JP5364924B2 - 車両のアームレストヒンジユニット - Google Patents

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Description

本発明は、車両の運転席と助手席との間に設けられ、物を収納することが可能であるうえ、肘を掛けて休むことも可能なアームレストにおいて、そのアームレストの収納箱と、収納箱を開閉するアームレスト蓋とを連結する、車両のアームレストヒンジユニットに関する。
車両の運転席と助手席との間にはアームレストが設けられる。アームレストは、箱状に設けられ、その内部空間に物を収納することだけでなく、その上端に肘を掛けて休むこともできる。最近では、このようなアームレストの機能、耐久性およびデザインも車両の室内構成において非常に重要な要素である。
アームレストは、大きくは収納箱、蓋、およびこれらの両者を連結するヒンジユニットから構成される。収納箱の内部空間にはユーザの物件を収納し、その収納箱の上端開口部には収納箱を開閉するために蓋を、ヒンジユニットを介して取り付ける。
このようなアームレストのヒンジユニットは、まず、ヒンジの作動メカニズムが安定的に行わなければならず、頻繁な開閉の際にもその耐久性が維持されなければならず、軽い重さおよび優れた開閉感を持つことが要求される。また、車両製造のコスト節減の観点では、低いコストの部品を用いて同等な性能を発揮することも重要な要素である。
ところが、従来のアームレストヒンジユニットは、まず、ヒンジユニットの構造が衝撃に弱いことから、その材質を鋼材にしなければならないという問題があった。ヒンジユニットの部品を鋼材にする場合、重量の増加およびコストの増大などの問題が発生し、特に、アームレストの蓋を開放した状態でその蓋に側方向の荷重を加えた場合、ヒンジユニットが歪み、永久的な変形によって耐久性が弱化するという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためのもので、その目的とするところは、プラスチック樹脂を用いて軽量化を図ったうえ、構造を改善して強度を向上させ、適当な摩擦力を維持して開閉感を向上させた、車両のアームレストヒンジユニットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある観点によれば、アームレスト収納箱の開口部の一側に固定され、内側に湾入した回動空間が設けられるようにプラスチック樹脂から成形されたロアーブラケットと、前記ロアーブラケットの回動空間の下部に固定され、両側面にゴム部材が突設された摩擦部と、前記ロアーブラケットの回動空間にヒンジピンを介して設置されて収納され、上端部にアームレスト蓋が固定され、前記摩擦部が収められる収容溝が設けられ、前記収容溝の内側面が前記ゴム部材に密着して摩擦力によって前記アームレスト蓋の開放状態が維持されるようにプラスチック樹脂から成形されたアッパーブラケットと、を含んでなる、車両のアームレストヒンジユニットを提供する。
前記アッパーブラケットは、前記回動空間に収納される収納部と、前記アームレスト蓋が固定される固定部とからなり、前記収納部の両側面が前記回動空間の内側面に当接して側方遊動が阻止され得る。
前記アッパーブラケットは前記ヒンジピンを中心に一定の曲率を持つ曲面が設けられ、前記ロアーブラケットの回動空間には、前記アッパーブラケットの曲面のスライドガイドのために、前記アッパーブラケットの曲面に対応する曲面が設けられ得る。
前記摩擦部と両側面の前記ゴム部材はその断面形状が半円状であり、前記摩擦部の下端には前記ロアーブラケットの回動空間に嵌合されるクリップ部が設けられ得る。
前記アッパーブラケットと前記ロアーブラケットは、その内部が空いている状態で格子状のリブが延長されて内部の形状を維持し得る。
前記収容溝の内側面に密着する前記ゴム部材の側面には、複数の長手方向の溝が設けられ得る。
前記摩擦部には両側面から前記ロアーブラケットまで延長された棒状の中心部が設けられ、前記ロアーブラケットと前記中心部との間には前記アッパーブラケットの両側端から延長されたヒンジ部が設けられ、前記ロアーブラケットおよび前記中心部と共に前記ヒンジピンにより貫通され得る。
前記アッパーブラケットの両側下端にはガイド突起が設けられ、前記ロアーブラケットの前記回動空間の両側には前記ガイド突起のスライドを案内するガイド溝が設けられ、前記ガイド溝には前記ガイド突起の上方スライディングを制限するストッパー突起が設けられ、前記ガイド突起の下端には前記ストッパー突起との衝突を緩和する弾性体が嵌合され得る。
上述したような構造を持つ本発明に係る車両のアームレストヒンジユニットによれば、剛材ではなくプラスチック樹脂から構成することにより重量が軽く、構造を改善することによりヒンジユニットの歪み変形が低下する。また、ゴム部材を用いて摩擦力が維持されることにより、アームレスト蓋の開放の際に多様な角度で蓋の位置が固定され、開閉感が向上する。
本発明の一実施例に係る車両のアームレストヒンジユニットの設置を示す斜視図である。 図1に示した車両のアームレストヒンジユニットの分解斜視図である。 図1に示した車両のアームレストヒンジユニットの組立斜視図である。 図1に示した車両のアームレストヒンジユニットの摩擦部を示す斜視図である。 図3に示した車両のアームレストヒンジユニットの「A−A」線に沿った断面図である。 図6(a)は、図1に示した車両のアームレストヒンジユニットの第1作動を示す斜視図である。図6(b)は。図1に示した車両のアームレストヒンジユニットの第2作動を示す斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例に係る車両のアームレストヒンジユニットについて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例に係る車両のアームレストヒンジユニットの斜視図、図2はその分解斜視図である。本発明の一実施例に係る車両のアームレストヒンジユニットは、アームレスト収納箱10の開口部12の一側に固定され、内側に湾入した回動空間150が設けられるようにプラスチック樹脂から成形されたロアーブラケット100と、前記ロアーブラケット100の回動空間150の下部に固定され、両側面にゴム部材320が突設された摩擦部300と、前記ロアーブラケット100の回動空間150にヒンジピン700を介して設置されて収納され、上端部にアームレスト蓋30が固定され、前記アームレスト蓋30の開放状態を維持するように前記摩擦部300が収められる収容溝522が設けられ、前記収容溝522の内側面がゴム部材320に密着して摩擦力を受けるようにプラスチック樹脂から成形されたアッパーブラケット500とを含んでなる。
本発明に係る車両のアームレストヒンジユニットは、大きくはアッパーブラケット500、ロアーブラケット100および摩擦部300から構成される。摩擦部300は、ロアーブラケット100の内側に内蔵されて外部に露出しない。アッパーブラケット500は、従来とは異なりブラケット自体を外部に露出させ、その両側面をロアーブラケット100の回動空間150の内側面に面接触させることにより、ヒンジ構造が外部に露出せずに強度が補強される。
図1はアームレスト蓋を開放した場合である。図1に示すように、アームレスト収納箱10の開口部12の一側にはロアーブラケット100が設置される。ロアーブラケット100は箱状にする。ロアーブラケット100にはアッパーブラケット500が設置されるが、アッパーブラケット500はロアーブラケット100の内側でヒンジピンを中心に回転して収納される。本発明に係る車両のアームレストヒンジユニットによれば、外部に露出するヒンジユニットの部分はロアーブラケット100とアッパーブラケット500だけであり、このようなブラケットはいずれも箱状をするので、デザインがより向上し、奇麗な印象を与えることができる。
次に、図2を参照して各構成について考察する。まず、ロアーブラケット100を考察する。ロアーブラケット100は箱状のプラスチック樹脂から成形される。ロアーブラケット100には、内部に湾入した回動空間150が設けられる。回動空間150には、後述するアッパーブラケット500の曲面521に対応する曲面110が設けられる。ロアーブラケット100の上面と後面は開放され、その上面を介してアッパーブラケット500が収納されるようにする。ロアーブラケット100の両側面には、ヒンジピン700を通すヒンジホール130が設けられる。
ロアーブラケット100には摩擦部300が設置される。摩擦部300は、半円状のプラスチック樹脂から形成される。摩擦部300は、ハウジング330と、ハウジング330に挿入されるゴム部材320とから構成される。ハウジング330は、半円状に成形され、中央に半円状の通孔が設けられる。その通孔の内側面には嵌合突起334が設けられる。ハウジング330には前記半円状の通孔に対応する形状のゴム部材320が挿入される。ゴム部材320には嵌合突起334に対応するホール324が設けられる。このホール324に嵌合突起334が嵌合されてゴム部材がハウジング330の通孔に結合する。摩擦部300の下端には、アッパーブラケット100に結合するクリップ部332が設けられる。クリップ部332は、ロアーブラケット100に締まり嵌め方式で結合する。クリップ部332とロアーブラケット100との間には衝撃吸収材336が設置される。摩擦部300は半円状であるが、その半円の中心には中心部350が設けられる。中心部350は、ヒンジピン700が挿入される通孔を有し、摩擦部300の両側端からロアーブラケット100側に延長される棒状である。
最後に、ロアーブラケット100にはアッパーブラケット500が設置される。アッパーブラケット500は、ロアーブラケット100の回動空間150に収められる収納部520、およびアームレスト蓋30が固定される固定部540で構成され、プラスチック樹脂から成形される。アッパーブラケット500は、その収納部520がロアーブラケット100の回動空間でヒンジピン700を中心に回動し、固定部540に固定されたアームレスト蓋30が開閉されるようにするものである。アッパーブラケット500もロアーブラケット100と同様に箱状に成形される。但し、アッパーブラケット500は、ロアーブラケット100の回動空間150の内側に位置しなければならないので、回動空間150と同一の大きさにする。具体的に、アッパーブラケット500の幅を回動空間150の幅とほぼ同一にして、収納部520の両側面が回動空間150の内側面に接してアッパーブラケット500の側方遊動が阻止されるようにする。よって、アームレスト蓋を開放した場合にも、側方向の荷重に対してアッパーブラケット500とロアーブラケット100が相互支持して曲げ変形が生じない。そのようなアッパーブラケット500には両側にヒンジ部523が設けられる。ヒンジ部523は摩擦部300の中心部350とロアーブラケット100との間に介在されてヒンジピン700により貫通される。アッパーブラケット500は、ヒンジピン700を中心にロアーブラケット100の内側で回動し、ロアーブラケット100によって支持され、摩擦部300の摩擦力の伝達を受ける。
また、アッパーブラケット500には、摩擦部300が挿入される収納溝522が設けられる。収容溝522と摩擦部300の個数は制限されないが、中央に一対を設置することが好ましい。収容溝522には摩擦部300が挿入され、摩擦部300のゴム部材320は両側面が収容溝522の内側面に密着して摩擦力を提供する。ゴム部材320と収容溝522が加圧された状態で接しているので、アームレスト蓋を開放する場合、いずれの角度でも蓋が開放を停止して固定できる。従来の場合、このような摩擦力の提供がなかった。よって、アームレスト蓋を開放する途中で蓋を放す場合には、蓋が自重によって下降してアームレストが閉じる場合が発生した。このため、ユーザの指が挟持されるなど安全に問題があった。一方、適当な開閉感のためには、ゴム部材320の摩擦力がアームレスト蓋の自重に耐えられる程度にすることが好ましい。これは、ゴム部材320の材質および幅、収容溝522の幅などを考慮して設計可能である。また、前述したように摩擦部300の断面は半円状なので、収容溝522の形状も半円状とすることが好ましい。一方、摩擦部300のゴム部材320にはその半円状に沿って側面に溝322が設けられる。これにより、ゴム部材320と収容溝522との圧着の際にも溝322を中心としてゴム部材320が歪む。これは、ゴム部材320の過度な密着による破れを防止し、そのゴム部材320の耐久性を増大させる。
また、アッパーブラケット500の円滑な収納のために、アッパーブラケット500には、ヒンジピン700を中心に一定の曲率を持つ曲面521が設けられ、ロアーブラケット100の回動空間150には、そのアッパーブラケットの曲面521のスライドガイドのために、アッパーブラケットの曲面521に対応する曲面110が設けられるようにする。アッパーブラケット500とロアーブラケット100が同一の曲率を持つ曲面でマッチングされ、アッパーブラケット500がロアーブラケット100に干渉せずに円滑に回動する。また、アッパーブラケット500の両側下端にはガイド突起525が設けられ、ロアーブラケット100の回動空間150の両側にはガイド突起525のスライドを案内するガイド溝140が設けられ、ガイド溝140にはガイド突起525の上方スライディングを制限するストッパー突起142が設けられるようにする。アームレスト蓋の開放の際に、ガイド突起525はガイド溝140に沿って上方にスライドされ、全開状態では、ガイド突起525はストッパー突起142に阻止される。そのようなガイド突起525には、衝突の際に騒音発生を抑制するために緩衝材526を嵌合させる。
一方、アッパーブラケット500とロアーブラケット100は、その内部が空いている状態で格子状のリブ524、120が延長されて内部の形状を維持するようにする。これは、重量の減少という結果をもたらすが、アッパーブラケット500とロアーブラケット100の内部を空けておき、それぞれその内部に格子状のリブ524、120を設けて内部構造を維持しながら相互支持するようにするのである。これにより、効率よく軽量化を図ると同時に、強度を増加させることができる。一例として、ロアーブラケット100の回動空間150にはアッパーブラケット500の曲面521とマッチングされるようにリブ120の形状を成形し、連続したリブ120によってロアーブラケット100の曲面110が設けられ、アッパーブラケット500が支持されるのである。勿論、リブ524、120の形状はプラスチック樹脂の射出時に一緒に成形することが可能である。
図3はそのような車両のアームレストヒンジユニットの組立斜視図である。アッパーブラケット500の収容溝に摩擦部300を挿入する。この場合、収容溝と摩擦部のゴム部材320との間には摩擦力が作用するので、加圧によって組み立てる。摩擦部300が結合したアッパーブラケット500は、ロアーブラケット100の回動空間に挿入される。その後、一側からヒンジピン700がロアーブラケット100、アッパーブラケットのヒンジ部523、摩擦部300の中心部350を順次貫通して他側のロアーブラケット100の外側に出る。ヒンジピン700の両端には固定クリップ720を結合させて回転しないようにする。このように結合が完了した場合、ロアーブラケット100はアームレストの収納箱の一側に設置され、アッパーブラケット500の固定部540にはアームレスト蓋が設置される。
図4は図3に示した摩擦部の斜視図である。摩擦部300はハウジング330とゴム部材320からなる。これらのハウジング330とゴム部材320は両方とも半円状をしており、ゴム部材320の側面には溝322が設けられる。図5は図3に示した車両のアームレストヒンジユニットの「A−A」線に沿った断面図である。摩擦部300のゴム部材320は両側端がアッパーブラケット500の収容溝522に密着して摩擦力を提供し、そのようなアッパーブラケット500は前端および両側端がロアーブラケット100に支持およびガイドされて側方向の荷重にも変形が防止される。
図6(a)および図6(b)はこのような車両のアームレストヒンジユニットの作動過程を示す斜視図である。図6(a)はアームレスト蓋の閉鎖状態、図6(b)はアームレスト蓋の開放状態である。アームレスト蓋はアッパーブラケット500の固定部に固定されたものである。その蓋を開く場合、アッパーブラケット500がロアーブラケット100の内側でヒンジピン700を中心に回転する。この際、アッパーブラケット500とロアーブラケット100は、側面同士が面接触した状態で回転し、アッパーブラケット500の内部の収容溝は摩擦部300のゴム部材と密着して倦まず弛まず摩擦力を提供する。したがって、ユーザはアームレスト蓋を開くために手で蓋を引っ張らなければならない。蓋の開放状態または全開状態では、手を放しても蓋が自重によって閉じる場合が発生しなくなる。また、アッパーブラケット500が上昇しても、摩擦部300は、その下端のクリップ部によってロアーブラケット100に固定されているので、その位置でアッパーブラケット500に摩擦力のみを提供する。
本発明は、特定の実施例に関連して図示および説明したが、特許請求の範囲によって提供される本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、本発明が多様に改良および変化できることは、当業界における通常の知識を有する者には自明であろう。
上述したように、本発明は、車両の運転席と助手席との間に設けられ、物を収納することが可能であるうえ、肘を掛けて休むことも可能なアームレストにおいて、そのアームレストの収納箱と、収納箱を開閉するアームレスト蓋とを連結するアームレストヒンジユニットに適用される。
100 ロアーブラケット
110 曲面
120 リブ
140 ガイド溝
150 回動空間
300 摩擦部
320 ゴム部材
322 溝
330 ハウジング
350 中心部
500 アッパーブラケット
520 収納部
521 曲面
522 収容溝
523 ヒンジ部
524 リブ
525 ガイド突起
700 ヒンジピン

Claims (8)

  1. アームレスト収納箱の開口部の一側に固定され、内側に湾入した回動空間が設けられるようにプラスチック樹脂から成形されたロアーブラケットと、
    前記ロアーブラケットの回動空間の下部に固定され、両側面にゴム部材が突設された摩擦部と、
    前記ロアーブラケットの回動空間にヒンジピンを介して設置されて収納され、上端部にアームレスト蓋が固定され、前記摩擦部が収められる収容溝が設けられ、前記収容溝の内側面が前記ゴム部材に密着して摩擦力によって前記アームレスト蓋の開放状態が維持されるようにプラスチック樹脂から成形されたアッパーブラケットと、を含んでなることを特徴とする、車両のアームレストヒンジユニット。
  2. 前記アッパーブラケットは、前記回動空間に収納される収納部と、前記アームレスト蓋が固定される固定部とからなり、前記収納部の両側面が前記回動空間の内側面に当接して側方遊動が阻止されることを特徴とする、請求項1に記載の車両のアームレストヒンジユニット。
  3. 前記アッパーブラケットは前記ヒンジピンを中心に一定の曲率を持つ曲面が設けられ、前記ロアーブラケットの回動空間には、前記アッパーブラケットの曲面のスライドガイドのために、前記アッパーブラケットの曲面に対応する曲面が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の車両のアームレストヒンジユニット。
  4. 前記摩擦部と両側面の前記ゴム部材はその断面形状が半円状であり、前記摩擦部の下端には前記ロアーブラケットの回動空間に嵌合されるクリップ部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の車両のアームレストヒンジユニット。
  5. 前記アッパーブラケットと前記ロアーブラケットは、その内部が空いている状態で格子状のリブが延長されて内部の形状を維持することを特徴とする、請求項1に記載の車両のアームレストヒンジユニット。
  6. 前記収容溝の内側面に密着する前記ゴム部材の側面には、複数の長手方向の溝が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の車両のアームレストヒンジユニット。
  7. 前記摩擦部には両側面から前記ロアーブラケットまで延長された棒状の中心部が設けられ、前記ロアーブラケットと前記中心部との間には前記アッパーブラケットの両側端から延長されたヒンジ部が設けられ、前記ロアーブラケットおよび前記中心部と共に前記ヒンジピンにより貫通されることを特徴とする、請求項1に記載の車両のアームレストヒンジユニット。
  8. 前記アッパーブラケットの両側下端にはガイド突起が設けられ、前記ロアーブラケットの前記回動空間の両側には前記ガイド突起のスライドを案内するガイド溝が設けられ、前記ガイド溝には前記ガイド突起の上方スライディングを制限するストッパー突起が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の車両のアームレストヒンジユニット
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