JP5352396B2 - 車両用ドアフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアフレームに関するものである。
従来、車両用ドアフレームとして種々のものが提案されている。
図6は、例えば特許文献1の車両用ドアフレームを示す断面図である。同図に示すように、この車両用ドアフレーム80は、車外側及び車内側(車両幅方向外側及び内側)にそれぞれ配置された板材からなるアウタ部材81及びインナ部材82を備えて構成される。アウタ部材81は、ドアウインドガラスを保持するガラスラン収納部81a及び車外側に露出する意匠部81bを有しており、インナ部材82は、断面略矩形状の本体部82aを有している。これらアウタ部材81及びインナ部材82は、板材の一方の縁部81c,82b同士並びにガラスラン収納部81a及び本体部82aをそれぞれ形成する他方の縁部81d,82c同士が結合されて一体化されている。特に、縁部81d,82c同士の結合においては、フランジ状の縁部82cに縁部81dを板厚方向に重ね合わせるとともに、当該重合部がスポット溶接されている。つまり、ドアウインドガラスに臨んで内側に延出する縁部82cのフランジ幅aは、縁部81dとのスポット溶接の溶接代として確保されている。
一方、図7は、例えば特許文献2の車両用ドアフレームを示す断面図である。同図に示すように、この車両用ドアフレーム90も、板材からなる同様のアウタ部材91及びインナ部材92を備えて構成される。ただし、アウタ部材91は、ガラスラン収納部91aを形成する先端部を折り返してなる折り返し部93の内側から結合片94を延在させた縁部91bを有する。そして、インナ部材92は、本体部92aを形成する縁部92bが結合片94に沿わされる態様で折り返し部93に当接され、該折り返し部93及び縁部92bが、アーク溶接等にて接合されることでアウタ部材91に結合されている。この場合、フランジを設けることなく、アウタ部材91及びインナ部材92を位置決めしつつ、これらアウタ部材91及びインナ部材92の結合が実現される。
特開2005−153766号公報(第3図) 特開2005−132232号公報(第2図)
ところで、特許文献1の車両用ドアフレームでは、溶接代として所定のフランジ幅aを有することになる。仮に、プロジェクション溶接等の採用によりフランジ幅aを最小限(例えば3[mm]程度)まで縮小したとしても、フランジ幅aを零にすることはできない。このため、前記フランジ幅a分だけガラスラン収納部81a(縁部81d,82c)がその開口側に突出して、視界を悪化する可能性があり、その飛び出し感で見栄えも悪くなる。あるいは、これらに対応して本体部82aの断面幅bを縮小する場合には、該本体部82aの剛性低下を回避するためにインナ部材82の板厚をその分増加する必要性が生じる。
一方、特許文献2の車両用ドアフレームでは、アーク溶接等にてアウタ部材91及びインナ部材92が結合されるため、長手方向における任意の間隔で溶接ビードWが形成されて見栄えが悪くなってしまう。また、接合部において溶接ビードWの高さ分だけ飛び出すことから、溶接仕上げ等の余分な工数が発生してしまう。さらに、アーク溶接の場合、アウタ部材91又はインナ部材92に防錆を考慮したメッキ鋼板を使用する場合には、例えばTIG溶接の採用が困難になるなど、素材選択の自由度が低減されてしまう。
本発明の目的は、製造工数を増大することなく、視界を良好にすることができる車両用ドアフレームを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両ドアの窓枠を形成する車両用ドアフレームであって、板材にて成形され、ガラスラン収納部を形成するアウタ部材と、板材にて成形され、前記窓枠の骨格をなす本体部を有して前記アウタ部材に結合されるインナ部材とを備える車両用ドアフレームにおいて、前記アウタ部材は、前記ガラスラン収納部を形成する縁部を車外側に屈曲するとともに車内側に折り返してなる、車内側に開口する開口部を有する折返し部を備え、前記インナ部材は、前記本体部の車外側に延出する延出部を形成する縁部が前記折返し部の前記開口部に挿入されており、前記延出部の前記開口部に挿入される前記縁部の先端面には、前記インナ部材の長手方向における所定位置に配置され、抵抗溶接時の電流集中により加熱溶融されて前記先端面及び前記折返し部の対向部を加圧接合する突起部が車外側に突出形成されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記インナ部材は、車外側に延出する前記延出部の前記縁部が、車内側に開口する前記折返し部の前記開口部に挿入され、前記先端面に突出形成された前記突起部が抵抗溶接(いわゆるプロジェクション溶接)時の電流集中により加熱溶融されることで、前記先端面及び前記折返し部の対向部が加圧接合されて、前記アウタ部材に結合される。このように、前記アウタ部材及び前記インナ部材の結合に係る前記先端面及び前記折返し部の対向部の接合部が、前記突起部の突出形成される前記延出部の板厚の範囲に収まることで、余分な仕上げ工数を要することなく前記ガラスラン収納部が開口側に突出することを抑制でき、ひいては視界を良好にすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用ドアフレームにおいて、前記延出部の前記開口部に挿入される前記縁部の前記先端面には、前記所定位置に配置され、該先端面から車外側に台状に隆起する台座部が形成されており、前記突起部は、前記台座部に突出形成されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記突起部は、前記台座部に突出形成されていることで、抵抗溶接に伴う加熱溶融後は、前記台座部において位置決めされる態様で前記アウタ部材及び前記インナ部材が結合される。この際、前記折返し部の対向部が前記先端面に直に当接することがないため、前記アウタ部材又は前記インナ部材の製造ばらつきを吸収してこれらアウタ部材及びインナ部材を結合することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用ドアフレームにおいて、前記延出部は、前記開口部に挿入される前記縁部の基端側で、前記折返し部が前記延出部よりも前記ガラスラン収納部の開口側に突出しないように成形された曲成部を有することを要旨とする。
同構成によれば、前記延出部の有する曲成部により、前記開口部に挿入される前記縁部の基端側で、前記折返し部が前記延出部よりも前記ガラスラン収納部の開口側に突出しないことで、前記折返し部自体に起因して視界が損なわれることを回避することができる。
本発明では、製造工数を増大することなく、視界を良好にすることができる車両用ドアフレームを提供することができる。
本発明の一実施形態が適用される車両ドアの側面図。 図1のA−A線に沿った断面図。 同実施形態を分解して示す断面図。 (a)〜(d)は、同実施形態の接合態様を示す断面図。 インナ部材を示す斜視図。 従来形態を示す断面図。 別の従来形態を示す断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係る車両用ドアフレームが適用される車両ドアの上部構造を車両幅方向外側(車外側)から見た側面図である。同図に示されるように、車両ボデーの側部に支持される車両ドア1は、その下部を構成するドア本体2を備える。このドア本体2は、ドア外板を構成するドアアウタパネル及びドア内板を構成するドアインナパネル(図示略)が結合されてなる袋状の構造体であって、上向きの開口部から出没可能なドアウインドガラスDW等が設置される。
また、車両ドア1は、ドア本体2の上端部に取着されて車両ドア1の窓枠(即ちドアウインドガラスDWの枠)を構成するドアフレーム5を備える。このドアフレーム5は、車両後側でドア本体2(例えばドアインナパネル)に固着され車両高さ方向に延在する立柱部5aと、車両前側でドア本体2に固着され該立柱部5aの上端に接続される略弓形の上縁部5bとを有して下向きに開放されている。本実施形態の車両ドア1は、フロントドアであって、ドアフレーム5の上縁部5b及び立柱部5aは、車両ボデーのAピラー及びBピラーに対応して配置されている。
図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。同図に示されるように、前記立柱部5aは、例えば防錆鋼板などの板材をプレス成形してなるアウタ部材10と、例えば鋼板などの板材をプレス成形してなるインナ部材20とを備えて構成される。なお、インナ部材20の板厚は、アウタ部材10の板厚よりも大きく設定されている。
アウタ部材10は、車外側に配置され断面形状においてドアフレーム5の外側(車両ドア外側)からドアウインドガラスDWに臨むドアフレーム5の内側(車両ドア内側)に延在する意匠部11と、該意匠部11の内側端に連続して外側に折り返すように延出する内側に開放された断面略コ字状のガラスラン収納部12とを一体的に有する。なお、意匠部11の車外側に露出する端面は、アウタ部材10(立柱部5a)の意匠面11aを形成する。また、ガラスラン収納部12は、車両幅方向内側(車内側)において、外側から内側に延在する側壁部12aを有しており、アウタ部材10は、側壁部12aの縁部を車外側に屈曲するとともに車内側に折り返してなる折返し部13を有する。図3に分解して示すように、この折返し部13は、車内側に開口する開口部14を有する。
一方、前記インナ部材20は、ガラスラン収納部12の外側で意匠部11の車内側に沿って外側から内側に延在する取付部21と、該取付部21の内側端に連続して車内側に屈曲するとともに車外側に折り返して前記折返し部13(開口部14)に臨む断面略矩形状の本体部22とを一体的に有する。なお、本体部22は、立柱部5aの骨格をなすもので、内側において車内側から車外側に延出する延出部23を有する。この延出部23は、その縁部23aが外側に変位するように該縁部23aの基端側に斜面状の曲成部23bを有する。インナ部材20は、取付部21の縁部21aが前記意匠部11の外側のカーリングされた縁部11bに挟み込まれた状態で、延出部23の縁部23aが前記折返し部13の開口部14に挟み込まれるように挿入されることで(図3参照)、前記アウタ部材10に仮組みされる。この際、前記曲成部23bは、縁部23aの基端側で、折返し部13が延出部23よりもガラスラン収納部12の開口側に突出しないように成形されている。
なお、アウタ部材10の意匠部11(及びインナ部材20の取付部21)は、車両高さ方向に変位するに従いその幅が徐変されて意匠性の向上が図られている。
次に、アウタ部材10及びインナ部材20の仮組みにより前記開口部14に挿入された延出部23の縁部23aと、前記折返し部13との接合構造について説明する。図4(a)(b)は、仮組み状態(接合前の状態)での断面図及びそのB−B線に沿った断面図であり、図4(c)(d)は、結合状態(接合後の状態)での断面図及びそのC−C線に沿った断面図である。また、図5は、インナ部材20を破断して示す斜視図である。
図5に示すように、前記縁部23a(延出部23)の先端面23cには、インナ部材20の長手方向における複数の所定位置に配置され、先端面23cから車外側に台状に隆起する台座部24が形成されるとともに、該台座部24の長手方向中央部から更に車外側に突出する略四角柱状の突起部25が形成されている。図4(a)(b)に示すように、前記開口部14に延出部23の縁部23aが挿入された状態では、突起部25において前記折返し部13の対向部(折返しの底部)13aと当接しており、該対向部13a及び台座部24(先端面23c)間に車内外方向の間隙が設定されている。
本実施形態では、この仮組み状態において、抵抗溶接装置の一対の溶接電極(図示略)にて折返し部13及び延出部23を挟持・加圧し、これら一対の溶接電極間に溶接電流を流す。これにより、図4(c)(d)に示すように、抵抗溶接時の電流集中により突起部25が加熱溶融されて折返し部13の対向部13aが台座部24に最終的に接触され、台座部24(先端面23c)及び折返し部13の対向部13aが加圧接合される。つまり、突起部25は、抵抗溶接(いわゆるプロジェクション溶接)の突起として機能する。そして、アウタ部材10及びインナ部材20が結合される。このとき、対向部13a及び先端面23c間に車内外方向の間隙が設定され、これら対向部13a及び先端面23cが非接触となっている。つまり、台座部24は、折返し部13(アウタ部材10)及び延出部23(インナ部材20)を結合する際に位置決めする基準位置となっている。
なお、図2に示すように、ガラスラン収納部12には、長手方向略全長に亘って、例えばゴム材からなる断面略コ字状のガラスラン31が液密的に装着されている。このガラスラン31は、少なくともガラスラン収納部12の断面略コ字状の開口端よりも突出しており、該ガラスラン収納部12内への水の浸入を抑制する。特に、ガラスラン31の車内側端部がアウタ部材10の折返し部13及びインナ部材20の延出部23の縁部23aよりも車室側(車内側)に位置することにより、立柱部5aの内部空間への水の浸入を抑制する。そして、ガラスラン31には、前記ドアウインドガラスDWの車外側及び車内側の両周縁部が弾性的に接触可能となっている。ガラスラン31は、ドアウインドガラスDWを開閉可能に弾性的に保持する。また、立柱部5a(車両ドア1)の対向する車両ボデーの開口部周縁部Bには、インナ部材20の長手方向略全長に亘ってその本体部22に液密的に接触するボデー側シール部材32が保持されている。従って、立柱部5a及び開口部周縁部B間に形成される空間は、ボデー側シール部材32によって車外側及び車内側間で液密的に隔てられている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、インナ部材20は、車外側に延出する延出部23の縁部23aが、車内側に開口する折返し部13の開口部14に挿入され、先端面23cに突出形成された突起部25が抵抗溶接(プロジェクション溶接)時の電流集中により加熱溶融されることで、先端面23c(台座部24)及び折返し部13の対向部13aが加圧接合されて、アウタ部材10に結合される。このように、アウタ部材10及びインナ部材20の結合に係る先端面23c及び折返し部13の対向部13aの接合部が、突起部25の突出形成される延出部23の板厚の範囲に収まることで、アーク溶接を採用した場合(特許文献2)のような余分な仕上げ工数を要することなくガラスラン収納部12が開口側に突出することを抑制でき、ひいては視界を良好にすることができる。また、ガラスラン収納部12の飛び出し感による見栄えの悪化も解消することができる。そして、これらに対応して本体部22の断面幅(内外方向の幅)を縮小する必要もなくなることから、これに伴う本体部22の剛性低下を回避するためにインナ部材20の板厚をその分増加する必要性もなくなる。
(2)本実施形態では、突起部25は、台座部24に突出形成されていることで、抵抗溶接に伴う加熱溶融後は、台座部24において位置決めされる態様でアウタ部材10及びインナ部材20が結合される。この際、折返し部13の対向部13aが先端面23cに直に当接することがないため、アウタ部材10又はインナ部材20の製造ばらつきを吸収してこれらアウタ部材10及びインナ部材20を結合することができる。
(3)本実施形態では、延出部23の有する曲成部23bにより、開口部14に挿入される縁部23aの基端側で、折返し部13が延出部23よりもガラスラン収納部12の開口側に突出しないことで、折返し部13自体に起因して視界が損なわれることを回避することができる。
(4)本実施形態では、インナ部材20は、長手方向(車両高さ方向)に沿って意匠部11の幅(短手方向の幅)が徐変されるようにプレス成形されていることで、例えば当該幅が短調に成形される場合に比べて意匠の自由度を向上することができる。
(5)本実施形態では、インナ部材20の板厚は、アウタ部材10の板厚よりも大きく設定されていることで、折返し部13の対向部13aとの接合に係る突起部25の溶融面積を十分に確保して、接合強度を増大することができる。
(6)本実施形態では、アウタ部材10及びインナ部材20を結合する際、延出部23の縁部23aを折返し部13の開口部14に挿入することでこれらアウタ部材10及びインナ部材20の位置合わせを容易に行うことができ、ひいては作業性を向上することができる。
(7)本実施形態では、アーク溶接を採用した場合のようなアウタ部材10又はインナ部材20の素材選択の制約を抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、台座部24を割愛して、先端面23cに直に突起部25を突出形成してもよい。
・上記実施形態において、アウタ部材10又はインナ部材20は、板材をロール成形したものであってもよい。この場合、アウタ部材10又はインナ部材20は、長手方向に一定断面形状を有していてもよい。
・本発明は、ドアフレーム5の上縁部5bに適用してもよい。
・本発明は、例えばリアドアのドアフレームに適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記インナ部材は、長手方向に沿って車外側に臨む短手方向の幅が徐変されるようにプレス成形されていることを特徴とする車両用ドアフレーム。同構成によれば、前記インナ部材は、長手方向に沿って車外側に臨む短手方向の幅が徐変されるようにプレス成形されていることで、例えば当該短手方向の幅が短調に成形される場合に比べて意匠の自由度を向上することができる。
(ロ)請求項1〜3、上記(イ)のいずれか一項に記載の車両用ドアフレームにおいて、
前記インナ部材の板厚は、前記アウタ部材の板厚よりも大きく設定されていることを特徴とする車両用ドアフレーム。同構成によれば、前記インナ部材の板厚は、前記アウタ部材の板厚よりも大きく設定されていることで、前記折返し部の対向部との接合に係る前記突起部の溶融面積を十分に確保して、接合強度を増大することができる。
1…車両ドア、5…ドアフレーム、5a…立柱部、10…アウタ部材、11a…意匠面、23a…縁部、12…ガラスラン収納部、13…折返し部、13a…対向部、14…開口部、20…インナ部材、22…本体部、23…延出部、23b…曲成部、23c…先端面、24…台座部、25…突起部。

Claims (3)

  1. 車両ドアの窓枠を形成する車両用ドアフレームであって、
    板材にて成形され、ガラスラン収納部を形成するアウタ部材と、
    板材にて成形され、前記窓枠の骨格をなす本体部を有して前記アウタ部材に結合されるインナ部材とを備える車両用ドアフレームにおいて、
    前記アウタ部材は、前記ガラスラン収納部を形成する縁部を車外側に屈曲するとともに車内側に折り返してなる、車内側に開口する開口部を有する折返し部を備え、
    前記インナ部材は、前記本体部の車外側に延出する延出部を形成する縁部が前記折返し部の前記開口部に挿入されており、
    前記延出部の前記開口部に挿入される前記縁部の先端面には、前記インナ部材の長手方向における所定位置に配置され、抵抗溶接時の電流集中により加熱溶融されて前記先端面及び前記折返し部の対向部を加圧接合する突起部が車外側に突出形成されていることを特徴とする車両用ドアフレーム。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアフレームにおいて、
    前記延出部の前記開口部に挿入される前記縁部の前記先端面には、前記所定位置に配置され、該先端面から車外側に台状に隆起する台座部が形成されており、
    前記突起部は、前記台座部に突出形成されていることを特徴とする車両用ドアフレーム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用ドアフレームにおいて、
    前記延出部は、前記開口部に挿入される前記縁部の基端側で、前記折返し部が前記延出部よりも前記ガラスラン収納部の開口側に突出しないように成形された曲成部を有することを特徴とする車両用ドアフレーム。
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