JPH04212678A - フロアパネルの補強構造 - Google Patents

フロアパネルの補強構造

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JPH04212678A
JPH04212678A JP40068990A JP40068990A JPH04212678A JP H04212678 A JPH04212678 A JP H04212678A JP 40068990 A JP40068990 A JP 40068990A JP 40068990 A JP40068990 A JP 40068990A JP H04212678 A JPH04212678 A JP H04212678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor panel
reinforcing plate
spot welding
reinforcing
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP40068990A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Ono
真也 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP40068990A priority Critical patent/JPH04212678A/ja
Publication of JPH04212678A publication Critical patent/JPH04212678A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体のフロアパネルを
、補強板を設けることによって補強した補強構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車体のフロアパネルを補強するた
めに補強板を用いた構造としては、実開昭62−203
767号公報に記載されているようなものがある。この
従来技術は、フロアパネルの下側に補強板が配設され、
この補強板の上面とフロアパネルの下面とがほぼ全面的
に当接され、複数箇所をスポット溶接によって溶着され
ている。そして、こうして補強したフロアパネルの部分
に、シートやシートベルトアンカを取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術では、スポット溶接することにより補強板の上面
とフロアパネルの下面とがほぼ全面的に密着されている
ために、電着塗装を行った時に、フロアパネルと補強板
との間に塗料が浸入し難く、このフロアパネルと補強板
との間を十分に塗装することができない。その結果、毛
細管現象等により水が浸入すると錆が発生してしまう。
【0004】また、従来技術は、フロアパネルの曲げ剛
性がフロアパネルの板厚と補強板の板厚のみに依存する
構造であるため、フロアパネルの曲げ剛性を向上させる
ためにはフロアパネルあるいは補強板の板厚を厚くしな
ければならず、曲げ剛性の向上に伴って著しい重量増加
を招くことになる。
【0005】本発明は、上述のような問題に着目してな
されたもので、フロアパネルと補強板との間に十分な防
錆性能を確保し、また、重量増加を招かずにフロアパネ
ルの曲げ剛性を向上させることもできるフロアパネルの
補強構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、フロアパネ
ルの下側に配設されている補強板に上方へ突出する複数
の凸部を形成し、この凸部をフロアパネルに溶着して上
記問題を解決することにした。
【0007】即ち、本発明のフロアパネルの補強構造で
は、フロアパネルの下側に補強板が配設され、該補強板
が前記フロアパネルに複数箇所をスポット溶接して溶着
されているフロアパネルの補強構造において、前記補強
板にフロアパネル側へ突出させた凸部が複数形成され、
この凸部が前記フロアパネルにスポット溶接により溶着
されている手段とした。
【0008】
【作用】本発明では、凸部とフロアパネルとを溶着させ
た構成としているから、補強板の凸部以外の部分とフロ
アパネルとの間には空間が形成される。従って、電着塗
装を行った時には、フロアパネルと補強板との間の空間
部分に塗料が十分に浸入し、フロアパネルと補強板の間
を確実に塗装することができる。従って、十分な防錆性
能が得られ、しかも、水の浸入時には、水が凸部以外の
部分、つまり、凸部の下の部分を流れて溶着を行ってい
る当接面まで水が至り難く、それによっても防錆性能が
向上する。
【0009】また、本発明では、フロアパネル下面と、
凸部の側面と、補強板の凸部以外の部分の上面とで囲ま
れた、ボックス断面状の断面が形成され、ボックス断面
を形成したのと同様の補強効果が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】まず、実施例の構成を説明する。図2はフ
ロアパネルを示す斜視図で、このフロアパネル1は、フ
ロアパネルの下側に配設された2枚の補強板2,3で後
部座席が設置される部分とシフトレバーが設けられる部
分とが補強されていて、本実施例は、後部座席が設置さ
れる部分に適用している。
【0012】前記補強板2は、フロアパネル1の中段の
水平部11とその後ろの傾斜部12と中央に設けられた
フロアトンネル部13と、シートベルトアンカ取付部1
4とに対向するように、図1に示すごとくこれらに対応
して水平部21と傾斜部22とトンネル部23とアンカ
部24とで構成されている。そして、この補強板2は、
水平部21と傾斜部22とトンネル部23の各部分に上
方へ突出する凸部25が複数形成されている。さらに、
前記補強板2の前後両縁には上方に立ち上がったフラン
ジ27,28が形成されており、両フランジ27,28
には、下部切欠部29及び上部切欠部30が数箇所に形
成されている。尚、前記凸部25は、上面が円形の平面
を成し、すべてほぼ同じ大きさで形成されていて、補強
板2の全体に亘ってほぼ均等なバラツキで配置されてい
る。また、前記アンカ部24には、2個の貫通穴26,
26が形成されている。
【0013】そして、前記補強板2は、図3〜図5に示
すように、水平部21と傾斜部22とトンネル部23と
アンカ部24の各部分を、フロアパネル1の水平部11
と傾斜部12とフロアトンネル部13とシートベルトア
ンカ取付部15に対向させてフロアパネル1の下側に配
設され、さらに、各凸部25がスポット溶接(図中スポ
ット溶接個所は*印で示す)で溶着され、また、アンカ
部24の貫通穴26には図外シートベルトに連結された
ボルト4がナット5で締結されている。
【0014】次に、実施例構造の作用について説明する
【0015】本実施例構造は、フロアパネル1を電着塗
装する際に、補強板2のフランジ27,28に形成され
ている両切欠部29,30の一方からフロアパネル1と
補強板2との間に塗料を浸入させる。この場合、他方は
空気抜きとなる。従って、塗料が、フロアパネル1と補
強板2との間の全体に行き亘り、確実に塗装することが
できる。また、アンカ部24や凸部25の部分の補強板
2とフロアパネル1との密着部分も、密着部外周とスポ
ット溶接個所*との距離が短いから、このスポット溶接
個所は*の近くまで塗料が染み込む。
【0016】また、本実施例構造は、フロアパネル1と
補強板2の間に水が浸入し場合(雨天での走行時等)、
下部切欠部29から円滑に水抜きが成されるし、また、
十分な塗装が成されているから、錆が生じ難い。加えて
、スポット溶接を行っている凸部25の上面は、他の部
分よりも高くなっているから、水が達し難いし、この部
分も塗装が確実に成されているから、錆が生じ難い。
【0017】また、本実施例構造は、補強板2のうち凸
部25及びアンカ部24以外の箇所とフロアパネル1と
の間に隙間が形成されているために、フロアパネル1の
下面と、凸部25及びアンカ部24の側面と、補強板2
の他の部分の上面とでボックス断面と同様の断面が構成
されてボックス断面と同様の補強効果が得られる。その
結果、重量増加を招かずにフロアパネル1の曲げ剛性を
向上させることができる。尚、本実施例構造は、フロア
パネル1の曲げ剛性がフロアパネル1及び補強板2の板
厚だけでなく補強板2の凸部25の数にも依存している
ので、凸部25を増やすことによって著しい荷重増加を
招かずにフロアパネル1の曲げ剛性を高めることができ
る。
【0018】以上、実施例を図面に基づいて説明してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、例えば、実施例では、フロアパネルのうち後部座席
が設置される部分の補強構造について詳述したが、本発
明は、フロアパネルのその他の部分の補強構造に適用し
ても良い。また、実施例では、円形の凸部が形成されて
いる補強板を採用した例を示したが、凸部の形状は円形
に限らず、例えば矩形でも楕円形でもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフロアパネ
ルの補強構造は、フロアパネルの下側に配設されている
補強板に上方へ突出する複数の凸部を形成し、この凸部
をフロアパネルに溶着した手段としたため、塗装時にフ
ロアパネルと補強板との間に十分に塗料を導いて確実に
塗装することができ、十分な防錆性能を確保することが
できるという効果が得られ、かつ、ボックス断面と同様
の補強効果が得られるので重量増加を招かずにフロアパ
ネルの曲げ剛性を向上させることができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフロアパネルの補強構造に採用される
補強板を示す斜視図である。
【図2】前記補強板で補強されたフロアパネルを示す斜
視図である。
【図3】図2のS3−S3断面図である。
【図4】図2のS4−S4断面図である。
【図5】図2のS5−S5断面図である。
【符号の説明】
1  フロアパネル 2  補強板 25  凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フロアパネルの下側に補強板が配設さ
    れ、該補強板が前記フロアパネルに複数箇所をスポット
    溶接して溶着されているフロアパネルの補強構造におい
    て、前記補強板にフロアパネル側へ突出させた凸部が複
    数形成され、この凸部が前記フロアパネルにスポット溶
    接により溶着されていることを特徴とするフロアパネル
    の補強構造。
JP40068990A 1990-12-06 1990-12-06 フロアパネルの補強構造 Pending JPH04212678A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1084938A3 (en) * 1999-09-15 2001-03-28 Youngflex S.A. Structural elements
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