JP2009126481A - 車両用ドア構造及びパネル接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インナパネルとアウタパネルとの溶接位置のずれを抑制し、見栄えを向上することができる車両用ドア構造及びパネル接合方法を得る。
【解決手段】アウタパネル12は、端縁部がドア内側へ折り返された第1折返し部12Aを備えており、インナパネル14は、端縁部がドア外側へ折り返された第2折返し部14Bを備えている。アウタパネル12とインナパネル14とは、第2折返し部14Bの折返し端部14Dが第1折返し部12Aの折返し端部12Cよりもドア内方へずれた状態で重ね合わされている。第1折返し部12Aの端面12Bと第2折返し部14Bの端面14Cにはシール材16が充填又は塗布されており、第2折返し部14Bの折返し端部14Dと第1折返し部12Aの内側面はレーザブレージングにより接合されてビード18が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、アウタパネルとインナパネルとを備えた車両用ドア構造及びパネル接合方法に関する。
下記特許文献1には、2重になったアウタパネルの重合部にインナパネルの端縁を重ね合わせて溶接するパネル接合方法が開示されている。
特開2000−264272号公報
しかしながら、上記先行技術による場合、インナパネルの端縁をアウタパネルの重合部に溶接する際に、インナパネルの板厚が薄く溶接位置がずれる可能性がある。溶接位置がずれた場合には、溶接強度が低下すると共に、インナパネルのエッジが露出して錆びが発生する可能性がある。また、インナパネルの端縁をアウタパネルの重合部に溶接する際にレーザ溶接を用いているが、レーザ溶接では見栄え上の観点などからペイントシールを塗布する必要がある。
本発明は上記事実を考慮し、インナパネルとアウタパネルとの溶接位置のずれを抑制し、見栄えを向上することができる車両用ドア構造及びパネル接合方法を得ることが目的である。
請求項1の発明に係る車両用ドア構造は、端縁部がドア内側へ折り返された第1折返し部を備えたアウタパネルと、前記アウタパネルのドア内側に設けられ、端縁部がドア外側へ折り返された第2折返し部を備えたインナパネルと、を有し、前記第2折返し部の折返し端部が前記第1折返し部の折返し端部よりもドア内方へずれた状態で配されるように前記アウタパネルと前記インナパネルとが重ね合わされており、前記第1折返し部の端面と前記第2折返し部の端面にはシール材が充填又は塗布され、かつ、前記第2折返し部の折返し端部と前記第1折返し部の内側面とが溶接により接合されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用ドア構造において、前記第2折返し部の折返し端部と前記第1折返し部の内側面とが、レーザブレージング又はアークブレージングにより接合されていることを特徴とする。
請求項3の発明に係るパネル接合方法は、アウタパネルの端縁部を車両内側へ折り返して第1折返し部を形成する第1折返し部形成工程と、インナパネルの端縁部を車両外側へ折り返して第2折返し部を形成する第2折返し部形成工程と、前記アウタパネルの車両内側に前記インナパネルを配置して、前記第2折返し部の折返し端部を前記第1折返し部の折返し端部よりもパネル内方へずれた状態で配するように前記アウタパネルと前記インナパネルとを重ね合わせる重ね合わせ工程と、前記第1折返し部の端面と前記第2折返し部の端面にシール材を充填又は塗布するシール材充填工程と、前記第2折返し部の折返し端部と前記第1折返し部の内側面を、レーザブレージング又はアークブレージングにより接合する接合工程と、を有することを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、アウタパネルには端縁部がドア内側へ折り返された第1折返し部が設けられており、インナパネルには端縁部がドア外側へ折り返された第2折返し部が設けられている。アウタパネルのドア内側にインナパネルが配置され、第2折返し部の折返し端部が第1折返し部の折返し端部よりもドア内方へずれた状態で配されるようにアウタパネルとインナパネルとが重ね合わされている。そして、第1折返し部の端面と第2折返し部の端面にはシール材が充填又は塗布され、かつ、第2折返し部の折返し端部と第1折返し部の内側面とが溶接により接合されている。このような車両用ドア構造では、第2折返し部の折返し端部に厚さがあると共に、第2折返し部の折返し端部のR面により折返し端部と第1折返し部の内側面との接触部付近に窪みが形成されるので、溶接位置を狙いやすく、溶接位置のずれを抑制することができる。このため、溶接位置のずれによる溶接強度の低下を抑制することができる。また、インナパネルの第2折返し部の折返し端部とアウタパネルの第1折返し部の内側面とが溶接されているので、車両用ドアの縁部にアウタパネルの第1折返し部とインナパネルの第2折返し部とが現れ、車両用ドアの見栄えが良い。さらに、アウタパネルの第1折返し部の端面とインナパネルの第2折返し部の端面にはシール材が充填又は塗布されており、アウタパネルの端面とインナパネルの端面が車両用ドアの縁部に現れることがない。このため、従来使用されていたペイントシールが不要になり、車両用ドアの見栄えが向上すると共に、防錆性も良い。
請求項2記載の本発明によれば、第2折返し部の折返し端部と第1折返し部の内側面とが、レーザブレージング又はアークブレージングにより接合されているので、車両用ドアの見栄えが向上すると共に、防錆性を確保するためのペイントシールが不要となる。また、ブレージングのロウ材を第2折返し部の折返し端部のR面と第1折返し部の内側面との接触部付近の窪みに倣うようにしてロウ付けすることができるので、溶接位置のずれをより一層抑制することができる。
請求項3記載の本発明によれば、第1折返し部形成工程でアウタパネルの端縁部を車両内側へ折り返して第1折返し部を形成し、第2折返し部形成工程でインナパネルの端縁部を車両外側へ折り返して第2折返し部を形成する。さらに、重ね合わせ工程でアウタパネルの車両内側にインナパネルを配置して、第2折返し部の折返し端部を第1折返し部の折返し端部よりもパネル内方へずれた状態で配するようにアウタパネルとインナパネルとを重ね合わせる。その後、シール材充填工程で第1折返し部の端面と第2折返し部の端面とにシール材を充填又は塗布し、接合工程で第2折返し部の折返し端部と第1折返し部の内側面とをレーザブレージング又はアークブレージングにより接合する。このようなパネル接合方法では、第2折返し部の折返し端部に厚さがあると共に、第2折返し部の折返し端部のR面により折返し端部と第1折返し部の内側面との接触部付近に窪みが形成されるので、ブレージングのロウ材を窪みに倣うようしてロウ付けすることができ、溶接位置のずれをより確実に抑制することができる。このため、溶接位置のずれによる溶接強度の低下を抑制することができる。また、インナパネルの第2折返し部の折返し端部とアウタパネルの第1折返し部の内側面とをレーザブレージング又はアークブレージングにより接合するので、接合部分の縁部にアウタパネルの第1折返し部とインナパネルの第2折返し部とが現れ、接合部分の見栄えが良い。さらに、アウタパネルの第1折返し部の端面とインナパネルの第2折返し部の端面にシール材を充填又は塗布しており、アウタパネルの端面とインナパネルの端面が接合部分の縁部に現れることがない。このため、従来使用されていたペイントシールが不要となり、接合部分の見栄えが向上すると共に、防錆性も良い。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両用ドア構造は、インナパネルとアウタパネルとの溶接位置のずれを抑制し、見栄えを向上することができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両用ドア構造は、レーザブレージング又はアークブレージングを用いることで、溶接位置のずれをより一層抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係るパネル接合方法は、インナパネルとアウタパネルとの溶接位置のずれをより一層抑制し、接合部分の見栄えを向上することができるという優れた効果を有する。
以下、図1〜図3を用いて、本発明に係る車両用ドア構造の一実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印OUTはドア外側を示している。
図1には、本実施形態に係る車両用ドア構造の要部であるアウタパネルとインナパネルとの接合構造が示されている。この図に示されるように、車両用ドア10は、ドア外側(車両外側)に配置されるアウタパネル12と、ドア内側(車両内側)に配置されるインナパネル14とを備えており、アウタパネル12とインナパネル14との上縁を除く端縁部を接合することで閉断面構造に形成されている。
アウタパネル12には、略平面状の端縁部がドア内側へ折り返されて第1折返し部12Aが形成されている。インナパネル14は、端部側がドア外側に斜め方向に延出されたテーパー部14Aを備えており、テーパー部14Aより端部側の端縁部はアウタパネル12の1折返し部12Aとほぼ平行に略平面状に形成されている。また、インナパネル14には、端縁部がドア外側へ折り返されて第2折返し部14Bが形成されている。
アウタパネル12とインナパネル14とは、第2折返し部14Bの折返し端部14Dが第1折返し部12Aの折返し端部12Cよりもドア内方へずれた状態で配されるように重ね合わされている。また、第1折返し部12Aの端面12Bと第2折返し部14Bの端面14Cとの合わせ部にシール材16が充填又は塗布されており、第2折返し部14Bの折返し端部14Dと第1折返し部12Aの内側面はレーザブレージングにより接合されてビード18が形成されている。ここで、レーザブレージングとは、いわゆるロウ付けのことで、ロウ付けとは接合するアウタパネル12及びインナパネル14(母材)よりも融点の低い合金(ロウ)をレーザにより溶かして一種の接着剤として用いることにより、母材自体を溶融させずに接合する技術をいう。
次に、車両用ドア10のパネル接合方法について説明する。
図2(A)に示されるように、第1折返し部形成工程にて、アウタパネル12の端縁部をプレスにてドア内側へ折り返して第1折返し部12Aを形成する。同様に第2折返し部形成工程にて、インナパネル14の端縁部をプレスにてドア外側へ折り返して第2折返し部14Bを形成する(図2(B)を参照)。
次いで、図2(B)に示されるように、重ね合わせ工程にて、アウタパネル12のドア内側にインナパネル14を配置して、第2折返し部14Bの折返し端部14Dを第1折返し部12Aの折返し端部12Cよりもドア内方へずれた状態で配するようにしてアウタパネル12とインナパネル14とを重ね合わせる。
さらに、シール材充填工程にて、アウタパネル12とインナパネル14との内側空間である第1折返し部12Aの端面12Bと第2折返し部14Bの端面14Cの合わせ部にシール材16を充填又は塗布する。このシール材16としては、金属製のアウタパネル12とインナパネル14とを接着又はシールするのに適した材料が用いられ、例えば一液性のエポキシ系接着剤などを用いることができる。
次いで、図2(C)に示されるように、接合工程にて、第2折返し部14Bの折返し端部14Dと第1折返し部12Aの内側面とをレーザブレージングにより接合し、ビード18を形成する。図3(A)に示されるように、第2折返し部14Bの折返し端部14Dは厚さがあると共に、折返し端部14DはR面であり、第2折返し部14Bの折返し端部14Dと第1折返し部12Aの内側面との接触部付近に溝状の窪み部20が形成されているため、レーザブレージングの位置を狙いやすい。レーザブレージング装置30には、ロウ材としてのフィラー34を供給するフィラー供給部32とレーザ光を射出するレーザ光射出部36が設けられている。第2折返し部14Bの折返し端部14Dと第1折返し部12Aの内側面との窪み部20に、フィラー供給部32から供給されるフィラー34の先端部を押し当て、フィラー34の先端部を窪み部20に倣うように移動させる。これと同時にレーザ光射出部36からレーザ光Lを照射することにより、第2折返し部14Bの折返し端部14Dと第1折返し部12Aの内側面の窪み部20がブレージング(ロウ付け)され、ビード18が形成される。これによって、アウタパネル12とインナパネル14を溶融させずに第2折返し部14Bの折返し端部14Dと第1折返し部12Aの内側面とを接合することができる。
次に、本実施形態の作用並びに効果をについて説明する。
(1)車両用ドア10では、インナパネル14の第2折返し部14Bの折返し端部14Dとアウタパネル12の第1折返し部12Aの内側面とが接合されているので、車両用ドア10の縁部にアウタパネル12の第1折返し部12Aとインナパネル14の第2折返し部14Bとが現れ、アウタパネル12の端面12Bとインナパネル14の端面14Cが現れないため、車両用ドア10の見栄えが良い。また、車両用ドア10の縁部にアウタパネル12の第1折返し部12Aとインナパネル14の第2折返し部14Bとが現れるため、アウタパネル12とインナパネル14の角を落とす必要もない。
(2)インナパネル14の折返し端部14Dとアウタパネル12の第1折返し部12Aの内側面とを溶接するため、アウタパネル12の外側表面に溶接痕が現れない。
(3)インナパネル14の折返し端部14Dとアウタパネル12の第1折返し部12Aの内側面とを溶接するため、へミング構造より接合強度が向上する。
(4)インナパネル14の折返し端部14Dとアウタパネル12の第1折返し部12Aの内側面とをレーザブレージング(ロウ付け)により接合するため、車両用ドア10の見栄えが向上すると共に、防錆性が良い。また、シール機能を上げることができ、ペイントシールが不要となる。また、レーザブレージングを用いることで、熱の発生が抑えられ、アウタパネル12やインナパネル14を歪ませることも少ない。
(5)インナパネル14の第2折返し部14Bに厚さがあると共に、第2折返し部14Bの折返し端部14Dとアウタパネル12の第1折返し部12Aの内側面との窪み部20に、フィラー34の先端部を倣うように移動させてレーザブレージングにより接合するので、溶接位置のずれを抑制することができる。このため、溶接位置のずれによる溶接強度の低下を抑制することができる。仮に溶接位置のずれが発生した場合も、アウタパネル12の端面12Bとインナパネル14の端面14Cが現れることが無いため、車両用ドア10の見栄えが良く、防錆性能に与える影響が少ない。
(6)本発明は、車両に配設されるフード、フロントサイドドア、リアサイドドア、ラゲージドア、又はバックドアなど、従来へミング構造を用いている部位に適用可能である。
一方、図4には、従来例の車両用ドア100のパネル接合方法が示されている(特開2000−264272号公報)。このパネル接合方法では、図4(A)に示されるように、アウタパネル102の端部を内側に折り返して重合部102Aを形成する。次いで、図4(B)に示されるように、アウタパネル102の重合部102Aの内側端にシール材104を充填した後、インナパネル106の端縁部106Aを重合部102Aの先端より内側に配置して重ね合わせ、インナパネル106の端縁部106Aの先端と重合部102Aとをレーザ溶接により溶接する。さらに、溶接により形成されたビード108の上にペイントシール110を塗布する。
このようなパネル接合方法では、インナパネル106の端縁部106Aの先端と重合部102Aとの溶接狙い位置が、インナパネル106の端縁部106Aの板厚分の段差しかないため、溶接位置のずれが発生する可能性がある。また、溶接位置がずれた場合には、溶接強度が低下する恐れがあると共に、インナパネル106の端縁部106Aのエッジが露出するため、錆が発生しやすく、見栄えが低下する可能性がある。また、インナパネル106の端縁部106Aの先端と重合部102Aとをフィラーを用いずにレーザ溶接するため、見栄え上の観点やシール機能等からペイントシール110が必要となる。
これに対して、本実施形態では、インナパネル14の折返し端部14Dとアウタパネル12の第1折返し部12Aの内側面とをレーザブレージングにより接合するため、接合部分の見栄えが向上すると共に、防錆性が良い。また、シール機能を上げることができ、ペイントシールが不要となる。
なお、上述した実施形態では、レーザブレージングを用いたが、これに限定されず、他の溶接方法を用いてもよい。例えば、アーク熱を利用したロウ付け方法であるアークブレージングなどを用いてもよい。
一実施形態に係る車両用ドアの一部を示す断面図である。 (A)〜(C)は、車両用ドアのパネル接合方法を示す工程図である。 レーザブレージングによる溶接方法を示す断面図である。 (A)〜(C)は、比較例に係る車両用ドアのパネル接合方法を示す工程図である。
符号の説明
10 車両用ドア
12 アウタパネル
12A 第1折返し部
12B 端面
12C 折返し端部
14 インナパネル
14B 第2折返し部
14C 端面
14D 折返し端部
16 シール材

Claims (3)

  1. 端縁部がドア内側へ折り返された第1折返し部を備えたアウタパネルと、
    前記アウタパネルのドア内側に設けられ、端縁部がドア外側へ折り返された第2折返し部を備えたインナパネルと、を有し、
    前記第2折返し部の折返し端部が前記第1折返し部の折返し端部よりもドア内方へずれた状態で配されるように前記アウタパネルと前記インナパネルとが重ね合わされており、
    前記第1折返し部の端面と前記第2折返し部の端面にはシール材が充填又は塗布され、かつ、前記第2折返し部の折返し端部と前記第1折返し部の内側面とが溶接により接合されていることを特徴とする車両用ドア構造。
  2. 前記第2折返し部の折返し端部と前記第1折返し部の内側面とが、レーザブレージング又はアークブレージングにより接合されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア構造。
  3. アウタパネルの端縁部を車両内側へ折り返して第1折返し部を形成する第1折返し部形成工程と、
    インナパネルの端縁部を車両外側へ折り返して第2折返し部を形成する第2折返し部形成工程と、
    前記アウタパネルの車両内側に前記インナパネルを配置して、前記第2折返し部の折返し端部を前記第1折返し部の折返し端部よりもパネル内方へずれた状態で配するように前記アウタパネルと前記インナパネルとを重ね合わせる重ね合わせ工程と、
    前記第1折返し部の端面と前記第2折返し部の端面にシール材を充填又は塗布するシール材充填工程と、
    前記第2折返し部の折返し端部と前記第1折返し部の内側面を、レーザブレージング又はアークブレージングにより接合する接合工程と、
    を有することを特徴とするパネル接合方法。
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