JP5582869B2 - コンソールボックス - Google Patents

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Description

本発明は自動車に備え付けられたリッドを備えたコンソールボックスに関するものである。
従来から自動車内には、様々な物品などの収納装置が設けられており、自動車の運転席と助手席との間に設置されるコンソールボックスは、車両室内の開口を開放し、物品などの出し入れを行う収納部を有するコンソール本体と、このコンソール本体に配設され、前記収納部の開口部を開放自在に閉成するコンソールリッドとを有している。
従来技術としては、車両室内に開口する物品収納部を有するコンソール本体と、前記コンソール本体に配設されて前記物品収納部の開口部を開放自在に閉成するコンソールリッドとを有し、モータの駆動により前記コンソールリッドの開閉動作を行なわせるコンソールボックスにおいて、一端が前記コンソール本体に第1支軸で軸支され、他端が前記コンソールリッドに第2支軸で軸支される揺動支持部材を設け、前記コンソール本体に、前記第1支軸を中心とする円弧状ラックを設け、前記揺動支持部材の前記第2支軸側に、ピニオンおよび前記モータを設け、前記ピニオンを前記円弧状ラックと噛合させ、前記モータにより前記ピニオンを回転させるよう構成したコンソールボックス(例えば、特許文献1参照)が存在している。
特開2008−174027号公報(特許請求の範囲の欄、発明の詳細な説明の欄、及び図1〜図11を参照)
前記従来技術である特許文献1は、コンソールリッド12の後端が、コンソール本体10と隣接しているデザインのリッド付きコンソールが開示されている。
これはリッド12を開き始めると、リッド支持機構40の一端である回転中心である第1支軸42がコンソール本体10に回動可能に固着され、他端がリッド12に回動可能に固着されているので、リッド12の後端とコンソール本体10の開口の端部28とが干渉しないものである。
また、作動としては、リッド12の後端がリッド支持機構40にてコンソール本体10に支持されている。また、リッド12の中間部がコンソール本体10に固着された支持ピン50に、凹溝を嵌合してスライドしながら収納箱11の後方に移動しながら収納されている(全閉、中間、全開の各状態が図示された図3、図5、図6参照)。
しかしながら、前記従来技術では、リッド支持機構40の一端をコンソール本体10に回動可能に固着し、他端をリッド12に回動可能に固着している。また、コンソール本体10に固着された固着支持ピン50をリッド12の凹溝に嵌合させている。
そのため、部品点数・組付工数の増加により製造原価が増加し、さらにコンソールボックスの重量アップにつながる。
上記の課題を解決することができる本発明の第1発明は、請求項1に記載された通りのコンソールボックスであり、次のようなものである。
コンソールボックス本体に形成された収納箱の開口部を蓋体にて開放可能に閉成し、前記蓋体とコンソールボックス本体とが隣接して配置されたコンソールにおいて、前記蓋体の基端に、蓋体が閉状態の際、車両前後方向を長軸とする長孔を形成して、前記長孔をコンソールボックス本体にスライド、及び回動可能に軸着して、前記蓋体はコンソールボックス本体と離反方向に付勢手段にて付勢され、前記コンソールボックス本体と離反方向に付勢する付勢手段は、蓋体とスペーサー、ベースに回転軸シャフトを通し、さらに蓋体に設けられた連結部の孔と、スペーサーの切欠部に駆動規制シャフトを通し組み付けて、ベースに設定された滑り台形状により回転軸シャフトと駆動規制シャフトの離間距離を縮小して発生する反力にて付勢する構成である
本発明に係るコンソールボックスは、上記説明のような構成を有するので、以下に記載する効果を奏する。
(1)蓋体とコンソールボックスが面一のデザインであっても、蓋体の端部がコンソール本体を迂回して移動し、コンソールボックスの収納ボックスの側方に蓋体の基端部が収納されるので、簡単な構造にて、蓋体の開閉機構を提供することができる。
(2)部品点数の削減により、原価・重量の低減が可能である。
(3)蓋体の全開時に余分なリンクが見えないため、蓋体基部の見栄えが向上する。
(4)回転軸シャフトと駆動規制シャフトの2軸で支えるため、高い剛性を有する。
(5)設定スペースに規制がないため、回転軸シャフト周辺の部材を鉄材だけでなく、樹脂を用いることが可能である。
(6)反力が安定して発生するので、蓋体の開閉動作が滑らかで操作性が向上し、結果商品性が向上する。
本発明のコンソールボックスの構成部材を示す要部拡大概略分解斜視図である。 本発明のコンソールボックスの蓋体を全開にした状態を示す概略斜視図である。 本発明のコンソールボックスの蓋体部分の構造を説明する平面図と側面図であり、(a)はA−A線断面図、(b)はB−B線断面図、(c)はC−C線断面図、(d)はD−D線断面図、(e)はE−E線断面図である。 本発明のコンソールボックスの蓋体の回動軌跡を示す概略説明図である。
コンソールボックス本体に形成された収納箱の開口部を蓋体にて開放可能に閉成し、前記蓋体とコンソールボックス本体とが隣接して配置されたコンソールにおいて、前記蓋体の基端に、蓋体が閉状態の際、車両前後方向を長軸とする長孔を形成して、前記長孔をコンソールボックス本体にスライド、及び回動可能に軸着して、前記蓋体はコンソールボックス本体と離反方向に付勢手段にて付勢され、前記コンソールボックス本体と離反方向に付勢する付勢手段は、蓋体とスペーサー、ベースに回転軸シャフトを通し、さらに蓋体に設けられた連結部の孔と、スペーサーの切欠部に駆動規制シャフトを通し組み付けて、ベースに設定された滑り台形状により回転軸シャフトと駆動規制シャフトの離間距離を縮小して発生する反力にて付勢するコンソールボックスである。
以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に説明する。
図1に基づいて、本発明のコンソールボックス本体Aの組み付けについて説明する。
コンソールボックスの蓋体1とスペーサー3、ベース2に回転軸シャフト4を通し組み付ける。
この際、コンソールボックスの蓋体1に設けられた回転軸シャフト4との連結部12は長孔14を形成しておく。
そして、コンソールボックスの蓋体1に設けられた連結部12の孔と、ローラー6と、スペーサー3の切欠部15に駆動規制シャフト5を通す。
次に、スペーサー3内にスプリング7を挿入し、スプリング受けである受け部材8を駆動規制シャフト5に引っ掛ける。なお、この受け部材8の裏面は半円状となっており、駆動規制シャフト5に当接して受け部材8のズレが防止でき、結果的にスプリング7の脱落を防いでいる。
そして、ボディコンソール9と、物品等を入れる収納ボックス10、リアパネル11とをそれぞれ取り付けてコンソールボックスが完成する。
なお、コンソールボックスの蓋体1後端は、蓋体1が閉まっている際はリアパネル11に隠れているため、自動車後部座席からの見栄えもよいものである(図2参照)。
次に、図3に基づいて蓋体1の開状態・閉状態時のベース部2の状態変化について説明する。
先ず、本発明のコンソールボックスの蓋体1とベース部2の接続部は、図3(e)のような位置関係になっており、図中矢印のように回転軸シャフト4が移動して蓋体1の開閉動作を行っている。
ここで、各断面部での蓋体1の開閉時の状態について説明する。
蓋体1の開状態では、連結部12の部分は、回転軸シャフト4が長孔14の下側に、閉状態では、回転軸シャフト4が長孔14を移動することによって、蓋体1は、開閉時にリアパネルや収納ボックス10と干渉しないような構成になっている{図3(a)参照}。
また、蓋体1のヒンジ部は図3(b)のようになっており、さらにローラー6部付近では、閉状態時にベース2に設定されている滑り台形状13(図1参照)により、駆動規制シャフト5が案内規制される。従って、コンソールボックスの蓋体1の後端位置が規制され、コンソールボックスの蓋体1が開いた状態では、蓋体1が上方に移行し、リアパネル11との干渉を防止する構成をしている{図3(c)参照}。
そして、スプリング7部付近では、閉状態時にはスプリング7が押圧されていない状態だが、開状態時には図3(a)からも理解できるように、回転軸シャフト4と駆動規制シャフト5間の距離Lが短くなる。そのため、スプリング7を取り付けた受け部材8が押圧されて蓋体1は開状態を保持するようにしている。そのため、蓋体1を閉状態にしようする際、スプリング7の反力によって、回転軸シャフト4の長孔14内での移動の補助となる{図3(d)参照}。
従って、連結部12に設けられた長孔14、ローラー6を案内する滑り台形状13、スプリング7による反力の連動によって、回転軸シャフト4と駆動規制シャフト5の移動がスムーズとなり、蓋体1の開閉動作がより滑らかになるものである。
本発明は、以上のような構成を採用しているため、コンソールボックスの蓋体1と収納ボックス10、リアパネル11の関係が図4のように、蓋体1がリアパネル11に干渉せずに円弧状に回転しながら開閉を行うコンソールボックスを得ることができたものである。
全ての車両のコンソールボックスの構造に利用することができる。
1・・・・蓋体
2・・・・ベース
3・・・・スペーサー
4・・・・回転軸シャフト
5・・・・駆動規制シャフト
6・・・・ローラー
7・・・・スプリング
8・・・・受け部材
9・・・・ボディコンソール
10・・・・収納ボックス
11・・・・リアパネル
12・・・・連結部
13・・・・滑り台形状
14・・・・長孔
15・・・・切欠部
A・・・・コンソールボックス本体

Claims (1)

  1. コンソールボックス本体に形成された収納箱の開口部を蓋体にて開放可能に閉成し、前記蓋体とコンソールボックス本体とが隣接して配置されたコンソールにおいて、前記蓋体の基端に、蓋体が閉状態の際、車両前後方向を長軸とする長孔を形成して、前記長孔をコンソールボックス本体にスライド、及び回動可能に軸着して、前記蓋体はコンソールボックス本体と離反方向に付勢手段にて付勢され、前記コンソールボックス本体と離反方向に付勢する付勢手段は、蓋体とスペーサー、ベースに回転軸シャフトを通し、さらに蓋体に設けられた連結部の孔と、スペーサーの切欠部に駆動規制シャフトを通し組み付けて、ベースに設定された滑り台形状により回転軸シャフトと駆動規制シャフトの離間距離を縮小して発生する反力にて付勢することを特徴とするコンソールボックス
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