JP2005332493A - 多層光ディスクおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レーザービームにより記録再生を行う多層光ディスクにおいて、各信号層の凹凸形成およびその上への反射膜または記録膜形成後に、これを覆うように位置した平坦化された透明樹脂層を一旦形成し、この透明平坦層の上にさらにピットやグルーブを有する信号面を形成していく多層基板構造とすることで、多層化ディスクにおける順次信号層を積層形成するに当たり生じる、膜厚均一性、Skewなどの面精度の低下、また微小ゴミや微小欠陥の挟み込みの発生、次に形成される信号面の精度が更に悪くなるといった問題点を改善し、さらにフォーカスやトラッキングがはずれ易いなどプレーヤビリィティーが低下するなどの問題を解決する。
【解決手段】 この発明によれば、より多くの多層化が可能となる。また、この発明の多層光ディスクは、スタンパーのダメージが軽減できるので、歩留まりが向上し、結果的にディスクのコストダウンが可能となった。
【選択図】 図 6

Description

この発明は、低コストで製造できる多層信号層を有する再生能力の高い多層光ディスクおよびその製造方法に関する。
CDやDVDに代表される透明基板透過型の光ディスクメディアはポリカーボネート(以下、適宜PCと略す)、ポリメチルメタクリレート(以下、適宜PMMAと略す)、ガラスなどの透明基板を使うことが一般的である。これは読み書き用のレーザ光を基材に透過させて、そのレンズ効果も活用しつつ絞り込んで基板奥に形成された信号層に焦点を結ばせるために光線透過性が重要なためである。
一方、昨今実用化されつつあるBlu−ray−Disk(商品名、以下BDと適宜略す)に代表される高NA(Numerical Aperture)の光学系を用いた読み書き型の光ディスクメディアにおいては基板の透過性は必要ではないが、いずれにおいても信号面を複数設け、これを積層化することで容量を増やした多層光ディスクが実現できる。
この多層光ディスクにおいて、支持基板面に位置する1層目信号面のピットおよびグルーブは、光ディスクメディアで一般的な射出成形法(またはインジェクションモールディング)やプレスモールディング、紫外線硬化樹脂を使うフォトポリマー法(以下、適宜2P転写法と略す)、半硬化型の紫外線硬化型アシスト粘着フィルムを用いたエンボス転写法等を用いて形成される。
1層目信号面のピットおよびグルーブ上に反射膜または記録膜を被覆する。この膜は通常光ディスクメディアで採用されているAl反射膜、光磁気膜、相変化膜、色素膜、ホログラム膜などであり、その形成方法も一般的手法である真空蒸着法、スパッタリング法、スピンコーティング、ダイコーティング、ディップコーティング、スプレーコーティングなど所望の形状と光学的に十分な表面の平滑性を付与しうる方法であればいずれでも良い。
上述反射膜または記録膜が形成された1層目信号面の上に、さらにピットおよびグルーブを有する2層目の信号面を形成していく。2層目以降の信号面のピットおよびグルーブは、紫外線硬化樹脂を用いた2P転写法、半硬化型の紫外線硬化型アシスト粘着フィルムを用いたエンボス転写法、マスク露光およびエッチングによるフォトリソグラフィー法等で形成し、更にこの上にAl反射膜、光磁気膜、相変化膜、色素膜、ホログラム膜などの反射膜または記録膜を一般的手法である真空蒸着法、スパッタリング法、スピンコーティング、ダイコーティング、ディップコーティング、スプレーコーティングなどの従来の手法にて被覆する。このようにして、信号面を積層し多層光ディスクを形成する。(下記の非特許文献1参照)
日経エレクトロニクス 2003年3月31日号、no.844,pp.135−150
この場合、最上部に形成するカバーは、BDで採用されている透明フィルムを粘着剤を介してラミネート接着したもの、透明フィルムを紫外線硬化接着剤を介して接着したもの、紫外線硬化樹脂を厚めにコーティングすることでカバーとしたものなどがあり、特別な制約はない。
しかしながら、上述の従来構造では、信号層を積層していくのに伴い膜厚均一性、Skewなどの面精度が落ち、また微小ゴミや微小欠陥を挟み込み易く、次に形成する信号面の精度が低下し、したがって、フォーカスやトラッキングがずれ易いなどディスク再生能力が低下するといった問題点があった。
このため信号層の積層数が限られてくる。さらに、スタンパに対するダメージが増大するため、1枚あたりのスタンパから転写できる枚数も制限される。このためスタンパを頻繁に交換することが必要となり、結果的にディスクのコストアップを招いていた。
したがって、この発明の目的とするところは、従来の多層化ディスクにおいて生じる信号層の積層化に伴う膜厚均一性Skewなどの面精度の低下、微小ゴミや微小欠陥の挟み込の増加、その結果として起こる信号面の精度の低下といった問題を改善した多層光ディスクおよびその製造方法を提供することにある。
上述したこの発明の目的は、レーザービームにより記録再生を行う多層光ディスクにおいて、各信号層の凹凸形成およびその上への反射膜または記録膜形成後に、これを覆うように位置した平坦化された透明樹脂層を一旦形成し、この平坦化された透明樹脂層の上にさらにピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方を有する信号面を形成してなることを特徴とする多層光ディスクおよびその製造方法により達成することができる。
この発明の構成例としては、表面読み書き型の場合、芯材となる支持基板は透明体でも不透明体でも良い。すなわち、PCやPMMAなどの透明プラスティック、ガラス等に加えて、不透明体である金属プレート、加工紙を含む紙類、フィラ−を混ぜたプラスティックなども使用できる。例えば、透明なポリカーボネートインジェクション基板(以下、PCインジェクション基板と略す)を支持基板としてこの上に多層化を行ったディスクが考えられる。
透明なPCインジェクション基板を支持基板としてこの上に多層化を行ったディスクの場合、支持基板面に位置する第1層信号面は、通常の光ディスク製造で行われるようにフォトリソグラフィーと精密メッキにて微小ピットおよびグルーブの少なくとも一方を表面に形成したニッケル製スタンパを使用して、インジェクションモールディングにて形成される。
その後、この上に反射膜または記録膜を被覆する。この膜は通常光ディスクメディアで採用されているAl反射膜、光磁気膜、相変化膜、色素膜、ホログラム膜などであり、その形成方法も一般的手法である真空蒸着法、スパッタリング法、スピンコーティング、ダイコーティング、ディップコーティング、スプレーコーティングなどが用いられる。
反射膜または記録膜が形成されたピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方に対して、これを覆うように位置する平坦化された透明樹脂層を形成する。この平坦化された透明樹脂層の形成手法はスピンコーティング、ロールコーティング、ダイコーティング、スプレイコーティング、キャスティングなど特に制約は無いが、紫外線硬化照射や加熱によって硬化する紫外線硬化樹脂などを用いて行う。この際、この上に形成する転写樹脂層との密着性を稼ぐために、樹脂は半硬化状態にしてもよい。
この透明樹脂層の厚みは、その上下に位置する信号面を読み書きする際に光学的に分離できる範囲である必要があり、その値はシステムに最適なものにする。この平坦化された透明樹脂層上にさらにピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方を有する信号面を形成していく。
上述信号面のマスターとして、プラスティック原盤(以下、適宜原盤と略す)を用意する。この原盤と支持基板を対向させ、2P転写法など従来の方法によって原盤表面の凹凸を転写する。転写の際、まず、プレスロール、真空圧着、スピンボンディングなどにより気泡が入らないように紫外線硬化樹脂を両者間に充填し、この状態を保持したまま紫外線光をプラスティック原盤側から照射する。これにより紫外線硬化樹脂を硬化させ、その後、原盤を硬化した紫外線硬化樹脂から剥離して、PC支持基板上に表面凹凸の転写された紫外線硬化樹脂層を形成する。この面が第2信号面となる。
別手法として、半硬化の紫外線硬化型アシスト粘着フィルムPSA(PRESSURE SENSITIVE ADHESIVE;感圧性接着剤)を支持基板にあらかじめラミネート積層しておき、この表面に対して原盤の凹凸信号をエンボス転写させる手法もある。
この時、第1信号面と第2信号面の間には、平坦化層された透明樹脂層と原盤表面の凹凸が転写された層(以下、適宜2P転写層と記する)がサンドイッチされた構造となる。
続いて、第2信号層表面に反射膜や記録膜を形成する。この膜はAl反射膜、Ag反射膜、光磁気膜、金属相変化膜、有機色素膜、ホログラム膜など光ディスクで一般的な膜で、その形成方法も真空蒸着、スッパタリング、スピンコーティングなど特に制約は無い。
第2信号層表面の反射膜や記録膜が形成されたピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方に対して、上記の方法にて、これを覆うように位置する平坦化された透明樹脂を形成する。この平坦化された透明樹脂上にさらにピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方を有する信号面を形成する。
信号面のマスターとして、プラスティック原盤を用意し、この原盤と支持基板を対向させ、2P転写法など従来の方法によって原盤表面の凹凸を転写する。転写の際、まず、プレスロール、真空圧着、スピンボンディングなどにより気泡が入らないように紫外線硬化樹脂を両者間に充填し、この状態を保持したまま紫外線光をプラスティック原盤側から照射する。これにより紫外線硬化樹脂を硬化させる。
その後、原盤を硬化した紫外線硬化樹脂から剥離して、PC支持基板上に表面凹凸の転写された紫外線硬化樹脂層を形成する。この面が第3信号面となる。このようにして信号面を積層することで多層光ディスク(3層構造)を形成することができる。
一方向からのレーザービームにより記録再生を行う多層光ディスクにおいて、各信号層の凹凸形成およびその上への反射膜または記録膜形成後に、これを覆うように位置した平坦化された透明樹脂層を一旦形成し、この平坦化された透明樹脂層の上にさらにピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方を有する信号面を形成する多層光ディスク構造とすることで、多層化ディスクにおける信号層を積層形成するときに生じる、膜厚均一性、Skewなどの面精度の低下、また微小ゴミや微小欠陥の挟み込みの発生、次に形成される信号面の精度がさらに悪くなることを改善できる。さらに、フォーカ,トラッキングがずれ易いなどといったディスク再生能力の低下を改善できる。
このことにより、より多くの多層化が可能となる。さらに、この発明の多層光ディスクは、スタンパのダメージが軽減できるので、歩留まりが向上し、結果的にディスクのコストダウンが可能となる。
この発明の一実施形態として、図1A〜F、図2A〜Fにこの発明の多層光ディスクを形成するための製造方法を示すが、この場合、多層光ディスク基板(芯材)に対して信号面を積層形成した多層光ディスクで、レーザ光を支持基板の表面に当てて記録再生するBDに代表される表面読み書き型の多層光ディスク(3層構造)の製造方法を例示する。
表面読み書き型の場合、芯材となる支持基板は透明体でも不透明体でも良い。即ちPCやPMMAなどの透明プラスティック、ガラス等に加えて、不透明体である金属プレート、加工紙を含む紙類、フィラ−を混ぜたプラスティックなどでも良いが、ここでは一形態として、透明なPCインジェクション基板を支持基板としてこの上に多層化(3層構造)を行ったディスクを取り上げる。
図1A〜F、図2A〜Fは、多層光ディスク(3層構造)の製造工程を示す。なお、図1Fは図2Aに相当する。
図1Aは、表面に凹凸信号33が形成された支持基板の拡大断面図である。支持基板面12に位置する第1信号層11は、通常の光ディスク製造で行われるようにフォトリソグラフィーと精密メッキにて微小ピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方を表面に形成したニッケル製スタンパを元として、インジェクションモールディングにて形成される。
図1Aの平面図を図3Aに、また、側面図を図3B示す。この時のPCインジェクション基板の厚みは1.1mmである。
図1Bは、第1信号層上に反射膜13または記録膜14を被覆する工程を説明する拡大断面図である。この反射膜13または記録膜14は、通常光ディスクメディアで採用されているAl反射膜、光磁気膜、相変化膜、色素膜、ホログラム膜などであり、その形成方法も一般的手法である真空蒸着法、スパッタリング、スピンコーティング、ダイコーティング、ディップコーティング、スプレーコーティングなどが用いられる。
図1Cは、反射膜13または記録膜14が形成されたピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方に対して、これを覆うように位置する平坦化された透明樹脂層15を形成する工程を説明する拡大断面図である。この平坦化された透明樹脂層15の形成手法は、スピンコーティング、ロールコーティング、ダイコーティング、スプレーコーティング、キャスティングなど特に制約は無いが、紫外線照射や加熱によって硬化させる。この上に形成する転写紫外線硬化樹脂層との密着性を稼ぐために、半硬化状態としても良い。
図1D、図1Eは、平坦化された透明樹脂層15上にさらにピットおよびグルーブの少なくともいずれかを有する信号面を形成する工程を説明する拡大断面図である。
まず、図1Dに示す工程では、信号面のマスターとして、プラスティック原盤18を用意する。次に、プレスロール、真空圧着転写法、スピンボンディング転写法など従来の方法により、気泡が入らないように未硬化紫外線硬化樹脂17を平坦化された透明樹脂層15とプラスティック原盤18との間に充填する。
信号層を有するプラスティック原盤18は、例えば、図3Aに示すPCインジェクション基板31の場合、基板の厚みは例えば、1.1mmであり、光ディスク基板プロセスで一般的なNiスタンパによりインジェクションモールディングによって形成される。一般的にPCインジェクション基板の場合は、厚さ0.3mm〜数mm、大きさ直径120mmの円盤である。なお、表面凹凸信号33を有する側面図を図3Bに示す。
図1Eは、プラスティック原盤18と支持基板を対向させ、2P転写法によってプラスティック原盤表面の凹凸を転写する工程を説明する拡大断面図である。転写方法としては、例えば、2P転写法が用いられるが、まず図1Dに示すように、プレスロール、真空圧着転写法、スピンボンディング転写法など従来の方法により、気泡が入らないように平坦化された透明樹脂層15とプラスティック原盤18との間に未硬化紫外線硬化樹脂17を充填後、この状態を保持したまま紫外線光をプラスティック原盤側から照射して紫外線硬化樹脂を硬化させた後、原盤を硬化した紫外線硬化樹脂から剥離して、PC支持基板上に表面凹凸信号の転写された紫外線硬化樹脂層(2P転写層)19を形成する。紫外線硬化樹脂層(適宜2P転写層と称する)19の表面に第2信号層20が形成される。
図1Fおよび図2Aは、図1A〜Eの工程により表面に第2信号層20が形成されたディスクの2層構造の拡大断面図である。図1Fおよび図2Aに示された多層光ディスク(2層構造)では、第1信号面11と第2信号面20の間には、透明樹脂による平坦化層15と2P転写層19がサンドイッチされた構造となる。平坦化層15を構成する紫外線硬化樹脂をA、2P転写の為2P転写層を構成する紫外線硬化樹脂をBとした場合、紫外線硬化樹脂A、紫外線硬化樹脂Bは同一の材料でも、また物性の異なる材料でも構わない。
後者の例として、紫外線硬化樹脂Aとしてはレベリング性、基板との密着性が良く、硬化収縮応力が少ないものを採用し、紫外線硬化樹脂Bとしては、転写性、プラスティック原盤からの剥離性がよく、形状安定性が良いものなどを採用することが好ましい。
また、A、Bが同種の紫外線硬化樹脂であったとしても、その成分であるモノマーやオリゴマーの配合比を、例えば、紫外線硬化樹脂AのTgを50℃に調整し、紫外線硬化樹脂BのTgは70℃に調整するなどとすることで同様の効果を見出すことも可能である。
図2Bは、第2信号層上に反射膜23または記録膜24を被覆する工程である。この反射膜23または記録膜24は、通常光ディスクメディアで採用されているAl反射膜、光磁気膜、相変化膜、色素膜、ホログラム膜などであり、その形成方法も一般的手法である真空蒸着法、スパッタリング法、スピンコーティング、ダイコーティング、ディップコーティング、スプレーコーティングなどが用いられる。
図2Cは、反射膜または記録膜が形成されたピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方に対して、これを覆うように位置する平坦化された透明樹脂層25を形成する工程である。この平坦化された透明樹脂層の形成手法は、スピンコーティング、ロールコーティング、ダイコーティング、スプレイコーティング、キャスティングなど特に制約は無いが、紫外線照射や加熱によって硬化させる。この上に形成する転写紫外線硬化樹脂層との密着性を稼ぐために、半硬化状態としても良い。
透明樹脂層25の厚みは、図6に示すようにその上下に位置する信号面を読み書きする際に光学的に分離できる範囲である必要があり、その値はシステムに最適なものにする。例えばBDにおいては、上下の信号面の光学距離は約25μmであるので、透明樹脂の厚みは、(25μm−2層目の信号形成層の厚み)となる。即ち、信号形成層が15μmの場合には、透明樹脂層厚みは10μmが最適となる。
図2D、図2Eは、平坦化された透明樹脂層25上にさらにピットおよびグルーブの少なくとも一方の少なくとも一方を有する信号面を形成する工程を説明する拡大断面図である。
まず、図2Dに示す工程では、信号面のマスターとして、プラスティック原盤28を用意する。次に、プレスロール、真空圧着転写法、スピンボンディング転写法など従来の方法により、気泡が入らないように未硬化紫外線硬化樹脂27を平坦化された透明樹脂層25とプラスティック原盤28との間に充填する。
信号層を有するプラスティック原盤28は、PMMAやPCなどの樹脂であるが、例えば、環状ポリオレフィン(商品名;ゼオネックス(Zeonex) 日本ゼオン社製)などの紫外線硬化性樹脂に対して剥離性に優れるものを用いることが望ましい。
また、大きさ(外径)は支持基板と同等ないし支持基板より大きいもの、例えば、図4Aに示すように(直径120mmの基板に対し直径130mmのプラスティック原盤)を用いることが望まれる。なお、表凹凸信号34を有する側面図を図4Bに示す。
図2Eは、プラスティック原盤28(例えば図4に示す環状ポリオレフィン(商品名:ゼオネックス 日本ゼオン社製)と支持基板を対向させ、2P転写法によってプラスティック原盤表面の凹凸を転写する工程を説明する拡大断面図である。転写方法としては、例えば、2P転写法が用いられるが、まず、図2Dに示すように、プレスロール、真空圧着転写法、スピンボンディング転写法など従来の方法により、気泡が入らないように平坦化された透明樹脂層25とプラスティック原盤28との間に未硬化紫外線硬化樹脂27を充填後、この状態を保持したまま紫外線光をプラスティック原盤側から照射して紫外線硬化樹脂を硬化させた後、原盤を硬化した紫外線硬化樹脂から剥離して、PC支持基板上に表面凹凸信号の転写された紫外線硬化樹脂層(2P転写層)29を形成する。紫外線硬化樹脂層(適宜2P転写層と称する)29の表面に第2信号層30が形成される。
図2Fは、図2A〜Eの工程により表面に第3信号層30が形成されたディスクの3層構造の拡大断面図である。
図5A、図5Bに完成3層ディスクの拡大断面図を示すが、図5Aは、図2Fが対応する。図5B、図5Cは、最上部にカバー層を形成した構造の拡大断面図である。図5Bは、紫外線硬化樹脂を厚めにコーティング、キュアすることでカバー層51とした3層ディスク構造が、図5Cは、BDなどで採用されているPCフィルムを粘着剤PSA(PRESSURE SENSITIVE ADHESIVE;感圧性接着剤)を用いて接着層53とし(ラミネート接着)、その上にPCフィルムカバー層52を形成した3層ディスク構造が例示されるが、特別な制約はない。
図6には、図5B、図5Cの完成3層ディスクのより具体的な構造例を示す。なお、図6Bは図5Bに対応し、図6Cは図5に対応する。
透明樹脂層25の厚みは、その上下に位置する信号面を読み書きする際に光学的に分離できる範囲である必要があり、その値はシステムに最適なものにする。例えば、図5B,図5Cにおいて、上下の(1層目と2層目の信号層、2層目と3層目の信号層いずれの場合も)信号面の光学距離は約25μmであるので、透明樹脂層の厚みは、(25μm−1層目または2層目の信号形成層の厚み)となる。即ち、信号形成層が15μmの場合には、透明樹脂層厚みは10μmが最適となる。
図6B、図6Cに示された3層光ディスクでは、第1信号面11と第2信号面20の間には、透明樹脂による平坦化層15と2P転写層19、第2信号面20と第3信号面30の間には、透明樹脂による平坦化層25と2P転写層29がサンドイッチされた構造となる。平坦化層15、25を構成する紫外線硬化樹脂をA、2P転写層を構成する紫外線硬化樹脂をBとした場合、紫外線硬化樹脂A、紫外線硬化樹脂Bは同一の材料でも、また物性の異なる材料でも構わない。
後者の例として、紫外線硬化樹脂Aとしてはレベリング性、基板との密着性が良く、硬化収縮応力が少ないものを採用し、紫外線硬化樹脂Bとしては、転写性、プラスティック原盤からの剥離性がよく、形状安定性が良いものなどを採用することが好ましい。
また、A、Bが同種の紫外線硬化樹脂であったとしても、その成分であるモノマーやオリゴマーの配合比を、例えば、紫外線硬化樹脂AのTgを50℃に調整し、紫外線硬化樹脂BのTgは70℃に調整するなどとすることで同様の効果を見出すことも可能である。
プラスティック原盤表面の凹凸を転写する方法としては、半硬化の紫外線硬化型アシスト粘着フィルム(PSA(PRESSURE SENSITIVE ADHESIVE;感圧性接着剤))を支持基板にあらかじめラミネート積層をしておき、この表面に対してプラスティック原盤の凹凸信号をエンボス転写させる手法もある。
以上、表面読み書き構造の多層光ディスクについて記載したが、透明支持基板を透過して読み書きする構造のディスクについても同様に形成できる。この場合の完成3層ディスク構造例を図7に示す。71はPCインジェクションなどの透明支持基板であり、72は紫外線硬化樹脂保護膜である。
この発明の多層化ディスクの応用例として、図8Aに示すように表面読み出しタイプの多層光ディスク2枚を、支持基板を中心として互いに接着することにより接着層85を形成し基板両面に多層化されたディスク形態が可能となる。また、図8Bに示す基材透過型では、多層化した基板2枚を、紫外線硬化樹脂保護膜同志の接着層87とすることで両面から読み書きできるディスク構造となる。
さらに、両面読み書き構造の場合、その中央にあたる部分を光遮断部材で構成することで、反対側信号面への光入射および反射を低減できる。これにより、安定した信号読み書きが可能となる。
また、図9には他の実施形態として、支持基板に金属支持基板91を用いた例を示す。金属支持基板の場合にも、透明基板と同様の構造を有し、同様の方法で作製できるが、この場合、図16に示すように、1層目信号面、2層目信号面の形成における表面凹凸転写の際に紫外線照射の方向をプラスティック原盤からのみならず、内部エッジ部または外周エッジ部から照射して紫外線硬化樹脂を硬化させることもできる。
金属支持基板の多層光ディスクの場合は、スピンコートプロセスやドライブシステムのターンテーブルや、圧着プロセス、剥離プロセスにおける機台からアースが取り易く、これによって静電気による塵埃の吸着を軽減できるといったメリットがある。この発明の多層光ディスクの様に工程数が多いプロセスでは有効である。
図10のように、金属支持基板を用いた1例として両面2層の多層ディスクを形成することもできる。
図11〜図13は、図1E、図2Eで説明した2P転写法のプレスロール法、真空圧着転写法、スピンボンディング転写法などを説明した概略図である。
} 図10は、プレスロール(Press−Roll)方式を説明する概略図である。
図11〜図13は、図1E、図2Eで記載した2P転写法のプレスロール法、真空圧着転写法、スピンボンディング転写法を説明した概略図である。
図11は、プレスロール(Press−Roll)方式を説明する概略図である。透明スタンパ111(例えば、ゼオネックス(Zeonex);商品名 日本ゼオン社製)とあらかじめ決められたパターンに紫外線硬化樹脂を塗布した支持基板112とを反転重ねして、プレスロールにて貼り合わせる。その後、紫外線照射により樹脂を硬化させる。
図12は、真空圧着転写方式(Pre−Coating & 真空張り合わせ方式)を説明した概略図である。透明スタンパ121(例えば、ゼオネックス(Zeonex);商品名 日本ゼオン社製)とその内周にリング状に紫外線硬化樹脂122を塗布しスピンコーティングした支持基板とを反転重ねし、真空中で貼り合わせる。その後、紫外線照射により樹脂を硬化させる。
図13は、スピンボンディング(Spin−Bonding)転写方式を説明する概略図である。内周に多点状に紫外線硬化樹脂を塗布した透明スタンパ131(例えば、ゼオネックス(Zeonex);商品名 日本ゼオン社製)と内周にリング状に紫外線硬化樹脂132を塗布しスピンコーティングした支持基板とを反転重ねし、スピンボンディング後、紫外線照射により樹脂を硬化させる。
図14は、図11〜図13で説明したプレスロール、真空圧着転写法、スピンボンディング転写法により、未硬化紫外線硬化樹脂141を充填後、この状態を保持したまま紫外線光をプラスティック原盤側142から照射して紫外線硬化樹脂を硬化させた後、原盤を硬化した紫外線硬化樹脂から剥離して、PC支持基板143上に表面凹凸信号の転写された紫外線硬化樹脂層(2P転写層)145を形成する説明する概略図である。
図15は、プラスティック原盤表面の凹凸を転写する方法として、半硬化の紫外線硬化型アシスト粘着フィルム151(PSA(PRESSURE SENSITIVE ADHESIVE;感圧性接着剤))を支持基板152にあらかじめラミネート積層をしておき、この表面に対してプラスティック原盤の凹凸信号をエンボス転写させる手法を示している。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施形態において挙げた数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値を用いてもよい。
A〜F この発明の多層光ディスク(3層構造)の製造方法の工程を示す概略説明図である。 A〜F この発明の多層光ディスク(3層構造)の製造方法の工程を示す概略説明図である。 A、B この発明の多層光ディスクの構造を示す概略説明図(平面図および側面図)である。 A、B この発明の多層光ディスクの構造を示す概略説明図(平面図および側面図)である。 A、B この発明の完成多層光ディスクを示す概略説明図(断面図)である。 この発明の完成多層光ディスクの構造例を示す概略説明図(断面図)である。 この発明の多層光ディスクの他の実施形態を示す概略説明図(断面図)である。 この発明の多層光ディスクの応用例を示す概略説明図(断面図)である。 この発明の多層光ディスクの他の実施形態を示す概略説明図(断面図)である。 この発明の多層光ディスクの他の実施形態の応用例示す概略説明図(断面図)である。 この発明の多層光ディスクの転写方法を示す概略説明図である。 この発明の多層光ディスクの転写方法を示す概略説明図である。 この発明の多層光ディスクの転写方法を示す概略説明図である。 この発明の多層光ディスクの転写層の形成方法を示す概略説明図である。 この発明の多層光ディスクの他の転写方法示す概略説明図である。 この発明の多層光ディスクの他の実施形態の転写方法示す概略説明図である。
符号の説明
11 第1信号層
12、31、71、 透明支持基板
13、23 反射膜
14、24,103,105 記録膜
15、25,73,95,104 平坦化された透明樹脂層
17、27 未硬化紫外線硬化樹脂
18、28、 プラスティック原盤
19、29 紫外線硬化樹脂層
20 第2信号層
30 第3信号層
33、34 表面凹凸信号
51、72、92 紫外線硬化樹脂カバー
52、93、101 PCフィルムカバー
53、94、102、151 粘着材PSA(PRESSURE SENSITIVE ADHESIVE;感圧性接着剤)層
85、87 紫外線硬化樹脂保護膜同士の接着層
91、106 金属支持基板
111、131、142、153 透明スタンパ(Zeneox)
112、122、132、141 紫外線硬化樹脂(未硬化)
110,121、133、143、152 支持基板
161 クロムマスク
162 金属プレート
163 フォトレジスト
165 表面凹凸形成金属プレート
S スパッタリング
L 剥離
T 真空チャンバー
U 紫外線照射

Claims (13)

  1. 支持基板に信号面を積層形成する多層光ディスクにおいて、
    1層目の信号面上に反射膜または記録膜で被覆されたピットおよびグルーブの少なくとも一方が形成され、これを覆うように平坦化された透明樹脂層を形成し、
    上記平坦化された透明樹脂層上にさらに反射膜または記録膜で被覆されたピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方を有する信号層を形成してなることを特徴とする多層光ディスク。
  2. 上記平坦化された透明樹脂層の厚みが、その上下に位置する信号面を読み書きする際に光学的に分離できる範囲である請求項1に記載の多層光ディスク。
  3. 請求項2に記載の平坦化された透明樹脂層の厚みが、その上下の信号面の光学距離−信号形成層の厚みである多層光ディスク。
  4. 上記1層目の信号面と次に形成される信号面の間に、平坦化された透明樹脂層と、次の信号面のピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方が転写された紫外線硬化樹脂層とがサンドイッチされた構造を有する請求項1に記載の多層光ディスク。
  5. 上記支持基板が、透明支持基板である請求項1に記載の多層光ディスク。
  6. 上記支持基板が、不透明支持基板である請求項1に記載の多層光ディスク。
  7. 上記支持基板が、金属支持基板である請求項1に記載の多層光ディスク。
  8. 支持基板に信号面を積層形成する多層光ディスクにおいて、
    1層目の信号面上に反射膜または記録膜で被覆されたピットおよびグルーブの少なくとも一方を形成する工程と、
    これを覆うように平坦化された透明樹脂層が形成する工程と、
    上記平坦化された透明樹脂層上にさらに反射膜または記録膜で被覆されたピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方を有する信号層を形成する工程よりなることを特徴とする多層光ディスクの製造方法。
  9. 上記平坦化された透明樹脂層上にさらに反射膜または記録膜で被覆されたピットおよびグルーブの少なくともいずれか一方を有する信号層を形成する工程が、
    上記信号層の転写をプラスティック原盤にて行い、紫外線硬化樹脂を前記プラスティック原盤と支持基板との間に充填し、
    紫外線光をプラスティック基盤側から照射し、
    紫外線硬化樹脂硬化後に上記プラスティック原盤を剥離して支持基板上に凹凸信号の転写された紫外線硬化樹脂層を形成する工程からなる請求項8に記載の製造方法。
  10. 請求項9に記載の凹凸信号の転写された紫外線硬化樹脂層よりなる信号層の転写が紫外線硬化樹脂を使用したフォトポリマー法にて行なわれる多層光ディスクの製造方法。
  11. 請求項9に記載の信号層の転写を行う前の紫外線硬化樹脂の充填をプレスロール法にて行う多層光ディスクの製造方法。
  12. 請求項9に記載の信号層の転写を行う前の紫外線硬化樹脂の充填を真空圧着法にて行う多層光ディスクの製造方法。
  13. 請求項9に記載の信号層の転写を行う前の紫外線硬化樹脂の充填をスピンボンディング法にて行う多層光ディスクの製造方法。
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