JP5358209B2 - 付帯構造物、及びユニット建物 - Google Patents

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本発明は、ユニット建物を構成する建物ユニットに連結される付帯構造物に係り、特に、ユニット建物の玄関等の入口部や庇部に好適な庇を有する付帯構造物と、この付帯構造物を連結したユニット建物に関する。
従来、この種のユニット建物において、基礎上に据付けられた下階ユニットの側面部に接合され、あるいは該下階ユニットの上部に搭載された上階ユニットの側面部に接合されるオーバーハングユニットがあり、このオーバーハングユニットは柱と床梁と天井梁を接合した骨組構造体からなるものである。そして、このオーバーハングユニットを基礎上に据付けられた下階ユニットの側面部に接合し、ユニット建物を構成している(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−360933号公報
ところで、前記構造のユニット建物で、例えば、ユニット建物表面から突出するように玄関ポーチの庇を取付ける場合、建物ユニットの構造材に庇用のパーツを固定して取付ける必要がある。また、庇の突出量が大きい場合には、玄関ポーチの基礎と庇との間にサポート用の柱材が必要となる場合がある。このように、庇を取付ける構造は複雑となり、施工も煩雑となるという問題点がある。また、複数の直方体状の建物ユニットを組立てただけの直方体状のユニット建物では、外観に変化がなく重厚感に乏しかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、複数の直方体状の建物ユニットを組立てたユニット建物の外観に変化を与えることができると共に、建物ユニットへの連結が容易であり、構成が簡略化され製造が容易な規格化された付帯構造物を提供することにある。また、このような付帯構造物を備えるユニット建物を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係る付帯構造物は、ユニット建物を構成する直方体状の建物ユニットの1つの立面に連結される付帯構造物であって、該付帯構造物は、4本の柱材と、該柱材の下端部を水平方向に連結する4本の下梁と、前記柱材の上端部を水平方向に連結する4本の上梁とから直方体状に構成され、前記上梁のうちの対向する2本の上梁が、前記2本の柱材より延出されて延長上梁となっており、該延長上梁の先端を連結する先端梁を有し、前記先端梁は、両端部にジョイントボックスが接合され、前記先端梁は、前記延長上梁の突出端部に前記ジョイントボックスを介して前記延長上梁に連結され、前記2本の延長上梁と、2本の上梁、及び先端梁により屋根面が形成されることを特徴とする。
前記のごとく構成された本発明の付帯構造物は、4本の柱材と、この柱材の下端部を連結する4本の下梁と、柱材の上端部を連結する4本の上梁で構成され、2本の上梁が延長されて2本の柱材から突き出され延長上梁とされ、この延長上梁の延ばされた先端を先端梁で連結しているため、庇が突き出した形状が規格化されており、建物ユニットへの連結が容易に行える。また、この付帯構造物は規格化されているため、構成が簡単であり製造が容易である。
本発明に係る付帯構造物の好ましい具体的な態様としては、前記付帯構造物は、2本の柱材と1本の下梁と1本の上梁とを溶接により剛接合して第1の剛接合面を形成し、他の2本の柱材と他の1本の下梁と他の1本の上梁とを溶接により剛接合して第2の剛接合面を形成し、前記2つの剛接合面を対面配置して残りの2本の下梁と上梁で接合することを特徴としている。このように構成された付帯構造物では、2本の柱材と1本の下梁と1本の上梁とを溶接により剛接合して第1の剛接合面を形成し、また他の2本の柱材と1本の下梁と1本の上梁とを溶接により剛接合して第2の剛接合面を形成し、2つの剛接合面を対面配置して残りの2本の下梁と上梁で接合するため、製造が容易となる。
前記付帯構造物を構成する構造材は、全て断面形状が略コ字状の溝形鋼又はC形鋼から形成され、前記構造材は、溶接による剛接合部と、前記溝形鋼又はC形鋼の端部に固着したジョイント部材を介してボルトで連結する連結部とを組み合わせて結合されることが好ましい。このように構成された付帯構造物によれば、付帯構造物を構成する構造材の重量を低減でき、付帯構造物のコストダウンを達成することができる。また、分割できるため、輸送が容易に行える。
また、本発明に係る付帯構造物の好ましい具体的な態様としては、前記付帯構造物は、建物ユニットの2本の柱材にガイド部材を介して連結固定されることを特徴としている。このように構成された付帯構造物では、建物ユニットに付帯構造物を連結する際に、ガイド部材を介して建物ユニットに付帯構造物を位置決めしてから固定することができ、付帯構造物の連結作業が容易となる。
さらに、本発明に係る付帯構造物の好ましい具体的な他の態様としては、前記延長上梁の延長側に位置する2本の柱材は、上梁と平行な補助梁で連結されることを特徴としている。このように構成された付帯構造物では、延長上梁の延長側に位置する2本の柱材を、上梁と平行な補助梁で連結して補強するため、片持ち支持された延長上梁の支持部の強度を高めて強風等の影響を最小限とすることができる。
前記延長方向に直交する基端側の上梁と、該上梁の両端部に連結される前記2本の柱材と、該2本の柱材の下端部を連結する前記下梁は剛接合され、剛接合面を形成することが好ましい。このように構成された付帯構造物では、連結される建物ユニットに近接する上梁、2本の柱材、下梁が剛接合された面で構成され、強度の向上を達成できるとともに、付帯構造物の組立を容易に行うことができる。
前記補助梁と、該補助梁に連結される前記2本の柱材と、該2本の柱材の下端部を連結する前記下梁は剛接合され、剛接合面を形成することが好ましい。このように構成された付帯構造物では、延長上梁の延長側の片持ち支持部を剛接合面とすることで、付帯構造物の強度向上と、組立作業性の向上を達成することができる。
本発明に係るユニット建物は、前記のいずれかに記載の付帯構造物を前記建物ユニットに連結固定したことを特徴としている。このように構成されたユニット建物では、直方体状の建物ユニットが複数個並置されるとともに積み上げられた直方体の形状に対して、付帯構造物が付属されることで外観に起伏ができ、変化に富んだ重厚な外観とすることができる。また、玄関等のエントランスの部分に庇を形成でき、居住性を高めることができる。
また、本発明に係るユニット建物の好ましい具体的な態様としては、前記付帯構造物の上部にバルコニーを構築したことを特徴としている。このように構成されたユニット建物では、建物ユニットに連結された庇部分を有する付帯構造物の上部にバルコニーを構築することで、ユニット建物の機能性を高めることができる。
本発明の付帯構造物は、構成が簡単で組立、作製が容易であり、ユニット建物を構成する建物ユニットに容易に連結固定することができる。このため、ユニット建物に、玄関ポーチ等の庇を有する付帯構造物を容易に連結することができ、ユニット建物に対するユーザーの要求に容易に対応することができる。また、ユニット建物の外観に変化を与えて重厚な外観を有するユニット建物を提供することができる。
本発明に係る付帯ユニットが連結固定される建物ユニットの概略斜視図。 図1の建物ユニットに連結固定される付帯ユニットの一実施形態の概略斜視図。 図2の付帯ユニットの各構成部材の一部を分解した状態の斜視図。 図3の各構成部材の要部を分解した状態の斜視図。 図4のA部のY−Z方向の断面図。 図3の各構成部材と建物ユニットの柱材との関係の分解した状態を示す要部斜視図。 図6の要部のX−Z方向の断面図。 付帯ユニットの屋根部分の要部断面図。 (a)は付帯ユニットの一実施形態を用いたユニット建物の模式図、(b)は付帯ユニットの他の実施形態を用いたユニット建物の模式図、(c)は付帯ユニットのさらに他の実施形態を用いたユニット建物の模式図。 本発明に係る付帯ユニットのさらに他の実施形態を用いたユニット建物の模式図。
以下、本発明に係る付帯構造物として庇を備える付帯ユニットの一実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る付帯ユニットを連結する建物ユニットの概略斜視図、図2は、図1の建物ユニットに連結固定される付帯ユニットの概略斜視図、図3は、図2の付帯ユニットの各構成部材の一部を分解した状態の斜視図、図4は、図3の各構成部材の要部を分解した状態の斜視図、図5は、図4のA部のY−Z方向の断面図、図6は、図3の各構成部材と建物ユニットの柱材との関係の分解した状態を示す要部斜視図、図7は、図6の要部のX−Z方向の断面図、図8は、付帯ユニットの屋根部分の要部断面図である。
図1において、建物ユニット1は、鋼製の構造材を溶接で直方体状に接合して形成したボックスラーメン構造のものであり、角柱からなる4本の柱材2,2…と、この柱材の下端部を水平方向に連結する長辺方向の下梁(床梁)3,3と、短辺方向の下梁(床梁)4,4と、4本の柱材2,2…の上端部を水平方向に連結する長辺方向の上梁(天井梁)5,5と、短辺方向の上梁(天井梁)6,6とから直方体状に形成される。そして、建物ユニット1には、床根太7,7…が下梁3,3間に所定間隔で架設され、天井根太8,8…が上梁5,5間に所定間隔で架設されている。各柱材と各梁材とはコーナー部に補強プレート9,9…を介在させて溶接され、建物ユニット1の剛性を高めている。
建物ユニット1の直方体において、長辺方向をX方向、短辺方向をY方向、高さ方向をZ方向として説明する。建物ユニット1は、例えば長辺方向(X方向)の長さが4〜5メートル程度の長尺であり、短辺方向(Y方向)の長さが2〜3メートル程度であり、高さ方向(Z方向)の長さが2.5〜3メートル程度の直方体状に形成されている。すなわち、建物ユニット1は長辺方向に沿う2つの立面(X−Z面)と、短辺方向に沿う2つの立面(Y−Z面)と、上面、及び底面(X−Y面)の6つの面から構成されている。
図2〜8において、建物ユニット1に連結固定される付帯ユニット10は、小型の直方体から上部の上梁が延出する形状をしており、6面を有する直方体状の建物ユニット1の1つの立面である短辺側の側面(Y−Z面)に連結されるように、短辺側の側面と同じ長方形の側面を有しており、建物ユニット1の長辺方向に沿う長さが短く設定されている。例えば、建物ユニット1の長辺方向の長さが4〜5メートル程度の長尺であるのに対して、付帯ユニット10のX方向の長さは1メートル程度あるいは1メートル以下の短尺に設定され、屋根部分が延長されている。この付帯ユニット10は、直方体状の本体部分から庇が突出していることから庇ユニットということもできる。
付帯ユニット10は、図2〜8に示されるように、直方体状から屋根部分が延長した形状をしており、互いに平行な4本の柱材11,11,11A,11Aと、これらの柱材の下端部をX方向に連結する平行な2本の下梁12,12と、Y方向に連結する平行な2本の下梁13,13、及び柱材の上端部をX方向に連結する平行な2本の上梁14,14と、Y方向に連結する平行な2本の上梁15,15Aで直方体状に構成され、対向する2本の上梁14,14が柱材11A,11AからX方向に延出された延長上梁となっている。そして、延長上梁14,14の延長側の先端を連結する先端梁16を有している。このように、付帯ユニット10は直方体から庇部分が突き出した形状をしている。
そして、2本の延長上梁14,14と、2本の上梁15,15A、及び先端梁16により屋根面が形成される。この屋根面の上面には、後述するように野路板等が載置固定され、防水処理が施される。付帯ユニット10は、本実施の形態では、建物ユニット1のY−Z方向の立面の長方形と、付帯ユニット10のY−Z方向の立面の長方形とが同じ形状となっている。この構成により、建物ユニット1に付帯ユニット10が連結固定されたとき、外形的に建物ユニット1が長手方向(X方向)に延長され、突出部や段差部が生じない形状となり、庇が突き出した形状となる。
ここで、付帯ユニット10の詳細を図3〜8に基づいて説明する。4本の柱材11,11,11A,11Aのうちの先端側の2本の柱材11A,11Aは、基端側の柱材11,11より僅かに短尺に、すなわち延長上梁14の高さ分だけ短く形成されている。4本の柱材の下端部は、前記のようにX方向は平行な2本の下梁12,12で連結され、Y方向は平行な2本の下梁13,13で連結(溶接等で接合)されている。そして、延長上梁14,14の延長側と反対の基端側の上梁15は2本の柱材11,11の上端に溶接等で接合されている。また、延長側の2本の柱材11A,11Aは延長上梁14,14の中程に位置するジョイントボックス17を介して該延長上梁と鉛直方向に連結され、延長側の上梁(梁支持梁)15Aはジョイントボックス17を介して延長上梁14,14に水平方向に連結されている。先端梁16は延長上梁14,14の突出端部にジョイントボックス18,18を介して連結されている。
基端側の2本の柱材11,11は断面形状が略コ字状のC形鋼で構成され、これらの柱材11,11の下端部はY方向の下梁13により溶接等で接合され、柱材11,11の上端部はY方向の上梁15により溶接等で接合され、Y−Z面に沿う長方形状の剛接合面(ロ字フレーム)P1となっている。また、先端側の2本の柱材11A,11Aは断面形状が略C字状の角柱の鋼材で構成され、これらの柱材11A,11Aの下端部はY方向の下梁13により溶接等で接合され、柱材11A,11Aの上端部はY方向の補助梁19により溶接等で接合され、Y−Z面に沿う長方形状の剛接合面(ロ字フレーム)P2となっている。このように、付帯ユニット10はY−Z面に沿う2つの剛接合面P1,P2にX方向に沿う下梁12,12と、延長上梁14,14と、Y方向に沿う上梁15A、及び先端梁16をボルトナット等で連結固定して構成される。
ここで、図4,5を参照して、柱材11A、補助梁19、上梁15A、延長上梁14、及び先端梁16の連結固定について詳細に説明する。柱材11Aと補助梁19とは前記のように溶接等で剛接合され、剛接合面P2(ロ字フレーム)を構成している。柱材11Aの上面には上プレート11aが固着され、この上プレート上に延長上梁14が載置され、延長上梁のウェブ間に位置するジョイントボックス17を介してボルトナットBN1で連結されている。ジョイントボックス17は延長上梁14にボルトナットBN2で固定されている。ジョイントボックス17は、角柱の鋼材を短尺に切断し、上下の開口部の一部を覆うように、上板及び下板を溶接して固着している。したがって、ジョイントボックス17の内部にナット等を挿入してボルトで連結できる構造となっている。
そして、ジョイントボックス17にはセットナット金具17aが固定され、上梁15Aのエンドプレート15aをジョイントボックス17に対接させてボルトB1をセットナット金具17aにねじ込むことで上梁15Aは連結され、上梁15Aと補助梁19もボルトナットBN3で固定されている。なお、セットナット金具の代わりに、ジョイントボックスの立面にねじ切りをしてボルトを螺合させるようにしてもよい。そして、延長上梁14の先端には、先端梁16と連結するためのエンドプレート14aが固着されている。このエンドプレート14aは上下の幅広部と中央の幅狭部とが傾斜辺で連結され、幅広部に先端梁16を連結するためのボルトが挿入される貫通孔が形成されている。
一方、先端梁16の両端には、ジョイントボックス18,18が溶接等で接合されている。ジョイントボックス18は断面が略コ字状のC形鋼を短く切断して形成され、C形鋼の上下の開口を閉じるように2枚の補強板18a,18aが溶接等により水平に固着されており、2枚の補強板の間隔は延長上梁14の高さと一致している。ジョイントボックス18にはジョイントプレート18bが固着されている。このジョイントプレート18bも上下の幅広部と中央の幅狭部とが傾斜辺で連結され、幅広部に先端梁16を連結するためのボルトが挿入される貫通孔が形成され、幅狭部により形成された空間を通して、ジョイントボックス18のC形鋼の内部に固定具としてボルトやナットを挿入できる構成となっている。
延長上梁14の先端部に固着されたエンドプレート14aの貫通孔と、ジョイントプレート18bの貫通孔とは同じ位置に形成され、エンドプレート14aの貫通孔と、ジョイントプレート18bの貫通孔にボルトを通してナットをねじ込むことで先端梁16を延長上梁14,14に連結することができる。なお、延長上梁14,14の先端にジョイントボックス18を溶接等により固着し、ジョイントボックス18,18間に先端梁16を固定するように構成してもよい。
次に、図6,7を参照して、X方向の梁材である下梁12,12、及び延長上梁14,14と剛接合面P1とのボルトナット等の連結具を用いた連結と、建物ユニット1の柱材2との連結について詳細に説明する。柱材11を構成する断面コ字状のC形鋼の下端には、C形鋼の開口を閉じるように2枚の補強板20,20が溶接等により水平に固着されており、2枚の補強板の間隔は下梁12の高さと一致している。また、断面コ字状のC形鋼から構成される柱材11の上端には、同様にC形鋼の開口を閉じるように2枚の補強板21,21が溶接等により水平に固着されており、2枚の補強板の間隔は延長上梁14の高さと一致している。
そして、前記補強板20,20,21,21と、C形鋼の外側の端面とを連結するようにジョイントプレート22,22…が溶接等により垂直に固着されている。このジョイントプレートは上下の幅広部と中央の幅狭部とが傾斜辺で連結され、幅広部に下梁13及び延長上梁14を連結するためのボルトB2が挿入される貫通孔24,24…が形成され、幅狭部により形成された空間を通して、柱材11のC形鋼の内部に固定具としてボルトやナットを挿入できる構成となっている。
建物ユニット1に対向する2本の柱材11,11の上下端部に固着された補強板20,21とジョイントプレート22とにより、X方向に沿う下梁12,12と延長上梁14,14の連結部が構成される。そして、下梁12,12と延長上梁14,14には、ジョイントプレート22と対接するエンドプレート12a,14bが固着され、ジョイントプレート22の貫通孔24,24…に対応してボルトB2を挿入できる貫通孔が形成されている。このように、下梁12,12の両端と延長上梁14,14の基端側の一端はジョイントプレート22を介してボルトB2とナットN2で接合される構成となっている。
また、柱材11,11の上下部分には、建物ユニット1の柱材2,2との連結構造として、それぞれ3つの貫通孔25が形成してある。そして、これらの貫通孔25と対向して柱材2,2にもそれぞれ3つの貫通孔26が形成され、これらの貫通孔26の内部にはナットN3が溶接により固着されている。3つの貫通孔26の中央の孔には、ガイドピン27がねじ込まれている。ガイドピン27は対向する柱材11の中央の貫通孔25に挿入できる直径を有し、先端に向けて先細の形状となっている。付帯ユニット10の柱材11,11を建物ユニット1の柱材2,2に対接させると、ガイドピン27が中央の貫通孔25に挿入して位置決めされ、ボルトB3をジョイントプレート22の隙間から挿入し、貫通孔25を通して柱材2,2のナットN3を固着した貫通孔26にねじ込むことで、付帯ユニット10を建物ユニット1に連結できる構成となっている。この連結部は2本の柱材の上下端部の4個所に形成され、付帯ユニット10を建物ユニット1に連結固定できる構成となっている。
建物ユニット1の柱材2の上面には貫通孔28が形成され、この貫通孔の内面にはナットN4が溶接等により固着されている。この貫通孔を通してアイボルト(図示せず)を螺合させ、建物ユニット1をクレーン等で吊上げて輸送や現場での設置に用いることができる。また、付帯ユニット10の柱材11,11の上面にも貫通孔が形成され、この貫通孔の内面にはナットN5が固着されている。さらに先端梁16に固着されたジョイントボックス18の上面にも貫通孔(図4参照)が形成され、同様に内面にはナット(図示せず)が固着されている。これらのナットにアイボルト(図示せず)を螺合させ、付帯ユニット10をクレーン等で吊上げて輸送や現場での設置に用いることができる。付帯ユニット10の上面の貫通孔は、吊上げるときに用いる他に、付帯ユニット10の上部に後述するバルコニーを構築して固定することができる用途を有している。
次に、図8を参照して、付帯ユニット10の上面の雨仕舞いについて説明する。付帯ユニット10の上面を構成する2本の延長上梁14,14と、上梁15,15A、及び先端梁16の上面には、雨仕舞いのための面材が支持されている。先端梁16と上梁15との間には垂木31が所定の間隔で複数本が平行状態に支持固定されている。垂木31は両端の段差部が先端梁16と上梁15の上フランジ部に載る状態でタッピングビス等で固定されている。また、上梁15と隣接する建物ユニット1の上梁6にも、垂木32が同様に固定されている。そして、垂木31と垂木32とに連続して野路板33が載置固定されている。
野路板33の上面にはステンレス等の金属板を板金加工したルーフ板34,34…が連続して載置固定されている。このルーフ板34は先端梁16、上梁15A、上梁15の長さと実質的に同等の長さを有する帯状の金属板材の両側辺を上方に立ち上げて折り曲げ、さらに内側に折り曲げて形成している。このように形成された多数のルーフ板34を、立ち上げ部が隣接するように並べ、立ち上げ部の雨仕舞いをしている。この雨仕舞いは、ステンレス板等を板金加工し、上面部の両側辺が立ち下げられ、さらに内側に折り曲げられて形成されたルーフトップ35,35…を用いている。ルーフ板34,34の立ち上げ部をルーフトップ35で覆い、雨水の浸入を防止している。
なお、ルーフ板34,34…は一方の延長梁14に向けて緩勾配が付けられ、ルーフ板を流れる雨水は一方側の延長梁14に集水され、図示していない横樋や、縦樋を通して排水される構成となっている。先端梁16の上部には補助梁36が固定され、この補助梁と先端梁16とを覆うように化粧材37が固定されている。また、ルーフ板の先端梁側の1つは、補助梁36の上面に連続して折り曲げられ、漏水を防止している。上梁15Aと先端梁16との間には複数の垂木38が平行に固定され、この垂木の下面には軒天39が固定され、迫り出した庇の内面を覆っている。
前記の如く構成された本実施形態の付帯ユニット10の製造組立について以下に説明する。付帯ユニット10は、連結される建物ユニット1に隣接する立面を構成する柱材11,11と、下梁13、及び上梁15が剛接合されて剛接合面P1として形成されており、この立面と間隔を有して平行に位置する立面が、柱材11A,11Aと、下梁13、及び補助梁19が剛接合されて剛接合面P2として形成されている。したがって、付帯ユニット10を搬送するときは、2つの面材P1,P2と、下梁12,12、延長上梁14,14、上梁15A、及び先端梁16に分けて搬送できるため、建物ユニット1の搬送の際に荷台の隙間等に挟んで搬送することができる。
このように分割して搬送された各部材を組立てて付帯ユニット10が構成される。すなわち、2つの面材P1,P2を間隔を開けて立て、X方向に梁材で連結して直方体状に形成する。先ず、延長上梁14,14の中程に固定されたジョイントボックス17,17間に上梁15Aを位置させ、ボルトをジョイントボックス17内のセットナット金具17aにねじ込んで延長上梁14,14と上梁15Aとを連結する。次いで、延長上梁14,14の先端のジョイントボックス18,18間に先端梁16を位置させ、ボルト(図示せず)をジョイントボックス18,18内のナット(図示せず)にねじ込んで延長上梁14,14と先端梁16とを連結する。
このように組立てられた延長上梁14,14と、上梁15Aと、先端梁16を、ロ字フレームを構成する剛接合面P2の補助梁19上に上梁15Aが位置するように載置し、上梁15A側から補助梁19にボルトをねじ込んでボルトナットBN3で連結し、延長上梁14,14の基端側を、ロ字フレームを構成する剛接合面P1の柱材11,11の上部に連結する。すなわち、延長上梁14のエンドプレート14bと柱材11,11のジョイントプレート22とを接触させ、エンドプレート14bの貫通孔からジョイントプレート22の貫通孔にボルトB2を挿入し、ジョイントプレート22の内面のナットN2にねじ込んで延長上梁14とロ字フレームの柱材11,11とを連結固定する。
ロ字フレームの柱材11,11の下端部と下梁12,12との連結も同様にジョイントプレートとエンドプレートとを対接させ、エンドプレートの貫通孔からジョイントプレートの貫通孔にボルトB2を挿入し、ジョイントプレート側からナットN2を締めることで連結することができる。
このようにして構成された付帯ユニット10を建物ユニット1に連結固定するときは、図7に示すように、建物ユニット1の柱材2,2に付帯ユニット10の柱材11,11を対接させる。このとき柱材2,2からはガイドピン27,27…が突出しているため、このガイドピンを柱材11,11の中央の貫通孔25に挿入すると、柱材11,11の上下の貫通孔25と柱材2,2の上下の貫通孔26とが一致する。この状態で、柱材11,11のジョイントプレート22の隙間からボルトB3が容易に挿入でき、建物ユニット1の柱材2,2の貫通孔26の内面にナットN3にねじ込むことにより、建物ユニット1に付帯ユニット10を強固に連結固定することができる。
このように、建物ユニット1に付帯ユニット10を連結固定することで、直方体状の建物ユニットから付帯ユニット10が付帯して凹凸ができ、外観に変化を与えることで重厚な外観とすることができる。また、建物ユニット1に連続して庇を形成することができ、玄関アプローチや車庫の入口部分に最適な構成とすることができる。
本発明の他の実施形態を図9,10に基づき詳細に説明する。図9(a)、(b)、(c)はそれぞれ本発明に係る付帯ユニットの実施形態を用いたユニット建物の模式図、図10は、付帯ユニットのさらに他の実施形態を用いたユニット建物の模式図である。なお、(b)、(c)の実施形態は前記した実施形態に対し、付帯ユニットは建物ユニット1の長辺側の立面に連結されることを特徴とする。そして、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図9(a)に示される付帯ユニットは前記の実施の形態を示す付帯ユニット10であり、この付帯ユニット10を建物ユニット1に連結固定したユニット建物H1を示している。図9(b)に示される実施の形態の付帯ユニット10Aは、6面を有する直方体状の建物ユニット1の1つの立面である長辺側の立面(X−Z面)に連結されるように、長辺側の立面と同じ長さの屋根部分を備える側面を有している。したがって、この付帯ユニット10Aは、建物ユニット1の長辺側の立面に連結固定されたとき、外形的に建物ユニット1が短辺方向(Y方向)に延長され、長辺方向(X方向)に沿って庇が突き出した形状となる。
この実施の形態の付帯ユニット10Aは、4本の柱材41,41…と、この柱材の下端部を水平方向に連結する4本の下梁42,42,43,43と、柱材の上端部を水平方向に連結する4本の上梁44,44,45,45とから直方体状に構成され、上梁のうちの対向するX方向に平行な2本の上梁が、2本の柱材より延出されて延長上梁44,44となっており、この延長上梁の先端を連結する先端梁46を有し、2本の延長上梁44,44と、2本の上梁45,45、及び先端梁46により屋根面が形成される形状をしている。この屋根面はX方向に長い形状であり、クロス状に水平ブレース材47を備えることが好ましい。
この実施形態にユニット建物H2においては、建物ユニット1の長辺方向(X方向)に沿って長い屋根部分が形成されるため、建物ユニット1の長辺方向に沿うアプローチの長い玄関部分を備えるユニット建物に最適である。そして、付帯ユニット10Aは規格化されているため、建物ユニット1に容易に連結固定することができる。
図9(c)に示される実施の形態のユニット建物H3は、前記の付帯ユニット10Aと、もう1つの付帯ユニット10Bとを備える。この付帯ユニット10Bは、6面を有する直方体状の建物ユニット1の1つの立面である長辺側の側面(Y−Z面)に連結されるように、短辺側の側面と同じ側面を有する本体部分(直方体部分)を備え、屋根部分がY方向に突出した側面を有している。付帯ユニット10Bは、4本の柱材51,51…と、この柱材の下端部を水平方向に連結する4本の下梁52,52,53,53と、柱材の上端部を水平方向に連結する4本の上梁54,54,55,55とから直方体状に構成され、上梁のうちの対向するX方向に平行な2本の上梁が、2本の柱材より延出されて延長上梁54,54となっており、この延長上梁の先端を連結する先端梁56を有し、2本の延長上梁54,54と、2本の上梁55,55、及び先端梁56により屋根面が形成される形状をしている。
したがって、この付帯ユニット10Bは、建物ユニット1の短辺側の立面に連結固定されたとき、本体の直方体部分が建物ユニット1の内部空間を増大させることができると共に、外形的に建物ユニット1が長辺方向(X方向)に延長され、付帯ユニット10Aの庇部分と連続して突出部や段差部が生じない形状となり、長辺方向(X方向)、及び短辺方向(Y方向)に沿って庇が突き出した形状となる。この付帯ユニット10Aと、付帯ユニット10Bとを備えるユニット建物H3は、前記の実施の形態と同様の効果を有すると共に、2つの付帯ユニットの庇部分が連続することで、外観をより変化に富んだ重厚な外観とすることができる。
図10に示されるユニット建物H4は、建物ユニット1を4個使用し、2階建てに構成したもので、1階の建物ユニット1の長辺方向に沿って、図9(b)と同様に付帯ユニット10Aを連結固定している。そして、付帯ユニット10Aの上部にバルコニーBLを構築している。このバルコニーBLは、付帯ユニット10Aの屋根面と同じ広さの平面を有し、図7に示される基端側の柱材11の上面の貫通孔の内面に固着されたナットN5と、図4に示される先端梁16を連結するジョイントボックス18の上面の貫通孔18c内のナット(図示せず)を用いて、付帯ユニット10A上に設置固定される。なお、前記の4個所を固定すると共に、延長梁14,14の中間部に位置するジョイントボックス17にも連結固定して強度を高めるように構成してもよい。
このように構成されたユニット建物H4では、直方体状の建物ユニット1,1…が複数個並置されるとともに積み上げられた直方体の形状に対して、付帯ユニット10Aが付属されることで外観に起伏ができ、変化に富んだ重厚な外観とすることができる。また、玄関のエントランスの部分等に庇を形成でき、居住性を高めることができる。さらに、建物ユニット1,1、…に連結された付帯ユニット10Aの上部にバルコニーBLを構築することで、ユニット建物H4の機能性を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、付帯ユニットを構成する2つの剛接合面として、Y−Z面を構成する柱材と梁材により2つの剛接合面を形成する実施の形態を説明したが、X−Z面を構成する柱材と梁材により2つの剛接合面を形成するように構成してもよい。
また、付帯ユニットを連結する建物ユニットとして直方体状の建物ユニットの例を示したが、立方体状の建物ユニットや、直方体状で一部の上部角部が傾斜して、北側斜線や道路斜線等の建築基準法に適用するような形状の建物ユニットでもよいことは勿論である。
さらに、延長上梁の先端側に位置する2本の柱材は、その上端部を補助梁で連結する例を示したが、この補助梁はなくてもよく、2本の柱材の上端を延長上梁と上梁との連結部に直接連結するように構成してもよい。また、付帯ユニットを構成する柱材として、溝形鋼又はC形鋼の例を説明したが、H形鋼等の他の形状の鋼材を用いてもよい。
本発明の活用例として、この付帯ユニットを用いて建物ユニットを組立てて構成されたユニット建物に付帯ユニットを容易に連結ができ、ユニット建物に付随して玄関ポーチや車庫等の用途にも適用できる。
1:建物ユニット、2:柱材、3,4:下梁、5,6:上梁、10,10A,10B:付帯ユニット(付帯構造物)、11,11A:柱材、12,13:下梁、14:上梁(延長上梁)、14a,14b:エンドプレート、15:上梁、15A:上梁(梁支持梁)、16:先端梁、17,18:ジョイントボックス(ジョイント部材)、18b:ジョイントプレート(ジョイント部材)、19:補助梁、22:ジョイントプレート(ジョイント部材)、27:ガイドピン(ガイド部材)、B1,B2,B3:ボルト、BN1,BN2,BN3:ボルトナット、N2,N3:ナット、P1,P2:剛接合面(ロ字フレーム)、H1,H2,H3,H4:ユニット建物、BL:バルコニー

Claims (13)

  1. ユニット建物を構成する直方体状の建物ユニットの1つの立面に連結される付帯構造物であって、
    該付帯構造物は、4本の柱材と、該柱材の下端部を水平方向に連結する4本の下梁と、前記柱材の上端部を水平方向に連結する4本の上梁とから直方体状に構成され、前記上梁のうちの対向する2本の上梁が、前記2本の柱材より延出されて延長上梁となっており、該延長上梁の先端を連結する先端梁を有し、
    前記先端梁は、両端部にジョイントボックスが接合され、
    前記先端梁は、前記延長上梁の突出端部に前記ジョイントボックスを介して前記延長上梁に連結され、
    前記2本の延長上梁と、2本の上梁、及び先端梁により屋根面が形成されることを特徴とする付帯構造物。
  2. 前記柱材は、断面形状が略コ字状の溝形鋼又はC形鋼から形成され、前記柱材の開口部を閉じる補強板が固着されることを特徴とする請求項1に記載の付帯構造物。
  3. ユニット建物を構成する直方体状の建物ユニットの1つの立面に連結される付帯構造物であって、
    該付帯構造物は、4本の柱材と、該柱材の下端部を水平方向に連結する4本の下梁と、前記柱材の上端部を水平方向に連結する4本の上梁とから直方体状に構成され、前記上梁のうちの対向する2本の上梁が、前記2本の柱材より延出されて延長上梁となっており、該延長上梁の先端を連結する先端梁を有し、
    前記柱材は、断面形状が略コ字状の溝形鋼又はC形鋼から形成され、前記柱材の開口部を閉じる補強板が固着され、
    前記2本の延長上梁と、2本の上梁、及び先端梁により屋根面が形成されることを特徴とする付帯構造物。
  4. 前記付帯構造物は、2本の柱材と1本の下梁と1本の上梁とを溶接により剛接合して第1の剛接合面を形成し、他の2本の柱材と他の1本の下梁と他の1本の上梁とを溶接により剛接合して第2の剛接合面を形成し、前記2つの剛接合面を対面配置して残りの2本の下梁と上梁で接合することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の付帯構造物。
  5. 前記付帯構造物を構成する構造材は、全て断面形状が略コ字状の溝形鋼又はC形鋼から形成され、
    前記構造材は、溶接による剛接合部と、前記溝形鋼又はC形鋼の端部に固着したジョイント部材を介してボルトで連結する連結部とを組み合わせて結合されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の付帯構造物。
  6. 前記連結部は、前記ジョイント部材としてのジョイントプレートと、該ジョイントプレートに連結されるエンドプレートで構成され、
    前記ジョイントプレート及びエンドプレートは、上下の幅広部と中央の幅狭部とが傾斜辺で連結され、幅広部に連結するためのボルトが挿入される貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の付帯構造物。
  7. 前記延長上梁と、延長側の前記柱材及び延長側の前記上梁は、ジョイント部材を介して連結されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の付帯構造物。
  8. 前記付帯構造物は、前記建物ユニットの2本の柱材にガイド部材を介して連結固定されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の付帯構造物。
  9. 前記延長上梁の延長側に位置する2本の柱材は、その上部が前記上梁と平行な補助梁で連結されることを特徴とする請求項1から3,5から8のいずれかに記載の付帯構造物。
  10. 前記延長方向に直交する基端側の上梁と、該上梁の両端部に連結される前記2本の柱材と、該2本の柱材の下端部を連結する前記下梁は剛接合され、剛接合面を形成することを特徴とする請求項1から3,5から9のいずれかに記載の付帯構造物。
  11. 前記補助梁と、該補助梁に連結される前記2本の柱材と、該2本の柱材の下端部を連結する前記下梁は剛接合され、剛接合面を形成することを特徴とする請求項又は10に記載の付帯構造物。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の付帯構造物を前記建物ユニットに連結固定したことを特徴とするユニット建物。
  13. 前記付帯構造物の上部にバルコニーを構築したことを特徴とする請求項12に記載のユニット建物。
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