JP2008310917A - 複数層光ディスク及び記録再生方法 - Google Patents

複数層光ディスク及び記録再生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008310917A
JP2008310917A JP2007159852A JP2007159852A JP2008310917A JP 2008310917 A JP2008310917 A JP 2008310917A JP 2007159852 A JP2007159852 A JP 2007159852A JP 2007159852 A JP2007159852 A JP 2007159852A JP 2008310917 A JP2008310917 A JP 2008310917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
layer
recording
disk
disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007159852A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouzou Murata
省蔵 村田
Nobuaki Onaki
伸晃 小名木
Yasutomo Aman
康知 阿萬
Yasuki Sugimoto
泰規 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007159852A priority Critical patent/JP2008310917A/ja
Publication of JP2008310917A publication Critical patent/JP2008310917A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

【課題】短波長青色ピックアップレーザーで記録再生する光ディスクにおいて、光学特性等の高品質化と、ディスクの低面振れ化を同時に達成可能な複数層ディスクを提供すること。
【解決手段】青色レーザーピックアップにより記録再生を行う片面記録再生型複数層光ディスクであって、ピックアップ入射手前側の基材には光学特性の良い透明材料を用い、もう一方の基材には光学特性フリーでかつ高剛性材料を用いることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、短波長青色ピックアップレーザーで記録再生可能な多層型光ディスク、及びこの光ディスクの記録再生方法に関するものである。
Blu−lay Disc(BD)やHigh Density DVD(HD−DVD)がNA0.85のピックアップで記録再生する大容量メディアとして商品化されている。BDの場合、プリグルーブ等の形成された厚み1.1mm基板に記録層を形成し、その上側の光入射側に厚み100μm前後の光学収差カバー層を形成して製造されている。BDの2層ディスクとしては、この光学収差カバー側にもプリグルーブ等を形成することで製造されている。これらの光ディスクは厚み1.1mm基板とカバー層との機械特性を高品質に作製する必要がある。
例えば、特許文献1及び特許文献2などには、基板厚みが0.3〜1.2mmの基板上に光透過保護層を形成するBD多層ディスクが記載されている。しかしながら、仮に機械特性の良い2層ディスクが作製できても、10000rpm以上の回転数でディスクを回転させると、ディスク自身の弾性不足によりディスクにクラックが発生したり、割れたりしてしまうという不具合が往々に見受けられる。
そこで、高剛性光ディスクを高精度に作製するのではなく、可撓性に富む光ディスクを空気力学的に安定化する方式を採用したフレキシブル多層光ディスクが開発された。そして、該方式の光ディスクに関しても、プリグルーブ等が形成され、記録層が形成されたカバー層を貼り合わせれば2層光ディスクとなり得る。
この例としては、プリグルーブの形成された厚み92μmのディスクシートを2枚貼り合わせて、両面記録再生型の2層追記型光ディスクが提示されている〔日立マクセル社のプレス発表記事(NEWS/20060419/116343)〕。しかしながら、この光ディスクはカバー層側の記録層のみで記録再生を行うので、反対側の記録層を記録再生する場合には、光ディスクを反転させる必要がある(図2参照)。さらに、カバー層自身が光学収差機能を有するため、厚みの均一性に加えて低複屈折性が求められる。なお図2において、41及び42は基材に75μmのPC(ポリカーボネート)を用いたPCフィルムディスク、3は中間貼り合わせ層である。
また、片面記録再生型の多層光ディスク(フレキシブル多層光ディスクを含む)も多く提案されているが、これらのタイプの光ディスクは基材にPC(ポリカーボネート)が用いられているため、図11に示したように、製造工程における外径カット時にバリやカエリ(99)が顕著に現れ、またディスク外周部の面振れ(チルト)が安定しないという不具合を有している。
光ディスクの基材に用いられる、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリマーフィルムは、プレスや延伸により製造されるので、ポリマーを構成している無数の分子が一方向に揃う(配向)ことで複屈折がカバー層としては適用不可である。カバー層としては、ポリカーボネートのようにキャスティング法で力を加えず配向が起きないようにして複屈折を抑えているものが適用可能である。即ち、薬品(有機溶剤)で溶かした光学ポリマーを板の上に流し薬品を蒸発させるという成形法なので、薬品の蒸発に時間がかかり、長さが20〜30mにもなる大掛かりで高価な製造設備が必要という弱点を持ち、ディスクの材料コスト負荷が大きくなってしまう。フィルム自身の生産速度も、一般の高速成形可能なプラスチック製品が安価なのに対して、キャスティングの生産速度はその10分の1程度と生産性も悪い。
ディスクを空気安定化させる際、安定化性能はディスク剛性に依存するが、材質が規定されているため、厚みを変えることしか剛性を可変不可である。しかし、ピックアップの焦点距離よりフィルム厚みを大幅に調整することは不可である。フィルムプロセスでは、生産性を考慮するとロールでのハンドリングが必須となるが、PCフィルムを巻き取る場合は背面のポリエチレン保護フィルムが不可欠であり、コストアップ、離型時の静電帯電によるコンタミ付着など品質の劣化が顕著となる。また最終的にディスクを必要サイズに切断する必要があり、PCはバリが発生しやすい傾向がある。
特開平11−195243号公報 特開2000−235732号公報
前記日立マクセルプレスで発表されたシステムは両面媒体であるため、これをディスクと共に回転しない静止タイプの安定化機構を備えたドライブで記録再生を行うと、再生面に傷がつき、エラーを引き起こす恐れがある。一方、ディスクと共に回転するスタビライザーを備えたドライブで記録再生を行うと、スタビライザーは高速回転で異常共振などを起してディスクの面振れ加速度を増加させ、記録再生が不可能になる恐れがある。これを防ぐには高剛性で高精度な平坦性をもつスタビライザーをディスクとともに回転させなくてはならず、駆動装置が大掛かりになり、コストアップをきたす。
本発明者らは、ディスクに対して静止しているスタビライザーに近接してフレキシブルなディスクを回転させて面振れを小さく保ったまま、10000rpm以上の高速回転可能なスタビライザーを提案している(平坦なスタビライザーについては、特開2006−107698号公報及び特開2006−107699号公報,また、Δθずらすスタビライザーについては特願2005−317913号参照)。しかしながら、この手法はディスクの片面は再生面、この反対側は記録再生をせず、スタビライザーを近接させてディスクを安定化させる面になる。ディスクが定常回転しているときは問題ないが、ディスクの回転起動時や停止時に一時的にディスク面振れが大きくなって、ディスクとスタビライザーが摺動してディスクに傷がつく恐れがある。このため、両面タイプのディスクを用いることが難しい。
本発明の目的は、短波長青色ピックアップレーザーで記録再生する複数層光ディスクにおいて、光学特性等の高品質化と、ディスクの低面振れ化を同時に達成可能な複数層ディスクを提供するものである。本発明の他の目的は、片面からすべての記録層にアクセスでき、この再生面と反対側を空気安定化することで記録再生できる光ディスクシステムを提供するものである。
上記課題は、下記(1)及び(2)により解決される。
(1) 青色レーザーピックアップにより記録再生を行う複数層光ディスクにおいて、ピックアップ入射手前側の基材は光学特性の良い透明材料を用い、もう一方の基材は光学特性フリーで、高剛性材料で構成されていることを特徴とする複数層ディスク。
(2) 上記(1)に記載の複数層光ディスクを用いた情報の記録再生方法であって、光照射側からみて、奥側の基材表面に対して安定化機構を近接させ、ディスクの面振れ(チルト)を安定化させた状態で記録再生を行うことを特徴とする記録再生方法。
なお、上記の複数層光ディスクとは、少なくとも2以上の記録層を有し、それら記録層への光照射は光学特性の良い透明材料を用いた基材側から行われるタイプ(片面記録再生型)のものであり、追記型、相変化型いずれの光ディスクであってもよい。また、光学特性の良い透明材料とは、レーザー光に対して透明でかつ低複屈折を示す材料を意味し、高剛性材料とは、安定化機構を近接させた状態でディスクを10000rpm程度の回転させても、面振れが生じない程度に機械的強度を有している材料を意味している。
(1)請求項1に記載の発明は、青色レーザーピックアップにより記録再生を行う複数層光ディスクにおいて、ピックアップ入射手前側の基材は光学特性の良い透明材料を用い、もう一方の基材(ピックアップ入射側とは反対側の基材)は光学特性フリーで、高剛性材料で構成されていることにより、片面からの記録再生が可能なので、ディスクを交換する必要がなくなる。また、例えば光学特性の良い基材がポリカーボネート(PC)で、もう一方の基材がポリエチレンテレフタレート(PET)の場合、PET基材がPC基材の保護膜として機能し、ロールで巻き取る際に、通常必要なポリエチレン保護フィルムが不要である。また、グルーブなどを転写する樹脂には応力が残留するが、ディスクのコア側(内部)に樹脂があるので、ディスクが反りにくい。加えてディスクを所望の外径にカットする際に、PC基材のみではバリが発生しやすい(図11参照)が、PET基材があることでバリ99が出にくいか出たとしてもその程度は軽微である(図10参照)という特長がある。
(2)請求項2に記載の発明は、奥側基材の表面に対して安定化部材を近接させることで、光ディスク面振れを安定化させた状態で記録再生を行うことにより、空気安定化を可能とすべくディスク剛性の調整が、奥側基材の剛性、厚みで容易に調整可能である。
以下、発明を実施するための最良の形態を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の複数層光ディスクは、ピックアップ入射手前側の基材は光学特性の良い透明材料を用い、もう一方の基材(ピックアップ入射側とは反対側の基材)は光学特性フリーで、高剛性材料で構成されている。即ち、本発明の光ディスクは、光学特性の良いフィルムと機械特性、特に剛性の高いフィルムを貼りあわせて複数層構造のディスクであり、記録再生は光学特性の良好な面から行なわれる。ディスク面振れ安定化は高剛性フィルム面側から行なわれる。
上記において、光学特性の良い透明材料とは、レーザー光に対して透明でかつ低複屈折を示す材料を意味し、高剛性材料とは、安定化機構を近接させた状態でディスクを10000rpm程度の回転させても、面振れが生じない程度に機械的強度を有している材料を意味している。「光学特性の良い」は例えば材料の固有複屈折の大きさで表すことができ、固有複屈折がPCは182×10-3であり、PETは250×10-3、PEN(ポリエチレンナフタレート)は490×10-3であり、PI(ポリイミド)は182×10-3である。本発明においては、光学特性の良い材料は固有複屈折が200×10-3以下の材料が適当である。「透明」は例えば材料の光線透過率の大きさで表すことができ、光線透過率がPCは94%、PMMA(ポリメチルメタクリレート)は92%、PS(ポリスチレン)は90%、ゼオネクスは91%、アートンは92%である。本発明においては、透明材料は光線透過率が90%以上の材料が適当である。また、「高剛性材料」は例えば材料の曲げ弾性率(ヤング率)の大きさで表すことができ、ヤング率がPCの2.5MPaに対して、PETやPEN、PI(ポリイミド)ではそれぞれ5.0,6.2,6.4MPaと高剛性である。本発明においては、高剛性材料はピックアップからみて奥側の基板材料として、引っ張り強さが4MPa以上である材料が適当である。
これにより、光ディスクとしての光学特性と空気安定化薄型ディスクに必要な剛性要素を機能分離して独立に設定することができる。
図1は、記録層を2層としたタイプの本発明に係る光ディスクの層構成、及び記録再生のための光照射の様子を示す図である。即ち、図1に示す本発明の片面記録再生タイプの光ディスクは、グルーブ等の凹凸パターンが形成されかつ光学特性フリーで高剛性材料(代表例としてPETがある)からなる基材11上に、転写層12、反射層13、記録層14、中間貼り合わせ層3、半透明反射層23、半透明記録層24、転写層22、グルーブ等の凹凸パターンが形成され、かつ光学特性の良い透明材料(代表例としてPCがある)からなる基材21がこの順に積層されている。便宜上、基材11上に転写層12、反射層13、記録層14が積層されたものをPETフィルムディスク1、基材21上に転写層22、半透明記録層24、半透明反射層23が積層されたものをPCフィルムディスク2と称することにする。なお図中、20は中心孔部である。
なお一般には、光入射側より、記録層14及び/又は半透明記録層24を挟むように、上側誘電体層、下側誘電体層が設けられている。記録再生時、基材11側に安定化機構(スタビライザー)を近接させ、レーザー光の照射は基材21側から行われる。
基材11の材料としては、好ましくはPETフィルムが用いられ、その厚さは任意に設定することができる。また、基材21の材料としては、好ましくはPCフィルムが用いられ、その厚さは80〜105μmが適当であり、好ましくは90〜100μmである。
転写層12、22は、従来の光ディスクと同様に、硬化時に架橋構造をとらないフォトポリマー材料(例えば、単官能アクリレートモノマー材料)が用いられる。この材料は、材料自身の分子量分布が少ないので、周囲の高分子材料が硬化して、その内部の低分子材料が未硬化により発生するマイクロゲルが発生することなく、極めて平滑性の良い転写層が得られる。転写層の形成に有用な具体的な材料は光硬化性樹脂である。
記録層14、半透明記録層24は、従来の光ディスクと同様に、色素又は相変化材料で形成され、記録層14の厚さは6〜18μmが適当であり、好ましくは4〜14μmである。また、半透明記録24の厚さは2〜10nmであり、好ましくは6〜8nmである。
記録層14、半透明記録層24に有用な色素しては、従来から追記型光ディスクの記録層に用いられている、ポリメチン色素、ナフタロシアニン系、フタロシアニン系、スクアリリウム系、コロコニウム系、ピリリウム系、ナフトキノン系、アントラキノン(インダンスレン)系、キサンテン系、トリフェニルメタン系、アズレン系、テトラヒドロコリン系、フェナンスレン系、トリフェノチアジン系染料、及び金属錯体化合物などが挙げられる。
記録層14、半透明記録層24に有用な相変化材料としては、従来から相変化型光ディスクの記録層に用いられている、GeTe−SbTe擬似2元系組成を有していて、GeSbTeなどの化合物組成に代表されるGe−Sb−Te元合金材料、およびSb70Te30共晶組成近傍を主成分とし、Ag−In−Sb−Teに代表されるAgInSbTe系材料などが挙げられる。これらの記録層は、各種気相成長法、たとえば真空蒸着法、スパッタリング法、プラズマCVD法、光CVD法、イオンプレーティング法、電子ビーム蒸着法などによって形成できる。なかでも、スパッタリング法が、量産性、膜質等に優れている。
反射層13及び半透明反射層23は、入射光を効率良く使い、冷却速度を向上させて非晶質化しやすくするなどの目的から、熱伝導率の高い金属、たとえば、Au、Ag、Cu、W、Al、Taなど、またはそれらの合金などを用いることができる。また、必要に応じて、Cr、Ti、Si、Pd、Ta、Ndなどが添加される。このような反射層12及び22は、各種気相成長法、たとえば真空蒸着法、スパッタリング法、プラズマCVD法、光CVD法、イオンプレーティング法、電子ビーム蒸着法などによって形成できる。なかでも、スパッタリング法が、量産性、膜質等に優れている。反射層13の厚さは50〜70nmであり、好ましくは57〜63nmである。また、半透明反射層23の厚さは4〜12nmであり、好ましくは6〜10nmである。
中間貼り合わせ層3は、PETフィルムディスク1とPCフィルムディスク2との接着の役割を果たすものであり、UV硬化性樹脂が用いられる。中間貼り合わせ層3の厚さは18〜32μmが適当であり、好ましくは23〜27μmである。
誘電体層は、記録層14、半透明記録層24の劣化変質を防ぎ、接着強度を高め、かつ記録特性を高めるなどの作用を有するもので、SiO、SiO、ZnO、SnO、Al、TiO、In、MgO、ZrOなどの金属酸化物、Si、AlN、TiN、ZrNなどの窒化物、ZnS、In、TaSなどの硫化物、SiC、TaC、BC、WC、TiC、ZrCなどの炭化物やダイアモンドライクカーボンあるいは、それらの混合物があげられる。これらの材料は、単体で誘電体層とすることもできるが、互いの混合物としてもよい。また、必要に応じて不純物を含んでもよい。誘電体層の融点は記録層14、24の融点よりも高いことが必要である。
本発明の光ディスクは、通常のwet2P方式(2P:Photo Polymarization)、dry2P方式、熱インプリント方式、ロールトゥロール(Roll
to Roll)方式等によって製造することができる。
〔wet2P方式による本発明の光ディスクの製造〕
図3、図4及び図5に基づいて、この方式を用いる光ディスクの製造方法を説明する。
(a)フォトリソグラフィーによりプリグルーブ形状(S21)が形成された型であるスタンパ(S2)を回転テーブルにセット後、光硬化性樹脂であるアクリレートモノマー材料(wet2P樹脂)221を円環状に塗工し、PCフィルム21を接液させてから高速回転で所定の時間振り切る。UV光を照射して、アクリレートモノマー材料221を光硬化させて2P転写層22を形成させた後、スタンパ(S2)を剥離し、2P転写層22に記録層24aを形成してPCフィルムディスク2を作成する(図3参照)。この記録層24aは、光入射の手前側であるPC基板(L1)には、光入射側より、上側誘電体層/相変化記録層/下側誘電体層/半透明反射層となるように成膜する。
(b)同様に、スタンパ上に光硬化性樹脂を円環状に塗工し、PETフィルムを接液させ、上記のPCフィルムディスク2の作成と同様にして、PETフィルムディスク1を得る(図4参照)。ここでは、スタンパとして図示していないスタンパ(S1)が用いられる。記録層14aは、奥側であるPETフィルム基板(L0)には、光入射側より、上側誘電体層/相変化記録層/下側誘電体層/反射層で構成されている(図4参照)。
(c)上記のPETフィルムディスク1とPCフィルムディスク2とを、貼り合わせ用光硬化性樹脂3にて貼り合わせて2層光ディスクを作成する(図5)。PETフィルムディスク1を下側にして外周を所望の寸法にカットすることで、外径にバリ・カエリ99の軽微な2層光ディスク100が得られる(図10参照)。
〔dry2P方式による本発明の光ディスクの製造〕
図8に基づいて、この方式を用いる光ディスクの製造方法を説明する。
(a)ローラーで、PETフィルムとdry2P(半硬化UV硬化樹脂シート)を貼合せて貼合せフィルムAを作成する。(b)ローラーで、貼合せフィルムAをスタンパ(S1)に貼合せる。(c)UVランプ4からのUV光を照射し、dry2Pを硬化させる。(d)スタンパ(S1)から貼合せフィルムAを離型する。(e)一方、ローラーで、PCフィルムとdry2P(半硬化UV硬化樹脂シート)を貼合せて貼合せフィルムBを作成する。(f)ローラーで、貼合せフィルムBをスタンパ(S2)に貼合せる。(g)UV光を照射し、dry2Pを硬化させる。(h)スタンパ(S2)から貼合せフィルムBを離型する。
これらの貼合せフィルムA及びBのそれぞれに記録層が形成されて、PETフィルムディスク1とPCフィルムディスク2とされる。
続いて、(i)ローラーを用いて、PETフィルムディスク1とdry2PとPCフィルムディスク2とを貼合せる(貼合せフィルムC)。(j)この貼合せフィルムCにUV光を照射し、dry2Pを硬化させて2層光ディスク100が得られる。
〔ロールツーロールdry2P方式による本発明の光ディスクの製造〕
図9に基づいて、この方式を用いる光ディスクの製造方法を説明する。
本発明におけるロールツウロール方式とは、ロール状に巻いたフレキシブル基材を繰り出して、間欠的、或いは連続的に搬送しながら基材上のUV硬化性樹脂にスタンパの微細凹凸パターンを転写し、熱硬化させて2P転写層を形成し、再びロールに巻き取る方式である。
この光ディスク製造方法においては、上側加圧ローラー51の側面に貼り合わされたスタンパ(S2)に対して、巻き出しローラー61から転写前dry2Pフィルム71〔外側がPCフィルム、内側がdry2Pフィルム(半硬化UV硬化樹脂フィルム)からなる積層フィルム〕を供給し、上側加圧ローラー51と下側加圧ローラー52の間でスタンパ(S2)をdry2Pフィルムに押圧し、その後UV光を照射して前記dry2Pフィルム(半硬化UV硬化樹脂フィルム)を硬化させた後、スタンパ(S2)からdry2Pフィルムを剥離して、巻き取りローラー62で転写済みのdry2Pフィルムを巻き取る(図9参照)。図中、72は転写後dry2Pフィルム72(外側がPCフィルム、内側がdry2Pフィルム(硬化UV硬化樹脂フィルム)からなる積層フィルム)、81及び82はガイドローラーである。
巻き取られた転写済みdry2Pフィルムをロール成膜装置の巻き出しローラーにセットし、緊張力を付与し、冷却ローラーで冷却しながら、記録層を成膜し、巻き取りローラーで成膜済みdry2Pフィルムディスク(PCフィルムディスク)を巻き取る。また、スタンパ(S2)をスタンパ(S1)に変えて転写済みdry2Pフィルムを作成し、更に記録層を成膜してdry2Pフィルムディスク(PETフィルムディスク)を得る。
以降は、上記のwet又はdry2P方式による本発明の光ディスクの製造方法と同様にして2層ディスクを得る。
〔熱インプリント方式による本発明の光ディスクの製造〕
本発明における熱インプリント方式とは、基板上に形成したいパターンと同じパターンの凹凸を有する加熱されたスタンパを、被転写基板表面に形成されたレジスト膜層に対して型押しすることで所定のパターンを転写する方式である。
従って、この光ディスク製造方法においては、PETフィルムディスクの作製は、上記のwet又はdry2P方式による本発明の光ディスクの製造方法と同様にして作製するが、PCフィルムディスクの作製は、140〜160℃、好ましくは145〜155℃に加熱されたスタンパをPCフィルムに対して、10〜18MPa好ましくは12〜16MPaの加圧下で、5〜15分間好ましくは8〜12分間インプリントすることで作製する。
上記の製造例は、いずれも2つの記録層を有する片面記録再生タイプのフレキシブル光ディスクについてのものであるが、本発明の光ディスクは記録層が2つのものに限らず、それ以上であってもよく即ち、複数層光ディスクである。また、PCフィルム及びPETフィルムに代えて他の樹脂フィルムが使用されてもよいことは既述のとおりである。
本発明の光ディスクは、片面記録再生タイプであるため、ピックアップで片面より記録再生が行われる(図6参照)。ここで、ピックアップの位置は、光学特性の良い透明材料が用いられた基材例えばPC基材21側である。また、本発明の光ディスクはフレキシブルであるため、記録再生時には、ピックアップの反対側で光ディスクに近接するように、即ち、光学特性フリーで高剛性材料が用いられた基材例えばPET基材11側に近接するように、安定化部材が配置される。
安定化部材の作用について説明すれば次のとおりである。光ディスクが回転すると、光ディスクにはその回転により発生する遠心力により水平な状態になろうとする復元力と、光ディスクの面形状に起因して、上下面にそれぞれ作用する圧力の差による反発力が発生する。安定化部材は、光ディスクに対し空気力学的な力を作用させ、光ディスクに生じる復元力と反発力のつりあいをとることにより、いわゆる光ディスクの面ぶれ(ディスクの回転方向の振れ)を低減するものである。
図7(a)は、本発明の光ディスクの記録再生時に用いられるのに有用な安定化部材(スタビライザー)30の平面図であり、図7(b)は図7(a)のC−C´断面図である。図中、100は光ディスク、31はハブ、32は円形開口部、Aは安定化部材の中心基準線、Rは光ピックアップの走査動線、ΔθはR−A間の角度を示している。図7(c)はスタビライザー30を下方から見た図である。図7(c)のL−Oを通る中心線は図7(a)の中心基準線Aに相当している。
安定化部材30は図7(a),(b)及び(c)で示すように、一方向に湾曲した略円筒状の湾曲面を有する。具体的には、例えば図7(c)に示すように、中心部に幅2Sの平坦部を有し、この平坦部を挟む両翼の面が円筒状に一方向に湾曲した形態があげられる。例えば、平坦部の幅2Sを30mmとし、両翼の面の曲率半径をR1000mmとした場合には、図7(a)におけるΔθの好適な設定は10°付近となる。安定化部材の外径は、光ディスクの外径よりも大きくすることが好ましく、例えば、光ディスクを外径φ120mmとした場合には、φ122mm以上の外径が好適である。この安定化部材30は、金属部材、あるいは導電処理(導電皮膜、導電材料の混入)をした樹脂材料などの、少なくとも光ディスクに対して作用させる面を導電性とした材料で作成されるのが好ましい。
これによれば、安定化部材30の光ディスク100に沿った面は、光ディスクの回転軸と光ディスク上のピックアップが走査する動線を含む面での断面が光ディスクに対して凸形状であり、ピックアップの動線に垂直な面での断面がディスクに対して凹形状となっている。したがって、例えば10000rpm以上の高速回転数で光ディスクを回転させて情報の記録及び再生を行なう際には、安定化部材により光ディスクに空気力学的な力が作用し、光ディスクの動線近傍の面ぶれが、内周部から外周部にかけての全域で抑制され、光ディスク面を確実に安定化することが可能となる。
以下に、実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、ここでの部は質量部である。
〔実施例1〕(wet2P方式)
フォトリソグラフィーによりプリグルーブ形状が形成された型であるスタンパを回転テーブルにセット後、光硬化性樹脂であるアクリレートモノマー材料を円環状に塗工した後、厚さ90μmのPCフィルムを接液させてから高速回転(5000rpm)で1分振り切る。これにUV光を照射して、PCフィルム基板を得た(図3参照)。同様に、スタンパ上に光硬化性樹脂(アクリレートモノマー材料)を円環状に塗工した後、PETフィルムを接液させて前記PCフィルムの時と同様にして、PETフィルム基板を得た。
PCフィルム基板及びPETフィルム基板のそれぞれには以下のようにして記録膜を成膜して、PCフィルムディスク及びPETフィルムディスクを作成した。即ち、奥側であるPETフィルム基板(L0)には、光入射側より、上側誘電体層ZnS−SiO(45nm)/相変化記録層SbTe(12nm)/下側誘電体層ZnS−SiO(10nm)/反射層Ag(150nm)をスパッタリング法で成膜する。
一方、手前側であるPCフィルム基板(L1)には、光入射側より、上側誘電体層ZnS−SiO(30nm)/相変化記録層GeSnSbTe(6nm)/下側誘電体層GeN(8nm)/反射層Ag(8nm)/ITO(60nm)をスパッタリング法法で成膜する。
上記記録層を形成後、貼り合わせ用光硬化性樹脂にて、PCフィルムディスクとPETフィルムディスクPCフィルム基板とを貼り合わせ、PETフィルム基板を下側にして外周を所望の寸法に(小型サーボプレスSLP−S3000:山岡製作所製)を用いてカットすることで、外径にバリやカエリの軽微な図5に示す2層光ディスクが得られた。
光ディスクを、光ディスク評価装置(商品名:LM330A)のスタビライザーを下記のものに変更した試作装置を用いて、10000rpmで回転させ、PETフィルムディスク側をスタビライザーに近接させ、光ディスクの機械特性(面振れ)が安定化したら、ピックアップサーボをかける(図1参照)ことで平坦な反射率(RF信号)再生信号が得られた。前記スタビライザーには図7に示す凹面状の部材を用いた。スタビライザーの主要部の形状は以下の通りとした。
・中心孔:φ32mm、
・外径: φ125mm
・断面C−C’の中心部35mm幅の部位は平坦
・断面C−C’の中心部35mm幅を除く両翼の曲率半径はR1000
・Δθ: 10度
また、スタビライザーによるディスクの安定化においては、スタビライザーのディスク回転軸方向の位置、図7(b)におけるCbd(中心φ34mm付近の平坦部とディスク面の距離)が150μmとなるように設定した。
〔実施例2〕(dry2P方式)
ローラーにより、厚み75μmのPETフィルム(東洋紡社製、コスモシャインA−4300)と、Dry2P(リンテック製、半硬化UV硬化樹脂シート)とを貼合せて、貼合せフィルムAを作成し、この貼合せフィルムAをスタンパ(S1)に貼り合わせる。これにUV光を照射し、Dry2Pを硬化させた後、スタンパ(S1)から貼合せフィルムAを剥離する。一方、ローラーにより、厚み90μmのPCフィルム(帝人化成製、ピュアーエース)と、Dry2P(リンテック製、半硬化UV硬化樹脂シート)とを貼合せて、貼合せフィルムBを作成し、この貼合せフィルムBをスタンパ(S2)に貼り合わせる。これにUV光を照射し、Dry2Pを硬化させた後、スタンパ(S2)から貼合せフィルムBを剥離する。
これら貼合せフィルムA及びBのそれぞれに、実施例1と同じ上側誘電体層/相変化記録層/下側誘電体層/反射層を成膜して、PETフィルムディスク及びPCフィルムディスクを作成した後、ローラーにより、貼り合わせ用光硬化性樹脂を用いて、PETフィルムディスク及びPCフィルムディスクを貼合せ、UV光を照射し貼り合わせ用光硬化性樹脂を硬化させた後、これをローラーから貼り合わせフィルムCを離型して2層光ディスクを得た。
この光ディスクを実施例1に記載の試作ドライブにより10000rpmで回転させ、PETフィルムディスク側をスタビライザーに近接させ、ディスクの機械特性(面振れ)が安定化したら、ピックアップサーボをかけることで平坦な反射率(RF信号)再生信号が得られた。
また、このdry2P方式にて製造される例えば記録層が4層のROMディスクに関しては、奥側から順にL0、L1、L2、L3・・・として、BDの多層の命名法に準ずることとする。トラックピッチは0.32μm、ピット高さは65nm、すべての反射膜はAgPdCuであり、L1、L2及びL3は5nm、L0は50nmで構成した。
この光ディスクを実施例1と同様にして記録再生したところ、平坦な反射率(RF信号)再生信号が得られた。
〔実施例3〕(ロールツーロールdry2P方式)
実施例1と同様にして2層光ディスクを作製する。ただし図9において、上側加圧ローラー51の側面に貼り合わされたスタンパ(S2)に対して、巻き出しローラー61から転写前dry2Pフィルム71(外側がPCフィルム、内側がdry2P)を供給し、上側加圧ローラー51と下側加圧ローラー52間でスタンパ(S2)を転写前dry2Pフィルム71に押圧し、UV光を照射して2Pを硬化させた後、スタンパ(S2)から転写後dry2Pフィルム72を剥離し、巻き取りローラー62で転写済みのdry2Pフィルムを巻き取る。その後、巻き取られた転写済みdry2Pフィルムを図示していないロール成膜装置の巻き出しローラーにセットし、緊張力を付与し、冷却ローラーで冷却しながら、記録層を成膜し、巻き取りローラーで成膜済みdry2Pフィルムディスクを巻き取る。同様にして、スタンパ(S1)によりdry2Pフィルムディスクを作成した。
これら2つのdry2Pフィルムディスクを貼り合せて作製された2層ディスクを実施例1と同様にして記録再生したところ、平坦な反射率(RF信号)再生信号が得られた。
〔実施例4〕(熱インプリント方式)
PCフィルムディスクは、150℃に加熱されたスタンパ(S2)をPCフィルムに対して、14MPaで10分間インプリントすることで作製した。また、PETフィルムディスクは実施例1と同様にして2層光ディスクを作製した。
作製された2層光ディスクを実施例1と同様にして記録再生したところ、平坦な反射率(RF信号)再生信号が得られた。
〔比較例1〕
ピックアップ入射手前側の基材、及びもう一方の基材ともPCフィルムを用いた以外は、実施例1と同様にして2層光ディスクを作成した。この2層光ディスクを実施例1と同様にして外径カットしたところ、PC基材のみであるため、カット時にバリが発生しやすい(図11参照)ので、安定化部材を近接させてもディスク面振れを安定化できず、良好な記録再生特性を得ることができなかった。
〔比較例2〕
ピックアップ入射手前側の基材、及びもう一方の基材ともPCフィルムを用いた以外は、実施例4と同様にして2層光ディスクを作製した。この光ディスクは両面が光学特性の良いPCなので、材料コストが嵩み、また2層の記録再生にはディスクを表裏交換する必要があり、アクセス時間が長くなった。
本発明の複数層ディスクを用いる片面記録再生方法を説明するための図である。 従来の2層ディスクを用いる記録再生方法を説明するための図である。 1層目の記録層(光入射側)の作製プロセスを説明するための図である。 2層ディスクの作製プロセスを説明するための図である。 4層ディスクの作製プロセスを説明するための図である。 従来の2層ディスクの作製プロセスを説明するための図である。 本発明の片面記録再生に有用な安定化部材(スタビライザー)を説明するための図である。 本発明の複数層ディスクをdry2P転写プロセスにより作製することの説明図である。 本発明の複数層ディスクをロールツーロール方式による転写プロセスで作製することの説明図である。 PETフィルムディスクの外径カット平面を示す図である。 PCフィルムディスクの外径カット平面を示す図である。
符号の説明
1 PETフィルムディスク
2 PCフィルムディスク
3 中間貼り合わせ層
4 UVランプ
11 PET基材(PETフィルム)
12 転写層
13 反射層
14 記録層
20 中心孔部
21 PC基材(PCフィルム)
22 転写層
23 半透明反射層
24 半透明記録層
24a 半透明記録層
30 安定化部材(スタビライザー)
31 ハブ
32 円形開口部(中心孔)
41 PCフィルムディスク
42 PCフィルムディスク
51 上側加圧ローラー
52 下側加圧ローラー
61 巻き出しローラー
62 巻き取りローラー
71 転写前dry2Pフィルム
72 転写後dry2Pフィルム
81 ガイドローラー
82 ガイドローラー
99 バリ・カエリ
100 2層光ディスク
121 dry2P
221 光硬化性樹脂
S1 スタンパ
S11 プリグルーブパターン
S2 スタンパ
S21 プリグルーブパターン

Claims (2)

  1. 青色レーザーピックアップにより記録再生を行う複数層光ディスクにおいて、ピックアップ入射手前側の基材は光学特性の良い透明材料を用い、もう一方の基材は光学特性フリーで、高剛性材料で構成されていることを特徴とする複数層ディスク。
  2. 請求項1に記載の複数層光ディスクを用いた情報の記録再生方法であって、光照射側からみて、奥側の基材表面に対して安定化機構を近接させ、ディスクの面振れを安定化させた状態で記録再生を行うことを特徴とする記録再生方法。
JP2007159852A 2007-06-18 2007-06-18 複数層光ディスク及び記録再生方法 Pending JP2008310917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007159852A JP2008310917A (ja) 2007-06-18 2007-06-18 複数層光ディスク及び記録再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007159852A JP2008310917A (ja) 2007-06-18 2007-06-18 複数層光ディスク及び記録再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008310917A true JP2008310917A (ja) 2008-12-25

Family

ID=40238385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007159852A Pending JP2008310917A (ja) 2007-06-18 2007-06-18 複数層光ディスク及び記録再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008310917A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011111294A1 (en) * 2010-03-10 2011-09-15 Fujifilm Corporation Optical recording disc and method for recording or reading data on the optical recording disc
JP2012043487A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Shibatekku Kk ディスク型記録媒体
WO2012070546A1 (ja) * 2010-11-22 2012-05-31 旭硝子株式会社 転写装置及び樹脂パターン製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003173569A (ja) * 2001-12-06 2003-06-20 Ricoh Co Ltd 光学的情報記録媒体
JP2003233930A (ja) * 1997-03-25 2003-08-22 Sony Corp 光学記録媒体
JP2003331463A (ja) * 2002-05-14 2003-11-21 Mitsubishi Chemicals Corp 光記録媒体
JP2004091375A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Ricoh Co Ltd フォトクロミック化合物、可逆画像表示媒体および画像形成方法
JP2005332493A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Sony Corp 多層光ディスクおよびその製造方法
JP2006216173A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Ricoh Co Ltd 記録ディスク製造方法,記録ディスクおよびディスク基板ならびに記録/再生装置
JP2006228309A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Ricoh Co Ltd 記録ディスク駆動装置及び記録ディスクカートリッジ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003233930A (ja) * 1997-03-25 2003-08-22 Sony Corp 光学記録媒体
JP2003173569A (ja) * 2001-12-06 2003-06-20 Ricoh Co Ltd 光学的情報記録媒体
JP2003331463A (ja) * 2002-05-14 2003-11-21 Mitsubishi Chemicals Corp 光記録媒体
JP2004091375A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Ricoh Co Ltd フォトクロミック化合物、可逆画像表示媒体および画像形成方法
JP2005332493A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Sony Corp 多層光ディスクおよびその製造方法
JP2006216173A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Ricoh Co Ltd 記録ディスク製造方法,記録ディスクおよびディスク基板ならびに記録/再生装置
JP2006228309A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Ricoh Co Ltd 記録ディスク駆動装置及び記録ディスクカートリッジ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011111294A1 (en) * 2010-03-10 2011-09-15 Fujifilm Corporation Optical recording disc and method for recording or reading data on the optical recording disc
JP2011187135A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Fujifilm Corp 光記録ディスクおよび光記録ディスクの記録再生方法
US8503281B2 (en) 2010-03-10 2013-08-06 Fujifilm Corporation Optical recording disc and method for recording or reading data on the optical recording disc
JP2012043487A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Shibatekku Kk ディスク型記録媒体
WO2012070546A1 (ja) * 2010-11-22 2012-05-31 旭硝子株式会社 転写装置及び樹脂パターン製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3763763B2 (ja) 光情報記録媒体の製造方法
JP3671126B2 (ja) 光情報媒体およびその製造方法
US20060145373A1 (en) Process for producing optical recording medium and light transmitting stamper
JP2003067986A (ja) 光記録媒体製造用のスタンパ、情報記録領域及び光透過層の形成方法及び光記録媒体
JP2003203402A (ja) 光情報記録媒体の製造方法、および光情報記録媒体
JP4514582B2 (ja) 光記録媒体の製造方法及び光透過性スタンパ
JP2008310917A (ja) 複数層光ディスク及び記録再生方法
JP2009020946A (ja) 多層情報記録媒体及びその製造方法
JPH09115191A (ja) 光学的情報記録媒体及びその製造方法
JP3883538B2 (ja) 光記録媒体の製造方法
US9196288B2 (en) Process and apparatus for producing optical recording medium
JP4649395B2 (ja) 光記録媒体の製造方法及び製造装置
JP4360269B2 (ja) 多層光ディスクの製造方法
JP5108434B2 (ja) 光記録媒体の製造方法及び製造装置
WO2007058309A2 (ja) 光記録媒体の製造方法及び製造装置
WO2011043043A1 (ja) 情報記録媒体の製造方法及び情報記録媒体
JP4856600B2 (ja) 光情報媒体の製造方法
JP4433632B2 (ja) 光記録媒体の製造方法
JP2003317334A (ja) 光ディスク及びその製造方法
JP2002342977A (ja) 光情報記録媒体
JPH11345436A (ja) 光学記録媒体の製造方法と光学記録媒体の製造装置
JP2005203032A (ja) 多層構造光記録媒体の製造方法及び光透過性スタンパ
JP2008010025A (ja) 光情報記録媒体の製造方法、光情報記録媒体
JP2005317054A (ja) 光ディスクの製造方法
JP2002203339A (ja) 貼合わせ型光記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100906

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101130