JP4648965B2 - 収納ボックスの開閉機構 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両の車室内に取り付けられる収納ボックスの開閉機構に関するものである。
特開2006−27476号公報には、電力を必要とすることなく、蓋体の開閉動作に係る操作性を向上させることができる収納ボックスの開閉機構が開示されている。この開閉機構は、ボックス本体13の後部に設けられた回動軸25と、回動軸25の周囲に回動可能に取付けられたベースパネル22と、ベースパネル22にスライド溝21とスライドピン23を介して係合し、かつ、ボックス本体13の前後方向にスライド自在に支持された、蓋体14と、蓋体14に形成されたガイドピン19と、ボックス本体13の両側壁に形成され、かつ、ガイドピン19が摺動可能に係合する、ガイド溝17とを有する。ガイド溝17は、その前端部から中央部まで穏やかに上昇する直線部と、中央部から後端部まで急激に上昇する円弧状の湾曲部とを有する。この湾曲部は、回動軸25を中心とする円弧に沿って延在する。蓋体14をボックス本体13の後方へ引くと、蓋体14のガイドピン19はボックス本体13のガイド溝17に沿って移動する。ガイドピン19がガイド溝17の直線部を移動する間に、ベースパネル22は蓋体14の前端部に向かって相対的に変位し、この結果、蓋体14の前端部と回動軸25の距離が短縮される。次いで、ガイドピン19がガイド溝17の円弧状の湾曲部に沿って移動すると、ガイドピン19に対するガイド溝17のカム作用によって、蓋体14はベースパネル22と共に回動軸25を中心に回動し、ボックス本体13を開口させる。このとき、蓋体14の前端部と回動軸15の距離が短縮されているから、蓋体14の前端部の軌跡は回動軸25を中心とする小さな半径の円弧となる。これにより、運転者等は蓋体14の前端部を低い位置で移動させることが可能になり、蓋体14の操作性が向上する。また、蓋体14を閉鎖する際に蓋体14に作用する閉鎖方向への付勢力は、ガイド溝17の後端部から中央部までの湾曲部では、回転軸25を中心とする回転力であることが有効であり、また、ガイド溝17の中央部から前端部までの直線部では、この直線部に沿ってボックス本体の前方に向かう直線力であることが有効である。この開閉機構には、蓋体14の開放時にこれらの付勢力を蓄積するため、互いに独立した二つの蓄積機構が設けられている。第1蓄積機構は、蓋体14がガイド溝17の直線部を移動する間に直線力を蓄積するように、ドラム26と定荷重ばね27によって構成される。また、第2蓄積機構は、蓋体14がガイド溝17の湾曲部を移動する間に回転力を蓄積するように、回動歯車28、ねじりコイルばね29、大歯車31、小歯車32、ラック33によって構成される。
特開2007−276572号公報に開示された収納ボックスは、蓋体2を閉じた状態で、蓋体2をボックス本体1の前後方向に案内する、第1ガイド溝12と、ボックス本体1の後方に移動した蓋体2が、第1ガイド溝12から離脱して回動部材4に係合した後、この回動部材4と共に蓋体2を回転させて蓋体2の開閉動作を行わせる、第2ガイド溝13とを有する。第1ガイド溝12は、蓋体2をボックス本体1の前後方向に変位可能にすることにより、運転者等が蓋体2をアームレストとして使用する場合に、運転者等の体形に合わせて蓋体2の位置を変更可能にするために設けられる。これに対して、第2ガイド溝13は、蓋体2をボックス本体1の後部に移動させた後、ボックス本体1の後部で回転させ、ボックス本体1の収納部を開閉するために設けられる。すなわち、この収納ボックスは、蓋体2を案内する目的が異なる二種類のガイド溝12及び13を形成し、蓋体2が常にいずれか一方のガイド溝12又は13に案内されるように構成することによって、蓋体2をアームレストとして使用する場合の利便性を向上させると共に、蓋体2の開閉操作にあたっては、蓋体2を後方に移動させた後に回転させることにより、運転者等が蓋体2を低い位置で操作することが可能になり、蓋体2の操作性を向上させることができる。
特開2006−027476号公報 特開2007−276572号公報
特許文献1に開示された収納ボックスの開閉機構は、蓋体の開閉動作を規制するガイド溝をボックス本体の側面に設ける必要があるから、特許文献2の0003段落乃至0005段落に記載されているように、蓋体のアームに形成されたガイドピンがこのガイド溝に沿って移動する際、蓋体のアームがボックス本体の収納物等と干渉しないように保護側壁を形成する等の対策を施す必要がある。
また、このような保護側壁を形成する代わりに、特許文献2の0032段落に記載されているように、特許文献1のガイド溝に相当する第2ガイド溝をボックス本体の後部側壁の外表面に形成したとしても、特許文献2の0037段落に記載されているように、乗換部材に形成された棒状突起を図8のように第2ガイド溝に係合させるのであれば、乗換部材を設置するための一定の空間をボックス本体の内部に確保する必要がある。
したがって、特許文献1又は2に開示された従来の収納ボックスの開閉機構は、ボックス本体の内側面又は外側面に蓋体を開閉するためのガイド溝を形成する必要があるから、ガイドピン、棒状突起、アーム、乗換部材等の種々の部材をボックス本体の側面に配置しなければならない。更に、アームや乗換部材等を収納するための空間をボックス本体の側面に確保する必要がある。
更に、特許文献1又は2に開示された従来の収納ボックスの開閉機構は、蓋体の開閉時に、運転者等が蓋体の前端部を低い位置で移動させることができるように、ガイド溝の前端部から中央部まで穏やかに上昇する直線部を設け、蓋体の開閉動作に先立って、蓋体の前端部と蓋体の回動軸の距離を短縮することができるように構成されている。換言すると、蓋体を開放するには、蓋体が閉じられた状態で蓋体を所定距離だけボックス本体の後方へ移動させなければならず、また、蓋体を閉鎖するには、蓋体を回動軸の周囲に回転させて蓋体を閉じた後、閉じられた状態の蓋体をボックス本体の前方へ所定距離だけ移動させなければならない。よって、前述の従来の収納ボックスは、蓋体の開閉操作が煩雑である。
また、特許文献1又は2に開示された従来の収納ボックスの開閉機構は、カム溝として機能するガイド溝に沿ってガイドピンを摺動させることにより、蓋体の開閉を行う機構である。このガイド溝は、ガイド溝の前端部から中央部まで穏やかに上昇する直線部と、ガイド溝の中央部から後端部まで蓋体の回動軸を中心とする円弧に沿って急激に上昇する凸状の湾曲部と、ガイド溝の中央部でガイド溝の直線部と凸状の湾曲部とを連結する凹状の小径湾曲部とで構成されている。特許文献2においては、第2ガイド溝が、ここにいうガイド溝に相当する。このため、ガイド溝の凹状の小径湾曲部でガイドピンの摺動方向が大きく変化せざるを得ない。そこで、蓋体の閉鎖時に、ガイド溝に沿ってガイドピンを滑らかに摺動させるため、蓋体に閉鎖方向への付勢力を付与する手段が設けられている。蓋体の閉鎖方向への付勢力は、ガイド溝の後端部から中央部までの凸状の湾曲部では、回転軸を中心とする回転力であることが有効であり、ガイド溝の中央部から前端部までの直線部では、ボックス本体の前方に向かう直線力であることが有効である。そこで、特許文献1の収納ボックスの開閉機構では、蓋体の開放時にこれらの付勢力を蓄積するため、互いに独立した第1蓄積機構と第2蓄積機構を有する。これに対し、特許文献2の収納ボックスでは、蓋体の閉鎖時に、二本のスプリングの弾発力で蓋体を閉鎖方向へ回転させ、これらのスプリングのうちの一本で蓋体を水平方向へ移動させるように構成されている。特許文献1及び2のいずれの収納ボックスも、蓋体を閉鎖するための機構は、多数の部品によって構成された複雑な機構である。
本発明の目的は、収納ボックスの蓋体の開放操作と閉鎖操作を、それぞれ、一挙動で行うことができる、収納ボックスの開閉機構を提供することにある。
本発明の他の目的は、構成が簡単で、少ない部品点数で構成することが可能であり、小型化が容易で、また、収納部の容積を大きくすることができる、収納ボックスの開閉機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、収納ボックスの蓋体をヒンジ部の回転軸の周囲に回動させる力を利用して、この蓋体をヒンジ部の回転軸を横切る方向に変位させ、これにより、収納ボックスの蓋体の操作性を向上させることができる、収納ボックスの開閉機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、収納ボックスの蓋体の開閉時に、蓋体の操作端部が、蓋体の開閉動作の全域にわたって、全体として凸状に湾曲し、かつ、連続した、滑らかな軌跡を描いて移動するように構成した、収納ボックスの開閉機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、操作者が収納ボックスの蓋体の前端部を持って蓋体の開閉操作を行うときに、蓋体の前端部が収納ボックスから離れる距離を、蓋体の開閉動作の全域にわたって、小さく抑えることができる、収納ボックスの開閉機構を提供することにある。
本発明は、開口部を有する収納ボックスと、前記収納ボックスに回動自在に取付けられ、かつ、前記開口部の全部又は一部を開閉する、蓋体とを有し、前記蓋体は、前記収納ボックスに回動可能に取付けられヒンジ部と、前記ヒンジ部の回転軸を横切る方向に往復動可能なように、前記ヒンジ部に取付けられた摺動部とを有し、前記収納ボックスと前記ヒンジ部と前記摺動部の間に、前記蓋体を前記回転軸の周囲に回動させる力を、前記蓋体を前記回転軸を横切る方向に移動させる力に変換する、変換機構を設けてなる、収納ボックスの開閉機構において、前記変換機構は、前記収納ボックスに固定され、かつ、前記回転軸を中心にして円弧状に延在する、第1ラック歯と、前記蓋体の前記摺動部に固定され、かつ、前記蓋体の開閉時に前記摺動部が往復動する方向に延在する、第2ラック歯と、前記蓋体の前記ヒンジ部に取付けられ、かつ、前記回転軸に平行な軸の周囲に回転可能に支持された、ピニオン歯車とを有し、前記蓋体の開閉時に、前記蓋体の操作端部が、前記蓋体の開閉動作の全域にわたって、全体として凸状に湾曲し、かつ、連続した、滑らかな軌跡を描くように、前記ピニオン歯車は、前記第1ラック歯に噛み合って、前記蓋体の開閉時に、前記蓋体の前記摺動部を前記回転軸の周囲に前記蓋体の開閉角度だけ回転させる、第1歯車と、前記第1歯車の回転軸と同心の回転軸を有し、かつ、前記第2ラック歯と噛み合って、前記蓋体の開閉時に、前記蓋体の前記摺動部を前記回転軸を横切る方向に往復動させる、第2歯車と一体化して構成されていることを特徴とする。
これにより、本発明の収納ボックスの開閉機構によれば、収納ボックスの蓋体をヒンジ部の回転軸の周囲に回転させることにより、この蓋体をヒンジ部の回転軸を横切る方向に移動させることができるから、収納ボックスの蓋体の開放動作と閉鎖動作を、それぞれ、一挙動で行うことができる。
また、本発明の収納ボックスの開閉機構に使用される変換機構は、摺動部がヒンジ部の回転軸の周囲に回転する力を、直接、摺動部を移動させる力に変換するから、構成が簡単で、少ない部品点数で構成することが可能であり、小型化が容易で、また、収納部の容積を大きくすることができる。
更に、本発明の収納ボックスの開閉機構によれば、収納ボックスの蓋体の操作端部は、蓋体の開閉動作の全域にわたって、全体として凸状に湾曲し、かつ、連続した、滑らかな軌跡を描いて移動するから、蓋体の開閉動作の途中で蓋体の操作端部の移動方向が大きく変化することはない。よって、収納ボックスの蓋体の操作性を向上させることができる。
この収納ボックスを車載用のコンソールボックスとして運転席の側方に配置した場合には、運転者が蓋体の前端部、即ち、操作端部を持って、収納ボックスの前後方向へ移動させることにより、収納ボックスの開閉を行うことができる。収納ボックスを開放するとき、蓋体は、収納ボックスの後部に配置されたヒンジ部の回転軸の周囲を回動しながら、このヒンジ部の回転軸を横切って、除々に収納ボックスの後方に移動する。したがって、蓋体が収納ボックスを開放させる方向に移動するにつれて、蓋体の操作端部とヒンジ部の回転軸との距離は次第に短縮される。これにより、本発明の収納ボックスの開閉機構によれば、蓋体の開放動作の全域にわたって、蓋体の前端部が収納ボックスから離れる距離を小さく抑えることができる。また、収納ボックスを閉鎖するときには、蓋体の操作端部は、蓋体が収納ボックスを開放させる方向に移動したときの蓋体の操作端部の軌跡を辿って、収納ボックスの前部に移動する。よって、運転者が蓋体の前端部を持って収納ボックスの開閉操作を行うときに、運転者の操作腕の上下動を、蓋体の開閉動作の全域にわたって、小さく抑えることができる。これにより、運転者は、運転姿勢を変えることなく、収納ボックスの開閉を行うことができる。
本発明の収納ボックスの開閉機構に用いられる前記変換機構は、前記収納ボックスに固定され、かつ、前記回転軸を中心にして円弧状に延在する、第1ラック歯と、前記蓋体の前記摺動部に固定され、かつ、前記蓋体の開閉時に前記摺動部が往復動する方向に延在する、第2ラック歯と、前記蓋体の前記ヒンジ部に取り付けられ、かつ、前記第1ラック歯に噛み合う第1歯車と前記第2ラック歯に噛み合う第2歯車を一体化して構成された、ピニオン歯車とを有し、前記ピニオン歯車は、前記回転軸に平行な軸の周囲に回転可能であることを特徴とする。第1ラック歯は、ヒンジ部の回転軸に軸心を一致させて収納ボックスに固定した四分円形状の歯車によって構成することができる。第2ラック歯は、蓋体の摺動部の下面に固定したラック歯によって構成することができる。そして、ピニオン歯車は、前記第1ラック歯に噛み合う第1歯車と前記第2ラック歯に噛み合う第2歯車を一体化して構成され、蓋体のヒンジ部に取り付けることができる。このように、この変換機構を構成する部品は、蓋体のヒンジ部の回転軸と蓋体の摺動部の間の空間に配置されるから、その部品点数が少ないこととも相俟って、大きな設置スペースを必要としない。よって、収納ボックスの小型化が容易であり、また、収納部の容積を大きくすることができる。
更に、本発明の収納ボックスの開閉機構には、前記摺動部と前記ヒンジ部の間に介装され、かつ、前記蓋体が前記開口部を閉鎖したときに前記ヒンジ部を前記摺動部に固定する、ロック機構と、前記摺動部に取り付けられ、かつ、前記蓋体の開放時に前記ヒンジ部の前記摺動部に対する固定を解除する、ロック解除機構とを設けることができる。これにより、蓋体の閉鎖時に収納ボックスに蓋体を確実に固定することができると共に、収納ボックスの開放時には、簡単な操作で、蓋体のロックを解除することができる。
本発明の前述の特徴及びその他の特徴は、図面を参照して行う、以下の実施例の記述から明らかになる。
図1乃至7は、本発明を車両搭載用コンソールに適用した場合の実施例を示す。このコンソール1は、上方に開口した開口部2を有する収納ボックス3と、収納ボックス3の開口部2の周縁部と収納ボックス3の側面部を覆うコンソールパネル4と、開口部2を覆う蓋体5とを有する。蓋体5は、アームレストを兼ねる摺動部6と、摺動部6を回動自在に収納ボックス3に連結するヒンジ部7を有する。図1中、参照番号8は、摺動部6の底板部材を示し、底板部材8は摺動部6の底面に取り付けられて摺動部6に一体化され、摺動部6の底面に開口した凹所9を形成する。ヒンジ部7は凹所9に収容される。
図1乃至3に示すように、蓋体5の摺動部6の底板部材8は、凹所9の天井部の上面9aと、凹所9の前方に前方壁10を介して延在する段差部11の上面11aとに、上方に向かって突設された係止部12を有し、底板部材8は、これらの係止部12を摺動部6の下面に係合させて、摺動部6に固定される。凹所9の天井部の下面9bには、一対の第2ラック歯13が一定の間隔を置いて平行に固定され、第2ラック歯13は摺動部6の前後方向に直線状に延在する。底板部材8の凹所9の天井部には、係止部材14の係止爪14aを出入させる係止孔15が形成されている。係止孔15は底板部材8の凹所9の天井部を貫通する。底板部材8の凹所9の天井部の上面9aには、一対の回転軸支持板16が立設されている。係止部材14の一対の回転軸14bはこれらの回転軸支持板16に回転自在に支持され、係止部材14の回転により係止爪14aが係止孔15に出入する。係止部材14は、図示しないバネ手段によって、係止爪14aが係止孔15に進入する方向に常時付勢されている。
底板部材8の段差部11の前端中央部には、横方向に延在する操作ノブ収容部17が凹状に形成され、操作ノブ収容部17に操作ノブ18が収容される。操作ノブ18は一対の支持軸18aを有し、これらの支持軸18aは、操作ノブ収容部17の対向壁に形成された一対の案内溝17aにそれぞれ挿入される。これらの案内孔17aは底板部材8の前後方向に延在し、操作ノブ18を底板部材8の前後方向へ移動自在に案内する。操作ノブ18と係止部材14の間には連結部材19が介装される。連結部材19は、底板部材8の段差部11の上面11aから、凹部9の天井部の上面9aまで、前方壁10を挟んで延在し、係止部材20によって、連結部材の長手方向に摺動自在に係止されている。図1及び2に示すように、段差部11の上面11aの連結部材19と前方壁10の間には、バネ手段21が配置され、連結部材19はバネ手段21によって常時操作ノブ18の方向に付勢されている。連結部材19はバネ手段21の弾発力によって操作ノブ18に向かって付勢され、操作ノブ18を反A方向に、即ち、前方に変位させる。このとき、連結部材19と係止部材14との係合は解除され、係止部材14の係止爪14aは係止孔15に進入する。この状態から操作ノブ18をA方向に押圧し、操作ノブ18を後方へ変位させると、連結部材19はバネ手段21の弾発力に抗して係止部材14に向かって移動し、係止部材14と係合して係止部材14をB方向に回転させる。これにより、係止爪14aは係止孔15から退出する。図2には、連結部材19の前後動によって、係止部材14の係止爪14aが係止孔15に出入する様子が示されている。
ヒンジ部7は、方形の枠体22と、枠体22の下部に配置された回転軸23とを有し、回転軸23の回転軸心は枠体22の横方向に水平に延びている。枠体22の左右側面には案内レール24、25が形成され、案内レール24、25にはスライド部材26、27が縦方向に摺動自在に係合している。ヒンジ部7は、その回転軸23を収納ボックス3の開口部2の後部に配置された回転軸23に一致させて、収納ボックス3に回転自在に取り付けられる。ヒンジ部7は、また、そのスライド部材26、27を、底板部材8の凹所9の左右側壁28、29に固定して、摺動部6に連結される。これにより、ヒンジ部7は、摺動部の底板部材8の凹所9に収容され、摺動部6を収納ボックス3の回転軸23の周囲に回転自在に支持すると共に、摺動部6をスライド部材26、27によって案内レール24、25が延在する方向に往復動自在に支持する。
収納ボックス2の開口部2の後部には、回転軸23を中心に円弧状に延在する一対の第1ラック歯30、31が固定されている。第1ラック歯30、31に噛み合う第1歯車32と、摺動部6に固定された第2ラック歯13に噛み合う第2歯車33を一体化して構成された、一対のピニオン歯車34が、ヒンジ部7の枠体22に回転自在に取り付けられる。これらのピニオン歯車34の回転軸は、ヒンジ部7の回転軸23に平行をなし、また、収納ボックス3の回転軸23に平行をなす。ピニオン歯車34の第1歯車32は、収納ボックス3の第1ラック歯30、31に常時噛み合い、ピニオン歯車34の第2歯車33は、摺動部6の第2ラック歯13、13に常時噛み合っている。すなわち、第1ラック歯30、31は、ピニオン歯車34、34を介して、常時、第2ラック歯13、13に噛み合っている。
収納ボックス3の回転軸23の周囲に回転可能に取り付けられ、かつ、摺動部6を案内レール24、25に沿って摺動可能に保持する、ヒンジ部7と、第1ラック歯30、31、ピニオン歯車34、34及び第2ラック歯13、13とによって、蓋体5を回転軸23の周囲に回動させる力を、蓋体5を回転軸23を横切る方向に移動させる力に変換する、変換機構が構成される。
ヒンジ部7の枠体22の上面にはロック孔35が形成される。ロック孔35は、図2に示すように、蓋体5が収納ボックス3の開口部2を閉鎖したとき、底板部材8の係止孔15と整合する位置に形成される。これにより、図2に示すように、蓋体5が収納ボックス3の開口部2を閉鎖したとき、係止部材14の係止爪14aが、底板部材8の係止孔15を介して、枠体22のロック孔35に係合し、摺動部6とヒンジ部7は互いに固定される。
係止部材14、係止爪14a、係止孔15、ロック孔35と、係止爪14aが係止孔15とロック孔35に進入する方向に係止部材14を付勢するバネ手段とによって、蓋体5が開口部2を閉鎖したときに摺動部6とヒンジ部7を互いに固定する、ロック機構が構成される。ロック機構をこのように構成することにより、蓋体5の開放時にもロック孔35が運転者等に視認されることがない。よって、収納ボックスの開閉機構の外観を向上させることができる。
このロック機構を解除して蓋体5を開放するには、図1及び2に示すように、蓋体5の操作者が操作ノブ18をA方向に押圧して、後方へ変位させ、バネ手段21の弾発力に抗して連結部材19を係止部材14に向かって移動させる。これによって、連結部材19のくさび面36が係止部材14の下面に進入して係止部材14をB方向に回転させ、係止爪14aをロック孔35及び係止孔15から退出させる。すなわち、操作ノブ18、バネ手段21、及び、連結部材19によって、摺動部6とヒンジ部7の間の固定状態を解除するロック解除機構が構成される。
ヒンジ部7には、その回転軸23の周囲に、一対の扇状カバー37、37が固定されている。これらの扇状カバー37、37は、ヒンジ部7が収納ボックス3の回転軸23の周囲に回転するとき、ヒンジ部7と共に第1ラック歯30、31の側面に沿って回転し、第1ラック歯30、31を覆う役割を果たす。これにより、蓋体5の開放時に、第1ラック歯30、31が開口部2の付近に露出し、物品の出し入れを妨げたり、収納ボックスの開閉機構の外観を低下させたりすることを防止することができる。
ヒンジ部7の枠体22と摺動部6の間に定トルクバネ38を介装し、この定トルクバネ38の引張り力によって、蓋体5の開放時に、摺動部6を摺動させるときの補助力を得るように構成することができる。図1及び6に示すように、定トルクバネ38は、そのドラム38aをヒンジ部7の枠体22に回転可能に取り付け、その板バネ38bの先端を底板部材8の前方壁10に連結する。図6に示すように、蓋体5が開口部2を閉鎖した状態では、底板部材8の凹所9の最後部に位置するヒンジ部7の枠体22と、摺動部6との間に、板バネ38bがドラム38aから引き出されて張設された状態にある。
ヒンジ部7の枠体22には、オイルダンパー等のダンパー39を設置することができる。ダンパー39は、図1及び7に示すように、その減衰ロッド39aを枠体22から前方壁10に向かって突出させた状態で枠体22に取り付けられ、蓋体5が開放され、減衰ロッド39aが前方壁10に当接した後に、所期の減衰力を発生する。このように構成することによって、例えば、蓋体5を開放するときの初期の段階から終期の直前の段階までは、ダンパー39を作用させずに蓋体5を素早く開放し、蓋体5が全開位置に達する直前でダンパー39を機能させて減衰力を発生させ、蓋体5の全開位置における部品間の打撃音を減少させて、コンソールの商品性を向上させることができる。なお、前述の実施例では、ダンパー39をヒンジ部7に取り付けたが、ダンパー39を摺動部6に設置することもできる。ダンパー39を摺動部6に設置するときには、例えば、その減衰ロッド39aを前方壁10からヒンジ部7に向かって突出させ、蓋体5の開放時に減衰ロッド39aがヒンジ部7の枠体22に当接するように構成することができる。
以下、上記実施例の作用を説明する。
図2に示すように、蓋体5が収納ボックス3の開口部2を閉鎖しているときには、係止部材14の係止爪14aが底板部材8の係止孔15とヒンジ部7のロック孔35に進入しているから、蓋体5の摺動部6とヒンジ部7とは、同図中、左右方向に相対的に変位することができない。よって、蓋体5は収納ボックス3の開口部2を閉鎖した状態を維持する。このとき、図6に示したように、ヒンジ部7の枠体22と摺動部6の間に定トルクバネ38を介装した場合には、板バネ38bがドラム38aから引き出されて張設された状態にある。また、図7に示したように、ヒンジ部7の枠体22にダンパー39を設置した場合には、その減衰ロッド39aが枠体22から前方壁10に向かって突出した状態にある。
次に、図2の状態で、操作ノブ18をA方向に押圧して、操作ノブ18を後方へ変位させると、操作ノブ18は、バネ手段21の弾発力に抗して、連結部材19を係止部材14に向かって移動させ、連結部材19のくさび面36が係止部材14の下面を押し上げて、係止部材14をB方向に回転させる。これにより、係止爪14aは、ロック孔35と係止孔15から退出する。図2には、連結部材19の前後動によって、係止部材14の係止爪14aが係止孔15に出入する様子が示されている。
係止爪14aがロック孔35と係止孔15から退出すると、蓋体5の摺動部6とヒンジ部7の係止が解除されるから、摺動部6は、回転軸23の周囲に回動可能になると共に、ヒンジ部7に対して相対的に変位することにより、回転軸23を横切る方向へ変位可能になる。蓋体5の開放動作は、図3乃至5に示されている。図3に示した状態から、蓋体5が開放を開始すると、蓋体5の摺動部6が回転軸23の周囲を回動するのに伴って、ピニオン歯車34の第1歯車32が第1ラック歯30、31に沿って転動し、第2歯車33が第2ラック歯13に沿って転動して、摺動部6を、図中、右方へ変位させる。これによって、摺動部6は収納ボックス3の後方へ変位しながら開放し、蓋体5の摺動部6の前端部(操作端部)40は、全体として凸状に湾曲し、かつ、連続した、滑らかな軌跡を描く。また、蓋体5か開放するにつれて、ヒンジ部7の回転軸23に固定された扇状カバー37が次第に上昇して、第1ラック歯30、31のギア部を覆い、第1ラック歯30、31が露出することを防止する。この間、ヒンジ部7は、摺動部6の凹所9の内部を摺動部6の前端部40に向かって相対変位し、ついには、摺動部6の前方壁10に当接して停止する。図5に示すように、ヒンジ部7が前方壁10に当接した位置が蓋体5の全開位置となる。操作ノブ18をA方向に押圧する操作と、蓋体5を後方へスライドさせる操作とは、いずれも、収納ボックス3の後方に向かう動作であるから、蓋体5を開放するときの操作ノブ18の操作方向と蓋体5のスライド方向との間に連続性を持たせることができる。よって、蓋体5を開放するときの操作性を向上させることができる。
蓋体5が、図3乃至5のように開放する間、図6に示した定トルクバネ38を設けた場合には、この定トルクバネ38の引張り力によって、蓋体5を開放するための補助力を得ることができる。また、図7に示したダンパー39を設けた場合には、蓋体5が全開位置に達する直前でダンパー39を機能させて減衰力を発生させ、蓋体5の全開位置における部品間の打撃音を減少させて、コンソールの商品性を向上させることができる。
開放した蓋体5を閉鎖するには、蓋体5を収納ボックス3の方向に押圧して、図5から図3までの工程を実施する。蓋体5を収納ボックス3の方向に押圧すると、蓋体5の摺動部6は回転軸23の周囲を、図中、反時計方向に回転しながら、ヒンジ部7に関して相対変位し、収納ボックス3の前方に向かって回転軸23を横切る方向に移動する。そして、蓋体5が収納ボックス3の開口部2を閉鎖すると、図2に示すように、係止部材14の係止爪14aが摺動部6の係止孔15とヒンジ部7のロック孔35とに進入し、摺動部6とヒンジ部7を相対変位できないように固定する。係止爪14aは、係止部材14を常時付勢するバネ手段(図示せず。)の弾発力により、係止孔15とロック孔35に進入し、操作ノブ18によって係止部材14がB方向に回転させられるまで、係止孔15とロック孔35に進入したままの状態を維持する。
本発明の収納ボックスの開閉機構は、蓋体の開閉時に蓋体の前端部が収納ボックスから離れる距離を、蓋体の開閉動作の全域にわたって、小さく抑えることができるから、車両用コンソールボックスの開閉機構のみならず、家具等の種々の収納ボックスの開閉機構としても有用である。
本発明の収納ボックスの開閉機構を車両用コンソールボックスに適用した実施例の分解斜視図である。 図1に示した収納ボックスの閉鎖状態の縦断面図である。 図1に示した収納ボックスの開閉機構の要部断面図である。 図3の収納ボックスの蓋体の開放途中の状態を示す同開閉機構の要部断面図である。 図3の収納ボックスの蓋体の全開状態を示す同開閉機構の要部断面図である。 定トルクバネを有する本発明の収納ボックスの開閉機構の実施例を示す要部断面図である。 ダンパーを有する本発明の収納ボックスの開閉機構の実施例を示す要部断面図である。
符号の説明
1 車両用コンソール
2 収納ボックスの開口部
3 収納ボックス
4 コンソールパネル
5 蓋体
6 摺動部
7 ヒンジ部
8 底板部材
9 凹所
13 第2ラック歯
14 係止部材
14a 係止爪
15 係止孔
18 操作ノブ
19 連結部材
22 枠体
23 回転軸
24、25 案内レール
26、27 スライド部材
30、31 第1ラック歯
32 ピニオン歯車の第1歯車
33 ピニオン歯車の第2歯車
34 ピニオン歯車

Claims (4)

  1. 開口部を有する収納ボックスと、前記収納ボックスに回動自在に取付けられ、かつ、前記開口部の全部又は一部を開閉する、蓋体とを有し、前記蓋体は、前記収納ボックスに回動可能に取付けられヒンジ部と、前記ヒンジ部の回転軸を横切る方向に往復動可能なように、前記ヒンジ部に取付けられた、摺動部とを有し、前記収納ボックスと前記ヒンジ部と前記摺動部の間に、前記蓋体を前記回転軸の周囲に回動させる力を、前記蓋体を前記回転軸を横切る方向に移動させる力に変換する、変換機構を設けてなる、収納ボックスの開閉機構において、前記変換機構は、前記収納ボックスに固定され、かつ、前記回転軸を中心にして円弧状に延在する、第1ラック歯と、前記蓋体の前記摺動部に固定され、かつ、前記蓋体の開閉時に前記摺動部が往復動する方向に延在する、第2ラック歯と、前記蓋体の前記ヒンジ部に取付けられ、かつ、前記回転軸に平行な軸の周囲に回転可能に支持された、ピニオン歯車とを有し、前記蓋体の開閉時に、前記蓋体の操作端部が、前記蓋体の開閉動作の全域にわたって、全体として凸状に湾曲し、かつ、連続した、滑らかな軌跡を描くように、前記ピニオン歯車は、前記第1ラック歯に噛み合って、前記蓋体の開閉時に、前記蓋体の前記摺動部を前記回転軸の周囲に前記蓋体の開閉角度だけ回転させる、第1歯車と、前記第1歯車の回転軸と同心の回転軸を有し、かつ、前記第2ラック歯と噛み合って、前記蓋体の開閉時に、前記蓋体の前記摺動部を前記回転軸を横切る方向に往復動させる、第2歯車と一体化して構成されていることを特徴とする、収納ボックスの開閉機構。
  2. 請求項1に記載された収納ボックスの開閉機構において、前記開閉機構は、一対の前記第1ラック歯と、一対の前記第2ラック歯と、一対の前記ピニオン歯車を有し、前記一対の第1ラック歯を、それぞれ、前記ヒンジ部の前記回転軸に軸心を一致させて前記収納ボックスの開口部の後部に固定された四分円形状の歯車によって構成し、前記一対の第2ラック歯を、前記蓋体の前記摺動部の前後方向に直線状に延在するように、前記摺動部の下面に一定の間隔を置いて平行に固定し、前記一対のピニオン歯車のうちの一方のピニオン歯車を、前記一対の第1ラック歯のうちの一方の第1ラック歯に常時噛み合う第1歯車と前記一対の第2ラック歯のうちの一方の第2ラック歯に常時噛み合う第2ラック歯とを一体化して構成し、前記一対のピニオン歯車のうちの他方のピニオン歯車を、前記一対の第1ラック歯のうちの他方の第1ラック歯に常時噛み合う第1歯車と前記一対の第2ラック歯のうちの他方の第2ラック歯に常時噛み合う第2歯車とを一体化して構成し、前記一対のピニオン歯車を前記ヒンジ部に回転自在に取付けると共に、前記一対のピニオン歯車の回転軸を、それぞれ、前記ヒンジ部の前記回転軸に平行に配置したことを特徴とする、前記収納ボックスの開閉機構。
  3. 請求項1又は2に記載された収納ボックスの開閉機構において、前記ヒンジ部の前記回転軸の周囲に扇状カバーを固定し、前記扇状カバーは、前記ヒンジ部が前記回転軸の周囲に回転するとき、前記ヒンジ部と共に前記第1ラック歯の側面に沿って回転し、前記第1ラック歯が前記収納ボックスと前記蓋体の間に露出しないように前記第1ラック歯を覆うことを特徴とする、前記収納ボックスの開閉機構。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載された収納ボックスの開閉機構において、前記開閉機構は、前記摺動部と前記ヒンジ部の間に介装され、かつ、前記蓋体が前記開口部を閉鎖したときに前記ヒンジ部を前記摺動部に固定する、ロック機構と、前記摺動部に取付けられ、かつ、前記蓋体の開放時に前記ヒンジ部の前記摺動部に対する固定を解除する、ロック解除機構とを有することを特徴とする、前記収納ボックスの開閉機構。
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