JP6777981B2 - セアカゴケグモ用駆除スプレー剤 - Google Patents

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本発明は、手動式ポンプを備えたスプレー容器に収容されるセアカゴケグモ用駆除スプレー剤に関し、水を含む水性タイプのセアカゴケグモ用駆除スプレー剤の技術分野に属する。
一般に、害虫駆除剤として、例えば特許文献1、2に開示されているようにエアゾール容器に収容された害虫駆除エアゾール剤が知られている。特許文献1の害虫駆除エアゾール剤は、ピレスロイド系殺虫剤とパラフィン系溶剤とジメチルエーテル等の噴射剤をエアゾール容器に収容して使用し、ガラス面に塗布して飛翔害虫の侵入を防止するものである。
特許文献2の害虫駆除エアゾール剤も特許文献1と同様にピレスロイド系殺虫剤とパラフィン系溶剤とをエアゾール容器に収容して使用するものであり、対象害虫としてはゴキブリやアリ、ムカデ等が挙げられている。
特許第4119647号公報 特開2010−222363号公報
ところで、特許文献1、2の害虫駆除エアゾール剤は油性であることから、植物に付着した際に植物に悪影響を与える恐れがあるので、水の成分を他の成分よりも多くした水性処方にしたいという要求がある。
また、特許文献1、2のものはエアゾール剤であることから噴射剤としての高圧ガスを含んでいる。このため、耐圧容器が必要になるとともに、その取り扱いにも注意を要するので、エアゾール剤でない処方にしたいという要求もある。そこで、例えばハンドスプレーと呼ばれる手動式のポンプを備えたスプレー容器に害虫駆除剤を収容するようにすることが考えられる。これにより、噴射剤としての高圧ガスを含有させずに済むので、耐圧容器は不要になるとともに、その取り扱いを容易にすることが可能になる。
しかしながら、特許文献1、2の害虫駆除エアゾール剤は、油性で、かつ、噴射剤を必須の構成成分としており、これによって害虫に対する効力が得られるように各成分を配合しているので、仮に、水性処方で、かつ、噴射剤を含有しない処方にした場合には効力が同様に得られない恐れがある。すなわち、水性処方とした場合にはピレスロイド系殺虫剤が油性であることから水に溶けにくく、水への分散性が悪くなる。さらに、噴射剤による噴射と、手動式ポンプによる噴射とでは噴射圧が全く異なるので、害虫への付着形態も異なることになり、このことが効力に悪影響を及ぼすことが考えられる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、水性処方にするとともに非エアゾール剤とする場合に、長期間に亘って殺虫成分を水に分散させることができるようにし、しかも、匍匐害虫への効力を十分に確保することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、水性の非エアゾール剤とした上で、ピレスロイド系殺虫剤とアルコールとを含有させるようにした。
第1の発明は、
手動式ポンプを備えたスプレー容器に収容されて噴射される非エアゾールのセアカゴケグモ用駆除スプレー剤において、
50重量%以上の水と、0.1重量%以上0.5重量%以下のd−T−80−フタルスリンと、0.1重量%以上のトラロメトリンと、10重量%以上40重量%以下の95%発酵アルコールとを含有していることを特徴とする。
この構成によれば、水を50重量%以上含有していて水性処方になるので、例えば庭木や生け垣等の植物に付着した場合に悪影響を与える心配が少なくなる。そして、アルコールを含有しているので、ピレスロイド系殺虫成分をアルコールによって長期間に亘って水に分散させた状態を維持することが可能になる。このセアカゴケグモ用駆除スプレー剤を手動式ポンプの操作によって噴射してセアカゴケグモに付着させると、アルコールが助剤となってピレスロイド系殺虫成分のセアカゴケグモへの浸透性が向上する。このとき、ピレスロイド系殺虫成分はセアカゴケグモ用駆除スプレー剤中に分散して存在しているので、害虫に対して高い効力が安定して得られる。
また、アルコールが5重量%未満であると、場合によってはピレスロイド系殺虫成分の効力が十分に得られなくなることがあるが、この発明ではアルコールが5重量%以上であるため、十分な効力が安定して得られる。一方、アルコールが40重量%を超えると、場合によってはセアカゴケグモ用駆除スプレー剤に沈殿物が生じることがあるが、この発明ではアルコールが40重量%以下であるため、沈殿物が長期間に亘って生じなくなり、セアカゴケグモへの効力が十分に確保される。
また、水性処方においてピレスロイド系殺虫成分を0.1重量%以上含有させることで、セアカゴケグモへの効力が十分に確保される。
第1の発明によれば、非エアゾールのセアカゴケグモ用駆除スプレー剤が、50重量%以上の水と、ピレスロイド系殺虫成分と、アルコールとを含有しているので、長期間に亘ってピレスロイド系殺虫成分を水に分散させることができ、しかも、セアカゴケグモへの効力を十分に安定して確保することができる
実施形態に係る匍匐害虫駆除スプレー剤が収容されたハンドスプレー容器の側面図である。 実験方法を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る匍匐害虫駆除スプレー剤が収容された手動式ポンプを備えたハンドスプレー容器1の側面図である。このハンドスプレー容器1は、容器本体2と、容器本体2の上部に設けられたトリガー付きキャップ3とを備えている。トリガー付きキャップ3は、容器本体2に螺合して取り付けられるキャップ部4と、キャップ部4の上部に設けられた噴射部5とを備えている。噴射部5は、容器本体2の内部へ向けて下方へ延びる吸入管(図示せず)と、この吸入管の上端部に連通するポンプ機構6と、ポンプ機構6を操作するトリガー7とを備えている。トリガー7は図1に示す姿勢となるように常時付勢されている。ポンプ機構6は、従来から周知のものであり、トリガー7を引く操作を行うことによって作動するように構成された手動式ポンプである。噴射部5の前端にはノズル8が設けられており、匍匐害虫駆除スプレー剤がノズル8から霧状になって噴射される。
匍匐害虫駆除スプレー剤は、水性処方とされており、非エアゾール剤である。すなわち、匍匐害虫駆除スプレー剤は、50重量%以上の水と、ピレスロイド系殺虫成分と、アルコールとを少なくとも含有しているが、ジメチルエーテルやLPGのような噴射剤は含有していない。
ピレスロイド系殺虫成分としては、例えば、トラロメトリン、アレスリン、dl,d−T80−アレスリン、dl,d−T−アレスリン、d,d−T−アレスリン、d,d−T80−プラレトリン、レスメトリン、エンペントリン、テラレスリン、トランスフルトリン、フタルスリン、dl,d−T−80−フタルスリン、フラメトリン、ペルメトリン、フェノトリン、イミプロスリン、フェンバレレート、シペルメトリン、シフェノトリン、エトフェンプロックス、テフルスリン、フェンプロパトリン、フェンフルスリンなどが挙げられ、これらを単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。特に、d−T−80−フタルスリンが速効性の点で好ましい。
アルコールは、例えば95%発酵アルコール、エタノール、メタノール、イソプロピルアルコール等を挙げることができる。
水は水性処方とするために他の各成分よりも多く含有させており、50重量%以上含有させるが、これにより多くてもよく、水の含有量の上限は例えば80重量%、好ましくは85重量%、より好ましくは87重量%以上である。
また、匍匐害虫駆除スプレー剤は、上記成分以外にも、トラロメトリン、ニューカルゲンD−243、イソステアリン酸2−ヘキシルデシル(ICIS)、酸化防止剤、防腐剤、起泡剤、pH調整剤等を含有していてもよい。酸化防止剤としては、例えばH−BHT等を挙げることができる。防腐剤としては、例えば大和化学工業株式会社製のアモルデンFS−14D等を挙げることができる。起泡剤としては、例えばNK.A−28−B等を挙げることができる。pH調整剤としては、例えばクエン酸ナトリウム等を挙げることができる。
匍匐害虫駆除スプレー剤はアルコールを5重量%以上40重量%以下含有しており、アルコールの含有量の好ましい下限は10重量%であり、アルコールの含有量の好ましい上限は30重量%である。また、匍匐害虫駆除スプレー剤はピレスロイド系殺虫成分を0.1重量%以上0.5重量%以下含有しており、ピレスロイド系殺虫成分の好ましい下限は0.15重量%であり、ピレスロイド系殺虫成分の好ましい上限は0.4重量%である。
アルコールの含有量を上述のように設定するのは以下の理由による。すなわち、アルコールの含有量が2.5重量%未満である場合には、製造時にピレスロイド系殺虫成分を含む組成物を攪拌する際に粘度が高くなり過ぎて均一な攪拌が困難なり、製造不良が発生し易くなるとともに、場合によってはピレスロイド系殺虫成分の効力が十分でなくなるが、この実施形態のようにアルコールの含有量を5重量%以上することで、組成物を攪拌する際に適度な粘度になり、製造不良が発生し難くなるとともに、ピレスロイド系殺虫成分の効力が十分に得られる。
一方、アルコールの含有量が40重量%を超えると、場合によっては匍匐害虫駆除スプレー剤にピレスロイド系殺虫成分の沈殿物が生じることがあるが、この実施形態ではアルコールの含有量が40重量%以下であるため、ピレスロイド系殺虫成分の沈殿物が長期間に亘って生じ難くなり、害虫への効力が十分に確保される。
このことを実験結果に基づいて説明する。匍匐害虫駆除スプレー剤のアルコール含有量を表1に示すように、50重量%、40重量%、30重量%、20重量%、7.5重量%、5重量%、2.5重量%、0重量%にし、それぞれの匍匐害虫駆除スプレー剤を調製後、0℃まで冷却して1週間保管した後の状態を観察した。
Figure 0006777981
アルコールの含有量が40重量%よりも多いとピレスロイド系殺虫成分の沈殿物が生じる一方、40重量%以下であればピレスロイド系殺虫成分の沈殿物が沈殿せず、長期間に亘ってピレスロイド系殺虫成分を分散させておくことができるので、使用時にピレスロイド系殺虫成分を確実に噴射して害虫に付着させることができる。
また、アルコールの含有量及びピレスロイド系殺虫成分の含有量を上述のように設定することで匍匐害虫に対するピレスロイド系殺虫成分の効力を高めることができる。このことを実験結果に基づいて説明する。実験に用いた器具は図2に示すものであり、内径Dが9cm、長さLが6cmのガラスリング20を用意し、このガラスリング20の両端開口部の全体を14メッシュのナイロン網21、21で覆っている。このガラスリング20の中に供試虫としてセアカゴケグモを1匹入れ、ハンドスプレー容器1を用いて匍匐害虫駆除スプレー剤を一方のナイロン網21側からガラスリング20の内部へ向けて噴射する。ハンドスプレー容器1の噴射口と、ナイロン網21との距離Sは、10cmである。噴射量は1gである。
匍匐害虫駆除スプレー剤の成分は、d−T−80−フタルスリンを0.05重量%〜0.5重量%の範囲で変更し、アルコール(95%発酵アルコール)を5重量%〜50重量%の範囲で変更し、トラロメトリンを0.1重量%で固定し、界面活性剤を8重量%で固定した。成分の合計が100重量%となるように水の含有量を調整した。
d−T−80−フタルスリンを0.5重量%加え、かつ、アルコールを5重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射すると直ちに硬直し、歩行しなくなった。また、d−T−80−フタルスリンを0.5重量%加え、かつ、アルコールを10重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから9秒後に歩行異常になった。また、d−T−80−フタルスリンを0.5重量%加え、かつ、アルコールを40重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから9秒後に歩行異常になった。
次に、d−T−80−フタルスリンを0.2重量%まで減らした場合の実験結果について説明する。d−T−80−フタルスリンを0.2重量%とし、アルコールを10重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから10秒後に歩行異常になった。d−T−80−フタルスリンを0.2重量%とし、アルコールを20重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから5秒後に歩行異常になった。d−T−80−フタルスリンを0.2重量%とし、アルコールを30重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから9秒後に歩行異常になった。
次に、d−T−80−フタルスリンを0.15重量%まで減らした場合の実験結果について説明する。d−T−80−フタルスリンを0.15重量%とし、アルコールを10重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから13.3秒後に歩行異常になった。
次に、d−T−80−フタルスリンを0.1重量%まで減らした場合の実験結果について説明する。d−T−80−フタルスリンを0.1重量%とし、アルコールを10重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから17秒後に歩行異常になった。d−T−80−フタルスリンを0.1重量%とし、アルコールを30重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから27.5秒後に歩行異常になった。d−T−80−フタルスリンを0.1重量%とし、アルコールを40重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから5秒後に歩行異常になった。以上のように、d−T−80−フタルスリンが0.1重量%以上0.5重量%以下で、かつ、アルコールが5重量%以上40重量%以下であれば、匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから30秒以内という短時間で供試虫を歩行異常にすることができるので、d−T−80−フタルスリンによる効力が十分に安定して得られることが分かる。
また、供試虫が歩行不可(苦悶し、前進歩行ができなくなる状態)になるのに要する時間を測定した結果は次のようになった。d−T−80−フタルスリンを0.5重量%とし、アルコールを10重量%、30重量%、40重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから60秒以内に歩行不可になったが、アルコールを5重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから60秒経過しても歩行不可にならなかった。
次に、d−T−80−フタルスリンを0.2重量%まで減らした場合の実験結果について説明する。d−T−80−フタルスリンを0.2重量%とし、アルコールを10重量%、20重量%、30重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから60秒以内に歩行不可になった。
次に、d−T−80−フタルスリンを0.15重量%まで減らした場合の実験結果について説明する。d−T−80−フタルスリンを0.15重量%とし、アルコールを10重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから60秒以内に歩行不可になった。
次に、d−T−80−フタルスリンを0.1重量%まで減らした場合の実験結果について説明する。d−T−80−フタルスリンを0.1重量%とし、アルコールを30重量%、40重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから60秒以内に歩行不可になった。
次に、d−T−80−フタルスリンを0.05重量%まで減らした場合の実験結果について説明する。d−T−80−フタルスリンを0.05重量%とし、アルコールを50重量%とした場合には、供試虫に匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから60秒経過しても歩行不可にならなかった。
従って、d−T−80−フタルスリンが0.1重量%以上0.5重量%以下で、かつ、アルコールが10重量%以上40重量%以下であれば、匍匐害虫駆除スプレー剤を噴射してから60秒以内という短時間で供試虫を歩行不可にすることができるので、d−T−80−フタルスリンによる効力をより一層高めることができる。
以上説明したように、この実施形態によれば、水を50重量%以上含有していて水性処方にしているので、例えば庭木や生け垣等の植物に匍匐害虫駆除スプレー剤が付着した場合に植物に悪影響を与える心配が少なくなる。そして、アルコールを5重量%以上含有しているので、ピレスロイド系殺虫成分をアルコールによって長期間に亘って水に分散させた状態を維持することが可能になる。この匍匐害虫駆除スプレー剤を手動式ポンプの操作によって噴射して匍匐害虫に付着させると、アルコールが助剤となってピレスロイド系殺虫成分の害虫への浸透性が向上する。このとき、ピレスロイド系殺虫成分は匍匐害虫駆除スプレー剤中に分散して存在しているので、害虫に対して高い効力が安定して得られる。
尚、匍匐害虫駆除スプレー剤の対象害虫は、セアカゴケグモに限られるものではなく、各種クモ類の他、チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリなどのゴキブリ類、ヒトノミ、ネコノミなどのノミ類、イエダニ、ケナガコナダニ、コナヒョウヒダニ、ツメダニなどのダニ類、イエヒメアリ、アミメアリ、アルゼンチンアリなどのアリ類、トビズムカデ、アオズムカデなどのムカデ類、ヤケヤスデ、アカヤスデなどのヤスデ類、ワラジムシ、ダンゴムシなどのワラジムシ類、ヤマトシロアリ、イエシロアリなどのシロアリ類を挙げることができ、これらの匍匐害虫にも同様に使用することができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る匍匐害虫駆除スプレー剤は、ハンドスプレー容器に収容して使用することができる。
1 ハンドスプレー容器
2 容器本体
3 トリガー付きキャップ
4 キャップ部
5 噴射部
6 ポンプ機構
7 トリガー
8 ノズル
20 ガラスリング
21 ナイロン網

Claims (1)

  1. 手動式ポンプを備えたスプレー容器に収容されて噴射される非エアゾールのセアカゴケグモ用駆除スプレー剤において、
    50重量%以上の水と、0.1重量%以上0.5重量%以下のd−T−80−フタルスリンと、0.1重量%以上のトラロメトリンと、10重量%以上40重量%以下の95%発酵アルコールとを含有していることを特徴とするセアカゴケグモ用駆除スプレー剤。
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