JP4153105B2 - 自動二輪車のフレーム構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車のフレーム構造にかかり、特にエンジンを取付、支持するフレームの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車の車体フレームとして、例えば特開平9−95279号が開示されている。
ここで開示されている技術は、メインフレームを偏平なパイプ材とし、これの後部を下方に曲げ、後部にエンジン後部の上部を取付、支持するハンガーを別部材として接合し、一体化する構造であり、上部のハンガーの下方に、エンジン後部の下部を取付、支持するブラケットを別部材として接合、一体化して設けている。
この例に限らず、自動二輪車における従来のエンジンハンガーは、メインフレームに対してエンジン、及びリヤのスイングアームを支持するフレーム部材を別部材として接合し、且つこの部材に、別個に形成したハンガーやブラケット類を接合し、このハンガやブラケット類でエンジンの取付、支持を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
以上の従来技術は、ハンガやブラケット類等のエンジン取付、支持部材を、フレーム構成部材とは別個に形成し、フレーム構成部材に溶接やネジ止め等で接合、一体化した構造なので、部品点数が多くなること、溶接等の組付工数が多く、フレーム構造の複雑化、製作に際し工数が多くなること、又これにより重量が重くなる傾向にあること、更にこれ等のエンジン取付、支持部材を別個に設けることから、フレーム製造に際しコスト的にも不利であること、トータルとして自動二輪車のコストダウンを図る上で好ましくないこと、等の不利がある。
【0004】
本発明は、以上の課題を解決すべくなされたもので、本発明の目的とする処は、エンジン取付、支持部を含むフレームを、簡素な構造で、製作上容易に、且つ安価に得ることを可能とした自動二輪車のフレーム構造を提供し、又高い剛性、強度を確保しつつ、軽量なフレームを得ることが可能である自動二輪車のフレーム構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1は、ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームから、断面視にて前方に開くコ字状に金属板材をプレス成形したサブフレームメンバを該メインフレームの下方に向けて接合して垂下し、サブフレームメンバの内側に、断面視にて前方に開くコ字状の補強メンバを配置し、該サブフレームメンバと補強メンバとを接合して一体化することにより閉断面構造体とし、閉断面構造体の前方位置で、サブフレームメンバにエンジンハンガ部を一体に設けたことを特徴とする。
【0006】
請求項1では、サブフレームメンバに部品取付部を一体に設けるので、部品取付部を別部材とし、これを溶接したり、ネジ止めする等の必要がなく、部品点数の削減、工数削減、軽量化、コストダウンを図ることができる。
又サブフレームメンバは、断面視コ字形なので、メインフレームへの溶接等の接合に際し、溶接等がし易く、溶接面積等の接合面積も稼ぎやすく、高い剛性、強度のメインフレームへのサブフレームメンバの接合が容易に可能である。
またサブフレームメンバにエンジンハンガ部を一体に設けたので、メインフレームに設けられるサブフレームメンバに、別部材として上下のエンジンハンガやブラケットを溶接等する必要がなく、フレームの構造の簡素化、製作の容易化、コストダウン、軽量化が図れる。
さらに、サブフレームメンバの内側に、断面視にて前方に開くコ字状の補強メンバを配置し、該サブフレームメンバと補強メンバとを接合して一体化することにより閉断面構造体としたので、閉断面構造体により、エンジン取付、支持部等の部品取付部に高い剛性、強度が得られ、又コ字形のサブフレームメンバ内にコ字形の補強メンバを嵌め込んで溶接等して接合するので、製作も容易である。
【0007】
請求項2は、請求項1記載において、前記サブフレームメンバの下方部の左右の側壁部に補強梁を横架させ、前記補強メンバの下部を前記補強梁に溶接により接合したことを特徴とする。
請求項2では、補強梁としても機能させることで、エンジン取付、支持部周辺部の剛性、強度を高める。
【0008】
請求項3は、請求項2記載において、前記補強梁は、スイングアームを回動自在に支持する支持管であることを特徴とする。
支持管の横架による補強梁としての機能により、エンジン取付、支持部周辺部の剛性、強度を高める。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明にかかるフレーム構造を採用した自動二輪車の一例を示す外観側面図、図2は図1の平面図である。
図1、図2に従って自動二輪車の概略を説明すると、自動二輪車1は、後に詳細に説明するフレーム21の前端部のヘッドパイプ22を介して、フロントフォーク3により前輪2を操向自在に支持する。フレーム21の中間部下部から後方に延出したスイングアーム4を介して後輪5を支持し、スイングアーム4の後部とフレーム21との間には、後輪懸架用のリヤクッションユニット6,6を左右に介設する。
【0010】
フレーム21の前部上には燃料タンク7を設置し、フレーム30のこれの後方上には乗員跨乗用のシート8を設置し、フレーム30の燃料タンク7下方位置には、エンジン9を搭載し、エンジン9の下部後部のミッションケース10の一側方にはドライブスプロケット10aを配置し、後輪5の同側に設けたドリブンスプロケット5aとチエン10で連結し、後輪5を駆動する。
フロントフォーク3の前部の上部にはヘッドライト12を設置し、ヘッドライト12の直後で、フロントフォーク3の上端部のトップブリッジ上には、バー式のハンドル13を設置し、ハンドル13の前方にはメータユニット14を設置する。
【0011】
前記したシート7の前部の下方の左右には、サイドカウル15,15を配置してこの部分の側部を覆い、シート7の前後方向中間部〜後方の部分の側部をリヤカウル16,16で覆い、リヤカウル16,16の後部には、リヤフェンダ17を後下方に傾斜するように設置した。尚、前輪2の上半部をフロントフェンダ2aで覆う。
シート8は前後に長いタンデム式とし、シート後部の下部の左右には後席乗員把持、自動二輪車のメインスタンド起立時に手掛かりとするリヤグリップ18を設置し、リヤグリップ18は、図2で明示したように平面視が略U字形である。尚、エンジン9のシリンダ後方に配置された気化器19は、サイドカバー15の隠された後方の空間に配置される不図示のエアクリーナに接続されている。又図2において20は、自動二輪車1の後部の一側方の後方、且つ外側方に延出されたマフラーである。
【0012】
図3は本発明にかかるフレームの外観側面図である。
フレーム21は、自動二輪車の略々全長にわたる長さで、前後に長いメインフレーム30と、メインフレーム30の前端部〜前部の中間部の両側に、後下傾するように溶接したフロントメンバ40と、メインフレーム30の中間部に若干後下傾するように垂下したサブフレームメンバを構成するミドルメンバ50と、メインフレーム30の後部〜ミドルメンバ50の下部とを繋ぐように配置したリヤメンバ70とからなる。リヤメンバ70と前方のミドルメンバ50と上方のメインフレーム30とで構成される略三角形の空間23内に、不図示のエアクリーナを配置する。
又メインフレーム30の前端部には、ヘッドパイプ22を若干前下傾するように備える。
メインフレーム30の上面は、前部〜中間部が若干下方に弯曲し、中間部と前後部とで高さに違いがあり、後部が一段高くなるように形成したが、上面は略々平坦であり、略々水平に近い状態で前後方向に延出する。
メインフレーム30の後部には、前記したシート8の後部を取付、支持するスティ81が下方に垂下するように設けられている。
【0013】
図4は図3の平面図である。
メインフレーム30は、図で示したように前部30aの幅W1が幅狭で、後部30cの幅W2が幅広に形成され、中間部30bは、この間を一体に繋ぐように、後方に向かって幅が斬増する。
【0014】
図5はフレーム21の構成メンバの分解斜視図である。
メインフレーム30は、断面形状が下向き凹状のアッパメンバ31、及び断面形状が上向き凹状のロアメンバ32とからなり、上下で対称形状をなす。各前端部には、ヘッドパイプ22の上部の後半部が嵌まる弧状の凹部31a(ロアメンバ32には表されていないが、同様に凹部を備える)を備える。これ等のアッパメンバ31、ロアメンバ32は、例えば、鋼板素材のプレス加工で成形する。
アッパメンバ31、ロアメンバ32の左右の側壁部31b,32bの対向する両端部には、各外側方に折曲して突出するフランジ部31c,32cを夫々一体に設ける。
【0015】
アッパメンバ31の上面31dは略々平坦で、前部の前後方向中間部で、幅方向中間部には、前後に離間して電装品の取付ボス部31e,31fをプレス加工で一体成形して設ける。又上面31dの後部取付ボス部31fの直後には、断面が凹状の電装品取付スティ33を溶接し、この取付スティ33を上面31d上に幅一杯に横断するように起立、設置する。
【0016】
又アッパメンバ31の上面31dの前後方向中間部で、幅方向中間部には、燃料タンク7、及びシート8の取付スティ34を設ける。この取付スティ34は、上面31dを上方に膨出させ、且つ後部を切り欠いて形成し、燃料タンク7の後部下面に設けた不図示の取付片を取付孔34aを介してネジ止めし、又シート8の前部の下面に設けた不図示の舌片状の取付片を切欠34bに嵌め込んで、シート前部をメインフレーム30の上面に支持する。
この取付スティ34は、アッパメンバ31の上面31dに対し、プレス加工で下方から膨出するようにして形成するので、メインフレームの構成部材とは別個の部材を必要とせず、且つアッパメンバ31を成形する工程で同時に成形することができ、部品点数の削減、別部品を溶接する必要がないことから製作が容易であり、又別部品を取り付ける必要がないことから軽量化が図れる。
このことは、上記した電装品の取付ボス部31e,31fにおいても、同様である。
【0017】
アッパメンバ31の中間後部、及びロアメンバ32の各中間後部の上下で対称部分の両側壁部31b,32bには、両側に突出したフランジ部31c,32cを含んで、夫々対称的に、アッパメンバ31側が下向き、ロアメンバ32側が上向きの弧状の凹部31g,32gを一体に設ける。
アッパメンバ31、ロアメンバ32を上下で重ね合せ、フランジ部31c,32c相互を突合せて重ね合わせ、溶接する際、凹部31g,32gは円形となり、この間に、両端部でヤクッションユニット6の上端部を取付、支持する軸状のクロスメンバ35を介在させて溶接し、メインフレーム30と一体化する。
【0018】
この際、正面視凹状のリヤカウル取付スティ36を上面31d上に配置し、取付スティ36の左右の側壁36aの下端部をクロスメンバ35の両端寄り部上半部に溶接し、又前後の突出片36b,36bをアッパメンバ31の上面31dのこの部分に溶接する。
尚、アッパメンバ31のこの部分の上面には、上方へ膨出する取付ベースを一体にプレス加工で形成しておき、この部分の上面に前後の突出片36b,36bを溶接する。
【0019】
アッパメンバ31の上面31dの後部には、前後方向に長さを有する凹状のリブ37を複数個プレス加工で形成しておき、剛性を高めた。又上面31dの後部には、その前部に左右2個、後部に1個のリヤグリップ取付孔39…(…は複数を表す。以下同じ)を備える。
一方、ロアメンバ32の中間部の側部には、エンジン補機類の取付スティ38を前後に設けた取付片38a,38aで溶接する。
【0020】
フロントメンバ40は、図3に示したように、ヘッドチューブ22後半部、メインフレーム30の前半部の前端部、及び上縁部を繋ぐものである。
フロントメンバ40は、所謂ダウンチューブの上半部に相当する構造で、鋼板素材をプレス加工した得た側面視略「く」字形の左右のメンバ41,41からなる。
左右の各板状部41aの上下を内方に折曲し、各板状部の全体の断面が凹状である。各板状部41aの各下壁片41bには、内方への凸片41cを夫々備え、各板状部41aの上縁部には、この面よりも内方にZ字形に折曲して突出した上壁片41fを夫々備える。
又各板状部41aの先部には、対称的に外側方へ膨出円形部42を夫々備え、各膨出円形部42には、燃料タンク7の前部を取り付けるパイプ状の取付スティ43を貫通する取付孔43aを夫々備える。
【0021】
又各板状部41aの中間部には、略々三角形の軽量化用の窓44を夫々備え、窓44の周縁部には内方に折曲した縁部44aを設け、剛性を高めた。
各板状部41aには、後下傾する下部延出部41dを夫々備え、この部分の断面形状も、左右で対称的な凹状とし、上述の下壁片41bはそのままこの部分の下方まで延長する。
板状部41aの側面視略「く」字形の後縁部には、各内方、且つ後方に折曲したZ字形の後壁片41eを夫々備える。
各下部延出部41dの下部には、上下に離間して取付孔45,45を夫々備え、下部延出部41d間にパイプ材からなるクロスメンバ46,46を通す。
【0022】
ミドルメンバ50は、図3に示したように、メインフレーム30の中間部から下方に垂下するように設けられるものである。
実施例では、他のフレームメンバとの関係から、ミドルメンバとして記述するが、請求項1にいうところのサブフレームメンバである。以下にミドルメンバとして説明する。
ミドルメンバ50は、メインメンバ51、及びサブメンバ61からなり、これ等は、鋼板素材のプレス加工で得る。
【0023】
メインメンバ51は、図5及び図12で明らかな通り、平面視(断面視)が前方に開放した凹状(コ字形)で後方への深さが大きく、上下に長さが長く、左右の側壁部51b,51b、後壁部51aを備え、後壁部51aの上部を切り欠いて二股部51c,51cを備える。二股部51c,51cは、溶接面積を稼ぐように若干前後方向に長く形成されており、側壁部51b,51bの下部51d,51dは、上下にある程度の高さを有するように、略逆L字形に前方に膨出する。
ミドルメンバ50のメインメンバ51は、前後に長い二股部51c,51cをメインフレーム30のロアメンバ32両側の側壁部32bの外側から当てがい、図3の溶接箇所sで示すように、二股部51cと側壁部32bとをスポット溶接する。これにより、図3に示すように、サブフレームメンバであるミドルメンバ50のメインメンバ51をメインフレーム30のロアメンバ32に吊り下げるように接合、一体化する。
【0024】
メインメンバ51の各側壁部51bの各下部51dの上方部には、凹状断面形状に沿って断面視が凹状(コ字形)の補強用ガセット52を内張りするように溶接して一体化する。この部分の両側部に、前記したスイングアーム4の前端部のピボットを、回動自在に支持する支持管54を、貫通して取り付ける取付孔53を形成する。
又メインメンバ51の各側壁部51bの各下部51dには、前部の上部にエンジン9の取付用の取付孔55を左右対称的に設け、各下部51dの後部には、スタンド取付用のクロスメンバ57を取り付ける取付孔56を夫々設ける。
又各側壁部51bの前記した取付孔53の上方の部分を夫々前方に突出させ、この各突出部51eには、左右で対称的にエンジン9の取付用の取付孔58を設ける。これらでエンジンハンガ部を構成する。
【0025】
更に、各側壁部51bの下部51dの前部には、前方への突出部51fを一体に前方に突出するように設け、この部分にエンジン取付、支持用の取付孔55を夫々設ける。これらでエンジンハンガ部を構成する。
これにより、各側壁部51bの下半部の上下に、エンジン取付孔58,55が形成されることとなる。
【0026】
サブメンバ61は、断面視が凹状(コ字形)で、高さ方向の長さにおいて、前記したメインメンバ51の取付孔53の上方から二股部51c間の長さを有する。メインメインメンバ51の深さに対し、サブメンバ61のコ字形断面の深さは浅い。
後壁部61aの両側部から前方に折曲した側壁部61b,61bは、後壁部61aからの突出量が小さく、上部61cは前方に屈曲して曲り、天井部を構成し、前記したロアメンバ32の底面32dの下面に突き当てる。又後壁部61aの下端部の幅方向中央部には、逆凹状の欠部61dを備える。上部61cはロアメンバ32の下面32dにスポット溶接等で接合する。
以上のサブメンバ61は、メインメンバ51の前方から嵌め込み、溶接する。
【0027】
70はリヤメンバで、図3で示すようにメインフレーム30の後部とミドルメンバー50の下部とを繋ぐものである。
リヤメンバ70は、メインメンバ71とサブメンバ74とで構成し、これ等は鋼板素材のプレス加工で得る。
メインメンバ71は側面視「弓」形をなし、断面形状は深さが大きい凹状で、後壁部71a、左右の側壁部71bからなり、各側壁部71bの各中間部には、左右のサイドカウル15の取付ボス部72を一体に設け、この部分に取付孔72aを備え、又これの下方にサイドカウル取付孔72bを備える。
【0028】
メインメンバ71の前方に突出した各側壁部71bの各下部71cには、左右で対称的な前方に開く凹状の二股部73を夫々設ける。この二股部73は、ミドルメンバ50の、前記した支持管54の両側突出部を挟むようにしてミドルメンバ50のメインメンバ51のこの部分の側壁部51bに溶接する。
サブメンバ74は、後壁部74a、及びこれの両側部から前方に折曲した左右の側壁部74bを有し、断面形状が凹状である。凹状の深さが、メインメンバ71よりも小さく、且つ図3に示すように、二股部73の上方からサイドカウル15の取付ボス部72の間の長さを有する。
サブメンバ74を、メインメンバ71の二股部73の上方からサイドカウル15の取付ボス部72の間の側壁部71b間に嵌め込み、側壁部71b、74bを溶接し、双方を一体化する。これにより、リヤメンバ70のこの部分は閉断面構造となり、剛性、強度を高めた。
【0029】
次に、図6〜図9でメインフレーム30とフロントメンバ40、ミドルメンバ50、及びリヤメンバ70の接合構造を説明する。
図6は図3の6−6線拡大断面図である。
アッパメンバ31とロアメンバ32とは、対向するフランジ部31c,32cを上下に重ね合わせ、例えばスポット溶接等で所定の部位を溶接し、一体的に接合し、閉断面構造の中空なメインフレーム30を形成する。溶接部をaで示した。
前記した左右のフロントメンバ40は、左右のメンバ41,41の板状部41a,41a上縁部の上壁片41f,41fを、上記したメインフレーム30のロアメンバ32の左右の側壁部32b,32bに外側から当て、スポット溶接等で接合する。
【0030】
前記した膨出円形部42,42に設けた取付孔42a,42a間に、パイプ状取付スティ43を貫通し、このスティ43と各取付孔42a,42a周辺部とをミグ溶接等で接合し、取付スティ43を一体的に架設する。溶接箇所をbで示した。
板状部41a,41aの前端部は、ヘッドパイプ22の外周部にミグ溶接等で接合する。又板状部41a,41aの下壁部41b,41bの端部相互を突合せ、これの下面にガセット47を当てがい、このガセット47と下壁部41b,41bの外端部とをミグ溶接等で接合し、溶接部をcで示した。ガセット47の前端部は、ヘッドパイプ22の下部後半部周にミグ溶接等で接合する。
【0031】
ところで、アッパメンバ31の両側に突出したフランジ部31c,31cであるが、ロアメンバ32のフランジ部32c,32cよりも外側方への突出量を大きくし、その各先端部を下方に折曲し、この部分の断面を略逆L字形の折曲部31hとする。
これにより、下部のロアメンバ32のフランジ部32c,32cの外端部は隠され、且つ、折曲部31hにより剛性が高くなり、アッパメンバ31、従ってこれと一体的に接合するロアメンバ32を含むメインフレーム30全体の剛性、強度を高めることができる。
【0032】
図7は図3の7−7線拡大断面図である。
前記したようにアッパメンバ31とロアメンバ32とはフランジ部31c,32cで溶接されており、ロアメンバ32の側壁部32bの一方に、前述のエンジン補機類の取付スティ38を、スポット溶接等で接合する。溶接箇所をdで示した。
取付スティ38は前後の取付片38aを含んで断面形状が略々Z字形をなし、上部の取付片38aをロアメンバ32の側壁部32bの一方に溶接し、ロアメンバ32の下方に垂下した本体部38bには、補機類取付用のウエルドナット38cを備える。
【0033】
図8は図3の8−8線拡大断面図である。
この部分はリヤクッションユニットの支持部材である軸状のクロスメンバ35の取付部である。メインフレーム30のこの部分の幅は、前述したように前部に対して幅広であり、アッパメンバ31、ロアメンバ32のフランジ部のこの部分を対称的に弧状の凹部31g,32gとし、凹部31g,32g間でクロスメンバ35の両端部を挟み込み、端部周縁とクロスメンバ35との間をミグ溶接等し、溶接箇所をeで示した。
これにより、アッパメンバ31、ロアメンバ32のこの部分間にクロスメンバ35が横架するように架設されて一体に介在し、メインフレーム30のこの部分の剛性、強度を高めることができる。
クロスメンバ35の両端部35a,35aは小径で、この部分に左右のリヤクッションユニット6,6の上端の取付ボス部6aを各取付、支持する。
【0034】
ロアメンバ31の下側には、この部分から後方にかけて、前記したリヤメンバ70のメインメンバ71後部が接合されておいる。
具体的は、メインメンバ71の後部の後壁部71aがロアメンバ31の下面31dの下方に若干隙間をもって位置し、メインメンバ71の左右の側壁部71b,71bがロアメンバ32の側壁部32b,32bの外側から重なり、側壁部71b,32b相互をスポット溶接等で接合し、リヤメンバ70のメインメンバ71の後部をメインフレーム30に接合、一体化した。
溶接箇所をfで示した。
【0035】
図9は図3の9−9線拡大断面図である。
メインフレーム30のアッパメンバ31のこの部分の上面31dには、前記したように左右2個の凹状のリブ37,37が前後方向に形成されておいる。
ロアメンバ32の後部の左右の側壁部32b,32bの外側部には、前記したシート取付スティ81,81が溶接されており、取付スティ81,81は左右分割構造で、鋼板素材のプレス加工で得る。
このスティ81,81は断面形状が略々Z字形類似の形状で、左右の単体81A,81Bで上下方向の長さが異なる。このスティ81,81は、上部81a,81aをロアメンバ32の左右の側壁部32b,32bの後部外側に配置し、スポット溶接等で接合し、溶接箇所をgで示した。
【0036】
図10は図3の矢視10方向から見た拡大図である。
ガセット47の正面視の形状は図10に示す通りで、フロントメンバ40の左右のメンバ41,41に設けた前記膨出円形部42,42の取付孔42a,42aに前記した燃料タンク前部の取付スティ43を左右に貫通させ、接合部をミグ溶接等で接合し、接合箇所をbで示し、スティ43の両端部43a,43aはフロントメンバ40の左右に突出する。又ガセット47の後端部部の溶接箇所は、前記したようにcである。
【0037】
左右のメンバ41,41の各下壁片41b,41bは、その下半部の対向する端部相互を突合せ、突き合せ部をミグ溶接等で接合する。溶接箇所をhで示した。
この部分は、前方に前輪2が位置し、前輪2のクッション動に起因する上下動に際し、前方への溶接による張り出し部が生じないように配慮し、前輪のクッションストロークを確保するように構成した。
又各下壁片41b,41bの上部に設けた凸片41c,41cは、前後に重ね合せ、スポット溶接等で接合し、溶接箇所をiで示した。この手法においても、溶接部分は前方に突出することが無く、上記と同様に前輪のクッションストロークを確保するように構成した。
【0038】
図11は図3の11−11線拡大断面図である。
この部分は、フロントメンバ40の下部を示しており、フロントメンバ40の前側となる左右のメンバ41,41の各下壁片41b,41bは、実際には図のようにこの部分を前後に重ね合わせ、重ね合わせた外側端縁部を溶接hする。
後部となる後壁片41e,41e相互は、フランジ状なので左右に重ね合せ、スポット溶接等で接合し、接合箇所をkで示した。
又この部分には、取付孔を介して、前記した上下2本のパイプ状のクロスメンバ46を左右に貫通し、取付孔外周辺部とクロスメンバ46とをミグ溶接等で接合し、接合箇所をjで示した。
【0039】
クロスメンバ46,46は、図3に鎖線で示したエンジン前部ハンガー82の前部をボルト83で結合し、このエンジンハンガー82の後部をエンジン9のクランクケースの前部にボルト結合し、エンジン9をフロントメンバ40に取付、支持する。
この際、フロントメンバ40は、左右のプレス加工板材の断面形状凹状の溶接、接合構造体であり、全体として閉断面構造なので、剛性が高く、重量物であるエンジン前部の支持を強固、確実に行うことができる。又左右のメンバ41,41を突合せて溶接し、クロスメンバ46,46を通して溶接する構造なので、構造が簡素で、製作も容易である。
【0040】
図12は図3の12−12線拡大断面図である。
ミドルメンバ50のメインメンバ51は、後壁部51a、左右に側壁部51b,51bを備え、前記したように鋼板素材のプレス加工で形成し、図のように奥行が深い。これの内側にサブメンバ61を配置し、サブメンバ61は同様に後壁部61a、左右の側壁部61b,61bを備えて同様に鋼板素材のプレス加工で形成し、奥行は浅い。
メインメンバ51の内側にサブメンバ61を嵌め込み、サブメンバ61の後壁部61aとメインメンバ51aとの間に、前後方向に空間を設け、左右(内外)に重なった側壁部61b,51b相互をスポット溶接等で接合し、溶接箇所をmで示した。
【0041】
ミドルメンバ50は、上記により閉断面構造体となる。しかも凹状(コ字形)構造物を嵌め込んで左右の部分を溶接したので、高い剛性が得られ、エンジン9の後部ハンガー、及びスイングアーム4の支持構造体として必要、且つ十分の剛性、強度を確保することができる。
以上で形成したミドルメンバ50のメインメンバ51の側壁部51b,51bに形成した前記の突出部51e間に、エンジン9の後部のミッションケース10の上部10bを挟み込み、取付孔58,58にボルト84を通し、ミッションケース10のこの部分10bを取付、支持する。
図では示していないが、ミッションケース10の下部も、同様に突出部51f間に挟み込まれ、同様にボルトで側壁部51d,51bの下部51d間に取付、支持される。
【0042】
図13は図3の矢視13方向から見た拡大図である。
ミドルメンバ50のメインメンバ51の支持管54の取付部の後面から、リヤメンバ70のメインメンバ71の左右の二股部73を、支持管54を二股部で挟むように差込む。左右の二股部73の上下の部分73a,73aを上述のメインメンバ51のこの部分の側壁部51b,51bに重ね合せ、スポット溶接等で溶接し、溶接箇所を図3のnで示した。
支持管54の両端部54a,54aは、側壁部51d,51dの二股部73,73の部分から外側方に突出し、スイングアーム4の前端部を回動可能に支持する。
従って、ミドルメンバ50のエンジン取付、支持部周辺部において、支持管54が横架されたことで、この部分の剛性、強度も高められる。
【0043】
又支持管54を設置した部分のメインメンバ51の後壁部51a、左右の側壁部51b,51bには、重なり合うように断面凹状の補強用ガセット52を当てがって溶接し、スイングアーム支持部分を補強した。
リヤメンバ70のメインメンバ71の後壁部71a下端部には延出片71dを設け、これをスポット溶接等でメインメンバ51の後壁部51a下部に接合し、溶接箇所をpで示した。
又メインメンバ51の下部51dのには、前記したスタンド取付用のクロスメンバ57が取付孔56を介して左右に貫通するように設置され、下部51dとクロスメンバ57とはミグ溶接等で接合し、溶接箇所をqで示した。
これ等のク支持管54、スタンド取付用クロスメンバ57は、何れもメインメンバの下方部、下部間に横架されており、サブメンバ61がこの部分には配置されていないが、これ等の部材が補強梁としても機能し、エンジン取付、支持部周辺部の剛性、強度を高める。
【0044】
図14は図3の矢視14方向から見た拡大図である。
ミドルメンバ50のサブメンバ61の逆凹状の切欠部61dの左右の下端部は、支持管54の上面に突き当て、ミグ溶接等で接合し、溶接箇所をrで示した。
【0045】
以上、実施例を詳述したが、溶接手法は前記したスポット溶接、ミグ溶接に限られることはなく、抵抗溶接としてはシーム溶接、レーザ溶接等任意の溶接手法を用いてフレームを接合することができ、実施例の溶接手法に限られるものではない。
又フレーム構成部材を、鋼板素材のプレス加工として説明したが、アルミニウムの板材をプレス加工して構成部材を形成しても良く、構成部材の素材は、溶接可能であり、剛性が得られることを条件として、使用可能な金属板材のプレス加工素材を用いることができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームから、断面視にて前方に開くコ字状に金属板材をプレス成形したサブフレームメンバを該メインフレームの下方に向けて接合して垂下し、サブフレームメンバの内側に、断面視にて前方に開くコ字状の補強メンバを配置し、該サブフレームメンバと補強メンバとを接合して一体化することにより閉断面構造体とし、閉断面構造体の前方位置で、サブフレームメンバにエンジンハンガ部を一体に設けた。
請求項1ではサブフレームメンバに部品取付部を一体に設けることにより、部品取付部を別部材として製作したり、又これを溶接したり、ネジ止めする等の別部材の接合工程が必要ない。
従って、フレーム、特にサブフレームメンバの構成部品点数の削減が図れ、又部品の組付、溶接等の工数の削減が図れ、更に別部品を必要としないことから、フレームの軽量化、及びコストダウンを図ることができる。
【0047】
又サブフレームメンバは、断面視コ字形なので、メインフレームへの溶接等の接合に際し、メインフレームの下半部側部等に溶接すれば良く、溶接等がし易く、又コ字形なので、メインフレームへの接合部も任意に設定が可能であり、溶接面積等の接合面積も稼ぎ易い。
従って、高い剛性、強度のメインフレームへのサブフレームメンバの接合が、簡素な構造で、作業性良好に、容易に可能である。
またサブフレームメンバにエンジンハンガ部を一体に設けたので、メインフレームに設けられるサブフレームメンバに、別部材として上下のエンジンハンガやブラケットを溶接等する必要がなく、フレームの構造の簡素化、製作の容易化、コストダウン、軽量化が図れる。
さらに、サブフレームメンバの内側に、断面視にて前方に開くコ字状の補強メンバを配置し、該サブフレームメンバと補強メンバとを接合して一体化することにより閉断面構造体としたので、閉断面構造体により、エンジン取付、支持部等の部品取付部に高い剛性、強度が得られ、又コ字形のサブフレームメンバ内にコ字形の補強メンバを嵌め込んで溶接等して接合するので、製作も容易である。
【0048】
請求項2は、請求項1において、前記サブフレームメンバの下方部の左右の側壁部に補強梁を横架させ、前記補強メンバの下部を前記補強梁に溶接により接合したことを特徴とする。
請求項2では、請求項1の効果に加えるに、補強梁としても機能させることで、エンジン取付、支持部周辺部の剛性、強度を高める。
【0049】
請求項3は、請求項2において、前記補強梁は、スイングアームを回動自在に支持する支持管であることを特徴とする。
請求項3では、請求項2の効果に加えるに、支持管の横架による補強梁としての機能により、エンジン取付、支持部周辺部の剛性、強度を高める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるフレーム構造を採用した自動二輪車の一例を示す外観側面図
【図2】図1の平面図
【図3】本発明にかかるフレームの外観側面図
【図4】図3の平面図
【図5】フレーム構成メンバの分解斜視図
【図6】図3の6−6線拡大断面図
【図7】図3の7−7線拡大断面図
【図8】図3の8−8線拡大断面図
【図9】図3の9−9線拡大断面図
【図10】図3の矢視10方向から見た拡大図
【図11】図3の11−11線拡大断面図
【図12】図3の12−12線拡大断面図
【図13】図3の矢視13方向から見た図
【図14】図3の矢視14方向から見た図
【符号の説明】
1…自動二輪車、 9…エンジン、 22…ヘッドパイプ、 30…メインフレーム、 50…サブフレーム、 51e,51f…エンジンハンガ部である部品取付部、 61…補強メンバ。

Claims (3)

  1. ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームから、断面視にて前方に開くコ字状に金属板材をプレス成形したサブフレームメンバを該メインフレームの下方に向けて接合して垂下し、
    前記サブフレームメンバの内側に、断面視にて前方に開くコ字状の補強メンバを配置し、該サブフレームメンバと補強メンバとを接合して一体化することにより閉断面構造体とし、
    前記閉断面構造体の前方位置で、前記サブフレームメンバにエンジンハンガ部を一体に設けた、
    ことを特徴とする自動二輪車のフレーム構造。
  2. 前記サブフレームメンバの下方部の左右の側壁部に補強梁を横架させ、前記補強メンバの下部を前記補強梁に溶接により接合したことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のフレーム構造。
  3. 前記補強梁は、スイングアームを回動自在に支持する支持管であることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車のフレーム構造。
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