JP6393304B2 - 車体のルーフパネルとサイドパネルとの接合構造 - Google Patents
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Description
本発明は、車体のルーフパネルとサイドパネルとの接合構造に係り、特に、連続接合されたルーフパネルとサイドパネルとの接合構造に関する。
従来、車体のルーフパネルとサイドパネルとの接合構造において、スポット溶接に代えてろう付け等による連続接合することが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載されたルーフパネルとサイドパネルとの接合構造は、車体のルーフパネルの一辺とサイドパネル一辺とを曲折(フランジ成形)した端縁部で連続接合する。曲折した端縁部には、ルーフパネルの接合部とサイドパネルの接合部との間に隙間(充填空間)を設けて、発泡材が充填される。発泡材が充填されるので、連続接合によって生じる熱変形を抑制するとともに、接合強度が向上する。
しかしながら、特許文献1に記載されたルーフパネルとサイドパネルとの接合構造では、例えば、車体の連続接合部におけるルーフパネルの前端角部や後端角部(端末角部)の接合構造が問題となる場合がある。つまり、例えば、ルーフパネルとサイドパネルとの端末角部において、ウインドガラスと接合されるようなデザインを採用しようとすると、端末角部におけるフランジ成形の加工性が問題となる。
具体的には、パネルの成形工程では、フランジ部の端末角部において、フランジ部のデザイン形状に起因して材料が引っ張られて端末角部から周縁部へ展延するので切り欠き形状のような開口窓(フランジ開口窓部)が形成される場合がある。このフランジ開口窓部における防水性能の低下が問題となる。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、車体のルーフパネルとサイドパネルとの接合構造における端末角部の防水性能の低下を抑制して、防水効果を向上させることを課題とする。
本発明は、車体のルーフパネルの一辺とサイドパネル一辺とが連続接合されたルーフパネルとサイドパネルとの接合構造である。
前記課題を解決するため、本発明は、前記ルーフパネルの一辺に形成されたフランジ部および前記サイドパネルの一辺に形成されたフランジ部のうちの一方のフランジ部に形成されたフランジ開口窓部と、前記ルーフパネルの一辺に形成されたフランジ部および前記サイドパネルの一辺に形成されたフランジ部のうちの他方のフランジ部に形成された隆起部と、を有する。
本発明に係るルーフパネルとサイドパネルとの接合構造では、前記フランジ開口窓部は、前記ルーフパネルの一辺と前記サイドパネル一辺との連続接合部の端末角部に形成されている。前記隆起部は、前記フランジ開口窓部が形成された一方のパネルの内側に進入するように前記端末角部に配設されている。
本発明は、車体のルーフパネルとサイドパネルとの接合構造における端末角部の防水性能の低下を抑制して、防水効果を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る車体のルーフパネルとサイドパネルとの接合構造(以下、単に「ルーフ接合構造1」という。)について適宜図1から図5を参照しながら詳細に説明する。
車体は、用途や種類等は特に限定されないが、自動車の車体を例として説明する。説明の便宜上、自動車の進行方向に向かって前後方向、上下方向、および左右方向(車幅方向)といい、車幅方向において自動車の室内側を内側(車幅方向内側)、車外側を外側(車幅方向外側)という。
車体は、用途や種類等は特に限定されないが、自動車の車体を例として説明する。説明の便宜上、自動車の進行方向に向かって前後方向、上下方向、および左右方向(車幅方向)といい、車幅方向において自動車の室内側を内側(車幅方向内側)、車外側を外側(車幅方向外側)という。
ルーフ接合構造1は、図1と図2に示すように、車体100のルーフパネル2の一辺2aとサイドパネル3の一辺3aとが連続接合された車体構造である。ルーフパネル2の一辺2aは、ルーフパネル2の左サイドで前後方向に延びる左側縁である。サイドパネル3は、左サイドパネルであり、サイドパネル3の一辺3aは、車体100の上部左側で前後方向に延びる辺である。
ルーフ接合構造1は、連続接合部10と、連続接合部10の端末である端末角部11と、を備えている。ルーフパネル2の一辺2aとサイドパネル3の一辺3aとは、ルーフパネル2の後端部(不図示)から前端部(端末角部11)まで連続接合されている。
連続接合部10は、銅合金のろう付け等によって連続して接合された部位である。
連続接合部10は、銅合金のろう付け等によって連続して接合された部位である。
なお、連続接合部10の端末部は、例えば、ルーフパネル2における左右の後端部(不図示)と前端部であるが、以下の説明において、車体100のルーフパネル2の左サイド、および前端部の端末角部11を例として説明する。車体100のルーフパネル2の右サイドは、左サイドと同様であるので、重複する説明は省略する。また、ルーフパネル2の後端部(不図示)は、前端部(端末角部11)と同様に構成してもよいし、車体100のデザイン性の観点から適宜、他の構成を採用してもよい。
〈ルーフパネル〉
図3に示すように、ルーフパネル2は、天板部21と、ルーフパネル2の一辺2aに形成されたフランジ部である側縁フランジ22と、一辺2aに交差する他辺2b(幅方向に延びる前縁)に形成されたフランジ部である前縁フランジ23と、を備えている。ルーフパネル2の一辺2aと他辺2bとは、端末角部11で交差している。
図3に示すように、ルーフパネル2は、天板部21と、ルーフパネル2の一辺2aに形成されたフランジ部である側縁フランジ22と、一辺2aに交差する他辺2b(幅方向に延びる前縁)に形成されたフランジ部である前縁フランジ23と、を備えている。ルーフパネル2の一辺2aと他辺2bとは、端末角部11で交差している。
側縁フランジ22は、天板部21に連続する基端部22aと、基端部22aに連続する外縁部22bと、フランジ開口窓部である側縁フランジ開口窓部22cと、を備えている。側縁フランジ22は、サイドパネル3と連続接合するための部位である(図4参照)。基端部22aは、天板部21から下方に向かって車幅方向内側に延びて形成され、天板部21との間で鋭角に屈曲している。外縁部22bは、基端部22aから下方に向かって延びて基端部22aとの間で屈曲している。側縁フランジ開口窓部22cは、端末角部11に形成されている。
なお、本実施形態において、車体100のデザイン性を考慮して、側縁フランジ22は、天板部21から基端部22aにかけて鋭角に屈曲して形成したが、これに限定されるものではなく、緩やかな鈍角に屈曲させてもよく、適宜種々の形状を採用することができる。また、基端部22aから外縁部22bにかけて屈曲して形成したが、これに限定されるものではなく、屈曲させなくてもよい
側縁フランジ開口窓部22cは、基端部22aから外縁部22bに跨って形成されている。側縁フランジ開口窓部22cは、端末角部11においてプレス成形時に生じる鋼板の展延性に起因して形成されることを想定しているが、特に材質や加工方法、形状、サイズを限定する趣旨ではなく、予め鋼板に形成された切り欠きであってもよいし、後加工で形成したものであってもよい。
前縁フランジ23は、車体100のフロントウインドシールド(不図示)を装着するための部位である。前縁フランジ23は、天板部21に連続する基端部23aと、基端部23aに連続する前縁部23bと、フランジ開口窓部である前縁フランジ開口窓部23cと、を備えている。基端部23aは、天板部21から下方に延びて形成され、天板部21との間で屈曲している。前縁部23bは、基端部23aから斜め前方に向かって延びて基端部23aとの間で屈曲している。
前縁フランジ開口窓部23cは、基端部23aから前縁部23bに跨って形成されている。前縁フランジ開口窓部23cは、側縁フランジ開口窓部22cに連続して端末角部11に形成されている。フランジ開口窓部は、側縁フランジ開口窓部22cと、側縁フランジ開口窓部22cに連続して形成された前縁フランジ開口窓部23cと、を備えている。
前縁フランジ開口窓部23cは、側縁フランジ開口窓部22cと同様の構成であるから、重複する詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態においては、側縁フランジ開口窓部22cとともに、側縁フランジ開口窓部22cに連続して前縁フランジ開口窓部23cが形成された実施形態について説明したが、ルーフパネル2のデザイン性、成形性を考慮して適宜種々の形状を採用するため、必ずしも前縁フランジ開口窓部23cが形成されていなくともよい。
なお、本実施形態においては、側縁フランジ開口窓部22cとともに、側縁フランジ開口窓部22cに連続して前縁フランジ開口窓部23cが形成された実施形態について説明したが、ルーフパネル2のデザイン性、成形性を考慮して適宜種々の形状を採用するため、必ずしも前縁フランジ開口窓部23cが形成されていなくともよい。
〈サイドパネル〉
図5に示すように、サイドパネル3は、上部でルーフパネル2に連続する天板部31と、サイドパネル3の一辺3aに形成されたフランジ部である側縁フランジ32と、一辺3aに交差する他辺3b(幅方向に延びる前縁)に形成されたフランジ部である前縁フランジ33と、を備えている。サイドパネル3の一辺3aと他辺3bとは、端末角部11で交差している。
図5に示すように、サイドパネル3は、上部でルーフパネル2に連続する天板部31と、サイドパネル3の一辺3aに形成されたフランジ部である側縁フランジ32と、一辺3aに交差する他辺3b(幅方向に延びる前縁)に形成されたフランジ部である前縁フランジ33と、を備えている。サイドパネル3の一辺3aと他辺3bとは、端末角部11で交差している。
天板部31は、車体100の左サイドに沿って前後方向に形成された上段部31aと、上段部31aに対して車幅方向内側に形成された下段部31bと、上段部31aから下段部31bに連続する縦壁部31cと、を備えている。下段部31bは、車幅方向外側から内側に向かって下り勾配をなして形成されている(図7参照)。
図7に示すように、ルーフパネル2とサイドパネル3とは、ルーフパネル2の下段部31bをサイドパネル3の側縁フランジ22(基端部22a)に接合した状態で、連続接合部10を形成して連続接合されている。
図5に示すように、側縁フランジ32は、下段部31bに連続する基端部32aと、基端部32aに連続する外縁部32bと、外縁部32bに形成された隆起部32cと、を備えている。基端部32aは、天板部31から下方に延びて形成され、下段部31bとの間で屈曲している。外縁部32bは、基端部32aから車幅方向内側に向かって延びて基端部22aとの間で屈曲している。隆起部32cは、端末角部11に形成されている。
隆起部32cは、車幅方向外側から内側に向かってトンネルが進むように形成され、車幅方向内側から見て上に向かって凸になるような湾曲形状をなしている。図6を参照しながら隆起部32cと側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cとの関係を説明する。図6は図2のVI−VI矢視断面図である。
図6に示すように、ルーフパネル2とサイドパネル3は、ルーフ支持部材Rに支持されている。ルーフ支持部材Rは、ルーフサイドレールやルーフフロントレールであるが、特に構成が限定されるものではない。
図6に示すように、ルーフパネル2とサイドパネル3は、ルーフ支持部材Rに支持されている。ルーフ支持部材Rは、ルーフサイドレールやルーフフロントレールであるが、特に構成が限定されるものではない。
隆起部32cは、側縁フランジ開口窓部22cが形成されたルーフパネル2の車幅方向内側に側縁フランジ開口窓部22cから進入するように、端末角部11に配設されている。具体的には、隆起部32cは、基端側(車幅方向外側、つまり側縁フランジ32の基端部32a側)が側縁フランジ開口窓部22cを内側から塞ぐように配設されている(図2と図4、および図7を参照)。
また、隆起部32cの基端側から先端側(車幅方向内側、つまり側縁フランジ32の外縁部32bの端面側)にかけて、前縁フランジ開口窓部23cを内側から塞ぐように隆起部32cが配設されている(図4を参照)。
以上のように構成された本発明の第1の実施形態に係るルーフ接合構造1の作用効果について、主として図2を参照しながら説明する。
ルーフ接合構造1では、図2に示すように、隆起部32cを側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cの内側に配設することで、側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cは、その開口部が狭窄されて塞がれた状態になっている。
ルーフ接合構造1では、図2に示すように、隆起部32cを側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cの内側に配設することで、側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cは、その開口部が狭窄されて塞がれた状態になっている。
これにより、本発明の第1の実施形態に係るルーフ接合構造1は、端末角部11における側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cによる防水性能の低下を抑制して、防水効果を向上させることができる。
続いて、本発明の第2の実施形態に係るルーフ接合構造1Aについて、主として図8を参照しながら説明する。本発明の第2の実施形態に係るルーフ接合構造1Aは、第1の実施形態に係るルーフ接合構造1において、側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cに対して、発泡性シール材U、およびコート材Sのうち少なくとも一方を充填した実施形態である。
このため、第2の実施形態に係るルーフ接合構造1Aにおける以下の説明では、説明の便宜上、第1の実施形態に係るルーフ接合構造1と同様の構成については、同様の符号を付して重複する説明は省略する。
参照する図8は図2のVI−VI矢視断面図であり、(a)は側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cに対して、発泡性シール材Uを充填した状態を示す。図8(b)は、(a)に示した発泡性シール材Uに対してさらにコート材Sを充填した状態を示す。
図8(a)に示すように、発泡性シール材Uは、発泡性のシール部材であり、いわゆるマスチックシールを使用すると好適である。発泡性シール材Uは、充填機Tを使用して隆起部32cの周囲に塗布する。なお、発泡性シール材Uは、車体10の塗装工程における加熱乾燥処理工程で定着させると好適である。
充填機Tは、前縁フランジ開口窓部23cから挿入して、発泡性シール材Uを隆起部32cの周囲に塗布することで、隆起部32cのトンネル形状に渡って車幅方向に沿って充填できるため、特に好適である。つまり、前縁フランジ開口窓部23cの後方に隆起部32cが位置するので、前縁フランジ開口窓部23cから充填機Tを挿入すると、隆起部32cにアプローチしやすいので、作業工数を低減するとともに、かつ側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cを確実に塞ぐことができる。これにより、端末角部11における防水効果を効果的に向上させることができる。
なお、発泡性シール材Uを塗布する場所は、隆起部32cと側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cとの関係を考慮して、適宜設定される。
発泡性シール材Uは、端末角部11において、側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cが形成されたルーフパネル2と隆起部32cとの間に形成された狭窄部12に充填されている。
これにより、隆起部32cが形成する狭窄部12に対して、さらに発泡性シール材Uを充填することで、より防水効果を向上させることができる。
図8(b)に示すように、コート材Sは、発泡性シール材Uよりもシール性を高めたシール部材であり、いわゆるダストシーラを使用すると好適である。かかる構成により、発泡性シール材Uに加えて、側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cを覆うコート材Sをさらに備えたことで、より高い防水効果を得ることができる。
なお、本実施形態においては、狭窄部12の大きさや形状等を考慮して、発泡性シール材Uに加えて、さらにコート材Sを充填したが、これに限定されるものではなく、狭窄部12の狭窄部12の大きさや形状等、およびコート材Sの特性を考慮してコート材Sだけでも十分な防水効果が得られる場合には、必ずしも発泡性シール材Uを充填する必要はない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されず、適宜変形して実施することが可能である。例えば、本実施形態においては、ルーフパネル2に側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cを形成して、サイドパネル3に隆起部32cを形成したが、これに限定されるものではなく、ルーフパネル2に隆起部32cを形成して、サイドパネル3に側縁フランジ開口窓部22cおよび前縁フランジ開口窓部23cを形成してもよい。
1,1A ルーフ接合構造(ルーフパネルとサイドパネルとの接合構造)
2 ルーフパネル
2a ルーフパネルの一辺
2b ルーフパネルの他辺
3 サイドパネル
3a サイドパネルの一辺
3b サイドパネルの他辺
10 連続接合部
11 端末角部
12 狭窄部
21 天板部
22 側縁フランジ(フランジ部)
22b 側縁部
22c 側縁フランジ開口窓部(フランジ開口窓部)
23 前縁フランジ(フランジ部)
23a 基端部
23b 前縁部
23c 前縁フランジ開口窓部(フランジ開口窓部)
31 天板部
32 側縁フランジ(フランジ部)
32a 基端部
32b 外縁部
32c 隆起部
33 前縁フランジ(フランジ部)
100 車体
S コート材
U 発泡性シール材
2 ルーフパネル
2a ルーフパネルの一辺
2b ルーフパネルの他辺
3 サイドパネル
3a サイドパネルの一辺
3b サイドパネルの他辺
10 連続接合部
11 端末角部
12 狭窄部
21 天板部
22 側縁フランジ(フランジ部)
22b 側縁部
22c 側縁フランジ開口窓部(フランジ開口窓部)
23 前縁フランジ(フランジ部)
23a 基端部
23b 前縁部
23c 前縁フランジ開口窓部(フランジ開口窓部)
31 天板部
32 側縁フランジ(フランジ部)
32a 基端部
32b 外縁部
32c 隆起部
33 前縁フランジ(フランジ部)
100 車体
S コート材
U 発泡性シール材
Claims (4)
- 車体のルーフパネルの一辺とサイドパネルの一辺とが連続接合されたルーフパネルとサイドパネルとの接合構造であって、
前記ルーフパネルの一辺に形成されたフランジ部および前記サイドパネルの一辺に形成されたフランジ部のうちの一方のフランジ部に形成されたフランジ開口窓部と、
前記ルーフパネルの一辺に形成されたフランジ部および前記サイドパネルの一辺に形成されたフランジ部のうちの他方のフランジ部に形成された隆起部と、を有し、
前記フランジ開口窓部は、前記ルーフパネルの一辺と前記サイドパネル一辺との連続接合部の端末角部に形成され、
前記隆起部は、前記フランジ開口窓部が形成された一方のパネルの内側に進入するように前記端末角部に配設されていること、
を特徴とするルーフパネルとサイドパネルとの接合構造。 - 前記端末角部において前記フランジ開口窓部が形成された一方のパネルと前記隆起部との間に形成された狭窄部と、
前記狭窄部に充填された発泡性シール材と、を備えていること、
を特徴とする請求項1に記載のルーフパネルとサイドパネルとの接合構造。 - 前記フランジ開口窓部を覆うコート材をさらに備えていること、
を特徴とする請求項1または請求項2に記載のルーフパネルとサイドパネルとの接合構造。 - 前記端末角部において、前記フランジ開口窓部が形成された前記一方のパネルは、当該一方のパネルの一辺に交差する他辺に形成されたフランジ部を備え、
前記フランジ開口窓部は、前記端末角部において、前記一方のパネルの一辺に形成されたフランジ部から前記他辺に形成されたフランジ部に渡って連続して形成されていること、
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のルーフパネルとサイドパネルとの接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016246083A JP6393304B2 (ja) | 2016-12-20 | 2016-12-20 | 車体のルーフパネルとサイドパネルとの接合構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018099950A JP2018099950A (ja) | 2018-06-28 |
JP6393304B2 true JP6393304B2 (ja) | 2018-09-19 |
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11492046B2 (en) | 2020-09-10 | 2022-11-08 | Honda Motor Co., Ltd. | Roof structure of vehicle |
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JP3085096B2 (ja) * | 1994-07-28 | 2000-09-04 | 日産自動車株式会社 | 車体ルーフ回りのパネル接合構造 |
JP5845162B2 (ja) * | 2012-10-18 | 2016-01-20 | 本田技研工業株式会社 | 自動車のルーフ構造及びその製造方法 |
-
2016
- 2016-12-20 JP JP2016246083A patent/JP6393304B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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