JP4737180B2 - 管接続構造、弁、管継手及び冷凍装置 - Google Patents
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Description
実施の形態1に係る管接続構造を図面に基づき説明する。本実施の形態に係る管接続構造は、空気調和機などの冷凍装置の分野において、冷媒回路中の食い込み式管継手に適用される他、分離型空気調和機の室外機に室内外連絡配管を接続する閉鎖弁における管継手部などに適用される。図1は、このような管接続構造を管継手部に採用した食い込み式管継手の外観斜視図であり、図2は、同食い込み式管継手の締結開始時の状態における部分断面図であり、図3は、図2における把持部の後面図である。なお、本明細書において前後の方向をいうときは、継手本体1側(例えば、図2における左側)を前側とし、結合部材2側(例えば、図2における右側)を後側とする。
継手本体1は、配管Pを接続するに先立ち、被接続側機器から導出される接続部としての配管Paに取り付けられている。配管Pの接続は、先ず結合部材2の貫通孔21に配管Pを差し込み、結合部材2を配管Pに外装する。そして、配管Pの先端部をフェルール3の挿通孔31を通して差込口16に挿入し、その先端を段部18に当接させた状態として結合部材2を継手本体1に螺合する。この状態が図2である。
(1)把持部23は、軸方向から見た外形形状が偶数の正多角形の一つである正六角形における対向する平行2辺を一般工具で把持可能に形成されているので、スパナ、モンキー等の一般工具で把持部23を把持して結合部材2を締結することができる。
次に、実施の形態2について図9に基づき説明する。なお、図9は実施の形態2に係る把持部23の後面図である。また、図9において、実施の形態1と共通する部分には同一の符号を付しその説明を省略する。
次に、実施の形態3について図10に基づき説明する。実施の形態3は、本発明に係る管接続構造の特徴をフレア式管継手に適用したものである。図10は、この実施の形態3に係るフレア式管継手の部分断面図である。なお、図10において、実施の形態1における食い込み式管継手と共通する部分には同一の符号を付しその説明を簡略化する。
継手本体1は、実施の形態1に係る食い込み式管継手と同様、基部11の前側にソケット部12が形成されるとともに、基部11の外周部の後側に雌ねじ筒部13が形成され、さらに、基部11の軸心部の後側に雌ねじ筒部13内の空間部に突出する軸部14が形成されている。雌ねじ筒部13内には、結合部材2の螺合部としての雌ねじ13aが形成されている。基部11及び雌ねじ筒部13の外形は、六角ナット状に一体的に形成されている。基部11から軸部14にかけての軸心部には配管Pを差し込む差込口17が形成され、基部11からソケット部12にかけての軸心部には、軸部14の先端側に連通する連通孔14bが形成されるとともに、軸部14の先端にはフレア受面61が形成されている。
先ず、実施の形態1の場合と同様に、継手本体1が被接続側装置の配管Paに取り付けられる。そして、結合部材2が接続しようとする配管Pに外装される。また、配管Pの先端部にフレア部63が形成される。次いで、フレア部63をフレア受面61に押し当てながら結合部材2を締め付ける。このとき、結合部材2は把持部23の対向する対辺を一般工具で挟んで締結される。このようにして結合部材2の締結が完了の状態になると、結合部材2を締結するための回転トルクが所定値に到達して、結合部材2の締結が終了する。そして、ナット状の外形に形成された変形部28の変形を含み、把持部23の角部が変形破損して、締結した結合部材2を一般工具によっては緩めることができなくなる。このように、この実施の形態に係るフレア式管継手も実施の形態1と同様本発明の特徴的構成を備えている。
(1)上記各実施の形態において、把持部23は、正六角形を基本形としているが、他の偶数の多角形を基本形とすることもできる。
Claims (10)
- 配管を接続する被接続側機器に取り付けられる継手本体と、継手本体に接続する配管に外装される結合部材とを具備し、
前記継手本体は結合部材を螺合する螺合部を有し、
前記結合部材は、継手本体に螺合される管接続部と、管接続部の反継手本体側に位置するとともに、対向する平行2辺を一般工具で把持可能とするように形成された把持部とを有し、
前記把持部において一般工具を工具掛けした場合に力が集中的に作用する部位は、締め付け回転方向の強度が弱くなるように形成されるとともに、結合部材の締結完了時の回転トルクにより変形して、それ以上の回転トルクが伝達不能となるように形成され、さらに、変形された部分が工具又は治具により復元可能に形成されていることを特徴とする管接続構造。 - 前記把持部は、軸方向から見た外形形状が偶数の正多角形であって、隣接する頂点間を結ぶ辺には頂点から締結時の回転方向側に所定距離離れた位置にスリット状の切込が設けられ、頂点を含む角部が締結時の回転方向側のスリット状の切込内に変形するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の管接続構造。
- 前記把持部は、前記頂点を含む角部が締結時の回転方向側のスリット状の切込内に変形するときに、反継手本体側から見て、変形した角部とスリット状の切込の切込辺との間に隙間が形成されるとともに、この隙間に対し反継手本体側の側面から楔状の治具が打ち込まれて前記頂点を含む角部が復元されるように形成されていることを特徴とする請求項2記載の管接続構造。
- 前記把持部は、前記スリット状の切込における、緩めるときの回転方向側の切込辺と、この切込辺の近くの、隣接する頂点間を結ぶ辺との間に、角部の頂点を含む一定厚さの変形部が形成されるとともに、この変形部の頂点が締結時の回転方向側の力を受けて変形して、締結時の回転方向側に位置する切込辺に当接するように形成されていることを特徴とする請求項3記載の管接続構造。
- 前記把持部は、前記変形部が変形することにより、この変形部と前記スリット状の切込の底辺との間に略三角形の隙間が形成されるように構成され、前記治具は、この隙間形状と略同一の形状を先端部の断面形状とし、この先端部の断面形状から前記スリット状の切込の変形前の略断面形状まで、断面形状を拡大する楔状に形成された個別治具とすることを特徴とする請求項4記載の管接続構造。
- 前記治具は、反継手本体側から見た把持部の側面と同一形状の正多角形の半割りにした形状の板状基板と、この板状基板の角部における前記スリット状の切込に対応する各部位に前記個別治具を備えた連結治具であることを特徴とする請求項5記載の管接続構造。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載の管接続構造を管接続部に用いた弁。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載の管接続構造を管接続部に用いた管継手。
- 請求項7記載の弁を冷媒回路に用いたことを特徴とする冷凍装置。
- 請求項8記載の管継手を冷媒回路に用いたことを特徴とする冷凍装置。
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