JP5369307B2 - ゲル状害虫用スプレー製品 - Google Patents

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Description

本発明は、害虫の防除に使用されるゲル状害虫用組成物、並びに前記ゲル状害虫用組成物を噴射するゲル状害虫用スプレー製品に関する。
蟻やムカデ、クモ、ヤスデ、ゲジゲジ等の害虫は、地面を動き回り、更には家屋の壁面を伝わって屋内に侵入することがある。これらの害虫を防除するために、従来では、有効成分を水等の適当な溶剤に溶解、分散させた液状の防除剤を家屋の周りに散布したり、壁面に塗布するのが一般的である。しかしながら、液状の防除剤は、地面に散布しても直ちに地面に浸透し、壁面に塗布した場合も壁面を流下するため、その効力が長続きしない。
また、チューブ式の防除剤も使用されている。このチューブ式の防除剤ではゲル状もしくはペースト状の防除剤が押し出されるため、壁面への付着性もあり、地面への浸透も少ないが、チューブから押し出された防除剤は紐状であるため、広い範囲を処理できない。
また、毒餌を入れた容器を適所に配置したり、粒状の毒餌を散布することも行われているが、毒餌を配置した場所以外では駆除効果がなく、粒状の毒餌を散布する方式では壁面には適用できない。
また、広範囲に駆除剤を散布するためにエアゾール式の防除剤も使用されているが、噴射直後しかその効力がない。そこで、有効成分とゲル化剤とを含む原液と、噴射剤とを充填したエアゾール式の防除剤も開発されている(例えば、特許文献1参照)。このゲル化剤を含むエアゾール式の防除剤では、噴射物がゲル状態で噴射対象物に付着するため、一般的なエアゾールに比べて効力が長続きするという利点がある。
特開2002−167301号公報
しかし、エアゾール式の防除剤は、液化ガスを用いればゲルがゾル化しやすく、倒立噴射や処理面への付着が難しくなり、圧縮ガスを用いれば製剤を使い切るまでの均一な噴射が難しくなる。さらに、噴射剤を用いるため原料コストが高く、また容器も金属製で、耐圧性を有し、気密構造にしなければならず、全体として高価になる。また、溶剤に水を用いた場合には、防錆処理を施す必要があり、更なるコスト増を招く。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、植物の葉裏や建物の壁等にも処理でき、害虫の防除効果が持続し、更に安価である害虫用組成物及び害虫用スプレー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は下記を提供する。
害虫防除成分及び害虫誘引成分の少なくとも一方と、ゲル化剤と溶剤とを含有し、チキソトロピー性を有しかつチキソトロピックインデックスが7〜14に調整されているゲル状害虫用組成物を大気圧に保持して収容する容器と、前記容器に装着されゲル状害虫用組成物を噴射するための手動ポンプ式噴射手段とを備え、前記ゲル状害虫用組成物を噴射させて噴射対象物にゲル状態で付着させることを特徴とするゲル状害虫用スプレー製品。
(2)キソトロピー性を付与するゲル化剤が粘土鉱物であることを特徴とする上記(1)記載のゲル状害虫用スプレー製品
)噴射手段が、容器に収容されたゲル状害虫用組成物を吸引して流通させる吸入路を、弾性力により閉鎖する弁を備えることを特徴とする上記(1)又は(2)記載のゲル状害虫用スプレー製品。
)噴射手段が、霧状噴射と、水鉄砲状の吐出とを切替可能とすることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載のゲル状害虫用スプレー製品。
本発明のゲル状害虫用組成物は、チキソトロピー性を有し、大気圧に保持した状態で容器に収容でき、またポンプ式の噴射装置により押圧等が加わるので、微細な液状で噴射でき、均一に広い範囲を処理できる。しかも、噴射された箇所にゲル状で付着するため、地面に噴射した場合でも地面に浸透することがなく、壁面に噴射した場合には流下することがないため、噴射した箇所で効力を長時間維持する。また、付着性を有することから、建物の天井や植物の葉裏にも噴射可能である。
また、本発明の害虫用スプレー装置では、容器が、ゲル状害虫用組成物を大気圧で収容できるため、従来のエアゾール容器のように金属製で、耐圧性を有し、気密である必要はなく、合成樹脂製とするができ、更には防錆処理も不要で安価となる。また、噴射剤も不要で原料コストも低い。更に、ゲル状害虫用組成物は容器内ではゲル状であるため、装置全体を倒立させても噴射でき、例えば、建物の天井や植物の葉裏に噴射する場合の操作性にも優れる。
(ゲル状害虫用組成物)
本発明のゲル状害虫用組成物は、害虫防除成分及び害虫誘引成分の少なくとも一方と、ゲル化剤と、溶剤とを含み、静置状態ではゲル状で、外部から振動や押圧が加わると流動性を発現する「チキソトロピー性」を有する。
害虫防除成分としては、例えば、ジノテフラン、イミダクロプリド、アセタミプリド、チアメトキサム、ニテンピラム等のネオニコチノイド系殺虫剤、フェノトリン、除虫菊エキス等のピレスロイド系殺虫剤、フェンチオン、フェニトロチオン、カルクロホス等の有機リン系殺虫剤、プロポクスル、フェノブカルブ、カーバム等のカーバメイト系殺虫剤、フィプロニル、エチプロール等のフェニルピラゾール系殺虫剤、カルタップ等のその他の殺虫剤、メトプレン、ピリプロキシフェン等の昆虫成長阻害剤(IGR)、ディート、p−メンタン−3,8−ジオール等の害虫忌避剤、L−メントール、ラベンダー油等の植物精油成分等が挙げられ、害虫に対応してそれぞれ単独で、あるいは2種以上を混合して使用することができる。これらは駆除剤や忌避剤として用いることもできるが、誘引駆除剤とする場合には、忌避性の無いネオニコチノイド系殺虫成分が好ましく、中でもジノテフランが好ましい。配合量は、害虫を致死させるための有効量であり、組成物全体に対して0.005〜3重量/重量%(以下w/w%)がよく、0.01〜0.5w/w%が好ましいが、その種類に応じて適宜設定される。
また、害虫誘引成分としては、例えば、ブドウ糖、ショ糖等の糖類、アラニン、アスパラギン酸等のアミノ酸類、チキンエキス、コンブエキス等のエキス類、フローラル系香料、フルーティ系香料等の香料、ゴマ油、シーズニング油等の油脂類、性フェロモン、集合フェロモン等の昆虫フェロモン類が挙げられ、害虫に対応してそれぞれ単独で、あるいは2種以上を混合して使用することができる。配合量は、害虫を誘引するための有効量であり、組成物全体に対して0.001〜50w/w%がよく、0.1〜20w/w%が好ましいが、その種類に応じて適宜設定される。
害虫防除成分と害虫誘引成分とを併用することで、毒餌剤として用いることができ、害虫の生息している葉裏、軒下等にも適用できるので、害虫の防除効果が高くなり、適用場面も広がるので好ましい。
溶剤は、例えば、水やアルコール、炭化水素を使用できるが、安価であり、人体や動物、植物、更には建材への影響が無く、害虫に対する忌避性も無いことから水が最も好ましい。そのため、溶剤として水を用いる場合は、上記の害虫防除成分及び害虫誘引成分は水溶性のものが好ましく害虫防除成分としてはネオニコチノイド系殺虫成分が好ましい。ネオニコチノイド系殺虫成分としてはジノテフラン、イミダクロプリド等が挙げられるが、中でもジノテフランが好ましい。
また、水を溶剤とする場合、経時安定性のために防腐剤を添加することが好ましく、例えば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、パラオキシ安息香酸エステル類、デヒドロ酢酸、グリシン、プロピオン酸、グリセリン脂肪酸エステル、ε−ポリリジン、キトサン、トウガラシ・モウソウチク・シソ等の抽出物等のうち、非電解質の防腐剤はゲル化を阻害しないので好ましい。また、害虫を誘引する場合は、忌避性のない防腐剤が好ましく、更に、粘土鉱物を配合する場合は、ゲルを強固に保持できるパラオキシ安息香酸エステル類およびε−ポリリジンが好ましい。配合量は組成物の腐敗を防止するための有効量であり、組成物全体に対して0〜5w/w%がよく、0.01〜2w/w%が好ましいが、その種類に応じて適宜設定される。
ゲル化剤としては、例えば、カルボキシルビニルポリマー等のアクリル系増粘剤、セルロースゲルやヒドロキシエチルセルロース等のセルロース系増粘剤、カラギーナン等の天然物由来の増粘多糖類、カオリナイト、ナクライト、ディッカイト、ハロイサイト等のカオリン群、アンティゴライト、アメサイト、クロンステダイト等のアンティゴライト群、パイロフィライト等の滑石パイロフィライト群、イライト、海緑石、セラドナイト、セリサイト、白雲母等の緑泥石(クロライト)雲母型粘土鉱物群、バーミキュライト等のバーミキュライト群、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ラポナイト、ヘクトライト等のスメクタイト群等の粘土鉱物類等の少なくとも1種以上が挙げられる。中でも、チキソトロピー性の付与性に優れ、後述する噴射手段の流路への付着性が少なく安定した噴射動作を確保できること等の理由から粘土鉱物が好ましい。配合量は、噴射に適したチキソトロピー性を付与できる量であり、種類に応じて適宜設定できるが、0.05〜10w/w%がよく、例えば、スメクタイト群では全量の1〜5w/w%が好ましい。スメクタイト群としてはヘクトライト類を例示できる。
ゲル状害虫用組成物には、その他にも種々の添加剤を配合することができるが、何れもゲル化に影響を与えないものを選択する必要がある。例えば、下記に示す吸湿剤や保湿剤、乳化剤を適量配合することができる。
吸湿剤・保湿剤としては、例えば、トレハロース、ソルビトール、オリゴトリオース等の糖類、グリシン、トリメチルグリシン、セリン、アラニン等のアミノ酸類、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール等のアルコール類等が挙げられるが、溶剤として好ましい水への溶解性が高く、忌避性を示さないことから、トリメチルグリシンが好ましい。また、乳化剤としては、例えば、食品に配合されているグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等の合成品やアラビアガム、ガティガム、大豆レシチン、卵黄レシチン等天然物由来の高分子化合物が好ましい。但し、上記に上げた各成分が溶剤への溶解性や分散性が良好な場合は、配合しなくてもよい。
その他にも、酸化防止剤、紫外線防止剤、効力増強剤、抗菌剤、誤食防止剤、香料、色素、溶解助剤、消泡剤、pH調整剤等を配合してもよい。配合量は各々の成分の有効量であり、組成物全体に対して0.001〜10w/w%が好ましいが、その種類に応じて適宜設定される。
以下、本発明に関して図面を参照して更に詳細に説明する。
本発明のゲル状害虫用組成物は、後述するようにスプレー製品として使用することが好ましい。そのため、噴射に適するように、チキソトロピック性の指標としてチキソトロピックインデックス(TI値)が7〜14であることが好ましい。また、このTI値にすることにより、例えば葉裏や壁面に施用したときに流下することもない。TI値は、B型粘度計を用いて5rpmおよび50rpmでの粘度を測定し、次式から求めることができるが、1に近いほどニュートン流動になり、値が大きくなるほど構造粘性があり、流下し難くなる。
TI=ηN1(回転数5rpmでの粘度)/ηN2(回転数50rpmでの粘度)
ゲル状害虫用組成物を調製するには、ゲル化剤を含む溶剤と、ゲル化剤以外の成分を含む溶剤とを別々に調製し、両液を混合することが好ましい。これは、ゲルを作るときに水以外の成分が多く含まれていると、ゲル化が遅くなる、もしくはゲル化しないためである。尚、商品化に当たり、ゲル化剤を溶剤に配合した液と、ゲル化剤以外の成分を溶剤に配合した液とを別々にしたまま保存する場合があるが、特に溶剤として水を用いた場合には、保存期間中の品質低下を防ぐためにゲル化剤側の溶剤にも防腐剤を配合することが好ましい。また、各成分は溶剤に配合した後、攪拌して混合されるが、攪拌に際して80℃程度に加熱してもよい。製造方法の例として、一方の攪拌槽では加熱しながらゲル化剤を溶剤に溶解し、他方では害虫防除成分、害虫誘引成分を溶剤に溶解してから、双方の溶液を混合する手順が挙げられる。
(ゲル状害虫用スプレー製品)
本発明はまた、上記のゲル状害虫用組成物を噴射する構成のスプレー製品に関する。本発明のゲル状害虫用スプレー製品は、図1にその一例を模式図で示し、スプレー装置1は、ポンプ式の噴射装置2を備えており、容器3には上記のゲル状害虫用組成物4が大気圧に保持された状態で、即ち噴射剤を充填することなく、収容されている。
そのため、容器3は耐圧性である必要はなく、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタラート(PET)等の合成樹脂製とすることができる。また、容器3はゲル状害虫用組成物4の残量を確認できるように、透明または半透明とすることが好ましい。
噴射装置2は、容器3の底部にまで延出するチューブ5が下端に接続された吸入路6と、吸入路6からのゲル状害虫用組成物4を吐出路9に送り出す手動式のポンプ部7と、ポンプ部7を駆動するためのトリガ8と、吐出路9の末端に設けられたノズル10とを有する。ノズル10は、霧状に噴射できる噴口を有する。そして、噴射装置2は、容器3にネジ式のキャップ11により着脱可能に取り付けられる。
このように構成されゲル状害虫用スプレー製品では、容器3を手で握り、指でトリガ8を手前に引くように操作することにより、ポンプ部7からの空気が容器3の内部に入り、その空気圧によりゲル状害虫用組成物4がチューブ5で吸引され、吸入路6、吐出路9を経てノズル10から霧状に噴射される。ここで、害虫用組成物はチキソトロピー性を有するゲルであるため、吸引力によって必要量だけゾル化され液状として噴射できるので、必ずしも容器3に振動を与えて流動性を付与する必要は無い。
噴射されるゲル状害虫用組成物(符号4a)の粒径は、200〜600μmの範囲であることが好ましい。ゲル状害虫用組成物を200μmより小さい液滴として噴射すると付着が十分に得られず、600μmより大きい液滴になると噴射対象物に不均一に付着する等、施用性が悪くなる。
また、スプレー製品は、ゲル状害虫用組成物を霧状に幅広く均一に噴射する以外に、必要に応じて水鉄砲状に狭い範囲へ集中して吐出することも可能である。この噴射様式の切り替えは、ノズル10を、霧状噴霧用の噴口と水鉄砲吐出用の噴口とを切り替える構成にすることにより実施できる。
上記において、ゲル状害虫用組成物4を噴射した後に吸入路6にゲル状害虫用組成物4が残留すると、放置したときにチキソトロピー性により再び固化して吸入路6を閉塞する。そこで、吸入路6に、弾性力により吸入路6を閉鎖する弁を配置することが好ましい。
例えば、図2に半断面図にて示すように、吸入路6の吐出路側端部の管路を、管径が徐々に狭窄するテーパ面6aとするとともに、チューブ5の上端を塞ぐように弁20を配置する。この弁20は、合成樹脂製で、断面が略U字状を呈しており、更にその周方向に沿って等間隔で複数のスリットが形成されており、隣接するスリット間には弾性を有する立片20aが複数形成されている。図3は、弁20の周辺を拡大して示す模式図であるが、弁20は、噴射前(a)にはチューブ5の上端を塞ぐように最下端に位置しており(図2参照)、噴射時(b)にはチューブ5の上端から浮き上がり、ゲル状害虫用組成物が吸引される。弁20が浮き上がる際に、立片20aの先端部は吸入路6のテーパ面6aの表面を摺動し、内方に向かって徐々に弾性変形する。そして、噴射が終了すると弁20が下降するが、その際、図3(b)のように変形していた立片20aが変形前の図3(a)の形状に弾性的に変形して戻るため、弁20とチューブ5との間に残留するゲル状害虫用組成物を確実にチューブ5を通じて容器3に戻すことができ、吸入路6の閉塞を防止できる。尚、チューブ5の内径及びノズル10の内径は、それぞれ霧状の噴射が可能であれば制限がなく、例えばチューブ5の内径を2mm、ノズル10の内径を0.6mとすることができる。
尚、図3(b)に示すように、噴射時、吸引されたゲル状害虫用組成物は、図中の矢印で示すように弁20の立片20aと立片20aとの隙間(スリット)を通じて吸入路6に流入し、更に吐出路9を通じてノズル10から噴射されるため、弁20による噴射への影響は無い。
上記の弾性変形する立片20aを有する弁20の他にも、鋼球を用いた弁が一般的であるため、この鋼球の上部にバネを組み込んでもよい。このようなバネ付勢型の鋼球を弁として備える噴射装置として、例えば三谷バルブ(株)製「スプレイヤーZ-305-101」を使用することができる。
また、図4に示すように、容器3のトリガ8の下方に位置する面に、水平方向に所定長で延びる筋状の突起15を複数条形成してもよい。この突起15は、噴射に際して容器3を手で握ったときに、指が接触して滑り止めとして作用する。容器3と噴射装置2との結合時に、位置決めの目安ともなる。
更には、上記のトリガ式の噴射装置2の他にも、図5に示すような指でピストン30を押し込む方式の噴射装置2を備える構成とすることもできる。
本発明において防除対象とする害虫としては、例えば昆虫綱ハチ目(膜翅目)アリ科に属するアミメアリ、オオズアリ、オオハリアリ、クロオオアリ、クロヤマアリ、サムライアリ、トビイロケアリ、トビイロシリアゲアリ、トビイロシワアリ、ヒメアリ、ルリアリ等の日本産だけでなく、外来種のアルゼンチンアリ、アカカミアリ等、ハチ目の他にゴキブリ目(網翅目)のクロゴキブリ、チャバネゴキブリ等、カメムシ目(半翅目)のトコジラミ(ナンキンムシ)等、シロアリ目(等翅目)のイエシロアリ、ヤマトシロアリ等、コウチュウ目(鞘翅目)のキクイムシ、シバンムシ等、ノミ目(隠翅目)のイヌノミ、ネコノミ等、昆虫以外にクモ綱(蛛形綱)ダニ目のダニ類、真正クモ目のクモ類、甲殻綱ワラジムシ目(等脚目)のダンゴムシ類等、その他にムカデ網(唇脚綱)、ヤスデ網(倍脚綱)等の害虫が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
以下に本発明のゲル状害虫用組成物の好ましい配合量について示す。
Figure 0005369307
具体的には、下記を例示できる。
<処方例1>
・ジノテフラン 0.05w/w%
・ショ糖 10.0w/w%
・パラオキシ安息香酸メチル 0.1w/w%
・合成スメクタイト 3.0w/w%
・水 86.35w/w%
<処方例2>
・ジノテフラン 0.1w/w%
・ショ糖 15.0w/w%
・合成スメクタイト 2.5w/w%
・トリメチルグリシン 3.0w/w%
・パラオキシ安息香酸メチル 0.15w/w%
・パラオキシ安息香酸ブチル 0.05w/w%
・緑201号 0.002w/w%
・安息香酸デナトニウム 0.002w/w%
・水 79.2w/w%
<処方例3>
・アセタミプリド 0.3w/w%
・オリゴトリオース 12.0w/w%
・L−グルタミン 0.05w/w%
・L−グルタミン酸 0.01w/w%
・オリーブオイル 0.1w/w%
・アラビアガム 1.0w/w%
・カルボキシビニルポリマー 3.0w/w%
・ε−ポリリジン 0.1w/w%
・水 83.44w/w%
<処方例4>
・フェノブカルブ 0.5w/w%
・大豆レシチン 2.0w/w%
・ショ糖 10.0w/w%
・クエン酸 0.2w/w%
・トレハロース 2.0w/w%
・ソルビン酸カリウム 0.5w/w%
・エタノール 4.0w/w%
・κ−カラギーナン 3.0w/w%
・シリコーンKM−73 0.01w/w%
・BHT 0.02w/w%
・水 77.77w/w%
本発明の効果を確認するために、以下に示す試験を行った。
〔実施例1〕
(効力試験)
下記に示す成分からなるゲル状害虫組成物を調製した。尚、TI値は約9であった。そして、図2に示す噴射装置のキャニオン(株)製「T95スプレイヤー」を備えるスプレー装置に、調製したゲル状害虫用組成物を300g収容した。
<配合>
・ジノテフラン 0.05w/w%
・ショ糖 10.0w/w%
・パラオキシ安息香酸メチル 0.1w/w%
・合成スメクタイト 3.0w/w%
・水 86.85w/w%
そして、クロヤマアリ、トビイロシワアリの巣の周辺に、上記のスプレー装置からゲル状害虫用組成物5gを噴射した。噴射状態を撮影した写真を図6に示すが、容器内部のゲル状害虫組成物が液状で霧状に噴射されているのがわかる。噴射後、巣穴を出入りした各アリの数を5分間計数し、1分当たりの平均出入り数を求め、予め求めておいた噴射前の巣穴からの出入り数と比較してアリの駆除効果を判定した。結果を下記に示すが、駆除効果は噴射直後から得られ、しかも長続きしていることがわかる。
Figure 0005369307
(保留性試験)
上記の効力試験で用いたスプレー装置を用い、上記の効力試験で用いたゲル状害虫用組成物をガラス板から10cmの距離から噴射し、噴射量とガラスの重量変化とを測定した。ガラスの重量変化からゲル状害虫用組成物の付着量がわかり、噴射量に対する比率から付着率が求められる。また、比較のために、砂糖7%水溶液を同じスプレー装置から噴射し、噴射量とガラスの重量変化とを測定した。尚、試験1回につき噴射は5回行い、噴射量はその合計量である。また、試験は3回行い、噴射量、付着量は試験3回の平均値である。
結果を下記に示すが、砂糖7%水溶液ではその殆どが流下しているのに対し、ゲル状害虫用組成物は付着率が高く、目的とする処理面に所期の害虫防除成分等をしっかりと付着させ、無駄なく処理できる。
Figure 0005369307
(浸透性試験)
プラスチック製カップ(φ=90mm)に乾燥した赤土を1cm敷き、その表面に上記の効力試験で用いたスプレー装置を用いて上記の効力試験で用いたゲル状害虫用組成物を5g噴射し、噴射したゲル状害虫用組成物の残留時間を求めた。また、赤土15gに水7gを混練して湿らせた後、同様にしてゲル状害虫用組成物を噴射した。残留時間は、土表面に液体が残っているかを目視することにより確認した。比較のために、砂糖7%水溶液を同じスプレー装置から噴射した。
結果を下記に示すが、砂糖7%水溶液は乾いた土に噴射した場合、噴射直後に浸透してしまうが、ゲル状害虫用組成物は浸透性が低く、長時間残留する。そのため、例えばベイト剤として用いることで長時間、土壌表面に害虫誘引成分や害虫防除成分等が保持され、有効である。
Figure 0005369307
〔参考例1〕
特許文献1に従い、下記製剤を調製した。
・ヒドロキシプロピルセルロース(HPC) 1.5g(2.2w/w%)
・エタノール 38g(56.3w/w%)
・ジメチルエーテル 28g(41.5w/w%)
ガラス試験瓶中に67.5g(約90mL)
この製剤は、エタノールにHPCのみを分散、膨潤させた状態では粘度約8000cpsのゲルであったが、噴射剤のジメチルエーテルを充填したところエタノールと均一に混合してゾル状となり、図7に示すように瓶を横に傾けると流動性を示した。また、実施例1と同じ噴射装置を装着して噴射した。図8に噴射状態を撮影した写真を示すが、付着面でジメチルエーテルが揮発して高粘度のゲル状に変化したが、霧状に噴射されることはなかった。また、倒立噴射を試みたが、噴射はできなかった。
〔参考例2〕
ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)2.0gと、エタノール56.0gとをガラス試験瓶中に入れ、窒素ガスを充填して内圧を0.6MPaとした。そして、エアゾールをより細かい霧状に噴霧するのに用いるメカニカルブレーク噴口のボタンを装着したにもかかわらず、図9に示すようにゲル状の内容物がそのまま直線状に噴射され、霧状には噴射できなかった。
本発明のゲル状害虫用スプレー製品の一例を示す斜視図である。 図1に示すゲル状害虫用スプレー製品の噴射装置を示す半断面図である。 図2に示す噴射装置の弁周辺を拡大して示す模式図である。 本発明のゲル状害虫用スプレー製品の他の例を示す斜視図である。 本発明のゲル状害虫用スプレー製品の更に他の例を示す斜視図である。 実施例1で調製した製剤の噴射状態を撮影した写真である。 参考例1で調製した製剤の容器内の状態を撮影した写真である。 参考例1で調製した製剤の噴射状態を撮影した写真である。 参考例2で調製した製剤の噴射状態を撮影した写真である。
符号の説明
1 スプレー装置
2 噴射装置
3 容器
4 ゲル状害虫用組成物
5 チューブ
6 吸入路
7 ポンプ部
8 トリガ
9 吐出路
10 ノズル
15 突起
20 弁

Claims (4)

  1. 害虫防除成分及び害虫誘引成分の少なくとも一方と、ゲル化剤と溶剤とを含有し、チキソトロピー性を有しかつチキソトロピックインデックスが7〜14に調整されているゲル状害虫用組成物を大気圧に保持して収容する容器と、前記容器に装着されゲル状害虫用組成物を噴射するための手動ポンプ式噴射手段とを備え、前記ゲル状害虫用組成物を噴射させて噴射対象物にゲル状態で付着させることを特徴とするゲル状害虫用スプレー製品。
  2. キソトロピー性を付与するゲル化剤が粘土鉱物であることを特徴とする請求項1記載のゲル状害虫用スプレー製品
  3. 噴射手段が、容器に収容されたゲル状害虫用組成物を吸引して流通させる吸入路を、弾性力により閉鎖する弁を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のゲル状害虫用スプレー製品。
  4. 噴射手段が、霧状噴射と、水鉄砲状の吐出とを切替可能とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のゲル状害虫用スプレー製品。
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