印5)。
ウエハW2をFOUP100に搬入した後、図9(a)に示すように、FOUP100から未検査のウエハWを搬出させずにウエハ搬送アーム3を基板収納部60にアクセスする位置に移動させる(矢印6)。次いで、基板保持装置70に保持されているウエハW1を第1のアーム体35により受け取り(矢印7)、図9(b)に示すように針研処理中の検査部21の搬入出口23(図3参照)の前にウエハ搬送アーム3を移動させる(矢印8)。そして検査部21の針研処理が終了した後、第2のアーム体36にウエハチャック4の上に載置されている針研ウエハWbを搬出させると共に、第1のアーム体35により、支持しているウエハW1をウエハチャック4に搬入する(矢印9)。
その後検査部21では、図9(c)に示すように、ウエハチャック4に載置されているウエハW1に対してプローブテストを開始する。そしてプローブテストが行われている間に、ウエハ搬送アーム3を基板収納部60にアクセスする位置に移動させ(矢印10)、針研ウエハWbを基板収納部60に搬入する(矢印11)。これにより、割込み処理として行われた針研処理の一連の工程が終了し、その後はプローブテストプログラム50に基づいてプローブテストが続行される。
このように第1のケースでは、割込み処理として針研処理がプローブテストの処理に割り込んだときに、ウエハ搬送アーム3に支持されているプリアライメント済みのウエハW1を基板保持装置70に一時的に保持させた上で針研処理を行うことができる。そして針研処理が終了した後は、基板保持装置70からウエハW1を受け取って検査部21へと搬入するが、基板保持装置70ではウエハW1の姿勢をウエハ搬送アーム3から受け取ったときの状態を維持したままで保持しておくことができるので、ウエハ搬送アーム3が基板保持装置70から受け取るウエハW1については、既に行われたプリアライメントが有効であるから、プリアライメントをせずに直接検査部21へと搬入することができる。
次に第2のケースについて図10ないし図12を参照して説明する。なお第2のケースの説明では、第1の検査部21bのウエハチャックを4b、第2の検査部21cのウエハチャックを4c、第3の検査部21dのウエハチャック4d、ウエハ搬送アーム3に載置されている検査済みのウエハをW3、ウエハチャック4bに載置されている未検査のウエハをW4、ウエハチャックを4cに載置されている検査済みのウエハをW5、ウエハチャック4dに載置されている検査中のウエハをW6、FOUP100からウエハチャック4dに搬送されるウエハをW7、FOUP100からウエハチャック4cに搬送されるウエハをW8とし、第1の検査部21bでプローブテストが終了してウエハW3とウエハW4との交換が終了した直後に、第2の検査部21cで針研処理が開始されたものとする。
ウエハ搬送アーム3で第1の検査部21bの検査済みのウエハW3を受け取り、未検査のウエハW4をウエハチャック4bに受け渡した時点で、第2の検査部21cで針研処理を行うことを制御部5で決定した場合、まず図10(a)に示すようにウエハ搬送アーム3をFOUP100ではなく、基板収納部60にアクセスする位置に移動させる(矢印20)。次いで、図10(b)に示すように、第2のアーム体36に支持されている検査済みのウエハW3を基板保持装置70に保持させると共に、基板収納部60に載置されている針研ウエハWbを第1のアーム体35で搬出する(矢印21)。
そして第1のケースと同様に針研ウエハWbに対してプリアライメントを行い、針研処理を行う検査部21cに合わせて針研ウエハWbの向きの調整と中心の位置合わせとを行う。その後図10(c)に示すように針研処理を行う検査部21cの搬入出口23(図3参照)の前にウエハ搬送アーム3を移動させる(矢印22)。そしてウエハ搬送アーム3の第2のアーム体36に針研処理を行う必要のある検査部21cのウエハチャック4cから検査済みのウエハW5を搬出させると共に、第1のアーム体35で支持している針研ウエハWbをウエハチャック4cに搬入する(矢印23)。その後検査部21cでは、ウエハチャック4cを移動させてウエハチャック4cに載置されている針研ウエハWbとプローブ針7とを接触させてプローブ針7の針研処理を行う。
一方検査部21cでプローブ針7の針研処理が行われている間に、図11(a)に示すように、ウエハ搬送アーム3をFOUP100にアクセスする位置に移動させ(矢印24)、第2のアーム体36に支持しているウエハW5をFOUP100に搬入すると共に、第1のアーム体35にFOUP100からウエハW7を搬出させる(矢印25)。次いで、ウエハW7に対してプリアライメントを行い、検査部21dに合わせてウエハW7の向きの調整と中心の位置合わせを行った後、図11(b)に示すように検査部21dの搬入出口23(図3参照)の前にウエハ搬送アーム3を移動させる(矢印26)。そして第2のアーム体36に、検査部21dのウエハチャック4dから検査済みのウエハW6を搬出させると共に、第1のアーム体35で支持しているウエハW7をウエハチャック4dに搬入する(矢印27)。その後検査部21dでは、ウエハW7に対するプローブテストを開始する。
一方検査部21dでウエハW7のプローブテストが行われている間に、図11(c)に示すように、ウエハ搬送アーム3をFOUP100にアクセスする位置に移動させ(矢印28)、第2のアーム体36に、支持しているウエハW6をFOUP100に搬入させると共に、第1のアーム体35でFOUP100からウエハW8を搬出する(矢印29)。次いで、ウエハW8に対してプリアライメントを行い、検査部21cに合わせてウエハW8の向きの調整と中心の位置合わせを行った後、図12(a)に示すように針研処理を行っていた検査部21cの搬入出口23(図3参照)の前にウエハ搬送アーム3を移動させる(矢印30)。そして検査部21cの針研処理が終了した後、第2のアーム体36に、ウエハチャック4cから針研ウエハWbを搬出させると共に、第1のアーム体35で支持しているウエハW8をウエハチャック4cに搬入する(矢印31)。その後検査部21cでは、ウエハW8に対するプローブテストを開始する。
その後検査部21cでウエハW7のプローブテストが行われている間に、図12(b)に示すように、ウエハ搬送アーム3を基板収納部60にアクセスする位置に移動させ(矢印32)、第2のアーム36に支持させている針研ウエハWbを基板収納部60に搬入させると共に、第1のアーム体35で基板保持装置70に保持されている検査済みのウエハW3を受け取る(矢印33)。その後ウエハW3をFOUP100に搬入する(矢印34)。これにより、割込み処理として行われた第2のケースの針研処理の一連の工程が終了し、その後はプローブテストプログラム50に基づいてプローブテストが続行される。
このように第2のケースでは、割込み処理として針研処理がプローブテストの処理に割り込んだときに、検査済みのウエハW3をFOUP100に戻すのではなく、基板収納部60の上方に設けられた基板保持装置70に一時的の保持させて針研処理を開始する。そのため、検査済みのウエハW3をFOUP100に搬入してから針研ウエハWbを搬出させる場合と比較して、ウエハW3を保持させてから針研ウエハWbを搬出させるまでの時間を短縮することができる。さらにFOUP100にウエハW3を戻して針研処理を行う場合、ウエハ搬送アーム3が何もウエハWを支持していない状態で移動する、無駄な工程が必要であるのに対し、本実施形態では、ウエハ搬送アーム3に常にウエハWを支持した状態にすることができ、無駄な工程を無くして作業性が向上することを期待することができる。
上述した第1及び第2のケースで割込み命令による針研処理を行う本実施形態のプローブ装置では、検査部21内に検査済みのウエハWが置かれている状態で、針研ウエハWbを用いて当該検査部21の保守作業である針研処理を行う割込み要求が発せられたときに、第1のアーム体35に支持されているプリアライメント済みの未検査のウエハWを、吸着部73を備えた基板保持装置70に一旦受け渡すようにしている。このため未検査のウエハWは、ウエハ搬送アーム3に受け渡されたその姿勢(ウエハ中心位置及び向き)を維持した状態で保持されるので、再プリアライメントを行うことなく、そのまま検査部21へと搬入することができる。このため検査部21の待機時間を短縮することができ、スループットの低下を抑えられる。
また基板保持装置70は、1枚のウエハWの姿勢を維持したまま保持することができればよいため、基板保持装置70を小さく構成することができ、搬送室10等の余裕のある箇場所に基板保持装置70を配置することができる。そのため針研処理専用のウエハチャック等を設けた場合と比較して、装置の大型化を抑制することが可能となる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係るプローブ装置について図13ないし図16を参照して説明する。第2の実施形態のプローブ装置は、基板保持装置170の構造を除いては、第1の実施形態と同じであるため、第1の実施形態と同一部分または相当部分には、同一の符号を付して説明する。第1の実施形態では、基板保持装置70はウエハWを吸着して保持するのみであったが、本実施形態の基板保持装置170では、保持しているウエハWに対して必要に応じてプリアライメントを行うことが可能となっている。
本実施形態では、図13、図14に示すように基板収納部60の基台61の上面に設置部168が設けられている。この設置部168は、基板収納部60の上方領域で水平面を形成する平板169を有しており、基板保持装置170は、この平板169上に設けられている。なお基板収納部60と平板169との間の幅は、基板収納部60の最上段の棚に載置されている針研ウエハWbを取り出すことができる幅に設定されている。
設置部168には、基板保持装置170のチャック部171、センサブリッジ172、発光部175などが設けられており、センサブリッジ172には受光センサ173が取り付けられている。チャック部171は、回転する機能と載置されたウエハWを吸着(真空吸着)する機能とを有しており、吸着保持したウエハWを回転させる回転ステージとして機能する。そしてこのチャック部171は、平板169の略中央、かつ基板保持装置170に向けてアーム体35、36が前進したときに、アーム体35(36)の切り欠き部55、56が相対的に進入して、アーム体35、36と干渉しない位置に設けられている。
センサブリッジ172は、設置部168の後側に設けられており、上部に受光センサ173が平板169に対して水平になるように取り付けられている。また発光部175は、チャック部171に保持されているウエハWの周縁部の下方位置に設けられており、上方にあるウエハWの周縁部(端部)を含む領域に下方から光を照射し、受光センサ173でウエハWを透過した光を受光する。そのため受光センサ173が取り付けられたセンサブリッジ172は、発光部175の上方、かつチャック部171に保持されているウエハWより高さレベルが高い位置に受光センサ173を固定しておけるように、形成されている。
そしてこの基板保持装置170は、ウエハ搬送アーム3が、図7に示す第1の実施形態の吸着部73に対して行った進退及び昇降動作により、チャック部171にウエハWが受け渡され、この受け渡されたウエハWを吸着保持することができる。さらに受光センサ173と発光部175とを備えていると共に、チャック部171を回転する回転ステージとして機能するように構成しているので、プリアライメント機構40と同様に、ウエハWに対してプリアライメントを行うことが可能となる。
このような基板保持装置170を有する本実施形態のプローブ装置では、基板保持装置170に保持させたウエハWに対してプリアライメントを行うことができるので、針研処理時に、例えば、第1の検査部21のウエハチャック4に針研ウエハWbを搬入したときに、第2の検査部21でプローブテストが終了した場合、基板保持装置170に保持されているウエハWにプリアライメントを行い、ウエハWの向きの調整と中心の位置を、第2の検査部21に合わせて、そのウエハWを第2の検査部21に搬入することが可能となる。
次にこの針研処理の方法について、図15、図16を参照して説明する。なおこの説明では、第1の検査部21bのウエハチャックを4b、第2の検査部21cのウエハチャックを4c、基板保持装置170に保持されている未検査のウエハをW10、ウエハ搬送アーム3に支持されている検査済みのウエハをW11、ウエハチャックを4cに載置されている検査済みのウエハをW12、FOUP100からウエハチャック4bに搬送されるウエハをW13とする。そして検査部21bのウエハチャック4bから検査済みのウエハW11を搬出させると共に、針研ウエハWbをウエハチャック4bに搬入させて針研処理を開始したときに、第2の検査部21cでプローブテストが終了したものとする(図8(c)参照)。
まず図15(a)に示すように、ウエハ搬送アーム3を基板収納部60にアクセスする位置に移動させる(矢印41)。その間に、基板保持装置170は、保持しているウエハW10のプリアライメントを行い、基板保持装置170に保持されている未検査のウエハW10の向きの調整と中心の位置合わせとを行う。次いで、第1のアーム体35で基板保持装置170からウエハW10を受け取ると共に、第2のアーム体36で支持している検査済みのウエハW11を基板保持装置170に保持させる(矢印42)。その後図15(b)に示すように検査部21cの搬入出口23(図3参照)の前にウエハ搬送アーム3を移動させ(矢印43)、ウエハ搬送アーム3の第2のアーム体36で検査部21cのウエハチャック4cから検査済みのウエハW12を搬出させると共に、第1のアーム体35で支持している針研ウエハWbをウエハチャック4cに搬入する(矢印44)。そして検査部21cでは、ウエハチャック4cを移動させてウエハチャック4cに載置されているウエハW10に対するプローブテストを行う。
一方検査部21cでウエハW10のプローブテストが行われている間に、図15(c)に示すように、ウエハ搬送アーム3をFOUP100にアクセスする位置に移動させ(矢印45)、第2のアーム体36で支持しているウエハW12をFOUP100に搬入すると共に、第1のアーム体35でFOUP100からウエハW13を搬出する(矢印46)。次いで、ウエハW13に対してプリアライメントを行い、検査部21bに合わせてウエハW13の向きの調整と中心の位置合わせを行った後、図16(a)に示すように針研処理を行っていた検査部21bの搬入出口23(図3参照)の前にウエハ搬送アーム3を移動させる(矢印47)。そして検査部21bの針研処理が終了した後、第2のアーム体36に、ウエハチャック4bから針研ウエハWbを搬出させると共に、第1のアーム体35で支持しているウエハW13をウエハチャック4bに搬入する(矢印48)。その後検査部21bでは、ウエハW8に対するプローブテストを開始する。
その後検査部21bでウエハW13のプローブテストが行われている間に、図16(b)に示すように、ウエハ搬送アーム3を基板収納部60にアクセスする位置に移動させ(矢印49)、第2のアーム36で支持している針研ウエハWbを基板収納部60に搬入すると共に、第1のアーム体35で基板保持装置170に保持されている検査済みのウエハW11を受け取る(矢印50)。その後図16(c)に示すように、ウエハ搬送アーム3をFOUP100にアクセスする位置に移動させ(矢印51)、ウエハW11をFOUP100に搬入する(矢印52)。これにより針研処理の一連の工程が終了し、その後はプローブテストプログラム50に基づいてプローブテストが続行される。
上述した本実施形態のプローブ装置では、基板保持装置170を備えたことにより、第1の実施形態と同様に、未検査のウエハWを、ウエハ搬送アーム3に受け渡されたその姿勢(ウエハ中心位置及び向き)を維持した状態で保持しておくことができ、再プリアライメントを行うことなく、そのまま検査部21へと搬入することができる。このため検査部21の待機時間を短縮することができ、スループットの低下を抑えられる。さらに基板保持装置170では、保持しているウエハWのプリアライメントを行うことができるので、保持しているウエハWを、ウエハ搬送アーム3が待機時に搬送しようとしていた検査部21とは異なる検査部21に合わせて向きの変更と中心の位置合わせをして、そのウエハWをそのまま他の検査部21へと搬送することができる。これにより、針研処理により他の検査部で発生する待機時間を短縮することができ、スループットの低下をさらに抑制することが可能となる。
なお本実施形態では、基板収納部60には、保守用基板として針研ウエハWbが収納されているが、本発明の実施形態としては、保守用基板として複数の検査部ごとのプローブテストの誤差に基づく相関を計測するための相関ウエハを収納していてもよい。
また本発明の本実施形態としては、プリアライメント機構40は、ウエハ搬送アーム3に搭載することに限らず、搬送室10内のウエハ搬送アーム3の移動領域内(アクセス可能領域内)に設けても良いが、ウエハ搬送アーム3をプリアライメントのたびにプリアライメント機構まで搬送しなければならずかつプリアライメントのステージとアーム3との間でウエハWの受け渡しを行わなければならないことから、本例の構成が得策である。またプリアライメント機構40を搬送室10内に設ける例としては、例えば図2のおいて搬送室10のY方向の中央部であって、検査済みのウエハWをウエハ搬送アーム3が搬送するときに邪魔にならない位置やロードポート11(12)の下方位置等を挙げることができる。
また本実施形態のウエハ搬送アーム3は、2枚のアーム体35、36を備えているが、本発明の実施の形態としては、例えば基板搬送機構は、3つの基板支持部材を備えていてもよい。3つの基板支持部材を備えた場合、3つのうち2つの基板支持部材は常にウエハを支持していることになるため、針研処理を行うときは、1つの基板支持部材に支持されているウエハを降ろす必要があるが、本実施形態の各基板保持装置を備えることによって、キャリアに戻さずに降ろすことができ、検査部21の待機時間を短縮して、スループットの低下を抑えることが可能となる。
また本実施形態の基板保持装置70、170は、基板収納部60の上方領域に設けられているが、本発明の実施の形態はこれに限定されず、例えば基板収納部に隣接する領域であれば、下方領域、若しくは左右どちから一方の領域に設けることもできる。
3 ウエハ搬送アーム(基板搬送機構)
4 ウエハチャック(載置台)
5 制御部
6 プローブカード
7 プローブ針
8 下側撮像部
9 上側撮像部
10 搬送室
11、12 ロードポート
21 検査部
24 ステージユニット
35 第1のアーム体
36 第2のアーム体
40 プリアライメント機構
50 プローブテストプログラム
51 割込み処理プログラム
60 基板収納部
61 基台
70 基板保持装
71 支持部
72 腕部
73 吸着部
74 真空吸着孔
75 凹部
168 設置部
169 平板
170 基板保持装置
171 チャック部
172 センサブリッジ
173 受光センサ
174 発光部
100 FOUP(キャリア)
W ウエハ
Wb 針研ウエハ

Claims (5)

  1. 検査部の載置台に配置された被検査対象の基板の電極パッドとプローブカードのプローブとを接触させて前記基板の被検査部の電気的特性を測定するプローブ装置において、
    複数の基板を収納した搬送容器を載置するためのロードポートと、
    このロードポートに載置された前記搬送容器と前記検査部の載置台との間で前記基板の受け渡しを行い、互いに独立して進退自在な複数の基板支持部材を有すると共に、未検査の前記基板を支持して待機しているときに空になる前記基板支持部材が1個になる基板搬送機構と、
    前記ロードポートと前記検査部とを接続し、その内部を前記基板搬送機構が移動する搬送室と、
    前記搬送容器から取り出した基板の向きと中心の位置合わせとを行うために、基板を保持して回転する回転ステージとこの回転ステージ上の基板の周縁を検出する周縁検出部とを有する、前記搬送室内に設けられたプリアライメント機構と、
    前記搬送室内に設けられた、前記検査部の保守作業を行うための保守用基板が収納された基板収納部と、
    前記搬送室内に設けられ、前記基板搬送機構から前記基板を受け取って吸着して保持する吸着機構を有する基板保持装置と、
    前記検査部の載置台に基板が載置されているときに、当該検査部の保守作業の割込み処理が発せられたときに、前記基板支持部材に支持されている前記基板を前記基板保持装置に保持させると共に、前記基板支持部材により基板収納部から前記保守用基板を取り出して前記載置台の基板と交換するように、前記基板搬送機構を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とするプローブ装置。
  2. 前記保守用基板は、前記プローブカードのプローブ針を研磨する専用の基板であることを特徴とする請求項1に記載のプローブ装置。
  3. 前記基板保持装置は、前記基板収納部の上下左右のいずれか一方の領域に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のプローブ装置。
  4. 前記検査部は、複数台設けられており、前記制御部は、第1の検査部から検査済みの前記基板を前記基板支持部材で搬出したときに、第2の検査部で前記保守作業の割り込み処理が発せられた場合、前記基板支持部材で支持している検査済みの前記基板を前記基板保持装置に保持させて、前記保守作業を行うことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載のプローブ装置。
  5. 前記プリアライメント機構に加えて、前記基板保持装置に更にプリアライメント機構が設けられ、当該基板保持装置はプリアライメントのための回転ステージとして機能し、保持している前記基板のプリアライメントを行うことを特徴とする請求項4に記載のプローブ装置。
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