JP2013234153A - 透明害虫駆除剤、害虫駆除用スプレー製品、並びに、害虫の駆除方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水系溶媒に、(a)害虫駆除成分:透明害虫駆除剤中における含有率が0.01〜5重量%、(b)疎水変性ポリエーテルウレタン:透明害虫駆除剤中における含有率が0.5〜2重量%、を各配合割合で含有させてなるチキソトロピー性を有する透明害虫駆除剤が提供される。当該透明害虫駆除剤には、さらに(c)ノニオン性界面活性剤:(a)害虫駆除成分の1〜8重量倍、(d)アニオン性界面活性剤:(a)害虫駆除成分の0.4〜3.5重量倍、を含有させてもよい。当該透明害虫駆除剤が充填されてなる害虫駆除用スプレー製品、当該透明害虫駆除剤を噴射する害虫の駆除方法も提供される。
【選択図】図1
Description
(a)害虫駆除成分:透明害虫駆除剤中における含有率が0.01〜5重量%、
(b)下記一般式(1)で表される疎水変性ポリエーテルウレタン:透明害虫駆除剤中における含有率が0.5〜2重量%、
R1-{(O-R2)k-OCONH-R3[-NHCOO-(R4-O)n-R5]h}m ・・・(1)
(式中、R1、R2及びR4は、互いに同一でも異なっても良い炭化水素基を表し、R3はウレタン結合を有してもよい炭化水素基を表し、R5は直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基を表し、mは2以上の数であり、hは1以上の数であり、k及びnは独立に0〜1000の範囲の数である)。
(c)ノニオン性界面活性剤:(a)害虫駆除成分の1〜8重量倍、
(d)アニオン性界面活性剤:(a)害虫駆除成分の0.4〜3.5重量倍。
(a)害虫駆除成分:透明害虫駆除剤中における含有率が0.01〜5重量%、
(b)下記一般式(1)で表される疎水変性ポリエーテルウレタン:透明害虫駆除剤中における含有率が0.5〜2重量%、
R1-{(O-R2)k-OCONH-R3[-NHCOO-(R4-O)n-R5]h}m ・・・(1)
(式中、R1、R2及びR4は、互いに同一でも異なっても良い炭化水素基を表し、R3はウレタン結合を有してもよい炭化水素基を表し、R5は直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基を表し、mは2以上の数であり、hは1以上の数であり、k及びnは独立に0〜1000の範囲の数である)。
(c)ノニオン性界面活性剤:(a)害虫駆除成分の1〜8重量倍、
(d)アニオン性界面活性剤:(a)害虫駆除成分の0.4〜3.5重量倍。
この実施形態は、害虫駆除成分が水性溶媒に対する溶解性が低いものである場合に適している。この実施形態において、(b)疎水変性ポリエーテルウレタンの透明害虫駆除剤中における含有率は、0.5〜1.5重量%であることが好ましい。
例えば、図1に示す本発明の一実施形態に係る害虫駆除用スプレー製品1は、手動トリガー式のスプレー容器2に透明害虫駆除剤3が充填されたものである。詳細には、スプレー容器2は、容器本体5と、容器本体5に対して着脱自在な噴射手段6を有し、容器本体5に本発明の透明害虫駆除剤3が収容されている。容器本体5は、透明害虫駆除剤3を大気圧に保持して収容可能なものである。
噴射手段6は、トリガーレバー7と、トリガーレバー7で操作可能なポンプ部8と、ポンプ部8に連結された送出チューブ10と、ノズル11を備えている。トリガーレバー7を操作することにより、容器本体5に収容された透明害虫駆除剤3が送出チューブ10から吸い込まれるとともに、ノズル11から噴射される。
透明害虫駆除剤3は、ノズル11から噴射される際にはせん断速度が大きい状態に晒されるので、容易にノズル11から噴射される。
・「SDX−3310」:ADEKA社製 疎水変性ポリエーテルウレタンSDX−3310
・「GT−1306」:ADEKA社製 疎水変性ポリエーテルウレタンGT−1306
<ノニオン性界面活性剤>
・「CP−80」:ニューカルゲンCP−80(竹本油脂製;ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテル)
・「CP−50」:ニューカルゲンCP−50(竹本油脂製;ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテル)
・「CP−120」:ニューカルゲンCP−120(竹本油脂製;ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテル)
・「FS−1」:ニューカルゲンFS−1(竹本油脂製;ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテル)
・「CL−70」:ナロアクティーCL−70(三洋化成社製;ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)
・「CL−140」:ナロアクティーCL−140(三洋化成社製;ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)
・「EP−70G」:ニューカルゲンEP−70G(竹本油脂社製;ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム塩/水−プロピレングリコール、有効成分70%)
・「155PG」:ニューカルゲン155PG(竹本油脂製)
・「A−41−C」:ニューカルゲンA−41−C(竹本油脂製;アルキルベンゼンスルホン酸カルシウム/メタノール)
・「PG」:プロピレングリコール
スミスリン(一般名:フェノトリン)原体: 0.045g
ニューカルゲンCP−80: 0.23g
ニューカルゲンA−41−C: 0.136g(有効成分:0.095g)
Proxel LV(S): 0.045g(防腐剤)
SDX−3310: 0.44g
プロピレングリコール: 4.45g
イオン交換水:39.65g
単一円筒型回転粘度計(東機産業社製R型粘度計,型式RB85L)を使用し、4番ローターを用いて25℃にて粘度を測定した。6rpmと60rpmにおける粘度(mPa・s)を測定し、TIを算出した。
目視で評価した。
図1に示すようなトリガー式スプレー容器を用いて、各害虫駆除剤を壁面に向かって噴射した。噴射性の評価は以下の2段階で行った。
○:簡単に噴射できる
×:噴射時にトリガーを引くのに力を要する
○:壁面に付着したゲルが長時間残る。
△:壁面に付着したゲルが徐々に崩れる。
×:壁面に付着したゲルが直ぐに崩れる。
実施例1〜3に示すように、ノニオン性界面活性剤の含有量が害虫駆除成分の2.0〜7.0重量倍の場合には、優れた粘度とチキソトロピー性を示した。しかし、ノニオン性界面活性剤の含有量が害虫駆除成分の9.0重量倍の場合(比較例1)には、6rpmにおける粘度(η1)が低く、付着後の定着性が悪いものとなった。さらにTIが2.3と低く、チキソトロピー性に劣るものとなった。さらに垂れ性についても「×」と評価された。
噴射性に関しては、いずれの組成物とも「○」と評価された。
透明性に関しては、いずれの組成物とも「透明」と評価された。
実施例4〜8に示すように、アニオン性界面活性剤の含有量が害虫駆除成分の0.6〜3.4重量倍の場合には、優れた粘度とチキソトロピー性を示した。垂れ性については、「○」あるいは「△」と評価された。
しかし、アニオン性界面活性剤の含有量が害虫駆除成分の0.3重量倍の場合(比較例2)と、4.0及び6.1重量倍の場合(比較例3,4)には、6rpmにおける粘度(η1)が低く、付着後の定着性が悪いものとなった。さらにTIも低く、チキソトロピー性に劣るものとなった。さらに垂れ性についても「×」と評価された。
噴射性に関しては、いずれの組成物とも「○」と評価された。
透明性に関しては、アニオン性界面活性剤の含有量が害虫駆除成分の0.3〜4.0重量倍の範囲では「透明」であったが、6.1重量倍の場合には白濁が生じた。
実施例9,10に示すように、害虫駆除成分の含有量が0.20〜1.00%の範囲において、優れた粘度とチキソトロピー性、及び透明性が得られた。噴射性と垂れ性についても、全て「○」と評価された。
実施例11〜16に示すように、ノニオン性界面活性剤のHLBについて、少なくとも11.1〜15.1の範囲において、優れた粘度とチキソトロピー性、及び透明性が得られた。噴射性と垂れ性についても、全て「○」と評価された。
なお実施例12〜15では、ニューカルゲンCP−50,CP−80,CP−120,及びFS−1を1種あるいは2種以上混合して用いた。
実施例17〜19に示すように、疎水変性ポリエーテルウレタンの含有量が0.75〜1.29重量%の範囲の場合には、優れた粘度とチキソトロピー性、及び透明性が得られた。一方、疎水変性ポリエーテルウレタンの含有量が1.55重量%の場合(比較例5)には、粘度測定が不能な大きい粘度となり、噴射性が「×」と評価され、さらに不透明なものとなった。
噴射性と垂れ性については、「○」あるいは「△」と評価された。
スミスリン以外の害虫駆除成分について検討した。害虫駆除成分として、ゴキラート(一般名:シフェノトリン)、ベーパースリン(一般名:エンペントリン)、エトック(一般名:プラレトリン)、又はエクスミン(一般名:ペルメトリン)を用いた。
実施例24では、アニオン性界面活性剤として、ニューカルゲンA−41−Cを用いた。ノニオン性界面活性剤として、ナロアクティーCL−70とナロアクティーCL−140とを混合し、HLBを13.2に調整して用いた。実施例25では、アニオン性界面活性剤として、ニューカルゲンEP−70Gを用いた。ノニオン性界面活性剤として、ニューカルゲンCP−80を用いた。
実施例24と実施例25のいずれにおいても、優れた粘度とチキソトロピー性、及び透明性が得られた。噴射性と垂れ性についても、全て「○」と評価された。
実施例26では、別種類の疎水変性ポリエーテルウレタン(商品名:アデカノールGT−1306、30% 水−プロピレングリコールモノプロピルエーテル溶液、ADEKA社製)を用いた。実施例26においても、優れた粘度とチキソトロピー性、及び透明性が得られた。噴射性と垂れ性についても、全て「○」と評価された。
実施例27では、水性溶媒として50%グリセリンを用いた。実施例28では、水性溶媒として、5%プロピレングリコール/40%グリセリンを用いた。
実施例27と実施例28のいずれにおいても、優れた粘度とチキソトロピー性、及び透明性が得られた。噴射性と垂れ性についても、全て「○」と評価された。
実施例29と実施例30では、害虫駆除成分としてクロチアニジンを使用し、界面活性剤を使用せずに害虫駆除剤を調製した。実施例29では、水性溶媒として精製水を使用した。実施例30では、水性溶媒として30%グリセリンを使用した。
実施例29と実施例30のいずれにおいても、優れた粘度とチキソトロピー性、及び透明性が得られた。噴射性と垂れ性についても、全て「○」と評価された。
下記組成のチキソトロピー性を有する透明害虫駆除剤(本発明害虫駆除剤)と液状害虫駆除剤(比較害虫駆除剤)を調製し、害虫(供試昆虫)に対する効果を調べた。供試昆虫としてヤスデ類を使用した。
(a)害虫駆除成分:0.1重量%スミスリン
(b)疎水変性ポリエーテルウレタン:SDX−3310を0.98%
(c)ノニオン性界面活性剤:ニューカルゲン155PG 0.65重量%(有効成分(ノニオン+アニオン)としてスミスリンの4.55重量倍)
(d)アニオン性界面活性剤:155PGに含まれる
防腐剤 プロキセルLV(S):0.1%
水系溶媒:プロピレングリコール(10%)、イオン交換水:残分
スミスリン乳剤[ES](住化エンビロサイエンス社,水性乳剤,フェノトリン10.0%)をイオン交換水にて100倍に希釈し、比較害虫駆除剤とした。
ポリカップ(底面部直径10cm、高さ10cm)にろ紙を3枚入れて、供試昆虫3頭を放飼した。ポリカップの側面には、供試昆虫の逃亡防止のため、予めフルオンを塗布しておいた。
供試昆虫に対して本発明害虫駆除剤又は比較害虫駆除剤を所定量噴霧処理した。噴霧後1,2,3,4,5,7,10,15,20,25,30,45,60分後に、ノックダウン数を調査した。ノックダウン数の全数に対する割合(ノックダウン率)を算出した。
噴霧前後に検体の重量を測定し、噴霧量を算出した。
供試昆虫に水を与え、約25℃の条件で管理し、24時間後および48時間後に苦死虫数を調査し、苦死虫率を算出した。
上記試験を2回反復して行った(N=2)。
ノックダウン数の試験結果を表5に示す。表5中、「実施例」は本発明害虫駆除剤を使用した場合、「比較例」は比較害虫駆除剤を使用した場合を示す。すなわち、本発明害虫駆除剤を噴霧した場合は、少なくとも噴霧5分後から効果を発揮し(ノックダウン率:17%)、噴霧後60分でノックダウン率が100%となった。一方、比較害虫駆除剤を噴霧した場合は噴霧後60分でもノックダウン率は0%であった。以上より、本発明害虫駆除剤がより高い害虫駆除効果を有することが示された。なお、この結果は、本発明害虫駆除剤が有する高い害虫捕捉性(害虫の体表に対する定着性)が大きく寄与していると考えられた。
また苦死虫数については、本発明害虫駆除剤と比較害虫駆除剤のいずれの場合も、噴霧後48時間で全ての供試昆虫が苦死に至った。
本発明害虫駆除剤の噴霧量は2.43g、比較害虫駆除剤の噴霧量は2.13gであった。
上記(9)で調製した本発明害虫駆除剤と比較害虫駆除剤について、害虫(供試昆虫)としてクサギカメムシ(Halyomorpha halys)の雌雄成虫を用いて、同様の試験を行った。
ポリカップ(底面部直径10cm、高さ10cm)にろ紙を3枚入れて、供試昆虫6頭(雄3頭、雌3頭)を放飼した。
供試昆虫に対して本発明害虫駆除剤又は比較害虫駆除剤を所定量噴霧処理した。噴霧後1,2,3,4,5,7,10,15,20,25,30,45,60分後に、ノックダウン数を調査した。ノックダウン数の全数に対する割合(ノックダウン率)を算出した。
噴霧前後に検体の重量を測定し、噴霧量を算出した。
供試昆虫に水を与え、約25℃の条件で管理し、24時間後および48時間後に苦死虫数を調査し、苦死虫率を算出した。
上記試験を3回反復して行った(N=3)。
ノックダウン数の試験結果を表6に示す。表6中、「実施例」は本発明害虫駆除剤を使用した場合、「比較例」は比較害虫駆除剤を使用した場合を示す。すなわち、本発明害虫駆除剤を噴霧した場合は、少なくとも噴霧15分後から効果を発揮し(ノックダウン率:44%)、噴霧後45分でノックダウン率が100%となった。一方、比較害虫駆除剤を噴霧した場合は、噴霧後45分でもノックダウン率は39%と低かった。以上より、本発明害虫駆除剤がより高い害虫駆除効果を有することが示された。なお、この結果は、本発明害虫駆除剤が有する高い害虫捕捉性(害虫の体表に対する定着性)が大きく寄与していると考えられた。
また苦死虫数については、本発明害虫駆除剤と比較害虫駆除剤のいずれの場合も、噴霧後48時間で全ての供試昆虫が苦死に至った。
本発明害虫駆除剤の噴霧量は2.42g、比較害虫駆除剤の噴霧量は2.11gであった。
2 スプレー容器
3 透明害虫駆除剤
5 容器本体
6 噴射手段
7 トリガーレバー
Claims (15)
- 水系溶媒に、下記成分(a)及び(b)を各配合割合で含有させてなるチキソトロピー性を有する透明害虫駆除剤。
(a)害虫駆除成分:透明害虫駆除剤中における含有率が0.01〜5重量%、
(b)下記一般式(1)で表される疎水変性ポリエーテルウレタン:透明害虫駆除剤中における含有率が0.5〜2重量%、
R1-{(O-R2)k-OCONH-R3[-NHCOO-(R4-O)n-R5]h}m ・・・(1)
(式中、R1、R2及びR4は、互いに同一でも異なっても良い炭化水素基を表し、R3はウレタン結合を有してもよい炭化水素基を表し、R5は直鎖、分岐鎖又は2級の炭化水素基を表し、mは2以上の数であり、hは1以上の数であり、k及びnは独立に0〜1000の範囲の数である)。 - さらに下記成分(c)及び(d)を各配合割合で含有させてなる請求項1に記載の透明害虫駆除剤。
(c)ノニオン性界面活性剤:(a)害虫駆除成分の1〜8重量倍、
(d)アニオン性界面活性剤:(a)害虫駆除成分の0.4〜3.5重量倍。 - 単一円筒型回転粘度計を用いて25℃にて測定した粘度について、ローター回転数6rpmにおける粘度をローター回転数60rpmにおける粘度で除した値が、4〜14であることを特徴とする請求項2に記載の透明害虫駆除剤。
- 前記(b)疎水変性ポリエーテルウレタンの透明害虫駆除剤中における含有率が0.5〜1.5重量%であることを特徴とする請求項2又は3に記載の透明害虫駆除剤。
- (c)ノニオン性界面活性剤のHLBが、9以上であることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の透明害虫駆除剤。
- (c)ノニオン性界面活性剤が、ポリオキシアルキレンアリルフェニルエーテル及びポリオキシアルキレンアルキルエーテルからなる群より選ばれた少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の透明害虫駆除剤。
- (d)アニオン性界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、及びジアルキルスルホコハク酸塩からなる群より選ばれた少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の透明害虫駆除剤。
- 単一円筒型回転粘度計を用いて25℃にて測定した粘度について、ローター回転数6rpmにおける粘度をローター回転数60rpmにおける粘度で除した値が、4〜14であることを特徴とする請求項1に記載の透明害虫駆除剤。
- (a)害虫駆除成分が、ピレスロイド系化合物、カーバメート系化合物、ネオニコチノイド系化合物、及び有機リン系化合物からなる群より選ばれた少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の透明害虫駆除剤。
- 水系溶媒が、水、又は水とアルコールの混和物であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の透明害虫駆除剤。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の透明害虫駆除剤が、スプレー容器に充填されてなる害虫駆除用スプレー製品。
- 前記スプレー容器は、透明害虫駆除剤を大気圧に保持して収容する容器本体と、当該容器本体に装着され、容器本体に収容された透明害虫駆除剤を噴射させる噴射手段とを有することを特徴とする請求項11に記載の害虫駆除用スプレー製品。
- 前記噴射手段は、手動トリガー式のものであることを特徴とする請求項12に記載の害虫駆除用スプレー製品。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の透明害虫駆除剤を、害虫自体又は害虫を駆除すべき場所に噴射することを特徴とする害虫の駆除方法。
- 請求項11〜13のいずれかに記載の害虫駆除用スプレー製品を用いることを特徴とする請求項14に記載の害虫の駆除方法。
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