JP5891092B2 - 車体構成部材の接合構造 - Google Patents
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Description
図4は、サイドメンバとしてのメンバ部材1Aに、サスペンション用の一対のブラケット2が接合された構造C1'を示している。
メンバ部材1Aは、同図(b)に示すような断面形状を有するいわゆるハット型状である。ブラケット2は、金属板にプレス加工を施して形成された平板状であり、軸挿通用の孔部29などを適宜有している。このブラケット2の上部は、メンバ部材1Aの側面11aに重ね合わされており、この重ね合わせ部Saにスポット溶接(またはアーク溶接)が施されている。この重ね合わせ部Saは、平面部どうしを重ね合わせた部分であるが、完全な平面ではなく、僅かな隙間があるために、次に述べる隅部4Aの存在に起因して水入りが生じ得る。
すなわち、ブラケット2の下部寄り領域は、メンバ部材1Aの下方に、適当な寸法L10だけはみ出したはみ出し部25となっており、同図(b)に示すように、このはみ出し部25の基部とメンバ部材1Aの下部の角部19との間には、隅部4Aが形成される。ここで、角部19の外面は、適当な曲率半径Raの曲面であるのが通例である。このため、隅部4Aの形成箇所においては、メンバ部材1Aとブラケット2とは密接せず、この隅部4Aは重ね合わせ部Saの内部に繋がった空隙部となる(同図(d)も参照)。その結果、この隅部4Aに水が掛かると、この水が重ね合わせ部Saの内部に進入する虞がある。
図6は、クロスメンバとしてのメンバ部材1Aに、フロアパネル3が接合された構造C2'を示している。
メンバ部材1Bは、図4に示すメンバ部材1Aと同様な断面ハット状である。フロアパネル3は、金属板を波板状にプレス成形したものであり、下板部30、この下板部30から起立した起立部31、および起立部31の上端に繋がった上板部32を有している。このフロアパネル3の下板部30は、メンバ部材1Bのフランジ部12上に重ね合わされており、この重ね合わせ部Sbにスポット溶接またはアーク溶接が施されている。この重ね合わせ部Sbに対しても、次に述べる隅部4Bの存在により水入りが生じ得る。
すなわち、フロアパネル3の起立部31は、メンバ部材1Aのフランジ部12の上方に起立しており、同図(a)の要部拡大図、および同図(c)に示すように、起立部31の基部とフランジ部12との間には、隅部4Bが形成される。ここで、起立部31の基部の外面は、やはり適当な曲率半径Rbの曲面であるのが通例である。このため、この隅部4Bの形成箇所においては、メンバ部材1Bとフロアパネル3とは密接しておらず、この隅部4Bは、重ね合わせ部Sbに繋がった空隙部となる(同図(c)も参照)。その結果、この隅部4Bに水が掛かると、この水が重ね合わせ部Sbの内部に進入する虞がある。
隅部4Bについても、前記した隅部4Aと同様に、適切にシールを図ることは容易ではない。また、重ね合わせ部Sbの内部に対する電着塗装も困難である。したがって、この隅部4Bから重ね合わせ部Sbの内部に水が進入することにより、この重ね合わせ部Sbに錆が発生し、その錆汁が重ね合わせ部Sbの周辺部のシール部6Bから滲み出し、この部分が汚れてしまう不具合があった。
第1に、メンバ部材および接合対象部材の平面部どうしの重ね合わせ部は、メンバ部材および接合対象部材の一方の側縁部の先端よりも所定の隙間の幅だけ内側に位置している。このため、水入りの要因となる所定の隅部から重ね合わせ部の内部に水が進入して錆が発生し、その錆汁が重ね合わせ部の周辺に漏出したとしても、この錆汁については、前記した隙間内に止まらせて、前記側縁部よりも外側の領域に漏出しないようにすることが可能となる。すなわち、重ね合わせ部が側縁部の先端よりも内側に位置していることに基づき、錆汁が外部から目視できる領域に漏出し難くなる効果が得られる。したがって、錆汁によって車体が汚れることを防止する上で好ましいものとなる。
第2に、重ね合わせ部から前記した隙間内に錆汁が漏出する虞はあるものの、この隙間の内面には、防錆効果を有する電着塗装を適切に施しておくことが可能である。したがって、隙間の内面が腐食することを適切に防止し、隙間を設けたことによる弊害を生じないようにすることが可能である。
第3に、本発明では、前記したような汚れ防止効果が得られる結果、重ね合わせ部の周辺などのシール手段としては、アンダコート塗装などの簡易な手段を採用すればよいこととなる。水入りの原因となる所定の隅部にシーラ塗装を施すような必要も無くすことができる。したがって、その分だけ生産性を高め、生産コストの低減化を図ることが可能である。
図1に示す車体構成部材の接合構造C1は、既述した図4の構造C1'を改良したものである。このため、以降においては、構造C1'と同一の部位には、同一の符号を付し、主に構造C1'と相違する点について説明する。
壁部11にプレス加工によるビード形成加工を施すことにより簡易に設けることができる。
図2は、先に示した図1(b)に相当する箇所の断面構造を示している。本実施形態では、重ね合わせ部Saの左右両側に隙間5Aを形成するための手段として、ブラケット2の両側縁部20のそれぞれを側面11aから離間する方向に屈曲させている。メンバ部材1Aには、第1の実施形態の凹部13に相当する手段は設けられていない。これら以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図3に示す車体構成部材の接合構造C2は、先の図6に示した構造C2'を改良したものである。図6に示した構造C2'と同一部位には、同一の符号を付し、主に相違点について説明する。
本発明でいう接合対象部材は、サスペンション用のブラケットとは異なる用途のブラケットとすることが可能である。また、フロアパネル以外のパネルを接合対象部材とすることもできる。さらには、ブラケットやパネル以外の車体構成部材を接合対象部材とすることもできる。
Sa,Sb 重ね合わせ部
1A メンバ部材(サイドメンバ)
1B メンバ部材(クロスメンバ)
2 ブラケット(接合対象部材)
3 フロアパネル(接合対象部材)
4A,4B 隅部
5A,5B 隙間
12a 側縁部(メンバ部材の)
13 凹部(メンバ部材の外面の)
15 凹部(メンバ部材の側縁部の)
20 側縁部(ブラケットの)
Claims (1)
- メンバ部材と、このメンバ部材に接合される接合対象部材と、を備えており、
これらメンバ部材および接合対象部材の平面部どうしが溶接部を介して接合されて、重ね合わせ部が形成されており、
前記接合対象部材が、前記メンバ部材からはみ出したはみ出し部を有し、または前記メンバ部材から起立した起立部を有していることにより、前記はみ出し部の基部または前記起立部の基部と前記メンバ部材とに挟まれた隅部が形成され、かつこの隅部は、前記重ね合わせ部の周囲の一部に位置している、車体構成部材の接合構造であって、
前記重ね合わせ部の周囲のうち、前記隅部に隣接する箇所においては、前記メンバ部材および前記接合対象部材の一方の側縁部が、他方の外面に対向し、
この外面および前記側縁部の少なくとも一方には、凹部が形成され、または前記側縁部に屈曲部を設けることにより、前記外面および前記側縁部の間には、隙間が形成されており、
前記重ね合わせ部は、前記側縁部の先端よりも前記隙間の幅だけ内側に位置していることを特徴とする、車体構成部材の接合構造。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2012083411A JP5891092B2 (ja) | 2012-03-31 | 2012-03-31 | 車体構成部材の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2012083411A JP5891092B2 (ja) | 2012-03-31 | 2012-03-31 | 車体構成部材の接合構造 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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