JP5350268B2 - 光情報記録媒体の製造方法及び光情報記録媒体 - Google Patents
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Description
第1情報記録層の上に第1のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
1回目のUV光照射として、前記第1のUV硬化性樹脂の上からUV光を第1の照射量で照射して、前記第1のUV硬化性樹脂を硬化させて第1中間層を形成するステップと、
前記第1中間層の上に第2情報記録層を設けるステップと、
前記第2情報記録層の上に第2のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
2回目のUV光照射として、前記第2のUV硬化性樹脂の上からUV光を第2の照射量で照射して、前記第2のUV硬化性樹脂を硬化させて第2中間層を形成するステップと、
前記第2中間層の上に第3情報記録層を設けるステップと、
前記第3情報記録層の上に第3のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
3回目のUV光照射として、前記第3のUV硬化性樹脂の上からUV光を第3の照射量で照射して、前記第3のUV硬化性樹脂を硬化させて光透過層を形成するステップと、
を含み、
前記第1のUV硬化性樹脂と、前記第2のUV硬化性樹脂とは、UV光の照射量合計と線膨張係数との関係が実質的に同じ特性を有すると共に、
前記第1中間層へのUV光の照射量合計と、前記第2中間層へのUV光の照射量合計とが実質的に同じとなるように、前記1回目、2回目、3回目のUV光照射について、前記第1の照射量、前記第2の照射量、前記第3の照射量を制御すると共に、
前記第2情報記録層の透過率t 2 、前記第3情報記録層の透過率t 3 、前記1回目のUV光照射の第1の照射量UV 1 、前記2回目のUV光照射の第2の照射量UV 2 、前記3回目のUV光照射の第3の照射量UV 3 について、前記第1中間層へのUV光への照射量合計P 1 は、
P 1 =UV 1 +UV 2 ・t 2 +UV 3 ・t 2 ・t 3
と表され、前記第2中間層へのUV光への照射量合計P 2 は、
P 2 =UV 2 +UV 3 ・t 3
と表される。この場合に、前記第1中間層へのUV光への照射量合計P 1 と前記第2中間層へのUV光への照射量合計P 2 とが実質的に同じとなるように1回目、2回目、3回目のUV光照射について、第1の照射量UV 1 、第2の照射量UV 2 、第3の照射量UV 3 を制御する。
上記本発明の光情報記録媒体の製造方法により、熱による中間層の伸びの違いで光情報記録層がストレスを受けることが少なくなり、信頼性の高い光情報記録媒体を得ることが可能となる。
さらに、前記第2中間層を形成するステップでは、前記第2のUV硬化性樹脂の上に前記第3情報記録層のための溝または凹凸ピットを有する第2のスタンパを対向させて密着させ、前記第2のスタンパを介して前記第2のUV硬化性樹脂の上からUV光を照射して、前記第2のUV硬化性樹脂を硬化させて第2中間層を形成してもよい。
(1)自然数iについて、1からn−1までについて、以下のステップ、
a)第i情報記録層の上に第iのUV硬化性樹脂を設けるステップと、
b)i回目のUV光照射として、前記第iのUV硬化性樹脂の上からUV光を第iの照射量UViで照射して、前記第iのUV硬化性樹脂を硬化させて第i中間層を形成するステップと、
c)前記第i中間層の上に第(i+1)情報記録層を設けるステップと、
を繰り返すと共に、
(2)第(n−1)情報記録層の上に第nのUV硬化性樹脂を設けるステップと、
(3)n回目のUV光照射として、前記第nのUV硬化性樹脂の上からUV光を第nの照射量UVnで照射して、前記第nのUV硬化性樹脂を硬化させて光透過層を形成するステップと、
を含み、
自然数iが1からn−1の間にある前記第iのUV硬化性樹脂は、UV光の照射量合計と線膨張係数との関係が実質的に同じ特性を有すると共に、
下記式で表される第s中間層へのUV光の照射量合計Psが各中間層について実質的に同じであることを特徴とする。
(nは3以上の自然数であり、sは1からn−1の範囲の自然数であり、i、jは、2以上の自然数)
第1情報記録層の上に第1のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
1回目のUV光照射として、前記第1のUV硬化性樹脂の上からUV光を第1の照射量で照射して、前記第1のUV硬化性樹脂を硬化させて第1中間層を形成するステップと、
前記第1中間層の上に第2情報記録層を設けるステップと、
前記第2情報記録層の上に第2のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
2回目のUV光照射として、前記第2のUV硬化性樹脂の上からUV光を第2の照射量で照射して、前記第2のUV硬化性樹脂を硬化させて第2中間層を形成するステップと、
前記第2中間層の上に第3情報記録層を設けるステップと、
前記第3情報記録層の上に第3のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
3回目のUV光照射として、前記第3のUV硬化性樹脂の上からUV光を第3の照射量で照射して、前記第3のUV硬化性樹脂を硬化させて光透過層を形成するステップと、
を含み、
前記第1のUV硬化性樹脂と、前記第2のUV硬化性樹脂とは、異なるUV硬化性樹脂であって、
前記1回目、2回目、3回目のUV光照射を受けた前記第1中間層の線膨張係数と、前記2回目、3回目のUV光照射を受けた前記第2中間層の線膨張係数との差が、2.5×10−4(1/℃)未満となるように、前記1回目、2回目、3回目のUV光照射について、前記第1の照射量、前記第2の照射量、前記第3の照射量を制御することを特徴とする。
さらに、前記第2中間層を形成するステップでは、前記第2のUV硬化性樹脂の上に前記第3情報記録層のための溝または凹凸ピットを有する第2のスタンパを対向させて密着させ、前記第2のスタンパを介して前記第2のUV硬化性樹脂の上からUV光を照射して、前記第2のUV硬化性樹脂を硬化させて第2中間層を形成してもよい。
前記光情報記録媒体は、1層の情報記録層を挟む2層の中間層を有し、
前記情報記録層を介して接する2つの前記中間層の線膨張係数の差が、2.5×10−4(1/℃)未満であることを特徴とする。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1に本発明に係る光情報記録媒体の一例を示す。この光情報記録媒体は、3つの情報記録層105、106、107を有するいわゆる3層光情報記録媒体であって、基板101と、それぞれの情報記録層を隔てる2層の中間層102、103と、第3情報記録層107を保護し、記録再生光が透過する光透過層104を有する。基板101は、厚みがおよそ1.1mm、直径がおよそ120mmの円盤形状で、直径15mmの中心孔を有する。第1中間層102の厚みはおよそ25μm(±2μm)、第2中間層103の厚みはおよそ18μm(±2μm)である。なお、各中間層102、103の厚みは30μm以下が好ましい。光透過層104の厚みは70μm以下が好ましい。光透過層104の表面を保護するための保護層をさらに設けても構わない。
また、本実施の形態1に係る光情報記録媒体の製造方法では、第2情報記録層106及び第3情報記録層107の透過率を考慮して3回のUV光の照射を制御して、それぞれ異なるUV硬化性樹脂からなる第1中間層102と第2中間層103の線膨張係数の差は2.5×10−4(1/℃)未満となるように形成することを特徴とする。
(A)ウレタン(メタ)アクリレート及び/又はエポキシ(メタ)アクリレート
(B)(メタ)アクリレートモノマー
(C)光重合開始剤
(D)添加剤
のうち、複数種類を含有するUV硬化性樹脂を用いることができる。また、基板101や中間層102、103は、記録再生に必要な溝や凹凸ピットを有している。光情報記録媒体としては、書き換え型と追記型についてそれぞれ作製した。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態2に係る光情報記録媒体の製造方法について説明する。なお、実施の形態1で説明した部分と同様の部分については、重複する説明を省略する。
(a)まず、第1情報記録層205を設けた基板201を用意した。図2(a)は、第1情報記録層205を設けた基板201の断面図である。この基板201は、ポリカーボネート材料から射出成形で作製した基板であり、厚みがおよそ1.1mm、直径がおよそ120mm、中心孔径がおよそ15mmである。この基板201の一主面に、第1情報記録層205のための溝または凹凸ピットを有する。第1この溝または凹凸ピットを有する主面にスパッタ法によって金属からなる情報記録層205を形成している。
(c)次いで、第2情報記録層の記録再生のための溝または凹凸ピットを有する第1スタンパ基板222を、塗布したUV硬化性樹脂212に密着させ、UVランプ208からUV光を照射した。これによってUV硬化性樹脂212を硬化させ、第1中間層202とした。なお、第1中間層202の第1スタンパ基板222に面した側には上記溝又は凹凸ピットが転写されている。
なお、第1スタンパ基板222を透してUV光の照射を行うため、第1スタンパ基板222はUV光を透過することが好ましい。また、第1スタンパ基板222はポリカーボネートを材料とし、射出成形によって形成した。第1スタンパ基板222の厚みはおよそ0.6mmで、直径や中心孔径は基板201とほぼ同じとした。
(f)次いで、第3情報記録層の記録再生のための溝または凹凸ピットを有する第2スタンパ基板223を、塗布したUV硬化性樹脂212に密着させ、UVランプ208から第2スタンパ基板223を介してUV光を照射した。なお、第1スタンパ基板222と同様に、第2スタンパ基板223もポリカーボネートから射出成形によって形成した。
これによって、第1中間層202と第2中間層203の線膨張係数の差が前述した範囲内に調整できるので、第1中間層202と第2中間層203の間に挟まれる第2情報記録層206のひび割れ等による破損を防ぐことができる。
P1=UV1+UV2・t2+UV3・t2・t3
となる。また、第2中間層203に照射されるUV光の照射量合計P2は、
P2=UV2+UV3・t3
となる。
P1≒P2
さらに、UV1、UV2、UV3、t2、t3を用いて表すと、
UV1+UV2・t2+UV3・t2・t3=UV2+UV3・t3
UV1=(1−t2)(UV2+UV3・t3)
となる。
なお、本実施の形態2では、3層の情報記録層を有する光情報記録媒体について考察したが、さらに変形例として4層の情報記録層を有する光情報記録媒体の場合について考察する。この場合、4回のUV光の照射について、第1中間層の形成時に照射する第1回目のUV光の照射量UV1、第2中間層の形成時に照射する第2回目のUV光の照射量UV2、第3中間層の形成時に照射する第3回目のUV照射量UV3、光透過層の形成時に照射する第4回目のUV光の照射量UV4とする。
P1=UV1+UV2・t2+UV3・t2・t3+UV4・t2・t3・t4
P2=UV2+UV3・t3+UV4・t3・t4
P3=UV3+UV4・t4
また、それぞれの照射量合計が互いにほぼ等しいという条件は以下のように表される。
P1≒P2≒P3≒P4
ここで、nは3以上の自然数であり、sは1からn−1の自然数をとりうる。また、i、jは、1以上の自然数である。tiは第i情報記録層の透過率である。
P1≒P2≒P3≒・・・≒Pn−1
実施の形態1および2においては、Blu−rayディスク型の構造を持つ光情報記録媒体について例を示してきた。しかしながら、中間層に挟まれた光情報記録層が、それぞれの中間層の線膨張係数差によって昇温時にダメージを受けることは、ディスク全体の構造によらず、例えば多層型のHD DVDやそれ以外の次世代記録媒体でも同様である。実施の形態1および2で述べたように、それぞれの中間層の線膨張係数差を小さくすることが好ましい。
102,202 第1中間層
103,203 第2中間層
104,204 光透過層
105,205 第1情報記録層
106,206 第2情報記録層
107,207 第3情報記録層
208 UVランプ
212 UV硬化性樹脂
222 第1スタンパ基板
223 第2スタンパ基板
Claims (10)
- 3層の情報記録層と、2層の中間層と、光透過層とを含む光情報記録媒体の製造方法であって、
第1情報記録層の上に第1のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
1回目のUV光照射として、前記第1のUV硬化性樹脂の上からUV光を第1の照射量で照射して、前記第1のUV硬化性樹脂を硬化させて第1中間層を形成するステップと、
前記第1中間層の上に第2情報記録層を設けるステップと、
前記第2情報記録層の上に第2のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
2回目のUV光照射として、前記第2のUV硬化性樹脂の上からUV光を第2の照射量で照射して、前記第2のUV硬化性樹脂を硬化させて第2中間層を形成するステップと、
前記第2中間層の上に第3情報記録層を設けるステップと、
前記第3情報記録層の上に第3のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
3回目のUV光照射として、前記第3のUV硬化性樹脂の上からUV光を第3の照射量で照射して、前記第3のUV硬化性樹脂を硬化させて光透過層を形成するステップと、
を含み、
前記第1のUV硬化性樹脂と、前記第2のUV硬化性樹脂とは、UV光の照射量合計と線膨張係数との関係が実質的に同じ特性を有すると共に、
前記第1中間層へのUV光の照射量合計と、前記第2中間層へのUV光の照射量合計とが実質的に同じとなるように、前記1回目、2回目、3回目のUV光照射について、前記第1の照射量、前記第2の照射量、前記第3の照射量を制御すると共に、
前記第2情報記録層の透過率t 2 、前記第3情報記録層の透過率t 3 、前記1回目のUV光照射の第1の照射量UV 1 、前記2回目のUV光照射の第2の照射量UV 2 、前記3回目のUV光照射の第3の照射量UV 3 について、前記第1中間層へのUV光への照射量合計P 1 は、
P 1 =UV 1 +UV 2 ・t 2 +UV 3 ・t 2 ・t 3
と表され、前記第2中間層へのUV光への照射量合計P 2 は、
P 2 =UV 2 +UV 3 ・t 3
と表され、前記第1中間層へのUV光への照射量合計P 1 と前記第2中間層へのUV光への照射量合計P 2 とが実質的に同じとなるように1回目、2回目、3回目のUV光照射について、第1の照射量UV 1 、第2の照射量UV 2 、第3の照射量UV 3 を制御することを特徴とする光情報記録媒体の製造方法。 - 前記第1のUV硬化性樹脂と前記第2のUV硬化性樹脂が、同じ材料であることを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体の製造方法。
- 前記第1中間層を形成するステップでは、前記第1のUV硬化性樹脂の上に前記第2情報記録層のための溝または凹凸ピットを有する第1のスタンパを対向させて密着させ、前記第1のスタンパを介して前記第1のUV硬化性樹脂の上からUV光を照射して、前記第1のUV硬化性樹脂を硬化させて第1中間層を形成すると共に、
前記第2中間層を形成するステップでは、前記第2のUV硬化性樹脂の上に前記第3情報記録層のための溝または凹凸ピットを有する第2のスタンパを対向させて密着させ、前記第2のスタンパを介して前記第2のUV硬化性樹脂の上からUV光を照射して、前記第2のUV硬化性樹脂を硬化させて第2中間層を形成することを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体の製造方法。 - 基板と、nが3以上の自然数であるn層の情報記録層と、n−1層の中間層と、1層の光透過層とを有する光情報記録媒体の製造方法であって、
(1)自然数iについて、1からn−1までについて、以下のステップ、
a)第i情報記録層の上に第iのUV硬化性樹脂を設けるステップと、
b)i回目のUV光照射として、前記第iのUV硬化性樹脂の上からUV光を第iの照射量UViで照射して、前記第iのUV硬化性樹脂を硬化させて第i中間層を形成するステップと、
c)前記第i中間層の上に第(i+1)情報記録層を設けるステップと、
を繰り返すと共に、
(2)第n情報記録層の上に第nのUV硬化性樹脂を設けるステップと、
(3)n回目のUV光照射として、前記第nのUV硬化性樹脂の上からUV光を第nの照射量UVnで照射して、前記第nのUV硬化性樹脂を硬化させて光透過層を形成するステップと、
を含み、
自然数iが1からn−1の間にある前記第iのUV硬化性樹脂は、UV光の照射量合計と線膨張係数との関係が実質的に同じ特性を有すると共に、
下記式で表される第s中間層へのUV光の照射量合計Psが各中間層について実質的に同じであることを特徴とする光情報記録媒体の製造方法。
(nは3以上の自然数であり、sは1からn−1の範囲の自然数であり、i、jは、2以上の自然数であり、tiは、第i情報記録層の透過率) - 前記第i中間層を形成するステップでは、前記第iのUV硬化性樹脂の上に前記第(i+1)情報記録層のための溝または凹凸ピットを有する第iのスタンパを対向させて密着させ、前記第iのスタンパを介して前記第iのUV硬化性樹脂の上からUV光を照射して、前記第iのUV硬化性樹脂を硬化させて第i中間層を形成することを特徴とする請求項4に記載の光情報記録媒体の製造方法。
- 3層の情報記録層と、2層の中間層と、光透過層とを含む光情報記録媒体の製造方法であって、
第1情報記録層の上に第1のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
1回目のUV光照射として、前記第1のUV硬化性樹脂の上からUV光を第1の照射量で照射して、前記第1のUV硬化性樹脂を硬化させて第1中間層を形成するステップと、
前記第1中間層の上に第2情報記録層を設けるステップと、
前記第2情報記録層の上に第2のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
2回目のUV光照射として、前記第2のUV硬化性樹脂の上からUV光を第2の照射量で照射して、前記第2のUV硬化性樹脂を硬化させて第2中間層を形成するステップと、
前記第2中間層の上に第3情報記録層を設けるステップと、
前記第3情報記録層の上に第3のUV硬化性樹脂を設けるステップと、
3回目のUV光照射として、前記第3のUV硬化性樹脂の上からUV光を第3の照射量で照射して、前記第3のUV硬化性樹脂を硬化させて光透過層を形成するステップと、
を含み、
前記第1のUV硬化性樹脂と、前記第2のUV硬化性樹脂とは、異なるUV硬化性樹脂であって、
前記1回目、2回目、3回目のUV光照射を受けた前記第1中間層の線膨張係数と、前記2回目、3回目のUV光照射を受けた前記第2中間層の線膨張係数との差が、2.5×10−4(1/℃)未満となるように、前記1回目、2回目、3回目のUV光照射について、前記第1の照射量、前記第2の照射量、前記第3の照射量を制御することを特徴とする光情報記録媒体の製造方法。 - 前記第1中間層を形成するステップでは、前記第1のUV硬化性樹脂の上に前記第2情報記録層のための溝または凹凸ピットを有する第1のスタンパを対向させて密着させ、前記第1のスタンパを介して前記第1のUV硬化性樹脂の上からUV光を照射して、前記第1のUV硬化性樹脂を硬化させて第1中間層を形成すると共に、
前記第2中間層を形成するステップでは、前記第2のUV硬化性樹脂の上に前記第3情報記録層のための溝または凹凸ピットを有する第2のスタンパを対向させて密着させ、前記第2のスタンパを介して前記第2のUV硬化性樹脂の上からUV光を照射して、前記第2のUV硬化性樹脂を硬化させて第2中間層を形成することを特徴とする請求項6に記載の光情報記録媒体の製造方法。 - 請求項1に記載の光情報記録媒体の製造方法によって製造された3層以上の複数の情報記録層を有する光情報記録媒体であって、
前記光情報記録媒体は、1層の情報記録層を挟む2層の中間層を有し、
前記情報記録層を介して接する2つの前記中間層の線膨張係数の差が、2.5×10−4(1/℃)未満であることを特徴とする光情報記録媒体。 - 前記情報記録層を介して接する2つの前記中間層の前記線膨張係数の差が1.9×10−4(1/℃)以下であることを特徴とする請求項8に記載の光情報記録媒体。
- 前記情報記録層を介して接する2つの前記中間層の引張弾性率が、60℃以下の温度において、100MPa以上であることを特徴とする請求項8に記載の光情報記録媒体。
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