JP5381093B2 - 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 - Google Patents
食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置 Download PDFInfo
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Description
また、前記シート状部材は、少なくとも把持部の外周の半分以上に接する長さに形成されていることが好ましい。巻き付ける把持部の外周の半分以上に接する長さに形成されていると、シート状部材を使用して必要な回転トルクを発生させることができる。
本実施の形態に係る食い込み式管接続構造は、空気調和機などの冷凍装置の分野において、冷媒回路中の食い込み式管継手における管継手部に適用される他、分離型空気調和機の室外機における室内外連絡配管を接続する閉鎖弁の管継手部などに適用される。
また、フェルール30には、配管挿通孔31の内周面から外周方向に切り込まれた2つの切込部33、34が形成されている。軸方向の先端部に形成された切込部33は、この切込部33の前方にある先端部35の変形を容易にするためのものである。切込部33は、軸心方向に切断した断面形状が直角三角形であって、後方の切込面と配管挿通孔31との交差により形成される角部が前エッジ部を形成している。また、軸方向の後方よりに形成された切込部34は、外周側に短い辺を備えた略三角形状に形成されており、外周側に薄肉部36を形成している。このため、フェルール30は、薄肉部36をヒンジのようにして前後部が軸心側に曲がり易くなっている。この結果、フェルール30の前部の外周面を成すテーパ面がカム面19に密着し易くなるとともに、フェルール30の後端に形成される後エッジ部が配管Pに食い込み易くなっている。
継手本体10及び結合部材20により配管Pを接続するに際しては、まず継手本体10を所定の箇所に取り付ける、この継手本体10が取り付けられる対象としては、配管、閉鎖弁等の各種機器の配管接続ポートである。一方、接続すべき配管Pを、フェルール30が仮止めされた状態の結合部材20の配管貫通孔21及びフェルール30の配管挿通孔31に貫挿させて結合部材20を配管Pに外装する。この外装作業は、フェルール30が仮止めされた状態の結合部材20を継手本体10から分離した状態として配管Pに外装してもよいし、フェルール30が仮止めされた状態の結合部材20を継手本体10に緩く螺合した状態としておいて、結合部材20の後方から配管Pを挿入するようにしてもよい。そして、配管Pの先端部をフェルール30の配管挿通孔31を通して配管差込口16に挿入し、その先端を段部18の段差状の端面に当接させた状態として結合部材20を継手本体10に締結する。この螺合により図1に示すようにフェルール30の後端部が押圧面26に当接した状態となる。
(1)結合部材20の把持部24を手回しで回転させてフェルール30の先端部35により配管Pを拘束して配管Pを仮保持する場合に、結合部材20の外周面にシート状部材40が巻き付けられるので、結合部材20の把持部24を回す回転トルクが大きくなる。したがって、手回しで結合部材20を締め付けるときの回転トルク不足を回避することができる。
次に実施の形態2について図7に基づき説明する。
実施の形態2は、実施の形態1において、シート状部材40の内外表面に円周方向に対し凹凸を形成するために軸方向の山谷41,42を形成したものである。このように軸方向の山谷41,42を付けることにより、配管Pとの間及び作業員の手との間における滑りがなくなり、手回しで結合部材20を締め付けるときに発生された回転トルクを効率よく伝達することができる。
上記実施の形態において以下のように変更することもできる。
・実施の形態2においては、シート状部材40の内外表面に軸方向の山谷41,42が形成されているが、何れか一方にのみに山谷41,42を形成するようにしてもよい。
Claims (14)
- 接続すべき配管の先端部を挿入する配管差込口とこの配管差込口の入口部に形成されたカム面とを備えた継手本体と、この継手本体に対し一般締結工具により把持部が把持されて締結される結合部材と、継手本体に対する結合部材の締結により前記カム面に押し付けられるフェルールとを備え、
前記結合部材は、シート状部材が把持部の外周面に巻き付けられて手回しで締め付けられるように構成され、
前記フェルールは、前記把持部の外周面にシート状部材を巻き付けた状態で前記結合部材を手回しで締め付けたときの回転トルクにより、先端部が配管を拘束して仮保持するように構成されている
ことを特徴とする食い込み式管接続構造。 - 前記シート状部材は、リング状に成型されていることを特徴とする請求項1記載の食い込み式管接続構造。
- 前記シート状部材は、リング状に成型されるとともに、一部において切断されていることを特徴とする請求項1記載の食い込み式管接続構造。
- 前記シート状部材は、手回しの際に加えられる力により大きく変形しない程度の硬質であって、配管の側方から把持部に巻き付けることが可能な程度の弾力性を有する部材からなることを特徴とする請求項3記載の食い込み式管接続構造。
- 前記シート状部材は、クロロプレンゴムからなることを特徴とする請求項4記載の食い込み式管接続構造。
- 前記シート状部材は、少なくとも把持部の外周の半分以上に接する長さに形成されていることを特徴とする請求項4又は5記載の食い込み式管接続構造。
- 前記シート状部材は、結合部材の把持部の外周面に接触する部分が円周方向に凹凸する表面に形成されていることを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の食い込み式管接続構造。
- 前記シート状部材は、手の触れる側の外表面が円周方向に凹凸する表面に形成されていることを特徴とする請求項2〜7の何れか1項に記載の食い込み式管接続構造。
- 前記継手本体は、螺合部が雌ねじ筒部に形成され、前記結合部材は、継手本体に締結された状態において、前記把持部以外の部分が継手本体の雌ねじ筒部内に収納されるとともに、前記把持部がこの継手本体の雌ねじ筒部内に収納された部分から分離されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の食い込み式管接続構造。
- 前記結合部材は、継手本体に締結された状態において、継手本体の雌ねじ筒部内に収納された部分の側面に専用工具をかけることのできる係合部を備えていることを特徴とする請求項9記載の食い込み式管接続構造。
- 請求項1〜10の何れか1項に記載の管接続構造を管継手部に用いた弁。
- 請求項1〜10の何れか1項に記載の管接続構造を管継手部に用いた食い込み式管継手。
- 請求項11記載の弁を冷媒回路に用いたことを特徴とする冷凍装置。
- 請求項12記載の食い込み式管継手を冷媒回路に用いたことを特徴とする冷凍装置。
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