JP6259618B2 - 車両用ドアサッシュ - Google Patents

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Description

本発明は車両用ドアサッシュに関する。
車両用のドアを構成するドアサッシュ、例えばセンターピラーに沿うサイドサッシュ(立柱サッシュ)においては、ガラスランを保持するガラスランチャンネルを有する成形品であるアウタ部材と、ガラスランチャンネルに対して車内側に突出する内側フレーム部を有する成形品であるインナ部材を接合させてサッシュを構成する構造が知られている。アウタ部材のガラスランチャンネルは、窓開口が形成されるサッシュ内周側に向けて開かれた溝型材(チャンネル)形状を有し、インナ部材の内側フレーム部は車外側に向けて開かれた袋状断面形状を有しており、内側フレーム部の車外側を向く開口部分をガラスランチャンネルによって塞ぐようにインナ部材とアウタ部材を組み合わせた上で、ガラスランチャンネルを構成する車内側の壁部の端部(アウタ端部)と、内側フレーム部を構成するサッシュ内周側の壁部の端部(インナ端部)とが接合される。この接合として、アウタ端部とインナ端部の一方を折り返して他方を挟むヘミング接合が知られている。
特開2008-302788号公報
アウタ部材のアウタ端部とインナ部材のインナ端部をヘミング接合させる構造では、接合部分の設計自由度が低いという問題があった。設計の自由度を高めるために、ヘミング接合に代えて溶接でアウタ端部とインナ端部を接合させることも可能であるが、ガラスランチャンネル内に溶接痕が突出してガラスランに干渉したり、溶接痕によってドアサッシュの見栄えが悪くなったりするおそれがある。このような問題が生じやすいアウタ部材とインナ部材の溶接による接合構造を図11と図12に示す。
図11と図12に共通する構成として、アウタ部材50のガラスランチャンネル51を構成する車内側の壁部に、サッシュ内周側(窓開口側)に先端を向けたアウタ端部52が形成されており、インナ部材55の内側フレーム部56を構成するサッシュ内周側の壁部に、車外側に先端を向けたインナ端部57が形成されている。ガラスランチャンネル51内には弾性材からなるガラスラン60が保持されている。ガラスラン60は、アウタ部材50のアウタ端部52に沿って延びる車内側の側部61と、側部61の先端から車内側に向けて突出してインナ部材55のインナ端部57に当接する支持リップ62を有している。内側フレーム部56は、支持リップ62に覆われるインナ端部57を除く所定の部分が車内側から視認可能な可視範囲となる。
図11の接合構造では、アウタ部材50のアウタ端部52の先端が車内側に向けて折り返されており、このアウタ端部52の折り返し部分がインナ部材55のインナ端部57の先端付近の側面に対向しており、アウタ端部52における車外側を向く面と、インナ端部57の端末(車外側を向く端面)との間を溶接で接合している。この溶接で形成される溶接痕である溶接ビードW11は、アウタ端部52及びインナ端部57から車外側(すなわちガラスランチャンネル51の内方)に向けて突出する形状をなし、溶接後の未処理の状態では溶接ビードW11がガラスラン60の側部61に対して干渉してしまう。
図12の接合構造では、インナ部材55のインナ端部57の先端(車外側を向く端面)が、アウタ部材50のアウタ端部52の先端付近の側面に対向しており、インナ端部57におけるサッシュ内周側を向く面と、アウタ端部52の端末(サッシュ内周側を向く端面)との間を溶接で接合している。このときの溶接痕である溶接ビードW12は、アウタ端部52及びインナ端部57からサッシュ内周側に向けて突出する形状をなし、溶接後の未処理の状態では溶接ビードW12がガラスラン60の支持リップ62に対して干渉してしまう。また、溶接ビードW12が内側フレーム部56の可視範囲に表れて見栄えを損なうおそれがある。
図11や図12の接合構造では、以上のような不具合を防ぐために溶接ビードW11や溶接ビードW12を大幅に切削する仕上げ作業が必要になり、溶接後の工程が手間のかかるものになる。また、図11や図12のように互いの端末を突き合わせる形態のアウタ端部52とインナ端部57を溶接の対象部位とした場合、溶接時のアウタ端部52やインナ端部57の熱ひずみによる接合不良にも留意する必要がある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、アウタ部材のガラスランチャンネルとインナ部材の内側フレーム部の溶接箇所でガラスランとの干渉や見栄えへの影響が生じにくく、溶接後の仕上げ作業における手間を軽減できるドアサッシュを提供することを目的とする。
本発明は、窓開口が形成されるサッシュ内周側に向けて開かれた溝状断面のガラスランチャンネルを有するアウタ部材と、ガラスランチャンネルより車内側に位置して車外側に向けて開かれた袋状断面の内側フレーム部を有するインナ部材とを備え、ガラスランチャンネルの端部と内側フレーム部の端部とをサッシュ内周部分で接合する車両用ドアサッシュにおいて、ガラスランチャンネルの端部に、ガラスランの車内側の側部を保持するガラスラン保持部と、内側フレーム部の端部の端末及びガラスラン保持部に対して車内側に端末を位置させる接合部とを有し、内側フレーム部の端部のサッシュ外周側の面と接合部とを接合する溶接ビードを有することを特徴とする。
より具体的な構成として、ガラスランチャンネルは、サッシュ外周側に位置する底部からそれぞれサッシュ内周側に向けて延び、車外側と車内側に離間して位置する車外側壁部と車内側壁部とを有し、車内側壁部によりガラスラン保持部を形成する。そして、ガラスラン保持部からサッシュ内周側に進むにつれて車内側に傾斜する形状として接合部を構成することができる。内側フレーム部の端部と接合部は、車内側から車外側に進むにつれてサッシュ内周側とサッシュ外周側を結ぶ方向に広くなる凹部を形成することが好ましい。あるいは、ガラスラン保持部に対して車内側に向けて段状に形成された段状端部として接合部を構成してもよい。
ガラスランチャンネル側の接合部の溶接対象となる内側フレーム部の端部を、サッシュ外周側またはサッシュ内周側に向けて折れる折れ形状に設定してもよい。このような折れ形状は、溶接時の熱ひずみの影響を抑制する効果がある。
本発明はまた、窓開口が形成されるサッシュ内周側に向けて開かれた溝状断面のガラスランチャンネルを有するアウタ部材と、ガラスランチャンネルより車内側に位置して車外側に向けて開かれた袋状断面の内側フレーム部を有するインナ部材とを備え、ガラスランチャンネルの端部と内側フレーム部の端部とをサッシュ内周部分で接合する車両用ドアサッシュにおいて、内側フレーム部の端部に、ガラスランの車内側の支持リップが当接するリップ当接部と、ガラスランチャンネルの端部の端末及びリップ当接部に対してサッシュ外周側に端末を位置させる接合部とを有し、ガラスランチャンネルの端部の車内側の面と接合部とを接合する溶接ビードを有することを特徴とする。
接合部をアウタ端部とインナ端部のいずれに設ける場合においても、内側フレーム部の内方に向けて折り返された折り返し部と重なる重畳形状として接合部を形成することができる。
また、接合部をガラスランチャンネルの端部と内側フレーム部の端部のいずれに設ける場合においても、ドアサッシュの長手方向に位置を異ならせて複数の接合部を形成することが可能である。
以上の本発明によれば、溶接対象部分であるガラスランチャンネルの端部や内側フレーム部の端部に、ガラスラン保持部に対して車内側に端末を位置させる接合部、あるいはリップ当接部に対してフレーム外周側に端末を位置させる接合部を設け、これらの接合部と、内側フレーム部の端部やガラスランチャンネルの端部のうち内側フレーム部の内方に向く面とを溶接する溶接ビードを設けている。これにより、ガラスランチャンネル内やサッシュ内周側への溶接痕の突出や露出を防ぎ、溶接によるガラスランとの干渉や外観への影響が生じにくいドアサッシュを得ることができる。また、接合部を介してガラスランチャンネルの端部と内側フレーム部の端部を溶接する構成であるため、互いの端部をヘミング結合させる必要がなく、ヘミング結合による接合構造に比べて設計の自由度にも優れている。
本発明を適用したドアサッシュを有する車両ドアの側面図である。 図1のA−A断面線に沿う第1の実施形態のサイドサッシュの断面図である。 第1の実施形態のサイドサッシュにおけるアウタ部材のガラスランチャンネルとインナ部材の内側フレーム部の接合部分を拡大した断面図である。 第1の実施形態のサイドサッシュを構成するアウタ部材の一部分を示す斜視図である。 アウタ部材のガラスランチャンネルとインナ部材の内側フレーム部の接合部分の第2の実施形態を示す断面図である。 アウタ部材のガラスランチャンネルとインナ部材の内側フレーム部の接合部分の第3の実施形態を示す断面図である。 アウタ部材のガラスランチャンネルとインナ部材の内側フレーム部の接合部分の第4の実施形態を示す断面図である。 アウタ部材のガラスランチャンネルとインナ部材の内側フレーム部の接合部分の第5の実施形態を示す断面図である。 アウタ部材のガラスランチャンネルとインナ部材の内側フレーム部の接合部分の第6の実施形態を示す断面図である。 アウタ部材のガラスランチャンネルとインナ部材の内側フレーム部の接合部分の第7の実施形態を示す断面図である。 従来のドアサッシュにおけるアウタ部材のガラスランチャンネルとインナ部材の内側フレーム部の接合構造の一例で、接合部分を拡大した断面図である。 従来のドアサッシュにおけるアウタ部材のガラスランチャンネルとインナ部材の内側フレーム部の接合構造の異なる例で、接合部分を拡大した断面図である。
図1に示す自動車の側面ドア10は、ドアパネル11と、該ドアパネル11の上部に枠状に形成されたドアサッシュ12とを有し、ドアパネル11の上縁部とドアサッシュ12の内縁部とで囲まれる窓開口13内にドアガラス14が昇降する。ドアサッシュ12は、ドア上縁部を形成するアッパサッシュ15と、ドアパネル11の後部から上下方向へ延設されたサイドサッシュ(立柱サッシュ部)16を備えている。本実施形態のドア10は前部座席用ドアであり、以下の説明における前方、後方、車内側、車外側といった方向の表現は、この前部座席用ドア10が取り付けられる自動車のボディを基準とした方向を意味する。また、以下ではサイドサッシュ16について説明するが、サイドサッシュ16において窓開口13側に臨む側を内周側と呼び、これと反対の車両ボディ開口部(センターピラー)に臨む側を外周側と呼ぶ。ドア10を閉じた状態では、サイドサッシュ16における内周側は概ね車両の前方に向き、外周側は概ね車両の後方に向く。
図2は本発明を適用した第1の実施形態におけるサイドサッシュ16の断面構造を示している。サイドサッシュ16はアウタ部材20とインナ部材21と補助部材22を組み合わせて構成されている。アウタ部材20は、車外側に臨む意匠部(車外側壁部)20aと、意匠部20aに対向して車内側に位置する車内側壁部20bと、意匠部20aと車内側壁部20bの外周側端部を接続する底壁20cを有する。この意匠部20aと車内側壁部20bと底壁20cに囲まれる領域に、内周側に向けて開かれた有底の溝状断面形状をなすガラスランチャンネル20dが形成される。意匠部20aの内周側端部を車内側に折り返して折り返し部20eが形成される。また、車内側壁部20bの中間部分には、車内側に向けて凸状に突出する車内側突出部20fが形成されている。
図3と図4に示すように、車内側壁部20bには、車内側突出部20fに続けて内周側に突出する内周側フランジ(車内側壁部の一部、アウタ端部、ガラスラン保持部)20gが形成されている。内周側フランジ20gの端末を図中にT1で示す。内周側フランジ20gには、サイドサッシュ16の長手方向に位置を異ならせて複数の曲げ端部(接合部)20hが形成されている(図4では1つの曲げ端部20hを含むサイドサッシュ16の一部分を示している)。曲げ端部20hは、車内側突出部20fとの接続部分を始点として、外周側から内周側に進むにつれて、内周側フランジ20gから離れて車内側へ向かうように傾斜する曲げ形状を有している。曲げ端部20hの端末を図中にT11で示す。
インナ部材21は、アウタ部材20の意匠部20aと同様に車外側に臨む意匠部21aと、意匠部21aの内周側端部を車内側に曲げてアウタ部材20の底壁20cに沿って車内側へ延出された内方延出部(外周側壁部)21bと、内方延出部21bに続いて車両前後方向に向かう接続部21cと、接続部21cの内周側を車外側へ曲げて向けて延出された外方延出部(内周側壁部)21dとを有している。内方延出部21bは、車外側から車内側に進むにつれて、内周側(前方)へ接近していく傾斜形状を有している。外方延出部21dは、車内側から車外側に進むにつれて、内周側(前方)へ接近していく傾斜形状を有しており、外方延出部21dのうち車外側を向く先端部付近は、前後方向にほとんど傾斜せずに延設される車外側フランジ(内周側壁部の一部、インナ端部、リップ当接部)21eとなっている。車外側フランジ21eの端末を図中にT2で示す。意匠部21aの外周側の端部には、車内側に折り返した折り返し部21fが形成されている。インナ部材21の内方延出部21bと接続部21cと外方延出部21dと車外側フランジ21eによって、アウタ部材20のガラスランチャンネル20dに対して車内側に突出する内側フレーム部21gが形成される。内側フレーム部21gは、内方延出部21bと外方延出部21dの傾斜により車内側から車外側に向かうにつれて徐々に幅を大きくし、車外側に向けて開かれた袋状断面形状を有している。
補助部材22は、インナ部材21の内方延出部21bに重ねられる底部22aと、底部22aの車外側の縁部と車内側の縁部をそれぞれ曲げて形成した一対の抜け止め部22b、22cとを有している。この補助部材22における底部22a、抜け止め部22b、22cと、インナ部材21における意匠部21aによって囲まれる部分がウェザストリップ保持凹部を構成しており、このウェザストリップ保持凹部には、図示を省略するウェザストリップが嵌合保持される。ウェザストリップは、補助部材22の抜け止め部22b、22cに嵌合する脚部と、該脚部からサッシュ外縁部方向に突出する弾性接触部とを有し、ドア10を閉じたときに弾性接触部が車両ボディに当接して弾性変形され、車内への水滴等の浸入を防ぐ。
アウタ部材20とインナ部材21と補助部材22はそれぞれ別部材として成形されてから接合される。アウタ部材20の底壁20cと、インナ部材21の内方延出部21bと、補助部材22の底部22aが重ねられ、圧接タイプの溶接(例えばスポット溶接)で固定される。また、アウタ部材20におけるガラスランチャンネル20dの内周側フランジ20gの端部(アウタ端部と呼ぶ)と、インナ部材21の内側フレーム部21gの車外側フランジ21eの端部(インナ端部と呼ぶ)とが隣接しており、このアウタ端部とインナ端部が固定される。具体的には、アウタ部材20のアウタ端部上に形成した曲げ端部20hと、インナ部材21のインナ端部(車外側フランジ21e)が融接タイプの溶接(例えばアーク溶接)で固定される。インナ部材21単体の状態では内側フレーム部21gは車外側に向けて開口されており、図2のようにアウタ部材20とインナ部材21を接合させると、アウタ部材20の車内側壁部20b(車内側突出部20f、内周側フランジ20g、曲げ端部20hを含む)によって内側フレーム部21gの車外側を向く開口部分が塞がれて閉鎖断面形状となる。
図2に示すように、アウタ部材20とインナ部材21と補助部材22を接合させた状態で、ガラスランチャンネル20dに弾性材からなるガラスラン30が取り付けられる。ガラスラン30は、アウタ部材20の底壁20cに当て付く底部30aと、アウタ部材20の意匠部20a(折り返し部20eを含む)及び車内側壁部20b(車内側突出部20f、内周側フランジ20gを含む)に沿って支持される一対の側部30b、30cと、各側部30b、30cから突出する抜け止め突出部30d、30eと、各側部30b、30cのそれぞれの先端部から互いに接近する方向に延設された弾性リップ部30f、30gと、弾性リップ部30f、30gと反対側に突出する支持リップ部30h、30iを有している。側部30bに対向する折り返し部20eと、側部30cに対向する内周側フランジ20gとによって、ガラスラン30の両側が保持される。抜け止め突出部30d、30eをそれぞれ折り返し部20eと車内側突出部20fに係合させることによって、内周側へのガラスラン30の脱落が規制される。一対の弾性リップ部30f、30gは、ガラスランチャンネル20dに進入したドアガラス14に接触して弾性変形されて、ドアガラス14の振動やそれに伴う異音を抑える。なお図2では、弾性変形される前の自由状態における弾性リップ部30f、30gの形状を示している。車外側の支持リップ部30hは、アウタ部材20の意匠部20aと折り返し部20eの間の折り返し部分に係合しており、弾性リップ部30fがドアガラス14の車外側の面に対して適度な圧力で接触するように支持している。また、車内側の支持リップ部30iは、インナ部材21の車外側フランジ21eの側面に当接しており、弾性リップ部30gがドアガラス14の車内側の面に対して適度な圧力で弾性接触するように支持している。
サイドサッシュ16の内側フレーム部21gのうち、接続部21cから車外側フランジ21eにかけての部分はドア10を閉じた状態で車内側から視認可能な部分であり、その可視範囲を図2に「S」で示している。車外側フランジ21eの一部はガラスラン30の支持リップ部30iで覆われて不可視になっている。
以上の構成のサイドサッシュ16における、アウタ部材20の曲げ端部20hとインナ部材21の車外側フランジ21eの接合部分を図3に拡大して示す。図3ではアウタ部材20について、曲げ端部20hが形成されていない部分での内周側フランジ20gの形状を二点鎖線で示し、曲げ端部20hを実線で示している。図3から分かるように、曲げ端部20hの端末T11は、ガラスラン30の車内側の側部30cを保持する内周側フランジ20gに対して、車外側フランジ21e(インナ端部)の端末T2を基準に車内側(すなわち内側フレーム部21gの内方)に位置しており、この曲げ端部20hの内周側に隣接して位置する車外側フランジ21eとの間に、ガラスランチャンネル20dに対して車内側に向けて凹となる三角形状のスペース(凹部)を形成している。このスペースは、車内側から車外側に進むにつれて内周側と外周側を結ぶ方向に広くなっている。そして、曲げ端部20hと車外側フランジ21eの外周側の面21e−1とをガラスランチャンネル20dの内側から溶接で接合すると、このスペース内に溶接痕である溶接ビードW1が形成される。サイドサッシュ16の長手方向に位置を異ならせて設けた複数箇所の曲げ端部20hがそれぞれ、図3のように車外側フランジ21eと溶接で接合される。
図3の構成では溶接ビードW1がガラスランチャンネル20dの内側に面しているが、内周側フランジ20gに対して内側フレーム部21gの内方(内周側フランジ20gを基準とする車内側)に向けて突出する逃げ形状の曲げ端部20hを溶接箇所としているため、曲げ端部20hの逃げ形状によって得られるスペースに溶接ビードW1が収まり、ガラスランチャンネル20d内への溶接ビードW1の突出が抑制される。図3に示す溶接ビードW1は未切削の状態であるが、内周側フランジ20gに対してほとんど車外側(ガラスランチャンネル20dの内方)に突出していない。また、溶接ビードW1の内周側には車外側フランジ21eが位置しており、車外側フランジ21eを超えてサイドサッシュ16の内周側に溶接ビードW1が突出することもない。これにより、溶接ビードW1を切削することなく、仮に切削するとしても少ない切削量で、ガラスラン30の側部30cや支持リップ部30iとの干渉を防ぐことができる。また、車外側フランジ21eによって溶接ビードW1がサイドサッシュ16の内周側に露出せずに覆われるため、溶接後に内側フレーム部21gの可視範囲の見栄えが損なわれることもない。従って、溶接部分の後処理に手間がかからず、ガラスラン30の保持性や内側フレーム部21gの見栄えに優れたサイドサッシュ16を得ることができる。さらに、曲げ端部20hと車外側フランジ21eの接合部分がサイドサッシュ16の内周側に向けて突出しない構造であるため、窓開口13の周縁における視界を広く取ることができるという利点もある。なお、図3では曲げ端部20hの端末T11と車外側フランジ21eとの間に隙間があるが、この隙間がなくなるように曲げ端部20hの長さを設定してもよい。
図5に示す第2の実施形態では、以上の第1の実施形態の構成に加えて、アウタ部材20の内周側フランジ20gの端末T1と曲げ端部20hの端末T11の先に、車内側(すなわち内側フレーム部21gの内方)に向けて折り返された折り返し部20iが形成されており、曲げ端部20hと折り返し部20iが重なる重畳形状になっている。曲げ端部20hの裏側に沿う折り返し部20iを有することで溶接部分の肉厚が大きくなり、溶接時の耐熱性が向上し、熱ひずみを抑制する効果が得られる。溶接対象である曲げ端部20hと車外側フランジ21e(特に、外周側の面21e−1)の関係は第1の実施形態と同様であるため、図5に示す溶接ビードW2については、第1の実施形態の溶接ビードW1と同等の形になる。なお、図5では曲げ端部20hの端末T11(曲げ端部20hと折り返し部20iの境界部分)と車外側フランジ21eとの間に隙間があるが、この隙間がなくなるように曲げ端部20hの長さを設定してもよい。
図6に示す第3の実施形態では、第1の実施形態や第2の実施形態のようにアウタ部材20側に曲げ端部20hを形成する代わりに、インナ部材21の車外側フランジ21eのインナ端部に、車内側から車外側へ進むにつれて車外側フランジ21eから離れて外周側への突出量を大きくする形状の曲げ端部(接合部)21hを形成している。曲げ端部21hの端末を図中にT12で示す。先の実施形態の曲げ端部20hと同様に、曲げ端部21hはサイドサッシュ16の長手方向に位置を異ならせて複数箇所形成されている。曲げ端部21hの端末T12は、ガラスラン30の車内側の支持リップ部30iが当接する車外側フランジ21eに対して、内周側フランジ20g(アウタ端部)の端末T1を基準に外周側(すなわち内側フレーム部21gの内方)に位置しており、この曲げ端部21hの車外側に隣接して位置する内周側フランジ20gとの間に、車外側フランジ21eに対して外周側に向けて凹となる三角形状のスペース(凹部)を形成している。このスペースは、外周側から内周側に進むにつれて車内側と車外側を結ぶ方向(車幅方向)に広くなっている。そして、曲げ端部21hと内周側フランジ20gの車内側の面20g−1とを内周側から溶接で接合すると、このスペース内に溶接痕である溶接ビードW3が形成される。
図6の構成では溶接ビードW3がサイドサッシュ16の内周側に面しているが、車外側フランジ21eに対して内側フレーム部21gの内方(車外側フランジ21eを基準とする外周側)に向けて突出する逃げ形状の曲げ端部21hを溶接箇所としているため、曲げ端部21hによって得られるスペースに溶接ビードW3が収まり、サイドサッシュ16の内周側への溶接ビードW3の突出が抑えられる。図6に示す溶接ビードW3は未切削の状態であるが、車外側フランジ21eに対してほとんど内周側に突出していない。また、溶接ビードW3の車外側には内周側フランジ20gが位置しており、内周側フランジ20gを超えてガラスランチャンネル20dの内部に溶接ビードW3が突出することもない。これにより、溶接ビードW3を切削することなく、仮に切削するとしても少ない切削量で、ガラスラン30の支持リップ部30iや側部30cとの干渉を防ぐことができる。また、車内側と車外側を結ぶドア厚み方向に延設された車外側フランジ21eに対して斜めに形成された曲げ端部21hによって溶接幅を確保することで、ドア厚み方向での溶接ビードW3や曲げ端部21hの幅が小さく抑えられる。そのため、溶接ビードW3を含む溶接箇所をガラスラン30の支持リップ部30iで確実に覆うことができ、内側フレーム部21gの可視範囲の見栄えを損なうことがない。従って、第1の実施形態や第2の実施形態と同様に、図6の構成によっても、溶接部分の後処理に手間をかけることなく、ガラスラン30の保持性や内側フレーム部21gの見栄えに優れたサイドサッシュ16を得ることができる。また、曲げ端部21hと内周側フランジ20gの接合部分がサイドサッシュ16の内周側に向けて突出しない構造であるため、窓開口13の周縁における視界を広く確保できる。なお、図6の実施形態からの改変として、曲げ端部21hに続けて折り返し部20i(図5)のような折り返し形状を持たせることも可能である。また、図6では曲げ端部21hの端末T12と内周側フランジ20gとの間に隙間があるが、この隙間がなくなるように曲げ端部21hの長さを設定してもよい。
図7に示す第4の実施形態と図8に示す第5の実施形態はそれぞれ、アウタ部材20の構造については図5の第2の実施形態と共通しており、インナ部材21の車外側フランジ21eにおけるインナ端部の形状が第2の実施形態と異なっている。
図7の第4の実施形態では、インナ部材21の車外側フランジ21eのインナ端部に、車内側から車側へ進むにつれて内周側への突出量を大きくする先端折れ部21iが形成されている。つまり、先端折れ部21iはアウタ部材20の曲げ端部20hから離間する方向に折れた形状になっている。この先端折れ部21iの外周側の面21i−1と曲げ端部20hが溶接で接合されて溶接ビードW4が形成されている。
図8の第5の実施形態では、インナ部材21の車外側フランジ21eのインナ端部に、車内側から車側へ進むにつれて外周側への突出量を大きくする先端折れ部21jが形成されている。つまり、先端折れ部21iはアウタ部材20の曲げ端部20hに接近する方向に折れた形状になっている。この先端折れ部21jの外周側の面21j−1と曲げ端部20hとが溶接で接合されて溶接ビードW5が形成されている。
曲げ端部20hに対向する溶接部分を先端折れ部21iや先端折れ部21jのような先折れ形状とすることで、溶接時の熱ひずみを軽減することができる。なお、内周側に向かう形状の先端折れ部21iは、ガラスラン30の支持リップ部30iに干渉しない程度の小さい折れ角に抑えられている。また、外周側に向かう形状の先端折れ部21jは、曲げ端部20hとの間に溶接用のスペースを確保できる程度の小さい折れ角に抑えられている。
図7と図8ではインナ部材21側に先端折れ部21iや先端折れ部21jを形成しているが、これに相当する先端折れ部を、図6の構成でアウタ部材20の内周側フランジ20gのアウタ端部に形成することも可能である。
図9に示す第6の実施形態では、アウタ部材20の内周側フランジ20gに、曲げ端部20h(図3ないし図5、図7、図8)に代わるアウタ端部の接合部として、内周側フランジ20gと概ね平行をなす段状端部(接合部)20jが形成されている。段状端部20jの端末T21は、内周側フランジ20gに対して、車外側フランジ21e(インナ端部)の端末T2を基準に車内側(すなわち内側フレーム部21gの内方)に位置している。段状端部20jと車外側フランジ21eの外周側の面21e−1とをガラスランチャンネル20dの内側から溶接で接合すると、溶接ビードW6が形成される。段状端部20jによって内周側フランジ20gに対して車内側に向けて凹んだスペースが形成され、このスペース内に溶接ビードW6内に収まるため、曲げ端部20hを形成した場合と同様の効果が得られる。
図10に示す第7の実施形態では、インナ部材21の車外側フランジ21eに、曲げ端部21h(図6)に代わるインナ端部の接合部として、車外側フランジ21eと概ね平行をなす段状端部(接合部)21kが形成されている。段状端部21kの端末T22は、車外側フランジ21eに対して、内周側フランジ20g(アウタ端部)の端末T1を基準に外周側(すなわち内側フレーム部21gの内方)に位置している。段状端部21kと内周側フランジ20gの車内側の面20g−1とを内周側から溶接で接合すると、溶接ビードW7が形成される。段状端部21kによって車外側フランジ21eに対して外周側に向けて凹んだスペースが形成され、このスペース内に溶接ビードW7内に収まるため、曲げ端部21hを形成した場合と同様の効果が得られる。
図9及び図10から分かるように、ガラスランチャンネル20dのアウタ端部や内側フレーム部21gのインナ端部に設ける接合部の形状は、曲げ端部20h、21hのような曲げ形状に限定されず、段状端部20j、21kのような任意の形状を選択することができる。なお、図9及び図10の実施形態からの改変として、段状端部20j、21kに続けて折り返し部20i(図5、図7及び図8)のような折り返し形状を形成してもよい。また、段状端部20jと接合される車外側フランジ21eのインナ端部や、段状端部21kと接合される内周側フランジ20gのアウタ端部に、先端折れ部21i、21j(図7、図8)のような折れ形状を持たせることも可能である。また、図9では段状端部20jの端末T21と車外側フランジ21eとの間に隙間があり、図10では段状端部21kの端末T22と内周側フランジ20gとの間に隙間があるが、この隙間がなくなるように段状端部20jや段状端部21kの長さを設定してもよい。
以上、図示実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は図示した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて改良や改変が可能である。例えば図示実施形態のサイドサッシュ16はアウタ部材20とインナ部材21に加えて補助部材22も含んでいるが、補助部材22の有無は本発明の要旨とは関係がない。
また、図示実施形態はサイドサッシュへの適用例であるが、ガラスランチャンネルと内側フレーム部とを有する2つの部材を接合させる構造を有するものであれば、サイドサッシュに限らずアッパサッシュなどにも適用が可能である。
また、図示実施形態では、溶接用の接合部を構成する曲げ端部20h、21hや段状端部20j、21kはサイドサッシュの長手方向に位置を異ならせて間欠的に形成されるものとしたが、曲げ端部20h、21hや段状端部20j、21kに相当する接合部をサッシュの長手方向(延設方向)に連続的に形成することも可能である。接合部を連続的に形成することで、ロール成形による低コストの製造が可能となる。
サッシュの長手方向に連続的に接合部を形成した場合、サッシュ長手方向で間欠的に接合部を溶接することが好ましい、これにより溶接による熱ひずみの影響を小さくすることができる。但し、接合部の全体を一様に(連続的に)溶接する構成を排除するものではない。
10 ドア
11 ドアパネル
12 ドアサッシュ
13 窓開口
14 ドアガラス
15 アッパサッシュ
16 サイドサッシュ
20 アウタ部材
20a 意匠部(車外側壁部)
20b 車内側壁部
20c 底壁
20d ガラスランチャンネル
20e 折り返し部(車外側壁部の一部)
20f 車内側突出部(車内側壁部の一部)
20g 内周側フランジ(車内側壁部の一部、アウタ端部、ガラスラン保持部)
20h 曲げ端部(接合部)
20i 折り返し部
20j 段状端部(接合部)
21 インナ部材
21a 意匠部
21b 内方延出部(外周側壁部)
21c 接続部
21d 外方延出部(内周側壁部)
21e 車外側フランジ(内周側壁部の一部、インナ端部、リップ当接部)
21f 折り返し部
21g 内側フレーム部
21h 曲げ端部(接合部)
21i 21j 先端折れ部
21k 段状端部(接合部)
22 補助部材
22a 底部
22b 22c 抜け止め部
30 ガラスラン
30a 底部
30b 30c 側部
30d 30e 抜け止め突出部
30f 30g 弾性リップ部
30h 30i 支持リップ部
T1 内周側フランジの端末
T2 車外側フランジの端末
T11 T12 曲げ端部の端末
T21 T22 段状端部の端末
W1 W2 W3 W4 W5 溶接ビード

Claims (8)

  1. 窓開口が形成されるサッシュ内周側に向けて開かれた溝状断面のガラスランチャンネルを有するアウタ部材と、上記ガラスランチャンネルより車内側に位置して車外側に向けて開かれた袋状断面の内側フレーム部を有するインナ部材とを備え、上記ガラスランチャンネルの端部と上記内側フレーム部の端部とをサッシュ内周部分で接合する車両用ドアサッシュにおいて、
    上記ガラスランチャンネルの端部に、
    上記ガラスランの車内側の側部を保持するガラスラン保持部と;
    上記内側フレーム部の端部の端末及び上記ガラスラン保持部に対して車内側に端末を位置させる接合部と;
    を有し、
    上記内側フレーム部の端部のサッシュ外周側の面と上記接合部とを接合する溶接ビードを有することを特徴とする車両用ドアサッシュ。
  2. 請求項1記載の車両用ドアサッシュにおいて、
    上記ガラスランチャンネルは、サッシュ外周側に位置する底部からそれぞれサッシュ内周側に向けて延び、車外側と車内側に離間して位置する車外側壁部と車内側壁部とを有し、上記ガラスラン保持部は上記車内側壁部により形成され、
    上記接合部は、上記ガラスラン保持部からサッシュ内周側に進むにつれて車内側に傾斜する形状をなす車両用ドアサッシュ。
  3. 請求項1記載の車両用ドアサッシュにおいて、
    上記ガラスランチャンネルは、サッシュ外周側に位置する底部からそれぞれサッシュ内周側に向けて延び、車外側と車内側に離間して位置する車外側壁部と車内側壁部とを有し、上記ガラスラン保持部は上記車内側壁部により形成され、
    上記接合部は、上記ガラスラン保持部に対して車内側に向けて段状に形成された段状端部からなる車両用ドアサッシュ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の車両用ドアサッシュにおいて、上記内側フレーム部の端部は、サッシュ外周側またはサッシュ内周側に向けて折れる折れ形状を有している車両用ドアサッシュ。
  5. 請求項1、2、4のいずれか1項記載の車両用ドアサッシュにおいて、上記内側フレーム部の端部と上記接合部は、車内側から車外側に進むにつれてサッシュ内周側とサッシュ外周側を結ぶ方向に広くなる凹部を形成する車両用ドアサッシュ。
  6. 窓開口が形成されるサッシュ内周側に向けて開かれた溝状断面のガラスランチャンネルを有するアウタ部材と、上記ガラスランチャンネルより車内側に位置して車外側に向けて開かれた袋状断面の内側フレーム部を有するインナ部材とを備え、上記ガラスランチャンネルの端部と上記内側フレーム部の端部とをサッシュ内周部分で接合する車両用ドアサッシュにおいて、
    上記内側フレーム部の端部に、
    上記ガラスランの車内側の支持リップが当接するリップ当接部と;
    上記ガラスランチャンネルの端部の端末及び上記リップ当接部に対してサッシュ外周側に端末を位置させる接合部と;
    を有し、
    上記ガラスランチャンネルの端部の車内側の面と上記接合部とを接合する溶接ビードを有することを特徴とする車両用ドアサッシュ。
  7. 請求項1ないしのいずれか1項記載の車両用ドアサッシュにおいて、上記接合部は、上記内側フレーム部の内方に向けて折り返された折り返し部と重なる重畳形状をなす車両用ドアサッシュ。
  8. 請求項1ないしのいずれか1項記載の車両用ドアサッシュにおいて、ドアサッシュの長手方向に位置を異ならせて複数の上記接合部が形成される車両用ドアサッシュ。
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