JP2020111201A - 外装パネル構造 - Google Patents

外装パネル構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020111201A
JP2020111201A JP2019003675A JP2019003675A JP2020111201A JP 2020111201 A JP2020111201 A JP 2020111201A JP 2019003675 A JP2019003675 A JP 2019003675A JP 2019003675 A JP2019003675 A JP 2019003675A JP 2020111201 A JP2020111201 A JP 2020111201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exterior panel
retainer
panel structure
adhesive
structure according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019003675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6861228B2 (ja
Inventor
啓之 犬伏
Noriyuki Inufushi
啓之 犬伏
洋平 稲井
Yohei Inai
洋平 稲井
栄治 石塚
Eiji Ishizuka
栄治 石塚
弘武 井上
Hiromu Inoue
弘武 井上
悟史 中田
Satoshi Nakata
悟史 中田
幸四郎 岸
Koshiro Kishi
幸四郎 岸
小林 太
Futoshi Kobayashi
太 小林
旬 中村
Jun Nakamura
旬 中村
世良 修
Osamu Sera
修 世良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2019003675A priority Critical patent/JP6861228B2/ja
Publication of JP2020111201A publication Critical patent/JP2020111201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6861228B2 publication Critical patent/JP6861228B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】エッジに錆が発生することを抑制し、接着剤の露出を抑制できる外装パネル構造を提供する。【解決手段】外装パネル構造20は、ピラーアウタガーニッシュ22と、第1、第2のリテーナ24と、を備えている。第1、第2のリテーナは、ピラーアウタガーニッシュに接着剤28を介して固定されて重ね部48を有する。重ね部は、端部42aがピラーアウタガーニッシュに対して対向する側に折り返されることによりエッジ42bが内側に配置されている。エッジは接着剤により覆われる。【選択図】図5

Description

本発明は、外装パネル構造に関する。
外装パネル構造として、ピラーアウタガーニッシュをルーフサイドレールに取付ねじで固定し、ルーフサイドレールにドアのシール部材を当接することにより、シール部材で車体とドアとの間を密閉する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。以下、シール部材をウエザストリップという。
また、ドアのサッシュにリテーナを一体に形成し、リテーナにウエザストリップを取り付け、ウエザストリップでリテーナとドアガラスとの間を密閉する構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。
ここで、例えば、車両がサッシュレスドアの場合、車体にリテーナを固定して、リテーナにウエザストリップを取り付け、ウエザストリップで車体とドアとの間を密閉する構成がある。リテーナを車体に固定する手段として、車体に設けられたリテーナに外装パネルを接着剤で固定する構成が考えられる。
特開昭58−180384号公報 実開昭59−163567号公報
しかし、リテーナに外装パネルを接着剤で固定する場合、接着剤がリテーナのエッジから外部に露出することが考えられ、露出した接着剤を拭き取る作業が必要になる。また、リテーナは、板状の金属部材であり、防錆塗料が塗布されている。しかし、リテーナのエッジは、防錆塗料の厚さ寸法を確保することが難しく、エッジに錆が発生することも考えられる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、エッジに錆が発生することを抑制し、接着剤の露出を抑制できる外装パネル構造を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明の外装パネル構造(例えば実施形態の外装パネル構造20)は、外装パネル(例えば実施形態のピラーアウタガーニッシュ22)と、前記外装パネルに接着剤(例えば実施形態の接着剤28)を介して固定され、端部(例えば実施形態の端部42a)が前記外装パネルに対して対向する側に折り返されることによりエッジ(例えば実施形態のエッジ42b)が内側に配置された重ね部(例えば実施形態の重ね部48)を有する板状の金属部品(例えば実施形態の第1、第2のリテーナ23,24)と、を備え、前記金属部品の前記エッジが前記接着剤により覆われる、ことを特徴とする。
ここで、板状の金属部品は防錆塗料が塗布されている。しかし、金属部品のエッジは、防錆塗料の厚さ寸法を確保することが難しい。そこで、金属部品の端部を外装パネル側に折り返して重ね部を形成することによりエッジを内側に配置した。よって、金属部品のエッジを接着剤で覆うことができる。これにより、エッジに水が浸入することを抑えて、エッジに錆が発生することを抑制できる。
また、金属部品の端部は、外装パネル側に折り返して重ね部が形成されることにより、金属部材の内側にエッジが入り込むように配置されている。よって、エッジは接着剤の進行方向に対向するように配置されている。これにより、接着剤が重ね部から外側に露出することを抑制でき、接着剤の拭取り作業などを不要にできる。
請求項2に記載の発明は、前記外装パネルは、前記重ね部に対峙する凹部(例えば実施形態の凹部36)と、前記重ね部の外端(例えば実施形態の外端48a)と隙間(例えば実施形態の隙間S3)をおいて対峙する曲げ部(例えば実施形態の曲げ部37)と、を有する、ことを特徴とする。
このように、重ね部に外装パネルの凹部を対峙させた。よって、エッジまで接着剤を好適に廻すことができ、重ね部において接着剤を好適に充填できる。これにより、外装パネルの凹部に対する重ね部の接着強度を確保できる。
また、重ね部の外端に対して隙間をおいて外装パネルの曲げ部を対峙させた。よって、重ね部において膨張した接着剤を隙間に蓄えることができる。これにより、接着剤が隙間から膨出することを抑止でき、接着剤の拭取り作業などを不要にできる。
さらに、重ね部の外端に対して隙間をおいて外装パネルの曲げ部を対峙させることにより、重ね部に充填された接着剤や、隙間に蓄えられた接着剤を隙間から目視で容易に確認できる。
請求項3に記載の発明は、前記外装パネルは、前記金属部品の孔(例えば実施形態の貫通孔46)に対応する孔(例えば実施形態の差込孔57)が形成された垂直壁(例えば実施形態の垂直壁38)を有する、ことを特徴とする。
このように、金属部品の孔に対応する位置に垂直壁の孔を形成した。よって、金属部品および垂直壁の各孔に位置決めピンを差し込むことにより、金属部品を位置決めピンで支持できる。これにより、例えば、接着剤の硬化前の状態において、接着剤の反力により金属部材が外装パネルから浮くことを抑制して、接着剤の厚さ寸法を一定に確保できる。
請求項4に記載の発明は、前記外装パネルは、前記金属部品と前記垂直壁との各孔を貫通させて車体(例えば実施形態の車体10)に固定される、ことを特徴とする。
このように、金属部品と垂直壁との各孔を貫通させて外装パネルを車体に固定することにより、外装パネルに対する金属部品の取付け精度を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、前記垂直壁および前記金属部品を車体に取り付ける第1グロメット(例えば実施形態の第1グロメット61)と、前記金属部品を車体に取り付ける第2グロメット(例えば実施形態の第2グロメット64)と、を備え、前記第1グロメットと前記第2グロメットとの各座部(例えば実施形態の座部61a,64a)の厚さ寸法(例えば実施形態の座部の厚さ寸法T1,T2)を異ならせた、ことを特徴とする。
このように、第1グロメットと第2グロメットとの各座部の厚さ寸法を異ならせることにより、第2グロメットの座部を、垂直壁を加算した厚さ寸法に設定できる。これにより、垂直壁を外装パネルから部分的に立設させることが可能になり、外装パネルの材料費を削減できる。
請求項6に記載の発明は、前記接着剤は、前記垂直壁により折り返されて前記エッジ側へ回り込むように塗布される、ことを特徴とする。
このように、接着剤を垂直壁で折り返してエッジ側へ回り込むように塗布する。これにより、接着剤の塗布量を少なく抑えた状態において、エッジに接着剤を塗布するように管理できる。
具体的には、例えば、垂直壁が設けられた部位に接着剤を塗布する際には、垂直壁が設けられていない部位に比べて、塗布スピードを増してビード径を小さく抑え、接着剤の塗布量を減らすことができる。
請求項7に記載の発明は、前記金属部品は、サッシュレスドアの窓ガラス(例えば実施形態の窓ガラス66)に当接するウエザストリップ(例えば実施形態の第1、第2のウエザストリップ25,26)を保持するリテーナ(例えば実施形態の第1、第2のリテーナ23,24)であり、前記外装パネルは、フロントピラー部(例えば実施形態のフロントピラー部22a)、前記フロントピラー部の上端に連結された屈曲部(例えば実施形態の屈曲部22b)、および前記屈曲部から車体後方へ向けのびるルーフサイドレール部(例えば実施形態のルーフサイドレール部22c)から構成される長尺物のピラーアウタガーニッシュ(例えば実施形態のピラーアウタガーニッシュ22)であって、前記リテーナを外側端部(例えば実施形態の外側端部22d)に沿って支持し、前記リテーナとともに車体に対して機械的に結合される、ことを特徴とする。
このように、外装パネル(すなわち、長尺物のピラーアウタガーニッシュ)の外側端部に沿ってリテーナを支持することにより、リテーナで外装パネルの剛性を補うことができる。よって、長尺物の外装パネルを薄肉に形成することが可能になり軽量化できる。
また、リテーナにウエザストリップを保持して、ウエザストリップにサッシュレスドアの窓ガラスを当接させることにより、サッシュレスドア(窓ガラス)のシール性を高めることができる。
請求項8に記載の発明は、前記ピラーアウタガーニッシュに設けられ、前記リテーナの車幅方向内側において前記リテーナに沿って車体前後方向へ延びシール材(例えば実施形態のシール材31)を備え、前記シール材の車体前後の端部(例えば実施形態の前後の端部31a,31b)に排水口(例えば実施形態の第1、第2の排水口71,72)が形成される、ことを特徴とする。
このように、リテーナの車幅方向内側においてリテーナに沿ってシール材を車体前後方向へ延ばした。よって、車幅方向内側の車体上方から浸入する水をシール材で堰き止めて、ウエザストリップ側に水が浸入することを抑制できる。これにより、サッシュレスドアとウエザストリップとのシール性を高めることができる。
また、ピラーアウタガーニッシュに、シール材をリテーナに沿って車体前後方向へ向けて設けることにより、前記ピラーアウタガーニッシュの面剛性を高めることができる。
請求項9に記載の発明は、前記ピラーアウタガーニッシュは、ガラス繊維入りのエポキシ熱硬化樹脂で形成される、ことを特徴とする。
このように、ピラーアウタガーニッシュをガラス繊維入りのエポキシ熱硬化樹脂で形成することにより、ピラーアウタガーニッシュの熱変形をリテーナ(金属部品)に近づけることができ、熱変形対策を軽減できる。
請求項10に記載の発明は、前記ピラーアウタガーニッシュの車幅方向の内側端部(例えば実施形態の内側端部22e)に設けられ、ルーフガラス(例えば実施形態のルーフガラス19)の端部(例えば実施形態の端部19a)を挿入可能な空間(例えば実施形態の空間77)を形成する差込部(例えば実施形態の差込部33)と、前記差込部を誘導可能に形成され、前記ルーフガラスの端部に固定されたガイド部(例えば実施形態のガイド部34)と、を備える、ことを特徴とする。
このように、ピラーアウタガーニッシュの車幅方向の内側端部に差込部を設け、ルーフガラスの端部にガイド部を固定した。よって、車体幅方向側方から水平にピラーアウタガーニッシュを組み付ける際に、差込部がガイド部に誘導されてルーフガラスの端部を円滑に空間に挿入できる。これにより、ルーフガラスの端部が差込部に干渉して破損するおそれがない。
請求項11に記載の発明は、前記リテーナは、対向する一対の壁部(例えば実施形態の上下の壁部42,43)を有する断面U字状に形成され、前記一対の壁部から前記リテーナの内側へ向けて突出する突起部(例えば実施形態の第1、第2の突起部51,52)を有し、前記一対の突起部で前記ウエザストリップを挟持する、ことを特徴とする。
このように、リテーナの一対の壁部に突起部を形成することにより、リテーナの剛性を高めることができる。また、一対の突起部でウエザストリップを挟持することにより、ウエザストリップの取付精度を高めることができる。
請求項12に記載の発明は、前記外装パネルの前記曲げ部は、サッシュレスドアの窓ガラス(例えば実施形態の窓ガラス66)を密閉するウエザストリップ(例えば実施形態の第1ウエザストリップ25)に当接する、ことを特徴とする。
このように、外装パネルの曲げ部をウエザストリップに当接することにより、ウエザストリップで接着剤を隠すことができる。
本発明の外装パネル構造によれば、金属部品の端部を外装パネル側に折り返して重ね部を形成することによりエッジを内側に配置した。これにより、エッジに錆が発生することを抑制し、接着剤の露出を抑制できる。
本発明に係る実施形態の外装パネル構造を備えた車両を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 実施形態の外装パネル構造を備えた車両を車室側から見た平面図である。 図1のIV−IV線に沿う垂直壁が設けられた部位を示す断面図である。 図2のV部を拡大した断面図である。 図1のVI−VI線に沿う垂直壁が設けられていない部位を示す断面図である。 図1のVII−VII線に沿う断面図である。 実施形態のピラーアウタガーニッシュに第1リテーナを接着する際に第1リテーナを位置決めする例を説明する概略図である。 実施形態のピラーアウタガーニッシュを第1リテーナとともにルーフサイドレールの取付部(車体)に固定する例を説明する概略図である。
以下、本発明の実施形態の外装パネル構造を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を示す。
図1は外装パネル構造20を備えた車両Veを示す斜視図である。
図1に示すように、車両Veは、前席乗降用の前開口部11と後席乗降用の後開口部12とが形成されている。前開口部11と後開口部12は、車両Veの側部に支持されているフロントドアとリヤドアにより開閉される。
車両Veは、サイドシル13と、フロントピラー(Aピラー)14と、センタピラー(Bピラー)15と、クオータピラー(Cピラー)16と、ルーフサイドレール17と、フロントガラス18と、ルーフガラス19と、外装パネル構造20と、備えている。
サイドシル13は、車体10の下側部に配置されて車体前後方向へ向けて延びている。サイドシル13の前端部13aにフロントピラー14が立設されている。サイドシル13の中央部13bにセンタピラー15が立設されている。サイドシル13の後部13cにクオータピラー16が立設されている。
フロントピラー14の上端部からクオータピラー16の上端部までルーフサイドレール17が車体後方へ向けて延びている。ルーフサイドレール17の中央部がセンタピラー15の上端部15aに連結されている。
フロントピラー14の車幅方向内側にフロントガラス18の端部18aが支持されている。ルーフサイドレール17の車幅方向内側にルーフガラス19の端部19aが支持されている。フロントピラー14およびルーフサイドレール17に外装パネル構造20が設けられている。
図2は図1のII−II線に沿う断面図である。
図1、図2に示すように、外装パネル構造20は、ピラーアウタガーニッシュ(外装パネル)22と、第1リテーナ(金属部品)23と、第2リテーナ(金属部品)24と、第1ウエザストリップ(ウエザストリップ)25(図5参照)と、第2ウエザストリップ(ウエザストリップ)26と、第3ウエザストリップ27と、接着剤28と、シール材31と、差込部33(図7参照)と、ガイド部34(図7参照)と、を備えている。
図3は外装パネル構造20を備えた車両Veを車室側から見た平面図である。
図1、図3に示すように、ピラーアウタガーニッシュ22は、フロントピラー部22a、フロントピラー部22aの上端に連結された屈曲部22b、および屈曲部22bから車体後方へ向けて延びるルーフサイドレール部22cから構成される長尺物である。ピラーアウタガーニッシュ22は、例えばSMC(Sheet Molding Compound)で形成されている。SMCは、不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂と炭酸カルシウムなどの無機充填材との混合液をマトリックスとし、ガラス繊維などの強化繊維が含浸されたシート状のFRP(Fiber Reinforced Plastics)成形材料である。
このように、ピラーアウタガーニッシュ22をガラス繊維入りのエポキシ熱硬化樹脂として、例えばSMCで形成する。これにより、ピラーアウタガーニッシュ22の熱変形を、金属製の第1リテーナ23および第2リテーナ24に近づけることができ、熱変形対策を軽減できる。
フロントピラー部22aは、フロントピラー14を車外から覆うように配置されている。屈曲部22bは、フロントピラー14とルーフサイドレール17との境界を車外から覆うように配置されている。ルーフサイドレール部22cは、ルーフサイドレール17を車外から覆うように配置されている。
図4は図1のIV−IV線に沿う垂直壁38が設けられた部位を示す断面図である。
図2、図4に示すように、ピラーアウタガーニッシュ22は、凹部36と、曲げ部37と、複数の垂直壁38と、を有する。
ピラーアウタガーニッシュ22の外側端部22dにおいて凹部36に沿って第1リテーナ23(図3も参照)および第2リテーナ24(図3も参照)が支持されている。
第1リテーナ23は、ピラーアウタガーニッシュ22の内面に接続され、ロアフロントピラー14aからセンタピラー15(図1参照)まで延びている。第2リテーナ24は、ピラーアウタガーニッシュ22の内面に接続され、センタピラー15からクオータピラー16(図1参照)まで延びている。
第2リテーナ24は、例えば、板状の素材で曲げ形成され、底部41と、上壁部(一対の壁部の一方)42と、下壁部(一対の壁部の他方)43と、を有する。
底部41は、ルーフサイドレール17の取付部17aに沿って車体前後方向に延びている。取付部17aには車体前後方向に間隔をおいて複数の取付孔45が形成されている。底部41は、取付孔45に対応する部位に開口された複数の貫通孔(金属部品の孔)46を有する。
底部41の上辺から上壁部42がピラーアウタガーニッシュ22の外側端部22dに沿って外側縁(すなわち、曲げ部37)の手前まで延びている。上壁部42は、ピラーアウタガーニッシュ22の外側端部22dに接着剤28を介して固定され、先端部が重ね部48に形成されている。
図5は図2のV部を拡大した断面図である。
図5に示すように、重ね部48は、例えば、ヘム加工により、端部42aがピラーアウタガーニッシュ22に対して対向する側に折り返されることにより、端部42aのエッジ42bが車幅方向の内側に向いて配置されている。
上壁部42とピラーアウタガーニッシュ22の外側端部22dとの間に接着剤28が介在されている。よって、上壁部42は、ピラーアウタガーニッシュ22の外側端部22dに接着剤28により固定されている。接着剤28は、重ね部48の外端48aとエッジ42bとの間に端面28aが配置されている。エッジ42bは、接着剤28により覆われている。これにより、エッジ42bに水が浸入することを抑えて、エッジ42bへの錆の発生を抑制できる。
また、上壁部42の先端部に重ね部48を形成することにより、上壁部42の内側にエッジ42bが入り込むように配置されている。よって、エッジ42bは接着剤28の進行方向(矢印A方向)に対向するように配置されている。これにより、接着剤28が重ね部48から外側に露出することを抑制でき、露出した接着剤28の拭取り作業などを不要にできる。
この状態において、重ね部48にピラーアウタガーニッシュ22の凹部36が対峙されている。凹部36は、ピラーアウタガーニッシュ22の内面において外側端部22dに沿って車体前後方向へ延びている。
凹部36は、重ね部48に対峙して形成されている。よって、重ね部48と凹部36との第1間隔S1が、上壁部42のうち重ね部48を除いた部位42dとピラーアウタガーニッシュ22との第2間隔S2と一定に設定される。これにより、エッジ42bまで接着剤28を好適に廻すことができ、重ね部48の範囲において、第1間隔S1に接着剤28を好適に充填できる。したがって、凹部36に対する重ね部48の接着強度を、上壁部42の重ね部48を除いた部位42dの接着強度と同様に確保できる。
また、第1間隔S1を第2間隔S2と同様に大きく確保できるので、接着剤28が第1隙間S1から一気に溢れることを抑制できる。
さらに、重ね部48は、曲げ部37に対して外端48aが隙間S3をおいて対峙されている。曲げ部37は、ピラーアウタガーニッシュ22の先端辺において車体前後方向へ延びている。ピラーアウタガーニッシュ22の先端辺に曲げ部37を形成することにより、重ね部48において膨張した接着剤28を隙間S3に蓄えることができる。これにより、接着剤28が隙間S3から膨出することを抑止でき、膨出した接着剤28の拭取り作業などを不要にできる。
また、重ね部48の外端48aに対して隙間S3をおいての曲げ部37を対峙させることにより、第1隙間S1に充填された接着剤28や、隙間S3に蓄えられた接着剤28を隙間S3から目視で容易に確認できる。
図2に戻って、底部41の下辺から下壁部43がルーフサイドレール17の折曲部17bに沿って車体前後方向に延びている。折曲部17bには、第3ウエザストリップ27が取り付けられている。第3ウエザストリップ27の車幅方向内側に下壁部43が配置されている。
下壁部43は、上壁部42と同様に、先端部に重ね部49を有する。第2リテーナ24は、底部41、上壁部42および下壁部43で断面U字状に形成され、上壁部42と下壁部43とが間隔をおいて対向するように配置されている。
上壁部42は、第2リテーナ24の内側へ向けて突出する第1突起部(突起部)51を有する。下壁部43は、第2リテーナ24の内側へ向けて突出する第2突起部(突起部)52を有する。第2リテーナ24の内部には第2ウエザストリップ26が収納されている。収納された第2ウエザストリップ26の第1凹部54および第2凹部55は、第1突起部51および第2突起部52で挟持される。これにより、第1突起部51および第2突起部52で第2ウエザストリップ26の取付精度を高めた状態において、第2ウエザストリップ26が第2リテーナ24に保持されている。また、上壁部42に第1突起部51を形成し、下壁部43に第2突起部52を形成することにより、第2リテーナ24の剛性を高めることができる。
図6は図1のVI−VI線に沿う垂直壁38が設けられていない部位を示す断面図である。
図4、図6に示すように、第1リテーナ23は、第2リテーナ24と比べて車体前後方向の長さ寸法が異なるだけで、断面形状は略同じである。よって、第1リテーナ23の各構成部位に第2リテーナ24と同じ符号を付して第1リテーナ23の詳しい説明を省略する。
ピラーアウタガーニッシュ22には、複数の垂直壁38が設けられている。垂直壁38は、ピラーアウタガーニッシュ22の内面から第1リテーナ23の底部41に沿って略垂直に延出され、車体前後方向へ向けて間隔をおいて配置されている。垂直壁38は、底部41の貫通孔46に対応する位置に開口された差込孔(外装パネルの孔)57を有する。
ルーフサイドレール17において、垂直壁38に対応する取付部17aの取付孔45に第1グロメット(締結部材)61が取り付けられている。第1グロメット61は、座部61aが垂直壁38と取付部17aとの間に介在されている。底部41の貫通孔46および垂直壁38の差込孔57に第1リテーナ23の内側からビス(締結部材)62が差し込まれ、第1グロメット61にネジ結合されている。これにより、垂直壁38および第1リテーナ23がルーフサイドレール17の取付部17aに取り付けられる。ルーフサイドレール17は車体10の一部を構成する部材である。すなわち、垂直壁38および第1リテーナ23は、車体10に取り付けられる。
また、ルーフサイドレール17において、垂直壁38から離れた取付部17aの取付孔45に第2グロメット(締結部材)64が取り付けられている。第2グロメット64は、座部64aが底部41と取付部17aとの間に介在されている。底部41の貫通孔46に第1リテーナ23の内側からビス(締結部材)62が差し込まれ、第2グロメット64にネジ結合されている。これにより、第1リテーナ23がルーフサイドレール17の取付部17a(すなわち、車体10)に取り付けられる。
ここで、第1グロメット61は、座部61aの厚さ寸法がT1に設定されている。また、第2グロメット64は、座部64aの厚さ寸法がT2に設定されている。第2グロメット64の座部64aの厚さ寸法T2は、第1グロメット61の座部61aの厚さ寸法T1に垂直壁38の厚さ寸法T3を加算した寸法に設定されている。
これにより、垂直壁38をピラーアウタガーニッシュ22の内面から部分的に立設させることが可能になり、ピラーアウタガーニッシュ22の材料費を削減できる。
ここで、垂直壁38および第1リテーナ23がルーフサイドレール17の取付部17a(すなわち、車体10)に取り付けられることにより、ピラーアウタガーニッシュ22が第1リテーナ23とともに車体10に対して機械的に結合される。第1リテーナ23は、ピラーアウタガーニッシュ22の外側端部22dに沿って固定されている。よって、第1リテーナ23でピラーアウタガーニッシュ22の剛性を補うことができる。これにより、長尺物のピラーアウタガーニッシュ22を薄肉に形成することが可能になり、ピラーアウタガーニッシュ22の軽量化を図ることができる。
また、第1リテーナ23に第1ウエザストリップ25が保持されている。第1ウエザストリップ25にフロントサッシュレスドアの窓ガラス66を当接させることにより、窓ガラス66のシール性を高めることができる。
図3、図4に示すように、ピラーアウタガーニッシュ22の内面にシール材31が設けられている。シール材31は、ピラーアウタガーニッシュ22の内面において、第1リテーナ23および第2リテーナ24の車幅方向内側に配置され、第1リテーナ23および第2リテーナ24に沿って車体前後方向へ延びている。よって、ピラーアウタガーニッシュ22とルーフサイドレール17とがシール材31で接合される。また、ピラーアウタガーニッシュ22とフロントピラー14(図1参照)とがシール材31で接合される。シール材31の車体前方の前端部(端部)31aに第1排水口(排水口)71が形成される。また、シール材の車体後方の後端部(端部)31bに第2排水口(排水口)72が形成される。すなわち、シール材31の車体前後に前端部31aおよび後端部31bが形成される。
よって、車幅方向内側の車体上方から浸入する水をシール材31で堰き止めて、第1ウエザストリップ25側や、第2ウエザストリップ26(図2参照)側に水が浸入することを抑制できる。これにより、フロントサッシュレスドアの窓ガラス66と第1ウエザストリップ25とのシール性(密閉性)を高めることができる。また、リヤサッシュレスドアの窓ガラスと第2ウエザストリップ26とのシール性(密閉性)を高めることができる。
また、第2ウエザストリップ26は、ピラーアウタガーニッシュ22の曲げ部37に車幅方向外側の部位26aが当接する。これにより、第2ウエザストリップ26で接着剤28を隠すことができる。
さらに、ピラーアウタガーニッシュ22の内面に、シール材31を第1リテーナ23に沿って車体前後方向へ設けることにより、ピラーアウタガーニッシュ22の面剛性を高めることができる。なお、シール材31としては、一例として、エプトシーラを例示するがこれに限らない。
図7は図1のVII−VII線に沿う断面図である。
図7に示すように、ピラーアウタガーニッシュ22の車幅方向の内側端部22eに差込部33が設けられている。差込部33は、差込基部74と、差込受部75と、を有する。差込基部74は、ピラーアウタガーニッシュ22の内面において、例えば、内側端部22eに接着剤76で固定されている。差込基部74から差込受部75が下方(内側端部22eから離れる方向)へV字状に折り曲げられている。よって、内側端部22eと差込受部75との間に空間77が形成される。差込受部75の先端部には下側シール材78が取り付けられている。
一方、ピラーアウタガーニッシュ22の内側端部22eの先端部22fに上側シール材81が設けられている。上側シール材81と下側シール材78との間に空間77が形成されている。空間77は、ルーフガラス19の端部19aおよびガイド部34を挿入可能に形成されている。
ルーフガラス19の端部19aにガイド部34が、例えば接着剤により固定されている。ガイド部34は、ガイド基部83と、ガイド傾斜部84と、を有する。ガイド基部83は、ルーフガラス19の下面において、例えば、端部19aに接着剤により固定されている。ガイド傾斜部84は、ガイド基部83から先端に向けて上り勾配に折り曲げられている。これにより、ガイド傾斜部84は、差込部33の差込受部75を誘導可能に形成されている。
このように、ピラーアウタガーニッシュ22の車幅方向の内側端部22eに差込部33を設け、ルーフガラス19の端部19aにガイド部34を固定した。よって、車体幅方向側方から水平にピラーアウタガーニッシュ22を組み付ける際に、差込部33がガイド部34に誘導されてルーフガラス19の端部19aを円滑に空間77に挿入できる。これにより、ルーフガラス19の端部19aが差込部33に干渉して破損するおそれがない。
つぎに、ピラーアウタガーニッシュ22および第1リテーナ23をルーフサイドレール17(すなわち、車体10)に取り付ける手順を図8、図9に基づいて説明する。
図8はピラーアウタガーニッシュ22に第1リテーナ23を接着する際に第1リテーナ23を位置決めする例を説明する概略図である。
図8に示すように、第1リテーナ23の底部41に貫通孔46が開口されている。また、ピラーアウタガーニッシュ22の垂直壁38に差込孔57が開口されている。差込孔57は、貫通孔46に対向する位置に形成されている。差込孔57および貫通孔46に位置決めピンを差し込む。この状態において、貫通孔46のうち少なくともピラーアウタガーニッシュ22側の面46aと、差込孔57のうち少なくともピラーアウタガーニッシュ22側の面57aとに位置決めピンを当接する。
よって、差込孔57に対して貫通孔46を位置決めできる。すなわち、垂直壁38に対して第1リテーナ23を位置決めできる。この結果、接着剤28の厚さ寸法T4を一定に保つことができ、接着剤28の厚さ寸法T4を容易に調整できる。
図9はピラーアウタガーニッシュ22を第1リテーナ23とともにルーフサイドレール17の取付部17a(すなわち、車体10)に固定する例を説明する概略図である。
図9に示すように、接着剤28が硬化することにより、ピラーアウタガーニッシュ22に第1リテーナ23が接着剤28で固定される。硬化された接着剤28は、一定の厚さ寸法T4に調整されている。
なお、ピラーアウタガーニッシュ22の内面からリブ94を突出させることにより、リブ94で第1リテーナ23を支えることができる。これにより、接着剤28の厚さ寸法T4を一層好適に調整することが可能である。
ピラーアウタガーニッシュ22に第1リテーナ23が固定された状態において、差込孔57および貫通孔46を貫通したビス62を第1グロメット61にネジ結合する。第1グロメット61は、ルーフサイドレール17の取付部17a(すなわち、車体10)に取り付けられている。よって、ピラーアウタガーニッシュ22が、第1リテーナ23とともにルーフサイドレール17の取付部17aに固定される。
これにより、ピラーアウタガーニッシュ22に対する第1リテーナ23の取付け精度を高めることができる。
ところで、図4に示すように、ピラーアウタガーニッシュ22の内面に第1リテーナ23の上壁部42を接着剤28で接着する際に、例えば、ピラーアウタガーニッシュ22の内面に接着剤28を車体前後方向へ向けてビード状に塗布する。接着剤28をビード状に塗布した状態において、第1リテーナ23の上壁部42をビード状の接着剤28に押し付ける。
ここで、ピラーアウタガーニッシュ22に垂直壁38が形成されている部位において、接着剤28は、垂直壁38により折り返されてエッジ42b側へ回り込むように塗布(移動)する。これにより、接着剤28の塗布量を少なく抑えた状態において、エッジ42bに接着剤28を塗布するように管理できる。
具体的には、例えば、垂直壁38が設けられた部位に接着剤28を塗布する際には、垂直壁38が設けられていない部位(図6参照)に比べて、接着剤28の塗布スピードを増してビード径を小さく抑え、接着剤28の塗布量を減らすことができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した変形例を適宜組み合わせてもよい。
例えば、前記実施形態では、外装パネルとしてピラーアウタガーニッシュ22を例示し、金属部品として第1リテーナ23、第2リテーナ24を例示したが、外装パネルおよび金属部材は他の部材に適用することも可能である。
Ve 車両
10 車体
19 ルーフガラス
19a ルーフガラスの端部
20 外装パネル構造
22 ピラーアウタガーニッシュ(外装パネル)
22a フロントピラー部
22b 屈曲部
22c ルーフサイドレール部
22d 外側端部
22e 内側端部
23,24 第1、第2のリテーナ(金属部品)
25,26 第1、第2のウエザストリップ(ウエザストリップ)
26a 第2ウエザストリップの車幅方向外側の部位
28 接着剤
31 シール材
31a,31b 車体前後の端部(シール材の車体前後方向の端部)
33 差込部
34 ガイド部
36 凹部
37 曲げ部
38 垂直壁
42,43 上下の壁部(一対の壁部)
42a 端部
42b エッジ
46 貫通孔(金属部品の孔)
46a 貫通孔のうちピラーアウタガーニッシュ側の面(外装パネル側の面)
48 重ね部
48a 外端
51,52 第1、第2の突起部(突起部)
57 差込孔(外装パネルの孔)
57a 差込孔のうちピラーアウタガーニッシュ側の面(外装パネル側の面)
61,64 第1、第2のグロメット(締結部材)
61a,64a 座部
62 ビス(締結部材)
66 窓ガラス
71,72 第1、第2の排水口(排水口)
77 空間
S3 隙間
T1,T2 座部の厚さ寸法
T3 垂直壁の厚さ寸法

Claims (12)

  1. 外装パネルと、
    前記外装パネルに接着剤を介して固定され、端部が前記外装パネルに対して対向する側に折り返されることによりエッジが内側に配置された重ね部を有する板状の金属部品と、を備え、
    前記金属部品の前記エッジが前記接着剤により覆われる、
    ことを特徴とする外装パネル構造。
  2. 前記外装パネルは、
    前記重ね部に対峙する凹部と、
    前記重ね部の外端と隙間をおいて対峙する曲げ部と、
    を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の外装パネル構造。
  3. 前記外装パネルは、
    前記金属部品の孔に対応する孔が形成された垂直壁を有する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の外装パネル構造。
  4. 前記外装パネルは、
    前記金属部品と前記垂直壁との各孔を貫通させて車体に固定される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の外装パネル構造。
  5. 前記垂直壁および前記金属部品を車体に取り付ける第1グロメットと、
    前記金属部品を車体に取り付ける第2グロメットと、を備え、
    前記第1グロメットと前記第2グロメットとの各座部の厚さ寸法を異ならせた、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の外装パネル構造。
  6. 前記接着剤は、
    前記垂直壁により折り返されて前記エッジ側へ回り込むように塗布される、
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の外装パネル構造。
  7. 前記金属部品は、
    サッシュレスドアの窓ガラスに当接するウエザストリップを保持するリテーナであり、
    前記外装パネルは、
    フロントピラー部、前記フロントピラー部の上端に連結された屈曲部、および前記屈曲部から車体後方へ向けのびるルーフサイドレール部から構成される長尺物のピラーアウタガーニッシュであって、前記リテーナを外側端部に沿って支持し、前記リテーナとともに車体に対して機械的に結合される、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の外装パネル構造。
  8. 前記ピラーアウタガーニッシュに設けられ、前記リテーナの車幅方向内側において前記リテーナに沿って車体前後方向へ延びシール材を備え、
    前記シール材の車体前後の端部に排水口が形成される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の外装パネル構造。
  9. 前記ピラーアウタガーニッシュは、ガラス繊維入りのエポキシ熱硬化樹脂で形成される、
    ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の外装パネル構造。
  10. 前記ピラーアウタガーニッシュの車幅方向の内側端部に設けられ、ルーフガラスの端部を挿入可能な空間を形成する差込部と、
    前記差込部を誘導可能に形成され、前記ルーフガラスの端部に固定されたガイド部と、
    を備える、ことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の外装パネル構造。
  11. 前記リテーナは、
    対向する一対の壁部を有する断面U字状に形成され、前記一対の壁部から前記リテーナの内側へ向けて突出する突起部を有し、
    前記一対の突起部で前記ウエザストリップを挟持する、
    ことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の外装パネル構造。
  12. 前記外装パネルの前記曲げ部は、サッシュレスドアの窓ガラスを密閉するウエザストリップに当接する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の外装パネル構造。
JP2019003675A 2019-01-11 2019-01-11 外装パネル構造 Active JP6861228B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019003675A JP6861228B2 (ja) 2019-01-11 2019-01-11 外装パネル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019003675A JP6861228B2 (ja) 2019-01-11 2019-01-11 外装パネル構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020111201A true JP2020111201A (ja) 2020-07-27
JP6861228B2 JP6861228B2 (ja) 2021-04-21

Family

ID=71666302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019003675A Active JP6861228B2 (ja) 2019-01-11 2019-01-11 外装パネル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6861228B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126481A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Toyota Motor Corp 車両用ドア構造及びパネル接合方法
JP2016011098A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 トヨタ自動車株式会社 車両用パネルの接合構造
JP2017217979A (ja) * 2016-06-06 2017-12-14 本田技研工業株式会社 自動車のフロントピラー構造
JP2018069785A (ja) * 2016-10-25 2018-05-10 トヨタ車体株式会社 車両の車室前部構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126481A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Toyota Motor Corp 車両用ドア構造及びパネル接合方法
JP2016011098A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 トヨタ自動車株式会社 車両用パネルの接合構造
JP2017217979A (ja) * 2016-06-06 2017-12-14 本田技研工業株式会社 自動車のフロントピラー構造
JP2018069785A (ja) * 2016-10-25 2018-05-10 トヨタ車体株式会社 車両の車室前部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP6861228B2 (ja) 2021-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4751856B2 (ja) 車体側部構造
CN105416018A (zh) 车身结构
JP5387323B2 (ja) 車両の車体構造
WO2013125015A1 (ja) 車両用ドア構造
US10286963B2 (en) Structural nodes for a motor vehicle bodywork
JP2016203893A (ja) ガラスランの固定構造
IT8309397A1 (it) Dispositivo per il montaggio di vetri di finestrini su carrozzerie di veicoli a motore o simili
US9821855B2 (en) Motor vehicle body with filler piece
JP5721125B2 (ja) 自動車用ドア構造
JP2020111201A (ja) 外装パネル構造
US10926613B2 (en) Automobile door sash structure
WO2018008687A1 (ja) 車両のルーフ固定構造
CN111038229B (zh) 包括两个顶部框架元件的组件、顶部框架和机动车的车顶
JP5877046B2 (ja) 車両におけるフロントウィンド側部構造
JP2018154155A (ja) 車両用バックドア
JP4743761B2 (ja) 自動車の窓シール構造
TWI513606B (zh) Window construction of car sunroof
JP5134919B2 (ja) 車両用ドアサッシュ構造
JP7112678B2 (ja) カバー部材及びカバー部材取付構造
JP5431543B2 (ja) 自動車用シール構造
WO2007020525A1 (en) Window sealing and guiding arrangements for vehicle doors and windows
JP5004014B2 (ja) 車両用ドアのシール構造
JP5003532B2 (ja) ストレージリッドのシール構造
JP7351743B2 (ja) 車両用ドア
US20240051377A1 (en) Door Bodyshell of a Framed Door of a Motor Vehicle and Production Method Thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6861228

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150