JP2001239466A - ボルト締め用具 - Google Patents
ボルト締め用具Info
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- JP2001239466A JP2001239466A JP2000050943A JP2000050943A JP2001239466A JP 2001239466 A JP2001239466 A JP 2001239466A JP 2000050943 A JP2000050943 A JP 2000050943A JP 2000050943 A JP2000050943 A JP 2000050943A JP 2001239466 A JP2001239466 A JP 2001239466A
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- bolt head
- receiving hole
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B13/00—Spanners; Wrenches
- B25B13/48—Spanners; Wrenches for special purposes
- B25B13/481—Spanners; Wrenches for special purposes for operating in areas having limited access
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B13/00—Spanners; Wrenches
- B25B13/02—Spanners; Wrenches with rigid jaws
- B25B13/06—Spanners; Wrenches with rigid jaws of socket type
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 極めて狭い場所に締め付けるボルトの仮締め
を行なうためのボルト仮締め用具を提供する。 【解決手段】 ボルト頭(3)の高さ(3a)にほぼ等
しい厚さ(1a)を有する略円板状体(1)における中
央部にはボルト頭に対応する6角形の受け穴(5)を形
成し、該受け穴にはボルト頭の頂面(3b)に当接して
ボルト頭が該受け穴を貫通することを防止するストッパ
ー部(7)を備えさせ、該略円板状体の外周縁には環状
の滑り止め部材(9)を嵌着したことを特徴とするボル
ト仮締め用具。
を行なうためのボルト仮締め用具を提供する。 【解決手段】 ボルト頭(3)の高さ(3a)にほぼ等
しい厚さ(1a)を有する略円板状体(1)における中
央部にはボルト頭に対応する6角形の受け穴(5)を形
成し、該受け穴にはボルト頭の頂面(3b)に当接して
ボルト頭が該受け穴を貫通することを防止するストッパ
ー部(7)を備えさせ、該略円板状体の外周縁には環状
の滑り止め部材(9)を嵌着したことを特徴とするボル
ト仮締め用具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボルト締め用具に関
するものであり、更に詳しくは、例えば自動車のエンジ
ンルーム内等の如く極めて狭い場所に締め付けるボルト
の仮締め又は本締めを行なうためのボルト締め用具に係
るものである。
するものであり、更に詳しくは、例えば自動車のエンジ
ンルーム内等の如く極めて狭い場所に締め付けるボルト
の仮締め又は本締めを行なうためのボルト締め用具に係
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンルーム内等の如く極め
て狭い場所においてボルトを締める際には、ボルトの先
端をボルト穴に位置合せした状態で指先又はドライバー
の先端等を用いてボルトをボルト穴方向に押圧しつつボ
ルトを回すという手法が一般に行われている。
て狭い場所においてボルトを締める際には、ボルトの先
端をボルト穴に位置合せした状態で指先又はドライバー
の先端等を用いてボルトをボルト穴方向に押圧しつつボ
ルトを回すという手法が一般に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、極めて狭い
場所において指先又はドライバーの先端等を用いてボル
トをボルト穴方向に押圧しつつボルトを回すという作業
は極めて困難且つ非能率的である。このような状況に鑑
み、本発明は極めて狭い場所に締め付けるボルトの仮締
め又は本締めを行なうためのボルト締め用具を提供しよ
うとしてなされたものである。
場所において指先又はドライバーの先端等を用いてボル
トをボルト穴方向に押圧しつつボルトを回すという作業
は極めて困難且つ非能率的である。このような状況に鑑
み、本発明は極めて狭い場所に締め付けるボルトの仮締
め又は本締めを行なうためのボルト締め用具を提供しよ
うとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記のボルト締め用具を提供するものであ
る。
に、本発明は下記のボルト締め用具を提供するものであ
る。
【0005】(1)ボルト頭の高さ(厚さ)にほぼ等し
い厚さを有する略円板状体における中央部にはボルト頭
に対応する6角形の受け穴を形成し、該受け穴にはボル
ト頭の頂面に当接してボルト頭が該受け穴を貫通するこ
とを防止するストッパー部を備えさせ、該略円板状体の
外周縁には環状の滑り止め部材を嵌着したことを特徴と
するボルト締め用具(請求項1)。
い厚さを有する略円板状体における中央部にはボルト頭
に対応する6角形の受け穴を形成し、該受け穴にはボル
ト頭の頂面に当接してボルト頭が該受け穴を貫通するこ
とを防止するストッパー部を備えさせ、該略円板状体の
外周縁には環状の滑り止め部材を嵌着したことを特徴と
するボルト締め用具(請求項1)。
【0006】(2)ボルト頭の高さ(厚さ)にほぼ等し
い厚さを有する略円板状体における中央部にはボルト頭
に対応する6角形の受け穴を形成し、該受け穴にはボル
ト頭の頂面に当接してボルト頭が該受け穴を貫通するこ
とを防止するストッパー部を備えさせ、該略円板状体の
外周縁には滑り止め手段を備えさせると共に該受け穴の
内周縁には環状の滑り止め部材を嵌着したことを特徴と
するボルト締め用具(請求項2)。
い厚さを有する略円板状体における中央部にはボルト頭
に対応する6角形の受け穴を形成し、該受け穴にはボル
ト頭の頂面に当接してボルト頭が該受け穴を貫通するこ
とを防止するストッパー部を備えさせ、該略円板状体の
外周縁には滑り止め手段を備えさせると共に該受け穴の
内周縁には環状の滑り止め部材を嵌着したことを特徴と
するボルト締め用具(請求項2)。
【0007】(3)ボルト頭の高さにほぼ等しい厚さを
有する略円板状体における中央部にはボルト頭に対応す
る6角形の受け穴を形成し、該受け穴にはボルト頭の頂
面に当接してボルト頭が該受け穴を貫通することを防止
するストッパー部を備えさせ、該略円板状体には指を挿
入するための指挿入部を該略円板状体に対し回転自在に
備えさせたことを特徴とするボルト締め用具(請求項
3)。
有する略円板状体における中央部にはボルト頭に対応す
る6角形の受け穴を形成し、該受け穴にはボルト頭の頂
面に当接してボルト頭が該受け穴を貫通することを防止
するストッパー部を備えさせ、該略円板状体には指を挿
入するための指挿入部を該略円板状体に対し回転自在に
備えさせたことを特徴とするボルト締め用具(請求項
3)。
【0008】(4)ボルト頭に6角形の6角棒レンチ用
穴を形成してなる6角穴付きボルトにおいて、ボルト頭
の高さ(厚さ)にほぼ等しい厚さを有する略円板状体に
おける中央部にはボルト頭に対応する受け穴を形成し、
該受け穴にはボルト頭の6角棒レンチ用穴に対応する6
角柱状部を突設し、該略円板状体の外周縁には滑り止め
手段を備えさせたことを特徴とするボルト締め用具(請
求項4)。
穴を形成してなる6角穴付きボルトにおいて、ボルト頭
の高さ(厚さ)にほぼ等しい厚さを有する略円板状体に
おける中央部にはボルト頭に対応する受け穴を形成し、
該受け穴にはボルト頭の6角棒レンチ用穴に対応する6
角柱状部を突設し、該略円板状体の外周縁には滑り止め
手段を備えさせたことを特徴とするボルト締め用具(請
求項4)。
【0009】
【作用】[請求項1のボルト締め用具]請求項1のボル
ト締め用具を用いて極めて狭い場所にてボルトの仮締め
を行なう際には、ボルト頭の高さにほぼ等しい厚さを有
する略円板状体における6角形の受け穴をボルト頭に嵌
着することによりボルト締め用具をボルトに取り付けた
状態でボルトの先端をボルト穴に位置合せし、指先によ
りボルト締め用具をボルト穴方向に押圧しつつ指先によ
りボルト締め用具を回せばよい。このとき、略円板状体
の外周縁に嵌着された環状の滑り止め部材に指を当てて
ボルト締め用具を回転させれば、ボルト締め用具は滑る
ことなく円滑に回転する。ボルト締め用具をボルト穴方
向に押圧したときには、ボルト締め用具は受け穴のスト
ッパー部を介してボルトをボルト穴方向に押圧する。ボ
ルト締め用具を回したときには、ボルト頭が6角形の受
け穴に嵌着しているボルトは回転する。ボルト締め用具
を用いてボルトの仮締めを行なった後、ボルト締め用具
にプライヤーを嵌め、該プライヤーによりボルト締め用
具を回転させ或いはスクリュードライバーの先端をボル
ト締め用具に当接させた状態で該スクリュードライバー
を金槌等の工具により打ち付けることによりボルト締め
用具を回転させてボルトの本締めを行なうのである。
ト締め用具を用いて極めて狭い場所にてボルトの仮締め
を行なう際には、ボルト頭の高さにほぼ等しい厚さを有
する略円板状体における6角形の受け穴をボルト頭に嵌
着することによりボルト締め用具をボルトに取り付けた
状態でボルトの先端をボルト穴に位置合せし、指先によ
りボルト締め用具をボルト穴方向に押圧しつつ指先によ
りボルト締め用具を回せばよい。このとき、略円板状体
の外周縁に嵌着された環状の滑り止め部材に指を当てて
ボルト締め用具を回転させれば、ボルト締め用具は滑る
ことなく円滑に回転する。ボルト締め用具をボルト穴方
向に押圧したときには、ボルト締め用具は受け穴のスト
ッパー部を介してボルトをボルト穴方向に押圧する。ボ
ルト締め用具を回したときには、ボルト頭が6角形の受
け穴に嵌着しているボルトは回転する。ボルト締め用具
を用いてボルトの仮締めを行なった後、ボルト締め用具
にプライヤーを嵌め、該プライヤーによりボルト締め用
具を回転させ或いはスクリュードライバーの先端をボル
ト締め用具に当接させた状態で該スクリュードライバー
を金槌等の工具により打ち付けることによりボルト締め
用具を回転させてボルトの本締めを行なうのである。
【0010】[請求項2のボルト締め用具]請求項2の
ボルト締め用具においては略円板状体における6角形の
受け穴の内周縁には環状の滑り止め部材が嵌着されてい
る。従って、該受け穴をボルト頭に嵌着し、略円板状体
を指で回転させたときに、該略円板状体がボルト頭に対
して滑るおそれはない。その他の点においては、請求項
2のボルト締め用具は前記請求項1のボルト締め用具と
同様の作用を有する。
ボルト締め用具においては略円板状体における6角形の
受け穴の内周縁には環状の滑り止め部材が嵌着されてい
る。従って、該受け穴をボルト頭に嵌着し、略円板状体
を指で回転させたときに、該略円板状体がボルト頭に対
して滑るおそれはない。その他の点においては、請求項
2のボルト締め用具は前記請求項1のボルト締め用具と
同様の作用を有する。
【0011】[請求項3のボルト締め用具]請求項3の
ボルト締め用具を使用する際には、略円板状体における
6角形の受け穴をボルト頭に嵌着した状態で指挿入部に
好ましくは人差し指を挿入し、親指、中指等の他の指に
より略円板状体を回転させることによりボルトを回転さ
せるのである。即ち、指挿入部は略円板状体に対し回転
自在であり、例えば人差し指を指挿入部に挿入して該指
挿入部に保持させた状態で親指、中指等の他の指により
略円板状体を回転させるのである。従って、例えば自動
車のエンジンルーム内等の如く極めて狭い場所でもボル
トの仮締め作業を難なく行なうことができる。その他の
点においては、請求項3のボルト締め用具は前記請求項
1のボルト締め用具と同様の作用を有する。
ボルト締め用具を使用する際には、略円板状体における
6角形の受け穴をボルト頭に嵌着した状態で指挿入部に
好ましくは人差し指を挿入し、親指、中指等の他の指に
より略円板状体を回転させることによりボルトを回転さ
せるのである。即ち、指挿入部は略円板状体に対し回転
自在であり、例えば人差し指を指挿入部に挿入して該指
挿入部に保持させた状態で親指、中指等の他の指により
略円板状体を回転させるのである。従って、例えば自動
車のエンジンルーム内等の如く極めて狭い場所でもボル
トの仮締め作業を難なく行なうことができる。その他の
点においては、請求項3のボルト締め用具は前記請求項
1のボルト締め用具と同様の作用を有する。
【0012】[請求項4のボルト締め用具]請求項4の
ボルト締め用具は、ボルト頭に6角形の6角棒レンチ用
穴を形成してなる6角穴付きボルトを極めて狭い場所で
締める際に使用される。即ち、6角穴付きボルトの仮締
めを行なう際には、略円板状体における受け穴をボルト
頭に嵌着すると共に略円板状体の受け穴に突設された6
角柱部をボルト頭の6角棒レンチ用穴に嵌着した状態で
略円板状体を指で回転させるのである。その他の点にお
いては、請求項4のボルト締め用具は前記請求項1のボ
ルト締め用具と同様の作用を有する。
ボルト締め用具は、ボルト頭に6角形の6角棒レンチ用
穴を形成してなる6角穴付きボルトを極めて狭い場所で
締める際に使用される。即ち、6角穴付きボルトの仮締
めを行なう際には、略円板状体における受け穴をボルト
頭に嵌着すると共に略円板状体の受け穴に突設された6
角柱部をボルト頭の6角棒レンチ用穴に嵌着した状態で
略円板状体を指で回転させるのである。その他の点にお
いては、請求項4のボルト締め用具は前記請求項1のボ
ルト締め用具と同様の作用を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。符号1に示すものは略円板状体
である。略円板状体1はボルト頭3の高さ3aにほぼ等
しい厚さ1aを有するものとする。即ち、略円板状体1
の厚さ1aは例えば5〜10mmとする。略円板状体1
における中央部には6角形のボルト頭3に対応する6角
形の受け穴5を形成する。受け穴5にはボルト頭3の頂
面3bに当接してボルト頭3が該受け穴5を貫通するこ
とを防止するストッパー部7を備えさせる。図1〜図9
に示す事例においては、ストッパー部7は中央部に透孔
11を備えている。
図面に従って説明する。符号1に示すものは略円板状体
である。略円板状体1はボルト頭3の高さ3aにほぼ等
しい厚さ1aを有するものとする。即ち、略円板状体1
の厚さ1aは例えば5〜10mmとする。略円板状体1
における中央部には6角形のボルト頭3に対応する6角
形の受け穴5を形成する。受け穴5にはボルト頭3の頂
面3bに当接してボルト頭3が該受け穴5を貫通するこ
とを防止するストッパー部7を備えさせる。図1〜図9
に示す事例においては、ストッパー部7は中央部に透孔
11を備えている。
【0014】図1〜図3に示す事例においては、略円板
状体1の外周縁には環状の滑り止め部材9を嵌着してい
る。環状の滑り止め部材9は一例としてゴムにより形成
する。
状体1の外周縁には環状の滑り止め部材9を嵌着してい
る。環状の滑り止め部材9は一例としてゴムにより形成
する。
【0015】図4〜図6に示す事例においては、略円板
状体1の外周縁には滑り止め手段13を備えさせると共
に受け穴5の内周縁には環状の滑り止め部材15を嵌着
している。略円板状体1の外周縁に備えさせる滑り止め
手段13は例えば係止突起又はゴムの環状体とする。受
け穴5の内周縁に備えさせる環状の滑り止め部材15は
一例としてOリング又はスプリングとする。
状体1の外周縁には滑り止め手段13を備えさせると共
に受け穴5の内周縁には環状の滑り止め部材15を嵌着
している。略円板状体1の外周縁に備えさせる滑り止め
手段13は例えば係止突起又はゴムの環状体とする。受
け穴5の内周縁に備えさせる環状の滑り止め部材15は
一例としてOリング又はスプリングとする。
【0016】図7〜図9に示す事例においては、略円板
状体1には指を挿入するための指挿入部21を該略円板
状体1に対し回転自在に備えさせている。即ち、一例と
して、指挿入部21を円板状の支持台23に回転自在に
取り付け、該支持台23には該支持台23の周縁より指
挿入部21と反対側に複数の取付爪25、25…を突設
し、一方、略円板状体1の周面には該取付爪25、25
…に対応する受け溝27、27…を形成し、支持台23
の取付爪25、25…を略円板状体1の受け溝27、2
7…に摺嵌する。図示の指挿入部21は断面略C字状体
である。即ち、指挿入部21は切れ目22を備えてい
る。
状体1には指を挿入するための指挿入部21を該略円板
状体1に対し回転自在に備えさせている。即ち、一例と
して、指挿入部21を円板状の支持台23に回転自在に
取り付け、該支持台23には該支持台23の周縁より指
挿入部21と反対側に複数の取付爪25、25…を突設
し、一方、略円板状体1の周面には該取付爪25、25
…に対応する受け溝27、27…を形成し、支持台23
の取付爪25、25…を略円板状体1の受け溝27、2
7…に摺嵌する。図示の指挿入部21は断面略C字状体
である。即ち、指挿入部21は切れ目22を備えてい
る。
【0017】図10〜図12は、ボルト頭31に6角形
の6角棒レンチ用穴33を形成してなる6角穴付きボル
ト35に用いられるボルト締め用具を示す。略円板状体
37における中央部にはボルト頭31に対応する受け穴
39を形成する。該受け穴39にはボルト頭31の6角
棒レンチ用穴33に対応する6角柱状部41を突設す
る。略円板状体37の外周縁には滑り止め手段43を備
えさせる。滑り止め手段43としては略円板状体37の
外周縁に係止突起を形成してもよいが、略円板状体37
の外周縁にゴム製の環状体を取り付けてもよい。
の6角棒レンチ用穴33を形成してなる6角穴付きボル
ト35に用いられるボルト締め用具を示す。略円板状体
37における中央部にはボルト頭31に対応する受け穴
39を形成する。該受け穴39にはボルト頭31の6角
棒レンチ用穴33に対応する6角柱状部41を突設す
る。略円板状体37の外周縁には滑り止め手段43を備
えさせる。滑り止め手段43としては略円板状体37の
外周縁に係止突起を形成してもよいが、略円板状体37
の外周縁にゴム製の環状体を取り付けてもよい。
【0018】
【発明の効果】[請求項1のボルト締め用具]請求項1
のボルト締め用具によれば、略円板状体における6角形
の受け穴をボルト頭に嵌着することによりボルト締め用
具をボルトに取り付けた状態でボルトの先端をボルト穴
に位置合せし、指先によりボルト締め用具をボルト穴方
向に押圧しつつ指先によりボルト締め用具を回すことに
よりボルトの仮締めを行なうことができる。しかも、ボ
ルト締め用具における略円板状体はボルト頭の高さにほ
ぼ等しい厚さを有するものであり、換言すれば、該略円
板状体は極めて薄く形成されている。従って、例えば自
動車のエンジンルーム内等の如く極めて狭い場所におい
ても、ボルトを支障なく、しかも容易且つ効率良く締め
ることができる。
のボルト締め用具によれば、略円板状体における6角形
の受け穴をボルト頭に嵌着することによりボルト締め用
具をボルトに取り付けた状態でボルトの先端をボルト穴
に位置合せし、指先によりボルト締め用具をボルト穴方
向に押圧しつつ指先によりボルト締め用具を回すことに
よりボルトの仮締めを行なうことができる。しかも、ボ
ルト締め用具における略円板状体はボルト頭の高さにほ
ぼ等しい厚さを有するものであり、換言すれば、該略円
板状体は極めて薄く形成されている。従って、例えば自
動車のエンジンルーム内等の如く極めて狭い場所におい
ても、ボルトを支障なく、しかも容易且つ効率良く締め
ることができる。
【0019】[請求項2のボルト締め用具]請求項2の
ボルト締め用具においては、略円板状体における6角形
の受け穴の内周縁には環状の滑り止め部材が嵌着されて
いるため、該受け穴をボルト頭に嵌着し、略円板状体を
指で回転させたときに、該略円板状体がボルト頭に対し
て滑るおそれはない。その他の点においては、請求項2
のボルト締め用具は前記請求項1のボルト締め用具と同
様の効果を発揮する。
ボルト締め用具においては、略円板状体における6角形
の受け穴の内周縁には環状の滑り止め部材が嵌着されて
いるため、該受け穴をボルト頭に嵌着し、略円板状体を
指で回転させたときに、該略円板状体がボルト頭に対し
て滑るおそれはない。その他の点においては、請求項2
のボルト締め用具は前記請求項1のボルト締め用具と同
様の効果を発揮する。
【0020】[請求項3のボルト締め用具]請求項3の
ボルト締め用具を使用する際には、略円板状体における
6角形の受け穴をボルト頭に嵌着した状態で指挿入部に
好ましくは人差し指を挿入し、親指、中指等の他の指に
より略円板状体を回転させることによりボルトの仮締め
を行うことができる。即ち、指挿入部は略円板状体に対
し回転自在であり、例えば人差し指を指挿入部に挿入し
て該指挿入部に保持させた状態で親指、中指等の他の指
により略円板状体を回転させることができるのである。
従って、例えば自動車のエンジンルーム内等の如く極め
て狭い場所でもボルトの仮締め作業を難なく行なうこと
ができる。
ボルト締め用具を使用する際には、略円板状体における
6角形の受け穴をボルト頭に嵌着した状態で指挿入部に
好ましくは人差し指を挿入し、親指、中指等の他の指に
より略円板状体を回転させることによりボルトの仮締め
を行うことができる。即ち、指挿入部は略円板状体に対
し回転自在であり、例えば人差し指を指挿入部に挿入し
て該指挿入部に保持させた状態で親指、中指等の他の指
により略円板状体を回転させることができるのである。
従って、例えば自動車のエンジンルーム内等の如く極め
て狭い場所でもボルトの仮締め作業を難なく行なうこと
ができる。
【0021】[請求項4のボルト締め用具]請求項4の
ボルト締め用具は、ボルト頭に6角形の6角棒レンチ用
穴を形成してなる6角穴付きボルトを極めて狭い場所で
締める際に使用されるものであり、前記請求項1のボル
ト締め用具と同様の効果を発揮する。
ボルト締め用具は、ボルト頭に6角形の6角棒レンチ用
穴を形成してなる6角穴付きボルトを極めて狭い場所で
締める際に使用されるものであり、前記請求項1のボル
ト締め用具と同様の効果を発揮する。
【図1】ボルト締め用具の使用状態を示す断面図であ
る。
る。
【図2】同上ボルト締め用具の断面図である。
【図3】同上ボルト締め用具の正面図である。
【図4】別のボルト締め用具の使用状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図5】同上ボルト締め用具の断面図である。
【図6】同上ボルト締め用具の正面図である。
【図7】更に別のボルト締め用具の使用状態を示す断面
図である。
図である。
【図8】同上ボルト締め用具とボルトとを示す斜視図で
ある。
ある。
【図9】同上ボルト締め用具の正面図である。
【図10】更に別のボルト締め用具の使用状態を示す断
面図である。
面図である。
【図11】同上ボルト締め用具とボルトとを示す斜視図
である。
である。
【図12】同上ボルト締め用具の正面図である。
1 略円板状体 1a 厚さ 3 ボルト頭 3a 高さ 3b 頂面 5 受け穴 7 ストッパー部 9 滑り止め部材 11 透孔 13 滑り止め手段 15 滑り止め部材 21 指挿入部 22 切れ目 23 支持台 25 取付爪 27 受け溝 31 ボルト頭 33 6角棒レンチ用穴 35 6角穴付きボルト 37 略円板状体 39 受け穴 41 6角柱状部 43 滑り止め手段
Claims (4)
- 【請求項1】 ボルト頭の高さにほぼ等しい厚さを有す
る略円板状体における中央部にはボルト頭に対応する6
角形の受け穴を形成し、該受け穴にはボルト頭の頂面に
当接してボルト頭が該受け穴を貫通することを防止する
ストッパー部を備えさせ、該略円板状体の外周縁には環
状の滑り止め部材を嵌着したことを特徴とするボルト締
め用具。 - 【請求項2】 ボルト頭の高さにほぼ等しい厚さを有す
る略円板状体における中央部にはボルト頭に対応する6
角形の受け穴を形成し、該受け穴にはボルト頭の頂面に
当接してボルト頭が該受け穴を貫通することを防止する
ストッパー部を備えさせ、該略円板状体の外周縁には滑
り止め手段を備えさせると共に該受け穴の内周縁には環
状の滑り止め部材を嵌着したことを特徴とするボルト締
め用具。 - 【請求項3】 ボルト頭の高さにほぼ等しい厚さを有す
る略円板状体における中央部にはボルト頭に対応する6
角形の受け穴を形成し、該受け穴にはボルト頭の頂面に
当接してボルト頭が該受け穴を貫通することを防止する
ストッパー部を備えさせ、該略円板状体には指を挿入す
るための指挿入部を該略円板状体に対し回転自在に備え
させたことを特徴とするボルト締め用具。 - 【請求項4】 ボルト頭に6角形の6角棒レンチ用穴を
形成してなる6角穴付きボルトにおいて、ボルト頭の高
さにほぼ等しい厚さを有する略円板状体における中央部
にはボルト頭に対応する受け穴を形成し、該受け穴には
ボルト頭の6角棒レンチ用穴に対応する6角柱状部を突
設し、該略円板状体の外周縁には滑り止め手段を備えさ
せたことを特徴とするボルト締め用具。
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