JP5685460B2 - 自動二輪車の車体フレーム - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車の車体フレームの改良技術に関する。
2つのフレーム半体を突き合わせ接合してなる自動二輪車の車体フレームが知られている(例えば、特許文献1(図4)参照。)。
特許文献1の図4(a)に示すように、メインフレーム(11)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)は、外側フレーム半体(20A)と内側フレーム半体(21A)とは上下両端部にて突き合わされ溶接されている。
同文献1の図4(b)に示すように、内側フレーム半体(21A)に、外側フレーム半体(20A)の厚さに対応する溶接用段差部(58)を形成し、その先端側を薄肉部(59)とする。この薄肉部(59)に外側フレーム半体(20A)の両端部を重ね合わせて溶接用段差部(58)に突き合わせ溶接(60)を施す。
このとき、突き合わせ溶接(60)を施した部分は、内側フレーム半体(21A)及び外側フレーム半体(20A)の表面から膨出している。
上記接合手段を、リヤクッション取付部に適用しようとすると、溶接ビードが外側に膨出するためリヤクッション取付部の長さが短くなる。この状態でリヤクッション取付部の長さを確保しようとすると、リヤクッション取付部を延ばす必要があり、その分の車幅が大きくなる。
クッション取付部の長さを十分に確保しつつ、車幅を小さく抑えることができる技術が望まれている。
特許第3793129号公報
本発明は、クッション取付部の長さを十分に確保しつつ、車幅を小さく抑えることができる自動二輪車の車体フレームを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、プレス加工された金属板からなるフレームを備えた自動二輪車の車体フレームにおいて、フレームは、メインメンバとサブメンバとからなり、メインメンバの高さ方向の上下端部に、サブメンバが突き合わされ溶接される上下のフランジ部が各々備えられ、フレームに、棒状を呈し車幅方向に延ばされフレームに貫通された後溶接されリヤクッションユニット取付けるリヤクッション取付部が備えられ、フレームに、車幅方向内側へフレームの板厚よりも深く折り曲げるフレーム折曲部が備えられ、フレーム折曲部とリヤクッション取付部との間に構成された谷状空間でフレームとリヤクッション取付部を溶接することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、リヤクッション取付部が貫通する位置にてフレームに、このフレーム剛性を高くする補強部材が備えられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、補強部材は、フレーム折曲部とクッション取付部との間に入り込む補強屈曲部を有することを特徴とする。
請求項4に係る発明では、フレームは、車幅方向一対左右に設けられたシートレールであり、これらの左右のシートレールの各々車幅方向外側がメインメンバであり、左右のシートレールの各々車幅方向内側がサブメンバであり、谷状空間は、メインメンバとクッション取付部の間に形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、左右のサブメンバーは、各々、車幅方向内側に膨出する左右の膨出部を有し、これらの左右の膨出部にクッション取付部が溶接されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、フレームに、折り曲げるフレーム折曲部が備えられている。このフレーム折曲部に接合部としての溶接ビードを配置したので、溶接ビードが車幅方向外方に突出する突出量を小さくする抑えることができる。溶接ビードの突出量が小さく抑えられるため、クッション取付部を長く確保することができる。結果、車幅を小さく抑えることができる。
請求項2に係る発明では、リヤクッション取付部が貫通する位置にてフレームに、剛性を高める補強部材が備えられている。このような補強部材であれば、クッション荷重のかかるフレームを容易に補強することができる。
請求項3に係る発明では、補強部材は補強屈曲部を有する。この補強屈曲部とクッション取付部との間に溶接を施すことで、補強屈曲部とクッション取付部との間を隙間なく溶接することができる。
請求項4に係る発明では、谷状空間は、メインメンバとクッション取付部の間に形成されている。谷状空間をシートレールの車幅方向外側に設けた場合であっても、クッション取付部を長く確保することができる。結果、車幅を小さく抑えることができる。
請求項5に係る発明では、左右のサブメンバーに設けた左右の膨出部にクッション取付部が溶接されている。シートレールの内側を膨出させた膨出部にクッション取付部を溶接することで、膨出させなかった場合に較べると、溶接作業性が高まり溶接を容易に行うことができる。
また、クッション取付部を左右のシートレールの内側及び外側にて溶接したので、クッション取付部の取付剛性を高めることができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の車体フレームの左側面図である。 図2の3矢視図である。 図2の4−4線断面図である。 図1の5矢視図である。 シートの側面図及び底面図である。 図5の7−7断面図である。 図5の8−8断面図である。 図5の9−9断面図である。 図5の10−10断面図である。 図5の11−11断面図である。 図11の12部拡大図である。 図12の別実施例図である。 図5の14−14断面図である。 図5の15−15断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10に、車体フレーム11と、この車体フレーム11に含まれるヘッドパイプ12に操舵自在に設けたフロントフォーク13と、このフロントフォーク13の下端に取付けた前輪14と、フロントフォーク13の上部に取付けたハンドル15と、車体フレーム11の前部上部に取付けた燃料タンク16と、この燃料タンク16の下方に配置したエンジン17及び変速機18を有するパワーユニット21と、が備えられている。
車体フレーム11の後部上部にシート22が取付けられ、車体フレーム11の下部に揺動自在にスイングアーム23が取付けられ、このスイングアーム23の後端に後輪24が取付けられ、スイングアーム23の後部及び車体フレーム11の後部の間にリヤクッションユニット25が渡されている。
また、ヘッドパイプ12の前方にヘッドランプ27が配置され、フロントフォーク13に前輪14の上部を覆いフロントフォーク13に取付けたフロントフェンダ28が設けられている。エンジン17の後上部にスロットルボディ31が設けられている。シート22の後方にテールランプ32が配置され、このテールランプ32の下方に後輪24の上部を覆うリヤフェンダ33が設けられている。
なお、スロットルボディ31はキャブレタでも良い。
次に車体カバーを説明する。
車体カバー35L、35R(図手前側の符号35Lのみ示す。)は、エンジン17の後方で後輪24の前方位置にて車両側方を覆う左右のミドルサイドカバー36L、36R(図手前側の符号36Lのみ示す。)と、リヤクッションユニット25とテールランプ32との間に位置し車両側方を覆う左右のリヤサイドカバー37L、37R(図手前側の符号37Lのみ示す。)とからなる。
次に、車体フレームの構造について説明する。
図2に示すように、車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から車両後方へ延びた後に下に延びるメインフレーム41と、このメインフレーム41の後端部に固着されているピボットフレーム42と、メインフレーム41の前部及びヘッドパイプ12から車両斜め下後方へ延ばされているダウンフレーム43と、メインフレーム41から車両後方へ延びてシート22を支える左右一対のシートレール44L、44R(図手前側の符号44Lのみ示す。)とからなる。ダウンフレーム43の下端部に、パワーユニット(図1、符号21)を支持するハンガ45が固着されている。
メインフレーム41は、ヘッドパイプ12から車両後方へ延びるメインフレーム前半部47と、このメインフレーム前半部47から下へ延びるメインフレーム後半部48とからなる。メインフレーム前半部47に、車幅方向外方へ膨出する凸部49L、49R(図手前側の符号49Lのみ示す。)が一体的に設けられている。メインフレーム後半部48の下端に、ピボットフレーム42が取付けられている。
シートレール44L、44Rは、メインフレーム前半部47とメインフレーム後半部48の間に位置する境界部53から車両後方へ略水平に延ばされるレール本体51L、51R(図手前側の符号51Lのみ示す。)と、このレール本体51L、51Rに各々設けたリヤクッション支持部54の近傍からピボットフレーム42へ向け車両斜め前下方に延ばされているサブフレーム52L、52R(図手前側の符号52Lのみ示す。)とを一体的に構成してなる。
すなわち、メインフレーム41からシート(図1、符号22)を支えるレール本体51L、51Rが延び、このレール本体51L、51Rとピボットフレーム42との間にサブフレーム52L、52Rが渡されている。シートレール44L、44Rは、車両側面視で、レール本体51L、51Rとサブフレーム52L、52Rとで略Y字状を呈する部材である。車体フレーム11の各構成要素は、いずれも、プレス成形された金属板材からなる中空フレームである。
次に、車体フレームを上方から見たときの構造を説明する。
図3に示すように、ヘッドパイプ12から1本のメインフレーム41が車両後方へ延ばされ、このメインフレーム41の左右の側面41L、41Rに、左右のシートレール44L、44Rの前端が接合され、これらの左右のシートレール44L、44Rが前部が車幅方向外方に拡がりながら車両後方へ延ばされ、左右のシートレール44L、44Rの間に、第1クロスメンバ55が渡され、この第1クロスメンバ55の後方で左右のシートレール44L、44Rの間に、両端が左右のシートレール44L、44Rの外側面から各々外方へ突出して設けられリヤクッションユニット(図1、符号25)の上端を支持するリヤクッション支持部54、54を含む棒状のクロス棒57が車幅方向に延ばされ、このクロス棒57の後方で左右のシートレール44L、44Rの後端部の間に、第2クロスメンバ56が渡されている。
図2に戻って、シートレール44L、44Rの構成要素としてのサブフレーム52L、52Rの先端は、ピボットフレーム42の側壁を構成する第1平面65、65(図手前側の符号65のみ示す。)に重ね合わされている。この第1平面65にサブフレーム52L、52Rの先端がスポット溶接により接合されている。図中、×にて示されている点がスポット溶接点である。
なお、接合手段は、スポット溶接(抵抗溶接)に限定されることはなく、アーク溶接、ガス溶接、ろう接等でも差し支えない。
次にメインフレーム前半部の断面構造を説明する。
図4に示すように、メインフレーム41は、プレス加工された金属板であり、車両幅方向内方に開放する開放部を有する凹状の左右の主メンバ59L、59Rを車幅方向外方から突き合わせ断面略ロ字状の空間部を有する部材である。左右の主メンバ59L、59Rに、各々、車幅方向外方に膨出する左右の凸部49L、49Rが形成される。メインフレーム41に凸部49L、49Rを設けることで、凸部を設けない場合に較べて、メインフレーム41の剛性が高められ、振動の発生を抑えることができる。
次に、シート及びシート周辺部の構造を説明する。
図5に示すように、自動二輪車10には、前輪14が配置され、この前輪14の後方に燃料タンク16が配置され、この燃料タンク16に連続するようにシート22が配置され、このシート22の後半部に重なるように後輪(図1、符号24)の上方を覆うリヤフェンダ33が配置される。
シート22は、前後に2人乗車が可能ないわゆるタンデムシートである。図中、36はメータ、37L、37Rは運転者が足を置く運転者用ステップ、38L、38Rは同乗者が足を置くピリオンステップ、40L、40Rはグラブレールである。
次に、シートについて説明する。
図6(a)にシートを車両側面から見た状態が示され、図6(b)にシートを下方からみた状態が示されている。
図6(a)において、シート22は、底面を構成するシート底板91と、このシート底板91から延ばされシート本体を覆うシート表皮92と、シート底板91から下方に延ばされシート22を車体フレーム(図2、符号11)へ締結する左右のシート取付部93L、93R(図手前側の符号93Lのみ示す。)と、これらの左右のシート取付部93L、93Rの車両後方側の位置にてシート底板91から下方に延ばされシート22を車幅方向に位置決めする左右のガイド部94L、94R(図手前側の符号94Lのみ示す。)とを有する。
図6(b)において、底面を構成するシート底板91に、シート22で受けた荷重を車体フレーム11に伝える複数のラバー100が取付けられている。ラバー100は、シート底板91の前部で車幅方向左右に設け底面視略矩形状の左右の第1ラバー101L、101Rと、これらの左右の第1ラバー101L、101Rの車両後方に配置される底面視略矩形状の左右の第2ラバー102L、102Rと、これらの左右の第2ラバー102L、102Rの車両後方に配置される底面視略円形状の左右の第3ラバー103L、103Rとからなる。左右の第3ラバー103L、103Rの車両後方にて、車幅方向中心には底面視略矩形状の第4ラバー104が配置される。
次に、図7〜8では、シート底板及びその周辺部の構造を説明する。
図7に示すように、車両前から後に延びておりシート22の底面を構成するシート底板91は、その後端部近傍にシート底板91から下方にシート22の後部を支える第4ラバー104が延ばされている。この第4ラバー104は、車体後部にて下方へ突設される部材105に取付けられている。
図8に示すように、自動二輪車の車体フレーム11に、メインフレーム41から車両後方へ左のシートレール44Lが延びている。左のシートレール44Lは、シート22を支えるシート支持部111Lを有する。
シート底板91に、左の第1ラバー101L及び左の第2ラバー102Lが取付けられている。これらの左の第1ラバー101L及び左の第2ラバー102Lは、シートレール44Lの上面を構成するシート支持部111Lによって支持される。
以上、車幅方向左側のシート支持構造を説明したが、車幅方向右側のシート支持構造も左右異なる点を除き同様なものであり、説明を省略する。
以下、図9〜11では、シートの下方に配置される左右のシートレール44L、44Rの構造を詳細に説明する。
図9に示すように、プレス加工された金属板状の左右一対のシートレール44L、44Rは、車両幅方向内方に開放する開放部112L、112Rを有し断面凹状を呈する左右のメインメンバ61L、61Rと、これらの開放部112L、112Rを覆うように車幅方向外方へ向け接合される左右のサブメンバ60L、60Rとからなる。
左右一対のシートレール44L、44Rに板状の第1クロスメンバ55が渡され、この第1クロスメンバ55の車幅方向中心に燃料タンク締結部75が取付けられ、この燃料タンク締結部75に燃料タンクの後端16bがセットされ、この燃料タンクの後端16bが締結部材114を介して第1クロスメンバ55に締結される。119はエアクリーナケースである。
燃料タンクの後端16bは、その周囲がラバー部材106で覆われるようにしたので、燃料タンク16で発生した振動を車体フレーム11へ伝達し難くすることができ、若しくは車体フレーム11で発生した振動を燃料タンク16へ伝達し難くすることができる。
図10に示すように、車体フレーム11に、左右一対のシートレール44L、44Rが設けられている。左右のシートレール44L、44Rは、左右のメインメンバ61L、61Rと、これらの左右のメインメンバ61L、61Rの車幅方向内側から左右のメインメンバ61L、61Rへ各々突き当てられ接合される左右のサブメンバ60L、60Rとを有する。
メインメンバ61L、61Rの高さ方向上下の端部61La、61Ra、61Lb、61Rbに、サブメンバ60L、60Rが突き合わされ溶接される上下のフランジ部72La、72Ra、72Lb、72Rbが備えられ、そのうちの上のフランジ部72La、72Raによって、左右のシートレールの上面115L、115Rは、内側上面117L、117Rと外側上面118L、118Rとに車幅方向内外に各々仕切られ、上のフランジ部72La、72Raの車幅方向内側に、シート支持部111L、111Rが備えられている。
シート支持部111L、111Rとなる内側上面117L、117Rの車幅方向長さw1は、外側上面118L、118Rの車幅方向長さw2よりも大きくなるように設定されている(w2<w1)。
一方、シートにシート底板91が備えられ、このシート底板91にシート支持部111L、111Rに当接する左右の第1ラバー101L、101Rが下方へ延ばされている。
左右の第1ラバー101L、101Rの高さh1は、上のフランジ部72La、72Raの高さh2よりも高い。
シート22に、シート底板91の車幅方向左右位置にて下方へ板状を呈する左右のシート取付部93L、93Rが延ばされ、これらの左右のシート取付部93L、93Rに長穴121L、121Rが形成されている。左右のメインメンバ61L、61Rの車幅方向外面61Lc、61Rcに、長穴121L、121Rに通した締結ねじ120、120を介して左右のシート取付部93L、93Rが締結されることで、シート22が車体フレーム11に取付けられる。
車両側面視で、シート取付部93L、93Rは、左右の第1ラバー101L、101Rに少なくとも一部が重なるように配置した。
図11に示すように、プレス加工された金属板状の左右一対のシートレール44L、44Rは、車両幅方向内方に開放する開放部112L、112Rを有し断面凹状を呈する左右のメインメンバ61L、61Rと、開放部112L、112Rを各々覆うように接合される左右のサブメンバ60L、60Rとからなる。
左右のメインメンバ61L、61Rの高さ方向の上下端部61La、61Ra、61Lb、61Rbに、左右のサブメンバ60L、60Rが各々突き合わされ溶接される上下のフランジ部72La、72Ra、72Lb、72Rbが各々備えられている。
フレームとしての左右のシートレール44L、44Rには、棒状を呈し車幅方向に延ばされるクロス棒57が延びており、このクロス棒57は、左右のシートレール44L、44Rに貫通された後溶接される。クロス棒57には、リヤクッションユニット25、25が取付けられるリヤクッション取付部54、54が備えられている。
リヤクッション取付部54、54は、左右のシートレール44L、44Rの車幅方向外方に突設され、これらの突設された部分でリヤクッションユニット25の上端部を支持している。
次に、クロス棒の接合構造の詳細について説明する。
フレームとしての左右のシートレール44L、44Rに、車幅方向内側へシートレール44L、44Rの板厚tよりも深く折り曲げるフレーム折曲部123L、123Rが備えられ、これらのフレーム折曲部123L、123Rとクロス棒57との間に形成される谷状空間124L、124Rで溶接する。谷状空間124L、124Rは、メインメンバ61L、61Rとクロス棒57の間に形成されている。
リヤクッション取付部54、54が貫通する位置にて左右のシートレール44L、44Rに、左右のシートレール44L、44Rの剛性を高める補強部材125L、125Rが備えられている。
補強部材125L、125Rは、フレーム折曲部123L、123Rとクロス棒57との間に入り込む補強屈曲部126L、126Rを有する。
これらの左右のシートレール44L、44Rの各々車幅方向外側を構成する部材がメインメンバ61L、61Rであり、左右のシートレール44L、44Rの各々車幅方向内側を構成する部材がサブメンバ60L、60Rである。
左右のサブメンバ60L、60Rは、クロス棒57が車幅方向左右に貫通する位置にて、各々、車幅方向内側に膨出する左右の膨出部127L、127Rを有する。これらの膨出部127L、127Rにクロス棒57が溶接されている。
次に、上記谷状空間に施される溶接構造について説明する。
図12に示すように、右のシートレール44Rの外面61Rcに、車幅方向内側へ右のシートレール44Rの板厚tよりも深く折り曲げるフレーム折曲部123Rが備えられ、このフレーム折曲部123Rとリヤクッション取付部54を含むクロス棒57との間に形成した谷状空間124Rに溶接材料129を盛ることによって溶接接合する。
詳細には、クロス棒57に近い側に位置する補強部材125Rの端部130は、鉛直面131と、この鉛直面131の先に設け車幅方向内方に傾斜される第1傾斜面132と、この第1傾斜面132の先に水平方向に延ばされクロス棒の外周面57cに当接する水平面134とからなる。溶接材料Wは、第1傾斜面132とクロス棒の外周面57cとの間に盛られている。
以上、車幅方向右側のリヤクッション取付部を説明したが、車幅方向左側に配置される左側のリヤクッション取付部、左右の向きが異なる以外は同様な構造であり説明を省略する。
次に、図12の別実施例について説明する。
図13に示すように、クロス棒57に近い側に位置する補強部材の端部130Bは、鉛直面131Bと、この鉛直面131Bの先に設け車幅方向内方に傾斜される第1傾斜面132Bと、この第1傾斜面132Bの先に設け車幅方向内方に第1傾斜面132Bよりも水平方向側に傾斜される第2傾斜面133Bとからなる。第1傾斜面132Bと第2傾斜面133Bとの境界135と、クロス棒の外周57cとの間にすき間δが形成されている。
図12と異なる点は、水平面134を第2傾斜面133Bに変更した点にあり、すきまδをもたせることで、溶接作業時に、溶接ガスがすき間δを通って車幅方向中心側へ逃がし易くすることができる。溶接ガスを逃がし易い構造となるため、所定の接合強度、接合品質を容易に確保することができるようになる。
なお、車幅方向左側に設けたクッション取付部の接合構造について説明したが、車幅方向左側に設けたクッション取付部の接合構造も同様なものであり説明を省略する。
図14に示すように、プレス加工された金属板状の左右一対のシートレール44L、44Rは、車両幅方向内方に開放する開放部112L、112Rを有し断面凹状を呈する左右のメインメンバ61L、61Rと、開放部112L、112Rを覆うように接合される左右のサブメンバ60L、60Rとからなる。
左右のメインメンバ61L、61Rの高さ方向上下の端部61La、61Ra、61Lb、61Rbに、左右のサブメンバ60L、60Rが突き合わされ溶接される上下のフランジ部72La、72Ra、72Lb、72Rbが備えられている。
左右のシートレールの上面115L、115Rは、上のフランジ部72La、72Raによって車幅方向内外に内側上面117L、117Rと外側上面118L、118Rとに各々仕切られ、内側上面117L、117Rの車幅方向長さw1は、外側上面118L、118Rの車幅方向長さw2よりも大きい(w2<w1)。
一方、シート22にシート底板91が備えられ、このシート底板91に左右一対のシートレール44L、44Rに当接する左右の第2ラバー102L、102Rが備えられている。左右の第2ラバー102L、102Rを支えるシート支持部111L、111Rは、上のフランジ部72La、72Raの車幅方向内側に備えられている。なお、第2ラバー102L、102Rの高さh1は、上のフランジ部72La、72Raの高さh2よりも高くした(h2<h1)。
シート22は、シート底板91の車幅方向左右から下方へ左右のガイド部94L、94Rが延ばされ、左右のガイド部94L、94Rは、第2ラバー102L、102Rの車幅方向内側に配置されている。車両側面視で、左右のガイド部94L、94Rは、第2ラバー102L、102Rに少なくとも一部が重なるようにした。
次に、シートの後部に設けた第3ラバーを説明する。
図15に示すように、左右のシートレール44L、44Rの間に、板状の第2クロスメンバ56が渡され、この第2クロスメンバ56の上面に、シート底板91から下方に延ばされている左右の第3ラバー103L、103Rが当接している。すなわち、第2クロスメンバ56でシート22の後部が支持されている。
以上に述べた自動二輪車の車体フレームの作用を次に述べる。
第1に、図10に示すとおりに、シートレール44L、44Rに設けシート側のラバー
(第1ラバー101L、101R)が当接するシート支持部111L、111Rは、上のフランジ部72La、72Raの車幅方向内側に備えられている。
シート22に荷重がかかったときに、シート側に設けた第1ラバー101L、101Rは、シート支持部111L、111Rに当接し、高さ方向に縮み横に拡がろうとする。この場合に、シート支持部111L、111Rの車幅方向外側に上のフランジ部72La、72Raが配置されているので、シート側の第1ラバー101L、101Rは、上のフランジ部72La、72Raに規制され車両幅方向外方に拡がることが規制される。
シート支持部111L、111Rの車幅方向外側に設けたフランジ部72La、72Raを利用してシート22を車幅方向外側から支持することができる。結果、シート22を位置決めし支持する部品が不要となり、部品点数を減らすことができる。
第2に左右のシートレール44L、44Rの上面を構成する内側上面117L、117Rの車幅方向長さW1は、外側上面118L、118Rの車幅方向長さW2よりも大きなものにした。大きい側に設けた内側上面117L、117Rにシート側の第1ラバー101L、101Rが各々当接するようにしたので、シート側の第1ラバー101L、101Rをより広い面積で受けることができる。結果、シート22を一層確実に支持させることができる。
第3に、第1ラバー101L、101Rの高さh1を、上のフランジ部72La、72Raの高さh2よりも高いものにしたので、第1ラバー101L、101Rのたわみ代が確保される。シート22に荷重がかかったときに、第1ラバー101L、101Rは伸縮可能にたわませることができる。結果、乗員の座り心地を高めることができる。
第4に、シート22に下方へ左右のシート取付部93L、93Rが延ばされ、これらの左右のシート取付部93L、93Rを左右のメインメンバ61L、61Rに締結させた。
シート22を取付けるときに、左右のメインメンバ61L、61Rがガイド部材となり、これらの左右のメインメンバ61L、61Rの外面61Lc、61Rcで左右のシート取付部93L、93Rを各々ガイドすることにより、シート22の組付性を高めることができる。
また、左右のシート取付部93L、93Rは、シート22と一体に形成されているので、シート22を位置決めする部品を追加することなくシート22を支持させることができる。結果、部品点数を減らすことができる。
第5に、図14に示すとおりに、シート22に、下方へ左右のガイド部94L、94Rが延ばされ、これらの左右のガイド部94L、94Rを左右のサブメンバ60L、60Rに沿わせるように延ばした。
シート22を取付けるときに、左右のメインメンバ61L、61Rがガイド部材となり、これらの左右のサブメンバ60L、60Rの内側で左右のガイド部94L、94Rをガイドすることにより、シート22の組付性を高めることができる。
第6に、図11に示すとおりに、フレームとしての左右のシートレール44L、44Rに、左右のシートレール44L、44Rの板厚tよりも車幅方向内側に深く折り曲げるフレーム折曲部123L、123Rが備えられている。このフレーム折曲部123L、123Rに接合部としての溶接ビードWを配置したので、溶接ビードWが車幅方向外方に突出する突出量を小さくする抑えることができる。溶接ビードWの突出量が小さく抑えられるため、クッション支持部54、54を長く確保することができる。結果、車幅の拡大を抑え車幅を小さくすることができる。
第7に、リヤクッション取付部54、54が貫通する位置にてフレームとしてのシートレール44L、44Rに、剛性を高める補強部材125L、125Rが備えられている。このような補強部材125L、125Rであれば、クッション荷重のかかるシートレール44L、44Rを容易に補強することができる。
第8に、図12に示すとおりに、補強部材125R(125L)は補強屈曲部126R(126L)を有する。この補強屈曲部126R(126L)とクッション取付部(リヤクッション支持部54(54))との間に溶接を施すことで、補強屈曲部126R(126L)とリヤクッション支持部54(54)との間を隙間なく溶接することができる。
第9に、図11に示すとおりに、谷状空間124L、124Rは、メインメンバ61L、61Rとリヤクッション支持部54、54の間に形成されている。谷状空間124L、124Rをシートレール44L、44Rの車幅方向外側に設けた場合であっても、リヤクッション支持部54、54を長く確保することができる。結果、車幅を小さく抑えることができる。
第10に、左右のサブメンバー60L、60Rに設けた左右の膨出部127L、127Rにクッション取付部(リヤクッション支持部54、54)が溶接されている。シートレール44L、44Rの内側を膨出させた膨出部127L、127Rにリヤクッション支持部54、54を溶接することで、膨出させなかった場合に較べると、溶接作業性が高まり溶接を容易に行うことができる。
また、リヤクッション支持部54、54を左右のシートレール44L、44Rの内側及び外側にて溶接したので、リヤクッション支持部54、54の取付剛性を高めることができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明は、自動二輪車に好適である。
11…自動二輪車の車体フレーム、25…リヤクッションユニット、44L、44R…フレーム(シートレール)、54…クッション取付部(リヤクッション支持部)、60L、60R…サブメンバ、61L、61R…メインメンバ、72La、72Lb、72Ra、72Rb…上下のフランジ部、123L、123R…フレーム折曲部、124L、124R…谷状空間、125L、125R…補強部材、126L、126R…補強屈曲部、127L、127R…左右の膨出部。

Claims (5)

  1. プレス加工された金属板からなるフレーム(44L、44R)を備えた自動二輪車の車体フレームにおいて、
    前記フレーム(44L、44R)は、メインメンバ(61L、61R)とサブメンバ(60L、60R)とからなり、
    前記メインメンバ(61L、61R)の高さ方向の上下端部に、前記サブメンバ(60L、60R)が突き合わされ溶接される上下のフランジ部(72La、72Lb、72Ra、72Rb)が各々備えられ、
    前記フレーム(44L、44R)に、棒状を呈し車幅方向に延ばされ前記フレーム(44L、44R)に貫通された後溶接されリヤクッションユニット(25、25)を取付けるリヤクッション取付部(54、54)が備えられ、
    前記フレーム(44L、44R)に、車幅方向内側へ前記フレーム(44L、44R)の板厚よりも深く折り曲げるフレーム折曲部(123L、123R)が備えられ、
    このフレーム折曲部(123L、123R)と前記リヤクッション取付部(54、54)との間に構成された谷状空間(124L、124R)で前記フレーム(44L、44R)と前記リヤクッション取付部(54、54)を溶接することを特徴とする自動二輪車の車体フレーム。
  2. 前記リヤクッション取付部(54、54)が貫通する位置にて前記フレーム(44L、44R)に、このフレーム(44L、44R)剛性を高くする補強部材(125L、125R)が備えられていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の車体フレーム。
  3. 前記補強部材(125L、125R)は、前記フレーム折曲部(123L、123R)と前記リヤクッション取付部(54、54)との間に入り込む補強屈曲部(126L、126R)を有することを特徴とする請求項2記載の自動二輪車の車体フレーム。
  4. 前記フレーム(44L、44R)は、車幅方向一対左右に設けられたシートレール(44L、44R)であり、
    これらの左右のシートレール(44L、44R)の各々車幅方向外側が前記メインメンバ(61L、61R)であり、左右のシートレール(44L、44R)の各々車幅方向内側が前記サブメンバ(60L、60R)であり、
    前記谷状空間(124L、124R)は、前記メインメンバ(61L、61R)と前記クッション取付部(54、54)の間に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の自動二輪車の車体フレーム。
  5. 前記左右のサブメンバ(60L、60Rは、各々、車幅方向内側に膨出する左右の膨出部(127L、127R)を有し、これらの左右の膨出部(127L、127R)に前記クッション取付部(54、54)が溶接されていることを特徴とする請求項4記載の自動二輪車の車体フレーム。
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