JP2007026479A - 多層光記録媒体、および多層光記録媒体におけるフォーカスジャンプ方法 - Google Patents

多層光記録媒体、および多層光記録媒体におけるフォーカスジャンプ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多層光記録媒体において、容易かつ確実にフォーカスジャンプをおこなう。
【解決手段】多層光記録媒体1は、複数の記録層21〜24を有する多層光記録媒体である。各記録層21〜24は、データが記録されるデータエリア4と、データエリア4に隣接して設けられた記録層識別エリア2,3とを備えている。一部の記録層21,23の記録層識別エリア3には第1の反射率を持つ第1の領域12が、他の記録層22,24の記録層識別エリア3には第2の反射率を持つ第2の領域11が設けられている。第1の領域12の少なくとも一部および第2の領域11の少なくとも一部は、記録層の積層方向に沿って、隣接しあう記録層21〜24の間で互いに重なり合うように形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多層構造の光記録媒体、および多層光記録媒体におけるフォーカスジャンプ方法に関し、特に、フォーカスジャンプが容易かつ確実にできる多層光記録媒体の構造に関する。
ディスク上に複数の記録層が形成され、光学ピックアップのフォーカス動作をコントロールすることによって、各記録層を選択的に読み出すことのできる多層光記録媒体が知られている。特許文献1にはこのような多層光記録媒体と、それを使用した記録再生装置が開示されている。しかしながら、多層光記録媒体において一つの記録層から次の記録層へ移る際に、フォーカスジャンプが不安定になると、所望の記録層へ安定してフォーカスジャンプをすることができない。そこで、特許文献2,3には、フォーカスサーボ機構の改良によってフォーカスジャンプを安定しておこなう技術が開示されている。
また、多層光記録媒体では、記録層間の移行を高速かつ確実におこなう必要がある。このため、特許文献4には、各記録層の記録方向を交互にすることで記録層間の移行を高速かつ確実におこない、併せて各記録層の層識別情報を記録層の所定のエリアに書き込んで、各記録層を容易に識別する技術が開示されている。
さらに、記録容量のさらなる増加のため、ランド部とグルーブ部の双方を記録トラックとして使用する、ダブルスパイラル方式の記録媒体が提案されている。特許文献5には、記録トラックが記録層の第何層であるか、ランド部かグルーブ部かに応じて記録方向を内周から外周、または外周から内周に設定して、トラッキング極性の切換えを最小限にする技術が開示されている。
米国特許第5,263,011号明細書 特開2004−342221号公報 特開2004−303419号公報 特開平8−287474号公報 特開2002−150607号公報
しかし、これらの技術には以下のような問題がある。特許文献2,3に記載の技術は、複雑な制御が必要となり、回路の複雑化やコストアップに繋がる。特許文献4に記載の技術は、フォーカスジャンプが完了し、さらにトラッキングサーボをかけて当該記録層のデータを読み込める状態にならないと、正しい記録層にフォーカスジャンプがおこなわれたかを判定できない。特許文献5に記載の技術も、フォーカスジャンプ時には正しい記録層にフォーカスジャンプがおこなわれたかどうかを判定できないため、フォーカスジャンプがおこなわれた記録層を検出して、トラッキング極性切り替えをおこなうことはできない。
このように、従来の多層光記録媒体においては、所望の記録層を追従しているかどうかの判定は、所望の記録層にフォーカスをかけ、さらにトラッキングをかけた後でないとできなかった。しかし、多層光記録媒体の各記録層間の距離は常に一定ではなく、媒体によってもばらつき、さらにはフォーカスサーボの精度上の影響などもあり、所望の記録層に正しくフォーカスジャンプできないこともある。このような場合、記録再生が正しくおこなわれないだけでなく、ピックアップと媒体とが接触し、双方に物理的ダメージが生じる可能性もある。また、ダブルスパイラル方式においては、誤った向きにトラッキング極性が切り替えられる可能性もある。
本発明は以上の問題点を鑑みてなされ、容易かつ確実にフォーカスジャンプが行える多層光記録媒体を提供することを目的とする。また、本発明は、このような多層光記録媒体を用いたフォーカスジャンプ方法を提供することを目的とする。
本発明の多層光記録媒体は、複数の記録層を有する多層光記録媒体である。各記録層は、データが記録されるデータエリアと、データエリアに隣接して設けられた記録層識別エリアとを備えている。一部の記録層の記録層識別エリアには第1の反射率を持つ第1の領域が、他の記録層の記録層識別エリアには第2の反射率を持つ第2の領域が設けられている。第1の領域の少なくとも一部および第2の領域の少なくとも一部は、記録層の積層方向に沿って、隣接しあう記録層の間で互いに重なり合うように形成されている。
本発明のフォーカスジャンプ方法は、上述の多層光記録媒体におけるフォーカスジャンプ方法である。本方法は、ピックアップのフォーカスを、第1、第2の領域の互いに重なりあう部位において、複数の記録層のいずれかからフォーカスジャンプの対象である隣接記録層に向けて動かしながら、フォーカスエラー信号の変動パターンを取得するステップを有している。本方法は、また、取得したフォーカスエラー信号の変動パターンを、予め取得した、フォーカスが反射率の同じ領域の間またはデータエリアの間で動く場合の第1の変動パターン、および反射率の異なる領域の間で動く場合の第2の変動パターンと比較するステップを有している。本方法は、さらに、フォーカスエラー信号の変動パターンが第2の変動パターンであると判定された場合に、ピックアップを隣接記録層にフォーカスさせるステップとを有している。
このように、本発明の多層光記録媒体では、一部の記録層の記録層識別エリアには第1の反射率を持つ第1の領域が、他の記録層の記録層識別エリアには第2の反射率を持つ第2の領域が、記録層の積層方向に沿って第1の領域の少なくとも一部と第2の領域の少なくとも一部とが互いに重なり合うように形成されている。このため、ピックアップを第1、第2の領域が重なる部位にセットしてフォーカスジャンプをおこなえば、検出される記録層からの反射光の強度は反射率に応じて異なるため、これを記録層の識別標識として用いることができる。すなわち、フォーカスジャンプの途中段階で、どの記録層にフォーカスが合わされようとしているかを事前に知ることができるため、ピックアップが誤った記録層にフォーカスされる可能性が低減し、より迅速・確実にフォーカスジャンプが行える。また、このような制御方法は記録再生装置の制御回路のごく一部を変更するだけでよいため、記録再生装置への影響も軽微である。以上のように、本発明によれば、フォーカスジャンプが容易かつ確実におこなえる多層光記録媒体およびフォーカスジャンプ方法を提供することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る多層光記録媒体(以下、光ディスクという。)を示す概略図である。同図(a)は多層光記録媒体の平面図を、同図(b)は同図(a)中、b−b線に沿った断面図である。光ディスク1は、基板5と、基板5の上に形成された複数のディスク状の記録層21,22,23,24と、それらを覆う保護層7とを有している。各記録層21,22,23,24の間には中間層6が形成されている。レーザー光8は、保護層7側から入射する。ここでは、記録層は4層構成としたが、2層、3層、あるいは5層以上の構成でもよく、基板5の反対面に別の記録層が形成されていてよい。各記録層21,22,23,24は、データが記録されるデータエリア4と、データエリア4に隣接して設けられた内周記録層識別エリア2と、同じくデータエリア4に隣接して設けられた外周記録層識別エリア3とを備えている。各記録層21,22,23,24は、反射膜または半透過反射膜と、保護膜(いずれも図示せず)とを備え、記録再生時にはこれらの層にレーザー光8が集光される。内周記録層識別エリア2および外周記録層識別エリア3は、各記録層21,22,23,24の同じ半径位置に、同じ幅で形成されている。すなわち、内周記録層識別エリア2および外周記録層識別エリア3は、各記録層21,22,23,24の積層方向で、互いに完全に重なり合った領域となっている。しかし、各内周記録層識別エリア2および各外周記録層識別エリア3は、完全に重なり合っている必要はなく、少なくとも一部が互いに重なり合っていればよい。
内周記録層識別エリア2および外周記録層識別エリア3のレーザー光8の入射面には、ミラー領域と溝領域とが交互に形成されている。すなわち、内周記録層識別エリア2および外周記録層識別エリア3の反射率は記録層一つおきに互いに異なっている。具体的には、記録層21,23の内周記録層識別エリア2は内周溝エリア9となっており、記録層22,24の内周記録層識別エリア2は内周ミラーエリア10となっている。また、記録層21,23の外周記録層識別エリア3は外周ミラーエリア12となっており、記録層22,24の外周記録層識別エリア3は外周溝エリア11となっている。ミラーエリアは凹凸形状がなく、実質的に平坦で、反射率が高い(第1の反射率)。溝エリアはピットや溝などの凹凸形状が形成され、溝などのパターンによる回折が生じやすく、反射率が低い(第2の反射率)。溝エリアはデータエリアで用いられるダミー溝でもよい。ここで反射率は、ピックアップから出たレーザー光8がそのまま反射されてピックアップに戻る光の強度を示す指標として用いられる。
このように、本実施形態においては、内周溝ミラーエリア10および外周ミラーエリア12は第1の反射率を持つ第1の領域と、内周溝エリア9および外周溝エリア11は第2の反射率を持つ第2の領域となっており、これらの領域が記録層の積層方向に交互に設けられている。ただし、ミラーエリアと溝エリアの割付は図1と逆であってもよい。また、第1の領域と第2の領域は反射率が互いに異なっていればよいので、溝の凹凸の大きさを異ならせるなど、他の形態であってもかまわない。さらに、重なりあう領域は記録層の全層に渡っている必要はなく、互いに隣接する一部の記録層の範囲だけで重なりあっていてもよい。
なお、以上の説明をより一般化して述べると、内周エリアまたは外周エリアにおいて、積層方向n番目の記録層Lnが凹凸形状のないミラーエリアである場合、記録層Lnに隣接する記録層Ln-1および記録層Ln+1では、凹凸形状が認識できる溝エリアとなっている。さらに、これらに隣接する記録層Ln-2、および記録層Ln+2では、ミラーエリアとなっており、溝エリアとミラーエリアが交互に配置されている。
図2は、記録層の平面配置を示す概念図である。記録層4は、同図(a)に示すように内周から外周に向かう渦巻状の記録再生トラック(順スパイラルトラック)と、これとは逆に、同図(b)に示すように、外周から内周に向かう渦巻状の記録再生トラック(逆スパイラルトラック)のいずれかを備えている。記録再生トラックは、記録層21,23では内周から外周に、記録層22,24では外周から内周に記録が行なわれるように形成される(図1(b)の矢印参照)。この場合、記録層21の記録再生は光ディスク1の外周部で終わり、記録層22の記録再生は外周部から始まる。連続するデータを記録層21,22に続けて記録すれば、ピックアップのトラック横断方向への移動が不要となり、記録層をまたがっての記録再生を速やかにおこなうことができる。順スパイラルトラックと逆スパイラルトラックの割付は逆でもよい。なお、順スパイラルトラックおよび逆スパイラルトラックは、スパイラルの回転方向は同一であるので、光ディスク1の回転方向が常に同一となることはいうまでもない。
各記録層21,22,23,24のデータエリア4は全ての記録層において、始端及び終端の半径位置が一致している。これによって、前述の通り、内周記録層識別エリア2および外周記録層識別エリア3を、各記録層で互いに完全に重ね合せることが可能となり、後述するフォーカスジャンプを確実におこなうことができる。また、各記録層21,22,23,24の記録再生時に、上記のスパイラルトラック構造と協調して、隣接する記録層への移動を迅速におこなうことができる。なお、記録再生トラックの構造によっては、記録層識別エリアを、データエリアの内周側または外周側だけに設けてもかまわない。
次に、図3,4を参照して、以上説明した多層光記録媒体におけるフォーカスジャンプ方法について説明する。図3は、フォーカスサーボ作動時のフォーカスエラー信号の変動パターンを示す模式図である。横軸はピックアップの対物レンズの焦点位置を示し、縦軸はフォーカスエラー信号の強度を示す。フォーカスエラー信号は制御方法(非点収差法、ナイフエッジ法等)によって作成方法が異なるが、いずれの方法によるとしても、レーザー光の反射光を検知して、正しくフォーカスされた状態からの反射光の焦点のずれを所定の信号に置き換えて作製される。また、フォーカス信号は焦点位置と反射面とのずれの向きによって正または負の値をとり、焦点位置が反射面に一致した状態で0になるのが一般的である。
図1に示す多層光記録媒体においては、データエリア4に含まれる反射膜または半透過反射膜の反射率は、各記録層でほぼ同等になるように最適化されている。そこで、データエリア4にフォーカスサーボをかけ、ある記録層から隣接する記録層にフォーカスジャンプを行おうとすると、ディテクターで検出されるフォーカスエラー信号は、図3(a)に示すようなS字カーブとなる(第1の変動パターン)。これは、記録層識別エリアにおいて、同じ反射率の層の間でフォーカスジャンプがおこなわれる場合も同様である。このように、フォーカスが反射率の同じエリアの間またはデータエリアの間で動く場合のフォーカスエラー信号は、正負の領域でほぼ対称形の形状となる。
一方、図1に示す多層光記録媒体において内周記録層識別エリア2または外周記録層識別エリア3でフォーカスサーボをかけ、ある記録層から隣接する記録層にフォーカスジャンプを行おうとすると、ディテクターで検出されるフォーカスエラー信号は、図3(b)に示すようなS字カーブとなる(第2の変動パターン)。ここで、内周記録層識別エリア2または外周記録層識別エリア3のいずれでフォーカスサーボをかけるかは、フォーカスジャンプをおこなう際に、ピックアップが内周位置と外周位置のいずれにあるかによって決まる。図3(b)に示すように、溝などのパターンがある溝エリアでは、ミラーエリアよりも振幅の小さなS字カーブが得られる。このように、フォーカスが反射率の異なるエリアの間で動く場合にフォーカスエラー信号が正負で非対称となるのは、溝などのパターンによる回折で、振幅の減衰が起こるためである。これらの変動パターンは、あらかじめ取得し、制御装置等に記憶しておくのが望ましい。
以下に説明するフォーカスジャンプ方法は、検出されるフォーカスエラー信号の変動パターンをこれらの第1,第2の変動パターンと比較することによって、正しい記録層へフォーカスジャンプしようとしているかを検出するものである。
まず、ピックアップのフォーカスを、内周記録層識別エリア2または外周記録層識別エリア3において、フォーカスジャンプの始点となる記録層からフォーカスジャンプの対象である隣接記録層に向けて動かす。これと同時に、ディテクターでフォーカスエラー信号を検出、取得する。次に、検出されたフォーカスエラー信号を、第1の変動パターンおよび第2の変動パターンと比較する。一例として、図1に示す光ディスクにおいて、記録層21を読んだ(書きこんだ)後に外周記録層識別エリア3において、記録層22を目指してフォーカスジャンプをおこなった場合を考える。記録層21の外周記録層識別エリア3は外周ミラーエリア12であり、記録層22の外周記録層識別エリア3は外周溝エリア11であるので、ディテクターで検出されるフォーカスエラー信号は図3(b)に示す第2の変動パターンとなるはずである。フォーカスエラー信号の変動パターンが実際に第2の変動パターンであると判定された場合には、フォーカスジャンプは記録層22を目指して正しく行なわれていると判断し、ピックアップをそのまま記録層22にフォーカスさせる。フォーカスエラー信号の変動パターンが第1の変動パターンであると判定された場合には、フォーカスが誤って記録層23に向かっている可能性が高い。この場合には、記録層22を目指して正しくフォーカスジャンプが行なわれようとしていないと判断される。したがって、フォーカスジャンプは中断され、改めて記録層22へのフォーカスジャンプをおこなうか、場合によっては記録再生動作を中断してアラームを発生させるなどの処置をとることになる。
このように、本実施形態の多層光記録媒体では、フォーカスエラー信号のS字カーブのパターンを用いて、隣接する記録層にジャンプしようとしているかを判定することができる。より正確には、フォーカスジャンプの始点となる記録層と、フォーカスジャンプがされようとしている記録層とが奇数層離れているか、偶数層離れているかの判定がおこなわれる。しかし、通常3層以上に渡って異常ジャンプすることはまれであるから、隣接層へのフォーカスジャンプを制御するにあたって、奇数層ジャンプしようとしているか、偶数層ジャンプしようとしているかを判別できれば、実際上は十分である。
なお、フォーカスをかけた後に、溝等の凹凸形状の有無を検知して、フォーカスジャンプがされた記録層が基板5から数えて偶数番目の層なのか奇数番目の層なのかを再確認することもできる。例えば、図1に示すような媒体を用いて記録層21を読んだ(書きこんだ)後に、外周記録層識別エリア3において、記録層22を目指してフォーカスジャンプをおこなった後に、記録層22の外周溝エリア11を検出することによって偶数番号の層であることが認識される。これによって、フォーカスジャンプの途中と、終了後に2回の確認がされ、フォーカスジャンプの信頼性が向上する。その後、ピックアップが内周側に移動し、フォーカスエラー信号の溝横断信号を検出し、トラッキングをかけ、記録層22の読み込み(書きこみ)が行なわれる。
次に、本光ディスクの製造方法を実施例に基づいて説明する。図4は、図1に示す多層光記録媒体の作成手順を示すステップ図である。まず、図2(a)に示すような、内周記録層識別エリア2に溝エリアを、外周記録層識別エリア3にミラーエリアを持つ順スパイラルのスタンパを用意した。同様に、図2(b)に示すような、内周記録層識別エリア2にミラーエリアを、外周記録層識別エリア3に溝エリアを持つ逆スパイラルのスタンパを用意した。
まず、ステップ1として、順スパイラルのスタンパ(図示せず)を用いて、基板5に所望の溝形状を転写させ、アルミニウム(Al)の反射膜を成膜して記録層21を形成した。基板にはポリカーボネートを使用した。次に、ステップ2として、ステップ1で作成した基板5上に中間層6となる紫外線硬化性樹脂を形成した。次に、ステップ3として、ステップ2で作成した基板5および紫外線硬化性樹脂に、ポリカーボネートで作成した逆スパイラルの透明スタンパ25を用いて転写をおこなった。次に、ステップ4として、透明スタンパ25側から紫外線26を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させた。次に、ステップ5として、透明スタンパ25を剥離して、形成されたパターン上に半透過反射膜を成膜し、記録層22を形成した。次に、ステップ6として、ステップ1〜5の工程を2回繰り返し、図1,2に示すような多層光記録媒体を得た。次に、ステップ7として、接着層を含んで厚さ0.1mmとなるシート状のポリカーボネートを記録層の上部に貼り付け、保護層7を形成した。
上述の多層光記録媒体の作成方法は一例であり、これに限定されない。例えば、基板5や透明スタンパ25は、ガラス基板にフォトポリマー法等で所望のパターンを形成して作製してもよく、PMMAなどの樹脂を用いてもよい。保護層7は、光硬化性樹脂等をスピンコートで塗布し、感光、硬化させて形成してもよい。
以上の工程で得られた多層光記録媒体に保護層7側から記録再生をおこなった。具体的には、信号を記録して、記録層を読んだ後に外周エリアにおいて、隣接する記録層を目指してフォーカスジャンプをおこなった。この結果、記録層の外周記録層識別エリアを検出しフォーカスをかけることができた。またフォーカスジャンプをおこなってフォーカスをかけた際に現れる溝横断信号から、トラッキングをかけることなく偶数層なのか奇数層なのかを判別することができた。さらに他の層からのフォーカスジャンプ時には、Ln層からLn±1層に移ったのか、Ln±2層に移ったのかが容易に判別できた。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る多層光記録媒体の概略斜視図である。本図では各記録層だけを図示し、基板や中間層、保護層は図示を省略している。光ディスク101の各記録層121,122,123,124は、内周記録層識別エリア102および外周記録層識別エリア103の各々において、ミラーエリアと、溝やピット等の形成された溝エリアとを併せ持っている。すなわち、各記録層121,122,123,124は、データが記録されるデータエリア104と、データエリア104に隣接して設けられた内周記録層識別エリア102および外周記録層識別エリア103とを備えている。記録層識別エリア102,103には、記録層毎に、第1の反射率を持つ第1の領域(ミラーエリア)および第2の反射率を持つ第2の領域(溝エリア)が設けられている。具体的には、記録層121,123の内周記録層識別エリア102は、図面右側の半周分が内周溝エリア109となっており、図面左側の半周分が内周ミラーエリア110となっている。記録層122,124の内周記録層識別エリア102は、これとは逆に、図面左側の半周分が内周溝エリア109となっており、図面右側の半周分が内周ミラーエリア110となっている。記録層121,123の外周記録層識別エリア103は、図面右側の半周分が外周溝エリア111となっており、図面左側の半周分が外周ミラーエリア112となっている。記録層122,124の外周記録層識別エリア103は、これとは逆に、図面左側の半周分が外周溝エリア111となっており、図面右側の半周分が外周ミラーエリア112となっている。このように、本実施形態においては、内周溝ミラーエリア110および外周ミラーエリア112が、第1の反射率を持つ第1の領域と、内周溝エリア109および外周溝エリア111が、第2の反射率を持つ第2の領域となっており、これらの領域が交互に設けられている。第1、第2の領域は各々、図面右側の半周分と左側の半周分に対応し、各々が記録層の半周に渡って、かつ、隣接する記録層同士の間で位相を互いに半周分ずらされて設けられている。ただし、完全に半周分ずらされている必要はなく、記録層の積層方向に沿って第1の領域の少なくとも一部が第2の領域の少なくとも一部と重なり合っている限度で、記録層の全周を分割して、かつ隣接する記録層同士の間で位相をずらされて設けられていればよい。
本実施形態の作用について図6を参照して説明する。図6は、フォーカスサーボ作動時のフォーカスエラー信号の変動パターンを示す模式図である。例えば、記録層121の外周記録層識別エリア103において、ピックアップが外周溝エリア111にいる時は、図6(a)に示すS字カーブが得られ、外周ミラーエリア112にいる時は、図6(b)に示すS字カーブが得られる。図6(a)の場合、フォーカスジャンプの対象記録層122には外周ミラーエリア112が形成されているので、同図に示すように負の極大値の絶対値が小さく、正の極大値の絶対値が大きくなるようなフォーカスエラー信号の変動パターンが得られる。また、図6(b)の場合、逆に負の極大値の絶対値が大きく、正の極大値の絶対値が小さくなるようなフォーカスエラー信号の変動パターンが得られる。このような変動パターンが実際に得られるかを監視することで、隣接記録層に正しく確実にフォーカスジャンプしようとしているかを判定することができる。また、本実施形態においても、ある層から他の層へフォーカスジャンプをおこなう際に、その層が基板から数えて偶数番目の層か奇数番目の層かを認識できるというメリットもある。
本実施形態の光ディスクは、第1の実施形態で説明したのと同様な方法で製作することができる。ただし、スタンパは、順スパイラルおよび逆スパイラルとも、内周記録層識別エリア102および外周記録層識別エリア103において、内周ミラーエリア110と内周溝エリア109(外周ミラーエリア112と外周溝エリア111)とが半分ずつ形成されたスタンパを用いる。実施例では、記録層121および記録層123を順スパイラル、記録層122および記録層124を逆スパイラルとした。各記録層の内周および外周エリア102,103において、ミラーエリアと溝エリアとが交互に配置されるように位置合わせをした。ミラーエリアと溝エリアの境界は各記録層で同一直径線上に設け、内周記録層識別エリア102と外周記録層識別エリア103においても同様とした。その他の条件は第1の実施形態と同じとした。
以上の工程で得られた多層光記録媒体に保護層側から信号を記録して、記録層121を読んだ後に外周記録層識別エリア103において、記録層122を目指してフォーカスジャンプをおこなった。ディスクが半周回転するごとに、図6(a)および図6(b)に示すようなS字カーブが得られた。回転同期を記録層121の外周ミラーエリア112から外周溝エリア111に変わる瞬間に取り、図6(a)に示す状態(半周)において、記録層122のミラーエリアを検出しフォーカスをかけることができた。また、トラッキングをかけることなく偶数番目の層なのか奇数番目の層なのかが判別できた。さらに他の層からのフォーカスジャンプ時には、Ln層からLn±1層に移ったのか、Ln±2層に移ったのかが容易に判別できた。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態に係る多層光記録媒体の概略斜視図である。本図では各記録層だけを図示し、基板や中間層、保護層は図示を省略している。光ディスク201は、4層の記録層221,222,223,224を持ち、内周記録層識別エリア202および外周記録層識別エリア203の各々を4分割し、各記録層において、そのうちの1/4の領域にミラーエリアを、残りの3/4の領域に溝やピット等の形成された溝エリアを併せ持っている。もちろん、3/4の領域をミラーエリア、1/4の領域を溝エリアとしてもよい。各記録層のミラーエリアは、互いに重ならないように、回転方向に沿って順番に配置されている。すなわち、互いに90°順番にずらされて配置されている。ただし、配置の順番に制約はなく各層が個別に認識されればよい。各記録層のミラーエリアは、内周記録層識別エリア202と外周記録層識別エリア203とで同じ方向(角度)に設けられているが、異なっていてもよい。
分割数は4に限定されない。すなわち、分割数はより一般的にはm個(mは3以上の整数)とすることができる。mは任意であるが、記録層の層数と一致させることが好ましい。そして、記録層識別エリアには、記録層毎に、第1の反射率を持つ第1の領域(ミラーエリア)と第2の反射率を持つ第2の領域(溝エリア)とが設けられている。各領域は、一方が記録層の全周の1/mの連続した範囲に、他方が残りの範囲に設けられ、かつ、第1、第2の領域は、隣接する記録層同士の間で位相を全周の1/mだけ順次異ならせて形成されている。
本実施形態の作用について図8を参照して説明する。図8は、フォーカスサーボ作動時のフォーカスエラー信号の変動パターンを示す模式図である。ピックアップによって検知されるミラーエリアは、図8(b)に示すように、回転に従って、記録層221,222,223,224の順に並んでいる。ディスクが一周する時間をTとし、例えば記録層221の外周記録層識別エリア203において、外周溝エリア211から外周ミラーエリア212にかかる瞬間に回転同期を合わせると、T/4〜T/2の間には図8(a)に示すように、記録層222の振幅だけが大きいS字カーブが得られ、記録層のミラー部を容易に検出しフォーカスをかけることができる。これはまた、フォーカスジャンプしようとしている層が記録層222であることまで検出できることを意味している。したがって、回転同期からのタイミングをずらせば、偶数番目の層なのか奇数番目の層なのかだけでなく、何層目の層にジャンプしようとしているかまで認識でき、フォーカスジャンプが確実に達成される。
本実施形態の光ディスクは、第1の実施形態で説明したのと同様な方法で製作することができる。ただし、スタンパは、順スパイラルおよび逆スパイラルとも、内周記録層識別エリア202および外周記録層識別エリア203において、内周ミラーエリア210と内周溝エリア209(外周ミラーエリア212と外周溝エリア211)が1:3の比率で形成されたスタンパを用いる。実施例では、記録層221および記録層223を順スパイラル、記録層222および記録層224を逆スパイラルとした。各層によって、ミラー部が重ならないように、すなわちミラーエリアが各層で90°ずつ回転した位置になるように位置合わせをおこなった。各記録層の内周および外周エリア202,203において、内周ミラーエリア210の位置が12時方向とすると、外周ミラーエリア212の位置も12時方向とし、ミラー部の周方向の位置は内周記録層識別エリア202と外周記録層識別エリア203とで同じとした。その他の条件は第1の実施形態と同じとした。
以上の工程で得られた多層光記録媒体に保護層側から信号を記録して、記録層221を読んだ後に外周記録層識別エリア203において、記録層222を目指してフォーカスジャンプをおこなった。記録層221の外周ミラーエリア212にかかる瞬間に回転同期を合わせると、T/4〜T/2の間には図8(a)に示すようなS字カーブが得られ、記録層のミラー部を検出しフォーカスをかけることができた。さらに他の層からのフォーカスジャンプ時には、移るべき層が容易に判別できた。
以上説明したように、本発明の多層光記録媒体は、ディスクの内周部および外周部のデータエリア外に、光反射率の異なるエリア(一例としてミラーエリアと溝エリア)を設け、これを識別することでフォーカスジャンプをおこなう。このため、層間の移行が高速かつ容易となり、確実なアクセスも可能となる。また、ダブルスパイラル方式を用いる場合には、トラッキングの極性切換えのエラーのおそれも軽減される。
なお、記録層の記録方向は内側から外側でも、これと逆でもよい。記録トラックは、渦巻状でも同心円状でもよい。また、記録するデータの種類やフォーマットは問わず、読み取り専用、1回書込み型、書き換え可能型のいずれでもよい。
本発明の第1の実施形態に係る多層光記録媒体を示す概略図である。 図1に示す多層光記録媒体の記録層の平面配置を示す概念図である。 フォーカスサーボ作動時のフォーカスエラー信号の変動パターンを示す模式図である。 図1に示す多層光記録媒体の作成手順を示すステップ図である。 本発明の第2の実施形態に係る多層光記録媒体の概略斜視図である。 フォーカスサーボ作動時のフォーカスエラー信号の変動パターンを示す模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る多層光記録媒体の概略斜視図である。 フォーカスサーボ作動時のフォーカスエラー信号の変動パターンを示す模式図である。
符号の説明
1,101,201 光ディスク
2,102,202 内周記録層識別エリア
3,103,203 外周記録層識別エリア
4,104,204 データエリア
9,109,209 内周溝エリア
10,110,210 内周ミラーエリア
11,111,211 外周溝エリア
12,112,212 外周ミラーエリア
21,22,23,24,121,122,123,124,221,222,223,224 記録層

Claims (8)

  1. 複数の記録層を有する多層光記録媒体であって、
    前記各記録層は、
    データが記録されるデータエリアと、
    前記データエリアに隣接して設けられた記録層識別エリアとを備え、
    一部の前記記録層の前記記録層識別エリアには第1の反射率を持つ第1の領域が、他の前記記録層の前記記録層識別エリアには第2の反射率を持つ第2の領域が設けられ、該第1の領域の少なくとも一部および該第2の領域の少なくとも一部は、前記記録層の積層方向に沿って、隣接しあう前記記録層の間で互いに重なり合うように形成されている、多層光記録媒体。
  2. 前記記録層識別エリアは、前記データエリアの内周側、外周側、またはそれらの両者に設けられている、請求項1に記載の多層光記録媒体。
  3. 前記記録層識別エリアには、前記記録層毎に、前記第1の領域または前記第2の領域の一方だけが交互に設けられている、請求項1または2に記載の多層光記録媒体。
  4. 前記記録層識別エリアには、前記記録層毎に、前記第1の領域および前記第2の領域が、該記録層の全周を分割して、かつ隣接する前記記録層同士の間で位相をずらされて設けられている、請求項1または2に記載の多層光記録媒体。
  5. 前記第1、第2の領域は、各々が前記記録層の半周に渡って、かつ、隣接する前記記録層同士の間で位相を互いに半周分ずらされて設けられている、請求項4に記載の多層光記録媒体。
  6. m層(mは3以上の整数)の前記記録層を有し、
    前記記録層識別エリアには、前記記録層毎に、前記第1の領域および前記第2の領域が、一方が該記録層の全周の1/mの連続した範囲に、他方が残りの範囲に設けられ、かつ、該第1、第2の領域は、隣接する前記記録層同士の間で位相を全周の1/mだけ順次異ならせて形成されている、請求項4に記載の多層光記録媒体。
  7. 前記第1、第2の領域は、一方がミラー領域であり、他方が溝領域である、請求項1から6のいずれか1項に記載の多層光記録媒体。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の多層光記録媒体におけるフォーカスジャンプ方法であって、
    ピックアップのフォーカスを、前記第1、第2の領域の互いに重なりあう部位において、前記複数の記録層のいずれかからフォーカスジャンプの対象である隣接記録層に向けて動かしながら、フォーカスエラー信号の変動パターンを取得するステップと、
    取得した前記フォーカスエラー信号の変動パターンを、予め取得した、フォーカスが前記反射率の同じ領域の間または前記データエリアの間で動く場合の第1の変動パターン、および前記反射率の異なる領域の間で動く場合の第2の変動パターンと比較するステップと、
    前記フォーカスエラー信号の変動パターンが前記第2の変動パターンであると判定された場合に、前記ピックアップを前記隣接記録層にフォーカスさせるステップと、
    を有するフォーカスジャンプ方法。
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